2018年 6月

6月17日(日)・・・大崎市体育館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの出場者(結果)は・・・

男子 小学5年生 45kg級・・・立っちゃん(初戦敗退)

男子 小学6年生 50kg級・・・啓太(3位)

男子 小学6年生 50kg級・・・遼(2回戦敗退)

男子 小学6年生 50kg超級・・・一平ちゃん(初戦敗退)

女子 小学5年生 40kg級・・・琳ちゃん(初戦敗退)

女子 小学5年生 40kg級・・・碧ちゃん(3位)

女子 小学6年生 45kg級・・・樹梨っぺ(3位)

女子 小学6年生 45kg超級・・・心優(3位)

・・・・・っちゅう感じやった

 

 

ウチは・・・毎度、この場でも記してる通り、『ええ加減』スタイルの道場やねんけど・・・

蓋を開けてみたら・・・

全国大会出場者こそ、出えへんかったものの・・・

子供たちから、大きく期待を裏切られる(笑)結果やったよ!(^^)!

 

家庭の都合で・・・週に1回しか、練習に来られへん子もおる

「柔道」を中心に考えてる訳やあれへんから・・・週2回の練習日でさえ、時々、休まざるを得ん子もおる

中には・・・2週間ぶりくらいに来て、「サボってました(^_^;)」なんて、正直に言いにくる子もおる

ほんで・・・

レディースチームは・・・この4人に加え、ココちゃん(中2)および、小1のマスコットガールの6人で・・・いつもニコニコしながら、ホンマに和気藹藹って感じで、柔道に取り組んでるように感じる

 

多分、彼ら、彼女らには・・・

この、『ええ加減』な道場・・・『ええ加減』な先生(俺)・・・『ええ加減』な練習が・・・限りなく、マッチしてるんやろな?

そない思わざるを得んような結果やったよ(^^)

 

 

 

試合からの帰り道・・・

宮城県柔道少年団の、ある先生からご連絡をいただいた

「佐藤 啓太」(ウチの道場の「名前だけの(笑)キャプテン」)が・・・東北の強化合宿に参加させていただけるとのことやった

 

啓太は・・・先日、このブログに記した、「おっさん」や「純聖」と同様に・・・

決して、センスがある子ではなく・・・正直「どんくさい」子

 

そんな彼が・・・北岡道場に来たのは、もう6年も前のこと

「〇〇希望園」っていう、保育園に通ってた時やねんけど・・・

※ちなみに・・・

啓太が見学・体験にきた当時・・・

小学校2年生やった、ウチの次男坊(SO)の金髪&辮髪、三つ編み(ラーメンマンみたいな頭)ヘアーを見た、啓太の親父(景ちゃん)は・・・「絶対に、この道場には入会させへん!」って決めたみたいなんやけど・・・

なんかの『縁』なんやろな?

見学・体験した、1ケ月後くらいに入会して・・・もう6年ほど、奴と付き合ってる

 

その頃は・・・「〇〇希望園」って、よう言わへんくて・・・

「〇〇ちぼうえん の さとう けいた です!」って言うもんやから・・・

みんなから、「ちぼうえん!」「ちぼうえん!」って呼ばれてたよ(^^)

 

 

その「ちぼうえん」が・・・

6年経って・・・東北の強化選手ワッペンを、肩に張り付けてくれる(宮城県3位)くらいになりよった

 

 

俺は、彼のことを・・・いつも・・・

「おいっ! 名前だけのキャプテン!」って、茶化して呼んでるんやけど・・・

 

昨年末(12月23日の「納会」)・・・キャプテンを任命してからの彼の成長たるや、ホンマに著しいもんがあるんよな?

道場生の中で一番声を出して・・・下の子の服装を正してくれたり・・・下の子のトレーニングを手伝ってくれたり・・・

とにかく、道場内すべてに目を配ってくれてる

(それでも・・・(ヤマタケSOはじめ)上の連中に、ケチョンケチョンにイジられるキャラは・・・相変わらず健在やけどな(笑))

 

 

その、「どんくさい」啓太が・・・6年を通して、頑張って、頑張って手に入れたもの!

