2018年 7月

ある日曜日・・・天然温泉に行った時の話

 

十分すぎるくらいリラックスをさせてもうて・・・帰り際

下駄箱(100円玉を投入したら、鍵を掛けることができて・・・鍵を挿したら、100円玉が戻ってくるやつ)の前で・・・俺、固まった(^_^;)

 

俺が、スリッパを入れて、鍵を持ってるはずの下駄箱に・・・・・鍵が挿さってる

?????

 

入れた場所は、ここで間違いないはずやけど・・・

俺の思い違いか?・・・それとも、一列、間違ってるんか?

 

冷静になって考えて・・・

下駄箱の番号を、確かめてみたら・・・「1386」

俺の持ってる鍵の札の番号も、確認してみたら・・・「1386」

 

・・・・・合ってるやんけっ!?

 

 

せやから・・・

下駄箱に挿さってる鍵の札の番号を見てみたねん

ほんなら・・・「1358」

!!!!!?

 

「なんやねんっ!?」って思いながら・・・

挿さってる鍵(「1358」)を抜いて・・・自分の持ってる鍵(「1386」)を挿した

もちろん、出てきた100円玉を手に取って、スリッパを出した

 

せやけど・・・今、俺の手には「1358」の鍵がある

?????

・・・・・

 

鍵を持って帰るわけにいかへんから・・・「1358」の下駄箱に、その鍵を挿した

ほんで、いつもやってることやから、何も考えんと・・・鍵を、カチャって回したんよな

ほんなら・・・当然、100円玉が出てきよる

俺・・・条件反射的に、その出てきた100円玉を手に取って・・・天然温泉を後にしたねん

 

 

車に乗り込んで・・・自宅に向かって、3~4kmほど走った時やったんかなぁ~?

自分の行動に、違和感を覚えてん

「あれっ? 俺・・・下駄箱で、100円玉、2回取ったよな? なんでや? なんで、俺、200円持ってんねん?」

 

一連の行動を思い出したら・・・すぐに、答えは分かった(^_^;)

 

 

俺・・・すぐに、車をUターンさせて・・・天然温泉まで戻ったよ

ほんで・・・

カウンターにおる、兄ちゃんに・・・経緯を説明してん

 

「あのよぉ、兄ちゃん・・・

俺、風呂から上がって帰り際、下駄箱の鍵挿そう思ったら、俺が入れたはずの下駄箱に、違う鍵が挿さっとったねん!?

せやから・・・その鍵抜いて、自分の鍵挿して、スリッパ出してんけど・・・

ほんなら、挿さっとった鍵が余ってまうやん!?

持って帰る訳にはいかへんし・・・その番号の下駄箱に、その鍵を挿すわな!?

ほんで、カチャって回したら・・・100円玉が出てきよったんや!

出てきた100円玉は、普通に取るわな?・・・条件反射っちゅうんか?

ほんで、俺・・・そのまま、その100円玉持って帰ってもうたんや!

 

せやけど・・・「これ、俺の100円ちゃうやんけ!?」ってことに、途中で気付いてな・・・

せやから・・・引き返して来たんやけど・・・

 

でもやぁ、兄ちゃん!・・・100円玉が出てきた下駄箱に、この100円戻したら・・・また、俺、鍵持たなアカンことになるやろ!?

その鍵は、持って帰るわけにはいかへんから・・・また、鍵挿すわな!?

ほんなら・・・また、100円出てきよるやん!?

ほな・・・エンドレスの作業になってまうやないか!?

 

100円を、そのまま放置しとったら、誰かがパクるかも知れへんし・・・

そうかと言うて・・・俺が、鍵を持って帰るっちゅう訳にもいかへん

 

「どないしたらええねん!?」って、なるやろ??

 

せやから、兄ちゃん・・・100円玉、預かっといてよ

探しにくる人がおるかも知れへんやん!?

