2020年 2月

今年は・・・3月に開催される「全国少年柔道大会? 宮城県予選」に出場する予定にしてる

3年振り?・・・くらいなんかなぁ?

 

理由は・・・

単純に・・・今年は、5~6年生が揃ってるからやねんけど・・・

 

揃ってるから・・・っちゅうても・・・

勝てる要素のある子達が揃ってるっていう、下心丸出しの意味ではあれへんで

 

例年と違って・・・

5年生、6年生とも・・・それぞれの学年が、学年落ちなんてことがなく、ちゃんと人数がおるし・・・

大将を張れるくらいの体の大きさの子も、たまたまおってくれたから・・・っちゅうことやで

 

 

俺・・・子供たちを試合に参加させるにあたって・・・

一番、懸念してることは・・・・・「怪我」・・・・・やねん

 

せやから・・・怪我に対する、リスクファクターは、限りなく除外したいなって考えてる

 

だって・・・

体格差や、力の差が大きすぎて・・・無理が生じて、大きな怪我が起こったりしたら・・・

子供たち自身が、一番、一生懸命になって「柔道」や他のスポーツに取り組める時期(高校や大学)に、ベストなパフォーマンスができへんようになってしまうかも知れへん

そんな、アホらしいことはないからな?

 

せやから・・・

体格差や、他道場との練習内容の違い等を考慮して・・・出場せえへん試合(出場せえへん年)も、多々あるっちゅう訳やねんな

 

 

 

 

今回は・・・いろんなことを、総合的に考えた結果・・・

出場する子達の親御さん達とも相談して・・・大会に出場させていただくことにした

 

 

それに、伴って・・・ここ数週間、練習内容をハードにしてる

 

試合当日までに・・・

相手選手との差(体格や力量の差)を、ちょっとでも縮めるためでもあり・・・

また・・・

真剣さが欠いてしもうてたら、これもまた、怪我につながってしまうかも知れへんから、ガチでやれるように

 

せやから・・・

最近、5~6年生は・・・結構、シンドイ思いをしてると思う

・・・っていうより、あの練習内容は、かなりしんどいと思うわ

中には・・・泣き出す子もおれば・・・ヘロヘロになる子もおるからな

 

まぁ、それもこれも・・・

普段、ウチの道場自体が、如何に「いい加減」な練習をしてるんか?っちゅうのが、一番の原因なんやけどな(^_^;)

 

 

しんどい練習はしてるし・・・厳しい叱責も飛ばしてるけど・・・

(俺のスタンスからしたら)当然のことやけど・・・(今回の)試合に「勝つため」にっていう意味合いで・・・彼らを追い込んだりは、まったくしてへんで

 

ただ、今回の試合に挑むこと(プロセス)で・・・

彼らに、「大切な何か?」を学んでもらいたい!

ただ・・・そない想いだけで・・・彼らには、辛いことに取り組んでもらってる

 

せやから、当然・・・

試合の日が過ぎたら・・・また「いい加減」な練習に戻すつもりでおるしな(^^)

 

 

 

 

せやけど・・・

子供って・・・ホンマに、すごい生き物やよなぁ?

僅か数週間で、あんなに体幹がしっかりしてきよるし・・・

いろんな事を、真正面から目ン玉を見ながら伝えてやったら・・・それを実行に移すし、それを得ようとする

 

俺ら大人にはない・・・「素直さ」っちゅうんやろうか?

そういったもんが、バチンと備わってるなぁ?

ホンマに・・・彼らを見とったら、俺の方が学ばされるよ

 

 

 

「『仲間』を思いやる事の大切さ」

「『ひとつ』になること」etc・・・

 

一言では語られへんけど・・・

その一言に凝縮された『大切なこと』

 

今は、分からんでもええから・・・

分からんなりに・・・

己自身の心と体で、身を以て経験してもらえればいいと思う

 

 

そういった経験をした上で、この先まっすぐに育っていってくれたらば・・・・・いずれ分かる!

俺が『今』・・・お前らに、伝えようとしてる(しとった)ことが

 

 

俺は・・・

お前らを・・・未来で待ってる!

 

だから・・・『今』を頑張れ!!