 

それは・・・

「宮城県3位の結果」でも、「東北強化選手のワッペン」でも、「北岡道場のキャプテンっちゅう立場」でもあれへんのんとちゃうんかな?

それらは・・・単なる、「オマケ」なんやと、俺は思うよ

(※各先生方、他道場の方々、また啓太自身に敗北を喫した選手の方々には、大変申し訳ない記し方をしてることは重々承知しております  文面から、内容(意味)をお察しいただき、どうかお許しいただきたくお願い申し上げます)

 

ほんなら・・・彼が手に入れたもんって、一体なんやねんっ!?

 

それは・・・啓太のみぞ知る・・・啓太のみぞ感じてる・・・

『大切な何か?』なんじゃないんかな???(^^)

 

 

 

いずれにしても・・・

入賞した・・・啓太はじめ、心優、樹梨っぺ、碧ちゃん

ほんで、入賞こそできへんかったけど・・・

「北岡道場」で、日々『大切な何か?』を学んでくれてるであろう・・・遼、一平ちゃん、立っちゃん、琳ちゃん

 

毎度の如くや!!

すべては・・・「通過点」!

ほんで・・・

歩みを止めたら・・・後退しかあれへんねん!

 

せやから・・・うつむかんと、前を見よう!

 

足元を見てるんやなくて・・・視線を真っ直ぐに向けてみたら・・

「広い世界」と「少し先の未来」が、よう見えよるから!

なっ!?

 

 

 

追伸・・・

一昨年、SOが6年生の時・・・この大会で、3位入賞してるんやけど・・・

その(応援に来てくれてた)SOに対して・・・

景ちゃん(親父)と直ちゃん(ココちゃんの親父)にそそのかされて、啓太が言いにいっとったわ

 

「これで・・・並んだなっ!?(ふふっ)」って

 

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・

 

当然・・・

「お前・・・今度の練習で、ボコボコにシバキ倒したるからなっ!(笑)」って・・・

SOに、イジられまくってたのは・・・言うまでもないけどな(^_^;)

 

啓太にとって・・・SOは、大切な「兄貴分」

SOに・・・ああやって、可愛がってもらえるのも・・・

啓太自身が・・・『大切な何か?』を、学んだからなんとちゃうんかな???

 

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

先日(6月9日~11日)・・・中総体の仙台市予選があった

ウチの道場生の出場した選手の中に・・・中学3年生の「John」がおる

 

「John」???

「純聖」っていう名前やねんけど・・・

「John聖」って、俺が勝手に呼び始めて・・・最近に至っては「John」って呼んでる

 

今回は・・・

その「John:純聖」について記そうと思う

 

 

純聖は・・・小学5年生の秋頃に、道場に入会してきた

当初は・・・ちょっとぽっちゃりして、メガネをかけて、メッチャ真面目そうに見えて・・・

ちょっと他の子より成長期が早かったんやろな?、口髭(鼻の下の部分)にうっすらと産毛が生えてて・・・

どっちかっていうたら・・・インドア派(本を読んだり、ゲームをしたり等)っていうイメージの方が合ってるような子で・・・

決して、「柔道」っていうタイプの子じゃあれへんかった

 

せやけど・・・

成長期を駆け抜けていくに伴って・・・ぽっちゃり体系が、だんだんとスリムになってきて・・・顔立ちも、ものごっつい端正やから・・・

街で会ったら・・・普通に、ちょっとイケメンの少年って感じになってきたかな?

その上・・学校の成績も、メチャメチャ優秀やしな!(^^)!

せやから・・・今も、決して、ゴツゴツした「柔道」タイプの子ではあれへんな

 

 

その純聖・・・俺の眼に狂いはなく(笑)、小中学校通して、大会っていう大会で悉く負けまくって・・・

正直・・・個人戦はもちろん、団体戦、また練習試合を含めても・・・勝った回数は、指折り数えれるくらいしかあれへんかった(^_^;)

 

今回の仙台市予選(彼にとって、最後の中総体)も、60kg級に出場したねんけど・・・

結局、初戦で敗退してもうて・・・彼の中学柔道は、この時期で幕を下ろすことになってもうた

(冬には、ライオンズ杯があるかも知れんけど・・・中学校から出場する、彼の大会は今回が最後やからね)

