北岡道場通信

7月27日(土)・・・道場の近所の八坂神社の夏祭りがあった

 

ウチの練習時間は・・・本来18:30~20:30なんやけど・・・

その時間まで練習をしたら・・・子供達、夏祭りに行かれへん

 

せやから・・・

夏祭りの日程が決まってから・・・

練習時間を・・・18:00~19:30に前倒しして、さらに早くに切り上げて、みんなで夏祭りに行く予定にしとった

確か・・・昨年も、そないしとった気がするなぁ?

 

 

当日・・・朝から、あいにくの天候

どんより曇っとって・・・日中、時折、結構な雨が降ったり、やんだり・・・

 

18:00前・・・俺が道場に向かう道中も、ホンマに細かい雨がポツポツと落ちてくくるような?けえへんような?・・・はっきりせえへん天気

 

道場長・・・苦渋の決断を迫られた(笑)

 

 

18:00・・・整列をして、練習開始と同時にみんなに聞いてみた

「今すぐ、夏祭りに行きたいか?」

「行きた~~~い!」

 

19:30まで練習をしたとして・・・終わった時に雨が降っとったら・・・

子供達・・・テンション下がるやろうしなぁ?

子供も大人も・・・夏祭り、ものごっつい楽しみにしとったみたいやしなぁ?

 

苦渋?の決断を迫られた道場長・・・さぁ、どないする?

・・・・・・・・・・

・・・・・

・・・

迷うことなく、即座に練習を終了にして・・・夏祭りに行くことにした(笑)

 

子供達・・・メッチャ喜んどった

みんな「笑顔」で・・・颯爽と飛び出していきよったわ

 

 

俺も・・・あとから、夏祭りに行ったけど・・・

くじ引き・・・サメ釣り・・・かき氷・・・射的etc・・・

あいつら・・・学年も、男女も関係なく・・・ゴチャゴチャになって、遊んどったよ

 

学校(小学校や中学校)やったら・・・同学年、ほんで、同性同士で遊ぶのが一般的なんかも知れへんけど・・・

ここ(道場)は・・・違う

 

2年生と6年生・・・小学生と中学生・・・男の子と女の子・・・

そんな分け隔てを取っ払って・・・兄弟、姉妹(兄妹、姉弟)のように、ゴチャゴチャになってもらうこと

 

「柔道」の練習の中だけでは、決して手に入れることができへん「絆」が・・・「遊び」の中では、簡単に手に入れることができてしまう

せやからこそ・・・

「柔道」は、二の次三の次にしてでも・・・子供たちに、こんな時間を与えてやりたいと思ってる

 

もちろん・・・その俺の「想い」に便乗してくれる父兄達がおってこそ、実現できることやねんけど・・・

そういった部分では・・・ウチの道場は、メチャメチャ恵まれとるからなぁ

 

 

いずれにしても・・・

練習時間にも拘わらず・・・夏祭りを優先したり・・・

全国大会につながる団体戦よりも・・・ピクニックを優先したり・・・

宮城県内の大きな個人戦よりも・・・「大家族旅行」(スパリゾートハワイアンズ)を優先したり・・・

 

GW、お盆、年末年始は・・・

家族や友人、彼氏や彼女と遊ぶことを優先してもらいたいがために・・・道場の練習は、約1週間、お休み

合同練習会には、一切参加せえへんし・・・強化練習会なんちゅうもんとは、まったくの無縁

 

形はともかく・・・「柔道」を・・・「道場」を・・・好きでいてもらいたい

結果を出すのは・・・俺の下を離れてからでいい(卒業して、次のステージ(高校や大学)で出してくれたらいい)

心底・・・そない思ってる

 

 

 

こないな記し方をしたら・・・

北岡道場は、柔道「ごっこ」をしてるだけなんか?って、思われてしまうかも知れへんから・・・

一応、記しておくことにする

 

今おる道場生と同じように・・・

「柔道」よりも、「遊び」を優先にして・・・

「試合」よりも、「大家族旅行」やBBQで遊ぶことを優先して・・・

「仲間」や「ファミリー」を大切にして・・・

 

それでも・・・

「基本」だけは、疎かにすることなく取り組んできた

おまけに・・・

「やる時はやる! 遊ぶときは遊ぶ!」のケジメはしっかりとつけてな

 

そないしてるが故・・・

小学生時代はもちろんのこと・・・中学校になっても、中総体の地区予選すら勝ち上がられへんかった・・・ウチの卒業生たちは・・・

(柔道を続けた卒業生達は)高校に進学した後・・・毎年のように、県チャンピオンはもちろんのこと、東北チャンピオン、東北大会上位入賞、インターハイベスト8etc・・・

また、大学に進学した後も・・・東北学生チャンピオンになったり、講道館杯に出場するような選手にまで成長していってくれてる

 

ほんで・・・

柔道を続けへんかった卒業生達も・・・仲間やファミリー、弟妹たちがいる「故郷」を大切に想ってくれて、普通に柔道衣を持って帰ってきてくれる

高校生やったら、まだ分かるけど・・・大学生になっても、社会人になっても、このちっぽけな場所(道場)に帰ってきてくれるんやから・・・ホンマに嬉しい限りやよ

 

結局・・・何が云いたいんか???

 

「柔道」は・・・もちろん、大事なんやけど・・・

「遊び」の中でこそ学べる・・・仲間や友達を「思いやる」心

「遊び」の中でこそ築ける・・・周りに対する「感謝」の念

それらは・・・人として、ものごっつい大事なこと

 

また・・・それらを、「柔道」の練習で生かすから、「絆」っちゅうもんは、さらに強固なもんになる

 

裏を返せば・・・

そういうもんを持ち合わせてへん奴は・・・「ええ結果」を導き出すことなんかできへんのやと俺は思う

 

その「ええ結果」というのは・・・決して、チャンピオンや金メダルのことを言うてるんではあれへんで

「人間性」っちゅう部分のこと

 

思いの外・・・「柔道」だけでは、手に入れられへんもんはぎょうさんある

 

県内はじめ、地方や全国でも、トップ戦線を走ってきた一部の子たちは・・・

試合や合同練習っちゅうもんも・・・決して、独りではできへんことやから・・・

「柔道」をやっていたことで・・・「柔道」をさせていただいていたことで・・・「柔道」を続けてきたことで・・・

自分を支えてくれる周りの方々や大会運営者の方々、また仲間や家族、指導者に対して・・・「感謝の念」や「思いやりの心」を持ってくれる場合もあるやろう

 

せやけど・・・

大半の子達は、そうではない

 

せやからこそ・・・

すべての子供たちに・・・

伝えてやらなアカンこと・・・学んでもらわなアカンこと・・・気付いてもらわなアカンことが、ぎょうさんあるんや

 

