2017年 3月

3月25日(土)・・・毎年恒例の中学校3年生の『追い出し会』をした

 

ちなみに・・・

今春から、仙台大学に進学する、沙季先生の『激励会』も兼ねさせてもらったねんけど・・・

 

 

通常練習を、16:30~18:30にして・・・

その後に、みんなでワイワイやって・・・詩音を送り出した

 

 

今年の卒業生は、「小畑 詩音」一人だけやったけど・・・

『漢』

彼の人柄もあって・・・

ホンマに素晴らしい、『追い出し会』やったよ

 

 

詩音に元立ちをしてもらって、乱取りをたくさんやって・・・最後に、全員(生徒34名)+悠葉先生、沙季先生、俺を投げ込み

投げ込みをした後は・・・逆に全員から投げられるねんけど・・・これがまた、キツイねん(^^)

 

ほんで、最後の最後は・・・詩音の親父、ママ(かなちゃん)から・・・感謝の気持ちを感じながら投げてもらって、彼の「北岡道場」での最後の練習が終わった

 

 

 

 

詩音は・・・

小学校5年生の終わり頃に、「北岡道場」を訪ねて来てくれた

今は、180cm、110kgっていう、超巨漢やけど・・・当時は、身長もちっちゃくて、ずんぐりむっくりの「アンパンマン」って感じの少年やった(^^)

 

決して、柔道センスがある子ではなかったし・・・学年下の子にも、簡単に投げられてもうて・・・

ホンマに・・・メチャメチャ辛かったやろうなぁ~?って思う

もちろん、大会に出場しても・・・周りは皆、低学年の頃からやってる連中ばっかりやし、勝てるはずもなく・・・ホンマに、悔しい想いをしてきたはずや

 

 

中学校1年生の夏・・・

仙台市スポーツ少年団の仙台市予選・・・闘志むき出しで挑んだねんけど・・・

結果・・・敗戦

 

泣きながら、俺のところに戻ってきた彼を、思いっきり抱きしめて・・・

「この悔しさを忘れるな!  ほんで、「お前だけが悔しいんじゃない!」ってこと、よう覚えとけ!」

・・・って、俺もいっしょに泣いた記憶がある(^_^;)

 

その翌年の同大会・・・

彼は、見事に優勝してくれた

 

ほんで、昨年(中3)は・・・中総体県大会3位に入賞して、東北大会にも出場してくれた

 

 

こない記したら・・・悔しさをバネに、ものごっつい努力して、階段を駆け上がったように聞こえるけど・・・

実は、そんなでもないねんで(^_^;)

 

それなりには、頑張ってきたんやろうけど・・・死に物狂いで努力して、毎朝ロードワークして、トレーニングして・・・なんてことは、ほぼやってへんはずや

 

 

せやけど、俺は・・・それでええと思ってる

 

よく・・・

「悔しいんなら・・・どうするんだ?」

「あの悔しさを思い出せ!」

って耳にするけど・・・

 

せやけど・・・相手は、子供やからなぁ~

俺は、基本的に無理やと思ってる

 

もちろん、中には・・・監督や親に言われずとも、自らの意志で、朝起きて走ったり・・・人の見てへんとこで、トレーニングをしたりするような子もおるかも知れへん

 

せやけど・・・大人でさえ、自分自身をコントロールすることって、ものごっつい難しいことやのに・・・

まだ右も左も分かれへん少年が、そんなこと出来るはずがないと思うねんよな

 

毎日毎日・・・監督や親に管理された中やったら、やれると思うよ

いや・・・やらざるを得ん状況やから、きっとやるやろ?

 

せやけど・・・監督や親がおる時とおらん時に、まったく同じ温度で、徹底的に自分を追い込むことなんか、13~14歳の少年には不可能なんとちゃうんかな?って、俺は思うんよな

しかも・・・毎日・・・やで(^_^;)

 

せやから・・・「できへん」くて、当然やと思うねん!

