その他

水曜日(11月5日)の練習、合宿明け初めての練習日やったねんけど・・・

道場に来る子供達、全員が全員ってゆうてええほど・・・なんか、雰囲気が違う

今まで、練習が始まるまでは、みんなの輪の中に入り込めんと黙っておった子が、3人くらいでモミクチャにされながら絡んどる

今まで、柔道の練習以外では、ほとんど接点がなかったような子同志が、ボールの投げ合いをしとる

練習が始まっても、みんな和気あいあい(^o^)IMG_3938

ホンマの兄弟みたいに、それぞれがそれぞれを意識し合ってるって感じやったわ

 

よう、「同じ釜の飯を食った仲間」ってゆうけど・・・

今までも当然、道場に来て、いっしょに「柔道」をして、いっしょに試合に行ったり、応援し合ったりはしてたけど・・・それだけやなくて・・・

同じ「志」を持ったもん同志が集まって、まったく分かれへん、まったく知らへん道場の子達と「北岡道場」ってゆう結束をもって合同練習、練習試合をする

旅館で同じものを食って、いっしょに風呂に入って、同じ時間を共有して、同じ部屋でくだらん話をしながら過ごす

また翌日、みんなでプールで大はしゃぎして、いっしょに昼飯(バイキング)を食って、またプールで戯れる30-20141103_090637

そんな、夢のようで魔法にかかったような「時間」を共有することで、子供達同志の「絆」は、より深くなるもんなんやよなぁ~

 

俺ら大人も、そんな「時間」を絶対に過ごしてきたはずやのに・・・・・

いつの間にか、日々の生活に追いやられて、しょうもないことで落ち込んでみたり、くだらん人間に自分の幸せを塞き止められてみたり・・・

また己自身も、暇さえあれば自分のことを棚に上げては、他人様のことを貶すこと限りなく、褒めること何一つなく・・・

 

きっと、俺ら大人こそが・・・

そんな彼ら(子供たち)を色んな角度から見ることで、「大人」とはどうあるべきか?を、子供たちから学ばなアカンのんとちゃうんかな?

俺らは・・・

「親」のあるべき姿を、我が子から教えてもらってるねん

「指導者」のあるべき姿を道場生から教えてもらってるねん・・・きっと

 

だって俺・・・「親」になって、まだ19年やもん

・・・・・ってことは、まだ「親」大学1年生・・・まだまだ若造やん(^_^;)

「指導者」になってからは、まだ8年・・・小学校2年生やで(ーー;)IMG_4204

 

子供たちから「先生」って呼ばれてる俺は・・・あいつらより「先」に「生」まれただけや!

まだまだ、学ばなアカンことがいっぱいある

せやから、「指導者」として、進化せなアカンと思う

 

自分の信念を曲げることなく突き進むのは、大事なことではあるけど・・・時に、無垢な子供たちの表情とか行動から学ばしてもらったことを真摯に受け止めて、今一度、自分自身を見つめなおして、方向性を変えてみることも大事なんとちゃうんかなぁ~

俺・・・こんだけ、我が子とか道場の子から大事なことを学ばしてもらってんのに、「変わる」ことに立ち止まったままやったら、単なるアホや

せやから・・・あいつらと接しながら、いつも自分自身に問いかけてる

「偉そうにゆうてる、お前(俺自身)は出来とるんかっ!?」って

 

◆「辛抱と努力」をすること!

◆不平不満を云わぬこと!

◆与えられた環境の中で最大限の努力をすること!

 

道場生諸君!!

俺・・・また、お前らから学ばしてもうたわ

ありがとう!

 

今現在(平成26年10月20日現在)、『北岡道場』は年長から中学3年生まで、総勢27名で活動してる

 

3月に・・・虎之介、千葉ケン、SAKIが卒業してもうて、道場の中が寂しくなってもうたなぁって感じてたねんけど・・・

4月から今年度が始まって、新生『北岡道場』に続々と新しい仲間が増えてきた

4月に・・・年長の男の子:YUTAKA(8月の「しょうじゅう杯」では、1勝を挙げてる)

6月に・・・小1の女の子:RUKA(8月のスポ少仙台市予選で優勝して、県大会も見事3位入賞)

そして、先月・・・小5の男の子:純聖(ものすごい人懐っこくて、俺によう絡んでくれる・・・この前、抜けかけた奥歯を見せにきとった(笑))

今月・・・小1の女の子:碧ちゃん(小柄な子で、メチャメチャかわいい女の子)が、新しく仲間に加わった

 

 

