2021年 11月

11月13日(土)~14日(日)・・・毎年恒例の『大家族旅行』に行ってきた

 

9月中・・・緊急事態宣言、まん延防止等重点措置もあったから、相当悩んだけど・・・

10月になって、いろんなことが緩和され始めて・・・また、感染者数も減ってきたこともあって・・・10月中旬頃から、一気に内容を詰めて決行した

 

今回の参加者は・・・総勢75名

例年やったら、大型バス&中型バスで行くねんけど・・・

ちょとでも、距離を確保できた方がええんとちゃうかな?って考えて・・・大型バス2台で行ってきた

 

 

さてさて・・・内容は?って言うと・・・

初日・・・朝7:00に出発して・・・まずは、「あぶくま洞」~「アクアマリンふくしま」~「スパリゾートハワイアンズ」

プールで遊んで・・・晩は、宴会場にて食事・・・「ホテル ハワイアンズ」に宿泊して・・・

2日目・・・朝から、14:30まで、プールで遊んで~仙台に帰ってくる・・・・・っていう、スケジュール

 

例年であれば・・・

「ホテル クレスト館」を貸し切りにしてもらうねんけど・・・コロナの影響で、「ホテル クレスト館」は閉鎖中

若干、割高になってしもうたけど・・・今回は、「ホテル ハワイアンズ」のワンフロアーを貸し切り状態(24部屋を確保)にしてもらって、宿泊させていただいた

 

 

幾つもの施設を巡るっちゅのは、あまり良くないんやろな?っていう考えは、もちろんあったんやけど・・・

『大家族旅行』に・・・「行く?」「行かへん?」の2つに1つしか選択があれへん中・・・

「行く」っていう選択をしたからには・・・「あれ」「これ」考えるよりも・・・

如何に・・・子供たちの心の中に、楽しい「想い出」を残してやれるんか?

如何に・・子供たち全員を、「笑顔」にさせてやれるんか?

・・・・・を、最優先に考えた方がええと思って・・・俺自身、いろんなことを踏まえて、覚悟を決めた

 

当然のことやけど・・・

緊急事態宣言下であったり・・・ナンボ、綿密に予定を組んどっても、感染者数が増加の一途を辿っとったりしてたら・・・

俺の独断で、キャンセルをするつもりやったけど・・・

幸いにな事に・・・一番ええ状態の時に、『大家族旅行』を迎えることができた

 

 

いやぁ~・・・しかし、みんなで行ったら、オモロイもんやでなぁ~

下は、幼稚園児~上は、中学3年生まで・・・

おまけに・・・未羽先生まで参加してくれたから、子供たちにとっては、ホンマに素晴らしい時間やったんとちゃうんかなぁ?

未来へ羽ばたけ! 未羽先生!!-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

ご父兄たちも・・・「おっさん&マダムの修学旅行」みたいで・・・

施設(あぶくま洞、アクアマリン)で興奮して・・・プールで騒いで・・・温泉入って・・・

掛け替えのない時間やったように感じたわ

 

 

あの広い「ハワイアンズ」の施設の中では・・・子供たちは、どこにおるんか?全く分かれへんかったけど・・・

「上の者(上級生)は、下の者(下級生)の面倒を見る」

「決して、誰かのことを「独りぼっち」にはしない」

 

その「家族」「兄弟(姉妹)」の想いを持って行動しとったみたいで・・・

ハワイアンズ内の所々で、数名のグループに会うたびに・・・

同じ年代ばっかりが、集まって行動してるんではなく・・・

上級生が、ちっちゃい子の手をつないでくれとったり・・・

学年、男の子、女の子、まったく関係なく、ごちゃ混ぜで・・・

 

そんな光景を見るたびに・・・「ええ「家族」 ええ「兄弟(姉妹)」やなぁ」って、感じさせてもらった

 

 

俺は・・・『族』っていう言葉っちゅうんか?・・・意味っちゅうんか?・・・が、ものごっつい好きで・・・

「北岡道場」の子供たちや父兄にとっても・・・そういう場所を作りたいって、ずっとずっと願ってきた

 

「家「族」」でも・・・

「マサイ「族」」でも・・・

「暴走「族」」でも・・・

『族』っていうのは・・・「族長」がおって、みんなが同じ方向を向いて行動してる

 

柔道や野球、サッカーetc・・・様々な、スポーツチームが存在するけど・・・

「強い子」と「弱い子」

「結果を残す子」と「結果を残せへん子」

「上手い子」と「下手な子」

「学業成績が良い子」と「学業成績が悪い子」etc・・・

俺は・・・そんな分け隔ては、絶対に嫌やったから・・・

道場設立以来、15年間・・・そんな部分での「評価」は・・・子供たちや、親御さんに対して、一切してけえへんかった

 