 

その「できへん」っていう、甘い心を持って・・・詩音は、「柴田高校」に進学するねんよ

そこで・・・色んな人生勉強をさせていただくからこそ・・・彼の「できへん」は、限りなく少なくなってくるんとちゃうんかな?って思うんよな

 

 

やれへんかったら・・・後退しかない!

せやけど・・・

やったら・・・たとえ1mmずつでも、前進はしよる!

 

大人の俺らでも、それはいっしょ!

 

その上で、段々と分かってくる!

何が、自分を突き動かすんか?

何が、自分を支えてくれてるんか?

自分は、決して独りではないこと!

それが分かってくるからこそ・・・限りなく「できへん」が少なくなってくるんとちゃうんかな?

 

そうやって、3年間を過ごすことで・・・彼も、ええ大人(漢)になってくれるよ(^^)

 

 

 

 

どうか、詩音・・・

これから先の、高校3年間で・・・

「覚悟」を持てる人になってください!!

 

お前が悩んでた、あの時・・・差しで話したよな?

 

 

雨が降ろうが・・・槍が降ろうが・・・

己の決めた道を、ただひたすらに突き進む!

 

時には・・・頭を垂らして、三日三晩でも、地べたに突っ伏しておらなアカンようなこともあるかも知れへん

 

せやけど・・・

それが、当たり前にできる「覚悟」を持てる人になってください!

その「覚悟」が身についた時・・・きっと、お前の「夢」は、グッと近くなると思うから・・・

 

 

最後になったけど・・・

たくさんの「興奮」と「感動」をいただけたこと、感謝します!

ほんで、お前と出会えたこと・・・お前が俺の生徒でいてくれたこと・・・「誇り」に思います!

お前の「優しさ」・・・「直向きさ」・・・「謙虚さ」・・・「素直さ」・・・ほんで、溢れ出す「闘争心」・・・

 

それが、人の心を動かすっていうことを・・・よく覚えておいてください!

 

ありがとう!  詩音!!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

今回は・・・この春、小学校を卒業する、「倭(ヤマト)」「武(タケル)」「心颯(SO)」「桜想(こころ)」

この4人について、記そうと思う

 

 

 

SOは・・・北岡家の次男坊

長女(悠葉先生)21歳、長男(REN兄ぃ)19歳とは、だいぶ離れた次男坊

 

上2人が柔道をしてるのを見て・・・物心がついた時には、柔道衣を着てて・・・今でも、見様見真似、自分の感性で柔道をやってる

あの動き、あのタイミング、あの背負い投げを見たら・・・俺でも、時々、ハッとさせられることがあるけど・・・

俺は、彼に・・・「柔道」の詳しい部分は、何ひとつ教えてへん

 

もちろん、「ここを持った方がいい」「頭を下げたらアカン」etc・・・そんな基本的なことは、他の道場生同様に指導はするけど・・・

「この場合、釣り手はこっちにもっていく」「相手が、こう動いた時のタイミングで背負い投げに入る」「こっちに崩したら、重心はズレるから逆を突く」なんて、技術的なことは、何ひとつ教えんと、かなり放ったらかしにしてる

 

 

そのSOが、幼児の時に出場した「宮城県学年別チャンピオン大会」での彼の動きを見て・・・

「北岡道場に来れば、SO君みたいになれますか?」って、ウチを訪ねて来てくれたのが、ヤマトとタケル(&ヤマタケパパ)やった

 

「あの子(SO)は、兄貴とかの柔道を、見様見真似でやってるだけやから、すぐ追いつくし、すぐ追い越すんとちゃうかな?」

俺が、そない伝えたら・・・

ヤマタケパパ・・・「?????」の状態やったけど・・・すぐに、ヤマトとタケルを「北岡道場」にあずけてくれた

 

 

