2018年 10月

10月14日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの出場者、および結果は???

(8月初旬に開催された、仙台市予選を勝ち上がった5名)

小学3年生男子:桐澤煌・・・3位入賞

小学4年生男子:YAMATO・・・1回戦敗退

小学5年生男子:立っちゃん・・・1回戦敗退

小学5年生女子:碧ちゃん・・・3位入賞

小学6年生女子:心優・・・準優勝

・・・・・っちゅう結果やった

 

誤解を恐れずに記させてもらったら・・・

以前にも増して、「遊び」の延長で練習してる割には・・・素晴らしい結果やったかな?って思う(^_^;)

 

女性陣・・・心優は、6年生最後の試合やったし・・・碧ちゃんは、残す試合は、この試合とチャンピオン大会だけってことで・・・「「いつも通り」でいこう!」ってことになったねんけど・・・

男性陣に関しては・・・自分たち自身で、「新しく取り入れてることを試してみる!」ってことになってなぁ

結果的に・・・煌は3位入賞したけど・・・YAMATOと立っちゃんは、惨敗してしもうた

 

せやけど、俺は・・・彼らのことを、「すごい!」って思う

練習で、何十時間、何百時間と試みるよりも・・・たった一試合であっても、本番(試合)で使うことで、それ以上の経験値を手に入れることができるからね?

 

YAMATOが、帰宅してから・・・俺に、言うてた

「いつも通りにやって「たら」、どうなってたやろう?」

俺は・・・当たり前やけど、彼に言うた

「自分が決めたことやねんから、その結果が良かったとしても、悪かったとしても、すべてを「必然」として受け止めなアカン!  「ああして「れば」」「こうして「たら」」なんて言葉は、絶対に吐き出すべきではないで!」って

 

もちろん、YAMATOが吐き出したように・・・彼ら自身が、「「いつも通り」に戦ってたら、どうなってたか?」は、一番分かってることやと思うけど・・・

せやけど、それ以上に・・・俺は、彼らの「チャレンジ」を称賛したいと思った

 

「今日、明日の勝敗なんか・・・まったく、考える必要あれへん!」

そない言い続けてる俺の想いが、多少なりとも伝わってるんか?

せやけど・・・ホンマは、勝ちたかったやろうし・・・賞状とかメダルとかが欲しかったやろうに・・・

「負けてもいいから、新しいことをやってみる」って、そない自らの口から吐き出して、チャレンジした煌とYAMATOと立っちゃん(立っちゃんは、ビビりながら、最後までメッチャ躊躇してたけど・・・(笑))

優勝することよりも・・・ホンマに、誇らしかったよ

 

 

 

 

最近・・・歳を重ねてきたんやろなぁ~?

周りの状況が・・・ものごっつい、客観的に見えて・・・ものごっつい、懐かしく感じることがある

 

俺は・・・上記の通り、今回、出場した選手たちも、新しいことにチャレンジするくらいやから・・・

今日、明日の勝敗なんていうもんに、まったく執着があれへん

 

せやから・・・「試合」っていうもん自体・・・また各道場の監督やコーチの行動・言動・・・ほんで、子供たちに就いてる、親御さん(特に、お父さん方)の行動・言動が・・・ものごっつい客観的に見えてしまうねんよな?

 

監督やコーチ、お父さんの顔(様子)を・・・チラチラチラチラと、窺いながら試合をしてる子

逆に、熱が入り過ぎて・・・

「おいっ! なんで、できねぇんだよ!?」「何やってんだよ!?」「なんで、今、その技を掛けるんだよ!?」などと、子供を捲し立てる、監督やお父さん方

 

それが、いいのか?悪いのか?は、別にして・・・方程式は、成り立ってしまっとる

 

 

「何やってんだよ!?」

「なんで、出来ねぇんだよ!?」

そない言われたら・・・子供は、限りなく委縮してしまうし、いつも、監督やお父さんの顔色を窺うようになってしまう

ひどくなったら・・・監督やお父さんが「満足」することだけしか、やれへん(できへん)ような子になってしまう傾向も見られるんやないやろうかな?

