2021年 8月

7月31日(土)・・・

沙季先生(仙台大学卒業) (※彼女は・・・「題名」に当てはまれへん、超スーパースターやで(^^))

準スーパースターは下記の人たち(笑)

仙台三高在学中の・・・元先輩

柴田高校在学中の・・・恭太先輩、清春先輩、健之介先輩、承之介先輩

・・・・・が、道場に遊びに来てくれた

 

沙季先生は・・・来年からの自分自身の方向性を模索中

元ちゃん、恭太、清春、健之介も・・・ある程度の方向性を決めて、その方向に動いてるっていう報告をもらった

承之介は・・・来年(2年次)、再来年(3年次)と、高校総体出場を目指して頑張るって言うとった

 

前回来てくれた詩音先輩も、もちろんやけど・・・

沙季先生はじめ、こんなに誇らしい先輩たちがいてくれる後輩たち(道場生たち)って・・・ホンマに、幸せやなぁって思うわ(^^)

 

ただ・・・こいつら(道場生たち)、いつものことやけど・・・こんなに誇らしい先輩方を、雑に扱いすぎ!(+_+)

心優! メチャメチャすごい先輩掴まえて、「沙季ちゃん」って呼ぶな!(^^;)

小僧! 恭太先輩を「熊」って呼ぶな!(^^;)

真生! 朔! 乱取りを、お願いしに行って、「承ちゃん! 俺とやろう!」って言うな!(^^;)

 

 

 

前回は・・・詩音先輩に対して、並べ立てた御託について記したけど・・・

今回は・・・恭太先輩に対して、並べ立てた御託について記そうと思う(笑)

 

 

今から3年前の冬・・・高校受験を控えた時期のこと

恭太は・・・柴田高校の柔道部監督から、お誘いをいただいとった

この上なく、ありがたい話やねんけど・・・恭太自身は、迷っとった

迷っとったっていうより・・・

しょうもない「プライド」が邪魔をして・・・抱え込まんでもええ「プライド」を捨て切れんと・・・己自身を、ドン底に突き落とすことを躊躇っとった

 

 

小学校6年生の時に・・・宮城県大会で準優勝をして、東北ブロックの強化選手にも選んでもらって・・・

その勢いで・・・

中学校でも・・・宮城県大会上位入賞、東北大会出場っていう、好成績を残しとったねんけど・・・

もしかしたら・・・

それ自体が・・・あいつ自身の「足枷」になっとたんかも知れへんな?

 

 

柴田高校に進学したら・・・周りは、強豪選手ばっかり

同じ道場の先輩たちでさえ・・・詩音を筆頭に、恭佑(令和2年度高校総体代替え試合、団体戦優勝の立役者)、海士(宮城県高校総体代替え試合、66㎏級優勝)っていう・・・えげつない連中が、名前を並べてる強豪高校

 

そこに、自分が入っても・・・

活躍できるどころか・・・活躍できへんことで・・・「弱くなった(結果を出せんなくなった)」ことで・・・

周りの人(同級生や友達)たちが、自分自身から離れていってしまうんじゃないか?

・・・・・っていう、彼なりのしょうもない悩みを抱えとったみたいやった(恭太、申し訳ない(^^;))

 

そんな感じやったから、彼が選択しようとしてた高校は・・・〇〇高校

ただ・・・〇〇高校に進学しようとした場合・・・その時点での彼の学業成績やと、ちょっと届いてない状態みたいやった

 

せやけど・・・

「これから、頑張って追い上げていけば、何とかなるのかな?って思ってます」って・・・俺に言うとった

それは、良しとしても・・・

「柴田高校じゃなく、〇〇高校で柔道をしても・・・柴田高校や強豪私立高校に負けないくらいの「努力」をすれば、宮城県高校総体だって勝てるんじゃないのかな?って、考えてます」っていう・・・「屁理屈」とも取れる言葉まで、俺に吐き出しよった

 

 

非常に申し訳ない言い方やけど・・・

俺には・・・恭太が吐き出す言葉は、「逃げ」や「言い訳」、また「屁理屈」をこねてるようにしか聞こえへんかったから・・・

俺は・・・恭太に云うた

 

〇〇高校に進学しても、「インターハイ(全国高校総体)に出場できるように、他の高校に負けへんくらいの努力をする」っちゅうのは・・・お前の本心か?