「ええ結果」という記し方をしたから・・・ごっついややこしくなってしもうたけど・・・

要するに・・・

俺ら(教育者)は・・・彼らが大人になった時に、「大切なもん」を抱えてくれる人になってもらえるように導いていく必要があるんやと思う

少なからず、未来を担う子供たちの前に、「教育者」という立場で立たせていただいてる以上・・・それが、俺にとっての絶対条件や

 

それらを、ひとつの表現として・・・

「北岡道場は・・・「遊び」が最優先!」

「北岡道場は・・・試合や合同練習よりも「遊び」が大事!」

・・・・・って、記してるだけのこと

 

決して・・・

俺が学んできた・・・俺を導いてくれた・・・俺の人生を支えてくれた『柔道』っちゅうもんを・・・

蔑ろにしたり、適当な場所には追いやってへんつもりではおる

 

 

「「想い出」の幅は・・・広ければ広いほど、己の人生は豊かになる」・・・と、俺は信じて止まん

 

頭で覚えたことは、すぐに忘れてしまうけど・・・

心で記憶したことは・・・一生の「宝」になるからな?

 

そう・・・

人生は「宝」さがし・・・やから

 

 

Hey! Hey ! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

なかなか、ブログを書かへんこと・・・申し訳なく思ってる

 

今まで、10数年間にわたって・・・己自身の考えを、書きたい放題書いてきたから・・・

最近の出来事に関しては・・・インスタグラムに掲載するようにさせてもうてる

 

どうか、ご理解いただきたい

 

 

Hey! Hey! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

今から34年前、俺が大学1年生の時・・・

俺は・・・大学の、ある先輩の付き人をさせていただいとった

 

その先輩は、その年の秋に開催された「全日本学生体重別選手権大会(正力松太郎杯)」の65㎏級で優勝して・・・年明けに開催される「正力松太郎杯 国際学生体重別選手権大会」への出場枠をいただいとった

付き人の俺は・・・当然、その大会にも同行して、先輩のお世話をさせていただいたねんけど・・・

 

その先輩が、全日本学生体重別選手権大会の決勝で戦ったのは・・・筑波大学4年の〇〇選手

結果的には、俺の先輩が優勝したんねんけど・・・〇〇選手も、日本の代表として、国際学生体重別選手権の出場枠を獲得しとった

 

 

年が明けて・・・

その国際大会へ同行させていただいた時の話やねんけど・・

 

日本の代表選手は皆・・・全日本柔道連盟から用意されてた、赤坂プリンスホテル(やったと思う)に宿泊しとった

もちろん、付き人の俺ら(圭吾兄ぃと俺)は、そんなホテルには宿泊できる訳があれへんねんけど・・・

普段から・・・その先輩と、兄弟みたいに過ごしてもらってた俺らは、先輩に部屋に潜り込んで、赤坂プリンスホテルを満喫しとった(笑)

 

そんな折・・・どないな経緯やったか?は、忘れてしもうたけど・・・

先輩が決勝戦で戦った、筑波大学の〇〇選手が、俺に焼肉屋に誘ってくれた

 

筑波大学の4年生・・・4年生の方っていうたら、俺ら1年生からしたら、メッチャ大人に感じたし・・・しかも日本の代表選手

その日本の代表選手である〇〇選手が・・・何の関係性もなかった、単なる先輩の付き人として来てた国際武道大学1年生の俺を、焼肉屋さんに連れて行ってくれたねん

 

「一宿一飯の恩義」とでも言うたらええのか?・・・俺は、その時の事をずっと忘れんと、その後の人生を過ごすことになる

 

 

その方は・・・大学卒業後、海外に行かれたと思うねんけど・・・

当然、年齢が重なってくるにつれて・・・第一線からは退いていかれる

 

今みたいに、インターネットやSNSが、メチャメチャ普及してる時代でもあれへんし・・・第一線から遠ざかっていけば、柔道雑誌にも名前は載れへんくなってしまう

そうやって、時は過ぎていき・・・俺自身は30代半ばになって、「北岡道場」を設立することとなる

 

ALSOKでの柔道現役生活を終えた後・・・

柔道整復師の学校に通った3年間・・・整形外科で修業をした1年間・・・開院してから、ガムシャラに走り続けた5年間・・・

その間は・・・車の車種の違いはもちろん、世の中で一体何が流行ってるのか?も分かれへんくらい、浦島太郎状態で走り続けてたもんやから・・・柔道の一流選手の名前すら分ってへんかったし、分かろうともせえへんかったねんけど・・・

道場を設立したらしたで・・・やっぱり、柔道の世界の動向が気になり始める

 

それに伴って・・・インターハイの結果や学生選手権の結果も見るようになっていった

 

ある年のインターハイのトーナメントを見た時に・・・北海道代表の〇〇という名前が、目に飛び込んできた

「〇〇???」

きっと、〇〇さんの息子さんなんやろなぁ?って・・・当時、すごく嬉しくなったのを覚えてる

(※その時、インターハイに出場してた〇〇選手は、やっぱり〇〇さんのご長男やったってことが、のちに分かったんやけど・・・)

 

それでも・・・〇〇さんが、今現在(当時)、どこ何をなさってるのか?も分かれへんし・・・

昔の恩義だけが、心の奥底にしまい込まれたまま・・・時だけが流れていった

 

もちろん・・・

30数年前に、たった1日だけ・・・しかも、焼肉をごちそうになった、ほんの僅かな時間を過ごしたいただいただけやったし・・・その方が、どこの馬の骨なんかも分かれへんような俺のことを、覚えてくださってるなんて思ってなかったから・・・あえて、こちらからアクションを起こすには至れへんかったのも事実やった

 

 

それから・・・また、数年の月日が流れて・・・

 

昨年4月・・・次男坊(心颯)が、仙台大学に進学させていただくことになった

 

「同級生となる選手たちも、全国から数名入学してくるみたいやで」

心颯が入学する前に・・・彼からの情報で、そのような内容を聞かされとった

 

せやけど・・・

蓋を開けてみたら・・・彼の学年は、彼を含めて2名だけしか入学がなかったようやった

 

 

入学後・・・

俺:「もう一人の同級生は、どこの選手?」

心颯:「北海道みたいやで」

俺:「ふ~ん、そうなんや 何キロ級?」

心颯:「66かなぁ?60かなぁ?」

「あっ、そうそう・・・そいつのお父さん、親父のこと知ってるみたいやで」

俺:「へ~ 誰なんやろ? 名前なんちゅうの?」

心颯:「〇〇やで」

俺:「・・・・・・・ 〇〇さん!? ・・・・・・・」

 

びっくりした

メッチャ、びっくりした

 