ほんで・・・探しにきよったら、100円、返しといたってよ

なっ!?」

・・・って、100円玉を、兄ちゃんに預けて帰ってきたねん

 

余談やけど・・・

関西弁がオモロかったんか?・・・そのやり取りの内容がオモロかったんか?・・・よう分からんけど・・・

いずれにしても・・・そばにおった、60歳代くらいのご夫婦が、メッチャ笑っとったわ(^_^;)

 

 

 

 

帰り際・・・

車の中で・・・俺、思い出し笑いをしてもうた

 

この一連の行為・・・

「当たり前のことやん!」って、言われたら・・・ごもっともやねんで!?

 

せやけど、遡ること30年ほど前・・・

(誰しも、多かれ少なかれ、「若気の至り」・・・そのような時期を過ごしてきたことと思うけど・・・)

俺自身も、10代の頃は・・・

人に言われへんようなことを、何食わぬ顔で、やっとった時期があった(^_^;)

 

それが、今は・・・・・

誤って手にした、100円玉を・・・当たり前のように、車をUターンさせて、返しに戻ってくる自分がおる

そんな自分自身に・・・思わず、思い出し笑いが出てしもうた(笑)

 

 

 

 

人間は・・・「正直」に生きなアカン!

世の中に対しても・・・パートナー(夫婦間)に対しても・・・我が子に対しても・・・生徒に対しても・・・・・

要するに・・・自分自身の「心」に対して、「正直」でおらなアカンのやと、俺は思ってる

 

たとえ、若い頃・・・若気の至りで、「やんちゃくれ」しとった時期があったとしても・・・

『今』は、真っ直ぐでおらなアカンねん!(当然なんやけどね(^_^;))

 

 

ひとつの「嘘」をついたら・・・

その「嘘」を隠すために・・・次の「嘘」を、塗り重ねんとアカンようになってしまう!

 

それやったら・・・

最初から、「正直」に生きた方が・・・俺は、絶対にええと思う!

 

 

たとえば・・・

子供って(大人でもそうかも知れへんけど)・・・

100点取った時には・・・「見て!見て! 100点取ったよ!」って、大きな声で、お父さん、お母さんに、満面の笑顔で見せることができるやろうけど・・・

20点しか取られへんかった時には・・・カバンの中とか、机の中に隠してしもうたりしてまうやん?

 

悪さをしてしまった時も、いっしょ!

ええことをした時には、胸を張って言いよるけど・・・

悪さをした時には、どうしても伏し目がちになって、自分の悪い部分を、誤魔化そうとしてしまうもんやん?(声のトーンまで、ちっちゃくして(笑))

 

20点しか取られへんかった時・・・悪さをしてしまった時・・・

そんな時に・・・満面の笑顔で、大見得を切る必要はあれへんけど・・・

 

せやけど・・・やってもうたことは、元には戻されへん(過去には戻られへん)ねんから・・・

解決策を考えるべく・・・未来を見据えて前を見るべく・・・

如何なる場合も、同じ温度でおれる方が・・・俺はいいと思うんよな

 

 

大きな嘘やろうが・・・小さな嘘やろうが・・・

嘘をつくことで、得るもんなんか、何ひとつあれへん!

その嘘が、バレてしもうた時には・・・

今まで積み上げてきた「信用」を、たった一瞬で失くしてしまうんやから・・・失うものの代償の方が、限りなくでかい

 

ほんで・・・嘘は、大切な人(家族や仲間)を傷つけてしまう!

せやから・・・嘘は、絶対についたらアカンねん!!

 

俺は・・・我が子に対して、ずっと、そない言うて教育してきた

 

そうやって、育ててきたから・・・

彼らは、「両親(俺と明美)に対して嘘をついても、でっかいデメリットこそあっても、メリットなんか何ひとつあれへん!」っちゅうことを、よう分かってくれとる

 

もちろん・・・「嘘をつかへん」っていうことも含めて・・・

日々の暮らしの中で・・・全ての物事に対して(自己責任を持ってもらって)・・・

親子の間に、「全幅の信頼を置ける『信頼関係』」が築けてへんかったら・・・

年々、大人になっていく我が子と、どないして向き合っていくねん!?っちゅう話やからね?

 

だからっちゅう訳やあれへんけど・・・

道場生たちも・・・大きくなるにつれて、親御さんに「???」って感じさせることなく・・・

「全幅の信頼を置ける」・・・そんな親子関係、家族関係を築いてくれたらいいなぁ~って・・・恩着せがましく、思ってまうんよな?

