2025年 3月

2月16日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの参加と結果は・・・

小学校低学年(1~3年生)

Aチーム・・・ベスト8

Bチーム・・・3回戦敗退

 

小学校高学年(4~6年生)

Aチーム・・・2回戦敗退

Bチーム・・・2回戦敗退

Cチーム・・・3回戦敗退

 

中学校

Aチーム・・・3位入賞

Bチーム・・・3位入賞

Cチーム・・・1回戦敗退

Dチーム・・・2回戦敗退

Eチーム・・・2回戦敗退

 

・・・・・っちゅう感じやった

 

 

今回の試合に関しては・・・毎年のことなんやけど・・・

中学校3年生の兄貴達の「最後の舞台」と称して・・・全員で戦うっちゅう想いで挑んだ

 

せやから・・・

あえて、中学校のAチーム、Bチーム共に・・・大将には、中学2年生をエントリーした

 

その中学2年生たちには・・・

「お前らの役割は・・・中3の連中を、どんだけサポートできるのか? ほんで、また・・・彼らの戦い方、ほんで、戦いに挑むまでの姿勢(練習内容、気持ち、周りに対する「思いやり」と「感謝の念」等)を見て学べ!」

・・・・・そない伝えて、日々の取り組み方を考えさせるようにした

 

それに伴って・・・小学校低学年、高学年、中学生、ほんで、試合には出場せんへん連中も感化されて・・・一生懸命に取り組んどったように感じる

 

 

 

ウチ(北岡道場)の練習内容は・・・かなり「ええ加減」やと思う

 

小中学校の時は・・・いろんなもんを犠牲にしてまで、徹底的に追い込んで、徹底的に突き詰める時期ではなく、楽しみながらやるのがええというのが・・・俺の「信念」

ほんで、それは・・・道場のコンセプトにもなってる

せやから・・・練習内容に関しては、メチャメチャ辛いことをやる訳でもあれへんし・・・必要以上の過酷な練習を課すことは、まずあれへん

 

もちろん・・・基礎練習、基本への取り組みは、やってるけど・・・

リレーをして遊んでみたり・・・遊びを重視したトレーニングで競争してみたり・・・

実践練習(乱取り)に関しては・・・1日の練習で、せいぜい7~8分(1人)もやったら、御の字やないんかな?

 

中学生にしても・・・

2分×8本程度の時間は取ってるけど・・・間間で、休憩する者もおるから・・・やっぱり、せいぜい10分(1人)程度やないんかなぁ?

 

ただ・・・

物事への取り組む姿勢

相手を思いやる心

周りに対する感謝の念etc・・・

彼ら自身が・・・それらを、徹底して背中に背負ってくれてるからこそ・・・

僅か10分程度の実戦練習であっても、あれだけのパフォーマンスができるんやないんかな?って・・・俺は、彼らをそう評価させてもらってる

 

 

「今」の時期は・・・「柔道」の技術や戦術、また実践的な内容を、徹底的にインストールするより・・・

もっともっと学ばなアカン「大事」なことがあるような気がしてならん

 

その「大事」なことを疎かにしてしもうたら・・・

なんのために、「柔道」(如何に拘わらず、野球でもサッカーでも然り)をやってるんか?・・・本末転倒なんやないんかな?ってさえ、俺はそない感じる

 

その「大事」なことを学んでもらうためやったら・・・「勝敗」なんか、二の次、三の次・・・まったく以て必要がないとさえ思ってる

 

 

今回・・・中学生のAチーム、Bチーム共に、2年生ながら大将を務めた2人・・・もちろん、彼らだけやなくて、道場生(弟や妹たち)全員は・・・

きっと・・・中3連中の背中を見て、心が動かされてることと思う

 

昨年のこの大会で見せてもらった、兄貴達(16期生)の背中に・・・

追い付け、追い越せで、この一年間いろんなことを学び・・・素晴らしい立ち姿勢となって、今日に至ってる中3連中が、その答えなんやないかな?