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

2月16日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

結果は・・・

 

高学年

Aチーム(煌・一颯・子地蔵)・・・初戦敗退

Bチーム(びび・琳ちゃん・優)・・・2回戦敗退

Cチーム(優音・海伸・立っちゃん)・・初戦敗退

 

低学年

Aチーム(ヒロ・銀ちゃん・結月)・・・3位入賞

Bチーム(開ちゃん・金ちゃん・座敷童)・・・2回戦敗退

Cチーム(隆盛・寛治朗・陽向)・・・初戦敗退

 

・・・・・っていう感じやった

 

 

結果は・・・結果やったけど・・・

琳ちゃんの今後の可能性

海伸のデビュー戦

金ちゃんの内股炸裂

ヒロの大活躍

結月のポテンシャル

開ちゃんの進化

などなど・・・

みんな・・・ホンマに、よう頑張っとったわ

 

その中でも、特に・・・

ヒロと結月には・・・驚かされた

 

低学年Aチームの銀ちゃん・・・

試合数日前、ちょっとした不手際が発覚して(笑)・・・試合には参加できへんようになってしもうた

 

せやから・・・

急遽・・・亮(1年生:優の弟)に、選手交代した

 

亮は、まだ1年生やし・・・2年生、3年生には太刀打ちできんと、負けてメッチャ泣いとったわ

せやのに・・・

1点失点から・・・ヒロと結月が、確実に取ってきて・・・あれよあれよと、3位入賞

 

「たら」「れば」は、言うてもしゃあないことやけど・・・

もし、銀ちゃんが試合に出とったら・・・どうやらしたら、どうやらしてたんかも知れへんな?(^^)

 

ウチ(北岡道場)・・・「ええ加減」な練習をしてると思ってたけど・・・

もしかしたら・・・「理にかなってる?」って思わせてもらえるくらい・・・ヒロと結月の快進撃には、驚かされたよ

 

 

まぁ・・・

勝っても、負けても・・・彼らにとっては、単なる「通過点」やから・・・

驕ることなく・・・腐ることなく・・・

日々、楽しみながら・・・「柔道」に取り組んでほしいなって願うよ

 

 

 

そないして・・・すべての道場の子供たちが頑張ってる大会やったけど・・・

いや・・・

子供たちが、頑張ってる大会やったからこそ・・・・・ここで、物申すわ!

 

 

「肩っ! 肩っ!」

「膝っ! 膝っ!」

「はいっ! はいっ!」

外野(大人)の方々・・・うるさいねん!

 

子供たち、頑張っとんねんから・・・黙って見守ったろうやないか?

 

そんなことで、勝ったとして・・・ホンマに、子供たち嬉しいんやろか?

大人は・・・子供たちの「ため」になることをしようやないか?

 

偉そうに記してること・・・どうか、お許しいただきたいねんけど・・・

俺は・・・そない思うねん

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

突然、しょうもない話から始めるけど・・・お許しいただきたい!

 

ウチ(北岡家)は・・・家族が多いもんやから、それに比例して飲料水の消費量が多い

スポーツ飲料は当然のこと・・・炭酸水、コーラ等の清涼飲料水、牛乳、豆乳、ほんで水

 

1ヶ月に、2~3回・・・10箱~15箱くらい、箱買いする

 

 

余談やけど・・・

一番消費量が多かった時は・・・悠葉先生が、高校1~2年生の頃(今から8~9年前かな?)

 

悠葉先生・・・東北高校で、柔道部に所属で・・・1日に2L強のスポーツ飲料を持っていく

REN・・・キックボクシングをしとったから、(道場の練習のない日は)ジムに2Lほどのスポーツ飲料を持っていく

SO・・・サッカーをしとったから、低学年やったけど、(週末には)1L強のスポーツ飲料を持っていく

RENやSOは・・・水曜・土曜は道場で練習するから、ほぼほぼ毎日のように、それくらいの量は消費しとったことになる

俺は・・・お酒を飲めへん代わりに、「コーラ病」やったから・・・(毎日)ペプシゼロコーラを、よう飲んどった(笑)

AKEMIさんは・・・基本的には、あんまり水分を摂取せえへん人

YAMATOも・・・ちっちゃかったから、ほとんど消費量はあれへん

 

