北岡道場通信

いよいよ、この日が来てしもうた(令和7年3月22日)

『追い出し会』

 

俺自身・・・3月に入ったくらいから、何をするにも、どうも調子が上げれへんなぁって感じてた

調子が上がれへんどころか・・・朝起きたら、メッチャ仕事にも行きたくないし・・・何をするにも、メッチャ「イヤイヤ病」

 

 

『追い出し会』を迎える、一回前の練習日(3月19日)

REN兄ぃが・・・中3連中(小僧、煌、柊、柚、チュン太)と、最後の乱取りをしてる姿を見ながら・・・

「忘れたらアカンぞ! お前の武器は、「背負い投げ」やぞ!」

「喧嘩四つで、その頭の位置じゃ、組み負けとるぞ!」etc・・・

そんなことを、中3連中にアドバイスしながら・・・

「もう、こんなアドバイスをすることもないんやなぁ? こいつら、3日後には出ていてしまうんやなぁ?」って、思った時に・・・「イヤイヤ病」の原因が分かった

何か?大切なものを失ってしまう期日へのカウントダウン・・・そう、「追い出し会」で、彼らがここ(北岡道場)巣立っていってしまう日が近づいて来とったことが原因やったんやな?って・・・腑に落ちた

 

家に帰って・・・日記(俺、5年日記とかを書いてるんやけど)を読み返してみたら・・・

昨年も・・・同じような時期に「イヤイヤ病」の内容を、日々記してる

せやのに・・・「追い出し会」が終わってしもうたら、諦めたんか?、その日以降は「イヤイヤ病」の内容は、一切書いてへんかったわ(苦笑)

 

 

前置きが長くなってしもうたけど・・・・・

 

いずれにしても・・・

今年も、ホンマに素晴らしい「追い出し会」やった

 

16:30~ 練習開始

卒業生たちに前に立ってもらって・・・道場生全員、打ち込みを受けてもらって・・・

卒業生たちに元立ちをしてもらって・・・道場生全員、乱取りをしてもらって・・・

最後に・・・

北岡道場恒例、「最後の儀式」・・・投げ込み

道場生全員(50名強)+α(俺、REN先生、SO兄ぃ、心和先輩、琳太郎先輩)=約60人を投げ込みしてから・・・今度は、約60人から投げられる

ほんで、最後の最後に・・・ご両親に投げてもらって・・・ご両親に対して、道場に数年間通わせていただいた御礼を述べる

ここで・・・

「北岡道場」での数年間を全うした「証」として・・・みんなから、称賛の拍手を受け取る

 

その拍手の真ん中では・・・ご両親が、我が子を思いっきり抱きしめる1ページがある

 

俺・・・毎年思う

俺自身は・・・我が子はもちろん、道場生たち全員も我が子やと思ってるから、事ある毎(試合の時はもちろん、練習中に自分を超えた時、心が疲弊してる時等)に彼らを抱きしめさせてもらってるんやけど・・・

普通に生活しとって・・・高校進学を間近に控えた、半分オッサンになってきてる我が子を、ご両親が抱きしめる場面って、あるんやろか?って・・・

そうそうないんとちゃうんかなぁ?って・・・いつも、「素晴らしい光景やなぁ」って思いながら(涙を流しながら)、見させてもらってる

 

子供達(卒業生たち)も・・・恥ずかしがる素振りなんか微塵もなく、涙しながら、お父さん、お母さん胸に顔を埋めながら背中に手を回す

 

それらを・・・100名以上が見守る中で出来てしまうのが・・・『追い出し会』の醍醐味やと思う

 

ほんで・・・

普段やったら・・・きっと言わへんやろう?

我が子に対しての愛情のこもった言葉(手紙)を伝えたり・・・

どんだけ愛してるのか?を惜しみもなく伝えたり・・・

 

 

また・・・後輩の親御さんたちに対しても・・・

子育てに迷ってた当時(道場(各種スポーツ少年団)を探してた頃、入会する前、入会後の数年間)のことを、真っ直ぐに伝えてくれとった

内容(一部やけど)は・・・

「「子供のため」と言いながら・・・結局は、自分(親)自身がやりやすいように、自分自身の思ってる通りにしていただけだった」

「子供を守っていたつもりだったけど・・・過保護になって必要以上に守り過ぎ、子供を抱えすぎていた」

「子供が辛そうだから、辞めさせようとしたけど・・・今、この姿を見た時に、やっぱり続けさせて良かった」等・・・

結局は・・・自分自身で、迷いや不安、心配事を作っていたということに気付いたっちゅうことを、皆それぞれが口を揃えて仰ってた

 

 

子供を信じて・・・仲間を信じて・・・コミュニティを信じて・・・環境を信じて・・・

そうすることで・・・子供は自由に泳ぎ、自由に羽ばたき、自由に自分の世界を作っていく

 

ほんで・・・

その中で・・・仲間を思いやり、周りの方々含め、すべての物事に感謝の念を持ち始め・・・自分なりに責任を持って、物事に取り組み始める

 

それこそが・・・子供たちの限りない「心の成長」・・・そう、責任を背負った「心の成長」に結びつくんやないんやろか?って・・・

俺は・・・そう信じて止まん

 

 

いずれにしても・・・素晴らしい「追い出し会」やったと思う

彼ら自身・・・

こうして、送り出してもらったことを真摯に受け止めて・・・また一つ、目には見えへん大切なもん、そう、大きな大きな「責任」を背負った上で・・・この先の人生を、真っ直ぐに歩んでくれることやろう

 

毎年・・・思う

どうしようもなかった連中が・・・この「追い出し会」の日には、考えられへんくらいの素晴らしい「立ち姿勢」で、弟や妹(道場生)や父兄達から送り出されていく

 

途方もない寂しさはあるけど・・・

その何倍も、何十倍も、嬉しさが込み上げてくる日でもあるよなぁ

 

 

壮真!

煌!

柊!

柚!

俊太!

 

この先の「未来」・・・次に訪れる「必然」・・・

それらを、素晴らしいものに変えることができるのは・・・今この瞬間の己自身の「行い」でしかない

 

「行い」が「結果」!

 

だからこそ・・・

「辛抱と努力」を怠るな!

 

将来・・・

今以上の素晴らしい「立ち姿勢」のあなた達に会えることを・・・

親父は楽しみにしてるから

 

ありがとう!

愛すべき・・・バカ息子たち!

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月16日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの参加と結果は・・・

小学校低学年(1~3年生)

Aチーム・・・ベスト8

Bチーム・・・3回戦敗退

 

小学校高学年(4~6年生)

Aチーム・・・2回戦敗退

Bチーム・・・2回戦敗退

Cチーム・・・3回戦敗退

 

中学校

Aチーム・・・3位入賞

Bチーム・・・3位入賞

Cチーム・・・1回戦敗退

Dチーム・・・2回戦敗退

Eチーム・・・2回戦敗退

 

・・・・・っちゅう感じやった

 

 

今回の試合に関しては・・・毎年のことなんやけど・・・

中学校3年生の兄貴達の「最後の舞台」と称して・・・全員で戦うっちゅう想いで挑んだ

 

せやから・・・

あえて、中学校のAチーム、Bチーム共に・・・大将には、中学2年生をエントリーした

 

その中学2年生たちには・・・

「お前らの役割は・・・中3の連中を、どんだけサポートできるのか? ほんで、また・・・彼らの戦い方、ほんで、戦いに挑むまでの姿勢(練習内容、気持ち、周りに対する「思いやり」と「感謝の念」等)を見て学べ!」

・・・・・そない伝えて、日々の取り組み方を考えさせるようにした

 

それに伴って・・・小学校低学年、高学年、中学生、ほんで、試合には出場せんへん連中も感化されて・・・一生懸命に取り組んどったように感じる

 

 

 

ウチ(北岡道場)の練習内容は・・・かなり「ええ加減」やと思う

 

小中学校の時は・・・いろんなもんを犠牲にしてまで、徹底的に追い込んで、徹底的に突き詰める時期ではなく、楽しみながらやるのがええというのが・・・俺の「信念」

ほんで、それは・・・道場のコンセプトにもなってる

せやから・・・練習内容に関しては、メチャメチャ辛いことをやる訳でもあれへんし・・・必要以上の過酷な練習を課すことは、まずあれへん

 

もちろん・・・基礎練習、基本への取り組みは、やってるけど・・・

リレーをして遊んでみたり・・・遊びを重視したトレーニングで競争してみたり・・・

実践練習(乱取り)に関しては・・・1日の練習で、せいぜい7~8分(1人)もやったら、御の字やないんかな?