 

試合が終わって・・・観客席で見てた、俺のところに来て・・・

「今まで、ずっと1回戦で負けてきてたので・・・(最後くらい)1回戦は勝ちたかったんですけど・・・・・・・・ダメでした」

・・・・・って、純聖は泣いとった

 

 

俺・・・純聖は、すごい奴やと思ってる

誤解を恐れずに記したら・・・彼は「勝者」やとも思ってる

 

小学校5年生から、現実的には3年半・・・

「勝利」の女神に微笑んでもらうことが、ほとんどなかったっていうても過言やないくらいやのに・・・

そんな状況下で・・・「継続」してきたことを、ホンマに誇らしく思う(もちろん、彼にも「誇り」に思ってもらいたいと思ってるし)

 

「柔道」如何に拘らず・・・剣道でも、水泳でも、勉強でも・・・はたまた、ゲームでさえ・・・

3年半も、自分の思うような結果が出えへんかったとしたら・・・嫌になりよるで、普通!?

 

せやけど・・・奴は、「柔道」を続けてきた

中学校に進学する時・・・

「「嫌なら、続けなくてもいいんだよ」って諭したんですけど・・・」って、愛ちゃん(純聖のお母さん)から聞いた

せやけど・・・純聖は、「柔道」「北岡道場」を選んでくれて、「継続」してくれた

 

 

そんな、純聖自身・・・

練習を一生懸命取り組んでへんかった子なんか?っていうたら・・・それは、まったくもって違う

基本的に、真面目な子やから・・・練習も休むことはせえへんし・・・「柔道」には、真っ直ぐに向き合ってきたと、俺は思ってる

 

せやけど・・・

どんだけ頑張ったって・・・どんだけ一生懸命取り組んだって・・・

(誤解を恐れずに言うけど)どんくさい子っておるやんか?

※ちなみに・・・こんな先輩もおったねんで!(^^)!

おっさんの最後の中総体

 

せやねん!

この「おっさん」みたいに・・・純聖は、正直「どんくさい」ねん!

 

せやけど・・・その、どんくさい彼は、彼なりに・・・

練習でも、上級生に必死に立ち向かっていってたし・・・

下級生に投げられても、ガチャガチャにやられても、腐ることなく頑張っとった

時に、泣きながら・・・

時に、みんなに励まされながら・・・

 

きっと・・・そないして、頑張ってこれたのは・・・

道場の大切な『仲間』が、おってくれたからなんとちゃうんかなぁ~?って、俺は思ってる

 

 

特に・・・今の中学3年生は、個性豊かな連中がそろってる

称して・・・『おバカな5人組』(^^)

 

そんな、純聖はじめ・・・

 

普段は、おチョケまくってるけど・・・ケジメをつける部分は、ものごっついよく分かってる

ほんで、「柔道」に対しては、人一倍、一生懸命取り組む、県トップクラスの・・・・・『恭太』

 

その恭太に感化されながら、アホの代名詞みたいな男やけど・・・

道場に入会してから、柔道はもちろん、社会性、また己の気持ちさえも、己自身でどんどん成長を遂げてきた・・・『健之介』

 

道場に見学に来た時(小学校の時)、泣いてもうて、畳の上にさえ、よう上がってけえへんかったのに・・・

純聖と同じで、学力優秀、まったく柔道タイプじゃないけど、一生懸命頑張ってる(今回の仙台市予選では、3位に入賞した)・・・『元』

 

見た目は、かなり怖いし、超巨漢・・・多分、ブチ切れたら最恐・・・

そのくせ、面倒見が良くて、仲間(先輩・後輩・同級生関係なく)想いで、誰に対してでも、ものごっつい優しい・・・『清春』

 

『おかしな3人組』も、大好きやけど・・・

『追い出し会』 ~おかしな三人組~

この『おバカな5人組』も・・・俺にとっては、ものごっつい大切な息子たち!

