その他

「北岡道場」では・・・夏休みとか、冬休みとか、長期の休みの時に、子供たちに作文を書いてきてもらうことがある

テーマは・・・「柔道」「道場」を絡めた、自分の想いなど・・・

 

文章力の向上っちゅう意味もあるけど・・・

実際には・・・作文の中に、彼らの本音や考えてることが、見え隠れするっちゅう部分の方が大きいかも知れへんな?

 

 

この前の夏休みにも・・・

道場生全員に、作文を書いてきてもらった

 

 

書いてきてくれた内容の中には・・・

「高校になったら、柔道は続けないかも知れない」っていう内容なんかもあって・・・

俺自身・・・「柔道」(っていうより・・・仲間、ファミリーの大切さ)の楽しさを、ちゃんと伝えきれてやってないんかな?っていう反省をしてみたり・・・

 

また・・・

「仲間」「ファミリー」「感謝」「柔道ができることは、当たり前じゃない」etc・・・

俺が・・・普段から、彼らに伝えてることを、大切に想ってくれてる内容もあったり・・・

 

ほんで・・・

俺が・・・毎年年末に、子供たちに書かせてもらってる、「言葉」や「禅語」を、大切に心にしまってくれてる子もおったり・・・

 

ホンマに、「適当」なことは言われへんな?

ホンマに、「適当」なこと伝えられへんな?

ほんで、また、俺自身も・・・

「責任を持った行動」をせなアカンな?

「責任を持った言葉」を吐き出さなアカンな?

・・・・・って、あらためて、そない感じさせられた

 

 

 

 

 

話が・・・全然、変わってしまうけど・・・

ちょっと前の練習の時・・・

「返事」を、モゴモゴ言うてる子たち数名に・・・雷を落とした

 

 

俺は・・・以前から、この場で何べんも言うてるんやけど・・・

「柔道」のことに関して、子供たちを叱ったことは、いっぺんもない

 

もちろん・・・「引き手の位置」「釣り手の位置」「足の置き場所」「引き手を離すな」っちゅうようなことは・・・

「お前ら・・・何べん言うたら、分かるんじゃい!?」って・・・冗談も交えながらやけど、ガツンと言うことはあるよ

 

せやけど・・・

試合であろうが・・・練習であろうが・・・

「なんで・・・練習したことが、できへんねん!?」

「なんで・・・あの場面で、あの技を出せへんねん!?」

「なんで・・・そこで、後ろの技ができんねん!?」

・・・って・・・柔道の内容で叱ることは、一切せえへん

 

もちろん・・・

「こないした方が、ええで!」とか・・・

「あの場面では、後ろが利くねん!」とか・・・

そういった、アドバスはするけど・・・叱るっちゅうことは、まず、あれへん

 

 

そないして考えたら・・・

俺自身・・・柔道の道場として、「北岡道場」を運営してるけど・・・

子供たちに、「柔道」っちゅもんを、教えてやってへんのかも知れへんなぁ?(笑)

 

 

まぁ、正直・・・「柔道」を突き詰めてやるのは・・・高校や大学になってからで、ええんとちゃうかな?って、思ってるのも事実やし・・・

せやから、今は・・・

「「柔道」を通じて、大切な何かを学んでほしい」っていう・・・

そっちのウェイトの方が、圧倒的にデカいかな?

 

 

 

最近は・・・(このHPがあるから)体験をしに来てくれる、ほとんどの方が、このHP(ブログ)を見てから来てくれる

 

せやから、以前みたいに・・・

「ウチ(北岡道場(俺))は・・・「柔道」を教えるつもりはないで」とか・・・

「「柔道」の結果を求めるんやったら、ウチ(北岡道場)には来るべきではないと思うで」とか・・

「「柔道」は二の次、三の次・・・「じゃあ、一番は何?」って聞かれると・・・「これです」っていう答えはあれへんけど、「柔道」を通じて、学ばなアカンことが仰山あると、俺は思うよ」とか・・・

そんな会話を・・・体験に来られた方と話すことは、限りなく少なくなった

 

 

HPを見てもらって(要するに、このブログを見てもらって)・・・「俺の考え」とか「道場の方針」を、ある程度、分かった上で体験に来てくれてるんやろうから・・・

その場で、俺自身が取り繕うように、ヤイヤイ言うよりも・・・

道場内の・・・空気感、雰囲気、子供たちの顔、子供たちの行動、父兄の雰囲気、父兄のアバウトさ(笑)などを見てもらえたら・・・

それで、十二分に分かってもらえるやろうと思うし・・・ブログに書いてる内容が、ウソか?ホンマか?の「答え合わせ」かって、その場でしてもらえるやろうしな?

「百聞は一見にしかず」っちゅうやつやな?

 

 

 

 

 

話を元に戻すけど・・・

柔道の内容に関しては、一切叱れへんのとは裏腹に・・・

「挨拶」「返事」なんかを、ちゃんとせえへん場合は・・・メチャメチャ、うるさく言う

 

また・・・

「靴のかかとを踏んでる」「親に暴言を吐く」「柔道衣を適当にあしらう」などに関しても・・・結構な勢いで叱るし・・・

「米粒を残すな」「人が話してる時に、前を通るな」「嘘はつくな」「約束は破るな」「ファミリー(仲間)を大切にせえ」etc・・・

そないなことも・・・徹底して、子供たちに伝えてる

 

 

ほんで、また・・・

一生懸命やらなアカン時に、適当にやってる者に関しては・・・如何なる場合においても、絶対に許されへん

 

正直・・・俺にとったら・・・

今現在の彼らの「勝敗」なんていうもんは・・・ある意味どうでもええ

 

せやけど・・・

試合であれ・・・練習であれ・・・

真剣に立ち向かっていかへんかったり・・・途中で諦めたり・・・最初から尻込みしたりしとったり・・・「適当」にやっとったりしたら・・・かなりデカい、雷を落とす

 

「お前・・・今日、この場に、どないして来たんじゃ!?  お父ちゃん、お母ちゃんが、送ってきてくれたんとちゃうんか!?」

「お前・・・その柔道衣、お前が汗水たらして働いて買ったんか!? お父ちゃん、お母ちゃんが、仕事をして買ってくれたんとちゃうんか?」

「お前の背中を押してくれる人達を、裏切るような行動をすることは、絶対に許さへんぞ!」

・・・っていう感じで・・・目ン玉に力込めて、思いっきり叱り飛ばすねん

(それでも・・・2回目までは、黙認してるんやけどな(^^)  3回目は、「ない」っちゅうこと(笑))

 

 

そない、ガツンと言いながらも・・・子供たちに、分かりやすく理解してもらうために、違う角度から諭すようにこない言う

「もし、お前が・・・お父さんの仕事をしてる姿を見に行った時に・・・お父さんが、ダラダラ仕事しとったら、どない思うねん?」

「もし、お前の・・・お母さんが、家で何もせんとダラダラして・・・家の中が散らかしっぱなしになっとたら、どない思うねん?」

 

そない聞いたら・・・

みんながみんな・・・「嫌です」「格好悪いと思う」「ダメだと思う」って、ヌカシよる

 

「それやったら・・・お前らは、お前らで、己のやるべきことを一生懸命取り組まんかえっ!!

今は、「柔道」をやる時や!

「柔道」をする時は、一生懸命「柔道」せえ!

勉強する時は、一生懸命、勉強せえ!

飯食う時は、一生懸命、飯食え!

ゲームする時は、一生懸命、ゲームせえ!

要するに・・・

今、与えられた環境の中で、与えられたことを、精一杯やる!

それが・・・ケジメや!」

俺は・・・彼らに、そない伝える

 

 

要するに・・・

お父さん、お母さん、兄弟たち・・・みんな、それぞれがそれぞれの場所で頑張ってるんやから・・・

お前ら自身も・・・「与えられた環境の中で、最大限の努力をせんかえ!?」ってこと

 

俺は・・・

それこそが・・・『家族を大切に想う行動』やと・・・本気で考えてるから

 

 

 

いずれにしても・・・

「時」と「場所」、また「人」を見て行動してるようじゃ・・・まだまだアカンと、俺は思う

誰に対してでも・・・大きな声で「挨拶」や「返事」ができてこそ・・・ナンボやと、俺は思う

どこであってでも・・・一生懸命になれる子であってこそ・・・本物やと、俺は思う

 

メッキは、いずれ剥がれてしまう

メッキが、剥がれた時に「損」をしてしまうのは・・・結局、その子たち自身なんやから・・・

 

それやったら・・・

メッキじゃなく、芯から光り輝くように・・・

普段から・・・大きな声で「挨拶」や「返事」をするように心掛けたり・・・

普段から・・・一生懸命、物事に取り組める人であれるようなスタンスでおったり・・・

そないした方が、絶対にええんとちゃうんかな?って、俺は思う

 

 

せやから・・・

「柔道」は・・・二の次、三の次

「柔道」を通じて・・・大切な何かを学んでほしい

 

ほんで・・・

その学んだことを・・・自分の将来に、十二分に役立ててもらいたい

心から・・・そない、思っとんねん

 

 

 

子供たち自身は・・・きっと、今は分からへんことやと思う

 

そういった物事が、芯からできへん者は・・・

柔道なんか、ナンボ練習したって強くなりよれへん!っちゅうことや・・・

仕事や人間関係かって、表面上だけ頑張ったって、決して結果にはつながれへん!っちゅうことを・・・

 

当たり前やよな・・・彼らは、子供なんやから・・・

 

 

せやけど・・・

これから、大人になるにつれて・・・いずれ、「気付く」時がくるはずや

そう・・・いずれ、点と点が線で結ばれ始める時が、きっと訪れる

 

ただ・・・

その時が来るまでに、うるさいくらいに伝えてやれてなかったら・・・もしかしたら、「気付く」ことができへんかも知れへん

 

せやから・・・

今は、分からんかったとしても・・・徹底して、子供たちに伝え続けてやろうと思ってる

 

 

まだまだ、発展途上の俺が言うのは・・・ホンマに烏滸がましい限りやけど・・・

せやけど・・・

この歳になったら・・・見えんでもええようなことまで、見えてきてしまいよる

これが・・・「亀の甲より、年の功」っちゅうやつなんかな?

