子育ての悩み一覧

俺には、子供が4人おる2014.8.5 043

下二人は、小学校4年生と年長・・・今も道場に在籍して柔道を通じて、いろんなことを学んでくれてる

上二人は、大学1年生(現:北岡道場コーチ(悠葉))と高校2年生(関西で寮生活をしてる(REN))・・・この子たちも、ひん曲がることなく、今のところ、真っ直ぐに成長していってくれてる

でも・・・上二人に対しては、悔やんでも悔やみきられへんくらい、『柔道』の指導に関しては、俺自身ものごっつい後悔をしてる

 

今の俺の『北岡道場』の指導スタンスは、悠葉とRENに、この上なく勉強させてもうて出来上がったもんやとゆうても過言ではないくらい、彼らからは多くのことを学ばせてもうた

 

彼らが柔道を始めたのは、悠葉が2年生、RENが年長の時やった

当時、宮城県内だけに留まらず、全国でも強豪道場と称されるくらいの道場、「仙台練心会」で、お世話になっとった

周りの子供たちが、次々に結果を出していくことへの焦り・・・自分自身が大学・実業団とレベルの高い場所で「柔道」に取り組んできたにもかかわらず、彼らが思い描くような「柔道」をしてくれないことのジレンマ・・・・・

いつの間にか、自分が思い描く結果を求めて・・・自分の思い通りの「柔道」を求め・・・、要するに「自分の利欲」ばかりを彼らに押し付け、出来ないことへの怒りから彼らを殴ったり・・・結果を追及するがあまり、必要以上のトレーニングを課したり・・・・・「柔道」に取り組ませる理由が、少なからず歪んどったのは明らかやった

その後、悠葉が5年生、RENが3年生の時に、「北岡道場」を立ち上げたねんけど・・・その思いに、より一層拍車がかかり、暴言、体罰、よりハードなトレーニングは、日に日に増していくことになる

 

その結果・・・RENは5年生の時に、宮城県予選を勝ち上がり「全国小学生学年別柔道大会」への切符を手にすることができた

低学年の頃のRENを知ってる方々からすれば・・・天と地がひっくり返っても、RENが宮城県の代表になるなんて、思いもよらんかったと思う(現に、「RENが代表になるねんて、まったく思ってなかった」と、幾人もの方に言われたくらいや(^_^;))

その時の俺は・・・「どうや! 見たか!?」くらいの感情を持っていたかも知れへんし、また「全国大会でも、上位入賞を果たすために・・・」と、毎日のトレーニングもハードにし、日曜・祝日も道場に行って、RENと練習を「させた」

そう、今思えば、間違いなく・・・RENの意志を尊重して、頑張る彼を応援していたのではなく・・・俺自身の意思をごり押しして、RENにトレーニングや、日曜日の練習を「させとった」んやと思う

 

そして迎えた・・・「全国小学生学年別柔道大会」

結果は、予選リーグ敗退(当時は、3人での予選リーグがあった)

その大会で、3位入賞した選手(今でも、その子のお母さんとは、コンタクトがある(^^))と、一進一退の勝負をし、結果的には判定で負けてしまい、決勝トーナメントに上がることができへんかった

 

「その大会を経験した」とゆうんが、もっとも大きな理由やったと思うけど・・・ある時俺は、RENのこの先の人生を考えたことがあった

毎日毎日、トレーニングをして・・・悠葉と共に柔道の練習をして・・・日曜も祝日も、友達と遊ぶこともなく練習をして・・・・・「俺は、間違ってるんやないか?」と考えた

「小学校5~6年生の子は、もっと他にもやるべきことがあるんとちゃうんか!?」

「この先、中学生になった時にも、「柔道」なんかより、もっともっと学ぶべきことが山ほどあるんとちゃうんか!?」

・・・・・そない考えるようになった

友達とも遊ばなアカン・・・彼女とも遊ばなアカン・・・勉強もせなアカン・・・仲間と悪さもせなアカン・・・学校での自分の立ち位置を自分自身の力で確立せなアカン

「「柔道」なんかより、もっともっと、まだまだいろんな経験をする時間が、この子には必要なんとちゃうんか!?」って、自分の信念が固まり・・・俺は、ある時期、RENを完全に解放した

 

そうしたことで・・・RENは、水を得た魚のように、遊び呆けた

土日・祝日は、朝早くから友達と出かけて、ゲームセンターだの、アミューズメントパークだのに入り浸って、晩まで帰ってけえへん

平日も、友達と出かけては、悪さに明け暮れたことやろう(警察から連絡があったり、オッサンが家に怒鳴り込んできたり、学校の先生から連絡があったり・・・)

彼女とも、そらぁ楽しく過ごしてたみたいやった

せやけど・・・道場の練習の時間には、必ず道場に来たし(道場の練習が終わったら、また晩に出かけて行ったりしてたけど・・・(^_^;))、平日も俺らが仕事を終えて帰る頃には、必ず、家に帰ってきとった

悪さをする度合いとか、彼女と遊ぶことに関しても、「自己責任」を持って行動しとったみたいやし(正直に、いろいろ話してくれた)・・・ほんで、何より・・・正直に何でも話すくらいやから、俺との「親子関係」が良くなったのは事実やった