 

 

そんな『仲間』に囲まれとったから・・・

ほんで、おまけに・・・

『北岡道場』は、試合の結果なんかは、道場内からの評価の対象には、まったく値せえへんっちゅうことも・・・

もしかしたら、彼らにとっては、居心地が良かったんかも知れへんし・・・

 

せやから・・・純聖も、他の連中も・・・

面白可笑しく、こうやって続けてこれてるんとちゃうんかなぁ~って、思うんよな

 

 

 

いずれにしても・・・

ここは、「終着点」ではあれへん!

果てしなく続く道のりの・・・単なる「通過点」にしか過ぎへんねん!

 

せやから・・・純聖!

ほんで、他の連中も!

うつむかんと・・・前を向いて、歩いていこう!

 

一歩ずつ、一歩ずつ・・・

1cmでも・・・1mmでも・・・

前に前に、進んでいこう!

 

歩みを止めたら、後退しかないねんから・・・

 

 

後輩たち諸君!!

君たちには・・・毎年毎年、素晴らしい「兄ちゃん」「姉ちゃん」がいてくれよるなぁ~?

どうか・・・そんな、素晴らしい先輩方を見習って・・・

君たちも・・・素晴らしい「兄ちゃん」「姉ちゃん」に成長してもらいたいと、心から願ってるよ

 

「継続」は力なり!

「継続」することは宝なり!

 ほんで・・・

「継続」とは「辛抱と努力」をすることなり!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

前回記した、高校総体の宮城県予選を見に行った際の内容に・・・

ホンマは・・・

「『凌門塾』の佐々木先生と並んで観戦をしてきた(^^)」っちゅうことも記そうと考えててんけど・・・

 

https://blogs.yahoo.co.jp/shieikai_seikyoku/22114314.html

まんまと、先に佐々木先生のブログに記されとったもんやから・・・

ワンクッション置いて、今回記させてもらうことにした(^^)

 

 

佐々木先生とは、お互いに道場設立時期が同じくらいっていうこともあって・・・

立ち上げの時から11年、色々な部分で接点を持っていただいてる

 

先日も、俺が会場に到着した時には・・・もう、決勝トーナメント1回戦が終わっとって・・・

詩音(柴田高校) VS 凜杜(宮城農業高校)

・・・・・を、見逃してしもうてんけど・・・

 

ほんなら、それを・・・

「門下生対決」って内容で・・・佐々木先生が、わざわざメールで送ってくれて・・・

 

それを見た俺が・・・「先生! 会場内におるんですか?」って、電話をしたのがきっかけで・・・

図々しく、佐々木先生の隣に陣取って、いっしょに観戦したっちゅうことなんやけどね

 

余談やけど・・・

東日本大震災の時のこと

車のテレビで、「名取」に津波が押し寄せた映像を見た俺は・・・

佐々木先生に、何べんも何べんも電話を掛けた

その日も、次の日も、その次の日も・・・

 

結局、電話がつながったのは、3日後やってんけど・・・

「家族全員無事」ってことを聞いて・・・俺、電話口で泣いてもうたくらいやから・・・

それくらい・・・俺にとって佐々木先生は、大切な「同志」やと、俺は思ってる

 

 

以前(数年前)は・・・

お互いが企画した合同練習に参加し合ったり・・・出稽古に来てくださったり・・・も、したねんけど・・・

最近は・・・

いっしょに練習をさせてただくこと・・・また出稽古に来てくださることもなくなってもうた

 

おそらく、佐々木先生も俺と同じように・・・

「動く時は・・・極力、道場生全員で動きたい」っていうような感じのニュアンスを持ってらっしゃるんとちゃうんかな?って、俺は勝手に思ってるから・・・俺の方からも、無理強いして誘うことはせえへんようにしてる

 

せやけど・・・

今回なんかも当然やし・・・試合会場でお会いした時には・・・

いつもいつも、子供たちの「柔道談義」・・・いや・・・『教育談義』に、話が弾みまくるねんよな(笑)

 

 

佐々木先生は・・・

「斬られても斬られても下がる事なく、血だらけになりながら、前に前に向かっていく『侍』」って感じの人

※もちろん・・・これは、俺が個人的に感じてることやで(^_^;)

 