 

でも・・・監督やお父さん方は、それに気付いてへん

いや・・・気付いてるんかも知れへんけど、自分の感情が優先してしまってるんかも知れへんな?

きっと・・・「今」しか、見られへんのやろな?

きっと・・・「足元」しか見られへんのやろな?

 

そらぁ、そうやよ!

「子育て」現役、真っ只中なんやから・・・

その現役、真っ只中にあるのに・・・客観的に、また、「ゆとり」を持ってられることの方が・・・

何かを悟ってるんちゃうか?って、逆に怖いよ(^_^;)

 

せやけど・・・自分の感情を抑えて・・・

ちょっと、顔を上げてみたら・・・先々が見えるし・・・

もっと、顔を上げてみたら・・・子供たちの未来は、果てしなく広がってるんやけどね?

 

どうしても、自己満足も含めて・・・自分の物差しで、「今」現時点での評価を、限りなく下してしまうんよなぁ~、これが(^_^;)

 

もちろん、その時々の「今」を評価してやって・・・次のステップ、次のステップへと、段階を上げていくつもりなんやろうけど・・・

ひとつ、ボタンを掛け違ってしもうたら・・・

気が付いた時には・・・自ら、物事を考えることが、できへん子になってるってことは・・・

無きにしも非ずやわな?

 

監督や親御さんが、良かれと思ってやってたことも・・・

子供にとったら・・・「怒られへん答え」を探してみたり・・・「怒られへん行動」しかとらへんようになってみたり・・・「自らの意欲や感性が、育ってへん」っていうことは、多々ある

 

「怒られへん」=「正解」

「怒られる」=「間違い」

 

せやけど、それは・・・

監督や親御さんの、思い通りに動けてるか?否か?って、ことだけであって・・・

自ら、失敗をして、敗北を喫して・・・

自らの意志で取り組んで、成功体験をして・・・ってことではあれへんよな?

 

もちろん、日常生活でも・・・

仲間といっしょに、いろんなことをして、「絆」が深まったり・・・

仲間との距離感を掴むことができへんくて、仲間外れにされたり・・・

 

そんな「経験値」が、限りなく備わってへんもんやから・・・

「ある時期」が来ても、右往左往してしまうんとちゃうんかな?って、俺は思うねんよ

 

 

偉そうに記してるけど・・・

これは・・・己自身の十数年前の「子育て」「道場教育」に対する、限りない反省点なんやで(^_^;)

これを書きながらも・・・

次から次へと、後悔が溢れ出てきよるわ

せやから、これは・・・己自身の過去に、投げ掛けてる言葉ってことになるかな?

 

 

 

子供は・・・やがて、成長する

成長して・・・監督や親の下を、巣立っていく

巣立っていった時に・・・

「社会」で、上手く生き抜いていくための教育をしてやるべきやと・・・俺は今、その部分を最優先に考えてる

 

親の顔を、チラチラチラチラ見てしか行動できへんようじゃ・・・先は知れとる

いつまで経っても・・・親父の傘下に過ぎん!

 

家庭教育(親子関係)が、そないさせてるんか?

子供自身が、自信より不安の方が勝ってしまってるんか?

それは、分からんけど・・・

『三つ子の魂百まで』

そない言うくらいやから・・・一日も早く「子離れ」した方がいいし・・・「親離れ」させてやった方がいい

 

俺は、ある時期に・・・「それ」に気付いた

気付いたからこそ・・・「子育て」も「道場教育」も、180度、方向性を変えた

 

それが・・・正しかったんか?間違ってたんか?は、分からんけど・・・

我が子に関して言うたら・・・

長女(悠葉先生)、長男(REN兄ぃ)共に・・・(今現在は)俺ら夫婦の期待以上に、人生を謳歌してくれとる

 

ほんで・・・

若干、中学2年生の次男坊(SO)でさえ・・・

己自身に「信念」を持って・・・兄貴の後を、追いかけようとしてくれてる

また・・・余談やけど・・・

先般、奴(SO)と話をした時に感じたねんけど・・・

当たり障りの部分ではなくて、「母親」っちゅうもんの存在を、限りなく大切に受け止めてくれてることに、ちょっと驚かされた

 

 

 

子供は・・・俺やない!