 

まぁ、いずれにしても・・・

「老婆心」全開で・・・「『昭和』の匂い」を、子供たちの体中に塗りたくったろやないかっ!(笑)

 

 

 

 

「それが、どないしたねん!?」

・・・・・っちゅう内容やったけど・・・

「北岡道場」(俺)の教育方針を、この場を借りて謳ってみた

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

8月29日(土)・・・柴田高校の選手たちが、遊びに来てくれた

 

柴田高校っていうたら・・・今年の宮城県高校柔道の団体優勝チーム

そんなチームの団体メンバーたちが・・・ウチみたいな、「ええ加減」な道場に遊びに来てくれた

 

恭佑と海士(共に高校3年生)が、柴田高校に在籍してたからこそ、柴田高校のメンバーが来てくれたっちゅうのは、大きな要因なんやけど・・・

それでも・・・

高校柔道界の県の優勝チームのメンバーが、全員そろって、こんな小さな町道場にきてくれるなんて・・・ホンマに、ありがたいことやよな?

 

柴田高校の皆さん!

子供たち(道場生)に・・・素晴らしい経験をさせていただいたこと・・・

この場を借りて、御礼申し上げます

ありがとうございました!

 

 

また・・・それに加えて・・・

柴田高校生数名(2年生等)・・・もちろん、清春、恭太、健之介(柴田高校の2年生連中)、SO(柴田高校1年)

ほんで・・・ウチのOBたち(凜杜(宮城農業高校3年:100㎏級準優勝)、元ちゃん(仙台三高)、ヤマト&タケル)も・・・揃って、顔を出してくれた

 

 

 

さてさて・・・練習内容は?っていうと・・・

もちろん・・・普段から、ビシバシにやるような道場じゃあれへんし・・・限りなく、「遊び」が優先なもんやから・・・

団体戦優勝チームに、凜杜先輩を加えた・・・計6名

普通じゃ考えられへんような、素晴らしいメンバーと・・・子供たち、試合をさせてもらった

 

2回、試合をしてもらってんけど(笑)・・・

ウチのメンバー・・・

1回目・・・チビココ(年少)、子豆(年中)、子猿(小1)、さく(小1)、あさひ(小1)、そうた(小2)の・・・ミニギャングチーム

2回目・・・リオン、びび、アホのキャプテン、オネエ、子地蔵、子豚(すべて6年生)の・・・ベストメンバー???チーム(苦笑)

・・・・・って、感じやった

 

もちろん・・・

2回とも・・・ウチのチームの完勝で、「宮城県高校柔道チャンピオンチーム」の称号は、きっちりいただいといたけどな!(^^)!(笑)

 

 

ほんで・・・

高校生の皆さんに・・・

打ち込みを、受けてもらって・・・

自由稽古を、何本も何本もやってもらって・・・

ホンマに・・・楽しい時間やったわ

 

 

柴田高校の選手たちは・・・数年前から、毎年のように、ウチの道場に遊びに来てくれるねんけど・・・

毎年毎年・・・来てくれた連中は、ウチ(北岡道場)の「ええ加減さ」を、身を以て感じてるんやろなぁ?

今回も・・・「聞きしに勝る「ええ加減さ」」っちゅうことが、大いに伝わったんとちゃうやろか?(^_^;)

 

 

俺は・・・ずっと前から、子供たちに、こない伝え続けてる

 

柔道は、「仲間」作りや!

道場の中でも然り・・・試合に行っても然り・・・合同練習に行っても然り

 

もちろん、試合をする相手は・・・「敵」ではない

試合をする以上・・・勝負事やから、一生懸命闘わなアカンけど・・・

でも・・・「敵」ではない

お互いが切磋琢磨できる、「ライバル」的存在や!

 

ほんで・・・

その「ライバル」的存在やった者同士が・・・やがて、高校に行ったら、「仲間」になるんや!

 

もちろん・・・

高校に行って、「仲間」になって・・・よその高校と試合をする場合であっても然り

その対戦相手たちも・・・決して、「敵」ではない

その場面では・・・お互い、必死になって闘わなアカンのは、もちろんやけど・・・

その必死になって闘った「ライバル」が・・・いずれ社会に出た時に、「仲間」になることもある

 

どんな場面で・・・いつ、どこで、誰と再会するかも分かれへんのが人生っちゅうもんなんやから・・・

せやから・・・

柔道を通じて、「仲間」を作ってほしい!

 

・・・・・・・・って

 

 

彼らは・・・今、正に、その状態なんやと思う

 

 

ウチ(北岡道場)みたいな、「ええ加減」な道場で・・・楽しみながら、柔道をやってきた者はじめ・・・

宮城県内の各道場に所属しとった、いろんな連中が・・・柴田高校っていうコミュニティーの中で出会って、「仲間」になって・・・

その「仲間」たちと、3年間切磋琢磨して・・・「仲間」一丸となって、宮城県大会を制した

 

ホンマに、素晴らしいことやと思うし・・・何よりも、彼ら自身が・・・「仲間」の大切さっちゅうもんを、身を以て感じてるはずやと思うねんよなぁ

現に・・・ひとりひとり、みんなの前でコメントをもらった時に・・・

「仲間」っていうフレーズが、大半の子たちから発せられてたから

 

 

 

 

帰り際・・・

ある選手が・・・俺に言うてくれた

「メチャメチャ、楽しかったです!」って・・・

 

その選手が・・・

小中学校時代・・・どのような柔道人生を歩んできたんか?・・・俺には分からん

 

せやけど、もしかしたら・・・

「柔道」=「楽しい」

・・・では、なかったんかなぁ???

彼の言葉の端々から・・・俺は、そんな風に感じ取れた

 

決して、それを否定するつもりもないし・・・蔑むつもりも、もちろんない

もしかしたら・・・

「柔道」は、武道であるが故・・・本来は、「楽しい」なんてことではなく・・・「勝負」の世界に、どっぷりと身を置かせてやることの方が正しいんかも知れへん

 

それでも、俺は・・・

「柔道」=「楽しい」

・・・・・を、子供たちに伝えてやることを選択して、「北岡道場」を立ち上げたし・・・今でも、その想いは、まったく変わってへん

 

それが、正しいんか?間違ってるんか?

もちろん・・・それらに「正解」なんちゅうもんはあれへん

 

 

ただ・・・いずれにしても・・・

たった一度しかあれへん・・・二度と戻ることのできへん・・・「その時間」に、己自身が身を置いてたことは、紛れもない事実なんやから・・・

「「その時間」を・・・これから先の己の人生、素晴らしい「必然」に結び付けれるように、前を向いて一生懸命歩いていくことが、何よりも大切なんやで!?」って・・・

余計なお世話やったけど・・・彼に、そないだけ伝えさせてもらった

 

 

 

いずれにしても・・・

子供(道場生)たちに・・・素晴らしい時間を与えてくれた、柴田高校の選手諸君

ほんで・・・

凜杜はじめ、ウチのOBの連中たち

 

そして・・・

後になってしまいましたが・・・

貴重な練習時間を、このような時間に変えてくださいました、柴田高校柔道部 狩野監督

心より、お礼申し上げます

ありがとうございました!

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

余談やけど・・・

「恭佑」と「海士」と「凜杜」

『追い出し会』 ~おかしな三人組~

 

彼らと・・・短い時間やったけど、組んで乱取りをした

 

当たり前のことやけど・・・

俺自身・・・あいつら3人に、敵うはずもなく・・・3人ともに、ケチョンケチョンに投げられまくったねんけど・・・

その投げられたこと(当たり前に、俺よりも強くなって・・・こんなに、素晴らしい青年に成長してくれたこと)が・・・

俺・・・嬉しくて嬉しくて、涙があふれ出てきたわ

 

今、道場に在籍してる子たち(上は、承吉、チン太郎、ヤッさん~下は、子豆、チビココまで)に・・・

いずれ、ケチョンケチョンに投げられる時を夢見て・・・

また・・・あいつらと、精いっぱい「遊ぼう」と思う

 

 

 

恭佑!

海士!

凜杜!

 

お前ら3人共・・・

ちっちゃい時は、「屁」みたいやったけど・・・

今・・・心の底から、あなたたちを誇りに思います

ありがとう!