彼らも、また・・・柔軟性とマット運動等、幼稚園がそのようなことに力を入れてた幼稚園やったようで、運動能力は長けており、飲み込みはものごっつい早かった

親父さん(ヤマタケパパ)とお母さん(ヒロミ姐さん)の高身長を見て、「「背負い投げ」より「内股」の方がええな(^^)」って思ったから・・・

俺は・・・和歌山の「九度山柔道クラブ」の海堀先生(俺の高校時代の後輩)に電話をして、内股のポイントのアドバイスを仰いで、試行錯誤でヤマトとタケルに、内股を教えた

 

俺自身が、背負い投げをやってきたこともあって・・・「北岡道場=背負い投げ」みたいな感じが定着しとって・・・

また、背負い投げをやってたら、体を回転させることが身に付くし・・・ある程度、他の技にも移行できるかな?ていう目論見もあったから(もちろん、体が小さい子が多かったっちゅうこともあったけど)・・・当時は、結構、背負い投げをする子が多かった

 

一応、大まかな技の理屈は分かってるから、ある程度のことは教えてやれるけど・・・やっぱり現役時代、内股をやってた、スペシャリストに聞く方が間違いないし・・・・・そない思って、海堀先生にいろいろとアドバイスを受けた

まぁ、それが功を奏してか?・・・今は、あの頃よりも、いろんな技に対する指導は、行き届くようになったかな?(笑)

 

 

 

ココちゃんは、兄貴の凜杜(りと)といっしょに、道場に入会してきた

震災の年の冬やったかなぁ~?

まだ、彼女が、小学校1年生の時で・・・笑った時に、生え変わる途中の前歯がないのが、ものごっつい印象に残ってる(^^)

 

ココちゃんは・・・レスリングをやってたこともあって、寝技がしつこくてなぁ~

もちろん、立ち技のセンスも決して悪くなかったけど・・・

せやけど・・・なんせ、同学年が「ヤマタケSO」・・・・・やからね(^_^;)

俺・・・「同じように頑張れ!」とは、到底言われへんかったよ

 

そんな、彼女は・・・下の子の面倒見が、メチャメチャいい

体験希望者が来た時・・・また、新しく入会してきた小さい子に対して・・・手取り足取り、やるべきことを教えてくれたり、柔道衣を整えてくれたり・・・ホンマ、ココちゃんには、一番安心して任せることができるねんや(^^)

 

余談やけど・・・

そんな、ココちゃん・・・実は、ものごっついレスリングが強い(^^)

SOが、5年生になるくらいに・・・ココちゃんが通ってた、東北学院のレスリングクラブで、レスリングをやるようになったねんけど・・・

北日本大会とか、秋田県大会とか・・・いっしょに、いくつかの大会に行ったけど・・・

タックルして、そのまま相手を担ぎ上げ、立ち上がってしまうねんから・・・そらぁ、驚かされるよ(驚)

あの細い体で・・・・・いや、細い体やからこそ、レスリングは階級が限りなく細かく設定されてるが故、ベストパフォーマンスを表現できるんかも知れへんな?

 

せやから・・・

「中学校に行っても、柔道を続ける(^^)」って言うてくれた、ココちゃん

ここから先は・・・小学校の時みたいに、軽量級、重量級っていう、アバウトな階級やなくて・・・階級の設定が細かくなるから、期待できる要素は十二分にあるわな

 

もちろん、親父さん(直ちゃん)とお母さん(順ちゃん)の考えもあるやろうから・・・決して、無理強いはできへんけど・・・・・

俺、個人的には・・・「ココちゃんも、このまま、中学、高校って、柔道衣を着続けててもらいたいなぁ~」って願ってるよ(^^)

 

 

 

 

しかし・・・

ヤマト、タケル、SO・・・あの3人には・・・

たくさんの『感動』と『興奮』をもらったなぁ~

 