心颯の仙台大学での、たった一人の同級生は・・・

30数年前に、食事をごちそうしてくださった、〇〇さんの息子さんやった

 

 

南條監督にお会いした時に・・・

「〇〇さん、仙台に来られないんですか? 来られたら、声掛けてくださいね」って、お願いをしとったねんけど・・・

 

昨年末・・・念願が叶った

〇〇さんが、仙台大学に来られるっていう情報をいただいた

実は、〇〇さん・・・現在、札幌の高校で柔道部の監督をされとって、生徒さんたちを連れて、自身の息子さんが在籍する仙台大学に合宿に来られるっていうことやった

 

俺は・・・年末の慌ただしい時期やったけど・・・

仕事を止めて・・・道場の大掃除も皆に任せて・・・〇〇さんに会いに行かせていただいた

 

 

〇〇さんは、俺のことを覚えてくださってた

自身の息子さんから、同級生の名前(北岡心颯)を聞いた時・・・既に、「北岡???」って感じてくださってたみたいで・・・

 

当日、お会いして・・・

いろんな話をさせていただいた

メチャメチャ嬉しかった

あの当時の御礼も、ちゃんと伝えることができたし・・・心の中が、ものごっついスッキリした気分やった

 

 

 

俺・・・あらためて思った

「「柔道」ってええなぁ~」って

「柔道」がつなげてくれた「ご縁」・・・その「ご縁」が、30年以上の時を経て、自分の息子にまでつながったんやから・・・

 

「柔道」って・・・ホンマに、素晴らしい

 

南條監督に、次男坊がお世話になるっちゅうことも・・・何かの「ご縁」なんやと思うし・・・

『必然』10(閉ざされた未来)-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

22年の時を経て・・・-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

 

その「柔道」っちゅうもんを通じて・・・

今、「北岡道場」に在籍してる子達にも、何かの「縁」をつなげていってもらいたい

心から・・・そない願うよ

 

Hey! Hey! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

3月23日(土)・・・中学3年生の「追い出し会(送別会)」を開催した

 

今年の卒業生は・・・

心和

優音

一颯

悠真

里苑

琳太郎

・・・・・の7人

 

16:00~ 練習開始

卒業生たちに、元立ちをしてもらって・・・弟妹たちが、最後の乱取りをしてもらった

 

その後・・・北岡道場恒例の最後のお別れの儀式(笑)・・・最後の「投げ込み」

道場生全員(約50人)と俺、REN兄ぃ、悠葉先生を投げて・・・投げ終わったら、今度は全員から投げられて・・・

最後の最後に・・・ご両親から投げてもらう

 

投げてもらった後には、「〇年間、道場に通わせていただき、ありがとうございました!」と・・・ご両親に頭を下げに行く

 

すると・・・

ご両親は・・・自分よりも大きくなった我が子を、思いっきり抱きしめる

抱きしめられた卒業生たちは・・・100人以上(道場生、ご父兄達)が見守る中、恥ずかしさなんかこれっぽちもなく、ご両親の背中に手を回して、お互いに抱きしめ合う

 

この上なく、素晴らしい光景やと思う

 

普通に生活をしてる中で・・・

中学校を卒業するくらいの思春期の子達が・・・お父ちゃんやお母ちゃんに抱きしめられることなんか、きっとあれへんやろうし・・・子供達も、お父ちゃんやお母ちゃんの背中に手を回して、抱きしめ返すなんちゅうことは、まずあれへんと思う

 

それを、惜しみもなくできてしまう・・・「この場所」「この時間」「これまでの過程」

子供達も親御さんたちも・・・掛け替えのない、素晴らしいものを築き上げてきたんやろな?って・・・俺は思う

 

ほんで、それらは・・・

これからの彼ら(卒業生たち)の人生にとって・・・メチャメチャ大切で、掛け替えのないもんになると、俺は信じて止まん

 

 

練習が終わってからは・・・

『追い出し会』

 

しかし・・・毎年毎年のことやけど・・・

卒業生と卒業生の父兄はもちろんのこと・・・道場生もその父兄達も・・・悠葉先生も、REN兄ぃも、SO兄ぃ(思い入れの深い学年の追い出し会に駆けつけてくれた)も・・・まぁ、当然のことやけど、俺自身も・・・

ホンマに、よう泣く人たちの集まりやな?・・・ここ(北岡道場)は(笑)

 

みんな・・・メッチャ涙を流しながら、卒業生を送り出させてもらったよ

 

 

 

俺は・・・思う

柔道を指導して・・・小中学校で、県チャンピオン、東北大会上位入賞、全国大会出場等を手にすることも、そらぁ大事なことなんかも知れへん

 

せやけど・・・

子供達にとったら・・・それ以降(道場を卒業した後)の人生の方が、遥かに長い

仮に・・・

道場卒業後も(高校や大学で)柔道を続けて、結果や成績を残したとしても・・・現役生活を退いた後の人生も、まだまだ果てしなく長い

 

せやからこそ・・・

小中学生っていう、純粋な子供時代に・・・

彼らの背中に何を背負わせてやれるべきなのか?

ほんで・・・彼らの心に何を刻んでやるべきなのか?

・・・が、俺ら少年少女育成に携わってる「教育者」のテーマになってくるんやないんか?と・・・

 

 

子供の頃に・・・徹底した管理の中、徹底した練習をさせることも、必要なことなんかも知れん

もちろん・・・これは、柔道に限ったことではなく、他のスポーツ、勉強に関しても当て嵌まることやと思う

 

せやけど・・・俺の「辞書」には、そんなことは載ってない

 

確かに・・・そうすることで、それなりに上に上がっていく者もおる

せやけど・・・それは、ほんの一部の者なんやろうし・・・

まして・・・卒業生の全員が全員、柔道を続けるなんてことはありえへんし・・・

仮に続けたとしても、全員が全員、己自身が納得のいく結果を手に入れることなんちゅうことは、限りなく不可能に近い

 

ほんなら・・・

彼らに何を抱えてもらって・・・ここ(北岡道場)を巣立っていってもらうんか?