 

中学生にしても・・・

2分×8本程度の時間は取ってるけど・・・間間で、休憩する者もおるから・・・やっぱり、せいぜい10分(1人)程度やないんかなぁ?

 

ただ・・・

物事への取り組む姿勢

相手を思いやる心

周りに対する感謝の念etc・・・

彼ら自身が・・・それらを、徹底して背中に背負ってくれてるからこそ・・・

僅か10分程度の実戦練習であっても、あれだけのパフォーマンスができるんやないんかな?って・・・俺は、彼らをそう評価させてもらってる

 

 

「今」の時期は・・・「柔道」の技術や戦術、また実践的な内容を、徹底的にインストールするより・・・

もっともっと学ばなアカン「大事」なことがあるような気がしてならん

 

その「大事」なことを疎かにしてしもうたら・・・

なんのために、「柔道」(如何に拘わらず、野球でもサッカーでも然り)をやってるんか?・・・本末転倒なんやないんかな?ってさえ、俺はそない感じる

 

その「大事」なことを学んでもらうためやったら・・・「勝敗」なんか、二の次、三の次・・・まったく以て必要がないとさえ思ってる

 

 

今回・・・中学生のAチーム、Bチーム共に、2年生ながら大将を務めた2人・・・もちろん、彼らだけやなくて、道場生(弟や妹たち)全員は・・・

きっと・・・中3連中の背中を見て、心が動かされてることと思う

 

昨年のこの大会で見せてもらった、兄貴達(16期生)の背中に・・・

追い付け、追い越せで、この一年間いろんなことを学び・・・素晴らしい立ち姿勢となって、今日に至ってる中3連中が、その答えなんやないかな?

※彼らの名誉のために記しとくけど・・・俺とREN先生は、練習内容に関して、無理強いしたことは一切あれへんし、強制したことも一切ない

彼ら自身が・・・俺らが伝えた、周りに対する「感謝の念」と「思いやり」とは何なのか?を、気付き始めただけのことやと思う

 

 

「家族」全員で戦って・・・

「家族」全員で喜んで・・・

「家族」全員で泣いて・・・

「勝ち」「負け」なんか、度外視して・・・戦ってきた勇姿(もちろん、日々の取り組み方も、ずっと見させてもらってるからこそなんやけど・・・)に、試合会場でそばにいた弟妹たち・・・ほんで、観客席(ウチの父兄達)から、惜しみない拍手が贈られとったことが・・・俺は、ものごっつい誇らしかった

 

きっと・・・

周りから見たら、異様な光景なんかも知れん

観客席の大勢の人(ウチの父兄たち)が・・・大泣きしながら、負けた子達に惜しみない称賛の拍手を贈ってるんやから・・・

(因みに・・・試合に参加せえへんかった子の親御さん方が、幾人も応援に来てくれとったし・・・)

 

せやけど・・・

それこそが・・・(語弊のある記し方やけど)「北岡道場」の「強さ」の源なんやろな?って・・・俺は、そう信じて止まん

 

いずれにしても・・・

あの試合の後から・・・道場の雰囲気、みんなの顔つきが、ええ色に変わった(特に、中2の連中な)

 

中3連中(壮真、煌、柊、俊太)の最後の試合・・・

お前らが見せてくれた背中は・・・みんなの心を揺さぶってくれたよ

ありがとう!

 

 

さぁ・・・

「追い出し会」まで、あと1ヶ月

 

小僧!

煌!

柊!

柚!

チュン太!

残りの日々を・・・精一杯、「ファミリー」と楽しもうやないかっ!

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 

道場内では・・・様々な問題が起こる

いや・・・「道場内」ではなく、「道場外」で起きた問題を、ご父兄の皆さんが俺に相談として持って来られる

 

自宅での生活態度(スマホ、ゲーム、夜更かし、朝起きない等)・・・学校での生活態度(授業態度、先生に対する悪態等)・・・また、学校内でのいじめ問題などなど・・・

 

なかなか、相談件数は多くて・・・

水曜・土曜の練習日はもちろんのこと・・・

休日でも電話をいただき、休日の数時間、その件で動いてみたり・・・

平日も、多い日なんかは、昼休憩にAさんと電話で約1時間話して、夕方にその件で学校に連絡して・・・仕事が終わってから、Bさんと電話で約1時間話す・・・っていうこともある

接骨院業務の昼休憩に、直接来られて話す方もおるし・・・

時に、俺自身が、道場生の小学校や中学校に出向くことさえある

 

家庭での生活態度や学校での生活態度に関しては・・・道場生を呼んで、個別に話すことが多いねんけど・・・

いじめ問題や仲間外れ問題など・・・いつ何時、己自身(他の道場生)の身に降りかかってもおかしくないような事案に関しては・・・道場生全員で、「道徳」の授業として伝えたり、話し合ったりするようにしてる

 

 

この前は・・・「仲間外れ」のことについて、道場生みんなの前で話した

ある子(Aさん)が、自身が通ってる学校で、「仲間外れ」になってしまってるっていうことを、お母さんから聞いたもんで・・・道場生全員の前で、その内容について話した

 

その中で・・・子供達から、面白いコメントがあったもんやから、この内容を記すことにした

 

Aさんは・・・時折、空気が読まれへん言動をしてしまうことがある子

自分のことを、しゃべりたいが故・・・数名で話してる内容には沿えへん話を、急にしてしまうこともある

 

それが・・・学校のクラスの子達には受け入れられへん部分もあって・・・

最初は、その子が在籍するグループ内だけで、「あいつ、空気読めないよね?」っていう話やったみたいやねんけど・・・それが、ある事ない事、尾ひれ背びれがついて、どんどんとクラス中に広がって、みんながAさんを避けるっていう・・・どこにでもよくある話

 

 

ただ・・・その内容を、道場生たちに振ってみたところ・・・

Aさんと同じ学年の子達はもちろんのこと、上級生や下級生も・・・

「空気が読めない部分もあるけど・・・いっしょにいて楽しいし・・・」

「あいつにはあいつの良さがあるし・・・悪い部分は伝えてやればいいと思う」

「それに・・・自分たちは「家族」「ファミリー」だから、全く気にならないけど・・・」って・・・

 

それぞれに個別に聞いてみたねんけど・・・

皆それぞぞれが・・・「家族」「ファミリー」っていうフレーズを口にしとった

 

そんな感じで・・・

道場内では、浮いてることもなく・・・いっしょに遊んで、いっしょに柔道して・・・たまに、(同学年)それぞれの家にも泊まりで遊びに行ったりもしてるって聞く

 

「学校」と「道場」は・・・一体何が違うんやろう?

