北岡道場通信

掲載が遅くなってしもうたけど・・・

9月6日(土)・・・未羽先生(凌門塾、佐々木洋人先生の御長女)が、結婚報告を兼ねて道場に遊びに来てくれた

 

未来へ羽ばたけ! 未羽先生!!-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室

おかえり!未羽先生!!-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室

 

今春、大学を卒業した・・・未羽先生

素敵な女性に成長されて・・・人生の伴侶を見つけて・・・

俺自身・・・彼女のことを、ちっちゃい時から知ってるから・・・嬉しいこと、この上ない報告やった

 

佐々木家に生を受け・・・

佐々木先生の、この上なく「厳しい人間教育」の中で過ごした・・・少女時代

 

普通(普通っちゅうもんが、どんなんか?は、皆それぞれ違うけど・・・あえて、そない記させてもらう)の家庭教育とは違うことに・・・

理解できへんかったこと・・・

納得のいかへんかったこと・・・

腹立たしさに怒りの感情を抱いたこと・・・

逃げ出したいと思ったこと・・・

自分の置かれてる環境に涙したことetc・・・

きっと・・・辛いことが山ほどあったに違いない

 

せやけど・・・

何時やったのか?は、分からんけど・・・

彼女も・・・その親父の「厳しさ」の意味が理解でき・・・点と点が線で結ばれた時があったんやろなぁ?

だからこそ・・・今現在、あんな娘になってるんやろう

 

本質的な部分は、彼女にしか分かれへんことやけど・・・俺は、そない思ってる

 

筋道の通らんことが大嫌いで・・・真っすぐ過ぎるくらい真っ直ぐな娘

ちょっと、融通が利かへんけど・・・今の時代、それくらい真っ直ぐな人が、おってもええんとちゃうやろか?

 

 

ほんで、また・・・ご主人も、「ええ人」感が、メチャメチャ醸し出されとって、ホンマに素晴らしい青年やったなぁ

 

いずれにしても・・・

飛鳥さん!

未羽先生!

いつ何時も、お互いを思いやり、お互いを尊重し合い・・・あたえられた命(時間)を、どうか大切にしてください

ほんで・・・

将来、子供ができた時・・・如何なる場合であっても、我が子に対しては胸を張っていられる人であってください

 

もう一人の「親父」からの願いです

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 

8月30日(土)~31日(日)・・・山形県山辺町総合体育館に於いて、上記の大会が開催された

 

SO兄ぃ:仙台大学3年(11期卒業)が・・・

個人 73㎏級 優勝

また、翌日に開催された団体戦で、73㎏級と81㎏級に出場して 準優勝

 

承之介先輩:東北学院大学2年(12期卒業)が・・・

個人 73㎏級 第3位

また、翌日の団体戦では・・・73㎏級に出場して 優勝

・・・・・という、結果やった

 

子供の頃・・・どうしようもない悪ガキやったSOと承之介が・・・

こんな大きな舞台で活躍してくれてること・・・心から誇りに思います

 

ありがとう!

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

時々・・・道場生に話すことがあるねんけど・・・

「武道」・・・っちゅうより・・・すべての「道」の世界には・・・『守破離』っていう言葉が存在する

 

『守』は・・師や流派の教え、型、忠実に守って、確実に身に着ける段階

『破』は・・・他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れて、心技を発展させる段階

『離』は・・・ひとつの流派から離れて、独自の新しいものを生み出し確立させる段階

 

 

俺は・・・道場の子供たちに対して、事ある毎に・・・「俺を信じろ!」っていう言葉を吐き出す

目ン玉に力を込めて、言霊として・・・「俺を信じろ!」って、吐き出してる

 

でも、それは・・・

俺自身が、完璧な人間やから・・・「俺の云うことだけを信じといたらええねん!」ていうことでは、決してない

 

実際に、俺なんかを信じてもらえることがあるんやったら・・・それは、ものごっつい有難いことやけど・・・

俺の云う・・・「俺を信じろ!」っちゅのは・・・

「今現在、自分の目の前のおる、「自分が選んだ師匠のことを信じる」っていうことを学びなさい!」っていうこと

そう・・・「『守』を学ぶ機会から、目を逸らすな!」っていうことなんよな

 

 

俺は、少年柔道の世界しか分かれへんけど・・・およそ、四半世紀、この世界に身を置かせていただいた時の中で・・・

自分が選んだ道場に所属してるにも拘らず・・・自分の目の前におる師匠を、信じることができへんかったり・・・自分の師匠に唾を吐いて、その道場を出て行ったり・・・

そないな者たち(親御さんたち)を、幾人も目にしてきた

 

中には・・・元の道場の先生のやり方が気に入らんとかの理由で、他の道場に移籍したにも拘らず・・・移籍した道場の先生とも、またモメてしまって・・・

その延長上で・・・高校に進学した後も・・・

「(自分が在籍してる)▲▲高校じゃなくて、〇〇高校に進学してれば、結果は違ってたのに・・・」って・・・

そない吐き出してる親御さんの姿なんかも、目の当たりにしたこともある

 

それが、良いか?悪いか?・・・白黒つけるつもりは、俺自身まったくあれへん

 

せやけど・・・

少年柔道の世界やから・・・結局は、親の価値観であったり、親のエゴであったりが、まかり通ってしまうんやろうから・・・

それやったら・・・

なおの事・・・親が子どもに対して、「師匠を信じなさい」って、伝えてやるべきなんとちゃうんかな?って、俺は思うねん

もちろん、それは・・・高校生の子に対してでも、同じことが云えるんやないんかな?

 

親自身が・・・自分の目で見て、自分の心で感じて、自分で選択した場所(先生)を・・・

子供の前で自ら蔑んだりすることは・・・子供が、『守』を学ぶ機会を失くしてしまうっちゅうことにつながってしまうんやないやろうか?