 

「責任」と「感謝の念」・・・・・やと、俺は思ってる

 

ただ・・・これらは簡単なようで、実はものごっつい難しい

俺ら指導者陣はもちろんのこと、親御さん方々からも・・・「利欲」の乗っかれへん「愛情」を注がんかったらアカンからな

要するに・・・

己(親や指導者)の利欲を乗せた、過度な「期待」を与えたらアカンのんとちゃうんかな?って、俺は思うねん

 

 

誤解を恐れずに、偉そうに記したら・・・

日々、道場生と向き合ってる時間は・・・ただ、それ(「責任」と「感謝の念」)を、彼らの背中に背負ってもらいたいが故・・・

俺の敷いたレールの上を、目には見えへん手綱を引いてる俺に、歩かされてるっていうても過言ではないと思う

時に、レールからはみ出しそうになったら・・・隣に行って、わざと体をぶつけて「すまん、すまん」って言いながら、レールの上に押し戻したり・・・

時に、立ち止まってたとしたら・・・「美味いもん、食いに行こうぜ」って言いながら、手招きして前に進ませたり・・・

時に、自分本位で行動するようなことがあったとしたら・・・みんなを引っ張っていくような役割を与えて、レールを歩く行列の先頭に立ってもらったり・・・

 

もちろん・・・決して、すべての物事を強要するのではなく・・・

あくまで、彼ら自身には「自分の力で、ここ(ゴール)まで辿り着いた」と思ってもらえるよう・・・

ほんで・・・俺の目論む、ずっと先のゴールテープを切ってもらえるよう・・・

俺自身は、知らん顔をして明後日の方向を見ながら、彼らの動向に目を配る

 

その辿り着く場所は・・・俺自身が「信念」を持って、彼らを導いていきたいと願う場所

そう・・・

「人間性」というもんを手に入れてもらえるように・・・彼らを、「この場所」まで導いてこさせてもらった

 

 

俺の下におる間は・・・柔道の結果なんちゅうもんは、二の次、三の次

さらに誤解を恐れずに、云うてみたら・・・俺自身は、学業成績さえも、二の次、三の次やと考えてる

 

「「責任」や「感謝の念」なんていうもんは・・・

そのうちに、年齢を重ねたら付いてくる

そのうちに、できる(分かる)ようになってくる」

 

もし仮に、そない思ってらっしゃる方がおったとしたら・・・それは、大きな誤算やと俺は思う

 

俺の考えは・・・まったく以て真逆や

 

「責任」や「感謝の念」っちゅうもんを、ホンマに背中に背負えたからこそ・・・

ほんで・・・

それを、己の腹の中に据えて物事に取り組むからこそ・・・

学業成績が向上したり、柔道の結果が付いてくるんやと、俺は信じて止まん

 

 

人間は・・・

「「己」のためだけに、必死になって辛抱と努力する」っちゅうのは・・・なかなか難しい

なかなか難しいどころか・・・「できへん」っていうても過言ではないと思う

 

結果的には・・・すべての物事が、「己のため」にやらなアカンことではあるねんけど・・・

それを痛いくらい分かってるにも拘らず・・・己のためだけに「たった独り」で、死に物狂いで辛抱と努力をするっちゅうのは、限りなく不可能に近い

 

悲しいかな・・・それが「人の性(さが)」なんやと思う

 

現在53歳・・・初老を迎えてる俺でさえ・・・

家族がいてくれるからこそ・・・「責任」を背負って、辛抱と努力をすることができるし・・・

その家族に対して「感謝の念」があるからこそ・・・どんなことに対してでも、辛抱と努力ができるんであって・・・

「たった独り」やったら・・・きっと、困難なことからは戦線離脱してると思う(自信がある(笑))

 

 

それと・・・

これから先・・・社会に出て、己の人生を歩んでいく彼らには・・・

きっと、大きな困難が待ち受けてるに違いない

ほんで・・・きっと、「大きな分岐点」にも遭遇することやろう

 

如何なる困難からも、ケツを捲れへんこと

ほんで・・・

「大きな分岐点」っちゅうのは・・・いい意味での選択肢に対して、「どっちにしようか?」と選ぶということでは決してない

「「善」「悪」の大きな分岐点」とでも云うたらええんかな?

 

悪いことに首を突っ込んでしまうこと・・・

道から逸脱してしまうこと・・・

もっと云うたら、犯罪に関わること・・・

犯罪に関わらんにしてでも、他人様を傷つけてしまうこと・・・

他人様ならまだしも、親や兄弟、時には自分の我が子でさえ傷つけてしまうようなこと・・・

そんなことは・・・決してやってはならん

 

決してやってはならんことが、分かってるのにも拘わらず・・・

金に目が眩み・・・異性に目が眩み・・・踏み込んだらアカン領域に足を踏み入れてしまうっちゅうのも・・・

悲しいかな・・・それも、「人の性(さが)」なんやろうな?

 

せやから・・・

そんな時にこそ・・・困難に対して、踏ん張らせてくれたり・・・悪い誘惑に対して、踏みとどまらせてくれたりするのが・・・

「責任」と「感謝の念」なんとちゃうんかな?って、俺は思うねん

 

もちろん・・・

俺自身も、己の人生を振り返ってみると・・・そない感じてることは多々ある

 

 

だからこそ・・・

「責任」と「感謝の念」

それらを・・・彼ら(卒業生)に、背中に背負い込んでもらった上で、ここを巣立ってほしいと願ってきた

 

 

 

卒業生とその親御さん方々は、皆それぞれ・・・

ここ(北岡道場)の門を叩いた時には、少なからず「柔道」を習うつもりで、ここ(北岡道場)を訪ねて来てくださったことと思う

 

せやからこそ・・・

周りで、他の道場に通ってる子・・・周りで、他のスポーツで頑張ってる子・・・等々

そんな子達の活躍を目の当たりにしたり・・・その親御さんたちから、小中学校時代の素晴らしい「結果」や、素晴らしい「成績」を耳にするたびに・・・

「何故に・・・北岡道場(北岡先生)は「結果」を求めさせないのだろうか?」

「何故に・・・北岡道場(北岡先生)は「試合(大きな大会)」に出場させないのだろうか?」

・・・・・そない思ってた方も、おったんかも知れへん

 

 

子供たちにとっては・・・

自身の家庭の「家庭教育(親御さんの考え等)」が、一番の基盤となって土台となるのは間違いない

 

ただ・・・その土台の上に重ねるもの・・・

(親御さんが)重ねさせたいもの・・・(指導者が)重ねるべきであろうと考えるもの・・・は、いったい何なのか?

それは・・・各ご家庭、ほんで、各道場(各少年スポーツ)の指導者によって、考え方はそれぞれ異なる

 

考え方が異なるからこそ・・・そんなジレンマの中で・・・

「人間性」を最優先事項と考えて・・・また、その中でも「「責任」と「感謝の念」っちゅうもんを徹底して学んでほしい」という、私の「信念」に賛同してくださり・・・

数年間にわたり・・・黙って、自身の命よりも大切なお子様を、私のような人間にあずけてくださった卒業生のご父兄の方々には、この場をお借りして深く感謝の意を表したいと思う

 

重ねて・・・

数々の御無礼・・・また、時に上から目線で、偉そうに持論を述べてきたことも、この場をお借りして深くお詫びを申し上げます

 

 

最後になったけど・・・

心和!