我が子であっても・・・俺の分身ではない!

我が子であっても・・・俺とは別の人格者や!

別の人格者であって・・・俺とは別の人生を歩んでいくねん!

 

その別の人格者の人生を、限りなく尊重してやりたい!

その別の人格者の人生を、限りなく後押ししてやりたい!

ほんで・・・限りなく、俺を飛び越してほしいと願ってる

そない、願えば願うほど・・・

そこに必要なもんは・・・『信頼』しかないってことに行きついた

 

余談やけど・・・

この『信頼』っていう言葉

誰しも、「我が子のことは「信頼」してる」って口にするけど・・・

俺は・・・そんな簡単に、吐き出せる言葉ではないと考えてる

 

 

俺の見たもんしか・・・俺の良かれと考えるもんだけしか見せへんかったら・・・俺を飛び越えることは、出来へんと思う

(もちろん、俺がどんなレベルか?なんちゅうことは、別の話であって・・・俺とは別の場所で、己自身の「感性」を磨いてほしいっていうことやで)

せやから、俺は・・・奴ら(我が子)を、自由に泳がせる

自由に泳がせて・・・「成功」も「失敗」も「嬉しさ」も「情けなさ」も、全部ひっくるめて・・・

「己自身の考えで、行動してもらって・・・己自身で、身を以て経験してもらえたらな」って思ってる

 

子供は・・・親なんかおらへんくても育っていきよる

親自身は、自分たちが「教育」「子育て」をしてるつもりでおるかも知れへんけど・・・

実は・・・親がやってることなんか、たかが知れてる

仲間やコミュニティーに育てられてることの方が、限りなく多いと思う

 

せやからこそ・・・

「仲間やコミュニティーの中に、ちゃんと溶け込めるような子にしてやること!!」

(「ありとあらゆる意味」で、ちゃんと溶け込めるような子にしてやることやで!?)

それが、一番大事やと思う

 

簡単そうやけど・・・実は、メチャメチャ難しい

世の中を見渡せば・・・一目瞭然やろ???

 

 

 

最後に・・・あえて、記しておくけど・・・

熱くなってる、先生方やお父さん方を・・・決して、批判してるんやあれへんよ

 

俺も・・・歳を取ったんやろな?

ものごっつい、懐かしく感じながら・・・己自身の人生を、目を細めながら振り返ることができたっちゅう話

振り返ることができたからこそ・・・「今」の俺にできることを、あらためて再確認できたような気がするよ

 

 

呑気に、振り返ることができるのは・・・

奴らが、真っ直ぐに「人生」を歩んでくれてるからなんやろうな?って・・・

また、ひとつ・・・「感謝の念」を持つことができた

 

ホンマに・・・頭が下がるよ

 

 

 

 

さぁ・・・

『大家族旅行』まで・・・3週間を切った

今年は・・・どんな、「非日常」が転がってるんやろう?

 

この『大家族旅行』さえ・・・子供たちが歩む人生に対して、限りなく大きな要素になってくれたら・・・

この上なく、嬉しいなぁ~(^^)

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

もう・・・2~3ヶ月くらい前の話やけど・・・

練習時間内の、30分~40分間を使って・・・「いじめ」の授業をした

 

いろんな方法を考えた末・・・

演劇形式でやるのが・・・一番、子供達も興味をもってくれるんとちゃうんかな?って思って・・・その方法で実践した

 

たまたま、RITO先輩(高1)が、遊びに来てくれてたから・・・事情を説明して、「イジメられ役」をやってもらった

※劇とはいえ、結構な勢いで罵倒したり、バカにしたり、蔑んだり、蹴飛ばしたりするもんやから・・・中学生以下の道場生に、「イジメられ役」をやらせることに戸惑いがあった

一歩間違ったら、トラウマにもなりかねへんと思ってたから・・・

そんな中・・・たまたまやったけど、RITOが来てくれてて助かったよ(^^)

 

「いじめっ子」は・・・清春、純聖、健吉、SO、俺!(^^)!