考えても分かれへん「?」がいっぱいあったけど・・・ただ、俺は嬉しかった

 

俺は・・・常に「家族」「ファミリー」っていう言葉というか?想いというか?・・・それを最重要部分として、彼らに伝える

それが・・・彼らに伝わってくれてることが、何よりも嬉しかった

 

道場生も親も・・・学年も・・・柔道が「強い」「弱い」も・・・「障害」(今の時代、いろんな内容の「障害(発達障害、学習障害、ADHD等」を診断されるけど)の有無も・・・何もかも、まったく関係ない

 

ここ(道場)におる者は・・・みんな「ファミリー」

 

上の子が、下の子の面倒を見て・・・下の子は、上の子を信頼してついていく

「与えられたもの」は・・・誰かに「与える」

「授けられたもの」は・・・誰かに「授ける」

決して「仲間外れ」は許さん

 

時に・・・嘘をついたり・・・仲間を裏切ったり・・・被害者面をしたり等・・・する者は出てくる

でも、子供やねんから・・・自分を守るため・・・自分を正当化するため・・・防衛反応なんやろうから、そらぁしゃあない

 

せやからこそ・・・

如何なる事案があったとしても・・・みんなで話し合って(あえて、一回谷底まで叩き落とすこともあるけど)・・・最後の最後は、もういっぺん「仲間」として迎え入れる体制作りは怠ってないつもりでおる

「家族」やから・・・

「ファミリー」やから・・・

 

長いこと在籍してるお母さん方は・・・新しく入ってきたお母さん方が(子育て等での)「悩み」を抱えて相談してきたら自分たち自身の経験を基に、戸惑ってた時期を通り過ぎて、今現在の考えに行き着くまでの経緯を、アドバイスとして伝えてくれる

俺と明美さんは・・・さっきも記したけど、如何なることに対しても分け隔てをせんと、すべてを受け入れる

ほんで・・・如何なる相談にも乗るし・・・自分たちにできることは、できる限り力添えをしたいと考えてる

「家族」やから・・・

「ファミリー」やから・・・

 

俺・・・思う

子供達(道場生)にとっても・・・ご父兄の皆さん方にとっても・・・ここ(北岡道場)は、ホンマにおもろいコミュニティやな?って・・・

ほんで・・・思い上がりもあるけど、今の時代、これからの時代に、必要なコミュニティなんやないんかな?って・・・

 

ただ・・・このコミュニティは、俺が無理やりに作り上げたもんと違う

今までの歴代の先輩たちや、今までの歴代の親御さんたちが、築いてくれて、作ってくれた「場所」

だからこそ・・・揺らぐことがないんやろな?って、俺は思ってる

だからこそ・・・俺自身も、学ぶことを辞めたり、歩みと止めたりしたらアカン!って、常々危機感を持たせてもらってる

 

どんな些細なことであっても・・・「聞く耳」を持つ者は、親御さんであれ、子供であれ、どんどん変わってくる(もちろん、俺も含めてな)

ほんで、また・・・(偉そうに記すことを、お許しいただきたいねんけど)親御さんが変わったら、子供は間違いなく変わってくる

子供は・・・親(自身)の「鏡」

子供は親の云うことは聞かへん・・・子供は親のやった事しかやらん

(※西国33札所第32番、観音正寺で教わった内容)

 

俺の云う・・・「家族」「ファミリー」の意味を履き違えてもらいたくない

俺自身も・・・「家族」「ファミリー」の意味を履き違えんようにせなアカン

 

それらを、すべて総合して考えたら・・・

指導者・教育者である、俺自身が・・・

(家でも道場でも)親父である、俺自身が・・・

「今」ほんで、「これから」・・・何をせなアカンのか?

「今」ほんで、「これから」・・・子供たちに、何を伝えていってやらなアカンのか?は・・・一目瞭然やわな

 

『家族』・・・

『ファミリー』・・・

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!

 

 

 年に一度の「マダム達」の柔道衣姿

 

 年に一度の「親父たち」の柔道衣姿

 

 親子喧嘩!

 

 親子喧嘩! チビココ

 

 親子喧嘩! 響

 

 親子喧嘩! 旬太

 

 親子喧嘩・・・小僧VS昌彦 最大のヤマ場(^.^)

 

 夫婦喧嘩???♥

 

 SO兄ぃ・・・デレデレすんな!

 

 小僧VSやまん・・・ゆかっち(汗)

 

 湊士郎と悠ちゃん!(^^)!

 

 REN兄ぃとSO兄ぃ

 

 回転運動・・・合同練習会か?(^-^;

 

 観客席(^.^)

 

 二人とも・・・チャンピオン!

 

 チビッコギャングの部

 

 みんなで・・・お弁当!(^^)!

 

 納会

 

 納会

 

 ありがとう! 2024年!

 

 

12月22日(日)・・・『第19回 北岡道場杯&納会』を開催した

 

AM8:00~ 親子喧嘩

毎年恒例・・・年に一度、唯一この日だけ、お父さん、お母さんにも柔道衣を着てもらって、子供たちと柔道をしてもらう日

オヤジ達も・・・マダム達も・・・ハァハァ、ゼェゼェ言いながら・・・頑張っとったなぁ(笑)

 

AM9:00~ 北岡道場杯(試合)

幼児(ちびっこギャングの部)、小学校低学年、小学校高学年、中学校1年生、中学校2~3年生・・・各ブロック、全部リーグ戦で試合をしたから、メチャメチャ試合数が多かった(^-^;

 

PM12:30~ 納会

みんなで、お弁当を食いながら・・・今年一年の出来事を、笑いながら労った

 

 

毎年恒例・・・

今年の「賞」の発表

 

最優秀賞:壮真(中3)

この漢・・・なかなか悪い奴

せやけど・・・その「悪い」は、学校はじめ世間一般での評価であって、俺の評価は「最優秀」

幼稚園の頃から、9年以上の付き合いになる・・・壮真

小学校低学年の頃はもちろん、高学年の頃も、チャラけて一生懸命取り組まへんかったけど・・・中学校2年生くらいから、道場を引っ張ってくれる中心的存在へと変貌を遂げてくれた

よそで蔑まれる分・・・他人の気持ちや、他人の真意が見えすぎてしまう子

だからこそ・・・「思いやり」や「優しさ」、ほんで、「人を引き付ける魅力」を兼ね備えてるんやと思う

この先・・・素晴らしい青年に成長してるくれることを祈ってます

ありがとう! 壮真!

 

 

優秀賞:俊太(中3)

小学校高学年の時・・・体の成長が遅いもんやから、学年下の子に投げられて、思い通りになれへん日々を泣きながら過ごした・・・俊太

「お前も、必ず大きくなる 必ず第二次性徴を迎える時は来る 悔しいやろうけど、それまで辛抱しろ!」・・・そない言うては、彼を励まし続けてきた

腐ることなく、辞めることなく、続けてきた結果・・・中学2年生頃から、頭角を現し始めた

おまけに・・・高校でも柔道を続ける選択をして、強豪校への進学希望を俺に伝えてくれた

自分の「弱さ(弱い時)」を知ってる者は・・・「人の痛み」が分かるはずや

高校で、さらなる「人間力」を身に着けてくれることを祈ってる

ありがとう! 俊太!

 

 

戦慄の膝小僧:煌(中3)

煌は、ホンマに、物事を一生懸命に取り組む子・・・せやからこそ、毎年毎年、「賞」を選出する時に、彼の名前が浮上する

せやけど・・・「努力賞」や「敢闘賞」等は、面白くないから「戦慄の膝小僧」という賞にした(笑)

彼ほどの素晴らしい「背負い投げ」をする子は、小中学生ではなかなかおらん

せやけど・・・絵に描いたような素晴らしい「背負い投げ」は、小中学生の「両膝指導」のルールには適さへんかった

試合の時に、俺が「背負い投げ」を撃たせへん指示をしとったら、もっと勝ち星は重なってたかも知れへんし、宮城県の上位にも食い込んできたことやろう?