優!

優音!

一颯!

悠真!

里苑!

琳太郎!

卒業おめでとう!

 

この先の人生・・・思う存分に羽を広げて、未来に羽ばたいてもらいたいと・・・親父は、心からそう願ってる

 

疲れたら・・・時々、羽を休めに帰って来いよ

親父も・・・兄貴(REN兄ぃ)も・・・弟や妹たち・・・ほんで、お節介なマダム達も・・・待ってるから

 

 

ほんで・・・

最後の最後になってしもうたけど・・・

俺のことを・・・「北岡「先生」」って呼んでくれたこと、この上なく感謝する

ありがとう! 合掌!

 

Hey! Hey! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

 

 

令和6年2月18日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

久しぶりの団体戦-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

北岡道場からの出場および、結果は・・・

小学校低学年(1~3年)の部

Aチーム・・・3回戦敗退

Bチーム・・・1回戦敗退

 

小学校高学年の部(4~6年)

Aチーム・・・3回戦敗退

Bチーム・・・1回戦敗退

 

中学生の部

Aチーム・・・第3位

Bチーム・・・1回戦敗退

Cチーム・・・1回戦敗退

Dチーム・・・2回戦敗退

Eチーム・・・1回戦敗退

・・・・・っちゅう結果やった

 

今回・・・約5年ぶりの団体戦に出場させていただくにあたって・・・

「ファミリー全員で戦う」っていうことを目標に掲げて・・・約1ヶ月間、普段より、ちょっとだけ練習内容が濃くした

 

・・・・・って、言うても・・・

普段は、大半が遊び重視で体を動かす程度やから、内容が濃くなったっていうても、たかが知れてるけど・・・

 

 

ただ・・・

「ファミリー全員」で!

 

子供達はもちろん、試合に出場する?せえへん?は関係あれへん

ご父兄達もいっしょ、我が子が試合に出場する?せえへん?は関係ない

試合当日だけやなくて・・・普段の練習から、「志」をひとつにすることが大事

 

「柔道」の練習だけでは・・・子供達同士の「絆」は生まれへん

せやから、俺(北岡道場)は・・・

「ハワイアインズ旅行」だの、「BBQ」だの、「ピクニック」だの、「芋煮会」だのって・・・「遊び」の行事を、ものごっつい大切にしてる

 

子供達は・・・「遊び」の中で、相手を思いやること、勝手な行動をしたら仲間外れになってしまうこと、何かをいっしょにやり上げること等・・・を学ぶ

ほんで・・・

その「遊び」の中で学んで築いた「絆」を、「柔道」の練習や試合に当てはめることによって・・・その「絆」は、より強固なものになる

 

ご父兄の方々も、こない仰ってくれる

「先生が、「ファミリー!ファミリー!」って、常日頃からずっと言うから・・・道場全体が、すごく「ファミリー」感は強いと思います」って・・・

 

せやから、ウチ(北岡道場)には・・・

結果を出す子、結果を出されへん子・・・ほんで、その親御さんたち・・・の間に、壁は存在せえへんし、分け隔てなんて、まったく以てあれへん

 

俺自身が、そんなことを評価の対象にはせえへんし・・・

それどころか、俺自身、一番嫌なことっていうても過言やないことやからな?

 

せやから・・・普段の道場の練習中にも・・・

年下の子をかばった行動をしたり・・・

仲間を思いやる行動をしたり・・・

泣きながらでも、自分の中の壁を乗り越えたりした時には・・・

どこからともなく、道場内全体から拍手が沸き起こる

 

客観的に見ても・・・ホンマに、素晴らしいコミュニティやなって、そない思う

 

今回の大会でも同じやった

ウチは・・・試合開始前の礼の後に、選手は円陣を組んで、一人が「We Can Do It!」って言うたことに対して、他の選手は「Yey!」って、気合を入れるねんけど・・・

その時も・・・選手だけやなくて、その試合会場に集まった子供達全員で、「Yey!」の掛け声

おまけに・・・観客席からは、ご父兄達全員の大きな拍手によって、選手たちは背中を押される

 

それは・・・

1回戦も準決勝も関係あれへんし・・・低学年も中学生も関係あれへん

低学年の試合会場にも・・・中学生全員(試合がかぶってへん子たち)が集まって、低学年の応援をする

中学生の試合会場にも・・・小学生全員が集まって、中学生の兄貴達を応援する

もちろん・・・観客席のご父兄達も一丸となる

 

まさに・・・「ファミリー全員で戦う!」っちゅうのは、そういうことなんとちゃうんかな?って、俺は思う

 

今回・・・久しぶりの団体戦に参加させていただいて、またひとつ大切なことを学ばせていただいた気がする

 

そんな大切で、掛け替えのないものを胸に抱いて・・・

1ヶ月後に・・・中学3年生たちは、ここを巣立っていく

 

あと・・・1ヶ月

バカ息子たち6人と可愛い娘と、笑って過ごしたいと思うよ

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

今の時代は、柔道如何に拘わらず、野球、サッカーetc・・・

すべてのことに於いて・・・ゲンコツを落とすのは以ての外やし、発破をかけるべく厳しい言葉を投げかけることさえもできへん世の中になってきてる

 

以前は・・・監督やコーチ、先生方が・・・

悪さをしたら、ゲンコツを落としてくれたし・・・一生懸命になってへん者には、ここぞとばかりにカミナリも落としてくれた

せやからこそ・・・

部員全員・・・学校全体・・・組織全体が・・・ある程度の「底上げ」が図られとったような気がするのは、俺だけなんやろうか?

 

もちろん・・・

監督や先生の感情の赴くままに、罵声を浴びせたり・・・

監督の思い通りの結果にたどり着けへんかったからっていうて鉄拳制裁をくらわすのは、今も昔も違うと思うけど・・・

(まぁ・・・俺らの時代は、そんな理不尽な鉄拳制裁も、普通に受けてきた時代ではあるけどな(笑))

 

当時は・・・

形こそ歪やったかも知れへんけど・・・そこには「愛情」があったように感じる

せやからこそ・・・

誰に言われずとも、一生懸命に頑張る者と・・・

誰かに言われへんかったら、一生懸命に頑張れへん者との「差」も、さほどなかったように思う

 

 

ただ、今の世の中は・・・

悪さをしても・・・一生懸命になってへんくても・・・(もちろん、それに伴って)チームや組織全体に大きなダメージを及ぼすようなミスをしても・・・

「大丈夫!」「気にするな!」「しょうがない!」等の言葉で済んでしまうと聞く

 

せやけど・・・

その言葉の真意には・・・ホンマの「愛情」が存在するんやろか?