せやけど・・・上の連中は・・・

晩飯の時に・・・牛乳もメッチャ飲むもんやから・・・

それはそれは・・・毎日毎日、飲料水に関しては、相当な消費量やった

あの当時・・・それに伴って、飲料水専用に使用するための大型冷蔵庫(500L級)を購入したくらいやからな(^_^;)

 

せやから・・・

あの頃は、今以上に購入する量も多くて・・・1回に30箱くらい購入して、ハイエースのロングにパンパンに積んで帰ってきとったよ

(震災後、水道水はヤバイんかも?ってことで・・・粉タイプのものではなく、ペットボトルで購入しとったねん(その名残で、今もペットボトルで購入してるんやけどな)

 

 

皆さんも・・・

兄弟(姉妹)が多かったら、これから中学・高校って大きくなるにつれて・・・消費量が、増えてきよるでぇ!(^^)!

 

 

まぁ・・・余談は、これくらいにしといて・・・

 

 

 

先日・・・近所のドラッグストアに、例の如く飲料水を買いに出掛けた時の話

 

それより、まず先に・・・

その日より遡る事・・・2ヶ月前くらい前の話

 

もう10年近く・・・そんな感じで、大量に購入してきたんやけど・・・

当然、お客様用カートでは追いつかへん(積み切られへん)のよ

 

せやから・・・

行くたびに、スタッフの方に頼んで、業務用のカート(飲料水や食品、雑貨等を、箱のまま運ぶ細長いカート)を借りて、飲料水を運んでたねんな?

 

当然、その日も・・・

いつもと同じように、スタッフの方にカートを借りるお願いをしたんやけど・・・

 

ほんなら・・・

その人が、倉庫にカートを取りに行ってくれてから、2~3分後・・・副店長さんが、俺の前にやってきて・・・

「業務用カートは、お客様にお貸しすることはできないんです! 駐車場で他の車に当たったり、店内で他のお客様にぶつかったりすると責任問題になるので、お貸しは出来ません」・・・そない、仰られた

俺:「せやけど、俺・・・もう10年ほど、ここに買い物に来さしてもうとって、いつもカートを借してもうとったんやけど・・・」

副店長さん:「それは・・・今まで、お貸ししてた社員が間違ってるんです!(怒) これは、社の方で決まってることなのに!(怒)」

俺:「兄ちゃん、ちょっと待てよ!! なんで、俺が、あんたに怒られなアカンねん!? 俺は、お客様用カートには乗せられへんくらいの量を買うもんやから、社員の方に頭下げて、業務用カートを借りとっただけやないけっ!? それを・・・なんで、そんな勢いで、俺があんたに怒られなアカンねん!? あんた・・・そんだけ大義名分振りかざすんやったら、俺の前で御託を並べる前に、会社の決まりを守れへんかった社員に対して、現場教育を徹底せんかえっ!」

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

「まぁ、あんたとこんなことを討論しとってもしゃあないわ! いずれにしても・・・ほんなら、こういう場合は、どないしたらええねん?」

副店長さん:「業務用カートを利用する時は、社員が運ぶことになっておりますので、私がいっしょに運びます」

俺:「ほな、ご迷惑を掛けますけど・・・どうか、お願いしますわ」

 

そないな結末になったんやけど・・・

当然、ものごっつい嫌な感じを引きずったまま・・・その日は、10ケースくらいの商品を、その方に車まで運んでもらった

 

 

もちろん、それからも・・・

買い物に行くたび(2~3回やったかな?)に、わざわざ、その方を呼んで対応をしてもらってた

俺の前で・・・理不尽な大義名分を、あんだけ振りかざすくらいの方やから・・・他の社員の方に頼むことによって、その方々が俺のせいで、ちょっとでも間違った行動をして、怒られたりしたら申し訳ないからなって思ってな

 

 

 

ほんで・・・それから、約2ヶ月後の先日の話(やっと、本題)

 

いつもと同じように、その人を呼んで、10箱ほどの飲料水を業務用カートに積んで対応してもらってたねんけど・・・

その日は、「給料日の後の日曜日」とかなんとかで・・・結構混んどって、レジにも人がメチャメチャ人が並んどってん

まぁ、ザっと見ても・・・清算終了までに10分~15分くらい掛かるんとちゃうやろか?