※彼らの名誉のために記しとくけど・・・俺とREN先生は、練習内容に関して、無理強いしたことは一切あれへんし、強制したことも一切ない

彼ら自身が・・・俺らが伝えた、周りに対する「感謝の念」と「思いやり」とは何なのか?を、気付き始めただけのことやと思う

 

 

「家族」全員で戦って・・・

「家族」全員で喜んで・・・

「家族」全員で泣いて・・・

「勝ち」「負け」なんか、度外視して・・・戦ってきた勇姿(もちろん、日々の取り組み方も、ずっと見させてもらってるからこそなんやけど・・・)に、試合会場でそばにいた弟妹たち・・・ほんで、観客席(ウチの父兄達)から、惜しみない拍手が贈られとったことが・・・俺は、ものごっつい誇らしかった

 

きっと・・・

周りから見たら、異様な光景なんかも知れん

観客席の大勢の人(ウチの父兄たち)が・・・大泣きしながら、負けた子達に惜しみない称賛の拍手を贈ってるんやから・・・

(因みに・・・試合に参加せえへんかった子の親御さん方が、幾人も応援に来てくれとったし・・・)

 

せやけど・・・

それこそが・・・(語弊のある記し方やけど)「北岡道場」の「強さ」の源なんやろな?って・・・俺は、そう信じて止まん

 

いずれにしても・・・

あの試合の後から・・・道場の雰囲気、みんなの顔つきが、ええ色に変わった(特に、中2の連中な)

 

中3連中(壮真、煌、柊、俊太)の最後の試合・・・

お前らが見せてくれた背中は・・・みんなの心を揺さぶってくれたよ

ありがとう!

 

 

さぁ・・・

「追い出し会」まで、あと1ヶ月

 

小僧!

煌!

柊!

柚!

チュン太!

残りの日々を・・・精一杯、「ファミリー」と楽しもうやないかっ!

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 

道場内では・・・様々な問題が起こる

いや・・・「道場内」ではなく、「道場外」で起きた問題を、ご父兄の皆さんが俺に相談として持って来られる

 

自宅での生活態度(スマホ、ゲーム、夜更かし、朝起きない等)・・・学校での生活態度(授業態度、先生に対する悪態等)・・・また、学校内でのいじめ問題などなど・・・

 

なかなか、相談件数は多くて・・・

水曜・土曜の練習日はもちろんのこと・・・

休日でも電話をいただき、休日の数時間、その件で動いてみたり・・・

平日も、多い日なんかは、昼休憩にAさんと電話で約1時間話して、夕方にその件で学校に連絡して・・・仕事が終わってから、Bさんと電話で約1時間話す・・・っていうこともある

接骨院業務の昼休憩に、直接来られて話す方もおるし・・・

時に、俺自身が、道場生の小学校や中学校に出向くことさえある

 

家庭での生活態度や学校での生活態度に関しては・・・道場生を呼んで、個別に話すことが多いねんけど・・・

いじめ問題や仲間外れ問題など・・・いつ何時、己自身(他の道場生)の身に降りかかってもおかしくないような事案に関しては・・・道場生全員で、「道徳」の授業として伝えたり、話し合ったりするようにしてる

 

 

この前は・・・「仲間外れ」のことについて、道場生みんなの前で話した

ある子(Aさん)が、自身が通ってる学校で、「仲間外れ」になってしまってるっていうことを、お母さんから聞いたもんで・・・道場生全員の前で、その内容について話した

 

その中で・・・子供達から、面白いコメントがあったもんやから、この内容を記すことにした

 

Aさんは・・・時折、空気が読まれへん言動をしてしまうことがある子

自分のことを、しゃべりたいが故・・・数名で話してる内容には沿えへん話を、急にしてしまうこともある

 

それが・・・学校のクラスの子達には受け入れられへん部分もあって・・・

最初は、その子が在籍するグループ内だけで、「あいつ、空気読めないよね?」っていう話やったみたいやねんけど・・・それが、ある事ない事、尾ひれ背びれがついて、どんどんとクラス中に広がって、みんながAさんを避けるっていう・・・どこにでもよくある話

 

 

ただ・・・その内容を、道場生たちに振ってみたところ・・・

Aさんと同じ学年の子達はもちろんのこと、上級生や下級生も・・・

「空気が読めない部分もあるけど・・・いっしょにいて楽しいし・・・」

「あいつにはあいつの良さがあるし・・・悪い部分は伝えてやればいいと思う」

「それに・・・自分たちは「家族」「ファミリー」だから、全く気にならないけど・・・」って・・・

 

それぞれに個別に聞いてみたねんけど・・・

皆それぞぞれが・・・「家族」「ファミリー」っていうフレーズを口にしとった

 

そんな感じで・・・

道場内では、浮いてることもなく・・・いっしょに遊んで、いっしょに柔道して・・・たまに、(同学年)それぞれの家にも泊まりで遊びに行ったりもしてるって聞く

 

「学校」と「道場」は・・・一体何が違うんやろう?