 

ナンボ、強くて上手くて、結果を残したとしても・・・

自分勝手な行動をしたり、自分勝手な言動を吐き出したりしたら・・・一旦は、「家族」から追い出す形を取ってでも、叱り倒してきたし・・・

逆に・・・

ナンボ、弱くて下手で、結果を残せへんかったとしても・・・

周りに目を配って行動してくれたり、周りに思いやりを持って行動してくれてたりしたら・・・みんなの前で、それを伝えながら称賛してきた

 

裏を返したら・・・

礼儀や思いやりを持てへん者が・・・筋道を通す事をせえへん者が・・・

ナンボ、結果を残したり・・・ナンボ、勉強ができたりしても・・・何の意味もあれへん!っちゅことや

※もちろん・・・これは、俺(北岡道場)の考え方であって・・・俺が、道場に在籍してる子供たちに、そない伝えていってやりたいって考えてることに過ぎへんから・・・どうか、誤解をせんといてほしい

 

 

時に・・・

弟が、間違ったことをしたら・・・目ン玉に力込めて、叱り飛ばしてやらなアカンし・・・

妹が、困っとったら・・・自分のことのように、寄り添ってやらなアカンし・・・

兄ちゃんが、真剣な眼差しで叱ってくれとったら・・・ヘラヘラせんと、自分自身を改めなアカンし・・・

息子が、この先の人生で躓くかも知れへんって思ったら・・・崖下に突き落としてでも、分からしてやらなアカンし・・・

娘が、立ち止まっとったら・・・手を引っ張って、前に進ませてやらなアカンし・・・

『家族』っちゅうのは・・・そういうもんとちゃうんかな?って、俺はずっと考えてきた

 

 

たとえば・・・「北岡家」の実情を取り上げてみても・・・・・

SO兄ぃが、日常生活で、どんだけ「ええ加減」な行動をしとっても、家族の誰も何も言わへんけど・・・

彼が、今やるべきこと(今の彼に取ったら「柔道」やな?)を、ちょっとでも疎かにしてたり、自分の責任を全うせえへんかったりしたら・・・「家族」から、排除されることやろうし・・・

 

YAMATOが、家族に対して、嘘をついた(数年前にあった事なんやけど)なら・・・

悠葉先生(長女)が、「「家族」に対して、嘘をつくな!!」って、号泣しながら伝えてくれた

 

SO兄ぃやYAMATOが、ちっちゃい時の事やけど・・・明美さんに対して、何か口答えしようもんなら・・・

「お前、誰に口きいてんねんっ!」って、悠葉先生とREN兄ぃが、口を揃えて言うてくれとった(中学校で、大概の悪さをしてたRENには言われたくないけど(汗)・・・(笑))

 

その反面・・・

お互い(親も子も、姉、兄貴、弟関係なく)が、頑張ってる姿(結果やないで! 過程やで!)を目にしては・・・

「自分も、やらなアカンわ!」って、新たなステージに上がるべく・・・誰に言われる訳でもなく、自らを鼓舞して、一生懸命「辛抱」と「努力」をする

 

要するに・・・

普段は・・・あっち向いたり、こっち向いたりして、「ええ加減」な行動をしとっても・・・

「『志』だけは、必ず同じ方向を向いてんとアカン!」っちゅうことなんやろな?

それが・・・「家族一丸」なんやないんかな?って・・・俺は、そない信じてやまん

 

 

せやから・・・

「北岡道場」に於いても・・・そんな「家族」、そんな「ファミリー」であってほしいと、切に願ってきた

 

 

道場を設立して・・・15年の月日が流れた

これから・・・この「大家族:北岡道場」っていう大きな船は、どこに向かっていくんか?

先のことは、誰にも分かれへん

もちろん、この俺にも分かれへん

 

人生は、いつも・・・

『今』・・・ほんで、『これから』やから・・・

 

 

ただ・・・

『志』を一つにした「家族」じゃなかったら・・・この先、この大きな船(北岡道場)は、きっと傾き沈んでしまう

 

ずっと以前・・・

小さな小さな、ほんの僅かな綻びから、やがて、その穴はどんどん大きくなってしもうて・・・いっぺん、この船(北岡道場)は沈みかけた

 

あの時から・・・俺は「覚悟」を持って、この場に立ってる

そう・・・

傾いて沈んでしまって、皆を溺れさせてしまうくらいやったら・・・

傾いた時には、皆を先に逃がして・・・「自らの手で、この船を沈める「覚悟」」を持って・・・

 

 

せやからこそ・・・

『家族』

『ファミリー』

俺と明美さんにとって・・・

道場に在籍してる、子供達&ご父兄達にとって・・・

卒業した、OB&OG達&そのご父兄達にとって・・・

すべての皆にとって・・・大切な大切な場所であってほしいと願ってる

俺は・・・心の底から、そない願ってる!