ほんで、それから車まで運んでもらって積み込みをしてもらったら・・・もしかしたら20分ほどは要するかも知れへんくらいの混みようやった

 

俺・・・ダメ元で・・・

「副店長さん!・・・今日は、メチャメチャ混んでるし、俺が運んでええんやったら俺の方で運ぶから、どないやろか?」って、ちょと気使ったくらいにして言うてみた

 

ほんなら・・・

「そうですね! このくらいの数量なら、大丈夫ですかね!? お客様の方で、お願いします!」

・・・っていう、答えが返ってきよったねん

 

「えっ!?」

 

「普段、購入するのと数量は、ほとんど変わらへんし・・・

そもそも・・・業務用カートを、お客さんに貸し出されへん理由は、数量の問題じゃないやろ?」

 

俺は、そない思ったねんけど・・・

自分でやる方が、手っ取り早いし・・・ずっと付いてられるのも、ええ加減ストレスやから・・・

言いたいことは、山ほどあったけど・・・その方には何も言わんと、そのまま、自分で業務用カートに積んだ飲料水を運んだ

 

 

 

何を云わんとしてんのか?

 

こういったケースは、もちろんのこと・・・子育てに関してでも・・・道場の子供たちに接する時にでも・・・

俺は・・・一番、崩したらアカンもんは・・・『一貫性』やと思うねん

 

 

たとえば・・・

ある家庭の門限が、18:00やったとしよう

 

17:59は、もちろん時間内・・・

仮に、18:00やろうが・・・

18:00にさえ帰ってきたら、何の問題もあれへんわな?

 

せやけど・・・18:01に帰ってきたら?

 

当然・・・「アウト」やでな?

 

せやのに・・・

「まぁ、1分くらいなら・・・」ってことで、譲ってしもうたとしたら、どないやろう?

その瞬間に・・・「門限は、18:00」っていう約束(ルール)は、なくなってしまうよな?

 

たかが、1分・・・されど、1分やで!?

 

 

だって・・・考えてみてほしい

門限は・・・18:00やねんで!?

 

 

ウチ(北岡家)では・・・絶対にありえへんことやわ

俺なら(仮に・・・もし、北岡家に門限があったとしたなら)・・・18:01でも、絶対に家には入れへんよ

その日は、外で寝てもらう

 

 

要するに・・・何が言いたいんか?

 

「アカンもんは、アカンねん!」って・・・一貫性を持って、徹底せなアカンっちゅうこと!

理屈じゃないねんよ

 

 

そらぁ、俺かって人の親やから・・・

そのような場合・・・子供に対して、可哀そうなことをしてるよな?っちゅうのは、もちろん百も承知やし・・・

それよりも・・・子供たちに厳しいことを言うて、子供たちから嫌われたくはないで!

 

 

せやけど・・・

「アカンもんは、アカンねん!」って、何があっても貫かなアカンと、俺は思う

 

なんでか?

 

それが・・・

「ルール(約束)」

・・・っちゅうもんやからや!

 

 

「ルール」を決めた側が・・・如何なるケースであっても、一旦、線をずらしてしもうたとしたら・・・

「ルール」を守る側は・・・「一体、どこが線引きやねん!?」って・・・当然、そないなるわな?

 

ほんなら・・・

今度、その「ルール」を守ってもらうように促したとしても・・・

「何、トボけたことを抜かしとんねん!?」って・・・きっと、そない、なってしまいよると思うよ

 

 

おまけに・・・

いざ、そないなってしもうた時(自分の思い通りの行動をせえへん(ルールを守れへん)ようになった時)には・・・

「反抗期」

・・・そない仰られる方がいらっしゃる

 

 

それまで、許すだけ許して・・・

甘やかすだけ甘やかしといて・・・

自分の思い通にしたい時だけ、「ルール(約束)」を守らせようとしたかって・・・そんなもん、子供かって守るはずあれへんやん!?

 

それは・・・「反抗期」やないよ!

大人の都合に、子供が振り回されてるだけやん?