 

あのまま、俺が何にも気付かんと・・・俺の顔色を見ながら、RENに「柔道」をさせ続けとったら・・・・・

そない考えたら・・・背筋が凍る思いをするよ

 

子供は、いずれ親のゆうことなんか聞かへんようになりよる

ほんで、いつの間にか、背丈も追い越されるし、身体も出来上がってくる

そんな時が来るにも拘らず・・・大人目線で子供を見て、力だけでねじ伏せてたり、最後の切り札(体罰や威圧)を出しまくっとったら・・・・・子供に、足元すくわれるのも時間の問題っちゅうやつやで

せやから俺は・・・自分自身が「失敗したな」と感じたことを、道場に子供達をあずけてくださってるご父兄の方々には、「俺と同じ失敗は、してもらいたくないな」と、常々思ってる

 

だから・・・言葉は悪いけど・・・

 

『北岡道場』のスタンスは・・・「ええ加減」やねん

 

風呂もそうやろ?

熱すぎても、すぐのぼせてまうし・・・ぬるすぎたら、「ぬるいなぁ」って思うやん?

「ええ湯加減」が、一番長いこと、一番ゆっくりと、一番気持ちよく浸かってられるねん

 

小学校時代に、花が咲く子もおれば・・・中学校で、開花する子もおる

それでいても、高校生になったら、大半の人間は頭が揃う

その揃った所から、頭一つリードするためには、人よりも「辛抱と努力」をせなアカンのは当然や

その時にこそ、自分の意志で「辛抱と努力」ができる子になっててもらいたい

それこそが、社会に出て発揮されたら最高や!

人に「やらされてる」じゃなくて・・・自らの意志で「苦しいところ」に首を突っ込んででも、「人生の勝利」をもぎ取ってもらいたいと願ってる

 

単純明快や!

最後まで、畳の上に立っとったもんが「勝者」や!

最後まで、生き残ったもんが「勝者」や!

だから子供の頃は、一番長いこと浸かってられる・・・「ええ加減」が、一番やと思ってる

 

一人でも多く・・・そんな子が、道場から巣立っていってくれたら、俺は嬉しいなぁ~

 

 

 

思春期を迎えたお子さんは、精神的に不安定な時期となるために、親への反抗心が増してしまうということは良くあることです。

ですが小学生や幼稚園児がこの状態では、早すぎるのではないか?と考えます。

 

親以上に発言力のある存在IMG_4283-001

 

近所の怖いおじいさんや、学校の先生、誰でもいいのですが、親以上に厳しくそして客観的に子供を諭してあげる存在がとても重要です。

 

北岡先生は親以上に怖い存在

アカンもんはアカン!と言える存在

 

体格が大きなお子さんが中学生になり親では押さえが効かない時期に入ると、このような親以外の怖い存在は重要性を増します。

 

北岡道場はそんな地域の怖いオヤジ的役割をしっかり全うしたいと思います。

 

親の過保護が一番よくないことです。 社会は子供たちが考えている以上に厳しい世界です。挨拶の出来ない社会人は、それだけで昇進の道から一歩ずつ遠ざかって行きます。ましてや自分のことだけを考えるわがまま振りを出そうものなら、チームを組んでもらえず、結果1人で社会に背を向け続ける人生に陥ってしまいがちです。

社会の厳しさを親元にいる間に教える

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これが子育ての大切な部分ではないでしょうか?わがままを言えば先輩から怒鳴られる、後輩から嫌われる、でも道場長はそれを適時に諭していく。

道場も社会の縮図です。社会人になる前に社会で通用しないことは、しっかり修正する。これが北岡道場の役割です。

心の優しい子は、概して相手に強く物事を発言できない傾向があります。

相手を傷つけないようにという配慮からでしょうが、世の中はそう甘くはありません。主張を出来ない人間にはどんどん付け入ってくる者が沢山存在します。

 

こういうお子さんは強い刺激に慣れていない

 

ただそれだけです。ちょっとした擦り傷や打ち身程度で泣く子は、それが日常ではないので、驚いて泣いてしまう事が多いようです。また相手の子に大きな声でまくし立てられると下を向いてしまい、意見を出せなくなるのも、周りに大きな声でまくし立てる友人が少ないためです。

 

北岡道場の子供たちは、毎日腹から出せるだけの声を出し、倒され、投げられ、抑え込まれ、鼻血を出しながらでも練習に取り組んでおります。

 

「痛い!」は日常茶飯事ですP1020540

 

体の大きな先輩と声を張り合いながら練習をしている幼稚園児や小学校低学年の子供達を見に来ていただければ、最初は弱虫だった子供達が今どんな先輩になっているか、先輩パパさんママさんから嫌と言うほど聞けることでしょう。

 

 

 

親が甘やかさない、すぐに手助けしない、泣いたら放っておく

 

これが強い子になる一番の近道ではないでしょうか。

 

学校生活は、既に親からは見えない世界です。子供達のコミュニティーの中で、大人社会の様な良いこと悪い事が起き始めます。

 