試合会場での振る舞いを見とったら・・・その姿勢を、悪い方に解釈されてもうて・・・

我が強くて・・・自分の生徒を、「今」勝たせるために、必死になってる先生のように感じてる方もおるかも知れへんけど・・・

それは・・・まったくもって違う

 

もちろん、先生の娘さん2人も・・・ご自身の道場で、ご指導なさって(上の方は、今年高校に進学された)るけど・・・

「柔道」に関しては・・・ホンマに、放ったらかしやと思う

 

失礼を承知で、書かせてもらうけど・・・

佐々木先生自身が、高校や大学でやってきた「柔道」の技術を、我が子(娘さん)たちに、徹底的に教え込んどったとしたら・・・

彼女たち(娘さんたち)は・・・もっともっと、「強い」はずやと思う

俺自身も・・・曲がりなりにも、大学や実業団で「柔道」をしてきたつもりでおるから・・・見たら、ある程度のことは分かる

 

もちろん・・・彼女たちだけやあれへんよ!?

佐々木先生の道場生たち、全員がそうやと思う

(※凌門塾の生徒さんたちに対しては、ものごっつい失礼なことを申し上げてるのは、重々承知してるし・・・

それを「強い」と表現するべきなんか?は・・・俺自身、よう分かれへんけど・・・

これを読んでいただいてる方に、最も分かりやすく説明するには・・・これが一番分かりやすい表現かな?って思って記してるっちゅうことだけは、何卒ご理解いただきたいと思う)

 

この場を借りて記させてもうたら・・・俺も同じやから、そない感じるんよ

ウチの次男坊(SO)や三男坊(YAMATO)も・・・俺が、もっと徹底して教え込んどったら、もっともっと「強い」はずやと思う

もちろん・・・それは、ウチの道場生たちも然りやしな

 

負け惜しみと取ってもらうか否かは自由やけど・・・

俺は・・・俺自身が、現役時代にやってきた・・・身に着けてきた・・・己自身で学んできたテクニック(もちろん、深い部分でのことやで)の・・・10%も、生徒達には教えてへんし、この先も教えようとは一切考えてへん

おそらく・・・佐々木先生も、これと同じような考えでいらっしゃるんとちゃうんかな?

それ(「今」現在の勝敗に関わること)以上に・・・伝えたい何か?が、「信念」があるんやろう?・・・きっと

 

せやから・・・

ウチの道場生たちも、凌門塾の生徒さんたちも・・・

ある意味・・・『今』は、「強く」なくて、当たり前やねんよな(^_^;)

 

 

せやけど・・・その反面・・・

あんなに、生徒のことを最優先に考えてる先生は、ホンマに珍しいと思うよ

話をしとったら・・・

「この人、ホンマに生徒のこと(将来を含め)を、真剣に一生懸命に考えていらっしゃるなぁ~」って、感じることが多々あるからね

俺自身、考えさせられることが、ホンマにぎょうさんある

 

 

先日・・・この場で・・・

『『金メダル』よりも大切なもの』

『金メダル』より大切なもの

そないな題名で、いろいろと記したけど・・・

 

なんで、あんなこと書いたんか?っていうたら・・・

俺には・・・「人生を支えてくれた『師匠』」が存在したからなんよな

その方からしたら・・・俺は、大勢おる教え子の中の、単なる「いち生徒」やったに過ぎへんねやろうけど・・・

せやけど・・・俺にとったら、紛れもなく、たった一人の『人生の師匠』やった

 

おそらく・・・佐々木先生にも、『人生の師匠』が、いらっしゃったんやろう?

(なんとなくやけど・・・俺と同じ「におい」がするから、俺は勝手にそない思ってる(^_^;))

せやから・・・あないな考えを、お持ちなんやと思うよ

 

 

だからって言うて・・・佐々木先生も俺も・・・

教え子の『人生の師匠』になりたいがために・・・生徒たちに接してたり、恩着せがましく教育に携わってたりしてる訳では、決してないねんで

 

『導いてくれる人』の大切さを、身を以て知ってるからこそ・・・

出会ってしまった以上、出会う前には戻られへん「彼ら(教え子たち)」に・・・

ほんの1%でもええから・・・

俺らが感じた、大切なことを感じてもらいたい!