 

 

子供は、当たり前に成長していきよる・・・心も・・・体も・・・

やがては、親の背丈を追い越して・・・体力や腕力では、太刀打ちできへんようになってしまう

そないなった時には・・・

「信頼」っていう「絆」でしか、繋がってられへんようになってしまうねんで?

 

せやから・・・

ちっちゃい時にこそ・・・暗黙の了解で、「アカンもんは、アカン!」っていう「ルール(約束)」を、理解してもらっておくことが、一番手っ取り早くて、大事なことなんとちゃうんかな?って、俺は思うんよ

 

 

好き放題、記してるけど・・・

あくまで、これは・・・俺の持論であって・・・北岡家の教育論やから・・・

どうか、ご理解いただきたいねんで

 

 

 

 

話を元に戻すけど・・・

どない考えたって・・・

そのドラックストアの副店長さんに、「一貫性」なんっちゅうもんは、これっぽっちもあれへんやろ?

「一貫性」がないもんやから・・・「信用」なんて、あるはずがない

 

せやけど、逆に・・・

徹底して、「一貫性」を貫かれたら・・・こちらサイドも、それを徹底して守るしかあれへんねん

 

だって・・・

それが・・・「ルール(約束)」なんやから!

 

 

そうなんよ!

子供かって・・・俺ら大人(今回の俺のケースなんか)と同じやと思うよ

大人が・・・昨日と今日、言うてることが違ったら・・・そこにつけ入ってきよるし、言うことなんか聞くはずがない

 

「子供は両親の言う通り行動しないでする通り行動する」

・・・・・っちゅうやつや

『書』

 

 

せやから・・っちゅう訳やあれへんけど・・・

『北岡道場』の中に於いては・・・子供たちに、絶対に「ルール(約束)」は守ってもらおうと思って接してるし・・・

俺自身も・・・その時々によって、「ルール」を変更することがないようにしたいと考えてる

 

だって・・・

子供は・・・俺らが考えてる以上に、急激に成長してるし・・・

その場、その場で、適当なことを言うとったら・・・心の裏側まで、見透かされるのが関の山やろうからな?

 

せやから・・・

俺は・・・真正面から、目ン玉に力込めて向かっていく

 

 

もしかしたら・・・

そんな、徹底した「厳しさ」っちゅうのは・・・今の時代には、流行れへんことなんかも知れへんけど・・・

 

せれでも・・・

『北岡道場』を選んでくれた以上・・・

俺が『親父』になってしまった以上・・・

「アカンもんは、アカンねん!」っていう、スタンスを貫いて・・・

真正面から・・・子供たちと向き合っていこうと思ってる

 

 

 

We Can Do It!

Yey!!

1月26日・・・(俺のガキの頃からの親友:隆勇)のお母ちゃんが逝った

 

昨年末・・・(隆勇の)親父っさんに、「今年は、大阪には帰られへんわ」って連絡をした時に・・・

お母ちゃんが、10月頃からずっと危ない状態やったってことを聞かされた

 

俺が、最後にお母ちゃんに会ったんは・・・一昨年の年末

その時は・・・元気やったねんけど(まぁ、数年前から、体に病魔は存在してたことはしてたんやけど)・・・

せやけど・・・その数か月後に、病気が進行してしもうたっちゅうことやった

 

 

 

俺は・・・いつの頃からやったか?(多分、接骨院を開院してからやったと記憶してるけど)・・・

大阪に帰省した時には・・・必ず、親父っさんとお母ちゃんの元を訪ねるようになった

 

隆勇は・・・結婚して、京都に家を構えたもんから・・・そこ(実家)には、おれへんかってんけど・・・

せやけど、俺は・・・

明美(女房)や悠葉、REN、SO、YAMATOを連れて・・・必ず、親父っさんとお母ちゃんに会いに行っとった

 

 

 

「いやぁ~! あんた、偉なったなぁ~、ホンマ!」

 

会うたびに・・・お母ちゃんが、俺に言うてくれる言葉やった

 

脱サラして・・・独立して・・・道場運営(教育機関)をして・・・子供(我が子)たちを真っ直ぐに育てて・・・っていうことに対して・・・

決して、偉くなんかなってへんのに・・・

 