 

みんなで寄ってたかって・・・

(いじめっ子=「い」  RITO=R)

い:「なんだよ?その刺繍! 赤色(宮城農業高校の刺繍は赤)なんて、ダセーんだよ!?」

(※宮城農業高校の関係者の皆さま! たとえ演技とはいえ、大変失礼なことを申し上げましたこと、お詫び申し上げます! 申し訳ございませんでした。 どうか、お許しいただきたくお願い申し上げます。)

い:「それに、臭えし・・・ 近寄ってくんじゃねーよ!」

R:「そんなこと、言わないでくれよ!」

い:「うるせーよ! なんか、喋ったぜ!?」

い:「とにかく、近づくんじゃねーよ! 俺ら、お前のこと、嫌いなんだよ!」

・・・・・・・・・・

・・・・・

 

そうやって、罵って・・・

また・・・RITOが、何か言葉を発した時には・・・徹底して、無視

無視しときながら・・・通りすがりには、わざとぶつかったり、蹴飛ばしたり・・・

 

「形はどうあれ・・・「いじめ」っちゅうのは、こういうことや! 絶対に、こんなしょうもないことは、したらアカンのや!」って・・・

そない、みんなに伝えた

 

 

それとは、逆に・・・

再度、RITOが、いじめられてるシーンを演じてもらって・・・

今度は・・・そこに、SOが登場

「お前ら、寄ってたかって、何しとんねんっ!? 何、大勢で一人をイジメとんねんっ!?」

・・・・・って、いじめられてる者を、助ける人が現れるっちゅう、シチュエーションや

 

それを・・・子供たちに、見てもらった上で・・・

「「いじめ」があったら、見て見ぬふりをせんと・・・こう言える人に、なってください!  

せやけど、そう言うたことで・・・今度は、言うた本人(お前ら)がイジメられる標的になるかも知れへん?  

もし・・・その正義感から、次は自分自身が標的になってしまって、しんどい思いをせなアカンようになったとしても・・・お前らには、ここ(「北岡道場」)に仲間がおるやないかっ!?

確かに、学校で過ごす時間は、一日の内で一番長いねんで!?  

その一番長い時間を、自分が標的になって、嫌な時間になってしもうたら、ものごっつい苦痛になるかも知れへん 

せやけど・・・お前らには、ここ(「北岡道場」)があるやないかっ!?  

最高な仲間(家族)がおるやないかっ!?  

だから、いじめる人になるんやなくて・・・いじめられてる人を助けられる、強い人になってください!」

そない・・・伝えた

 

ほんで・・・

「RITO先輩のことを好きな人?」

手を挙げた、YAMATOを呼んで、RITOと手をつながせた

「YAMATOのことが好きな人?」

手を挙げた、琳ちゃんを呼んで、YAMATOと手をつながせた

「琳ちゃんのことが好きな人?」

・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・そんなことを繰り返して、道場生全員が手をつないで、ひとつの輪になろうとした時

ちえちゃん(立っちゃんのママ)が、起ち上って・・・

「私も、みんなの事が大好きなので、輪に入ってもいですか?」

そない言うて・・・手をつないで、輪に入ってくれた

その言葉を皮切りに・・・そこにおった父兄の方々みんなが、手をつないで輪に入ってくれた

 

「俺らは・・・「柔道」、また「北岡道場」っちゅうもんで、ひとつにつながってるんや!  