 

もちろん・・・

その強い言葉を受けた側が、「パワハラ」「モラハラ」etcと感じてしもうたら・・・それは、もう紛れもない事実やから・・・

それ自体に対して、もろ手を挙げて称賛する訳にはいかへんけど・・・

 

せやけど、その結果として・・・

誰に言われずとも、一生懸命に頑張る者と・・・

誰かに言われへんかったら、一生懸命に頑張れへん者との「差」は、果てしなく大きくなってきてしもうてるような気がしてるのは、俺だけなんやろか?

 

まさに・・・

誰が見ても分かるであろう・・・浮き彫りになった「パレートの法則」が、そこにはあるんとちゃうんやろか?

ほんで、それは・・・

部活動や学校生活だけに留まらんと・・・その延長上として、「社会」という大海原の中でも存在してるんとちゃうんかな?って、俺は感じてる

 

 

ここ数年・・・そんな悶々とした思いを持ちながら・・・

出会った子供達(道場生)は、限りなく2割の方であってもらいたい

出会った子供達(道場生)にだけは、(社会に出た時に)惨めな思いをしてもらいたくない

 

そない思いで・・・

「パワハラ」「モラハラ」etc・・・のギリギリのラインを綱渡りで歩いてきた

 

 

そんな折に・・・こんなネット記事を目にした

イチローも警鐘を鳴らした…「大人に叱ってもらえない」Z世代が直面する「やさしさという残酷」(御田寺 圭) | 現代ビジネス | 講談社(1/6) (gendai.media)

 

 

学校でも、部活動でも、習い事(柔道や野球等)でも・・・心から愛情をこめて、叱ってもらえる機会が少ない子供達(大人達)が・・・

近い将来、遠い将来に、己の行き場を失くしてしまわへんことを祈りたい

 

AIがものすごい勢いで発展してきてる今の時代・・・数年後には、たくさんの職種がなくなってしまうって言われてる

そんな世の中で・・・行き場を失くしてしまい、自殺者が増えへんことも重ねて祈りたい

 

 

自分の愛する我が子たち

自分の愛する孫たち

ほんで・・・

将来、彼らの「家族」になってくださる方々

 

自分の大切な道場生たち

ほんで・・・

(余計なお世話やけど)将来、彼らの「家族」になられる方々

 

少なくとも・・・

俺の「ファミリー」は、強い心を持って、競争社会を駆け抜けていってもらいたいと願う

 

~北岡道場訓~

■競争社会に立ち向かうたくましさ

■世の中が思い通りにならないことの自覚

■心の強さ

■感情の抑制

■他人に対する思いやり

■辛抱と努力をすること

■不平不満を云わぬこと

■与えられた環境の中で最大限の努力をすること

■弱い者いじめをしないこと

■嫌なことがあった時、北岡道場を頼ること

 

Hey! Hey! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

 

 

2月18日(日)に・・・「第1回 仙台市少年柔道大会」っちゅう大会に参加させていただく予定にしてる

3人戦の体戦で・・・

小学生低学年(1~3年生)の部

小学生高学年(4~6年生)の部

中学生の部

・・・・・に出場させていただこうと考えてる

 

この大会の要項を見る限り・・・

コロナ前に開催されてた「ライオンズ杯」を引き継ぐ大会を開催してくださるんやな?って思った

 

年間通して、試合に参加することが数少ないウチの道場やけど・・・

この大会には、参加をさせていただいとった

第34回 ライオンズクラブ杯仙台市少年柔道大会-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

ウチは・・・

基本的に、全員が出場できる大会を重要視して参加させていただくようにしてる

 

それは・・・生徒も父兄も、もちろん俺も含めて・・・

「「ファミリー」全員で戦いたい!」

「「ファミリー」全員で同じ志を持ちたい!」

「「ファミリー」全員で応援したい!」

・・・・・って願ってるから

 

せやから・・・

(以前でいう)全国少年柔道大会の県予選(5~6年生の5人戦の団体戦)はじめ、道場内から数名の選手選考をして出場をするような大会には、7~8年前から参加させていただくことは、まずなくなった

 

もちろん・・・

「ファミリー全員」っていうても・・・2~3歳の幼児もおれば、「大会には出場したくない」っていう意向の子もおる

また・・・

低学年の部、高学年の部、中学生の部っていうカテゴリーである以上・・・

小学校1年生の女の子や、小学校4年生の子、また中学1年生の体のちっちゃい子なんかは・・・

怪我をするのリスクを大前提に考えて、参加させへんようにもする

それに・・・

団体戦やから・・・メンバーを組んでいって、最終的に団体戦の人数に到達せえへん人数の場合には、出場できへん子もおる

 

せやから・・・

正直・・・「ファミリー全員」っちゅうのは、現実的には難しい

 

せやけど・・・

俺の云うてる「ファミリー全員で戦う」っちゅうのは・・・「全員で同じ目標に向かって、志をひとつにしよう」っていうことやから・・・

今回の試合に出場するって決めてから(1月上旬から)・・・

「試合に出場する、出場せえへんは関係ない! とにかく、ファミリー全員で戦う! 「仲間」のために戦え! 「仲間」のために頑張れ! 「仲間」のために歯を食いしばれ!

ほんで、ファミリー全員で笑って、ファミリー全員で泣く!」っていうのをキャッチフレーズにして・・・みんなの心を、ひとつに繋げる方向に動いてる

 

 

さぁ・・・2月18日、久しぶりの団体戦

ファミリー全員で・・・楽しんで戦ってもらえることを祈ってる

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 練習開始!

 

 チビマサ・・・秀ちゃんと!(^^)!

 

 旬太・・・かおやんと(^.^)

 

 子地蔵・・・ゆかっちと(^.^)

 

 琳太郎・・・直美ちゃんと!(^^)!

 

 京ちゃん・・・ふみさんと(^.^)

 

 銀河・・・さっちゃんと!(^^)!

 

 SANAちゃん・・・お婆ちゃんと(-_-;)

 

 いづみ・・・煌に帯結んでもらう図

 

 イチャイチャすんな!

 

 だから・・・イチャイチャすんな!

 

 んっ? 合同練習会か?

 

 弱そうな元立ち

 

 

 

 白熱した試合(開ちゃんVS里苑)

 

 チビマサVSハルちゃん

 

 表彰式

 

 表彰式2

 

 今年の「賞」の発表

 

 『寸歩不離』

 

 親子で柔道・・・楽しかったなぁ(^.^)

 

 ありがとう! 2023年!