せやけど・・・

子供の頃からの俺を知ってくれてる、親父っさんとお母ちゃんからしてみたら・・・そない感じてくれたんかも知れへん

 

 

ある時・・・親父っさんから、こない言われたことがある

「一番悪いことしてた奴が、一番真面目になって・・・ほんで、一番、俺らに会いに来てくれるのぉ~」って・・・

 

そう・・・

子供の頃から、やんちゃくれして・・・死んだような目ン玉をしてた時の俺のことも知ってくれてる、親父っさんとお母ちゃんからしてみたら・・・

普通に生活して・・・普通にパートナーを得て・・・普通に子育てをしてる・・・っちゅうだけでも、嬉しく感じてくれとったんかも知れへんわな?

 

 

 

ほんで・・・こうも、よう言うとった

 

「いやぁ~! あんた、隆勇によう似てるわ!」

 

「隆勇に似てる」って言われることも・・・

俺自身、隆勇のことを尊敬してるし・・・決して悪い気はせえへん、お母ちゃんの言葉やった

 

 

 

俺は・・・親父っさんやお母ちゃんから、特別に何かしてもらった訳ではあれへん

言うてみたら・・・俺は、あの人たちからしたら、単なる「隆勇の友達の中の一人」に過ぎへんかったと思う

 

せやけど・・・俺からしたら違う

 

 

俺は・・・あの人たちから、大切なことを学ばせてもらったって思ってるし・・・

大切な時間や場所を提供してもらったって、この上なく感謝をしてる

 

大袈裟ではなくて・・・

俺自身の人生に於いて、欠かすことのできへん大切な時間と場所、ほんで教えをもらったって、俺は思ってる

『親父』と『明美さん』

 

 

俺自身・・・

お母ちゃんに教わったことで、特に印象に残ってることが2つある

 

1つは・・・

親父っさんとお母ちゃんは、その昔、スナックを経営しとったねんけど・・・

そのスナックに来てるお客さんに対して、(お客さんの)奥さんから店に電話があるらしいねん

携帯電話なんか、あれへん時代や

当然、店に電話せんかったら、旦那には繋がれへんわな?

 

お母ちゃんが、言うとった

「そのお客さんの顔色を見てたら、電話の内容は察しが付く

要するに、「いつまで呑んでるんや? 早く帰ってこい!」的な内容なんやろうと思う

せやから、耕太郎!

如何なる場面であっても・・・奥さんに電話なんか掛けてこさしたり・・・(友人宅におじゃましてる時等)奥さんから、早く帰ろう的な言葉や態度を出さしたら、絶対にアカンで!

たった、それだけで・・・あんたの価値が、一気に下がるんやからな!

その反面・・・

何も言わへん奥さんがいるだけで・・・「この人は家庭の中で、奥さんをものすごい大事にしてる人なんやろなぁ~?」って思ってもらえて、あんたの価値は一気に上がるわ!」って・・・

 

 

実際に、俺は・・・

お母ちゃんに、その話を教わった数年後・・・

その言葉のまんまのような出来事に遭遇して・・・自分の置かれてる環境が一気に変わったっていう、狐につままれたような経験をしてる

 

 

 

 

ほんで、もう1つは・・・

親父っさんは、結構、友達を大事にする人やったらしいんやけど(隆勇も、そうやからな)・・・

親父っさんがお母ちゃんと結婚する時?に・・・「絶対に、俺の友達だけは絶対に大事にしてくれ!」って、お母ちゃんは親父っさんから頼まれたらしいねん

 

せやから、お母ちゃん・・・

親父っさんの友達が、家に来て夜中まで遊んでようが・・・親父っさんが、友達と呑み歩こうが・・・親父っさんの友達だけは、この上なく大事にしてきたって言うとったわ

 

 

余談やけど・・・

その昔(親父っさんが若い頃)・・・

親父っさんの友達が、風呂上りに親父っさんの家に遊び(呑み)に来るねんて

その時、その友達は自分の奥さんに・・・「ただお(親父っさんの名前)の家で飲んでくるわ」って言うて、パジャマ姿で家に来るみたいやねん(「外(如何わしい店)に呑みに行くわ」っていうたら、奥さんに怒られるからな(笑))

 