RITOと琳ちゃんは、直接は手をつないでへんかも知れへんけど・・・YAMATOを介して、RITOと琳ちゃんつながってる  

他の連中も同じ!  

直接、手をつないでなくても・・・「柔道」「北岡道場」が、みんなをつなげてくれとんねん!  

せやから・・・お前らは、独りじゃないんや!  

これだけの仲間が、お前らには存在するんや!  

せやから、この先・・・もしも、何かの引き金で、いじめられる側になってしまったとしても・・・良からぬことを考えんと、必ず、この輪の中に帰ってこい!!  

要するに、「自ら「命」を絶つな!」っちゅうことや!  

分かったかっ!?」

 

 

 

 

俺ら、大人からしたら・・・

「綺麗事」なんかも知れへん

「偽善」なんかも知れへん

「くさい芝居」なんかも知れへん

 

それでも・・・

子供達には、やってやった方がええねん!

それでも・・・

子供達には、教えてやった方がええねん!

俺は・・・そない思ってるよ

 

だって・・・

すべての物事を・・・子供たちに対して、机上の空論だけで伝えても、ホンマに大切なことって、上手く伝わるもんじゃないと思うねん

どんな些細なことであっても・・・「心で感じたこと」って、忘れへんやん?

せやから・・・子供たちの「心」を動かすためには・・・「心」を揺さぶってやるのが、一番やと思うねんよ

 

 

「いじめ問題」って・・・

幼稚園や学校でも・・・かなりシビアに、取り組んでる部分やと思う

 

せやけど・・・

言葉だけでの説明やったり・・・文章だけでの説明やったり・・・

また・・・「如何なる場合も、暴力はいけません!」っていう言葉やったり・・・

それだけで、伝えようとしてしまうと・・・

間違って解釈する子も、出てくるんやないやろうか?って、俺は思うんよ

 

誤解してもらいたくないねんけど・・・決して、幼稚園や学校の教育内容を批判してるんやあれへんで!

もし、間違って解釈してる子がおったとしたら・・・その間違って解釈してるかも知れへん子も含めて、学校教育以外で俺ら(教育者)が携わることのできる子供たちに対してだけでも・・・今一度、足れへん部分を補えることができたらええんとちゃうんかな?

ほんで、また・・・せっかく頑張って伝えようとしてくださってる、学校の先生方をサポートできたらええんとちゃうんかな?

・・・っていう意味やで(^^)

 

だって、『主役は子供達』なんやから・・・その子供達をサポートするスタッフ(大人)は、何人おってもええやろ?

 

 

せやから・・・

「柔道」の時間を割いてでも・・・

分かりやすく、噛み砕いて・・・子供たちの「心」に残るように、大切なことを伝えてやった方が、俺はええと思って・・・

『「いじめ」の授業』を実践したちゅうわけや

 

 

道場主のくせに・・・

また、「柔道」の練習をせえへんかった言い訳を記してもうたわ

ホンマ・・・たまには、「柔道」せえよ!っちゅう話やよな(^_^;)

 

 

 

追伸・・・

RITO・・・協力してくれて、ありがとうな!

嫌な思いをさせてもうたね(^_^;)

 

しかし・・・

お前が後輩たちから得てる『信頼』っちゅうのは・・・ホンマに素晴らしいもんやね!(^^)!

 

お前が、俺の「息子」で・・・あいつらの「兄ちゃん」で、良かったよ(^^)

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

9月29日(土)・・・南郷柔道スポーツ少年団の選手たち(6名)が)、出稽古に来てくれた

 

ウチ(俺)は・・・出稽古や合同練習は、自ら進んでは、まずせえへん

強いていうたら・・・11月の「合宿(大家族旅行)」の時に、茨城県や福島県の選手たちの合同練習に参加させていただくことと・・・仙台大学の南條先生のところへ、年に1回行くか?行かへんか?ってくらいかな?

基本的には・・・幼児から中学3年生まで、全員で動ける時のみにしか行かへんことにしてる

 

せやけど・・・出稽古に来てくださることに関しては、全く以てwellcome!