せやけど・・・「お前の武器は「背負い投げ」」や! 3回投げて、3回指導とられて戻ってこい! 目にもの見せてやれ!」・・・そない言うて、彼の勝ち星を取り上げてきたのは、他でもない・・・俺の責任や

申し訳なかった  でも、お前の「背負い投げ」には、幾度となく感動させてもらった

高校での活躍を期待してる

ありがとう! 煌!

 

 

敢闘賞:柊(中3)

ちっちゃい時は・・・「泣き虫、柊」って言われとった

相手にビビって泣いて・・・相手に投げられて泣いて・・・相手に引きずられて泣いて・・・

せやけど・・・何時しか、その「涙」は・・・「悔し泣き」に変わっていった

一切下がることなく、前に前に出て戦う姿には、感動させられるし、期待もさせられる

彼もまた・・・自分の「弱さ」を知ってるが故、他人への「優しさ」は計り知れへんくらいもんを持ってくれてる

まだまだ、気持ちばっかりが先行してしもうて、粗削りのほか何ものでもないけど・・・高校に進学して、柔道を続けること選択してくれた・・・柊

きっと・・・もっともっと変わってくれることやと思う

「努力に勝る天才はおらん!」からな

ありがとう! 柊!

 

 

敢闘賞:寅太朗(中2)

小学校高学年の時・・・学校でのイジメにも似た行為、また、それに対して自分の意見をよう言わんような気のちっちゃい子やった

・・・って言うより、優しすぎるんやろな?

せやけど、その「優しさ」を持ちながら・・・「強さ」の面でも、人一倍の努力、人一倍の頑張りで、ここ最近、急激にレベルアップをしてきてる

柔道のレベルアップはもちろんのこと・・・それと同時に、「人間性」としてのレベルも各段に上がってきてる・・・寅太朗

「柔道」だけを一生懸命取り組んどっても・・・ただ、「柔道が強い(勝った)」だけに過ぎん

せやけど・・・「思いやり」や「感謝」、「まごころ」を兼ね備えてる寅太朗は、人間として尊敬に値する

将来・・・彼のような人材が、人の上に立ってくれることを願う

ありがとう! 寅太朗!

 

 

努力賞:響(小6)

響は・・・数年前の「桐澤煌(現:中3)」を思い出させてくれるかのように、寡黙に一生懸命に取り組む子

決して、器用とは言われへんけど・・・これから、大いに期待できる逸材

身体は大きいけど・・・なかなか思い通りにはいかへんことに、歯痒さがあるんやろなぁ?

でも、俺は・・・お前を見てるから・・・

これからも一生懸命に頑張れ!

おめでとう! 響!

 

 

 

努力賞:朔(小5)

桐澤家の最終兵器

朔もまた・・・煌(長男)、皓(次男)同様、素晴らしい背負い投げを持ってる子

三男坊気質もあって・・・負けん気も強い

決して、体は大きくないけど、スポーツ少年団の学年別大会(仙台市予選)では、いつも上位入賞して、毎年県大会に出場してる

どうか、尻上がりで伸びていってくれることを願う

おめでとう! 朔!

 

 

 

努力賞:旬太(小5)

なかなか見応えのある子

試合になったら、感情を爆発させるし・・・嬉しいこと、悔しいこと、すべてに「喜怒哀楽」を素直に表現できる子

サッカーと両立して頑張ってるけど・・・やっぱり子供やよなぁ・・・今年は、ちょっとサボってしもうて、それを俺に見抜かれてショボくれとったわ

ただ・・・真っすぐ過ぎるくらい真っ直ぐな男やから、何が大切なのか?っていう物事を伝えた後の取り組み方に関しては、ホンマに頭が下がるよ

そんなことを含めて・・・今年は、キャプテンに任命した

一年後のお前の成長した姿・・・楽しみにしてる

おめでとう! 旬太!

 

 

努力賞:煌(丸煌)(小4)

人懐っこくて、丸っこくて?、喜怒哀楽を真っすぐに出せる子

6年生に、兄貴がいて(蓮:今年のスーパーチャンピオン)・・・追い付け追い越せで、一生懸命に頑張ってる

ぽっちゃりした体形やけど、器用な子で・・・柔道のセンスも、素晴らしいもんを持ってる

キャラクター的には・・・誰からも可愛がってもらえるタイプ

あらゆる面に於いて、これからに期待したい!

おめでとう! 丸煌!

 

 

 

努力賞:圭之介(小3)

こいつは、悪い奴・・・典型的な「内弁慶」

親父さんが単身赴任であったことをええことに・・・お母さんやお姉ちゃんを困らせまくってた・・・らしい

ご両親からの依頼を受けて・・・今年は、俺に思いっきりドヤされた(笑)

ただ・・・柔道への取り組みに関しては、ものごっつい一生懸命やし、寒い季節であっても大汗かいて頑張る子

不器用やから、結果にはつながってへんけど・・・「一事が万事」、すべての面に於いて、これからに期待したい

ほんで・・・「一事が万事」であるが故・・・当然やけど、悪さも程々に・・・

おめでとう! 圭之介!

 

・・・・・っていう感じやった

 

 

今年も、数名の「ファミリー」が増えて・・・幼児~中学校3年生まで、総勢53名の大所帯になった

 

OB&OG達も・・・しょっちゅう遊びに帰ってきてくれて、ホンマに有難くて賑やかな一年やった

BBQもしたし・・・大家族旅行にも行った

「OB&OG会」も開催したし・・・「OB&OGの親の会(第二世代と称して)」も開催した

※すべて、インスタグラムに掲載

 

 

気が付いたら・・・道場設立19年目に突入しとって、俺も54歳になった

40歳代前半は、考えもせえへんかったようなことを・・・最近は、よう考えてしまう

 

当時は、俺も若かったし・・・当時、幼児であった子達が9~10年経ったとしても、中学3年生

責任を持って、送り出してやることができるって・・・当たり前のように思ってた

 

せやけど、最近は・・・

今、幼児(4~5歳)の子が、中学3年生となって、道場を卒業する頃には、俺も60歳代半ばになる

当然、「生かされてたい」とは願うし・・・体も健康であってほしいと願う

でも・・・それ自体、分かれへん領域に差し掛かってきた

 

もちろん・・・

2年ほど前から、REN先生(ウチの長男)が、道場の練習等を取り仕切ってくれてるから・・・「北岡道場」としての存続に危機感はあれへん

 

せやけど・・・

自分自身が・・・子供達(道場生)を背中に乗っけて、自分の吐き出した言葉に、どこまで「責任」を持ってやれるんか?には、限りがあるっちゅうことを認識し始めたよ

 

日々・・・ただ単に、「ワーワー」言うて、柔道の指導をするくらいやったら、何の問題もあれへんけど・・・

俺の吐き出した言葉を、真っ直ぐに受け止めてくれる子達がおる以上・・・無責任な行動は取られへん

・・・・・そんなことを考えなアカン年齢になってしもうた

 

 

俺かって、人間やから・・・いずれ、「この場所」から退く時が来る

せやからこそ・・・

REN先生はじめ、卒業生や道場生には・・・俺の「想い」を引き継いでもらえたら有難いなって思う

 

ただ・・・まだ走れる

「愛すべきバカ息子たち」や「愛すべき可愛い娘たち」といっしょに・・・

 

いずれ「この場所」を退く時に・・・

「あのオッサン(爺さんか?)に出会えてよかったなぁ」

・・・そない思ってくれる子が、一人でも多く存在してくれるように・・・「生かされてる」限り、彼らと真摯に向き合っていこうと思う

 

 

年が明けて、2025年を迎えたら・・・

小僧、煌、柊、柚、チュン太の5人は・・・新たなステージに向けて旅立つ

 

それまで・・・あと3ヶ月

「愛すべきバカ息子たち」と・・・いっしょに笑って、いっしょに泣いて、いっしょに「バカ」な「ガキ大将」でおりたいと思う

 

Thank you so much!!