今回は・・・個人的なことを書かせていただこうと思う

 

先般・・・大学を卒業した、長男(REN)が・・・仙台に戻ってきた

戻ってきたっていうのは・・・・・語弊があるな?

就職が決まって・・・たまたま、勤務地が仙台やったちゅうだけのことやねんけど・・・

 

 

7年前・・・

中学校卒業と同時に・・・

和歌山北高校に進学するために、「北岡」の家を出ていってしもうた

 

高校卒業後は・・・

大阪産業大学に進学して、東大阪で暮らしとった

 

柔道を続けるつもりで、大学に進学して・・・3年間は、一生懸命、柔道に没頭しとったみたいやけど・・・

大学3年生の冬・・・素晴らしい『縁』があって・・・結婚

その後・・・奥さんのお腹に、新しい「命」が宿って・・・

昨年9月・・・無事、長女が生まれた(俺にとっては、初孫やな)

 

 

せやけど・・・

その幸せを手に入れたことで・・・

「柔道」を続けることは、限りなく困難になってしもうた

 

「働かざる者食うべからず」

 

生活費はもちろんのこと、出産費用、ほんで、生まれてきた後の子供にかかる費用も、結構必要やからな?

 

 

大学1~2年生の間に、ほとんどの単位を取得しとったみたいで・・・

時間は十分にあったんやろな?・・・そういったことも、結婚を決めた己の計算のうちに入っとったんやろう?

残念ながら・・・「柔道」をする時間はなくなってしもうたけど・・・

その分、時間の許す限り・・・

早朝も深夜も関係なく・・・働けるだけ働いて、お金を稼いどったみたいやった

 

ちなみに・・・

彼の名誉のために記しておくけど・・・彼らが結婚をしてからは、俺ら夫婦は、彼らの手助けは一切させてもらってへん

さすがに・・・大学4年時生(最後の1年間)の学費だけは、親の役目やと思ってたから、それだけは払わせてもらったけど・・・

家賃はじめ、生活費、病院代、出産費用等含め・・・親(俺ら夫婦)からの援助は、すべて止めさせてもらった

 

 

俺は・・・己自身で、そうしたことによって・・・

彼の苦しい状況を知っとったけど・・・一切、手助けはせえへんかった

 

それどころか・・・そんな状況の彼に対して・・・

「周りの人間(柔道を続けてる同級生や他の選手等)は、日本一になろうと思って、日々精進してるんやぞ!?

お前自身は・・・状況が状況だけに、そこ(柔道界)から離脱したのはしゃあないとしてでも・・・「金を稼ぐ」っていうことだけやったら、誰にでもできるんとちゃうか?

そんな状況の中(昼夜問わず働いてる状況の中)でもあったとしても・・・おまえ自身が、上を目指そうと思ってるんやったら、やるべきことがあるんとちゃうんか?

人と同じことを、やっとるだけやったら・・・どんだけ頑張っても、人より頭一個分リードするのが関の山やぞ!?

RENよ・・・お前、「辛抱と努力」・・・忘れてへんか?」

・・・そない、彼を煽った

 

 

己自身が、その人生(みち)を選択して・・・己自身が、その状況を作ったんやから・・・

己自身で、己のケツを拭かん限り・・・ほんで、己自身で、己のケツを叩かん限り・・・

次のステージには上がることは、絶対にできへん

俺は・・・そない思ってる

 

俺自身が・・・似たような境遇で、一切の援助を断ち切られたっていう、親父からの「無言の教え」を受けたように・・・

俺も・・・彼のことを、彼の親父として、同じように突っぱねた

 

 

きっと・・・若い彼にとっては、「反発心」もあったことやと思う

俺自身も・・・若い頃、この上ない「反発心」を抱いてたから・・・彼の想いは、手に取るように分かった

 

せやけど・・・それ以上に・・・

「その「反発心」を、『反骨心』に変えてくれるやろう?」っていう・・・『信頼』があった

 

 

金銭面に関しては・・・

昼夜関係なく、必死になって働いた(当然、ほとんど休みなんかなく)ことが・・・会社に認められたんか?

大学4年生の半ばくらいには・・・

日中のみの仕事だけで・・・生活ができるくらいの給料体制の契約をしてもらえたみたいやった

 

後に、聞いた話やねんけど・・・

その契約交渉で・・・大学生にもかかわらず、50万円以上の給料をいただいてたちゅうねんから・・・それには、正直、恐れ入った

 

 

 

 

中学を卒業して、彼が家から出ていく時・・・

「もう、二度と仙台には帰ってけえへんやろうな?」っていう・・・この上ない寂しさと、片腕をもぎ取られるような刹那さを、奥歯で噛みしめながら・・・

「これでもかっ!」っていうくらい・・・俺、メチャメチャ泣いた

 

それでも・・・

心を鬼にして・・・「お前には、もう帰ってくる場所はあれへんねんぞ!」って、徹底して彼を突き放した

 

 

そんな彼が・・・

7年経った今・・・

良き伴侶を得て・・・ええ「お父ちゃん」になって・・・生まれ故郷である、仙台の地に戻ってきよった

 

さっきも記したけど・・・

決して、俺らの元(北岡の家)に、戻ってきた訳ではあれへんねんけど・・・

それでも・・・明美さんと・・・

「こんなこともあるんやなぁ~?」って・・・二人で目を細めた

 

 

 

 

彼が・・・中学校3年生の冬

高校受験を間近に控えた時期(1月やったかな?)の実力テストの点数は・・・『96点』やった

1教科やないで!?・・・5教科の合計点数がやで!?

 

進学しようとしてた高校(和歌山北高校)の監督から・・・

「受験当日のテストで・・・何の教科であれ、0点だけは取らさんように!」って、釘を刺された

 

 

普通やったら、「0点」なんか、取る方が難しい点数やけど・・・

俺ら夫婦は、本気になって心配したよ(^^;)

 

 

親として・・・

学力が伴えへんかったこと(勉強をする環境を与えへんかったこと)に対して・・・言い訳をするつもりはない

それどころか・・・もうちょっと、自身で勉強をするような環境作りをしてやった方が良かったんかも知れへんな?って、「反省」すらしてる

 

せやけど・・・

「反省」はしてるけど・・・「後悔」はしてへん

 

何故なら・・・

彼にとっての、あの時期は・・・「机の上で学ぶこと以上に、学ばなアカンことがある!」って・・・俺は、本気で思っとったから・・・

もちろん、今でも・・・信念を持って、そない思ってる

 

せやから・・・

SOに対しても・・・同じように、世間を泳がせてきたつもりでおるし・・・

YAMATOに対しても・・・これから、同じように黙って見守っていこうと考えてる

 

 

中学時代・・・あないして、目には見えへん境界線(一歩外に出たら、アウトロー)の中で・・・自由気ままに、いろんな経験をさせてやったことで・・・

いろんな物事に対する「許容範囲」っちゅうもんを、他者よりも早くに学んでもらえたんとちゃうんかな?って・・・俺は、個人的にそない感じてる

 

俺ら親側からしても・・・

彼自身が、その「許容範囲」が分かってへんかったら・・・

15歳の少年の背中に、「自己責任」を背負わせて・・・1000㎞も離れた場所に、送り出すことなんかできへんかったからな?

 

 

 

世の中には・・・

「机上の空論」だけでは、答えを導き出されへんこと、答えに行きつけへんことが、山ほどある

 

だから・・・と言うて・・・

「勉強なんかせんでもええ!」なんてことを言うつもりは、まったくない

 

 

そうかと言うて・・・

彼自身・・・今から、96点やった中学時代に戻って、その点数を450点にすることは、どんだけ足掻いても不可能っちゅうもんや

だって・・・「過去」には、絶対に戻られへんから

 

せやけど・・・

これから先の人生で・・・あの時期(中学時代)に、450点取ってた者を追い抜くことは、もちろん可能やと思う

「過去」は変えられへんくても・・・「未来」っちゅうもんは、みんな平等に存在するからな

 

これからが・・・

そう、「社会に出てからが・・・ホンマの「勉強」をせなアカン時期になるんや!」ちゅうのも・・・俺の持論やねん

 

せやから、もちろん・・・

子供たちにも、徹底して、それを伝えながら育ててきた

 

 

ほんで、また・・・

俺自身・・・そんなことよりも、もっともっと大切やと思ってることがある

 

それは・・・

夫婦仲が良く・・・

家族を大切にして・・・

何事も「一生懸命」精進して・・・

子供が心を病んでしまったり、アウトロー(戻ってきたら、OKやと思うけど)になることなく・・・

そんな人生を、歩んでもらえることを・・・俺は、心の底から願ってる

 

 

出来て「当たり前」やと思ってる、単純明快なことが・・・

なかなか出来へんのが・・・・・人間っちゅうもんやからな

 

 

 

 

いずれにしても・・・

彼自身・・・企業に入社させていただいてから、約4ヶ月が経った

 

今のところ・・・何かを目論みながらも・・・

腰を据えて、将来を見据えて、今やるべきことを、「一生懸命」頑張ってるように見受けられる

 

 

ごっつい、残念なことやけど・・・後ろ向きな理由で・・・

せっかく、頑張って就職したのに・・・1週間程度で辞めてしまう子がおるって・・・よく耳にする

せっかく、頑張って高校や大学に入学したのに・・・1ヶ月程度で辞めてしまう子がおるって・・・よく耳にする

 

それって・・・

ものごっつい勿体ない話やなぁって・・・俺は思う

 

 

そう思うが故に・・・

前回のブログにも記した内容やけど・・・

『過程』の大切さ

 

我が子には・・・絶対に、簡単に物事からケツを捲ってもらいたくないと願うし・・・

ほんで・・・

決して、その場所には、己独りの力で立てたなんて思ってほしくはないと願ってきた

 

せやからこそ・・・

それらに関しては・・・彼らが、ちっちゃい時から、口うるさく言い続けてきたように思う

 

もちろん・・・

道場生(卒業生)たちに対しても・・・そない思うが故に、ずっと以前から同じことを伝え続けてきてる

 

 

文章にするから、ゴチャゴチャと記してしもうてるけど・・・

 

要するに・・・

「辛抱と努力をしろ!」

「不平不満を云うな!」

「与えられた環境の中で、最大限の努力をしろ!」

 

ほんで・・・

「その人(己がお世話になる師匠や上司等)の正面だけを見るんやなくて・・・その人の後ろをのぞき込んで、その人の「足跡」を見れる人になれ!」っちゅうこと!