逆に、ありがたいくらいやな(^^)

※せやから・・・宮城県内外問わず、このブログをお読みの皆さま! いつでも、出稽古にお出でくださいませ! お願いいたします!

 

 

さてさて・・・練習内容は?というと・・・

せっかく、来てくれたんやから・・・

いつも通り、リレーして(^_^;)・・・

腕相撲大会して(-_-;)・・・

一応・・・寝技・立ち技共に、実戦練習を仰山やった!(^^)!

 

いつもと違うメンバーで練習をしたもんやから・・・お互い、ええ刺激になったんとちゃんかな?

 

 

 

南郷柔道スポーツ少年団の「岩佐先生」とは・・・もう、10年以上前からお付き合いをさせていただいてる

ウチが・・・今年で、設立12年目

岩佐先生のところが・・・今年で、設立10年目って言うとったわ

 

設立時期が近いってこともあったし・・・

岩佐先生の・・・長男が、悠葉先生(長女)と同じ歳・・・長女が、REN(長男)と同じ歳っちゅうこともあって・・・

当初は・・・よく、出稽古に来てくださったし、ウチからも出稽古に行かせていただいたことも、何べんかあった

 

せやけど・・・

ウチの道場内のゴタゴタなんかもあって・・・しばらく、疎遠になってしもうてなぁ~(^_^;)

※もちろん、試合会場では話もしてたし、お互いの長男、長女の話もさせてもらっとったねんで

 

今回・・・何年振りになるんやろう?・・・8年?9年?振りくらいかな?

いきなり、お電話をくれて・・・来てくださった

 

岩佐先生は・・・

「北岡先生・・・あの当時、大分苦労されたでしょうね?  でも、ここ数年は・・・試合会場でも、先生自身と道場の生徒さんの雰囲気が、かなり変わってきたなぁ~?って感じながら見てました」って、仰られとった

 

俺自身も・・・

「確かに、苦労はしましたけど・・・すべての物事に対して、ええ勉強をさせてもうたな?って思ってます!  あのまま、自分自身が方向性を見失って・・・今現在、道場を運営してないとか、道場生が10人足らずになってるとかやったら、なんの「糧」にもなってませんけど・・・  でも今、こうやって、40名以上の子供達、ほんでご父兄達が、曲がりなりにも「ここ(北岡道場)がいい!」って感じてくれて、在籍してくれてるんやから・・・『信念』を曲げることなく貫いて、続けてきて良かったなって思ってます!」

・・・・・そない、胸を張って言い切ることができた

 

 

ほんで・・・岩佐先生と二人・・・ものごっつい、ニーズが合致したことがあった

お互い、道場をやり始めた頃は・・・長男、長女に「勝ってもらいたい!(勝たせたい!)」っていう部分もあって、必要以上に詰め込んだ時期もあったけど・・・

(ちなみに、岩佐先生の長男は、東北強化選手やったし・・・長女は、宮城県代表として全国大会にも出場してる)

結局は・・・「子供の頃の、柔道の結果云々よりも・・・「社会」に出た時に、『人間』として、如何に社会生活を真っ当することができるんか?」っちゅうことに尽きる

・・・・・っちゅう部分やった

 

岩佐先生の長男、長女も・・・今現在、自分自身の人生を一生懸命歩いてるって聞いた

幸い、ウチの長女(悠葉先生)も長男(REN)も・・・自分の与えられた環境の中で、それなりに上手く生きていってくれてる

その4人の、今現在をピックアップしてみても・・・

子供の頃の「柔道の結果」なんちゅうもんは・・・何の意味も持たへんっちゅうことが、よう分かる

 

ただ・・・曲がりなりにも、ひとつの物事(柔道)に、一生懸命取り組んできたっちゅうことは、彼らの「糧」になってることには違いないと思う

 

せやから・・・

子供の頃にやるべきことの、あらゆる物事を一生懸命頑張って(もちろん、柔道も頑張って)・・・

その上で、(柔道の)結果が付いてくることは、非常にええことやと思うけど・・・

柔道(サッカー、野球、レスリング、勉強など)の結果だけを求めて、「大切な物」を置き去りにしてしまうようでは、本末転倒やないんかな?って、俺は思うんよな?