Bye bye 2024年!

 

継続は力なり!

継続は宝なり!

楽しんでいこう・・・It’s show time!!

12月14日(土)・・・「OB&OG会」を開催した

悠葉先生が音頭を取ってくれて、皆に連絡をしてくれて、開催してくれた

 

今回は、12月中旬っちゅうこともあって、県外(東京、新潟、北海道等)に出ていってる連中は、帰ってこれんくて・・・

また、出産間近で参加できへんかったり・・・

参加予定やったけど、急遽体調を崩してしもうたりで・・・

OB&OGの父兄の方々を含めても、50名ほどの参加人数やってんけど・・・

 

それでも・・・

1期生(31歳)~16期生(高校1年生)まで、様々な年齢の卒業生たちが集まってくれて・・・ものごっつい賑やかな時間となった

 

一概には言われへんけど・・・

ここに集まってくれた連中は・・・少なからず、皆それぞれが、それぞれの与えられた環境の中で、一生懸命頑張ってくれてるんとちゃうんかな?って、俺は思ってる

(ほんなら・・・ここに来てへん連中は頑張ってへんのか?っていう事になってしまうけど・・・そういう訳やないよ)

 

みんな・・・ええ顔をしとった

ただ・・・それでけで嬉しかった

 

道場設立当初の卒業生の父兄ともなると、俺と同じような年齢層になるねんけど・・・

話してる中で・・・

「歳を取ってきたら・・・こんなことの方が、幸せを感じるようになってきますよね?」って言うとった

 

そう・・・

将来に期待と不安を抱きながら、お互い手探りで子育てをしとった時から・・・

あっちゅう間に時が過ぎて・・・小学生やった連中が、今や社会で活躍してる

そんな、「ええ顔」を見れるだけで、幸せを感じれるようになったっちゅうこと

 

子供がちっちゃい時は・・・親御さん誰しもが、「柔道の結果」(柔道如何に拘わらず、他のスポーツも同様)に躍起になってしまうもんなんかも知れへん

せやけど・・・

そんなもんは、ホンマに一時の出来事に過ぎへん

 

もちろん・・・

現在、小中学生の子を持つ親御さんたちからしてみたら・・・そこが「現場」なんやから、客観的に物事を見定めるのは、なかなか難しいことやと思う

 

 

道場在籍時・・・

試合の度に、開始5秒ほどで負け続けてた者

小中学生時代(数年間)を通して、勝ち星が1~2個しかなかった者

同じ相手に、悉く苦汁を舐めさせられてきた者

自分が一生懸命頑張ってきたことを、試合で出せんと泣いてた者etc・・・

 

そんな連中のことを・・・腐らせることなく、辞めさせることなく、前を向かせてやることが俺の役目なんやと思って、この18年間取り組んできた

時に・・・叱咤激励し・・・

時に・・・抱きしめ包み込んで・・・

 

※彼らの名誉のために記すけど(一応、柔道場やから)・・・

柔道の結果としては・・・

小中学生時代、こんな「ええ加減」な道場で過ごして、何の実績のなかった連中は・・・

道場を卒業(高校進学、大学進学)した後・・・県チャンピオン、県大会上位入賞はもちろんのこと、東北チャンピオン、東北大会上位入賞、インターハイ上位入賞、大学学生選手権東北チャンピオン、講道館杯出場、皇后杯出場、パリオリンピックに片手が掛かるくらいにまで成長してくれてる

 

もちろん、柔道の結果云々は、さておいて・・・

そんな彼らが・・・今、それぞれの与えられた環境の中で、一生懸命頑張ってくれてる

ほんで・・・

すばらしい青年

素晴らしい女性

・・・に、なってくれてる

 

俺自身・・・

まだまだ、やらなアカンことがある

そない感じることができた時間やった

 

俺にかって・・・

その場から逃げ出したいような出来事

自分の足跡を疑わざるを得んような出来事

放っぽり出してしまいたい出来事etc・・・がある

 

せやけど・・・

未来を見据えて・・・将来を見越して・・・

今道場に在籍してる子供たちに、伝えてやらなアカンことがあるんやっていうことに、あらためて気付かされた

 

もちろん・・・

俺の力なんか、微々たるもんでしかない

そんなことは・・・百も承知や

 

せやけど・・・

それでも・・・やらなアカンことがある

それでも・・・伝えてやらなアカンことがある

 

卒業生達・・・

ほんで・・・

卒業生の親御さんたちに、あらためて教えてもらえた気がした

 

 

ありがとう!

愛すべきバカ者たち!

 

今度、全員で集まれるのは・・・「20周年」か?

それまで、また・・・

それぞれの場所で、それぞれの与えられた県境の中で・・・最大限の努力をして頑張ってくれることを祈ってる

 

また会おう!

 

継続は力なり

継続は宝なり

楽しんでいこう!

It’s Show Time!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記すのは・・・久しぶりになるなぁ

何かの行事の内容はじめ、事ある毎に、「インスタグラム」には投稿してるんやけど・・・今回は、年に一回の大きなイベント『大家族旅行』に行ってきたから、この場に記そうと思う

 

11月23日(祝)~24日(日)・・・総勢75名で、「大家族旅行」に行ってきた

 

毎年恒例、大型バス2台を貸し切り・・・まずは、AM9:30、「郡山カルチャーパーク」へ

かなり天気が怪しかったけど・・・南に行くにつれて空も明るくなってきて・・・なんとか、午前中の時間は雨に降られることもなく、子供も大人も大騒ぎしながら遊園地で遊ぶことができた

 

もちろん・・・雨天の場合は、雨天予約っちゅうことで、「あぶくま洞」もセッティングしてたねんけど・・・

雨が降ってる高速道路を南下してるバスの中で、子供たちに全員に、(1号車(俺)、2号車(REN先生)が)「雨模様やし、「カルチャーパーク」か「あぶくま洞」か、どっちにする?」って確認してみたねんけど・・・

「どうせ、ハワイアンズに行ったら、プールで濡れるから・・・カルチャーパーク(遊園地)で濡れても大丈夫です!」っていう・・・訳の分からんアホな返答

 

でも、雨に降られへんかったから・・アホな返答に乗っかって、カルチャーパークを選択したのも、まんざらではなかったわ(笑)

 

9:30~12:00まで、乗り物に乗りまくって・・・いざ、「スパリゾートハワイアンズ」へ

 

13:30・・・チェックイン

プールに散っていく子供達・・・温泉に流れていくオッサン軍団とマダムたち

 

余談やけど・・・

2年生の女の子&幼児(年長さんの男の子)のお父さんお母さんは・・・子供と遊ぶつもり?で、プールに行ったみたいやねんけど・・・

当の子供たちは・・・中学生のお兄ちゃん&お姉ちゃんや仲間達といっしょに、どっかに行ってしもうたらしく・・・

「プールに行ったはいいですけど・・・(今まで、子供たちと離れて行動することがなかったので)妻と二人で取り残されて、何していいか?分からなかったです(汗)」って言うとった(笑)

 

 

しかし・・・ウチの連中

小学校高学年や中学生の時って・・・自分達同士で、スライダーに乗ったり、大はしゃぎしたりしたいはずやのに・・・

いつ何時も・・・ちっちゃい子達を連れて、よう面倒を見てくれとったなぁ

 

しかも、プールにいる時だけやなくて・・・

カルチャーパークでも然り、宴会場や風呂に行く時にも然り、もちろん、子供たちは親と寝るのは禁止やから、寝る時も然り・・・

ホンマの兄弟や家族以上に、面倒を見てくれとったように感じるわ

 

ちなみに、ホテルの部屋は・・・

人数が人数だけに、東2号館4階~6階を貸し切りにしてくれるもんやから・・・5階を子供たちの部屋っちゅうことにして、4階と6階を大人の部屋(各家庭の部屋)に使わせてもらった

せやから・・・5階は、夜中まで騒ぎ放題やったみたい(汗)

 

 

18:00~ 宴会場にて宴会

今年も、ステージのある大きな会場やったねんけど・・・飯食った後、子供達一人ずつ指名し合いながら、学校の校歌を歌ったり、自分の好きな歌を歌ったり・・・あいつら、ええ度胸しとるわ

 

その後は・・・

20:30~ ファイヤーダンスショー観覧

 

22:00頃~ 大人は大人の時間&子供たちは翌日の朝まで自由時間(笑)を過ごしとった

 

 

翌朝・・・

9:10~ プールへ(宿泊客は、日帰り客よりも20分早くに入場できるみたい)

11:00~ 昼食バイキングを挟んで・・・

15:00 大広間集合

・・・・・までの間・・・子供も大人も、大いに遊べたんとちゃうんかな?