 

かと言うて・・・

「辛抱」して・・・「努力」して・・・歯を食いしばっとったら・・・

必ず、成功するとは限らへんけど・・・

 

せやけど・・・

「成功した者は、皆すべからく努力をしとる」っちゅうこと!

 

 

いずれにしても・・・

与えられた環境(己自身が選択した場所)の中で、最大限の努力をせえへん限り・・・

己自身の将来には、つながっていかへんのんとちゃうんかな?

ほんで・・・

己自身の将来の言葉に、『言霊』っちゅうもんが乗っかれへんのんとちゃうんかな?

・・・・・って、俺は、そない思うねん

 

 

 

 

幸いなことに・・・

今年、柴田高校に入学(柔道部に入部)させていただいた、SO(次男坊)に関しても・・・

音を上げることなく・・・己自身が選択した場所で、腰を据えて頑張ってくれてる

 

彼(SO)自身が・・・監督の意図や、監督が歩んでこられた足跡を、しっかりとのぞき込めてるかどうか?は・・・今の段階では、不明瞭や

 

せやけど・・・

俺が、彼に言い続けてきたことは・・・彼の心の中に、きっと残ってくれてることやと思う

 

せやから・・・

その・・・俺が伝え続けてきたことの上に、彼自身が、しっかりと足場を固めて、腰を据えて・・・

その場所で、「一生懸命」な3年間を過ごすことができたなら・・・

将来(近い将来なのか?遠い将来なのか?は分からんけど・・・)・・・

監督が、どのように愛情をかけてくださってたのか?を、知る時がきっと訪れるやろう

 

ほんで・・・

それを、理解しはじめた時にこそ・・・

己の背中に背負い込んでる『責任』っちゅうもんが・・・大きな意味を持ち始める時なんや

 

 

せやからこそ・・・

与えられた環境の中で・・・

簡単に物事を投げ出してしまうことなく・・・諦めてしまうことなく・・・悲観することなく・・・

腰を据えて、「一生懸命」精進してもらいたいって願うんよ

 

もちろんのことやけど・・・

それは・・・我が子だけではなくて・・・道場生(卒業生)に対しても、同じように願ってる

 

 

 

「北岡家家訓」

「道場訓」でもあるけど・・・

一、「辛抱」と「努力」をすること

一、不平不満を云わぬこと

一、与えられた環境の中で最大限の努力をすること

「努力」したことが、すべて報われるとは限らへん

せやけど・・・

成功した者は、皆すべからく「努力」しとる

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

ちなみに・・・

前回記したブログの・・・

「ある方」のブログに・・・」の・・・「ある方」は・・・?

皆さん、お分かりやろうと思うけど・・・

「凌門塾の佐々木先生」やよ(^^)

 

あの方とは・・・子供に対する「教育方針」っちゅうんか?(「持論」って言うてしまえば、それまでなんやけど・・・)

何に重点を置くか?っちゅう部分が、よく似てるんかな?って・・・俺は、勝手にそない感じてる

ある方のブログの中に・・・こんな、内容が記してあった

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よく、すぐに辞める人々の言い訳を聞いてみると

「思っていたのと違う」

なんてのが多く耳にしますので。

一次的な見解で判断するのは、あまりにも稚拙ですが、なんかそんなケースが多くみて取れます、最近。

「思っていたのと違う」ならば、違った形に馴染んでみよう、とか、なんで違うのか探ってみよう、などといった逞しい人間になってもらえたら嬉しい。
そんな気持ちで、子供達と接しています。

勿論、各御家庭で各々の方針がありますでしょうから、押し付けではなく、こんなケースもあるよ、くらいの感覚で。

我が家では、そこは相当厳しくしています。

 

当然のことながら…。
前半に記した、両先生に関する見解は、単なる僕の憶測そのものであります。

リスペクトするが故に、自分が学ぶなら、「楽しそう」ではなく、「楽しくするにはこんな苦労があるんだ」と考えながら学んでみたい。
そう思ったが故に、こんな感想を記してみました。

かの手塚治虫先生の側近が、手塚先生を「富士山」と評した話が、ずっと僕の胸に残っています。
意味は…。
遠くから眺めると素晴らしい。
けど、近くで見ると、ゴミだらけで汚かったり、断崖絶壁で厳しい光景だったり、天気がコロコロ変わったり…だそうです(笑)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

俺自身・・・この方ではあれへんから・・・

もちろん、すべての考えが、完全に一致するわけではあれへんけど・・・

せやけど・・・云わんとしてることの大部分、ほんで、この方の考えてる「教育論」の大部分は、この短い文面からだけで十分に理解はできる

 

俺自身も・・・同じような?(同じではないかな?)ことを、我が子に対して伝え続けてきたからやと思うけど・・・

 

 

例えば・・・

俺は、子供たち(我が子)に、こないなことを伝えてきた

 

その人が・・・何を考え、何を想い、どのような意図を持って、その言葉を発してるんか?・・・どのような意図を持って、その行動をしてるんか?

「その人の正面の姿や、正面からの発する言葉だけで判断することは、絶対にするな!」って

 

要するに・・・その人を真正面からだけ見て、判断するんではなく・・・

「その人が・・・歩んできた「道」や「足跡」を見れる人になれ!」

「その人が・・・何を想い、何を背負い込んで、行動・言動を起こしてるんか?を感じられる人になれ!」ってこと

 

 

分かりやすく言うたら・・・

初めから・・・「社長」の人なんかおらん!

初めから・・・「道場長」の人なんかおらん!

初めから・・・「先生」の人なんかおらん!

 

自分の思い通りになれへんから・・・とか・・・

自分のご都合に噛み合わへんから・・・とか・・・

自分だけが大変な状況にあるような被害者ヅラして・・・とか・・・

わずか、1週間や1ヶ月で・・・まして、数回会っただけで・・・その人の「考え」や「想い」、ほんで、その人が発する言葉の「真意」が分かるはずがない!

 

それを、本気で理解しようと思ったら・・・

それを、本気で感じようと思ったら・・・

それを、本気で受け止めようと思ったら・・・

まずは、己自身が「一生懸命」にならんとアカン!

腰を据えて、歯を食いしばって、「一生懸命」になれへんかったら・・・その人の「真意」は、絶対に見えへん!

 

要するに・・・まずは、思い通りになれへんであろう、「与えられた環境の中で、最大限の辛抱と努力をせえ!」っちゅうことや!

・・・・・って

 

 

これは・・・あくまで、俺の持論であって・・・

俺自身が、勝手に思ってることなんやけど・・・

 

まず、それができへん者は・・・

どこに行っても、同じことを繰り返すやろうし・・・

そないなると・・・

どこに行っても、(その人には)真剣な目ン玉では接してもらわれへんのんとちゃうんかな?って思う

 

 

 

愛する我が子は、可愛い・・・・・ホンマに、可愛い

そんな我が子に対して、厳しく接したり・・・我が子をあえて、しんどい場所に追いやることは・・・親としては、ホンマに心苦しいこと

こんな俺でさえ(笑)、あまりに厳しくし過ぎて・・・

「可哀そうやなぁ」って・・・子育て中、ずっと感じてきたくらいやねんから(今現在も・・・SO(次男)やYAMATO(三男)に対しては、「可哀そうなことをしてもうてるなぁ」って、日々思ってるよ)・・・(笑)

 

せやけど・・・

「可哀そうやなぁ」って思いながらも・・・彼らに「しんどい経験」や、「歯を食いしばること」、「腰を据えること」を覚えてもらうことは、絶対に必要や!って、己に言い聞かせて・・・・・心を鬼にして、我が子を徹底的に突き放してきた(突き放してる)

 

なんでか?

 

彼らが、大人になった時に・・・

周りから・・・違う意味で「可哀そうな奴やなぁ」って、冷ややかな目で蔑まれることの方が、絶対に嫌や!っていう持論があった(ある)からやな?