 

「はい」・・・頷く、恭太

 

そうか・・・

ほんなら・・・今日から、毎日、朝晩10km走れ! 

高校に入学してからのスタートやったら・・・限りなく、他の強豪高校の方が練習環境が整ってるし、練習相手も多いやろうし・・・お前の方が不利なのは否まれへん

お前の言葉が、「逃げ」じゃなく・・・前(将来)を向いての本心なんやったら・・・当然、今すぐに開始できるやろ?

 

「明日からやろう」「明後日からやろう」「高校に入学したらやろう」・・・

そないな浅はかな考えをしてるうちに、時間はすぐに経過していってしまう

せやから・・・

お前が「やる!」っていうてる「努力」っちゅうもんを、今日から徹底して実行せえ!

 

お父さんか、お母さんに、車で10kmの距離を測ってもらって・・・毎日毎日、朝晩10km・・・同じコースを走り続けろ

それと・・・今日から走り始めるに当たって、今日のタイムを計っとけ!

 

1ヶ月経ったら・・・お前が走るコースを、俺がチャリンコで並走してタイムを計ってやる

たった1ヶ月間でも・・・「目標(他の強豪高校の選手を倒して、インターハイに出場する)」に向かって・・・毎日毎日、お前の言う「努力」っちゅうもんをしとったなら・・・限りなく、タイムは縮まってるはずや

その時に・・・お前の「本心」っちゅうもんが、どんだけ本気なんか見定めてやる

「努力」するって、大見得切ったんやから・・・吐いた唾飲むなよ

 

(伏し目がちに、下を向く・・・恭太)

 

それと・・・もうひとつ

さっき・・・(勉強の方も)「これから、頑張って追い上げていけば、何とかなるのかな?って思ってます」って言うとったけど・・・

前々から・・・〇〇高校を選択しようって、ある程度、方向性が固まっとったんやろ?

その方向性が固まってから、今日に至るまで・・・「まだ届いてない状態」の学業に関して・・・どんだけの「努力」をしてんきたんや?

 

「塾(家庭教師?)にも行ってますし・・・それなりにやってました」って・・・恭太は、そない答えた

 

お前・・・アホかっ!?

今現実に、届いてないものに、手を架けようとしてるのに・・・「それなり」って、どういうことやねん!?

そんなもん・・・「努力」とは云わんやろ?

行き「たい」・・・なり「たい」・・・勝ち「たい」・・・

「I want to ~」っていう願望は・・・誰でも、持っとるんじゃ!

それを、現実のもんにするために・・・「やる」か?「やれへん」か?は・・・己自身やないか!?

 

 

〇〇高校は・・・確かに柴田高校よりも、学業レベルは上かも知れへん

せやけど・・・今現時点で、シンドイことからケツを捲ろうとしてる(毎日走ることもせえへん、我武者羅になって勉強することもせえへん)お前が・・・

仮に、〇〇高校に進学できたとしても・・・今と同じような気持ちで、3年間を過ごしたからって、一体何が手に入るねん?

「〇〇高校卒業」っていう学歴か?

そんなもんを備えてる奴は、世の中ナンボでもおるし・・・〇〇高校よりもレベルの高い高校の学歴を備えてる奴かって、世の中ゴロゴロおるやろ?

その中の一人になったからって・・・一体、お前の何が変わるねん?

そんなもん備えたからって・・・「お前自身」が変われへんかったら、どこの世界に行っても通用せえへんやろ?

 

 

確かに・・・学歴っちゅうもんは、「ない」よりは「ある」方がええと思うよ

せやけど・・それ(学歴)以上に、身に纏わなアカンもんがあるんとちゃうか?

それは、決して目には見えへんもんやけどな?

せやけど・・・目に見えるもん以上に、この先のお前自身の人生を支えてくれるもんに、間違いなくなるんとちゃうか?って、俺は思うよ

 

お前に、何べんも言うてきたやろ?

一番大事なのは・・・「結果」じゃないんよ!

『過程』・・・なんや!

 

 

柴田高校に行って・・・柔道を一生懸命取り組むのは・・・メチャメチャしんどいことや

でも・・・お前を真っすぐ見てくれて・・お前を導いてくれる・・・ほんで、お前の「弱い心」を常に管理してくれる・・・「師匠」がおる

その「師匠」の下で3年間、歯を食いしばってきたら・・・それから先の人生、その「「師匠」の存在」が、お前の心をきっと支えてくれるはずや

 

一方・・・

〇〇高校に行って・・・強豪校の選手に負けへん「努力」と、学業成績を維持する「努力」は・・・これもまた、メチャメチャしんどいことや

さっき言うたようなこと(毎日10km走ること等、学業成績が落ちへんように必死になること)を・・・己自身で自己管理をしながら、己を甘やかすことなく、3年間継続せなアカンねんからな?