ただ・・・それだけの「想い」なんよな?

 

せやけど、それを・・・不器用にしか、伝えることができへんのよね・・・困ったことに、これが(^_^;)

 

 

時が経って・・・そんな彼らが大人になり・・・

いろんな壁にぶち当たって、俺らが伝えようとしてることの意味を理解した時に、初めて・・・

「『侍』の存在」の大切さが・・・分かるかも知れへんね?

 

 

 

佐々木先生はじめ、奥様、また凌門塾の塾生、およびご父兄の皆様方

大変、失礼なことを記しましたこと、重ね重ねお詫び申し上げます

どうか、ご容赦いただければ幸いです

そして、また・・・

今後とも、ご指導のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

6月2日(土)~4日(月)の3日間・・・石巻市総合体育館に於いて、「全国高校総体 宮城県予選」が開催された

北岡道場の卒業生の出場は・・・

柴田高校3年・・・「滉太」

柴田高校2年・・・「詩音」

宮城農業高校1年・・・「凜杜」

以上の3名やった

柴田高校1年の「恭佑」と「海士」は・・・今回は、応援のみ

 

 

結果は・・・

柴田高校の団体戦のメンバーに選んでもらっとった「滉太」と「詩音」が・・・

見事・・・団体戦『優勝』を果たした

 

俺は・・・2日目、団体戦の決勝トーナメントのみ、応援しに行ったねんけど・・・

俺の目の前で・・・「その時」は訪れた

 

居ても立ってもおられへんかった俺は・・・

観客席から、階段を駆け下りて・・・会場におる、「滉太」と「詩音」を抱きしめた(って言うより・・・完全に俺よりもデカい、あいつらにしがみついた)

嬉しくて嬉しくて・・・涙が止まれへんかった

 

 

「滉太」は・・・小学校中学校時代、「これ」という成績は残してへん

強いて言うたなら・・・仙台市のスポーツ少年団の学年別の個人戦を3連覇したことが、唯一の戦績かな?

たまごっち(^^)

 

「詩音」も・・・中学3年生の時に、個人戦で東北大会に出場させてもらったけど・・・

決して、努力をして勝ち取ったっていう代物ではなく・・・「たまたま勝った」っていうレベルやった(^_^;)

『漢』の「追い出し会」

 

そんな・・・箸にも棒にもかからへんかった・・・

そんな彼らが・・・高校柔道っていう、「己自身の気持ち」で戦わなアカン、大切な時期の『金メダル』をぶら下げてくれた

 

誇らしかった!

ものごっつい、誇らしかった!

北岡道場に在籍してる時に、勝ってもらうことより・・・

何倍も、何十倍も、嬉しかったよ!(^^)!

 

俺の元を巣立った後・・・

素晴らしい指導者(柴田高校監督)に巡り合って・・・

大切な仲間(先輩、同級生、後輩)に巡り合って・・・

最高の舞台での・・・『金メダル』奪取

 

そんな彼らに、俺は言うた・・・

「小学校、中学校時代に、メダルをぶら下げたことがなかったけど・・・一番大事な時に、メダルをぶら下げることができたな?

それは・・・お前らが、仲間と歩んできた「努力」の証や!

その「努力」の証を・・・この先の人生も、絶対に忘れたらアカンぞ!」って

 

 

 

 

子供達は、皆それぞれ・・・各道場で、少年柔道時代を過ごしてきたことやと思うけど・・・

 

その間に・・・

他道場の監督同士間の、小競り合い

父兄同士間での、しょうもない水面下での争い

そんなもんを、見てきた子もおるんやないやろうか?

 

また、同じ道場内でさえ・・・

「監督のやり方が気に入らへん」だの、「先生の考えにはついていかれへん」だの・・・

同じ穴の狢同士、徒党を組んでは・・・お世話になってる(なってた)はずの道場や先生やコーチへの誹謗中傷を、この上なく吐き出して・・・

挙句の果てには、道場を移籍するまでに至る

 

どないなっとんねんな? 一体!