 

親子や家族で・・・がむしゃらになって、必死になって目標(結果)に向かって突き進むことを、否定はせんへん!

それは・・・柔道に限らず、勉強でも、サッカーでも、レスリングでも・・・何にしても同じこと

 

せやけど・・・

がむしゃらになり過ぎて・・・必死になり過ぎて・・・周りのことや、(近い・遠い)将来のことを見失ってしもうて・・・ただ、今現在の結果(足元)だけに囚われてしもうて・・・

親の元、家族の元を離れた時(要するに、社会に出た時)に・・・その環境に順応することができへん子に育ってしもうとるんやったら、元も子もあれへんのやないやろうか?

 

柔道(その他の競技)の結果が、最優先やない!

ええ高校に進学することが、最優先やない!

ええ大学に進学することが、最優先やない!

ええ会社に就職することが、最優先やない!

いい職に従事することが、最優先やない!

 

ただ・・・

自分が身を置く環境に、順応することができること・・・

自分が与えられた環境の中で、最大限の努力をすること・・・

それが・・・何よりも、最優先やろ!?

 

要するに・・・「人間社会」を生きていくっちゅうことは・・・

「如何に、空気を読むことができるんか?」っちゅう部分も含めて、すべては「如何に、「人間関係」を構築することができるんか?」っちゅうこととちゃうんかな?って、俺は思う

その上で・・・

「柔道(その他の競技)」を通じて学んだ、「折れへん心」や「辛抱と努力ができる」っちゅうもんを生かして、ええ高校、ええ大学、ええ会社にいければ、さらにええことなんとちゃうんかな?って、思うんよ

 

裏を返せば・・・

「ええ結果」が出たとしても、「ええ高校」「ええ大学」「ええ会社」にいけたとしても・・・空気を読むこともできんと、「人間関係」を構築することができへんくて、独り浮いてしまうような状態であっては困るっちゅうことや!

 

せやから、今は・・・

「柔道」を通じて、大切な何かを学んでもらいたい!

ただただ、そない願って・・・我が子や彼ら(生徒達)に接してる

 

 

「社会で生きていく」っちゅうのは・・・思ってるより、難しいこと!

「自分(親、教育者)が、できてるんやから・・・子供も、当たり前にできるやろう?」

そない思ってる人も、おるかも知れへん

 

とんでもない!!

そんな、容易いことやないよ!

まして・・・今の世の中は、俺らの頃より、もっと大変なんとちゃうんかな?って思う

 

 

いずれにしても・・・責任をもって、子供と「真剣勝負」をせなアカンのやと、俺は覚悟をしてる

自分(親・教育者)の言葉(言霊)

自分の背中で語る物事

自分の甘やかし

自分の理不尽な怒り

自分の利欲

自分の喜怒哀楽

それら、すべてが・・・成長過程の子供たちの『人間形成』っていう部分に、多大なる影響を与える!

 

せやからこそ、俺は・・・この場所(北岡道場)で・・・

「柔道(の結果)」よりも、もっともっと大切なことを・・・「柔道」を通じて、子供たちに伝えたいと思ってるねん!

(毎度の如くやけど・・・俺の考え(戯言)を、「これでもかっ!」っていうくらい、ゴリ押ししてしまってること・・・どうか、ご理解いただきたいと思う)

 

 

 

 

最後になりましたが・・・

岩佐先生、奥様、南郷柔道スポーツ少年団の生徒さん、そして同行された、ご父兄の皆様方

貴重な時間を共有させていただき、本当にありがとうございました!

 

ぜひとも、またいらしてください!

道場生、父兄一同、心よりお待ち申し上げております!

 

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

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