 

もちろん、それは・・・

「柔道」の世界に身を置いてる時だけのことやなくて・・・『守』を学ぶっちゅうことは、それぞれの人生に於いても大切なことのような気がしてならん

 

 

正しいか?間違ってるか?は、別問題として記させてもらうけど・・・

俺自身・・・

次男(SO兄ぃ:現在は仙台大学3年生)と三男(YAMATO:2年生)は・・・柴田高校の監督に、あずかっていただいた(いただいてる)

2人とも、自宅から高校に通ってた(通ってる)から・・・柔道経験者の俺から、いつ何時でもアドバイスをすることはできる

せやけど、俺は・・・柔道に対してのテクニカルな部分等を、彼らにアドバイスしたことはいっぺんもないし、この先もするつもりは一切ない

おまけに・・・

監督にあずかっていただいてる以上・・・学校生活、日頃の生活態度等、監督の考えから逸脱してるって感じていただいた時には、煮ていただこうが、焼いていただこうが、俺には全く問題ない

かえって、有難いことやとさえ思ってる

 

もちろん・・・

親の責任として、時に必要最低限のことを伝えなアカンことはある

それでも・・・

もう既に、自分の背中に責任を背負える年齢であろう彼らに対しては・・・

「お前の今の親(師匠)は、俺やない! 監督や! ほんで、仲間は「家族」や! せやから・・・俺よりも、監督のことを信頼しろ! せやなかったら・・・お前に、「学び」なんかあれへん!」

・・・・・常々、そないなことを伝えてる

 

もちろん・・・

長女(悠葉先生)が高校時代・・・東北高校の監督に、あずかっていただいてた時にも、同じことを伝えてきた

 

 

俺は・・・彼らを師匠にあずけるまでに、親として彼らに「躾」をしてきた・・・・・・・つもりでおる

「躾」とは・・・「身」を「美しく」と書く

 

これは、俺の持論のほか、何ものでもあれへんけど・・・

「身」を「美しく」

それは・・・

「素直な心」であったり・・・「感謝する心」であったり・・・「有言実行」であったり・・・「他人のことを考えれること」であったり・・・「責任を持った行動をすること」であったりetc・・・

 

要するに、何事も受け止められる真っ新な状態で、師匠にあずかっていただくからこそ・・・

師匠は・・・そこで、「教育」(色付け)をしてくださる

そう・・・「教」え「育」てていただけるんやないんかな?って・・・俺は、そない考えてる

 

 

随分前に・・・悠葉先生が、俺に言うとったことがある

「東北高校の監督の教えが、自分の中の「柱」になってる」って・・・

 

親以外に、そんな方が存在すること自体、ホンマに素晴らしいことやし羨ましいことやと思う

それと同時に・・・

彼女は・・・そこで、『守』を学んでくれたんやろな?って、俺は信じて止まん

 

 

さっきも記したけど・・・

それが、正しいか?間違ってるか?は・・・俺には分かれへん

おまけに・・・

「『守』を学んだから何やねん?」って言われてしもうたら、ぐうの音もでてけえへん

 

ただ、俺の持論を述べさせてもらえるなら・・・俺は、そうあるべきやないんかな?って、思ってるっていうだけのこと

 

 

せやけど・・・

結局は、人生を歩んでいく中で、どんな世界に身を投じたとしても・・・

『守』がなかったら・・・『破』は中途半端になるんやろうし・・・

まして・・・『離』なんか、できっこあれへんのんとちゃうんやろか?

 

 

俺が・・常々、子供たちに対して口にする言葉

「「柔道」を通じて、大切な何かを学んでほしい」

 

実際に・・・「大切な何か」は、搔い摘んで、これやっちゅうもんではあれへんけど・・・

こういったこと(「守破離」)も、「柔道」を通じて学んでもらいたい内容のひとつであるのは言うまでもない

 

せやから・・・

語弊のある言い方やし・・・偉そうに云うてること、この上ないんやけど・・・

俺は、子供(道場生)達に対して・・・

「俺を信じろ!」

・・・そない伝える

 

 

もちろん・・・

子供達の前で、そないなことを吐き出したからには・・・

俺自身・・・誰よりも己自身を戒めた行動をせなアカンことは、言うまでもあれへんし・・・

まぁ、それが・・・目下、人生修行中の俺自身の『離』の学びでもあるんやろな?

 

 

ただ・・・

『守破離』

この言葉さえも・・・先般記した「厚情かならずしも人情にあらず・・・」と同様に・・・

俗にいう「現代っ子」に伝わるんか?否か?

それ以前に・・・今の時代に、必要なことなんか?否か?

 

昔から現代まで言い伝えられてる、山のようにある「ことわざ」や「言葉」を噛み砕いて伝えてやったとしても・・・

人生を生きていく上で、教訓になるであろう童話(「アリとキリギリス」「さるかに合戦」「桃太郎」etc・・・)でさえ、内容が変わってしまいつつある今の世の中・・・

果たして、どんだけ子供たちの心を揺さぶることができるんやろか?

 

そない思いながらも・・・

俺自身・・・時代の波に流されへんよう抗いながら、自問自答を繰り返す日々の中にこそ・・・「答え」に辿り着く、俺にしか伝えられへん「言霊」があると信じて、彼らと向き合っていきたいと思う

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

もう、30年ほど前の話になるけど・・・

俺は・・・大学を卒業して、「綜合警備保障株式会社(ALSOK)」で勤めとった

 

もちろん・・・柔道も、させていただいとったねんけど・・・

仕事のウェイトの方が圧倒的に多くて・・・俺は、営業マンとして、日々の業務に取り組んどった

 

その仕事の中で・・・ある事務スタッフの女の子(俺より、2~3個くらい年下やったかなぁ?)が、お客さんに対して、ご迷惑をかけるようなミスをしてしもうた

どんなミスやったんか?は、もう忘れてしもうたけど・・・注意せなアカンって思ったくらいやから、それなりのミスやったんやと思う

 

もちろん・・・一回目?二回目?のミスやったら、「誰にでもミスは起こり得ることやから・・・今後、気を付けような」で、済んでたんやけど・・・

それが、何べんか?繰り返されたんやろなぁ?

 

ある日・・・俺は、彼女に注意をした

「お客さんがいてくださってこそなんやから・・・「責任」を持って、業務に従事せなアカンで!?    そこを履き違えて、仕事に取り組んでたら・・・もっと大きなミスに繋がってしまうかも知れへんし・・・」って・・・

 

 

そしたら・・・

その時、そばにおった、営業課の先輩が・・・彼女と俺に、こない言うた

 

実は、俺は・・・その先輩のことを、あんまり信用してへんかった

なんでか?っていうたら・・・

「周りの人(上席や自分を取り巻く人たち)には、ええ顔をするけど・・・裏では、違う顔を持っとんなぁ」って・・・薄々、そない感じてたから・・・

 

先輩は、彼女に・・・

「いいよ いいよ 気にしなくていいから! 誰でもミスはするんだから しょうがないよ」

ほんで、俺に・・・

「耕太郎も、もういいじゃん!?  〇〇ちゃん(事務スタッフの女の子)も、反省してるよ」

 

俺:「いやいや・・・もう、何べんか繰り返されてるんですよ!?  今、言うといたれへんかったら、またミスが起きるかも知れへんし・・・彼女かって、会社の中での立場が悪くなってくるじゃないですかっ!?」

・・・・・そない言うた俺のことを、なだめるように・・・その先輩は、俺の背中に軽く手を当てて、その場から離れるように促した

 

ちょっと離れた場所で・・・その先輩は、俺に小声で、こない言いよった

「あいつら(事務スタッフの女の子たち)、「バカ」なんだから・・・言っても、無駄だよ  「バカ」を相手にしても、しょうがないんだから・・・」

曲がりなりにも、立場上、先輩にあたる人やったから、俺は黙って聞いてたけど・・・腹の中では、メチャメチャ、ムカついとった

 

 

そんな感じやったから・・・

表面上だけで判断すると・・・その先輩は、周り方たちから、ものごっつい「良い人」やと思われとった

その反面・・・

俺は、きっと・・・「嫌な人」やったんかも知れへんな?(笑)

誤ったことを注意する人やったからな(実際には、聞いたこともないし・・・今となっては聞かれへんから、真相は分かれへんけど)

 

 

ほな、いったい・・・

「良い人」って、なんやねんっ!?