もし、それを怠ったら(結果的に・・・しんどいことから、ケツを捲る形になるんやから)・・・お前には、何も残れへんくなってまうぞ?

 

どっちを選択しても・・・しんどいことは変われへん

己自身の将来と真剣に向き合おうとしたら・・・楽なことなんか、何ひとつあれへんねん

せやから・・・

目の前にあるしんどいこと(試練)から、逃げようとするな!

 

ちなみに・・・

後者が、きちんとできるくらいの漢なんやったら・・・お前は今、こんなとこで俺と話をしてへんやろうけどな?

 

・・・・・・・・・・(項垂れる、恭太)

 

 

くだらんプライドは捨てて・・・しんどいことや辛いことから顔を背けんと・・・柴田高校に行け!

そこで・・・

柔道「も」・・・勉強「も」・・・与えられた環境の中で最大限の努力をしてこい!

そないすることで・・・

きっと、「大切なもん」が見えてくるやろうし・・・きっと、「大切なもん」を手に入れることができよるわ

 

 

俺は・・・恭太に、そない伝えた

もちろん・・・知ちゃん(恭太の親父)と優子さん(恭太のママ)の意向を、前もって聞いての言動やったのは、言うまでもないけどな

 

 

恭太に関してもそうやし・・・

前回記した、詩音に関してもそうやけど・・・

中学3年生の少年に・・・「覚悟」を持たせるっていうのは、もしかしたら、ものごっつい酷なことなんかも知れへん

 

せやけど・・・

「いずれ持ってくれるであろう?」・・・なんていう、不明瞭な期待感より・・・

「今が「その時」に直面してるんやろな?」って考えて・・・

この先、如何なる場面に於いても・・・「覚悟」っちゅうもんが、どんだけ大事なことなんか?・・・「覚悟」っちゅうもんが、どんだけ己自身を奮い立たせてくれるんか?

・・・っちゅうことを伝えてやるべきやと、俺は思うんよ

 

「覚悟」を持って過ごした・・・高校3年間であっても・・・

「覚悟」を持たんと過ごした・・・高校3年間であっても・・・

時間にしたら・・・何ひとつ変わりはあれへん

 

せやけど・・・

「覚悟」を持って過ごしたことで・・・彼自身が得たもんは、計り知れへんほどのもんやったやろうな?って、俺は思う

 

恭太自身(もちろん、誰であっても)・・・

もう一人の自分自身(〇〇高校を選択した自分)とは、比べることは決してできへんけど・・・

その「答え」は・・・これからの人生で、己自身にきっと返ってくるはずや

 

 

結局、恭太は・・・柔道の結果としては、宮城県高校総体、団体戦も個人戦もタイトルを取ることはできへんかったけど・・・

せやけど、それは・・・

「結果」であって、「結果」に過ぎへん

大切なのは・・・『過程』や

彼が過ごした、『過程』の中には・・・彼にしか分かれへん、大切な大切なもんが山ほど詰まっとるねん!

 

 

そんな・・・恭太・・・

今回、道場に来てくれた時に・・・

「高校を卒業したら・・・一旦、柔道には線を引いて・・・新しいステージで、頑張ろうと思ってます」って・・・

 

3年前・・・

「屁理屈」ばっかりこねて・・・しんどいことから、逃げ出そうとしとった少年は・・・

俺の眼を見て・・・はっきりと、そない言うてくれとった

ちょっとだけ・・・ええ面構えになっとったわ(笑)(^^)

 

 

物事(柔道)からケツを捲らず・・・

しんどいことから逃げ出さず・・・

しっかりとした『過程』を踏んで、最後までやり遂げた人間にしか見えへん「景色」っちゅうもんがあるんやと・・・俺は思ってる

 

それは・・・ちょっと、かけ離れてしまうかも知れへんけど・・・

『卒業生 追い出し会』 ~伸びしろの塊たち~-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

 

 

「柔道だけを、しとったらええねん!」

俺は、決して・・・そんなことは言うつもりは、一切あれへん

 

でも、「環境」の中でこそ・・・人は、「成長」も「衰退」もしていくもんなんやないんやろか?って・・・俺は、そない思ってる

 

「師匠」がおって・・・

同じ志を持った「仲間」がおって・・・

後輩たちや、己が歩んだ足跡を、背中に背負い込んで・・・

両親、ほんで、自分を取り巻く、すべての方々に「感謝の念」を抱く

 

そんな、素晴らしい「環境」の中でおったなら・・・

きっと、己自身の「言い訳」や「弱い心」を・・・己自身で抑え込めることやろう?