個人戦では・・・

宮城県スポーツ少年団学年別大会 仙台市予選

宮城県スポーツ少年団学年別大会

宮城県学年別チャンピオン大会

いつの学年でも・・・全ての大会に於いて、必ずって言うていいほど、ベスト4に、あの3人が上がってきてた

金銀銅メダルは、常に入れ替わっとったから・・・あいつら同士の、盛り上がれへん(笑)、決勝戦、準決勝戦も、多々あったなぁ~(^_^;)

 

団体戦では・・・

河北新報杯

ライオンズクラブ杯

全国少年柔道大会 宮城県予選

日整全国少年柔道大会 宮城県予選

ウチが、出場させてもらってる、すべての大会のメダル(金銀銅問わず)を持ってるんとちゃうんかな?

 

また、日整全国少年柔道大会にも・・・

4年生の時は、SO

5年生の時は、タケル

6年生の時は、ヤマト

それぞれ、宮城県の代表選手として、講道館に行かせてもらってる

 

 

ホンマに、ええライバル関係やし・・・

ほんで、また、プライベートでも仲がええねんよな

ウチに泊まりに来たり・・・ヤマタケの家に泊まりに行ったり・・・

※ちなみに、最近でこそ、なくなったけど・・・ココちゃんも、凜杜といっしょに、ウチに泊まっては、みんなで雑魚寝しとったけどな(^_^;)

 

 

 

 

「ヤマト」は・・・かなり、成績優秀

多分、学年でも、トップクラスの学業成績やと思う

柔道も、結構考えて動くから、技も正確やし・・・相手をよう見てる

 

 

「タケル」も・・・まぁまぁ、勉強は出来る方やと思うけど・・・

あいつは、どっちかっていうたら、SO寄り

頭を使うか?体を使うか?って言うたら・・・完全に、体を使う方(笑)

双子やのに・・・こんなに違うんか?って驚かされるよ(^^)

 

 

「SO」は、あの通り・・・REN兄ぃ(長男)の後を追って、悪さ街道を走り続けてる

完全に、「昭和」の子供

この時代には珍しい、昔ながらの悪ガキ

 

 

その3人の、どこに交わる接点があるんか?は、よう分からんけど・・・

せやけど、仲がええねんな・・・これが・・・

 

 

 

あいつら3人には・・・

決して、無理強いして練習させたわけではあれへん

 

せやけど・・・

小学校2年~3年生くらいの時には・・・

もう既に、乱取り中・・・お互いに技が決まれへんことに・・・ちょっとでも膝をつかせられたことに・・・お互い、熱くなってエキサイトして・・・

頭突きを喰らわせ合ったり、持ってる釣り手で顔を殴ったり、蹴ったり、壁にぶつけ合ったり・・・

俺らが、高校や大学の頃に・・・練習中、キレてヒートアップして、やってたようなことを、普通にやっとった(^_^;)

※せやから、ココちゃんには「同じように頑張れ!」って、言われへんかったねん(-_-;)(-_-;)(-_-;)

 

 

俺は・・・あいつらが、ど突き合ったり、蹴り合ったりしてるのを知ってたけど・・・常に、見て見ぬふりをしとった(^^)

(いや・・・逆に、煽りまくってたかも???(笑)(笑))

 

そのくせ、練習が終わったら・・・いっしょになって、転げ回って、笑って遊んで・・・・・

「さっきまで、頭突きし合ってたんとちゃうの!?」って思わされるくらい・・・完全に、ON/OFFの切り替えができとったなぁ~

 

 

 

そんな彼ら4人も・・・もうすぐ、小学校を卒業する

 

 

中学生になったら・・・

今までみたいに、週2回の練習のみで通用するほど、甘い世界やないから・・・みんな(特に「ヤマタケSO」)は、頭打ちすることになるやろうなぁって、俺は思ってる(^^)

「今まで勝ってた相手に、勝たれへんようになってくる」

それどころか・・・

「今までは楽に勝てた相手に、普通に負け始める」

 

それが嫌で、腐って、その道から逃げ出してしまうんやったら・・・それは、それまでなんやろうな??