 

 

「〇〇さん(先輩)は・・・失敗しても、カバーしてくれるよね」

「〇〇さん(先輩)は・・・あまり怒らなくて、優しいよね」

そない言うてる、事務スタッフの女の子たちの言葉が聞こえてくる程に・・・俺は、彼女たちに対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになっとった

 

「あいつら(事務スタッフの女の子たち)、「バカ」だから・・・」

そない言うてる、クソみたいな先輩の裏の顔を知れば知るほど・・・彼女たちに対する、申し訳ない気持ちは膨らんでいった

 

 

周りの人たちに、ええ顔をして、ええ対応をするけど・・・裏では、その人たちを蔑んでる

それが・・・「良い人」で・・・

誤ったことを、「その人のために・・・」と思って注意をする

それが・・・「悪い人」「嫌な人」って・・・

 

若かった俺は・・・いったい、世の中どないなっとんねんっ!?

・・・そない感じてた

 

 

そんなことがあったからっちゅう訳やないねんけど・・・

俺は・・・我が子に対しては、当然の事・・・道場生に対してでも・・・そない貫こうと決めてることがある

我が子や道場生が・・・俺の目の前で、「間違った行動」をした時には・・・

ちゃんと「叱ってやる」ということ

 

「間違った行動」って一言で言うても・・・世の中には、仰山ある

赤信号を渡ってしまうことも・・・宿題をせえへんことも・・・学校で喧嘩をすることも・・・世の中的には、確かに間違った行動なんかも知れへんけど・・・

俺の云う「間違った行動」っちゅうのは・・・そういうことではない

 

俺が考える、「間違った行動」っちゅうのは・・・

この子自身が、将来、他人に蔑まれてしまうかも知れへんような行動のこと

要するに・・・

自分本位な行動はじめ・・・自分勝手な言動・・・仲間に嘘をつくこと・・・仲間を裏切ること・・・また、思いやりのない行動・・・責任を持たへん行動etc・・・

 

近い将来なんか?

遠い将来なんか?

いずれにしても・・・形はどうあれ、彼らが周りから、蔑まれてしまうかも知れへんような行動があったなら・・・俺は、心を鬼にして、彼らを叱る

 

厳しいこと・・・キツいことを吐き出すのは・・・正直、ものごっつい「かわいそうやなぁ」って思う

おまけに・・・俺も人間やから・・・我が子や彼ら(道場生)には、嫌われたくはあれへんしな

 

せやけど・・・

世の中に出た時に・・・彼らが、赤の他人から「こいつ、かわいそうな奴やなぁ」って、蔑まれることの方が、何十倍も何百倍も切ないから・・・

たとえ、俺自身が嫌われたとしても・・・彼ら自身が、間違った部分を修正してくれる材料になるんやったら、俺は喜んで嫌われるよ

 

 

子供の頃、何よりも怖かった親父が・・・

俺に対して、やってくれてたことの意味を・・・俺自身は、こない解釈してる

 

厚情 必ずしも人情にあらず

薄情の道 忘るるなかれ

 

 

俗にいう・・・「現代っ子」に対して、それが伝わるんか?否か?

それでも・・・伝えた方がええんやろうし・・・伝え続けた方が、俺はええと思う

 

今日、伝えたことで・・・今日、明日、すぐに変わる奴なんかおらん

1週間後なんか?・・・1ヶ月後なんか?・・・1年後なんか?・・・それとも、10年後なんか?

人生を歩んどって・・・己自身が、壁にぶち当たった時・・・己自身が、崖っぷちに立たされた時・・・

そんな時に・・・俺が伝えたかった、ホンマの意味を、自分なりに噛み砕いて飲み込んで、解釈してくれたらええなぁ・・・って、そない思う

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 

 

 

 

3月29日(土)・・・4年振りに、未羽先生が帰ってきてくれた

 

「帰ってきてくれた」って言うても・・・未羽先生は、ウチの卒業生ではあれへん

未羽先生は・・・名取にある凌門塾(昨年度末を以て、仙台東教室のみを残して閉塾されてる)の佐々木洋人塾長の娘さん

4年前に・・・「教育実習」と称して、約1ヶ月間、ウチで指導者の実習をしていた方

未来へ羽ばたけ! 未羽先生!!-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室

 

今回・・・大学を卒業し就職するにあたって、その報告も兼ねて遊びに来てくれた

 

ちょっとの時間だけやったけど・・・未羽先生に、寝技の講習もしていただいた

因みに・・・未羽先生は、現在、柔術に真剣に取り組んでおり・・・某大会では、体重別でチャンピオン、無差別でも準優勝してる寝技の強者

(余談やけど・・・俺自身、寝技の相手をしてもらったけど・・・下から引き込まれて、関節取られて、ケチョンケチョンにやっつけられた(-_-;))

 

もちろん・・・ちょっとの時間だけやったから、深い部分までの指導はいただかれへんかったけど・・・

それでも、4年前とは比べ物になれへんくらい丁寧で・・・ほんで、子供たちにも分かりやすく噛み砕いて、また面白可笑しく説明してくださってた

 

 

柔道場(柔道場如何に拘わらず、他のスポーツでも)を運営してたら・・・いろんな、いざこざに巻き込まれる

幸い・・・ウチは、この通り、試合にも詰めて参加する訳ではあれへんし・・・合同練習や出稽古に関しては、もう10年近くしたことあれへんような、「ええ加減」な道場やし・・・

ご父兄の皆さんも・・・入会を検討される時に、ホームページを見て共感していただいた上での入会やろうから・・・俺の方針(「ええ加減」)に、意見を持って来られる方は、まずおれへんけど・・・

他の道場、他のスポーツ少年団では・・・先生(監督)とご父兄間での問題や・・・父兄間での問題・・・中には、運営内容にまで意見を述べるご父兄の方がいらっしゃるっていう話を、よう耳にする

 