見学(体験入会)に来てくれたら、みんな即決してくれる

実は、俺・・・「ウチ(『北岡道場』)の良さは、見学に来てくれたり、体験入会やと、分かってもらわれへんやろう」って、思ってた

このHPは・・・ウチに在籍してくれてる、ヤマト・タケルの親父さん(ヤマタケパパ)が作ってくれたねんけど(ヤマト・タケルの親父さんは、そういった関係も含めたIT企業の代表取締役)・・・ヤマタケパパが『北岡道場』を見て感じたこと、俺の道場の子供達への接し方をリアルタイムで見てくれたうえで作成してくれたもんやから、当然ウソはないよ

せやけど・・・HPだけやと伝われへん部分(そこに、ウチの良さがあんねんけど)が結構大きいし(おまけに俺、関西弁で、子供たちに指導してる最中、毒吐きまくるし(^_^;)・・・)、絶対に見学に来てくれても、ええ印象がないと思ってたねん

 

でも、ちゃうねんな

俺は、関西弁ベタベタで印象悪いやろうけど(苦笑)・・・

コーチ2人(晃先生と悠葉先生)は女性やから、メッチャ心配りをしてくれるし・・・

道場の子供らみんな、目キラキラさしながら「柔道」に取り組んでるし・・・

誰一人、練習中でも笑顔はなくなれへんし・・・IMG_2204

ほんで何より、誰にゆわれるでもなく、上の子が下の子(もちろん、体験に来た子も含めて)の面倒をちゃんと見てくれるから・・・・・見学に来てくれた方々には、メチャメチャ好印象に映るんやろなぁ~

ちゃんと、ウチの良さは伝わってくれてるねんな

 

 

俺は常々、子供たちに言う

「ここは、俺の道場やない! 父兄の道場でもない! お前らの道場や! せやから、お前ら自身が道場に来て面白くなかったら意味がないねん! お前らが「楽しい!」って思える場所じゃないとアカンねん!」って・・・

 

俺の役目は・・・躍起になって、宮城県チャンピオンを輩出することやない!

まして、東北チャンピオン、日本チャンピオンを輩出することでもない!

俺の役目は・・・子供らに、柔道を通じて大切なことを学んでもらうこと!

社会に出た時に役立つ、大切な「何か」を学んでもらうことや!

その上で、柔道人口の底辺拡大が図れたら・・・道場の子供たちが、努力の証として結果が付いてきてくれたら・・・この上なく最高やな!

 

 

このHPを見てくださった方々・・・

興味がありましたら、ぜひ道場に足を運んでいただき、子供たちの笑顔を見てみてください!

『北岡道場』は、限りある自身のお子様との大切な時間を、楽しい時として共有できる場所だと、私は信じております

お待ち申し上げております!

 

俺には、子供が4人おる2014.8.5 043

下二人は、小学校4年生と年長・・・今も道場に在籍して柔道を通じて、いろんなことを学んでくれてる

上二人は、大学1年生(現:北岡道場コーチ(悠葉))と高校2年生(関西で寮生活をしてる(REN))・・・この子たちも、ひん曲がることなく、今のところ、真っ直ぐに成長していってくれてる

でも・・・上二人に対しては、悔やんでも悔やみきられへんくらい、『柔道』の指導に関しては、俺自身ものごっつい後悔をしてる

 

今の俺の『北岡道場』の指導スタンスは、悠葉とRENに、この上なく勉強させてもうて出来上がったもんやとゆうても過言ではないくらい、彼らからは多くのことを学ばせてもうた

 

彼らが柔道を始めたのは、悠葉が2年生、RENが年長の時やった

当時、宮城県内だけに留まらず、全国でも強豪道場と称されるくらいの道場、「仙台練心会」で、お世話になっとった

周りの子供たちが、次々に結果を出していくことへの焦り・・・自分自身が大学・実業団とレベルの高い場所で「柔道」に取り組んできたにもかかわらず、彼らが思い描くような「柔道」をしてくれないことのジレンマ・・・・・

いつの間にか、自分が思い描く結果を求めて・・・自分の思い通りの「柔道」を求め・・・、要するに「自分の利欲」ばかりを彼らに押し付け、出来ないことへの怒りから彼らを殴ったり・・・結果を追及するがあまり、必要以上のトレーニングを課したり・・・・・「柔道」に取り組ませる理由が、少なからず歪んどったのは明らかやった

その後、悠葉が5年生、RENが3年生の時に、「北岡道場」を立ち上げたねんけど・・・その思いに、より一層拍車がかかり、暴言、体罰、よりハードなトレーニングは、日に日に増していくことになる

 