 

15:30・・・出発

18:00前・・・道場に到着

 

そんなスケジュールやった

 

 

俺は・・・普段から、口うるさいくらいに子供たちに伝えるワードがある

『感謝』

 

「北岡道場」は・・・「遊びが大事」っていうコンセプトを掲げて、道場運営をしてるのは事実

せやけど・・・

その「遊び」の裏にある、大切なことに目を向けれる人になってもらいたいと願ってるし・・・ましてや、何事も単なる「当たり前」の行事として捉えてもらいたくはないとも願ってる

 

 

例えば・・・「大家族旅行」

これをやり始めたのは・・・今から遡ること11年前、沙季先生(6期生)が中学3年生の時が始まりやった

 

沙季先生は・・・自身の中総体が終わったにもかかわらず、その後も一日も休むことなく道場に来て、後輩たちの面倒を見てくれとった

(5期生のREN先生、EIMI先輩、また4期生の龍生先輩等も、そうはしてくれとったんやけど・・・)

俺は、彼女に言うた

「定期テストの勉強もせなアカンやろうし、受験勉強もせなアカンやろうから、道場に来てくれんでもかまへんぞ」って・・・

沙季先生は・・・

「勉強は、ちゃんとやります  でも・・・私は、ここ(道場)が好きなんです  私が来たくて来てることなので大丈夫です」って言いながら・・・

定期テスト前であろうが、毎回の練習日に一日も休むことなく道場に来て、弟や妹たちの面倒を見てくれた

 

俺は・・・

そんな沙季先生に対して、何か恩返しをしてあげたくなった

そんな沙季先生の心の中に、何か残ることをしてあげたくなった

それが・・・「大家族旅行」のはじまり

 

 

「追い出し会」も・・・同じ

「追い出し会」は・・・単なる卒業式なんかではない

中3やから、(中総体が終わってしもうた後は)自分たちの試合はもうあれへん

後輩たちがメインで練習をするんやから、自分達(中3連中)は後輩たちのサポート役でしかない

当然のことやけど・・・

定期テストの勉強もせなアカンし・・・並行して、受験勉強もせなアカン

せやのに・・・道場が好きやからって言うて、一日も休むことなく道場に来る

そないして・・・自分自身が上の子達にやってもらったこと(バトン)を、下の子に繋いでいく

 

そんな彼らを・・・心を込めて送りだしてやりたい

そんな彼らに・・・心に残るものを与えてやりたい

そない思ったから、「追い出し会」っちゅうもんをやり始めた

 

それらが、すべてのはじまりであるが故・・・何事であっても「当たり前」の行事に成り下がってしまってほしくはないと俺は願ってる

 

先輩たちが築き上げてくれた・・・「伝統」

先輩たちが繋いできてくれた・・・「バトン」

先輩たちが残してきてくれた・・・「想い」

それらがあるから・・・「今」がある

 

それに・・・

世の中に・・・「当たり前」に存在するもんなんか、何一つあれへん

あったかい飯が食えて・・・

あったかい風呂に入れて・・・

あったかい布団で眠れる

そんな日常のそこらじゅうに転がってることであっても、決して「当たり前」のことなんかではない

 

「東日本大震災」を経験した方々は、言わんでも分かると思う

飯も食われへんかったら・・・風呂にも入られへんかったし・・・未来の不安を抱えて、安心して眠られへんかった日が続いた

 

もちろん・・・「東日本大震災」だけに限らん

搔い摘んでみたら・・・

お父さん、お母さんがおれへん子かっておるし・・・

普通の学校に行かしてやりたくても、行かれへん子かっておる

他国に目を向けたら・・・

今日を生きることすら、ままなれへん人かっておる

 

せやけど、人間は・・・

いつの間にか、己の置かれてる環境を「当たり前」に感じてしもうて・・・いろんな物事に対して、手を合わすことを忘れてしまう

それどころか・・・不平不満まで口にしてしまう

もちろん・・・これを記してる俺自身も、その内の愚かな一人

 

「仕事に行きたくない」だの・・・

「もっと銭が欲しい」だの・・・

「美味いもんが食いたい」だの・・・

 

仕事があって、毎日その場所に行って働けることが、どんなに有難いことなんか?

食べるものがあって、お腹いっぱいに満たすことができるって、どんなに有難いことなんか?

それらを・・・ついつい忘れてしまうのが、人間の愚かな部分なんやろなぁ?

 

 

「自分の生きてる意味って何なんやろう?」

俺自身・・・50年以上生きてきた中で、漠然とやけど、そない考えることが何べんかあった

 

せやけど・・・数年前、ある方から学んだ

「生きる「意味」なんか関係ない!・・・「価値」が問題や」っちゅうことを

「人間の生きる「価値」は・・・「行い」なんや」っちゅうことを

 

そう・・・

人間の生きる「価値」は・・・「行い」

ほんで・・・

「行い」が・・・すべての「結果」を招く

ありとあらゆる角度から、「結果」となって己自身に戻ってきよる

 

その「行い」っちゅうもんは・・・・『感謝』なくしてはできへんことやって、俺は思ってる

 

せやから・・・

己の与えられた環境を「当たり前」と捉えて、不平不満を吐き出す前に・・・

まずは、心の中で手を合わすことのできる人になってもらいたい

そない・・・思うねん

 

 

『大家族旅行』ひとつをとっても・・・

お金を算出してくれる親御さんがおって・・・

施設(カルチャーパーク等)と連絡を取って、セッティングしてくれる父兄の方がおって・・・

お弁当を準備してくれる父兄の方がおって・・・

打ち合わせ、折衝に応じてくださる担当者の方がおって・・・

バスを運転してくれる運転手さんがおって・・・

施設の遊具を監視してくださる方・・・チェックイン時に対応してくださるスタッフの方・・・バイキングの料理を作ってくださる方etc・・・

言い出したら、キリがあれへんくらいのたくさんの方々の「お陰様」で、「今」があるっちゅうことを、決して忘れてもらいたくない

 

「大家族旅行」「BBQ」「追い出し会」etc・・・

すべての行事の裏には、「目には見えへんもん」が、ぎょうさん詰まっとる

その「目に見えへんもん」に、目を向けるからこそ・・・限りある時間が輝きを放つのや

 

子供達に対しては、ものごっつい難しいことを伝えてるのは重々承知してる

それでも・・・

それでも・・・

額面だけやなくて・・・「目に見えへんもん」に目を向けてもらいたいと、俺は願って止まん

 

 

人間の生きる価値は・・・「行い」

ほんで・・・

「行い」が・・・「結果」

 

 

最後になりましたが・・・

ご父兄の皆様方

今回の「大家族旅行」に際し、時間とお金を子供たちに与えてくださいましたこと、心より御礼申し上げます

ありがとうございました

 

そして、また・・・

準備にご協力してくださいました方々・・・また当日、子供たちの動向に目を配るべく、共に同行してくださいました皆様方

誠に、ありがとうございました

 

感謝!