 

 

すべての物事に対して・・・「自己管理」ができるんやったら、そのような場所を選択する必要はないと思うけど・・・

人間は・・・そんなに強い生き物じゃないからなぁ?

 

それは・・・「柔道」でも、「勉強」でも、他の何事でも同じ

それらすべてを、背中に背負い込んで・・・

与えられた環境の中で、最大限の「辛抱」と「努力」をすること

 

そう・・・『最大限の「辛抱」と「努力」をすること』・・やで

自分自身にウソをついとる者には、決して手に入れることはできへん

 

それが・・・

その者にとっての・・・素晴らしい『過程』に値することなんやないんかな?って・・・俺は、信じて止まん

 

 

ほんで・・・

そんな素晴らしい経験した上で、次のステージに上がるからこそ・・・

人間は・・・限りなく「成長」していくんやないやろうか?とも、俺は思う

 

そう・・・

自分が経験したこと・・・

自分が出会った人たち・・・

自分を支えてくれた人たち・・・

自分の一番のファンでおってくれた両親・・・

それらすべてが・・・『責任』っていう大きな大きな柱となって、己自身を支えてくれるんやから・・・

 

 

※捕捉しとくけど・・・

〇〇高校が良い悪いっていう内容を記してるんじゃないし・・・柴田高校が良い悪いっていう内容でもない

また・・・柔道が良い悪い、勉強が良い悪いっていうレベルの話でもない

 

まったく以て、俺の持論である・・・

「柔道「も」」・・・

「勉強「も」」・・・

「遊び「も」」・・・

「恋愛「も」」・・・

限られた時間の中・・・明日(未来)つながるように・・・

「何事も、「一生懸命」に取り組むことが大切なんや」っていうことを記してるだけやから・・・

どうか、ご理解いただきたい

 

 

 

 

しかし・・・

今回は・・・恭太のことをピックアップして記したけど・・・

前回記した、詩音にしても然り・・・

凜杜・・・桜想ちゃん・・・紳太郎・・・

毎年毎年・・・

俺・・・こんなことばっかり、やっとるなぁ(苦笑)

一番好きな『女性』と・・・-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

 

 

恭太!

清春!

健之介!

元!

お前らの「高校柔道」は・・・幕が下りたんかも知れへん

 

せやけど・・・

お前らの「人生」は・・・まだまだ、これからや!

 

どうか・・・

この3年間で培ったことを糧に・・・輝かしい未来へと、一歩ずつ一歩ずつ、歩みを止めることなく突き進んでいってほしいと願います!

ほんで・・・

お前らにしか見えへん、素晴らしい「景色」を見るために・・・さらなる「努力」を、決して怠らないでください!

 

歩みを止めたら・・・後退しかあれへんで!?

 

親父は・・・陰ながら、応援してます!

 

 

You Can Do It!

Yey!!

We Can Do It!

Yey!!

7月28日(水)・・・詩音先輩(現:日本体育大学2年)が、帰省に伴って道場に顔を出してくれた

暑い中やったけど・・・道場生たちには、ものごっついええ刺激になったんとちゃうんかな?って思うよ(^^)

 

それにしても・・・こいつら(道場生)は、スーパースターである大先輩を、雑に扱いすぎ!(+_+)

小僧! なんで、詩音先輩の頭持ってんねん!?(^^;)

びび! タメ口でしゃべるな!(^^;)

オネエ! 「詩音」って、呼び捨てすんな!(^^;)

 

 

今日は・・・

詩音先輩の思い出話を、ここで記させてもらおうと思う

『漢』-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

『漢』の「追い出し会」-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

『漢』の高校総体(集大成)-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

高校柔道生活では・・・全国高校総体ベスト8・・・東北大会優勝etc・・・って、輝かしい戦績を残した「詩音」やけど・・・

先のブログに掲載した通り・・・小中学校時代は、それはそれはアカンタレでなぁ?