 

 

 

 

先日・・・長女(悠葉先生)と話してたら・・・彼女が、こう言うた

「『北岡家』の教育は・・・特殊やと思う(笑)」って

 

もしかしたら・・・

よそから見たら、「特殊」なんかも知れへんな?(^^;)

 

せやけど・・・

冒頭に記させていただいた、ある方のブログの内容も然りやけど・・・

要するに・・・何を重要視するんか?っていうのは・・・各家庭の考え方なんやと思う

 

せやから、ウチ(北岡家:俺)は・・・

そういった部分に関することを重要視して・・・徹底的に、うるさく言うてきたっていうだけのことなんやろう?

 

 

もちろん・・・

それが・・・正しかったんか?間違っとったんか?

それは・・・現時点では、俺にも分からん

その解答は・・・彼ら自身が、彼ら自身のこれから人生の中で、点と点をつなぎ合わせて導き出していくしかあれへんことや

 

 

 

 

 

ちょっと、掛け離れてしまうけど・・・

俺が、ものごっつい尊敬してる方が、こない言うとった

 

自分が過去に抱えた不始末や、自ら発した罵詈雑言が誰かを傷つけた。

そのことが分かってないから問題になっとるんや。

その仕返しが「悩み」や「不安」として己にやってくるんや。

・・・・・って

 

その意味を、深く深く理解しようとしてみたら・・・

今、己がとるべき行動は、自ずと分かってくるはずや

 

もちろん、俺自身も・・・まだまだ勉強中の身・・・ほんで、まだまだ修行中の身

 

平坦な「道」も・・・崖っぷちの「道」も・・・道なき「道」も・・・

己の足で、一歩一歩踏みしめて歩いた「道」しか・・・己の「道」にはならん!

そない思ってるから・・・どんな「道」であってでも、己の足で歩いていく

 

当然のことながら・・・

いかなる場面であっても、筋道を通すことを大前提としながらな!

 

 

もちろん・・・

子供たち(我が子)にも・・・どんなに苦しい「道」であっても、己自身の足で歩いてもらう

後ろを振り返った時に・・・己の「足跡」を誇れる人になってもらえるように・・・

 

 

そうして・・・到達した場所から見えるのは・・・・・

下界に広がる、きれいな景色じゃなくて・・・

その先にそびえる、はるか高い山であってほしいって・・・・・俺は、そない願ってる

 

 

もし、俺(親)が・・・

道を舗装してやって・・・目の前の壁を打ち砕いてやって・・・すべての道を、歩きやすい道に整えてやったとして・・・

それで、到達した場所からは・・・彼らには、一体、何が見えるやろか?

 

 

同じ場所から見る景色であっても・・・見る人によって、大きく大きく違って見える

 

その見える景色の違いにこそ・・・・・

「『過程』の大切さ」っちゅうもんが、大きく影響してるんやないやろうか?・・・・・って、俺は思う

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

6月3日(水)・・・4月上旬に発令された「緊急事態宣言」から、約2ヶ月振りに「北岡道場」の練習を再開した

 

現実的には・・・3月初旬から、学校が休校になってしもうたため・・・自粛モードの2週間を過ごして・・・

その後・・・辛うじて、3月21日(土)に、ヤマタケソウココの「追い出し会」は開催したものの・・・

例の如く・・・我らは「北岡道場」やから・・・練習っちゅう練習は、もちろんやれへんわな?(^^;)

ヤマタケソウココと、柔道衣を着て戯れるだけの時間を過ごしただけで終わってしもうた

 

したがって・・・

現実的には・・・大方3ヶ月ほどは、道場生全員、柔道をしてへんことになる

 

 

せやから・・・

いきなり、柔道衣を着て、柔道の練習をするなんて無理やろうと思っとったし・・・

ほんで、また・・・

俗にいう「3密」っちゅうもんを避けるためにも・・・道場のそばの田んぼ道を、みんなで走ることから始めることにした

 

 

田んぼ道を・・・約30分ほど、ロードワークして・・・

50mダッシュを3本して・・・

道場に戻って・・・回転運動&首の補強運動

 

わずか、1時間ほどの練習内容やったけど・・・

みんな・・・体重は増えてるし・・・体力は落ちてるし・・・

一番、ヤバイなって感じたのは、回転運動の時に、首がグラグラになってる子が何人かおって、「これは・・・柔道衣を着用して乱取りなんちゅうのは、当分無理やな」って、切実にそない思った

 

子供は、慣れるのも早いけど・・・大人と同じように、落ちるのもメッチャ早いなぁ?

 

 

 

 

俺は・・・普段から、子供たちに、しつこいくらいに伝えてることがある

「世の中に、『当たり前』のことなんか存在せえへんねんぞ!」

・・・・・ってこと

 

俺自身も・・・震災後に、やっとそない感じ始めたくらいやから、偉そうには言われへんけど・・・

 

せやけど・・・

普通に、飯が食えて・・・

普通に、風呂に入れて・・・

普通に、布団で眠れて・・・

普通に、学校(仕事)等に行けて・・・

普通に、柔道ができて・・・

普通に、家族で過ごすことができる

 

震災で・・・

お父さん、お母さんを亡くしてしもうて・・・お父さん、お母さんに、会いたくても会われへん子達は、ナンボでもおる

温かい御飯が、食われへんかった時期が長く続いた

風呂に入られへん時期が、何日もあった

人によっては・・・自分の家の自分の布団で寝られへん時期が、どんくらいあったんやろう?

 

 

ほんで、今回のコロナでも・・・

未だに、世界各国では・・・

ロックダウンが継続されとって、家から出られへん子供達が、たくさんおる

仕事を失って・・・仕事を探し求めてる人達が、たくさんおる

 

日本国内であっても・・・

東京や神奈川の子達は、まだ柔道(他の競技も)は出来てへんはずや

大学はじめ、高校の柔道部であっても、以前のように練習ができれへん学校が、ほとんどやと思う

 

もちろん・・・

それ自体のすべてを・・・道場生(小学生や中学生の子供たち)みんなに、「理解しろ」って言うても、無理なことくらい、俺かって重々分かってる

 

せやけど・・・

どんなことであれ、言い続けてやらなアカンと思うんよ!

分かれへんかったとしても・・・理解できへんかったとしても・・・

そないなことを、伝えてやるべきなんやないんかな?って、俺は思ってんねん

 

せやから、この前の練習の時も・・・

しつこいくらいに・・・「『当たり前』のことなんか、何ひとつないんねんぞ!」って、子供たちに言うといたった(笑)

 

 

 

 

いずれにしても・・・

親御さんの仕事の都合で、参加できへんかった子が、何名かおったけど・・・ほとんどの生徒は参加してくれて、子供たちの元気な顔を見れて良かった

 

 

せやけど、この先・・・

もしかしたら・・・第2波、第3波が起こったり・・・

また他の何かで、みんなで集まられへんようなことがあるかも知れへん

 

せやからこそ・・・与えられた日常を、『当たり前』やと思わんと・・・

「「何気ない日常」ほど、ありがたいことはないんや!」って・・・そない思って、自分自身や子供たちと向き合っていきたいと思う

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 卒業生の『名札』

 

 ココちゃん・・・内股!

 

 タケル・・・内股!

 

 ヤマト・・・内股!

 

 タモツ・・・内股!

 

 SO・・・背負い投げ!

 

 最後の「投げ込み」

 

 メッチャ・・・感慨深い

 

 ココちゃん・・・直紀に投げられて・・・

 

 順子に投げられて・・・

 

 ヤマタケ・・・姐さんに投げられて・・・

 

 SO・・・明美さんに投げられて・・・

 

 1+1=???!(^^)!

 

 追い出し会

 

 はじまり! はじまり~!

 

 SOが・・・泣いて・・・

 

 タケルが・・・泣いて・・・

 

  ヤマトが・・・泣いて・・・

 

 先生・・・手の動きが怪しくて・・・

 

 ココちゃん・・・可愛くて・・・

 

 順子が・・・泣いて・・・

 

 長渕が・・・歌って・・・(^^)

 

 姐さんが・・・泣いて・・・

 

 明美さんが・・・泣いて・・・

 

 オッサンも・・・泣いて・・・

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・

 

 コーヒーにすれば良かった(+_+)

 

北岡道場訓が書かれてる(表)・・・

ヤマタケSOココのちっちゃい時の写真がデザインされてる(裏)・・・

 素晴らしいTシャツをもらった!(^^)!

 

熊(恭太)の顔がデザインされてる

こんなTシャツ(昨年の追い出し会でもらって、イベントの度に着用してる(笑))・・・

着てる場合じゃない!(笑)

 

 SO・・・おめでとう!

 

 ヤマト・・・おめでとう!

 

 『ヤマ タケ SO ココ』

 

 卒業生への贈り物

 

 ヤマト

 

 SO

 

 ココちゃん(凜杜の上に書くところが素晴らしい! 家庭内の立ち位置が分かる(笑))

 

 タケル

 

 卒業生の約束の印!

辛抱しろ! 努力しろ!

卒業しても、あらゆる場面で、この道場訓を守れる約束として、名前を書いてもらう(^^)

 

 『北岡道場 卒業生』

 

 ありがとう!

 

頑張れっ!!

ヤマト!

タケル!

SO!

ココちゃん!

 

 

 

紅茶にすれば良かった(+_+)

いや・・・やっぱりコーラの方がスッキリしたかも?(+_+)

 

 

We Can Do It!

Yey!!