合掌!

 

 

Hey! Hey! Hey!

楽しくないと意味がない

We Can Do It!

Yey!!

 

 

7月27日(土)・・・道場の近所の八坂神社の夏祭りがあった

 

ウチの練習時間は・・・本来18:30~20:30なんやけど・・・

その時間まで練習をしたら・・・子供達、夏祭りに行かれへん

 

せやから・・・

夏祭りの日程が決まってから・・・

練習時間を・・・18:00~19:30に前倒しして、さらに早くに切り上げて、みんなで夏祭りに行く予定にしとった

確か・・・昨年も、そないしとった気がするなぁ?

 

 

当日・・・朝から、あいにくの天候

どんより曇っとって・・・日中、時折、結構な雨が降ったり、やんだり・・・

 

18:00前・・・俺が道場に向かう道中も、ホンマに細かい雨がポツポツと落ちてくくるような?けえへんような?・・・はっきりせえへん天気

 

道場長・・・苦渋の決断を迫られた(笑)

 

 

18:00・・・整列をして、練習開始と同時にみんなに聞いてみた

「今すぐ、夏祭りに行きたいか?」

「行きた~~~い!」

 

19:30まで練習をしたとして・・・終わった時に雨が降っとったら・・・

子供達・・・テンション下がるやろうしなぁ?

子供も大人も・・・夏祭り、ものごっつい楽しみにしとったみたいやしなぁ?

 

苦渋?の決断を迫られた道場長・・・さぁ、どないする?

・・・・・・・・・・

・・・・・

・・・

迷うことなく、即座に練習を終了にして・・・夏祭りに行くことにした(笑)

 

子供達・・・メッチャ喜んどった

みんな「笑顔」で・・・颯爽と飛び出していきよったわ

 

 

俺も・・・あとから、夏祭りに行ったけど・・・

くじ引き・・・サメ釣り・・・かき氷・・・射的etc・・・

あいつら・・・学年も、男女も関係なく・・・ゴチャゴチャになって、遊んどったよ

 

学校(小学校や中学校)やったら・・・同学年、ほんで、同性同士で遊ぶのが一般的なんかも知れへんけど・・・

ここ(道場)は・・・違う

 

2年生と6年生・・・小学生と中学生・・・男の子と女の子・・・

そんな分け隔てを取っ払って・・・兄弟、姉妹(兄妹、姉弟)のように、ゴチャゴチャになってもらうこと

 

「柔道」の練習の中だけでは、決して手に入れることができへん「絆」が・・・「遊び」の中では、簡単に手に入れることができてしまう

せやからこそ・・・

「柔道」は、二の次三の次にしてでも・・・子供たちに、こんな時間を与えてやりたいと思ってる

 

もちろん・・・その俺の「想い」に便乗してくれる父兄達がおってこそ、実現できることやねんけど・・・

そういった部分では・・・ウチの道場は、メチャメチャ恵まれとるからなぁ

 

 

いずれにしても・・・

練習時間にも拘わらず・・・夏祭りを優先したり・・・

全国大会につながる団体戦よりも・・・ピクニックを優先したり・・・

宮城県内の大きな個人戦よりも・・・「大家族旅行」(スパリゾートハワイアンズ)を優先したり・・・

 

GW、お盆、年末年始は・・・

家族や友人、彼氏や彼女と遊ぶことを優先してもらいたいがために・・・道場の練習は、約1週間、お休み

合同練習会には、一切参加せえへんし・・・強化練習会なんちゅうもんとは、まったくの無縁

 

形はともかく・・・「柔道」を・・・「道場」を・・・好きでいてもらいたい

結果を出すのは・・・俺の下を離れてからでいい(卒業して、次のステージ(高校や大学)で出してくれたらいい)

心底・・・そない思ってる

 

 

 

こないな記し方をしたら・・・

北岡道場は、柔道「ごっこ」をしてるだけなんか?って、思われてしまうかも知れへんから・・・

一応、記しておくことにする

 

今おる道場生と同じように・・・

「柔道」よりも、「遊び」を優先にして・・・

「試合」よりも、「大家族旅行」やBBQで遊ぶことを優先して・・・

「仲間」や「ファミリー」を大切にして・・・

 

それでも・・・

「基本」だけは、疎かにすることなく取り組んできた

おまけに・・・

「やる時はやる! 遊ぶときは遊ぶ!」のケジメはしっかりとつけてな

 

そないしてるが故・・・

小学生時代はもちろんのこと・・・中学校になっても、中総体の地区予選すら勝ち上がられへんかった・・・ウチの卒業生たちは・・・

(柔道を続けた卒業生達は)高校に進学した後・・・毎年のように、県チャンピオンはもちろんのこと、東北チャンピオン、東北大会上位入賞、インターハイベスト8etc・・・

また、大学に進学した後も・・・東北学生チャンピオンになったり、講道館杯に出場するような選手にまで成長していってくれてる

 

ほんで・・・

柔道を続けへんかった卒業生達も・・・仲間やファミリー、弟妹たちがいる「故郷」を大切に想ってくれて、普通に柔道衣を持って帰ってきてくれる

高校生やったら、まだ分かるけど・・・大学生になっても、社会人になっても、このちっぽけな場所(道場)に帰ってきてくれるんやから・・・ホンマに嬉しい限りやよ

 

結局・・・何が云いたいんか???

 

「柔道」は・・・もちろん、大事なんやけど・・・

「遊び」の中でこそ学べる・・・仲間や友達を「思いやる」心

「遊び」の中でこそ築ける・・・周りに対する「感謝」の念

それらは・・・人として、ものごっつい大事なこと

 

また・・・それらを、「柔道」の練習で生かすから、「絆」っちゅうもんは、さらに強固なもんになる

 

裏を返せば・・・

そういうもんを持ち合わせてへん奴は・・・「ええ結果」を導き出すことなんかできへんのやと俺は思う

 

その「ええ結果」というのは・・・決して、チャンピオンや金メダルのことを言うてるんではあれへんで

「人間性」っちゅう部分のこと

 

思いの外・・・「柔道」だけでは、手に入れられへんもんはぎょうさんある

 

県内はじめ、地方や全国でも、トップ戦線を走ってきた一部の子たちは・・・

試合や合同練習っちゅうもんも・・・決して、独りではできへんことやから・・・

「柔道」をやっていたことで・・・「柔道」をさせていただいていたことで・・・「柔道」を続けてきたことで・・・

自分を支えてくれる周りの方々や大会運営者の方々、また仲間や家族、指導者に対して・・・「感謝の念」や「思いやりの心」を持ってくれる場合もあるやろう

 

せやけど・・・

大半の子達は、そうではない

 

せやからこそ・・・

すべての子供たちに・・・

伝えてやらなアカンこと・・・学んでもらわなアカンこと・・・気付いてもらわなアカンことが、ぎょうさんあるんや

 

「ええ結果」という記し方をしたから・・・ごっついややこしくなってしもうたけど・・・

要するに・・・

俺ら(教育者)は・・・彼らが大人になった時に、「大切なもん」を抱えてくれる人になってもらえるように導いていく必要があるんやと思う

少なからず、未来を担う子供たちの前に、「教育者」という立場で立たせていただいてる以上・・・それが、俺にとっての絶対条件や

 

それらを、ひとつの表現として・・・

「北岡道場は・・・「遊び」が最優先!」

「北岡道場は・・・試合や合同練習よりも「遊び」が大事!」

・・・・・って、記してるだけのこと

 

決して・・・

俺が学んできた・・・俺を導いてくれた・・・俺の人生を支えてくれた『柔道』っちゅうもんを・・・

蔑ろにしたり、適当な場所には追いやってへんつもりではおる

 

 

「「想い出」の幅は・・・広ければ広いほど、己の人生は豊かになる」・・・と、俺は信じて止まん

 

頭で覚えたことは、すぐに忘れてしまうけど・・・

心で記憶したことは・・・一生の「宝」になるからな?