しょっちゅう、俺の胸で泣いとった(今は、横に並んだら、見上げなアカンくらいデカいけど(^^;))

 

 

そんな・・・詩音

今は・・・日本体育大学で、レスリング部に所属してる

小学校時代から取り組んできた「柔道」に、一旦線を引いて・・・まったく違う世界に飛び込んで、「0(ゼロ)」から勝負をしてるねん

ホンマに、すごいことやと思うよ

 

 

高校時代・・・

東北チャンピオン、全国ベスト8っていう成績を残したにもかかわらず・・・まったく違う世界に飛び込むっちゅうのは、ホンマに勇気のいること

それができてしまう、「詩音」っていう人は・・・これから先の人生、どんな困難にブチ当たっても、胸を張って立ち向かっていくことやろうな?って・・・俺は、確信してる

ほんで・・・

確信してると同時に・・・心の底から、頭の下がる想いでもおる

 

 

俺は・・・子供たちに対して、「柔道」はよう教えてへんと思う

もちろん・・・組み方、投げ方、抑え方、崩し方、足の運び方etc・・・最低限のことは、指導させてもらってるけど・・・

俺が、教えてへん「柔道」っちゅうのは・・・「勝ち方」な?

 

俺自身、大学や実業団で柔道をしてきたから・・・

その時に学んだこと、その時に己自身で考えて身につけたこと、その時に人から盗んで手に入れたこと等を、子供たちに教えて・・・

毎日のように徹底して反復練習をさせて、悪いところを事細かに修正して・・・

そないしてたら・・・子供たちは、きっと試合で「勝つ」ことやろう?

 

全員が全員・・・全国大会上位入賞、東北チャンピオン、県チャンピオンになるとは言われへんけど・・・

(誤解を恐れんと記すけど)県内で、メダル(金銀銅に限らず)をぶら下げさせてやることくらいは、まったく難しことではあれへんと思ってる

 

 

でも、俺は・・・子供たちに対して、一切そんなことは教えへん

そんなことよりも・・・

柔道を通じて・・・師匠と出会ったことで・・・仲間と出会ったことで・・・ファミリーと出会ったことで・・・俺と出会ったことで・・・

それらを己の背中に背負い込んで・・・

「責任」っちゅうもんを抱え込んで・・・

この先の人生を歩んでいってもらえたらな?って願うが故に・・・日々、子供たちに対して御託を並べまくってる(笑)

 

 

そんな俺は・・・詩音に対しても、「これでもかっ!」っちゅうくらいの御託を並べ立てたことがある(^^;)

5年前の冬・・・詩音が高校進学で迷ってた時のこと

 

詩音は・・・プロレスラーになりたいっていう夢を、子供の頃から、ずっと抱いとった

高校進学を迎えるに至っても、その夢は潰えることなく・・・彼の心の中に存在してるようやった

 

 

詩音は・・・小学校時代、中学校時代、箸にも棒にもかかれへんような柔道の結果やったけど・・・

重量級っていうこともあってか?・・・柴田高校の柔道部監督はじめ、県内外のいくつかの高校の柔道部の監督から、お声掛けをいただいとった

それと同時に・・・

県内のレスリング部の監督からも、お声掛けをいただいとった

 

 

彼自身・・・

最終的には・・・柴田高校に進学して柔道をするか?・・・それとも、レスリング部のある高校に進学してレスリングを選択するか?の二つの選択肢で迷っとって・・・ある日、俺に相談しに来よった

 

柴田高校に進学して、柔道をすることを選択した場合・・・

インターハイに出場できるか?否か?なんていう保証は、どこにもあれへんし・・・

当然・・・その先(大学へ)の進学かって、まったく以て不明瞭やった

まして、中学時代の自分の柔道の戦績を考えたら・・・高校在学中に、インターハイに出場できる?なんていうことは・・・当時の彼自身には、現実的には考えられへんかったことやと思うし・・・

・・・っちゅうことは・・・当然、先行きはまったく以て手探りの状態やから、不安要素しかあれへん状態やった

 

ちなみに・・・

高校進学に伴い、レスリングを選択した場合には・・・

(柔道と比べての)競技人口の少なさ・・・また、彼の体重ともなると更に選手層は薄くなるが故・・・県チャンピオンになることも、試合をせんと「認定チャンピオン」(東北大会出場、全国大会出場)っていうことも、十分あり得る話やった

おまけに・・・3年後(高校卒業時)の大学進学に関しても、限りなく良い条件をご提示いただいとった

せやから・・・

「もし、プロレスラーになる夢が潰えたとしても・・・大学卒業っていう学歴を備えられるやろう?」っていう「打算」が、彼の言葉の端々から伝わってきた

 

 

俺は・・・詩音に言うた

お前・・・プロレスラーになりたいんやろ?