未羽先生も、例外ではなく・・・ちっちゃい時から、少なからず、そういった大人の良くない部分を見てきたことやろうと思う

 

もちろん・・・これは、決して凌門塾のご父兄の方々が悪い方々やと言う言い回しで記してるんではない

何のスポーツにしてでも・・・塾長、道場長、監督、先生の息子や娘である以上・・・普通に通ってる生徒さん達には、見えへん部分まで目にしてきたんやろなぁ?って・・・我が子(悠葉先生やREN先生)と重ね合わせて記させてもらってるっちゅうことを、どうかご理解いただきたい

 

 

誤解を恐れずに記すけど・・・

道場運営、スポーツ少年団運営って・・・蚊帳の外から見て感じてるほど、簡単なことではない

それでも・・・

表面上や目先のこと、また足元だけしか見てもらわれへんくて、やらせてもらってることへの評価は限りなく低い場合がある

 

ただ・・・

俺ら「教育者」「指導者」は、評価をいただくためにやってるんではないねんから・・・それらも含めて、まとめていかなアカンのが、俺らの立場なんやけどな?

せやから・・・

彼女自身・・・ある意味では、「ええ勉強」になったことも多かったんとちゃうんかな?って思うし・・・

それに・・・いろんな物事を、己の「写し鏡」として見ることができたんとちゃうんかな?って、俺はそない思うよ

 

 

佐々木家という家庭に生まれて・・・親父さんの背中を見て育ってきた以上・・・

彼女も、この先・・・形はどうあれ、「指導者」「教育者」の道に、どっぷりと浸かった人生を歩んでいくことやろう?

 

佐々木先生や俺・・・そんな化石みたいな爺さんは・・・いずれ、否応なく退いていく時が来る

その時に・・・

いろんな物事に、目を配ることのできる・・・ちょっと聞こえはええけど、「人間育成」「人間教育」を主軸とした教育・指導をしてくれる・・・若い未羽先生のような方がいてくれることは、ホンマに有難いことやと思う

 

 

ありがとう! 未羽先生!

ほんで・・・

どうか、己の志した道を成し遂げるべく・・・日々、辛抱と努力を怠らず・・・素晴らしい「教育者」になっていただけることを祈っております

 

『一志不退』

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

いよいよ、この日が来てしもうた(令和7年3月22日)

『追い出し会』

 

俺自身・・・3月に入ったくらいから、何をするにも、どうも調子が上げれへんなぁって感じてた

調子が上がれへんどころか・・・朝起きたら、メッチャ仕事にも行きたくないし・・・何をするにも、メッチャ「イヤイヤ病」

 

 

『追い出し会』を迎える、一回前の練習日(3月19日)

REN兄ぃが・・・中3連中(小僧、煌、柊、柚、チュン太)と、最後の乱取りをしてる姿を見ながら・・・

「忘れたらアカンぞ! お前の武器は、「背負い投げ」やぞ!」

「喧嘩四つで、その頭の位置じゃ、組み負けとるぞ!」etc・・・

そんなことを、中3連中にアドバイスしながら・・・

「もう、こんなアドバイスをすることもないんやなぁ? こいつら、3日後には出ていてしまうんやなぁ?」って、思った時に・・・「イヤイヤ病」の原因が分かった

何か?大切なものを失ってしまう期日へのカウントダウン・・・そう、「追い出し会」で、彼らがここ(北岡道場)巣立っていってしまう日が近づいて来とったことが原因やったんやな?って・・・腑に落ちた

 

家に帰って・・・日記(俺、5年日記とかを書いてるんやけど)を読み返してみたら・・・

昨年も・・・同じような時期に「イヤイヤ病」の内容を、日々記してる

せやのに・・・「追い出し会」が終わってしもうたら、諦めたんか?、その日以降は「イヤイヤ病」の内容は、一切書いてへんかったわ(苦笑)

 

 

前置きが長くなってしもうたけど・・・・・

 

いずれにしても・・・

今年も、ホンマに素晴らしい「追い出し会」やった

 

16:30~ 練習開始

卒業生たちに前に立ってもらって・・・道場生全員、打ち込みを受けてもらって・・・

卒業生たちに元立ちをしてもらって・・・道場生全員、乱取りをしてもらって・・・

最後に・・・

北岡道場恒例、「最後の儀式」・・・投げ込み

道場生全員(50名強)+α(俺、REN先生、SO兄ぃ、心和先輩、琳太郎先輩)=約60人を投げ込みしてから・・・今度は、約60人から投げられる

ほんで、最後の最後に・・・ご両親に投げてもらって・・・ご両親に対して、道場に数年間通わせていただいた御礼を述べる

ここで・・・

「北岡道場」での数年間を全うした「証」として・・・みんなから、称賛の拍手を受け取る

 

その拍手の真ん中では・・・ご両親が、我が子を思いっきり抱きしめる1ページがある

 

俺・・・毎年思う

俺自身は・・・我が子はもちろん、道場生たち全員も我が子やと思ってるから、事ある毎(試合の時はもちろん、練習中に自分を超えた時、心が疲弊してる時等)に彼らを抱きしめさせてもらってるんやけど・・・

普通に生活しとって・・・高校進学を間近に控えた、半分オッサンになってきてる我が子を、ご両親が抱きしめる場面って、あるんやろか?って・・・

そうそうないんとちゃうんかなぁ?って・・・いつも、「素晴らしい光景やなぁ」って思いながら(涙を流しながら)、見させてもらってる

 

子供達(卒業生たち)も・・・恥ずかしがる素振りなんか微塵もなく、涙しながら、お父さん、お母さん胸に顔を埋めながら背中に手を回す

 

それらを・・・100名以上が見守る中で出来てしまうのが・・・『追い出し会』の醍醐味やと思う

 

ほんで・・・

普段やったら・・・きっと言わへんやろう?