 

せやからこそ・・・

限りなく、信用を失ってしまうであろう・・・「嘘をつく」っちゅうこと

「それ(嘘)はアカン!」って・・・口うるさく、伝え続けてしまうんやろね?(^_^;)

 

 

 

己自身に、「正直」でおるついでに・・・

 

人のことを悪く言う前に・・・己の浅はかさに気付け!

人のことを蔑む前に・・・己の愚かさに気付け!

人のことを羨む前に・・・己自身に自問自答してみろ!

 

「人間」も・・・「動物」である以上、限りなく群れを成そうとするもの!

群れを成して、狩りをする習性っちゅうは、どないしたって否まれへん

 

せやけど・・・

理性ある「人間」である以上・・・・・

いや・・・「人間」やからこそ、群れを成したらアカンのよ!

群れを成して・・・他人を陥れる(狩る)な!

 

独りぼっちが怖いから・・・形だけの群れを成したとしても・・・

それは・・・さらに「孤独」(独りぼっち)を煽ることにもなりかねへん!

 

それやったら・・・最初から群れをなさんと、己の目ン玉に、精一杯力込めて、「信念」を貫き通した方が絶対にいい!

 

 

俺自身・・・そない自分自身に言い聞かせながら・・・今までの人生、突っ張って生きてきたつもりでおる

 

もちろん・・・

これからの人生も、そないして生きていく!って・・・・・

己自身の『心』と、奴の『心』に、約束をしてる

 

 

取り留めのない文章になってもうたこと・・・お許しいただきたい(^_^;)

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月22日(日)~24日(火)・・・宮城県立武道館に於いて、中総体の宮城県大会が開催された

 

ウチの道場生の出場者&結果は・・・個人戦のみで・・・・・

清春(90kg超級)・・・2回戦敗退

恭太(90kg級)・・・準優勝(東北大会出場)

健之介(90kg級)・・・1回戦敗退

元ちゃん(81kg級)・・・2回戦敗退

SO(55kg級)・・・2回戦敗退

ココちゃん(48kg級)・・・2回戦敗退

以上のような結果やった

 

今回・・・あと、もうちょっとだけ手を伸ばしたら、「優勝」「全中出場」「宮城県代表」っていう称号が手に入ったかも知れへん・・・恭太

せやけど・・・ゴールデンスコアで、それらは、恭太の手のひらから、スルリと滑り落ちていった

 

試合後・・・恭太は、俺の職場に報告に来てくれた

(俺は・・・残念ながら、午前中だけしか応援に行ってやられへんかったから)

 

恭太・・・メッチャ、泣いとった

あんなに、でっかくなったのに・・・また、俺の胸の中で泣いとった

 

 

恭太にも伝えたんやけど・・・

俺は・・・彼らの結果は、あれでええと思ってる

 

失礼を承知で記すけど・・・

あんな練習量で・・・あんな練習内容で・・・あんな気持ちで・・・「優勝」なんかしたって、成長過程の彼らにとって、なんのプラス材料もないと思う

それどころか・・・「これくらいやってたら、優勝できるんやな?」なんて思われたら、彼らにとって、限りなくマイナス要素しかあれへん

 

「ほんなら・・・お前(北岡)が、しっかりやらせろよ!」っちゅう話やねんけど・・・

それも、また・・・俺の「教育方針」としては、ちょっと違う

 

 

昨年・・・海士先輩が、この大会で優勝してる

せやけど・・・海士先輩は、人一倍、人の見てへんとこで努力をしとった

それが・・・あの結果を引き寄せたんやろう

宮城県中学校総合体育大会

 

せやから・・・

恭太だけに限らず・・・ほかの連中(もちろん、SO(ウチの次男坊))も・・・

あの結果は・・・成るべくして成った結果であって・・・必然なんやと、俺は思ってる

 

 

 

たとえば・・・練習の内容を、10段階で表した時

宮城県で優勝した選手たちは・・・「10」や「9」、また、少なくとも「7」~「8」の練習を取り組んでることと思う

中には、もしかしたら・・・「6」くらいの子もおるかも知れへんけど・・・

 

せやけど・・・

ウチの道場生たちの練習は・・・せいぜい、「3」~「4」やろな?(いや・・・「2」~「3」かな?)