3月21日(土)・・・『追い出し会』と称する、中学3年生を送る会を開催した

 

16:30~練習開始

練習っていうても・・・中学3年生の連中(ヤマト・タケル・SO・ココちゃん)に、前に立ってもらって・・・

道場生全員が・・・打ち込みを受けてもらって・・・乱取りをしてもらって・・・っていうだけなんやけど・・・

 

せやけど・・・

北岡道場生として・・・弟や妹たちに、最後の恩返しっていう部分では、最高な練習内容やったと思う

 

ほんで、最後に・・・

卒業生たちが・・・道場生たちと先生(俺と悠葉先生)(全員で50名近くおったんかな?)を投げて・・・そのあと、投げられて・・・

 

実は、この「投げ込み」の儀式・・・・・メッチャ、辛い(^^)

投げるのは・・・ちっちゃい子もおるから、軽く投げるんやけど・・・

投げられるのは・・・次から次へと、大方50回くらい投げられる訳やから・・・メチャメチャ、辛いねん(^^)

 

 

ほんで・・・

最後の最後に・・・

ご両親から投げてもらって・・・道場に通わせてもらった「感謝の気持ち」を、ご両親に伝える

 

これは、もう・・・涙なしには見られへん

素晴らしい、感動シーンやな

 

 

何年か前からなんかなぁ?

これが、北岡道場の『追い出し会』の恒例になってるわ

 

 

 

 

整列をして・・・着替えて・・・

今度は・・・キャプテン、副キャプテンの親御さん達が企画をしてくれた、『追い出し会』に移行する

 

卒業生の挨拶

卒業生の親の挨拶

卒業生への記念品贈呈

卒業生から先生への記念品贈呈

直紀(ココちゃんの親父)の引き語り(^^)

有(ヤマタケパパ)の議員になるための立候補演説(笑)

北岡先生(俺)のお説教

 

最初から最後まで・・・

涙を流しっぱなしの・・・2時間やった

 

 

直紀が言うとった

『北岡道場』=『笑顔』

・・・・・って

 

そない感じてもらえるくらい・・・普段は、あんなに「笑顔」に包まれて、笑う声が飛び交ってるのに・・・

『追い出し会』の日に限っては・・・

卒業生は、もちろんのこと・・・俺、明美さん、悠葉先生、ご父兄の皆さん、道場生・・・

ほとんどの方が、ボロ泣きっちゅうくらい、泣いてる

 

「笑顔」に、包まれてきたコミュニティやからこそ・・・

「家族」(兄貴や姉貴)が、巣立っていくことが・・・嬉しい反面、ものごっつい寂しいねんやろうな?

 

ホンマに、素晴らしいコミュニティ・・・ほんで、どこにでも誇れるコミュニティになったんやな?って・・・あらためて感じさせてもらったよ

 

 

道場設立13年

設立当初は・・・今からじゃ、考えられへんような道場体制やった

 

詳しくは書けへんけど・・・俺自身にも、確固たる「信念」がなかったんやろうし・・・

みんなそれぞれが・・・いろんな方向を向いてるような、バラバラな道場やった

 

それを・・・有っちゃん(ヤマタケパパ)、直ちゃん(ココちゃんの親父)、知ちゃん(昨年卒業した恭太の親父)、景ちゃん(啓太の親父)、和道っちゃん(昨年卒業した元ちゃん、現在も在籍してる開ちゃんの親父)、かなちゃん(卒業生:詩音&清春の男気ある(笑)お母ちゃん)等・・・

親父(かなちゃん含む(笑))連中が、同じ方向を向いてくれて・・・

俺の方針に共感してくれて・・・

もちろん、お母さん方からも、限りないご協力をいただいたのは言うまでもあれへんで

 

ほんで、また・・・

その下の世代のご父兄の方々・・・さらに、その下の世代のご父兄の方々・・・っていう風に、その状態を引き継いでくれて・・・

『子供たちが主役』

「大人は脇役」

・・・を、徹底して守ってくれてたからこそ・・・

今のような・・・どこにでも誇れる・・・自慢のコミュニティになったんやと思う

 

 

 

当初は・・・

「北岡道場」=「強豪」

・・・っていう話を、よく耳にした

 

でも、今は・・・

「北岡道場」=「いい加減」

「北岡道場」=「楽しそう」

「北岡道場」=「みんな笑ってる」

・・・そないな話を、よく聞く

 

俺は・・・「強豪」なんて言われるよりも・・・今の方が、ものごっつい嬉しく感じてるし、最高に満足してる

俺の・・・「自慢」や!

 

 

ほんで・・・

そんな「いい加減」「楽しそう」「笑顔」で小中学生時代を過ごしてきた道場生たちが・・・

高校に進学したり、大学に進学したり、社会に出ていった時にも・・・「いい加減」で過ごしてるんか?っていうたら・・・

決して、そうではあれへん

 

皆それぞれが、どないなってるんか?は・・・この場では、詳しくは書けへんけど(道場のご父兄達は、十分すぎるくらい分かってくれてるやろうけどな(^^))・・・

それは・・・それは・・・素晴らしい立ち姿勢の青年になってくれてる

 

せやからっちゅう訳やあれへんけど・・・

子供の頃に、大切なこと、必要なことは・・・

決して・・・「勝つこと」「結果」「チャンピオン」etc・・・ではないんやと、俺は思う

 

毎年毎年・・・卒業生を送り出すたびに・・・

その「信念」が・・・「確信」っちゅうもんに変わっていきよる

 

 

 

そんな想いの中・・・

今年・・・「小野崎 倭」「小野崎 武」「男鹿谷 桜想」「北岡 心颯」の4人が、北岡道場を巣立っていった

 

北岡SO

小野崎ヤマト

小野崎タケル

・・・・・は、ここ10年ほどの、宮城県少年柔道界に在籍してらした方なら、大半の方は知ってくださってることやろう?

 

個人戦(全国小学生学年別柔道大会、チャンピオン大会、スポーツ少年団学年別大会等)はもちろんのこと・・・

団体戦(全国少年柔道大会、日整全国柔道大会、河北新報杯、ライオンズクラブ杯等)でも・・・

この3人は・・・常に上位におった

 

ほんで・・・

男鹿谷ココちゃん

・・・・・も、強烈な3人(ヤマタケSO)の陰に隠れてるけど・・・個人戦(体重別)では、いつも上位に食い込んどった

 

 

しかし・・・あいつら・・・

あのウチの「ええ加減」な練習(今現在も、そうやけど(^_^;))で・・・よく勝ち上がっとったもんやなぁ(^_^;)

逆に、感心するよ(笑)

 

 

 

 

最後の最後に・・・

彼らに・・・「親父からの最後のお説教」と称して・・・

「「結果」ではなく、「過程」が己自身を成長させるんやで!」ってことを伝えた

 

「目標」に向かって・・・泥の中を這いずり回ってでも、一歩一歩踏みしめて前に進むことが、あなた達の「足跡」になるってこと!

もちろん、ナンボ「目標」に向かって努力しても・・・「思い通りになれへん」ことの方が、圧倒的に多い

せやけど・・・それは、その時々のあなた達にとって、「必要なこと」「必然」なんやよ

 

せやから・・・その「必然」が、近い将来、遠い将来に・・・

「あの時のこと(成功、失敗)は、自分にとって「必要なこと」やったんやな? 今の自分になるためのステップやったんやな?」って思えるような、そんな生き方をしてほしい!

そう・・・

「歩みを止めたら、後退しかない」から・・・

 

 

 

 

彼ら(ヤマタケSOココ)だけじゃない!

毎年毎年・・・たくさんの涙に包まれて、この場所を巣立っていく「卒業生」たち

 

「愛されてる人」は・・・人の愛情を、決して裏切れへんと思う

きっと、彼らは・・・己の背中に、たくさんの『愛』を背負ったまま、この先の人生を歩んでいくことやろう

 

ほんで・・・

いずれ・・・その『愛』の本当の深さを知った時・・・

今度は、彼ら自身が・・・『愛』を与える人になっていくんやと、俺は信じてる

 

 

『北岡道場』の大人(父兄)たち全員で、子育てをする

『北岡ファミリー』として、責任を持った行動をする

『北岡兄弟・姉妹』を、大切に想う

 

 

『北岡道場』の生徒たち、卒業生たち、ご父兄たち、卒業生のご父兄たち

『北岡ファミリー』に・・・心から、敬意を表します!

ありがとう!

 

 

 

最後になったけど・・・

ヤマト!

タケル!

SO!

桜想!

卒業おめでとう!

ほんで・・・

9年間・・・俺を「北岡先生」で居させてくれてたこと、感謝してます

ありがとうございました!!

これからのあなた達の活躍・・・

親父は、心から願ってるよ!

 

 

You Can Do It!

We Can Do It!

Yey!!

 

 

今年は・・・3月に開催される「全国少年柔道大会? 宮城県予選」に出場する予定にしてる

3年振り?・・・くらいなんかなぁ?