我が子に対しての愛情のこもった言葉(手紙)を伝えたり・・・

どんだけ愛してるのか?を惜しみもなく伝えたり・・・

 

 

また・・・後輩の親御さんたちに対しても・・・

子育てに迷ってた当時(道場(各種スポーツ少年団)を探してた頃、入会する前、入会後の数年間)のことを、真っ直ぐに伝えてくれとった

内容(一部やけど)は・・・

「「子供のため」と言いながら・・・結局は、自分(親)自身がやりやすいように、自分自身の思ってる通りにしていただけだった」

「子供を守っていたつもりだったけど・・・過保護になって必要以上に守り過ぎ、子供を抱えすぎていた」

「子供が辛そうだから、辞めさせようとしたけど・・・今、この姿を見た時に、やっぱり続けさせて良かった」等・・・

結局は・・・自分自身で、迷いや不安、心配事を作っていたということに気付いたっちゅうことを、皆それぞれが口を揃えて仰ってた

 

 

子供を信じて・・・仲間を信じて・・・コミュニティを信じて・・・環境を信じて・・・

そうすることで・・・子供は自由に泳ぎ、自由に羽ばたき、自由に自分の世界を作っていく

 

ほんで・・・

その中で・・・仲間を思いやり、周りの方々含め、すべての物事に感謝の念を持ち始め・・・自分なりに責任を持って、物事に取り組み始める

 

それこそが・・・子供たちの限りない「心の成長」・・・そう、責任を背負った「心の成長」に結びつくんやないんやろか?って・・・

俺は・・・そう信じて止まん

 

 

いずれにしても・・・素晴らしい「追い出し会」やったと思う

彼ら自身・・・

こうして、送り出してもらったことを真摯に受け止めて・・・また一つ、目には見えへん大切なもん、そう、大きな大きな「責任」を背負った上で・・・この先の人生を、真っ直ぐに歩んでくれることやろう

 

毎年・・・思う

どうしようもなかった連中が・・・この「追い出し会」の日には、考えられへんくらいの素晴らしい「立ち姿勢」で、弟や妹(道場生)や父兄達から送り出されていく

 

途方もない寂しさはあるけど・・・

その何倍も、何十倍も、嬉しさが込み上げてくる日でもあるよなぁ

 

 

壮真!

煌!

柊!

柚!

俊太!

 

この先の「未来」・・・次に訪れる「必然」・・・

それらを、素晴らしいものに変えることができるのは・・・今この瞬間の己自身の「行い」でしかない

 

「行い」が「結果」!

 

だからこそ・・・

「辛抱と努力」を怠るな!

 

将来・・・

今以上の素晴らしい「立ち姿勢」のあなた達に会えることを・・・

親父は楽しみにしてるから

 

ありがとう!

愛すべき・・・バカ息子たち!

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月16日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの参加と結果は・・・

小学校低学年(1~3年生)

Aチーム・・・ベスト8

Bチーム・・・3回戦敗退

 

小学校高学年(4~6年生)

Aチーム・・・2回戦敗退

Bチーム・・・2回戦敗退

Cチーム・・・3回戦敗退

 

中学校

Aチーム・・・3位入賞

Bチーム・・・3位入賞

Cチーム・・・1回戦敗退

Dチーム・・・2回戦敗退

Eチーム・・・2回戦敗退

 

・・・・・っちゅう感じやった

 

 

今回の試合に関しては・・・毎年のことなんやけど・・・

中学校3年生の兄貴達の「最後の舞台」と称して・・・全員で戦うっちゅう想いで挑んだ

 

せやから・・・

あえて、中学校のAチーム、Bチーム共に・・・大将には、中学2年生をエントリーした

 

その中学2年生たちには・・・

「お前らの役割は・・・中3の連中を、どんだけサポートできるのか? ほんで、また・・・彼らの戦い方、ほんで、戦いに挑むまでの姿勢(練習内容、気持ち、周りに対する「思いやり」と「感謝の念」等)を見て学べ!」

・・・・・そない伝えて、日々の取り組み方を考えさせるようにした

 

それに伴って・・・小学校低学年、高学年、中学生、ほんで、試合には出場せんへん連中も感化されて・・・一生懸命に取り組んどったように感じる

 

 

 

ウチ(北岡道場)の練習内容は・・・かなり「ええ加減」やと思う

 

小中学校の時は・・・いろんなもんを犠牲にしてまで、徹底的に追い込んで、徹底的に突き詰める時期ではなく、楽しみながらやるのがええというのが・・・俺の「信念」

ほんで、それは・・・道場のコンセプトにもなってる

せやから・・・練習内容に関しては、メチャメチャ辛いことをやる訳でもあれへんし・・・必要以上の過酷な練習を課すことは、まずあれへん

 

もちろん・・・基礎練習、基本への取り組みは、やってるけど・・・

リレーをして遊んでみたり・・・遊びを重視したトレーニングで競争してみたり・・・

実践練習(乱取り)に関しては・・・1日の練習で、せいぜい7~8分(1人)もやったら、御の字やないんかな?

 

中学生にしても・・・

2分×8本程度の時間は取ってるけど・・・間間で、休憩する者もおるから・・・やっぱり、せいぜい10分(1人)程度やないんかなぁ?

 

ただ・・・

物事への取り組む姿勢

相手を思いやる心

周りに対する感謝の念etc・・・

彼ら自身が・・・それらを、徹底して背中に背負ってくれてるからこそ・・・

僅か10分程度の実戦練習であっても、あれだけのパフォーマンスができるんやないんかな?って・・・俺は、彼らをそう評価させてもらってる

 

 

「今」の時期は・・・「柔道」の技術や戦術、また実践的な内容を、徹底的にインストールするより・・・

もっともっと学ばなアカン「大事」なことがあるような気がしてならん

 

その「大事」なことを疎かにしてしもうたら・・・

なんのために、「柔道」(如何に拘わらず、野球でもサッカーでも然り)をやってるんか?・・・本末転倒なんやないんかな?ってさえ、俺はそない感じる

 

その「大事」なことを学んでもらうためやったら・・・「勝敗」なんか、二の次、三の次・・・まったく以て必要がないとさえ思ってる

 

 

今回・・・中学生のAチーム、Bチーム共に、2年生ながら大将を務めた2人・・・もちろん、彼らだけやなくて、道場生(弟や妹たち)全員は・・・

きっと・・・中3連中の背中を見て、心が動かされてることと思う

 

昨年のこの大会で見せてもらった、兄貴達(16期生)の背中に・・・

追い付け、追い越せで、この一年間いろんなことを学び・・・素晴らしい立ち姿勢となって、今日に至ってる中3連中が、その答えなんやないかな?

※彼らの名誉のために記しとくけど・・・俺とREN先生は、練習内容に関して、無理強いしたことは一切あれへんし、強制したことも一切ない

彼ら自身が・・・俺らが伝えた、周りに対する「感謝の念」と「思いやり」とは何なのか?を、気付き始めただけのことやと思う

 

 

「家族」全員で戦って・・・

「家族」全員で喜んで・・・

「家族」全員で泣いて・・・

「勝ち」「負け」なんか、度外視して・・・戦ってきた勇姿(もちろん、日々の取り組み方も、ずっと見させてもらってるからこそなんやけど・・・)に、試合会場でそばにいた弟妹たち・・・ほんで、観客席(ウチの父兄達)から、惜しみない拍手が贈られとったことが・・・俺は、ものごっつい誇らしかった

 

きっと・・・

周りから見たら、異様な光景なんかも知れん

観客席の大勢の人(ウチの父兄たち)が・・・大泣きしながら、負けた子達に惜しみない称賛の拍手を贈ってるんやから・・・

(因みに・・・試合に参加せえへんかった子の親御さん方が、幾人も応援に来てくれとったし・・・)

 

せやけど・・・

それこそが・・・(語弊のある記し方やけど)「北岡道場」の「強さ」の源なんやろな?って・・・俺は、そう信じて止まん

 

いずれにしても・・・

あの試合の後から・・・道場の雰囲気、みんなの顔つきが、ええ色に変わった(特に、中2の連中な)

 

中3連中(壮真、煌、柊、俊太)の最後の試合・・・

お前らが見せてくれた背中は・・・みんなの心を揺さぶってくれたよ

ありがとう!