学校でのいじめ

 

これに親はなかなか気付けません。学校に居ないからです。同級生や先輩達がこのいじめを止めてくれるなら親たちも安心なのですが、全ての同級生や上級生が正義感のある子供であるとは限りません。

 

北岡道場の子供達は幼稚園児から高校を卒業した社会人まで多くの仲間で構成されています

ただでさえ武道を学んでいるこの集団にはなかなかいじめと取れる行動はとれないのに、この北岡道場の先輩後輩の関係はとても強いです。きっとあなたのお子さんの学校や地域の中に北岡道場の先輩生徒が居たら、とても安心ではないでしょうか?P1000421

それは中学、高校、そして社会人になってからも活かせる人間関係です。

 

北岡道場の子供達は弱きを助け、強気を挫く気持ちをしっかり持ってくれているようです。

 

お子さんの教育に悩まれるお母さんに良くある悩みが、お子さんの素行の悪さです。

同級生と仲良くできず、暴力沙汰になり、親子共に肩身の狭い思いをされているご家庭も少なくありません。

 

そもそも学校ではそういういわゆる「不良」はつまはじきにされています。本人の居場所が無いのです。

「不良」になってしまうきっかけは、家庭環境の悪化、先輩後輩の影響、親子間の愛情の希薄化等色々あると思いますが、元々は心優しい子供達がほとんどです。

 

北岡道場では、そういうお子さんの居場所がありますIMG_2138

 

実際に素行が悪かった子も、道場に通い始めたことでしっかり柔道に取り組んでおります。

私個人の気持ちとしては、このような「不良」扱いされるお子さんを、ぜひ北岡道場に預けて頂きたいと考えます。

もしこのような悩みをお持ちの保護者様がおられましたら、一度ご相談ください。

可能な限りお子さんにとって居心地の良い場所を提供させて頂きたいと思います。

 

昔の地域には、必ずといっていいほど面倒見の良いガキ大将がいました。

今は体の線も細身化しており、なかなかガキ大将に出会う事がありません。

そんな現代では、ひとたび体の大きな相手が現れると対応の仕方がわからず、立ち向かう前に心が折れてしまう事が多いのではないでしょうか。

これは普通の生活のみならず、スポーツの対戦相手の体格を見ただけで負ける気持ちになって実力を出し切れなかったりするシーンを目にしたことは無いでしょうか。

 

大きい相手は強い!という妄想があるIMG_8128

 

のも事実です。ですが、柔道では自分の頭一つ背の高い相手を倒したり、自重の倍ほどもある相手と対峙しなければならないシーンが毎回見られます。柔道では大きい相手が必ずしも強いわけではない!という実体験を積めるのです。

また小学生の柔道大会では、体重別になる前は小さい子も大きな子も一緒の大会に参加するため、この様な倍ほども違う相手との対戦も組まれる事があるのです。

 

さて、皆さんはご自身のお子さんを、大きな相手との対戦を避けるような環境を用意しますか?それとも好んで子供をそのような環境に入れますか?

各家庭の指導方針は様々ですが、全ての親御さんの望みは

 

自分の力で自分を守れる社会人になって欲しい

 

これに尽きるのではないでしょうか。お子さんが親元に居る間に積ませてあげたい経験をぜひ考えて見てください。

生まれながらにして恵まれた体格を持ったお子さんの中には、同級生や地域の子供達との遊びでは物足りなさを感じている子がいるのではないでしょうか?

体格のよいお子さんをそのままストレスのたまる環境に置き続けると、同級生への暴力や、肥満化という親にとっては嬉しくない結果につながっていくケースもあります。

 

柔道では体格が良いことは一つのメリットですIMG_8362

 

しかも同じ体格、いやそれ以上のライバルがしのぎを削る各種大会に出場することで 体が大きいだけでは勝てない という大切な事に気付きます。そこから柔道に打ち込んでいくうちに運動能力が高くなり、それでいて努力のできるお子さんへと変わっていくことでしょう。

 

お子さんが中学生になったとき、親御さんがしっかりコントロールできますか?   北岡道場にも県内でもトップレベルの体格の子供達が何名か在籍しておりますが、親御さんの言うことを多少聞かなくとも、道場長の指導はしっかり聞きます。

 

師弟関係とは本来そういうものではないでしょうか?

 

体格のよさを、将来良い方面に活かせるお子さんに育って欲しいと思っております。

 

野球、サッカー、バスケ、テニス、陸上、空手等々のスポーツで、一番重要だといわれている部分が体幹です。

 

体幹が強い子は体の軸がぶれないIMG_8313

当たり負けしない

腰の回転力が増す

 

という結果が出ております。

 

柔道は直接相手の体をつかみ、相手の軸を崩したり、崩されるのを耐えたりすることで、体幹が極端に鍛えられます。

専門競技に移行する前に、幼稚園、小学校低学年までは体幹を鍛えるために柔道を習う事を提唱している教育者もいます。IMG_1884

 

柔道+専門スポーツという習いかたもスポーツを頑張らせたいお子様には有効だと考えております。

過去の投稿

北岡道場連絡先

983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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