そこで・・・お母ちゃん

その友達に、着替え(親父っさんの服)を貸してやるねんて

ほんで、その友達と親父っさんは・・・外に呑みに出掛けるらしいねん

 

友達の奥さんからしてみたら・・・

親父っさんの家に、パジャマ姿で遊びに行くもんやから、安心しきってるねんけど・・・・・蓋を開けてみたら(^^)

 

 

俺が若い頃・・・

お母ちゃんから・・・そんな、いろんな笑い話(昔話)を・・・よう聞かしてもらったよ

 

 

 

特に、その2つのことは、メッチャ印象に残ってるねんけど・・・

印象に残ってるからこそ・・・

俺自身も、自分に当てはめて考えて・・・AKEMI(女房)と結婚する時に、それらのことを伝えた経緯がある

 

 

それを、伝えたからなんか?

それとも・・・

元々、彼女はそういう人やったんか?

俺は、彼女から・・・それらの件に関して、ストレスを受けたことはいっぺんもない

 

 

遡ってみたら・・・

俺らの結婚式当日(もう25年も前の話やけど)・・・

式が終わって・・・二次会に行って・・・そのまま仲間6~7人を、いっしょに家に連れて帰ってきて・・・

その日はみんな(AKEMIも含めて)で雑魚寝したっていう結婚初日から始まって・・・

その後も・・・

仲間たちが、自宅(横浜や仙台)に来て・・・やりたい放題、散らかしたい放題・・・泊ってる数日間、昼夜関係なく過ごしたり・・・

 

もちろん・・・

RENやSO、YAMATOの友達が家に来ても、やりたい放題

道場生が、大人数で数日間、家に泊まっとっても、やりたい放題

 

それでも、彼女は・・・

俺や子供たちの「友達」のことは・・・ものごっつい大事にしてくれる

 

 

また・・・

俺自身が・・・独りで単独行動をしようが・・・勝手気ままなことをしようが・・・

(俺は若い頃、放浪癖があったから・・・夜中に出掛けて、翌日の昼頃に、「今、四国」とか、「今、千葉の最南端」とか、電話を掛けて・・・そんな、ええ加減極まりない行動をしとった)

「早く帰ってきて!」なんか言われたことは、いっぺんもあれへんし・・・

今現在でも・・・

彼女から、俺に電話が掛かってくるなんてことは・・・まず、あれへん

 

せやからっちゅう訳やあれへんけど・・・

日曜日に、早く起きて・・・岩手や福島に単独で出動してるなんてことは、俺自身しょっちゅうある

 

 

話が逸れてしもうたな?(^_^;)

 

 

 

 

 

 

人間には「出会い」と「別れ」がある

「別れ」があるっちゅうことは・・・必然的に「出会い」があったっちゅうことや

 

『一期一会』

 

最近・・・その言葉が、俺の心の中で、大きく陣取ることが多くなってきた

 

もう30年近くも前に亡くなった・・・俺の大切な兄貴分、圭吾兄ぃのことを思い出すことが、最近よくある

『一期一会』

 

ほんで・・・師匠のことも思い出すこともよくある

『師匠』が残してくれたもの・・・

 

 

 

「もう二度と会われへん!」

「会いたくても会われへん!」

 

そない思えば思うほど・・・

人(俺)は・・・決して、独りで生きてきたんではないんや・・・

俺は・・・独りで、大きくなったんではないんや・・・

俺は・・・独りで、今の場所まで辿り着いたんではないんや

・・・ってことを、深く考えさせられる

 

 

 

 

各家庭によって・・・いろんな考え方、いろんな教育論があるんやろうけど・・・

その各家庭(親御さん)の、そういった素晴らしい考え方にプラスして・・・

俺自身が経験してきたこと・・・

俺自身が良かった(悪かった)こと・・・

俺自身が感じてきた(感じた)こと・・・

・・・を、子供たちに伝えていってやれたらなって、そない思うよ

 

それが・・・

ちょっとした「スパイス」になってくれたら・・・それぞれの味にも、変化が生れるかも知れへんからな?

 

そう・・・

俺自身が、そうやったように・・・

 

 

ありがとう! お母ちゃん!

 

 

We Can Do It!

Yey!!

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