 

 

さぁ・・・

「追い出し会」まで、あと1ヶ月

 

小僧!

煌!

柊!

柚!

チュン太!

残りの日々を・・・精一杯、「ファミリー」と楽しもうやないかっ!

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 

道場内では・・・様々な問題が起こる

いや・・・「道場内」ではなく、「道場外」で起きた問題を、ご父兄の皆さんが俺に相談として持って来られる

 

自宅での生活態度(スマホ、ゲーム、夜更かし、朝起きない等)・・・学校での生活態度(授業態度、先生に対する悪態等)・・・また、学校内でのいじめ問題などなど・・・

 

なかなか、相談件数は多くて・・・

水曜・土曜の練習日はもちろんのこと・・・

休日でも電話をいただき、休日の数時間、その件で動いてみたり・・・

平日も、多い日なんかは、昼休憩にAさんと電話で約1時間話して、夕方にその件で学校に連絡して・・・仕事が終わってから、Bさんと電話で約1時間話す・・・っていうこともある

接骨院業務の昼休憩に、直接来られて話す方もおるし・・・

時に、俺自身が、道場生の小学校や中学校に出向くことさえある

 

家庭での生活態度や学校での生活態度に関しては・・・道場生を呼んで、個別に話すことが多いねんけど・・・

いじめ問題や仲間外れ問題など・・・いつ何時、己自身(他の道場生)の身に降りかかってもおかしくないような事案に関しては・・・道場生全員で、「道徳」の授業として伝えたり、話し合ったりするようにしてる

 

 

この前は・・・「仲間外れ」のことについて、道場生みんなの前で話した

ある子(Aさん)が、自身が通ってる学校で、「仲間外れ」になってしまってるっていうことを、お母さんから聞いたもんで・・・道場生全員の前で、その内容について話した

 

その中で・・・子供達から、面白いコメントがあったもんやから、この内容を記すことにした

 

Aさんは・・・時折、空気が読まれへん言動をしてしまうことがある子

自分のことを、しゃべりたいが故・・・数名で話してる内容には沿えへん話を、急にしてしまうこともある

 

それが・・・学校のクラスの子達には受け入れられへん部分もあって・・・

最初は、その子が在籍するグループ内だけで、「あいつ、空気読めないよね?」っていう話やったみたいやねんけど・・・それが、ある事ない事、尾ひれ背びれがついて、どんどんとクラス中に広がって、みんながAさんを避けるっていう・・・どこにでもよくある話

 

 

ただ・・・その内容を、道場生たちに振ってみたところ・・・

Aさんと同じ学年の子達はもちろんのこと、上級生や下級生も・・・

「空気が読めない部分もあるけど・・・いっしょにいて楽しいし・・・」

「あいつにはあいつの良さがあるし・・・悪い部分は伝えてやればいいと思う」

「それに・・・自分たちは「家族」「ファミリー」だから、全く気にならないけど・・・」って・・・

 

それぞれに個別に聞いてみたねんけど・・・

皆それぞぞれが・・・「家族」「ファミリー」っていうフレーズを口にしとった

 

そんな感じで・・・

道場内では、浮いてることもなく・・・いっしょに遊んで、いっしょに柔道して・・・たまに、(同学年)それぞれの家にも泊まりで遊びに行ったりもしてるって聞く

 

「学校」と「道場」は・・・一体何が違うんやろう?

考えても分かれへん「?」がいっぱいあったけど・・・ただ、俺は嬉しかった

 

俺は・・・常に「家族」「ファミリー」っていう言葉というか?想いというか?・・・それを最重要部分として、彼らに伝える

それが・・・彼らに伝わってくれてることが、何よりも嬉しかった

 

道場生も親も・・・学年も・・・柔道が「強い」「弱い」も・・・「障害」(今の時代、いろんな内容の「障害(発達障害、学習障害、ADHD等」を診断されるけど)の有無も・・・何もかも、まったく関係ない

 

ここ(道場)におる者は・・・みんな「ファミリー」

 

上の子が、下の子の面倒を見て・・・下の子は、上の子を信頼してついていく

「与えられたもの」は・・・誰かに「与える」

「授けられたもの」は・・・誰かに「授ける」

決して「仲間外れ」は許さん

 

時に・・・嘘をついたり・・・仲間を裏切ったり・・・被害者面をしたり等・・・する者は出てくる

でも、子供やねんから・・・自分を守るため・・・自分を正当化するため・・・防衛反応なんやろうから、そらぁしゃあない

 

せやからこそ・・・

如何なる事案があったとしても・・・みんなで話し合って(あえて、一回谷底まで叩き落とすこともあるけど)・・・最後の最後は、もういっぺん「仲間」として迎え入れる体制作りは怠ってないつもりでおる

「家族」やから・・・

「ファミリー」やから・・・

 

長いこと在籍してるお母さん方は・・・新しく入ってきたお母さん方が(子育て等での)「悩み」を抱えて相談してきたら自分たち自身の経験を基に、戸惑ってた時期を通り過ぎて、今現在の考えに行き着くまでの経緯を、アドバイスとして伝えてくれる

俺と明美さんは・・・さっきも記したけど、如何なることに対しても分け隔てをせんと、すべてを受け入れる

ほんで・・・如何なる相談にも乗るし・・・自分たちにできることは、できる限り力添えをしたいと考えてる

「家族」やから・・・

「ファミリー」やから・・・

 

俺・・・思う

子供達(道場生)にとっても・・・ご父兄の皆さん方にとっても・・・ここ(北岡道場)は、ホンマにおもろいコミュニティやな?って・・・

ほんで・・・思い上がりもあるけど、今の時代、これからの時代に、必要なコミュニティなんやないんかな?って・・・

 

ただ・・・このコミュニティは、俺が無理やりに作り上げたもんと違う

今までの歴代の先輩たちや、今までの歴代の親御さんたちが、築いてくれて、作ってくれた「場所」

だからこそ・・・揺らぐことがないんやろな?って、俺は思ってる

だからこそ・・・俺自身も、学ぶことを辞めたり、歩みと止めたりしたらアカン!って、常々危機感を持たせてもらってる

 

どんな些細なことであっても・・・「聞く耳」を持つ者は、親御さんであれ、子供であれ、どんどん変わってくる(もちろん、俺も含めてな)

ほんで、また・・・(偉そうに記すことを、お許しいただきたいねんけど)親御さんが変わったら、子供は間違いなく変わってくる

子供は・・・親(自身)の「鏡」

子供は親の云うことは聞かへん・・・子供は親のやった事しかやらん

(※西国33札所第32番、観音正寺で教わった内容)

 

俺の云う・・・「家族」「ファミリー」の意味を履き違えてもらいたくない

俺自身も・・・「家族」「ファミリー」の意味を履き違えんようにせなアカン

 

それらを、すべて総合して考えたら・・・

指導者・教育者である、俺自身が・・・

(家でも道場でも)親父である、俺自身が・・・

「今」ほんで、「これから」・・・何をせなアカンのか?