 

We Can Do It!

Yey!!

 

日曜日・・・愛車とドライブをしてた時の話

 

ある信号で停車した際・・・右車線に「〇〇畜産」っていうトラックに遭遇した

何気なく、トラックの荷台に目をやると・・・牛が2頭、積載(この場合、積載っていうべきなんか?どうか?上手く記されへんから、お許し願いたい)されとった

 

トラックの荷台の金属ポールに、鼻を輪っかで通されて、こっち(左車線)向きに、固定?されとってんけど・・・

俺は・・・前方の牛を目をやった後・・・そのまま、後方の牛にも目をやった

ほんなら、後方の牛・・・俺の目を見てた

 

ちなみに・・・俺は、車高の低い車(AE86)に乗ってて・・・トラックの荷台の牛の顔を見上げる角度は、およそ上方60度っちゅうくらいやろか?

鼻を固定されてる牛から見ても・・・結構、角度的には下を見なアカンような角度やってんけど・・・

せやけど・・・俺は、後方の牛と目が合った

 

通りすがりに、ちょっと目が合うことくらい、人間とでもしょっちゅうあるけど・・・

もちろん、そのまま目が合ったままやったら・・・メンチの切り合いになってまうから、すぐに目は逸らすけど・・・

その牛とは・・・信号が青に変わるまで、ずっと目が合ったままやった

 

何かを、訴えようとしてたんか?

何かを、伝えようとしてたんか?

ただ、俺が・・・

勝手に、そない思い込んでただけなんか?

 

せやけど、俺は・・・

その牛の目を見つめたまま・・・信号が青に変わって、車が動き出すまでの間、目を逸らすことができへんかった

 

 

きっと、その牛は・・・この後、殺される

食肉になるために・・・殺される

 

ずっと以前に・・・食肉加工の会社で働いてる方に、お話を聞いたことがあるけど・・・

牛たちは、そないなる直前・・・泣く(実際に涙を流すか?否か?は分からんけど)って聞かされたことがある

 

それさえも、もちろん・・・その方が、そない感じてるだけなんかも知れへんけど・・・

せやけど・・・

その方が仰ってた言葉(ずっと以前に聞いた言葉)が・・・俺の心の中に、すんなりと溶け込んだ瞬間やった

 

 

俺ら(人間)の『命』は・・・何かの『命』によって支えられてる

そう・・・

何かの『命』が・・・俺ら(人間)の『命』を支えてくれてるんや

 

 

世の中に、当たり前のように転がってる「真理」っちゅうもんを・・・見せつけられた瞬間やった

 

 

『当たり前』

 

俺は・・・この世の中に、『当たり前』なんていうもんは、存在せえへんと考えてる

 

 

スーパーで、パックに包まれて並んでる牛肉ひとつを、自分の口に運ばせてもらうまでにも・・・いろんな「過程」が存在してるはずや

 

子牛の時から、餌を与えて育ててくださる方

もちろん、糞尿の処理をされる方

牛を運ぶ方

その牛の命を絶つ役割の方

当然のことやけど・・・人間のために死にゆく、多くの牛たちの存在

 

それらの「過程」、すべてが重なり合うからこそ・・・自分の口に、食肉として運ぶことができるんやよな?

 

せやから・・・

『当たり前』なんちゅうもんは・・・この世の中には存在せえへんねん

 

 

俺は・・・道場生たちに、事ある毎に伝えることがある

あったかい布団で眠れること・・・

あったかいご飯が食えること・・・

あったかいお風呂に入れること・・・

お父さん、お母さん、兄弟、姉妹が、そこに存在してくれてること・・・

仲間といっしょに、柔道衣を着て「柔道」ができること・・・

「何ひとつ取っても、『当たり前』なんて思うな!  『当たり前』なんて、あれへんねん!  せやから、すべての物事に「感謝」しろ!」って・・・

 

 

せやけど・・・人間っちゅうのは、限りなく愚かな生き物であって・・・

己自身に「与えられた環境」の中で、日々を過ごしてると・・・どうしても、それが『当たり前』やと認識し始める

 

もちろん・・・

それは、俺自身にも当て嵌まることやから・・・他人のことを、とやかく言う資格なんて、これっぽっちもあれへんのは、重々自覚してるんやで?

 

せやからこそ・・・

あの牛と目を合ったからこそ・・・

あらためて、それらを考えさせられた出来事やったんやろなぁ?

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

 

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