その結果・・・RENは5年生の時に、宮城県予選を勝ち上がり「全国小学生学年別柔道大会」への切符を手にすることができた

低学年の頃のRENを知ってる方々からすれば・・・天と地がひっくり返っても、RENが宮城県の代表になるなんて、思いもよらんかったと思う(現に、「RENが代表になるねんて、まったく思ってなかった」と、幾人もの方に言われたくらいや(^_^;))

その時の俺は・・・「どうや! 見たか!?」くらいの感情を持っていたかも知れへんし、また「全国大会でも、上位入賞を果たすために・・・」と、毎日のトレーニングもハードにし、日曜・祝日も道場に行って、RENと練習を「させた」

そう、今思えば、間違いなく・・・RENの意志を尊重して、頑張る彼を応援していたのではなく・・・俺自身の意思をごり押しして、RENにトレーニングや、日曜日の練習を「させとった」んやと思う

 

そして迎えた・・・「全国小学生学年別柔道大会」

結果は、予選リーグ敗退(当時は、3人での予選リーグがあった)

その大会で、3位入賞した選手(今でも、その子のお母さんとは、コンタクトがある(^^))と、一進一退の勝負をし、結果的には判定で負けてしまい、決勝トーナメントに上がることができへんかった

 

「その大会を経験した」とゆうんが、もっとも大きな理由やったと思うけど・・・ある時俺は、RENのこの先の人生を考えたことがあった

毎日毎日、トレーニングをして・・・悠葉と共に柔道の練習をして・・・日曜も祝日も、友達と遊ぶこともなく練習をして・・・・・「俺は、間違ってるんやないか?」と考えた

「小学校5~6年生の子は、もっと他にもやるべきことがあるんとちゃうんか!?」

「この先、中学生になった時にも、「柔道」なんかより、もっともっと学ぶべきことが山ほどあるんとちゃうんか!?」

・・・・・そない考えるようになった

友達とも遊ばなアカン・・・彼女とも遊ばなアカン・・・勉強もせなアカン・・・仲間と悪さもせなアカン・・・学校での自分の立ち位置を自分自身の力で確立せなアカン

「「柔道」なんかより、もっともっと、まだまだいろんな経験をする時間が、この子には必要なんとちゃうんか!?」って、自分の信念が固まり・・・俺は、ある時期、RENを完全に解放した

 

そうしたことで・・・RENは、水を得た魚のように、遊び呆けた

土日・祝日は、朝早くから友達と出かけて、ゲームセンターだの、アミューズメントパークだのに入り浸って、晩まで帰ってけえへん

平日も、友達と出かけては、悪さに明け暮れたことやろう(警察から連絡があったり、オッサンが家に怒鳴り込んできたり、学校の先生から連絡があったり・・・)

彼女とも、そらぁ楽しく過ごしてたみたいやった

せやけど・・・道場の練習の時間には、必ず道場に来たし(道場の練習が終わったら、また晩に出かけて行ったりしてたけど・・・(^_^;))、平日も俺らが仕事を終えて帰る頃には、必ず、家に帰ってきとった

悪さをする度合いとか、彼女と遊ぶことに関しても、「自己責任」を持って行動しとったみたいやし(正直に、いろいろ話してくれた)・・・ほんで、何より・・・正直に何でも話すくらいやから、俺との「親子関係」が良くなったのは事実やった

 

あのまま、俺が何にも気付かんと・・・俺の顔色を見ながら、RENに「柔道」をさせ続けとったら・・・・・

そない考えたら・・・背筋が凍る思いをするよ

 

子供は、いずれ親のゆうことなんか聞かへんようになりよる

ほんで、いつの間にか、背丈も追い越されるし、身体も出来上がってくる

そんな時が来るにも拘らず・・・大人目線で子供を見て、力だけでねじ伏せてたり、最後の切り札(体罰や威圧)を出しまくっとったら・・・・・子供に、足元すくわれるのも時間の問題っちゅうやつやで

せやから俺は・・・自分自身が「失敗したな」と感じたことを、道場に子供達をあずけてくださってるご父兄の方々には、「俺と同じ失敗は、してもらいたくないな」と、常々思ってる

 

だから・・・言葉は悪いけど・・・

 

『北岡道場』のスタンスは・・・「ええ加減」やねん

 

風呂もそうやろ?

熱すぎても、すぐのぼせてまうし・・・ぬるすぎたら、「ぬるいなぁ」って思うやん?