 

俺は・・・そんな、大人同士の小競り合い・・・そんな、大人の醜い姿勢を・・・絶対に、子供たちに見せるべきではないと思うねん!

 

 

子供の頃、強豪道場に在籍しとった子も・・・

ウチみたいに、「ええ加減な」道場に在籍しとった子も・・・

小中学校の頃、上位入賞をしとった子も・・・

ウチの道場の子達みたいに、箸にも棒にもかかれへんかった子も・・・

同じ高校に進学して・・・同じ志を持った瞬間に・・・こうやって、『仲間』になりよんねんから・・・

それやったら・・・その時に、子供の心の中は真っ白な方がええやんか!?

 

今回・・・「滉太」と「詩音」は、優勝したけど・・・

仮に、優勝してへんかったとしても・・・

ほんで、優勝できへんかった、他の学校のチームの子達も・・・

同じ志を持って、仲間と共に戦った(過ごした)、この時間は・・・

きっと、この先の人生で・・・限りなく生きてくる時が来ると思う

 

せやからこそ・・・

純粋無垢な状態で、次のステージに送り出してやれるよう・・・

大人は、表にしゃしゃり出ず・・・「脇役」に徹するべきじゃないんかな?って、俺は思うんよ

 

 

ほんで・・・もっともっと、大事なこと!

せっかく、素晴らしい指導者に巡り合ったとしても・・・「心ここに有らず」やったら、決して素晴らしい「結果」は生まれへんと思うよ

もちろん、その「結果」っちゅうのは、上位入賞することだけではあれへんで!

その指導者のことを・・・子供も親も、心の底から信頼してこそ、『その先』があるんやと俺は思う

 

道場在籍時であっても、高校在学時であっても・・・

親御さん自体が、右往左往したり・・・

先生に対する「不信感」を抱いてみたり・・・

先生の批判を、子供の前や多方面で吐き出してみたり・・・

挙句の果てには、道場移籍、柔道部退部、高校中退・・・

 

そんなことに・・・何の意味があんねんなっ!?

 

そんなくだらんことに、力を注ぐ前に・・・

「己が選んだ道」「己が信じた道」っちゅうもんを、子供にちゃんと言い聞かせて・・・

その道を、真っ直ぐに歩かせてやることの方が、ものごっつい大事なんとちゃうんかな?

(※もちろん、道場や高校の先生自体が・・・己自身の「利欲」や「感情」を、最優先にした指導・教育をしてへんことが大前提なんやけどね)

 

だって、子供たちは・・・

「柔道」を通じて、普通じゃ経験できへんような、素晴らしいことを経験するんやろう?

「柔道」を通じて、普通じゃ学ばれへんような、大切なことを学べるんやろう?

 

ほんなら・・・その過程の中で・・・

師匠に不信感を抱かせてみたり・・・途中で辞めさせたり・・・途中でケツまくらせたり・・・・・

そんなことを、親や指導者が、子供たちに身を以て教える必要はあれへんのんとちゃうんかな?

 

 

要するに・・・

子供は・・・親や指導者の「言うこと」は聞きよれへんねん!

子供は・・・親や指導者の「やったこと」しかせえへんねんから!

 

せやから・・・

高校に進学してまで・・・社会に出てまで・・・

要は、ええ「大人」になってまで・・・

「ああでもない! こうでもない!」って、思い通りになれへんことから、ケツをまくる子が出てきよるんやろうし・・・

おまけに、親も親で・・・そんな子供に対して、必要以上に過保護になり過ぎるんとちゃうんかな?って、俺は思うんよ

 

 

ほんで、また逆に・・・

俺ら道場(すべてのスポーツの少年団体)の運営者側(監督・コーチ)も同じ

 

他道場の先生自身や、他道場の方針を批判してみたり・・・

子供の試合結果に対して、くだらん小競り合いをしてみたり・・・

自分(監督やコーチ自身)の子供のことを、最優先に考えた指導(練習・遠征・合同練習等)をしてみたり・・・

次の指導者にバトンタッチしてる(あずけた)にもかかわらず、いつまで経っても「自分の教え子」気取りでおってみたり・・・

 

そんなことを・・・

今は、それぞれ各道場に在籍してるかも知れへんけど・・・

いずれ高校に進学した時に『仲間』になるであろう、純粋無垢な子供達に見せたり感じさせたりしたらアカンのよ!