 

 

12月24日(日)・・・毎年恒例の「北岡道場杯&納会」を開催した

 

AM8:00~ 親子喧嘩

年に一回だけ、父兄の皆さんに柔道衣を着てもらって・・・子供たちと柔道をしてもらう日

昨年と比べて、子供たちは、力もスピードも格段にレベルが上がってるから、それを肌で感じてもらうっていう企画

 

お父さん方も、お母さん方も・・・大いに盛り上がって、大汗かいて、息切れして・・・笑顔の絶えへん時間やった

 

 

AM9:00~ 北岡道場杯(試合)

今年は・・・本戦はじめ、中学3年生の部、幼児の部等、9部門に分けてリーグ戦で試合を行った

試合数が、100試合を超える予定やったから・・・試合時間は、1分(通し)

 

今年のスーパーチャンピオンは・・・「桐澤 皓」が獲得した

 

 

12:00~ 納会

移動販売のカレー屋さんに来てもらって、みんなでカレーを食った

 

 

 

今年の「賞」の受賞者は・・・

 

最優秀賞・・・千葉 優音(中3)

こいつは、どうしようもないアホ・・・やった

小学1年生から、9年間預からせてもらってるけど・・・毎年変わる小学校、中学校の担任の先生方と、毎年毎年やり取りをさせていただいて・・・学校に行ったことも数え切れず(笑)

そんな彼も・・・何時しか、人の心を思いやり、他人に気配りをして、仲間、ファミリーをこの上なく大切にして、こんな俺を「先生」と呼び続けてくれた

9年間・・・骨折しようが、怪我をしてようが、いっぺんも休むことなく道場に来てた・・・優音

これから、高校に進学して、素晴らしい青年に成長してくれることを祈ってます

おめでとう! 優音!

 

 

優秀賞・・・坂本 柊(中2)

彼も、俺の記憶にある限りでは、賞を受賞したことはなかったんとちゃうんかな?

ちっちゃい頃は、泣いてばっかりで・・・一生懸命に取り組みはするねんけど、優しすぎるんか?、どっかで一線を越えられへん部分があった

ただ・・・ここ最近、闘争心むき出しでかかっていく姿、柔道に取り組む姿は、ホンマに心を動かされるもんがある

おまけに・・・道場生全体に目を配ってくれて、いつも弟連中を正してくれようと促してくれてる

素晴らしい兄貴、素晴らしい少年になってくれた

あと1年・・・「何か」を変えてほしいと親父は願う

その「何か」は・・・お前だけにしか分かれへん

それが分かった時・・・お前は、きっと飛躍してくれることと親父は信じてる

頑張れ! 柊!

 

 

敢闘賞・・・北岡 心和(中3)

道場長が、俺(親)であるのに・・・彼には、「柔道」っちゅうもんを何一つ教えてけえへんかった

他の道場生と同様に、引き手、釣り手、足の位置くらいは指導してきたけど・・・

組み手、崩し、戦術等・・・込み入ったことは、他の道場生同様に一切教えることはしてけえへんかった

それどころか・・・彼の練習してる場面に目を配ることは、ほとんどあれへんかった

それでも・・・姉貴や兄貴の見よう見まね、ほんで、己自身でロードワークをしたり、チューブで引き手のトレーニングをしたりして・・・2年連続で、東北大会に連れて行ってもらえた

申し訳なかった・・・心和

高校に進学したら、お前には師匠ができて、いろんなことを指導してくれることと思う

どうか・・・親父より、姉貴、兄貴達より、上を目指して羽ばたいてくれ

ありがとう! 心和!

 

 

敢闘賞・・・桐澤 煌(中2)

ちっちゃい時から、ポテンシャルは素晴らしいもんを持ってる

おまけに・・・辛抱と努力も、人の何倍もする子

普段から、彼には感動をたくさんもらってるし、心を踊らされることが多々あるけど・・・

今年の中総体の地区予選・・・あんなに素晴らしい戦いを見せてもらえたこと、あんなに誇らしく思わせてもらえたこと・・・心から、御礼を云います

『絆』・・・大切な息子&娘-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

ありがとう!!

お前も・・・俺の下を巣立ったあと、次の師匠からいろんなことをご指導いただいて、きっと飛躍してくれることと思う

それまでは・・・親父の下で、親父の胸で、いろんな意味で、ぎょうさん涙を流せ

大好きやぞ! 煌!

 

 

努力賞・・・堀田 壮真(小僧さん)(中2)

彼も・・・素晴らしいポテンシャルを持ってる子

ただ・・・ポテンシャルが高く、器用でありすぎるが故に・・・時々、己の得意技(素晴らしい「背負い投げ」を持ってる)を疎かにして、軸がブレてしまうことがある

兄貴達(中3連中)に、追い付け、追い越せで・・・(特に心和から)ガチャガチャにやられても、前に前に出ていく姿は、見てて気持ちがいい

おまけに、彼には・・・人を引き付ける、人間的な「魅力」が備わってる

あの「魅力」は・・・なかなか、手に入れられるもんではないと思う

ちっちゃい時から、「桐澤煌」と打ち込みパートナー、ほんで、プライベートでも、いろんな意味でのパートナー・・・兄弟以上の「絆」を持ってるっていうても過言やない

その煌や兄貴達と共に・・・どこまで駆け上がるんか?は、お前次第やけど・・・

どうか飛躍してくれることを、親父は願ってる

愛すべきバカ息子! 小僧!

 

 

努力賞・・・佐藤 蓮(小5)

彼も・・・物事を一生懸命に取り組む子

内股を軸に・・・大内刈り、一本背負い等、教えたことは、限りなく吸収しようと、一生懸命に努力する子

ポテンシャルも高いし・・・何より、相手に立ち向かっていく「気持ち」が素晴らしい

まだまだ、体もちっちゃいし・・・力も追いつけへんけど・・・このまま続けていったら、きっと開花すると思う

来年は・・・副キャプテンっていう大役を預けてみた

「柔道」だけやなくて・・・周りに対しても気配りができる・・・素晴らしい少年に成長してもらいたいと願う

期待してるぞ! 蓮!

 

 

努力賞・・・土井 朝陽(小4)

彼は・・・1年ほど前まで、まったくエンジンが掛かれへんかった子

兄貴(土井陽向)が、今年キャプテンを務めてくれて・・・それを見てたんか?・・・それとも、何かで覚醒したんか?

いずれにしても・・・半年ほど前から、取り組み方が一変した

当然のことやけど・・・取り組み方が変われば、練習を休まへんようにもなるし、挨拶や返事も自ずと変わってきよる

その結果・・・道場杯でも、素晴らしい内股を見せてもらうことができた

これから先も、どんどん成長してもらえることを願う

まだまだ先は長いけど・・・いっしょに

頑張ろう! 朝陽!