考えても分かれへん「?」がいっぱいあったけど・・・ただ、俺は嬉しかった

 

俺は・・・常に「家族」「ファミリー」っていう言葉というか?想いというか?・・・それを最重要部分として、彼らに伝える

それが・・・彼らに伝わってくれてることが、何よりも嬉しかった

 

道場生も親も・・・学年も・・・柔道が「強い」「弱い」も・・・「障害」(今の時代、いろんな内容の「障害(発達障害、学習障害、ADHD等」を診断されるけど)の有無も・・・何もかも、まったく関係ない

 

ここ(道場)におる者は・・・みんな「ファミリー」

 

上の子が、下の子の面倒を見て・・・下の子は、上の子を信頼してついていく

「与えられたもの」は・・・誰かに「与える」

「授けられたもの」は・・・誰かに「授ける」

決して「仲間外れ」は許さん

 

時に・・・嘘をついたり・・・仲間を裏切ったり・・・被害者面をしたり等・・・する者は出てくる

でも、子供やねんから・・・自分を守るため・・・自分を正当化するため・・・防衛反応なんやろうから、そらぁしゃあない

 

せやからこそ・・・

如何なる事案があったとしても・・・みんなで話し合って(あえて、一回谷底まで叩き落とすこともあるけど)・・・最後の最後は、もういっぺん「仲間」として迎え入れる体制作りは怠ってないつもりでおる

「家族」やから・・・

「ファミリー」やから・・・

 

長いこと在籍してるお母さん方は・・・新しく入ってきたお母さん方が(子育て等での)「悩み」を抱えて相談してきたら自分たち自身の経験を基に、戸惑ってた時期を通り過ぎて、今現在の考えに行き着くまでの経緯を、アドバイスとして伝えてくれる

俺と明美さんは・・・さっきも記したけど、如何なることに対しても分け隔てをせんと、すべてを受け入れる

ほんで・・・如何なる相談にも乗るし・・・自分たちにできることは、できる限り力添えをしたいと考えてる

「家族」やから・・・

「ファミリー」やから・・・

 

俺・・・思う

子供達(道場生)にとっても・・・ご父兄の皆さん方にとっても・・・ここ(北岡道場)は、ホンマにおもろいコミュニティやな?って・・・

ほんで・・・思い上がりもあるけど、今の時代、これからの時代に、必要なコミュニティなんやないんかな?って・・・

 

ただ・・・このコミュニティは、俺が無理やりに作り上げたもんと違う

今までの歴代の先輩たちや、今までの歴代の親御さんたちが、築いてくれて、作ってくれた「場所」

だからこそ・・・揺らぐことがないんやろな?って、俺は思ってる

だからこそ・・・俺自身も、学ぶことを辞めたり、歩みと止めたりしたらアカン!って、常々危機感を持たせてもらってる

 

どんな些細なことであっても・・・「聞く耳」を持つ者は、親御さんであれ、子供であれ、どんどん変わってくる(もちろん、俺も含めてな)

ほんで、また・・・(偉そうに記すことを、お許しいただきたいねんけど)親御さんが変わったら、子供は間違いなく変わってくる

子供は・・・親(自身)の「鏡」

子供は親の云うことは聞かへん・・・子供は親のやった事しかやらん

(※西国33札所第32番、観音正寺で教わった内容)

 

俺の云う・・・「家族」「ファミリー」の意味を履き違えてもらいたくない

俺自身も・・・「家族」「ファミリー」の意味を履き違えんようにせなアカン

 

それらを、すべて総合して考えたら・・・

指導者・教育者である、俺自身が・・・

(家でも道場でも)親父である、俺自身が・・・

「今」ほんで、「これから」・・・何をせなアカンのか?

「今」ほんで、「これから」・・・子供たちに、何を伝えていってやらなアカンのか?は・・・一目瞭然やわな

 

『家族』・・・

『ファミリー』・・・

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

過去の投稿

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983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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