もちろん、それは・・・俺が、そないさせてるんやけど・・・

 

小・中学生共に・・・以前から、そんなスタイルではあったけど・・・

ここ最近は・・・年々、その数字は下がってきてるように思う

・・・・・って言うより・・・俺自身が、下げてるんやな?(^_^;)

 

 

小学生や中学生の時期(各個人・・・心身の成長に、限りない差があるこの時期)に・・・

これ以上ないっちゅう位の、限界近い練習に取り組ませて、「試合」に挑ませるっちゅうのは・・・俺の「教育方針」ではないんよなぁ~

 

もちろん・・・「それくらい追い込んで・・・それらの結果を軸に、次のステップへ、次のステップへ」っちゅう考えも、間違いではないと思うよ

 

せやけど・・・

全員が全員、その考えを受け入れてくれるんやったら・・・小学生柔道、中学生柔道が終わった時点・・・また、その途中なんかに・・・戦線離脱していく子は、もっと少ないんとちゃうんかな?って、俺は思うんよ

 

それに・・・小中学生の頃に、結果が残った子であっても・・・

せっかく、それなりの環境が与えられるはずの高校に進学した時に・・・

子供の頃に、やらされ過ぎてきたんか?

自分に限界を感じてしまってるんか?

それとも、己自身でモチベーションを維持することが困難になってしまってるんか?

 

いずれにしても・・・

根っこから頑張ろうとせえへんかったり・・・

日々の練習を流してみたり・・・

途中で辞めてしまったり・・・

 

少なからず、そんな子がおるっちゅうことからも・・・俺ら、少年柔道の指導者・教育者は、目は背けたらアカン部分やと思う

要するに・・・形はどうであれ、己自身からケツをまくってしまうような子を、俺らが創ってもうたらアカンのよな?

 

もちろん・・・そこが、人生のゴール地点じゃあれへんから・・・

そんな子達も、次のステージで、今以上に精進すればええだけのことではあるねんけどね?

 

せやけど・・・

人間って・・・『心の中に、どんだけ壊れへんもんを持ってるか?』ってことが、ものごっつい重要なことなんとちゃうんかな?って・・・

俺・・・そない思うんよなぁ~?

 

 

 

恭太はじめ・・・清春、健之介、元ちゃん、純聖

あいつら5人は・・・この「ええ加減」な環境(『北岡道場』)の中で数年間を過ごして・・・

柔道の結果とは違う、ものごっつい大切なものを手に入れてくれたんとちゃうんかな?

それを胸に・・・次のステージに羽ばたいていってくれることを、俺は心から祈ってるよ

 

 

彼らにとっての「その時」は・・・

次のステージなのか?・・・それとも、その次のステージなのか?

各個人、それぞれ「その時」は違うやろうけど・・・

「己の意志」で・・・「10」・・・いや、それ以上の取り組みができる人になってくれることを、心から期待してる!

 

 

 

 

 

大会当日・・・来てくれた道場生諸君および、親御さん方々

大会当日の応援も然り・・・おまけに大会前も、後輩たちと稽古をしに来てくれた、凜杜、海士、恭佑

ありがとうやで!

 

「彼らにとって、見えへん力になったはずや!」

・・・・・・・・・・なんて、ありきたりな言葉は言えへんで!

 

試合も見んと・・・遊びまくっとった、馬鹿たれ共めっ!(笑)(笑)(笑)

 

 

せやけど・・・

あいつら(試合に出た連中)にとっても・・・お前ら(応援に来てくれた道場生、卒業生たち)にとっても・・・

ここ(仲間がおる場所)は・・・ものごっつい、「居心地のいい場所」やねんやろな?

 

お前らを見とったら・・・

俺の思い描いてるもんが、リアルタイムで俺の目に映し出されるから・・・ホンマに、心が和むわ

ほんで・・・羨ましい限りやよ

 

 

毎回、毎回、記してるけど・・・

全ては・・・「通過点」や!

ほんで・・・

うつむかんと、前を向いてる奴にしか・・・輝かしい明日(未来)は来えへんねんで!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

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