 

もういっぺん(自分自身にも言い聞かすつもりで)記すけど・・・

俺ら大人は・・・あくまで、「脇役」

「如何なる場面でも・・・「主役」になるべく、しゃしゃり出てくる必要はない!!」

・・・・・っちゅうこと!

 

 

いずれにしても・・・

そんなことをしとる間は・・・

また、親自身が「子離れ」ができへん間は・・・

子供たち自身は・・・

ホンマの『師匠』

ホンマの『仲間』

・・・には、巡り合われへんと思うよ

 

ほんで・・・

ホンマの『金メダル』(金メダルより大切なもの)を、胸にぶら下げることはできへんのんとちゃうんかな?って、俺はそない思う

 

もちろん、これは・・・

いつもの如く・・・俺の「個人的な考え」っちゅうことだけは、重々理解していただきたいねんで

 

 

 

 

いずれにしても・・・

滉太!

詩音!

優勝 おめでとう!

 

ほんで・・・

凜杜!

(ちなみに、宮城農業高校の大将やった凜杜は・・・団体戦決勝トーナメント1回戦、詩音と真っ向勝負して散ってもうた(^^;))

恭佑!

海士!

お前らには・・・これから先に、期待してるよ!(^^)

 

 

 

 

最後になりましたが・・・

柴田高校監督、狩野先生!

大きな舞台で、こんなに素晴らしい結果に導いてくださいましたこと、心より御礼申し上げます!

ありがとうございました!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道場生の「寂しさ」に、気付いてやれてなかったことを知った時

道場生の「抱えてるもの」を、軽くしてやれてなかったことに気付いた時

道場生の「本心」を、受け止めてやれてなかったことに気付いた時

 

ホンマに・・・落ち込む

情けなくて・・・情けなくて・・・涙が溢れ出てくるよ

 

俺は、一体・・・何をやっとったねんっ!?

俺は、一体・・・何のために存在しとんねんっ!?

 

 

偉そうに・・・「教育!」「子育て!」「仲間!」「柔道!」「親父!」etc・・・

そないなことを言うて・・・すべてを悟ってるかのような「教育者」気取りで、彼らと接してるくせに・・・

 

「彼らの『心』の隙間を、埋めてやることができへんのやったら・・・先生なんか、辞めてしまえっ! 北岡っ!」

 

もう一人の俺に・・・蔑んだ目で、そない言われてるような気がしたよ

 

 

 

子供っちゅうのは・・・

大人が思ってる以上に、大人に対して気を遣ってる

大人が思ってる以上に、感情を表には出しよれへん

大人が思ってる以上に、自分の想いを心の中に閉じ込めてる

 

それを・・・分かっとったつもりやったのに・・・

気付いてやれてへんかった

 

己の眼に映るものだけを信じて・・・

彼らが背中に背負い込んでるものを、見ようとせえへんかった

 

 

浅はかやった

 

不覚やった

 

せやから・・・

一生懸命・・・考えたよ

ものごっつい・・・反省もした

 

考えたからって・・・反省したからって・・・

掻い摘んで、「これ!」っちゅうことは、してやられへんねんけど・・・

 

でも・・・

「今以上に、もっともっと彼らに寄り添ってやりたい!」

ただただ・・・そない思った

 

 

 

俺と共に時間を過ごすことで・・・

彼らの心の隙間を、1cmでも埋めてもらえるんやったら・・・

柔道を続けさせてやることで・・・

彼らの心の中を、1gでも軽くしてもらえるんやったら・・・

『北岡道場』、ほんで俺自身が・・・彼らにとって、ここに存在してる意味も出てきよる

 

 

俺は・・・ここ(北岡道場)におるから・・・

元気でおる限り・・・ここ(北岡道場)におるから・・・

 

せやから・・・

いっしょに、笑って・・・

いっしょに、泣いて・・・

いっしょに、戦おうやないけっ!

 

なっ!?

息子・・・娘・・・達!!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

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北岡道場連絡先

983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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