「今」ほんで、「これから」・・・子供たちに、何を伝えていってやらなアカンのか?は・・・一目瞭然やわな

 

『家族』・・・

『ファミリー』・・・

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 年に一度の「マダム達」の柔道衣姿

 

 年に一度の「親父たち」の柔道衣姿

 

 親子喧嘩!

 

 親子喧嘩! チビココ

 

 親子喧嘩! 響

 

 親子喧嘩! 旬太

 

 親子喧嘩・・・小僧VS昌彦 最大のヤマ場(^.^)

 

 夫婦喧嘩???♥

 

 SO兄ぃ・・・デレデレすんな!

 

 小僧VSやまん・・・ゆかっち(汗)

 

 湊士郎と悠ちゃん!(^^)!

 

 REN兄ぃとSO兄ぃ

 

 回転運動・・・合同練習会か?(^-^;

 

 観客席(^.^)

 

 二人とも・・・チャンピオン!

 

 チビッコギャングの部

 

 みんなで・・・お弁当!(^^)!

 

 納会

 

 納会

 

 ありがとう! 2024年!

 

 

12月22日(日)・・・『第19回 北岡道場杯&納会』を開催した

 

AM8:00~ 親子喧嘩

毎年恒例・・・年に一度、唯一この日だけ、お父さん、お母さんにも柔道衣を着てもらって、子供たちと柔道をしてもらう日

オヤジ達も・・・マダム達も・・・ハァハァ、ゼェゼェ言いながら・・・頑張っとったなぁ(笑)

 

AM9:00~ 北岡道場杯(試合)

幼児(ちびっこギャングの部)、小学校低学年、小学校高学年、中学校1年生、中学校2~3年生・・・各ブロック、全部リーグ戦で試合をしたから、メチャメチャ試合数が多かった(^-^;

 

PM12:30~ 納会

みんなで、お弁当を食いながら・・・今年一年の出来事を、笑いながら労った

 

 

毎年恒例・・・

今年の「賞」の発表

 

最優秀賞:壮真(中3)

この漢・・・なかなか悪い奴

せやけど・・・その「悪い」は、学校はじめ世間一般での評価であって、俺の評価は「最優秀」

幼稚園の頃から、9年以上の付き合いになる・・・壮真

小学校低学年の頃はもちろん、高学年の頃も、チャラけて一生懸命取り組まへんかったけど・・・中学校2年生くらいから、道場を引っ張ってくれる中心的存在へと変貌を遂げてくれた

よそで蔑まれる分・・・他人の気持ちや、他人の真意が見えすぎてしまう子

だからこそ・・・「思いやり」や「優しさ」、ほんで、「人を引き付ける魅力」を兼ね備えてるんやと思う

この先・・・素晴らしい青年に成長してるくれることを祈ってます

ありがとう! 壮真!

 

 

優秀賞:俊太(中3)

小学校高学年の時・・・体の成長が遅いもんやから、学年下の子に投げられて、思い通りになれへん日々を泣きながら過ごした・・・俊太

「お前も、必ず大きくなる 必ず第二次性徴を迎える時は来る 悔しいやろうけど、それまで辛抱しろ!」・・・そない言うては、彼を励まし続けてきた

腐ることなく、辞めることなく、続けてきた結果・・・中学2年生頃から、頭角を現し始めた

おまけに・・・高校でも柔道を続ける選択をして、強豪校への進学希望を俺に伝えてくれた

自分の「弱さ(弱い時)」を知ってる者は・・・「人の痛み」が分かるはずや

高校で、さらなる「人間力」を身に着けてくれることを祈ってる

ありがとう! 俊太!

 

 

戦慄の膝小僧:煌(中3)

煌は、ホンマに、物事を一生懸命に取り組む子・・・せやからこそ、毎年毎年、「賞」を選出する時に、彼の名前が浮上する

せやけど・・・「努力賞」や「敢闘賞」等は、面白くないから「戦慄の膝小僧」という賞にした(笑)

彼ほどの素晴らしい「背負い投げ」をする子は、小中学生ではなかなかおらん

せやけど・・・絵に描いたような素晴らしい「背負い投げ」は、小中学生の「両膝指導」のルールには適さへんかった

試合の時に、俺が「背負い投げ」を撃たせへん指示をしとったら、もっと勝ち星は重なってたかも知れへんし、宮城県の上位にも食い込んできたことやろう?

せやけど・・・「お前の武器は「背負い投げ」」や! 3回投げて、3回指導とられて戻ってこい! 目にもの見せてやれ!」・・・そない言うて、彼の勝ち星を取り上げてきたのは、他でもない・・・俺の責任や

申し訳なかった  でも、お前の「背負い投げ」には、幾度となく感動させてもらった

高校での活躍を期待してる

ありがとう! 煌!

 

 

敢闘賞:柊(中3)

ちっちゃい時は・・・「泣き虫、柊」って言われとった

相手にビビって泣いて・・・相手に投げられて泣いて・・・相手に引きずられて泣いて・・・

せやけど・・・何時しか、その「涙」は・・・「悔し泣き」に変わっていった

一切下がることなく、前に前に出て戦う姿には、感動させられるし、期待もさせられる

彼もまた・・・自分の「弱さ」を知ってるが故、他人への「優しさ」は計り知れへんくらいもんを持ってくれてる

まだまだ、気持ちばっかりが先行してしもうて、粗削りのほか何ものでもないけど・・・高校に進学して、柔道を続けること選択してくれた・・・柊

きっと・・・もっともっと変わってくれることやと思う

「努力に勝る天才はおらん!」からな

ありがとう! 柊!

 

 

敢闘賞:寅太朗(中2)

小学校高学年の時・・・学校でのイジメにも似た行為、また、それに対して自分の意見をよう言わんような気のちっちゃい子やった

・・・って言うより、優しすぎるんやろな?