 

そう・・・

人生は「宝」さがし・・・やから

 

 

Hey! Hey ! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

なかなか、ブログを書かへんこと・・・申し訳なく思ってる

 

今まで、10数年間にわたって・・・己自身の考えを、書きたい放題書いてきたから・・・

最近の出来事に関しては・・・インスタグラムに掲載するようにさせてもうてる

 

どうか、ご理解いただきたい

 

 

Hey! Hey! Hey!

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Yey!!

今から34年前、俺が大学1年生の時・・・

俺は・・・大学の、ある先輩の付き人をさせていただいとった

 

その先輩は、その年の秋に開催された「全日本学生体重別選手権大会(正力松太郎杯)」の65㎏級で優勝して・・・年明けに開催される「正力松太郎杯 国際学生体重別選手権大会」への出場枠をいただいとった

付き人の俺は・・・当然、その大会にも同行して、先輩のお世話をさせていただいたねんけど・・・

 

その先輩が、全日本学生体重別選手権大会の決勝で戦ったのは・・・筑波大学4年の〇〇選手

結果的には、俺の先輩が優勝したんねんけど・・・〇〇選手も、日本の代表として、国際学生体重別選手権の出場枠を獲得しとった

 

 

年が明けて・・・

その国際大会へ同行させていただいた時の話やねんけど・・

 

日本の代表選手は皆・・・全日本柔道連盟から用意されてた、赤坂プリンスホテル(やったと思う)に宿泊しとった

もちろん、付き人の俺ら(圭吾兄ぃと俺)は、そんなホテルには宿泊できる訳があれへんねんけど・・・

普段から・・・その先輩と、兄弟みたいに過ごしてもらってた俺らは、先輩に部屋に潜り込んで、赤坂プリンスホテルを満喫しとった(笑)

 

そんな折・・・どないな経緯やったか?は、忘れてしもうたけど・・・

先輩が決勝戦で戦った、筑波大学の〇〇選手が、俺に焼肉屋に誘ってくれた

 

筑波大学の4年生・・・4年生の方っていうたら、俺ら1年生からしたら、メッチャ大人に感じたし・・・しかも日本の代表選手

その日本の代表選手である〇〇選手が・・・何の関係性もなかった、単なる先輩の付き人として来てた国際武道大学1年生の俺を、焼肉屋さんに連れて行ってくれたねん

 

「一宿一飯の恩義」とでも言うたらええのか?・・・俺は、その時の事をずっと忘れんと、その後の人生を過ごすことになる

 

 

その方は・・・大学卒業後、海外に行かれたと思うねんけど・・・

当然、年齢が重なってくるにつれて・・・第一線からは退いていかれる

 

今みたいに、インターネットやSNSが、メチャメチャ普及してる時代でもあれへんし・・・第一線から遠ざかっていけば、柔道雑誌にも名前は載れへんくなってしまう

そうやって、時は過ぎていき・・・俺自身は30代半ばになって、「北岡道場」を設立することとなる

 

ALSOKでの柔道現役生活を終えた後・・・

柔道整復師の学校に通った3年間・・・整形外科で修業をした1年間・・・開院してから、ガムシャラに走り続けた5年間・・・

その間は・・・車の車種の違いはもちろん、世の中で一体何が流行ってるのか?も分かれへんくらい、浦島太郎状態で走り続けてたもんやから・・・柔道の一流選手の名前すら分ってへんかったし、分かろうともせえへんかったねんけど・・・

道場を設立したらしたで・・・やっぱり、柔道の世界の動向が気になり始める

 

それに伴って・・・インターハイの結果や学生選手権の結果も見るようになっていった

 

ある年のインターハイのトーナメントを見た時に・・・北海道代表の〇〇という名前が、目に飛び込んできた

「〇〇???」

きっと、〇〇さんの息子さんなんやろなぁ?って・・・当時、すごく嬉しくなったのを覚えてる

(※その時、インターハイに出場してた〇〇選手は、やっぱり〇〇さんのご長男やったってことが、のちに分かったんやけど・・・)

 

それでも・・・〇〇さんが、今現在(当時)、どこ何をなさってるのか?も分かれへんし・・・

昔の恩義だけが、心の奥底にしまい込まれたまま・・・時だけが流れていった

 

もちろん・・・

30数年前に、たった1日だけ・・・しかも、焼肉をごちそうになった、ほんの僅かな時間を過ごしたいただいただけやったし・・・その方が、どこの馬の骨なんかも分かれへんような俺のことを、覚えてくださってるなんて思ってなかったから・・・あえて、こちらからアクションを起こすには至れへんかったのも事実やった

 

 

それから・・・また、数年の月日が流れて・・・

 

昨年4月・・・次男坊(心颯)が、仙台大学に進学させていただくことになった

 

「同級生となる選手たちも、全国から数名入学してくるみたいやで」

心颯が入学する前に・・・彼からの情報で、そのような内容を聞かされとった

 

せやけど・・・

蓋を開けてみたら・・・彼の学年は、彼を含めて2名だけしか入学がなかったようやった

 

 

入学後・・・

俺:「もう一人の同級生は、どこの選手?」

心颯:「北海道みたいやで」

俺:「ふ~ん、そうなんや 何キロ級?」

心颯:「66かなぁ?60かなぁ?」

「あっ、そうそう・・・そいつのお父さん、親父のこと知ってるみたいやで」

俺:「へ~ 誰なんやろ? 名前なんちゅうの?」

心颯:「〇〇やで」

俺:「・・・・・・・ 〇〇さん!? ・・・・・・・」

 

びっくりした

メッチャ、びっくりした

 

心颯の仙台大学での、たった一人の同級生は・・・

30数年前に、食事をごちそうしてくださった、〇〇さんの息子さんやった

 

 

南條監督にお会いした時に・・・

「〇〇さん、仙台に来られないんですか? 来られたら、声掛けてくださいね」って、お願いをしとったねんけど・・・

 

昨年末・・・念願が叶った

〇〇さんが、仙台大学に来られるっていう情報をいただいた

実は、〇〇さん・・・現在、札幌の高校で柔道部の監督をされとって、生徒さんたちを連れて、自身の息子さんが在籍する仙台大学に合宿に来られるっていうことやった

 

俺は・・・年末の慌ただしい時期やったけど・・・

仕事を止めて・・・道場の大掃除も皆に任せて・・・〇〇さんに会いに行かせていただいた

 

 

〇〇さんは、俺のことを覚えてくださってた

自身の息子さんから、同級生の名前(北岡心颯)を聞いた時・・・既に、「北岡???」って感じてくださってたみたいで・・・

 

当日、お会いして・・・

いろんな話をさせていただいた

メチャメチャ嬉しかった

あの当時の御礼も、ちゃんと伝えることができたし・・・心の中が、ものごっついスッキリした気分やった

 

 

 

俺・・・あらためて思った

「「柔道」ってええなぁ~」って

「柔道」がつなげてくれた「ご縁」・・・その「ご縁」が、30年以上の時を経て、自分の息子にまでつながったんやから・・・

 

「柔道」って・・・ホンマに、素晴らしい

 

南條監督に、次男坊がお世話になるっちゅうことも・・・何かの「ご縁」なんやと思うし・・・

『必然』10(閉ざされた未来)-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

22年の時を経て・・・-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

 

その「柔道」っちゅうもんを通じて・・・

今、「北岡道場」に在籍してる子達にも、何かの「縁」をつなげていってもらいたい

心から・・・そない願うよ

 

Hey! Hey! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

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【連絡先】
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