 

理由は・・・

単純に・・・今年は、5~6年生が揃ってるからやねんけど・・・

 

揃ってるから・・・っちゅうても・・・

勝てる要素のある子達が揃ってるっていう、下心丸出しの意味ではあれへんで

 

例年と違って・・・

5年生、6年生とも・・・それぞれの学年が、学年落ちなんてことがなく、ちゃんと人数がおるし・・・

大将を張れるくらいの体の大きさの子も、たまたまおってくれたから・・・っちゅうことやで

 

 

俺・・・子供たちを試合に参加させるにあたって・・・

一番、懸念してることは・・・・・「怪我」・・・・・やねん

 

せやから・・・怪我に対する、リスクファクターは、限りなく除外したいなって考えてる

 

だって・・・

体格差や、力の差が大きすぎて・・・無理が生じて、大きな怪我が起こったりしたら・・・

子供たち自身が、一番、一生懸命になって「柔道」や他のスポーツに取り組める時期(高校や大学)に、ベストなパフォーマンスができへんようになってしまうかも知れへん

そんな、アホらしいことはないからな?

 

せやから・・・

体格差や、他道場との練習内容の違い等を考慮して・・・出場せえへん試合(出場せえへん年)も、多々あるっちゅう訳やねんな

 

 

 

 

今回は・・・いろんなことを、総合的に考えた結果・・・

出場する子達の親御さん達とも相談して・・・大会に出場させていただくことにした

 

 

それに、伴って・・・ここ数週間、練習内容をハードにしてる

 

試合当日までに・・・

相手選手との差(体格や力量の差)を、ちょっとでも縮めるためでもあり・・・

また・・・

真剣さが欠いてしもうてたら、これもまた、怪我につながってしまうかも知れへんから、ガチでやれるように

 

せやから・・・

最近、5~6年生は・・・結構、シンドイ思いをしてると思う

・・・っていうより、あの練習内容は、かなりしんどいと思うわ

中には・・・泣き出す子もおれば・・・ヘロヘロになる子もおるからな

 

まぁ、それもこれも・・・

普段、ウチの道場自体が、如何に「いい加減」な練習をしてるんか?っちゅうのが、一番の原因なんやけどな(^_^;)

 

 

しんどい練習はしてるし・・・厳しい叱責も飛ばしてるけど・・・

(俺のスタンスからしたら)当然のことやけど・・・(今回の)試合に「勝つため」にっていう意味合いで・・・彼らを追い込んだりは、まったくしてへんで

 

ただ、今回の試合に挑むこと(プロセス)で・・・

彼らに、「大切な何か?」を学んでもらいたい!

ただ・・・そない想いだけで・・・彼らには、辛いことに取り組んでもらってる

 

せやから、当然・・・

試合の日が過ぎたら・・・また「いい加減」な練習に戻すつもりでおるしな(^^)

 

 

 

 

せやけど・・・

子供って・・・ホンマに、すごい生き物やよなぁ?

僅か数週間で、あんなに体幹がしっかりしてきよるし・・・

いろんな事を、真正面から目ン玉を見ながら伝えてやったら・・・それを実行に移すし、それを得ようとする

 

俺ら大人にはない・・・「素直さ」っちゅうんやろうか?

そういったもんが、バチンと備わってるなぁ?

ホンマに・・・彼らを見とったら、俺の方が学ばされるよ

 

 

 

「『仲間』を思いやる事の大切さ」

「『ひとつ』になること」etc・・・

 

一言では語られへんけど・・・

その一言に凝縮された『大切なこと』

 

今は、分からんでもええから・・・

分からんなりに・・・

己自身の心と体で、身を以て経験してもらえればいいと思う

 

 

そういった経験をした上で、この先まっすぐに育っていってくれたらば・・・・・いずれ分かる!

俺が『今』・・・お前らに、伝えようとしてる(しとった)ことが

 

 

俺は・・・

お前らを・・・未来で待ってる!

 

だから・・・『今』を頑張れ!!

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

2月16日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

結果は・・・

 

高学年

Aチーム(煌・一颯・子地蔵)・・・初戦敗退

Bチーム(びび・琳ちゃん・優)・・・2回戦敗退

Cチーム(優音・海伸・立っちゃん)・・初戦敗退

 

低学年

Aチーム(ヒロ・銀ちゃん・結月)・・・3位入賞

Bチーム(開ちゃん・金ちゃん・座敷童)・・・2回戦敗退

Cチーム(隆盛・寛治朗・陽向)・・・初戦敗退

 

・・・・・っていう感じやった

 

 

結果は・・・結果やったけど・・・

琳ちゃんの今後の可能性

海伸のデビュー戦

金ちゃんの内股炸裂

ヒロの大活躍

結月のポテンシャル

開ちゃんの進化

などなど・・・

みんな・・・ホンマに、よう頑張っとったわ

 

その中でも、特に・・・

ヒロと結月には・・・驚かされた

 

低学年Aチームの銀ちゃん・・・

試合数日前、ちょっとした不手際が発覚して(笑)・・・試合には参加できへんようになってしもうた

 

せやから・・・

急遽・・・亮(1年生:優の弟)に、選手交代した

 

亮は、まだ1年生やし・・・2年生、3年生には太刀打ちできんと、負けてメッチャ泣いとったわ

せやのに・・・

1点失点から・・・ヒロと結月が、確実に取ってきて・・・あれよあれよと、3位入賞

 

「たら」「れば」は、言うてもしゃあないことやけど・・・

もし、銀ちゃんが試合に出とったら・・・どうやらしたら、どうやらしてたんかも知れへんな?(^^)

 

ウチ(北岡道場)・・・「ええ加減」な練習をしてると思ってたけど・・・

もしかしたら・・・「理にかなってる?」って思わせてもらえるくらい・・・ヒロと結月の快進撃には、驚かされたよ

 

 

まぁ・・・

勝っても、負けても・・・彼らにとっては、単なる「通過点」やから・・・

驕ることなく・・・腐ることなく・・・

日々、楽しみながら・・・「柔道」に取り組んでほしいなって願うよ

 

 

 

そないして・・・すべての道場の子供たちが頑張ってる大会やったけど・・・

いや・・・

子供たちが、頑張ってる大会やったからこそ・・・・・ここで、物申すわ!

 

 

「肩っ! 肩っ!」

「膝っ! 膝っ!」

「はいっ! はいっ!」

外野(大人)の方々・・・うるさいねん!

 

子供たち、頑張っとんねんから・・・黙って見守ったろうやないか?

 

そんなことで、勝ったとして・・・ホンマに、子供たち嬉しいんやろか?

大人は・・・子供たちの「ため」になることをしようやないか?

 

偉そうに記してること・・・どうか、お許しいただきたいねんけど・・・

俺は・・・そない思うねん

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

突然、しょうもない話から始めるけど・・・お許しいただきたい!

 

ウチ(北岡家)は・・・家族が多いもんやから、それに比例して飲料水の消費量が多い

スポーツ飲料は当然のこと・・・炭酸水、コーラ等の清涼飲料水、牛乳、豆乳、ほんで水

 

1ヶ月に、2~3回・・・10箱~15箱くらい、箱買いする

 

 

余談やけど・・・

一番消費量が多かった時は・・・悠葉先生が、高校1~2年生の頃(今から8~9年前かな?)

 

悠葉先生・・・東北高校で、柔道部に所属で・・・1日に2L強のスポーツ飲料を持っていく

REN・・・キックボクシングをしとったから、(道場の練習のない日は)ジムに2Lほどのスポーツ飲料を持っていく

SO・・・サッカーをしとったから、低学年やったけど、(週末には)1L強のスポーツ飲料を持っていく

RENやSOは・・・水曜・土曜は道場で練習するから、ほぼほぼ毎日のように、それくらいの量は消費しとったことになる

俺は・・・お酒を飲めへん代わりに、「コーラ病」やったから・・・(毎日)ペプシゼロコーラを、よう飲んどった(笑)

AKEMIさんは・・・基本的には、あんまり水分を摂取せえへん人

YAMATOも・・・ちっちゃかったから、ほとんど消費量はあれへん

 

せやけど・・・上の連中は・・・

晩飯の時に・・・牛乳もメッチャ飲むもんやから・・・

それはそれは・・・毎日毎日、飲料水に関しては、相当な消費量やった

あの当時・・・それに伴って、飲料水専用に使用するための大型冷蔵庫(500L級)を購入したくらいやからな(^_^;)

 

せやから・・・

あの頃は、今以上に購入する量も多くて・・・1回に30箱くらい購入して、ハイエースのロングにパンパンに積んで帰ってきとったよ

(震災後、水道水はヤバイんかも?ってことで・・・粉タイプのものではなく、ペットボトルで購入しとったねん(その名残で、今もペットボトルで購入してるんやけどな)

 

 

皆さんも・・・

兄弟(姉妹)が多かったら、これから中学・高校って大きくなるにつれて・・・消費量が、増えてきよるでぇ!(^^)!

 

 

まぁ・・・余談は、これくらいにしといて・・・

 

 

 

先日・・・近所のドラッグストアに、例の如く飲料水を買いに出掛けた時の話

 

それより、まず先に・・・

その日より遡る事・・・2ヶ月前くらい前の話

 

もう10年近く・・・そんな感じで、大量に購入してきたんやけど・・・

当然、お客様用カートでは追いつかへん(積み切られへん)のよ

 

せやから・・・

行くたびに、スタッフの方に頼んで、業務用のカート(飲料水や食品、雑貨等を、箱のまま運ぶ細長いカート)を借りて、飲料水を運んでたねんな?