それやったら、そんな「打算」なんかいらんやろ!?

中学校を卒業したら、高校に進学せんと・・・高田道場でも、他の道場でもええから・・・「入門させてください!」って、頭を下げに行ったらええやないか?

 

・・・・・・・・・・(詩音:黙)

 

じゃあ・・・仮に、頭を下げに行ったとしよう?

それでも・・・「高校卒業してから、出直して来い!」って、先方に断られたらどないすんねん?

 

詩音は・・・

「それなら、高校卒業してから、また行こうと思います」って答えた

 

アホかっ!?

そんな「覚悟」しか持ち合わせてないんやったら、何の世界に行っても成功なんかするか!?

俺やったら・・・「どうしても、その道に進みたい!」っていう「覚悟」を持ったんやったら・・・

雨が降ろうが、槍が降ろうが、3日やろうが、1週間やろうが、蹴飛ばされようが、唾を吐きかけられようが・・・

入門を認めてもらえるまで、ずっとその場に土下座して想いを伝えるわ

 

そんな浅はかな「覚悟」で、針の穴ほどしかない小さな門(プロレスラーの世界)をくぐれる訳ないやろっ!?

少なからず・・・俺は、今までの人生、そないしてきたつもりでおるし・・・人生の大きな節目節目で、「覚悟」を持って己自身と対峙してきたつもりでおる

お前に、その「覚悟」はあるんか?

 

詩音は・・・伏し目がちに、首を横に振った

 

「偉そうに言うてる、お前はどうやねん?」って、言われてしまうかも知れへんから、言い訳がましく記しとくけど・・・(^^;)

詩音はじめ、道場生、もしかしたら、我が子にさえ言うたことがなかったかも知れんな?

 

俺は・・中学3年生の夏、大阪の実家を出て府外の高校で寮生活(柔道)をすることを、自ら親父に懇願した

俺が進学を希望した、和歌山北高校は県立高校で、越境入学っちゅうことになってしまうため、大阪府在住の人間には受験資格があれへん

せやから・・・中学3年生の2学期(9月)以降、和歌山県の中学校に転校して、電車とバスを乗り継いで中学校に通学しとった経緯がある

 

転校の手続き等こそ、親父や中学校の先生にお願いはしたけど・・・

今みたいに、柔道や野球っていうても、県外の高校に進学するなんてことは、限りなく少なかった時代やったし・・・

俺自身・・・子供ながらに、それなりの「覚悟」を持って望んだことやったと思う(そうじゃなかったら、あの親父や? 絶対に、認めへんかったと思うわ(笑))

そうやって、道を歩んできたからこそ・・・現実味のある「言霊」として、詩音に吐き出させてもらった

 

 

決して・・・「柔道してたらええねん!」っていうてる訳やない!

決して・・・「高校でレスリングするな!」っていうてる訳やない!

せやけど・・・

そんな大きな体して・・・切磋琢磨できる仲間(同じくらいの階級の選手)もおらんくて・・・「認定チャンピオン」って右手を挙げられることで・・・

3年後のお前に、何が残るねん!?

 

その挙げられた右手で、何かを掴めるほど、世の中は甘くないぞ!?

それやったら・・・人間、誰も苦労なんかせえへんわ!

 

お前自身・・・今、その「覚悟」っちゅうもんを持ち合わせてないんやったら・・・3年間で、「「覚悟」を身につけれるであろう?」場所を選択せえ!

それが・・・今の、お前自身がやるべきことや!

ほんで、それこそが・・・お前の将来の糧になるんじゃ!