せやけど、その「優しさ」を持ちながら・・・「強さ」の面でも、人一倍の努力、人一倍の頑張りで、ここ最近、急激にレベルアップをしてきてる

柔道のレベルアップはもちろんのこと・・・それと同時に、「人間性」としてのレベルも各段に上がってきてる・・・寅太朗

「柔道」だけを一生懸命取り組んどっても・・・ただ、「柔道が強い(勝った)」だけに過ぎん

せやけど・・・「思いやり」や「感謝」、「まごころ」を兼ね備えてる寅太朗は、人間として尊敬に値する

将来・・・彼のような人材が、人の上に立ってくれることを願う

ありがとう! 寅太朗!

 

 

努力賞:響(小6)

響は・・・数年前の「桐澤煌(現:中3)」を思い出させてくれるかのように、寡黙に一生懸命に取り組む子

決して、器用とは言われへんけど・・・これから、大いに期待できる逸材

身体は大きいけど・・・なかなか思い通りにはいかへんことに、歯痒さがあるんやろなぁ?

でも、俺は・・・お前を見てるから・・・

これからも一生懸命に頑張れ!

おめでとう! 響!

 

 

 

努力賞:朔(小5)

桐澤家の最終兵器

朔もまた・・・煌(長男)、皓(次男)同様、素晴らしい背負い投げを持ってる子

三男坊気質もあって・・・負けん気も強い

決して、体は大きくないけど、スポーツ少年団の学年別大会(仙台市予選)では、いつも上位入賞して、毎年県大会に出場してる

どうか、尻上がりで伸びていってくれることを願う

おめでとう! 朔!

 

 

 

努力賞:旬太(小5)

なかなか見応えのある子

試合になったら、感情を爆発させるし・・・嬉しいこと、悔しいこと、すべてに「喜怒哀楽」を素直に表現できる子

サッカーと両立して頑張ってるけど・・・やっぱり子供やよなぁ・・・今年は、ちょっとサボってしもうて、それを俺に見抜かれてショボくれとったわ

ただ・・・真っすぐ過ぎるくらい真っ直ぐな男やから、何が大切なのか?っていう物事を伝えた後の取り組み方に関しては、ホンマに頭が下がるよ

そんなことを含めて・・・今年は、キャプテンに任命した

一年後のお前の成長した姿・・・楽しみにしてる

おめでとう! 旬太!

 

 

努力賞:煌(丸煌)(小4)

人懐っこくて、丸っこくて?、喜怒哀楽を真っすぐに出せる子

6年生に、兄貴がいて(蓮:今年のスーパーチャンピオン)・・・追い付け追い越せで、一生懸命に頑張ってる

ぽっちゃりした体形やけど、器用な子で・・・柔道のセンスも、素晴らしいもんを持ってる

キャラクター的には・・・誰からも可愛がってもらえるタイプ

あらゆる面に於いて、これからに期待したい!

おめでとう! 丸煌!

 

 

 

努力賞:圭之介(小3)

こいつは、悪い奴・・・典型的な「内弁慶」

親父さんが単身赴任であったことをええことに・・・お母さんやお姉ちゃんを困らせまくってた・・・らしい

ご両親からの依頼を受けて・・・今年は、俺に思いっきりドヤされた(笑)

ただ・・・柔道への取り組みに関しては、ものごっつい一生懸命やし、寒い季節であっても大汗かいて頑張る子

不器用やから、結果にはつながってへんけど・・・「一事が万事」、すべての面に於いて、これからに期待したい

ほんで・・・「一事が万事」であるが故・・・当然やけど、悪さも程々に・・・

おめでとう! 圭之介!

 

・・・・・っていう感じやった

 

 

今年も、数名の「ファミリー」が増えて・・・幼児~中学校3年生まで、総勢53名の大所帯になった

 

OB&OG達も・・・しょっちゅう遊びに帰ってきてくれて、ホンマに有難くて賑やかな一年やった

BBQもしたし・・・大家族旅行にも行った

「OB&OG会」も開催したし・・・「OB&OGの親の会(第二世代と称して)」も開催した

※すべて、インスタグラムに掲載

 

 

気が付いたら・・・道場設立19年目に突入しとって、俺も54歳になった

40歳代前半は、考えもせえへんかったようなことを・・・最近は、よう考えてしまう

 

当時は、俺も若かったし・・・当時、幼児であった子達が9~10年経ったとしても、中学3年生

責任を持って、送り出してやることができるって・・・当たり前のように思ってた

 

せやけど、最近は・・・

今、幼児(4~5歳)の子が、中学3年生となって、道場を卒業する頃には、俺も60歳代半ばになる

当然、「生かされてたい」とは願うし・・・体も健康であってほしいと願う

でも・・・それ自体、分かれへん領域に差し掛かってきた

 

もちろん・・・

2年ほど前から、REN先生(ウチの長男)が、道場の練習等を取り仕切ってくれてるから・・・「北岡道場」としての存続に危機感はあれへん

 

せやけど・・・

自分自身が・・・子供達(道場生)を背中に乗っけて、自分の吐き出した言葉に、どこまで「責任」を持ってやれるんか?には、限りがあるっちゅうことを認識し始めたよ

 

日々・・・ただ単に、「ワーワー」言うて、柔道の指導をするくらいやったら、何の問題もあれへんけど・・・

俺の吐き出した言葉を、真っ直ぐに受け止めてくれる子達がおる以上・・・無責任な行動は取られへん

・・・・・そんなことを考えなアカン年齢になってしもうた

 

 

俺かって、人間やから・・・いずれ、「この場所」から退く時が来る

せやからこそ・・・

REN先生はじめ、卒業生や道場生には・・・俺の「想い」を引き継いでもらえたら有難いなって思う

 

ただ・・・まだ走れる

「愛すべきバカ息子たち」や「愛すべき可愛い娘たち」といっしょに・・・

 

いずれ「この場所」を退く時に・・・

「あのオッサン(爺さんか?)に出会えてよかったなぁ」

・・・そない思ってくれる子が、一人でも多く存在してくれるように・・・「生かされてる」限り、彼らと真摯に向き合っていこうと思う

 

 

年が明けて、2025年を迎えたら・・・

小僧、煌、柊、柚、チュン太の5人は・・・新たなステージに向けて旅立つ

 

それまで・・・あと3ヶ月

「愛すべきバカ息子たち」と・・・いっしょに笑って、いっしょに泣いて、いっしょに「バカ」な「ガキ大将」でおりたいと思う

 

Thank you so much!!

Bye bye 2024年!

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s show time!!

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北岡道場連絡先

983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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