 

 

せやけど・・・

逃げ出さんと、「自分には何が足れへんのか?」「自分が前に進むためにはどないしたらええんか?」を、己自身で考え始めてくれたら・・・

その時こそが・・・己自身で己自身を、次のステージにステップアップさせてくれるもんやって・・・俺は、そない考えてる

 

 

小学生の時は・・・運動能力が長けてたら、ある程度のことは通用するし、やったらやった(やらせたらやらせた)だけ結果はついてくる

 

せやけど・・・

中学生になったら・・・「我」も出てくるし、プライドも出てくるから、無理強いしてやらせても・・・そのうち、きっと頭打ちしよる

まぁ、小学生の時と同様に・・・やらせたらやらせただけ、ある程度は、強くなるかも知れへんけど・・・

ただ・・・・・「強くなる」っちゅうだけのことやわな

 

それ以上のもんを望もうとしたら・・・なかなか難しくなるよ

管理された中で、己自身と向き合うことをせえへんかったら・・・人として成長することは限りなく困難を極めるはずやしな

 

また、これからは・・・

上手くいかへんこと、負けたことを、照れ隠しで、笑ってごまかしたり・・・ヤル気がないような素振りを見せたりすることも・・・きっとあるやろうな?

 

せやけど・・・

その子の今現在の「立ち位置」を、限りなく考慮してやって・・・その上で、未来に向かって導いてやらなアカンのが・・・俺の役目やと思うんよな

 

 

 

中学生っていう時期は・・・一番、いろんなことを覚える時期!

ほんで・・・

中学校の時の友達は・・・一生の友達って言うても過言やない!

 

 

これからの3年間は・・・

仲間を大切にして・・・自分を大切にして・・・何事にも精力的に取り組んでほしい!

ほんで、仲間と過ごす時間を、何よりも大切に感じてほしいって願う

 

今まで以上に、「柔道」だけにとらわれとったら・・・絶対にアカン!

 

 

二度と戻ってけえへん、掛け替えのない中学3年間を・・・・・

どうか、素晴らしい時間にしてくれることを、心から願ってる!

 

その素晴らしく、掛け替えのない時間が・・・

きっと、君たちの『心』を、限りなく成長させてくれることやろう

 

 

その成長した君たちを・・・

俺(この「いい加減」な、柔道場の先生)は・・・

『未来』で待ってるから・・・

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

3月は、別れの季節・・・せやけど、旅立ちの季節でもあるよな

 

8日の練習に・・・虎ノ介と千葉ケン(共に6期生)、正也(7期生)、滉太(8期生)が、遊びに来てくれた

虎ノ介と千葉ケンは・・・この春、高校を卒業して、新たなステージに駆け上がっていく

その報告も兼ねて、道場に顔を出してくれたねん

 

沙季ちゃん(沙季先生:6期生)は、残念ながら・・・仙台大学の遠征に参加してて来られへんかった

 

正也は・・・虎ノ介と千葉ケンの中学校(郡山中学校)の後輩でなぁ~

個人的にも、ちょくちょく道場に顔を出してくれんねんけど・・・

8日も・・・「この機会に」って、いっしょに来てくれたねんや(^^)

 

滉太は・・・「虎ちゃんと千葉ケンとマサが来るから、顔出せよ!」って、俺がメール送ったもんやから・・・半強制的(笑)に、来ざるを得ん状況やったかな?(笑)(笑)

冗談・・・冗談・・・いや、ホンマにそうかも知れんな?(^_^;)

 

滉太は・・・虎ちゃんと千葉ケンからの「いじられキャラ」で・・・多分、彼自身、あいつらのことが大好きなんやろうなぁ~?

