8月29日(土)・・・柴田高校の選手たちが、遊びに来てくれた
柴田高校っていうたら・・・今年の宮城県高校柔道の団体優勝チーム
そんなチームの団体メンバーたちが・・・ウチみたいな、「ええ加減」な道場に遊びに来てくれた
恭佑と海士(共に高校3年生)が、柴田高校に在籍してたからこそ、柴田高校のメンバーが来てくれたっちゅうのは、大きな要因なんやけど・・・
それでも・・・
高校柔道界の県の優勝チームのメンバーが、全員そろって、こんな小さな町道場にきてくれるなんて・・・ホンマに、ありがたいことやよな?
柴田高校の皆さん!
子供たち(道場生)に・・・素晴らしい経験をさせていただいたこと・・・
この場を借りて、御礼申し上げます
ありがとうございました!
柴田高校生数名(2年生等)・・・もちろん、清春、恭太、健之介(柴田高校の2年生連中)、SO(柴田高校1年)
ほんで・・・ウチのOBたち(凜杜(宮城農業高校3年:100㎏級準優勝)、元ちゃん(仙台三高)、ヤマト&タケル)も・・・揃って、顔を出してくれた
さてさて・・・練習内容は?っていうと・・・
もちろん・・・普段から、ビシバシにやるような道場じゃあれへんし・・・限りなく、「遊び」が優先なもんやから・・・
団体戦優勝チームに、凜杜先輩を加えた・・・計6名
普通じゃ考えられへんような、素晴らしいメンバーと・・・子供たち、試合をさせてもらった
ウチのメンバー・・・
1回目・・・チビココ(年少)、子豆(年中)、子猿(小1)、さく(小1)、あさひ(小1)、そうた(小2)の・・・ミニギャングチーム
2回目・・・リオン、びび、アホのキャプテン、オネエ、子地蔵、子豚(すべて6年生)の・・・ベストメンバー???チーム(苦笑)
・・・・・って、感じやった
もちろん・・・
2回とも・・・ウチのチームの完勝で、「宮城県高校柔道チャンピオンチーム」の称号は、きっちりいただいといたけどな!(^^)!(笑)
ほんで・・・
高校生の皆さんに・・・
打ち込みを、受けてもらって・・・
自由稽古を、何本も何本もやってもらって・・・
ホンマに・・・楽しい時間やったわ
柴田高校の選手たちは・・・数年前から、毎年のように、ウチの道場に遊びに来てくれるねんけど・・・
毎年毎年・・・来てくれた連中は、ウチ(北岡道場)の「ええ加減さ」を、身を以て感じてるんやろなぁ?
今回も・・・「聞きしに勝る「ええ加減さ」」っちゅうことが、大いに伝わったんとちゃうやろか?(^_^;)
俺は・・・ずっと前から、子供たちに、こない伝え続けてる
柔道は、「仲間」作りや!
道場の中でも然り・・・試合に行っても然り・・・合同練習に行っても然り
もちろん、試合をする相手は・・・「敵」ではない
試合をする以上・・・勝負事やから、一生懸命闘わなアカンけど・・・
でも・・・「敵」ではない
お互いが切磋琢磨できる、「ライバル」的存在や!
ほんで・・・
その「ライバル」的存在やった者同士が・・・やがて、高校に行ったら、「仲間」になるんや!
もちろん・・・
高校に行って、「仲間」になって・・・よその高校と試合をする場合であっても然り
その場面では・・・お互い、必死になって闘わなアカンのは、もちろんやけど・・・
その必死になって闘った「ライバル」が・・・いずれ社会に出た時に、「仲間」になることもある
どんな場面で・・・いつ、どこで、誰と再会するかも分かれへんのが人生っちゅうもんなんやから・・・
せやから・・・
柔道を通じて、「仲間」を作ってほしい!
・・・・・・・・って
彼らは・・・今、正に、その状態なんやと思う
ウチ(北岡道場)みたいな、「ええ加減」な道場で・・・楽しみながら、柔道をやってきた者はじめ・・・
宮城県内の各道場に所属しとった、いろんな連中が・・・柴田高校っていうコミュニティーの中で出会って、「仲間」になって・・・
その「仲間」たちと、3年間切磋琢磨して・・・「仲間」一丸となって、宮城県大会を制した
ホンマに、素晴らしいことやと思うし・・・何よりも、彼ら自身が・・・「仲間」の大切さっちゅうもんを、身を以て感じてるはずやと思うねんよなぁ
現に・・・ひとりひとり、みんなの前でコメントをもらった時に・・・
「仲間」っていうフレーズが、大半の子たちから発せられてたから
ある選手が・・・俺に言うてくれた
「メチャメチャ、楽しかったです!」って・・・
その選手が・・・
小中学校時代・・・どのような柔道人生を歩んできたんか?・・・俺には分からん
せやけど、もしかしたら・・・
「柔道」=「楽しい」
・・・では、なかったんかなぁ???
彼の言葉の端々から・・・俺は、そんな風に感じ取れた
決して、それを否定するつもりもないし・・・蔑むつもりも、もちろんない
もしかしたら・・・
「柔道」は、武道であるが故・・・本来は、「楽しい」なんてことではなく・・・「勝負」の世界に、どっぷりと身を置かせてやることの方が正しいんかも知れへん
「柔道」=「楽しい」
・・・・・を、子供たちに伝えてやることを選択して、「北岡道場」を立ち上げたし・・・今でも、その想いは、まったく変わってへん
それが、正しいんか?間違ってるんか?
もちろん・・・それらに「正解」なんちゅうもんはあれへん
ただ・・・いずれにしても・・・
たった一度しかあれへん・・・二度と戻ることのできへん・・・「その時間」に、己自身が身を置いてたことは、紛れもない事実なんやから・・・
「「その時間」を・・・これから先の己の人生、素晴らしい「必然」に結び付けれるように、前を向いて一生懸命歩いていくことが、何よりも大切なんやで!?」って・・・
余計なお世話やったけど・・・彼に、そないだけ伝えさせてもらった
子供(道場生)たちに・・・素晴らしい時間を与えてくれた、柴田高校の選手諸君
ほんで・・・
凜杜はじめ、ウチのOBの連中たち
そして・・・
後になってしまいましたが・・・
貴重な練習時間を、このような時間に変えてくださいました、柴田高校柔道部 狩野監督
心より、お礼申し上げます
ありがとうございました!
We Can Do It!
Yey!!
余談やけど・・・
「恭佑」と「海士」と「凜杜」
彼らと・・・短い時間やったけど、組んで乱取りをした
俺自身・・・あいつら3人に、敵うはずもなく・・・3人ともに、ケチョンケチョンに投げられまくったねんけど・・・
その投げられたこと(当たり前に、俺よりも強くなって・・・こんなに、素晴らしい青年に成長してくれたこと)が・・・
俺・・・嬉しくて嬉しくて、涙があふれ出てきたわ
今、道場に在籍してる子たち(上は、承吉、チン太郎、ヤッさん~下は、子豆、チビココまで)に・・・
いずれ、ケチョンケチョンに投げられる時を夢見て・・・
また・・・あいつらと、精いっぱい「遊ぼう」と思う
海士!
凜杜!
お前ら3人共・・・
ちっちゃい時は、「屁」みたいやったけど・・・
今・・・心の底から、あなたたちを誇りに思います
ありがとう!