 

 

数日後・・・詩音は・・・

「柴田高校に行って、柔道をします!」って・・・俺に、言いに来よった

 

もちろん、かなちゃん(詩音のお母さん)には・・・「勝手なことを、詩音に言うてしもうてゴメン」って謝ったのは言うまでもあれへんけどな(^^;)

でも、かなちゃんも・・・

「いいんです!  私も、どこかで、安全策を選ぼうとしてたのかも知れません  でも・・・心が育たない限り、何をやっても同じですよね?」って・・・そない言うてくれとった

 

 

 

5年前・・・

そないして・・・己の進みゆく道に、「覚悟」すら持ててなかった少年は・・・

高校3年間という時間の中・・・師匠の下で、「柔道を通じて大切なもの」を得たんやろなぁ?・・・・・素晴らしい青年になっとったわ

きっと彼は・・・その辛かった『過程』を糧に、この先の人生、迷うことなく真っすぐに歩み続けることやろう?

 

 

 

俺は・・・いつも、子供達(道場生)には伝えてるし・・・いつも、この場でも記してるつもりやけど・・・

 

「結果」は、「結果」であって・・・「結果」にしか過ぎへん!

せやけど・・・

「結果」よりも大切なのは・・・『過程』や!

『過程』が、何よりも大事やと俺は思ってる

 

きっと・・・

その大切にしてきた『過程』の先にこそ・・・

その本人にしか分かれへん・・・「結果」以上の『結果』があるんやと、俺は思う

 

 

余談やけど・・・

俺自身、若い頃・・・どんだけ理不尽なことを抱え込んでも・・・

奥歯を噛みしめながら将来を見据えて・・・「自分なら・・・きっと、やり遂げれる!」、そう己を信じて「辛抱と努力」をしてきた

・・・・・つもりでおる(笑)

 

それは・・・

金持ちになるためでもなく・・・大きな会社を運営するためでもなく・・・地位や名誉を手にするためでもなく・・・

もちろん・・・それらも、あったらええことやねんけど・・・

 

そんなことよりも・・・もっともっと前の段階として・・・

如何なる場合であっても・・・

如何なる場面であっても・・・

 

「我が子に胸を張ってられること!」

 

それを大前提として、人生を歩んできた

 

もちろん・・・今現在も、そこは一切ブレてへんつもりでおる

せやから、今でも・・・明美さん(女房)に・・・

「この選択は・・・REN(長男)に、胸を張ってられるかな?」

「この行動は・・・SO(次男)に、胸を張ってられるかな?」

・・・・・って・・・些細なことであっても、時折、確認することさえある

 

それは・・・なんでなのか?

きっと・・・「結果」じゃなく、己の『足跡』を子供たちに残したいと思ってるからやろな?

 

 

明美さんのお義母さんからもらった、どこかの寺院の冊子に書いとった(俺のバイブルやから、ずっと大切に持ち歩いてるけど(^^))

子供は・・・親の言うことは聞かん

子供は・・・親のやったことしかやらん

・・・・・って

 

 

何が正しいんか?

何が間違ってるんか?

現実社会の中に・・・100点満点の答案用紙なんちゅうもんはない

 

己自身が納得したことが・・・(その時々の)答えなんやと思う

せやから・・・今日の「答え」と、明日の「答え」は違う場合もある

人間は生きてるんやから・・・日々、進化してるんやから・・・「答え」は、違って当然や!

 

ただ・・・「答え」を出す時に・・・

周りに流されることなく・・・楽な方に身を委ねることなく・・・

己自身の(近い&遠い)将来を見据えて考えた方が・・・絶対に、俺はええと思う

今日、やったことも・・・やれへんかったことも・・・すべての物事が、「明日(未来)」につながってしまうんから・・・

 

もちろん・・・

「明日、自分自身が生きてる保証なんかどこにもない!」っていう観点から考えたら、ものごっつい矛盾した話になってしまうねんで?

 

それでも・・・

楽な方を選択したり・・・周りに流されて選択したりすることなく・・・

明日につながる、『過程』を大切にした方が・・・俺は、ええと思うねん

 

 

取り留めのない話になってしもうたけど・・・

俺は、これからも・・・道場生たちに対して、そういったことを伝えていってやりたいと思う

 

詩音!

いや・・・

詩音だけに限らず・・・卒業生諸君!

ほんで・・・道場生諸君!

 

あなたたちの未来が、輝かしいものになってもらいたいと・・・

親父は・・・心から祈ってます!

 

みんな、頑張ってるやろうし・・・頑張ってるのは知ってるけど・・・

それでも、敢えて云うとく

頑張れ!!

 

You Can Do It!

Yey!!

We Can Do It!

Yey!!

北岡道場連絡先

983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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