嬉しそうな顔して、道場にやってきた(^^)

ほんで、もちろん・・・あの時のまま、頭を叩かれて、いじられて・・・今の道場生が感じてる、「大きくて、強い滉太先輩」が台無しやったなぁ~

懐かしさの中に、浸かり込んでたよ(^^)

 

おまけに・・・

滉太(沙季先生と滉太は姉弟)の親父さん(沙季パパ)とお母さん(沙季ママ)まで、来てくれたし・・・

正也のお母さん(正ママ)も、虎ちゃん、千葉ケン、正也を乗せて来てくれて、道場の練習を見ていってくれた

 

 

俺・・・ホンマに、素晴らしい道場(コミュニティー)やなって思う

OBが、ちょくちょく来てくれることも、もちろんやけど・・・OBのご父兄の方まで、ちょくちょく来てくれるなんて・・・ホンマに素晴らしいことやと思うよ

 

 

 

 

虎ノ介は・・・高校でも、活躍した強い選手やったんか?

千葉ケンは・・・高校で、インターハイに出場したんか?

 

いやいや・・・全然!!

二人とも、活躍したどころか、強豪高校にさえ行ってへん

 

 

それでも・・・道場に、帰ってきてくれるねん

それでも・・・道場に、近況報告をしに来てくれるねん

 

 

 

俺は、この場で、常々記してるけど・・・

強かった子達・・・結果が残ってた子達・・・また、強豪高校に進学して、今もある程度のポジションにいる子達は・・・黙ってても、帰ってくるねんよ

当時も、輝いてたし・・・今も、輝き続けてるからな

 

せやけど・・・俺の求める、「子供(卒業生)たちが帰ってこれる場所」っちゅうのは、それじゃアカンのよね!

俺(北岡道場)は・・・「その「輝き」が、一番大切なことや!」とは、道場生には一切教えてへん

 

そらぁ、何もないより、あった方がええのは間違いないねやろうけど・・・

北岡道場では・・・そんなことは、評価の対象には、まったく値せえへんねん(^^)

 

 

要するに・・・

俺の求める「子供たちが帰ってこれる場所」っていうのは・・・大切な大切な『故郷』じゃないとアカンのよ

強かった子も・・・結果が残ってた子も・・・柔道を楽しんでた子も・・・仲間と遊びに来てた子も・・・

今現在、柔道を続けてようが、続けていまいが・・・

そんなことは、これっぽっちも関係あれへん

 

自分の『原点』に・・・自分の『故郷』に・・・胸張って帰ってきたらええねん

今現在・・・己自身が、与えられた環境の中で、最大限の努力さえしとったら・・・みんな、温かく迎えてくれるんやから・・・

 

ただ・・・

『故郷』に顔向けできへん・・・俺(先生)に顔向けできへん・・・仲間に顔向けできへんようなことをしてたら、自ずと『故郷』には、胸を張って帰られへんもんやわなぁ~

 

せやから、『北岡道場』は・・・

自分自身の「心の拠り所」でもありながら・・・自分自身を「戒めることができる」・・・

そんな場所であってほしいなって願うんよな

 

『故郷』って、そんなもんやろ!?

少なくとも・・・俺にとっての『大阪(仲間のおる場所、お世話になった先生方がおる場所、親父とお母ちゃんがおる場所)』ちゅうとこは、そんな場所やねんけどね(^^)

 

 

虎ノ介!

千葉ケン!

沙季!

 

どうか・・・新しい世界でも、「辛抱と努力」を怠らずに、精一杯精進してください!

 

何もできないですが・・・

あの頃、伝えていた言葉を、今一度あなた達に贈ります!

 

世の中が思うようにならないことの自覚!

 

 

ほんで・・・

努力したことが、すべて報われるとは限れへん

せやけど・・・

成功した者は、皆すべからく努力しとる!

 

 

それと、もうひとつ・・・

これは、これからの人生に、きっと役立つ言葉やと思います!

よく覚えておいてください!

 

禍福は糾える縄の如し

 

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

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