 

当然、その日も・・・

いつもと同じように、スタッフの方にカートを借りるお願いをしたんやけど・・・

 

ほんなら・・・

その人が、倉庫にカートを取りに行ってくれてから、2~3分後・・・副店長さんが、俺の前にやってきて・・・

「業務用カートは、お客様にお貸しすることはできないんです! 駐車場で他の車に当たったり、店内で他のお客様にぶつかったりすると責任問題になるので、お貸しは出来ません」・・・そない、仰られた

俺:「せやけど、俺・・・もう10年ほど、ここに買い物に来さしてもうとって、いつもカートを借してもうとったんやけど・・・」

副店長さん:「それは・・・今まで、お貸ししてた社員が間違ってるんです!(怒) これは、社の方で決まってることなのに!(怒)」

俺:「兄ちゃん、ちょっと待てよ!! なんで、俺が、あんたに怒られなアカンねん!? 俺は、お客様用カートには乗せられへんくらいの量を買うもんやから、社員の方に頭下げて、業務用カートを借りとっただけやないけっ!? それを・・・なんで、そんな勢いで、俺があんたに怒られなアカンねん!? あんた・・・そんだけ大義名分振りかざすんやったら、俺の前で御託を並べる前に、会社の決まりを守れへんかった社員に対して、現場教育を徹底せんかえっ!」

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

「まぁ、あんたとこんなことを討論しとってもしゃあないわ! いずれにしても・・・ほんなら、こういう場合は、どないしたらええねん?」

副店長さん:「業務用カートを利用する時は、社員が運ぶことになっておりますので、私がいっしょに運びます」

俺:「ほな、ご迷惑を掛けますけど・・・どうか、お願いしますわ」

 

そないな結末になったんやけど・・・

当然、ものごっつい嫌な感じを引きずったまま・・・その日は、10ケースくらいの商品を、その方に車まで運んでもらった

 

 

もちろん、それからも・・・

買い物に行くたび(2~3回やったかな?)に、わざわざ、その方を呼んで対応をしてもらってた

俺の前で・・・理不尽な大義名分を、あんだけ振りかざすくらいの方やから・・・他の社員の方に頼むことによって、その方々が俺のせいで、ちょっとでも間違った行動をして、怒られたりしたら申し訳ないからなって思ってな

 

 

 

ほんで・・・それから、約2ヶ月後の先日の話(やっと、本題)

 

いつもと同じように、その人を呼んで、10箱ほどの飲料水を業務用カートに積んで対応してもらってたねんけど・・・

その日は、「給料日の後の日曜日」とかなんとかで・・・結構混んどって、レジにも人がメチャメチャ人が並んどってん

まぁ、ザっと見ても・・・清算終了までに10分~15分くらい掛かるんとちゃうやろか?

ほんで、それから車まで運んでもらって積み込みをしてもらったら・・・もしかしたら20分ほどは要するかも知れへんくらいの混みようやった

 

俺・・・ダメ元で・・・

「副店長さん!・・・今日は、メチャメチャ混んでるし、俺が運んでええんやったら俺の方で運ぶから、どないやろか?」って、ちょと気使ったくらいにして言うてみた

 

ほんなら・・・

「そうですね! このくらいの数量なら、大丈夫ですかね!? お客様の方で、お願いします!」

・・・っていう、答えが返ってきよったねん

 

「えっ!?」

 

「普段、購入するのと数量は、ほとんど変わらへんし・・・

そもそも・・・業務用カートを、お客さんに貸し出されへん理由は、数量の問題じゃないやろ?」

 

俺は、そない思ったねんけど・・・

自分でやる方が、手っ取り早いし・・・ずっと付いてられるのも、ええ加減ストレスやから・・・

言いたいことは、山ほどあったけど・・・その方には何も言わんと、そのまま、自分で業務用カートに積んだ飲料水を運んだ

 

 

 

何を云わんとしてんのか?

 

こういったケースは、もちろんのこと・・・子育てに関してでも・・・道場の子供たちに接する時にでも・・・

俺は・・・一番、崩したらアカンもんは・・・『一貫性』やと思うねん

 

 

たとえば・・・

ある家庭の門限が、18:00やったとしよう

 

17:59は、もちろん時間内・・・

仮に、18:00やろうが・・・

18:00にさえ帰ってきたら、何の問題もあれへんわな?

 

せやけど・・・18:01に帰ってきたら?

 

当然・・・「アウト」やでな?

 

せやのに・・・

「まぁ、1分くらいなら・・・」ってことで、譲ってしもうたとしたら、どないやろう?

その瞬間に・・・「門限は、18:00」っていう約束(ルール)は、なくなってしまうよな?

 

たかが、1分・・・されど、1分やで!?

 

 

だって・・・考えてみてほしい

門限は・・・18:00やねんで!?

 

 

ウチ(北岡家)では・・・絶対にありえへんことやわ

俺なら(仮に・・・もし、北岡家に門限があったとしたなら)・・・18:01でも、絶対に家には入れへんよ

その日は、外で寝てもらう

 

 

要するに・・・何が言いたいんか?

 

「アカンもんは、アカンねん!」って・・・一貫性を持って、徹底せなアカンっちゅうこと!

理屈じゃないねんよ

 

 

そらぁ、俺かって人の親やから・・・

そのような場合・・・子供に対して、可哀そうなことをしてるよな?っちゅうのは、もちろん百も承知やし・・・

それよりも・・・子供たちに厳しいことを言うて、子供たちから嫌われたくはないで!

 

 

せやけど・・・

「アカンもんは、アカンねん!」って、何があっても貫かなアカンと、俺は思う

 

なんでか?

 

それが・・・

「ルール(約束)」

・・・っちゅうもんやからや!

 

 

「ルール」を決めた側が・・・如何なるケースであっても、一旦、線をずらしてしもうたとしたら・・・

「ルール」を守る側は・・・「一体、どこが線引きやねん!?」って・・・当然、そないなるわな?

 

ほんなら・・・

今度、その「ルール」を守ってもらうように促したとしても・・・

「何、トボけたことを抜かしとんねん!?」って・・・きっと、そない、なってしまいよると思うよ

 

 

おまけに・・・

いざ、そないなってしもうた時(自分の思い通りの行動をせえへん(ルールを守れへん)ようになった時)には・・・

「反抗期」

・・・そない仰られる方がいらっしゃる

 

 

それまで、許すだけ許して・・・

甘やかすだけ甘やかしといて・・・

自分の思い通にしたい時だけ、「ルール(約束)」を守らせようとしたかって・・・そんなもん、子供かって守るはずあれへんやん!?

 

それは・・・「反抗期」やないよ!

大人の都合に、子供が振り回されてるだけやん?

 

 

子供は、当たり前に成長していきよる・・・心も・・・体も・・・

やがては、親の背丈を追い越して・・・体力や腕力では、太刀打ちできへんようになってしまう

そないなった時には・・・

「信頼」っていう「絆」でしか、繋がってられへんようになってしまうねんで?

 

せやから・・・

ちっちゃい時にこそ・・・暗黙の了解で、「アカンもんは、アカン!」っていう「ルール(約束)」を、理解してもらっておくことが、一番手っ取り早くて、大事なことなんとちゃうんかな?って、俺は思うんよ

 

 

好き放題、記してるけど・・・

あくまで、これは・・・俺の持論であって・・・北岡家の教育論やから・・・

どうか、ご理解いただきたいねんで

 

 

 

 

話を元に戻すけど・・・

どない考えたって・・・

そのドラックストアの副店長さんに、「一貫性」なんっちゅうもんは、これっぽっちもあれへんやろ?

「一貫性」がないもんやから・・・「信用」なんて、あるはずがない

 

せやけど、逆に・・・

徹底して、「一貫性」を貫かれたら・・・こちらサイドも、それを徹底して守るしかあれへんねん

 

だって・・・

それが・・・「ルール(約束)」なんやから!

 

 

そうなんよ!

子供かって・・・俺ら大人(今回の俺のケースなんか)と同じやと思うよ

大人が・・・昨日と今日、言うてることが違ったら・・・そこにつけ入ってきよるし、言うことなんか聞くはずがない

 

「子供は両親の言う通り行動しないでする通り行動する」

・・・・・っちゅうやつや

『書』

 

 

せやから・・っちゅう訳やあれへんけど・・・

『北岡道場』の中に於いては・・・子供たちに、絶対に「ルール(約束)」は守ってもらおうと思って接してるし・・・

俺自身も・・・その時々によって、「ルール」を変更することがないようにしたいと考えてる

 

だって・・・

子供は・・・俺らが考えてる以上に、急激に成長してるし・・・

その場、その場で、適当なことを言うとったら・・・心の裏側まで、見透かされるのが関の山やろうからな?

 

せやから・・・

俺は・・・真正面から、目ン玉に力込めて向かっていく

 

 

もしかしたら・・・

そんな、徹底した「厳しさ」っちゅうのは・・・今の時代には、流行れへんことなんかも知れへんけど・・・

 

せれでも・・・

『北岡道場』を選んでくれた以上・・・

俺が『親父』になってしまった以上・・・

「アカンもんは、アカンねん!」っていう、スタンスを貫いて・・・

真正面から・・・子供たちと向き合っていこうと思ってる

 

 

 

We Can Do It!

Yey!!

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