「ええ湯加減」が、一番長いこと、一番ゆっくりと、一番気持ちよく浸かってられるねん

 

小学校時代に、花が咲く子もおれば・・・中学校で、開花する子もおる

それでいても、高校生になったら、大半の人間は頭が揃う

その揃った所から、頭一つリードするためには、人よりも「辛抱と努力」をせなアカンのは当然や

その時にこそ、自分の意志で「辛抱と努力」ができる子になっててもらいたい

それこそが、社会に出て発揮されたら最高や!

人に「やらされてる」じゃなくて・・・自らの意志で「苦しいところ」に首を突っ込んででも、「人生の勝利」をもぎ取ってもらいたいと願ってる

 

単純明快や!

最後まで、畳の上に立っとったもんが「勝者」や!

最後まで、生き残ったもんが「勝者」や!

だから子供の頃は、一番長いこと浸かってられる・・・「ええ加減」が、一番やと思ってる

 

一人でも多く・・・そんな子が、道場から巣立っていってくれたら、俺は嬉しいなぁ~

 

 

 

11月2日(日)~3日(月)に、福島県いわき市に、恒例の『遠征強化合宿』???に行く予定

初日は、福島県や茨城県の強豪道場と合同練習をしてもらうねんけど・・・

2日目は、「スパリゾートハワイアンズ」で遊ぶねん(^o^)image-1

 

昨年は、生徒全員出席の上、ご父兄の方々合わせて、総勢44名での大移動やったねんけど・・・

今年は・・・総勢47名の出席予定

 

 

昨年、合宿から帰ってきて、ウチの次男坊に「合宿で印象に残ったベスト3は?」って聞いてみた

「プールで遊んだこと」・・・「バスの中が楽しかった」・・・「夜、まくら投げしたこと」

・・・・・・・・・・「柔道は!?!?」

・・・・・ってな感じで、生徒たちは皆・・・合宿=「楽しいもの」と感じてくれてるようやな(笑)

 

それでええねん!

自分自身のことを振り返ったら、一目瞭然やん

大人になった今・・・「あの試合で、◆◆君に勝った」とか、「あの合宿で、△△さんに背負い投げが利いた」とか・・・そんなことよりも、心に残ってることって、そんなことの方が多いやん?

『感動』(心が感じて動かされること)したこと・・・の方が、心に刻まれてるもんやん?

だから俺は、「柔道」も大事やねんけど・・・子供達には、そうゆうことをたくさん経験させてやりたいねん(^o^)

 

さてさて、ご父兄の方々の「夜の部」も、今年も盛り上がりたいもんですねぇ~(笑)

「おっさん」こと竜二(道場生みんな(父兄も含め(笑))が、彼を「おっさん」と呼ぶ)は、小学5年生の時に北岡道場に入会し約4年付き合ってる。P1000178

おっさんは、お世辞にも運動能力が高いとは言われへん・・・それどころか、正に「運動音痴」を絵に描いたような男

今までの4年間、試合には参加したものの、正直2~3回しか「勝ち」を経験してへん(練習試合含め)はずや

そのおっさんの最後の中総体(仙台市地区予選)が、6月にあった

 

結果・・・・・

1回戦敗退・・・

 

試合を終えて、次の練習日

おっさんは俺の所に試合の報告に来よった

「先生! 中総体、1回戦で負けました」(メッチャ低い声で(笑))

「なんや、おっさん!弱いのぉ~! ちゃんと練習しよったんかぇ!? サボっとったんちゃうんかっ!?」といつもの調子で茶化したねんけど・・・

俺・・・涙が止まれへんようになってなってもうて・・・

「よう、頑張ったなぁ~ 竜二! 今回の試合のことやなくて、今までほとんど勝たれへんかったけど、よう頑張った!」・・・そう言いながら、おっさんの目をまっすぐに見てやることしか出来へんかった

おっさんに出会ったから、今までのあいつとの付き合い、ほんで頑張り、勝たれへんことへのジレンマ、いろんなことが蘇ってきた

 

試合にこそ勝たれへんかったけど・・・

俺は、おっさんは「勝者」やと思ってる

俺が子供たちに伝えることのひとつに・・・「継続は力なり! 継続することは宝なり!」という言葉がある

おっさんは最後まで続けよった、負けても、負けても、ずっと道場に来よった

俺は、そんなおっさんを誇りに思うよ

おっさんは、偉そうに指導してる俺に対して、大切なことを身を持って教えてくれたねん

「継続は力なり! 継続することは宝なり」 ほんで・・・「継続とは「辛抱と努力」をすることなり!」

 

おっさんは、「高校に行っても柔道を続けたい」と言ってくれて、今でも休まんと道場に来てくれてる

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983-0821
宮城県仙台市宮城野区
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【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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