 

 

ほんで・・・

令和6年一年間の・・・キャプテン、副キャプテン、選手会長の発表

 

キャプテンは・・・相澤 亮

副キャプテンは・・・佐藤 蓮

選手会長は・・・深川 寅太朗

・・・・・っちゅうメンバーになった

 

今年は・・・

陽向キャプテンが・・・限りない成長を遂げてくれたし・・・

悠真選手会長も・・・道場全体の雰囲気を作ってくれたから・・・

この3人は・・・一年後、どんな少年達に進化をしてくれるんか?

俺自身・・・楽しみで仕方がないよ

 

 

ほんで・・・

今年も誕生日プレゼントをもらったお礼に、子供達全員に言葉を綴ってきた

 

『寸歩不離』

道場に在籍してる間も・・・卒業した後も・・・俺は、ずっとお前らの心の中におるっちゅうことを忘れんな!

・・・・・っちゅう意味を込めてな

今現在も、これから先も・・・やっぱり人間やから、悪さもすれば、道をはみ出してしまいそうになることもあるやろう?

せやから・・・

そんな時にこそ、「北岡道場」や「親父」を背中に背負ってるっちゅうことを忘れんと、踏みとどまってもらいたいっていう願いを込めて書かせてもらった

 

 

 

北岡道場のコンセプト

「楽しくないと意味がない!」

 

「楽しい」って・・・一体なんや?

確かに・・・道場に来たら、仲間がおって・・・ファミリーがおって・・・先生(俺)がオモロイことをして・・・REN兄ぃが兄貴分のように接してくれて・・・

そういった部分で・・・「楽しい」って感じてもらうことも、もちろん大事やねんけど・・・

 

せやけど・・・

まず、一番大事なことは・・・「一生懸命」に柔道をすることやと、俺は思ってる

 

ここ(北岡道場)は・・・曲がりなりにも少年柔道場

また・・・自分自身が入会する前に体験をして、自分自身で柔道をするって決めたんやから・・・

「一生懸命」に取り組めへんかったら、己自身を裏切ることになるんとちゃうんかな?って、俺は思うねん

それに・・・

「一生懸命」に取り組めへんかったら・・・周りの仲間のことも、裏切ることになるんとちゃうんやろか?

 

 

仮に、ネットゲームをやってたとしよう

何人かのグループで、敵を倒しに行く作業をしてる時に・・・たとえネットで、顔が分かれへんかったとしても、「一生懸命」にやれへん奴がおったら、きっと腹立たしいはずや

もちろん・・鬼ごっこでも然りや

「一生懸命」に、鬼をやれへん奴がおったら・・・逃げてる奴は、全然オモロない

当然・・・そいつは、周りから蔑まれることになる

 

・・・・・っちゅうことは、柔道はじめ、他の何に関しても同じなんとちゃうんやろか?

「一生懸命」に取り組んでる者の周りには・・・人が集まってくるし・・・

「一生懸命」に頑張ってる者は・・・きっと、周りが応援してくれる

 

逆に・・・

「一生懸命」に取り組めへんかったら???

 

「一生懸命」やれへん者は・・・自分の居場所がなくなってきよるし・・・

「一生懸命」やれへん者は・・・そこから去る(去らざるを得ん)率は高くなってしまうんとちゃうんかな?

それは・・・社会に出ても、まったく同じことがいえる

 

ほんで、俺ら大人は・・・

会社や組織の中に存在する「一生懸命」やれへん者(ある程度の年齢になってしもうてるそんな連中)に対して・・・

それらの「方程式」を伝えたとしても・・・なかなか直れへんし、直そうとせえへんっちゅか?直すことができへんことも、痛いくらい知ってる

 

それは、なんでなんか?

直す術を知らんからなんやろな?

 

「三つ子の魂百まで」

子供の頃に、襟を正してもらってへんかったら・・・なかなか簡単には直されへんのやと思うなぁ?

 

 

ほんなら・・・いつ襟を正してやるんか?

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・

「今(子供の頃)」やろ?

 

「三つ子の魂百まで」っちゅう言葉が、古来から受け継がれてる以上・・・「今」しかあれへんのんとちゃうんやろか?

 

だから・・・

「「楽しい」っちゅうのは、「一生懸命」になること!」なんやと・・・子供たちに伝えさせてもらった

 

 

勝ったから・・・「楽しい」

友達がおるから・・・「楽しい」

 

そらぁ、そうやろな?

 

せやけど・・・

スタートラインは、逆や!

 

「楽しい(楽しんで取り組む)」から・・・すべての面において、ええ結果に導かれるんやと、俺は思う

勝つことも・・・然り

仲間(同志)ができることも・・・然り

人が集まってくることも・・・然り

 

そこを履き違えてしもうたら・・・

ここ(「北岡道場」)は、「社会の縮図」でなくなってしまう

ほんで・・・

それを伝えることを辞めてしもうたら・・・

「北岡(俺)」が「北岡(俺)」でなくなってしまうし、「北岡道場」の存在意義はなくなってしまいよる

 

せやから・・・俺は、子供たちに伝える

「「一生懸命」に!!」って

 

 

いずれにしても・・・

物事から、逃げたくなったり・・・そのコミュニティに、自分の居場所がないように感じたら・・・

まず、己自身を疑ってみろ!

ほんで・・・

それを正すことができるんは・・・己自身でしかないことを、「今」のうちに認識しろ!

 

「継続は力なり」

ほんで・・・

「継続は「宝」なり!」

 

それらのことを学びながら・・・

物事を、最後の最後まで続けて・・・最後の最後まで貫いた時・・・

きっと、己の心の中に「何か?」が残ってるはずや

「結果」ではなく・・・目には見えへん「何か?」がな

 

それは・・・

経験した者にしか感じることはできへんし・・・経験した者にしか分かれへん

 

ほんで、その「何か?」こそが・・・

その先の己の人生に於いて・・・己自身を支えてくれる大きな大きな糧になるはずやから

俺は・・・そない信じて止まん

 

 

 

2023年・・・

たくさんの方々に、支えられて・・・たくさんの方々に、お力添えをいただきました

この場をお借りして、心より御礼を申しげます

ありがとうございました!!

 

2024年も・・・

この「命」の続く限り・・・「生かされてる」限り・・・

前へ前へと進んでいきたいと思っております

 

「歩みを止めたら後退しかない!」・・・からな?

 

ありがとう! 2023年!

 

Hey Hey Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

夏前・・・「大家族旅行」の準備をし始めた時に・・・

幸恵ちゃん(陽向キャプテンの母)が・・・ハワイアンズに入館する前に、立ち寄る施設の検索および予約等をを請け負ってくれることになった

 

もちろん・・・それは、簡単なことではあれへん

福島県内の子供たちが遊べる施設の検索から始まって・・・

75名が入場できるんか?

当日に予約が取れるんか?

もちろん、料金交渉もせなアカン

 

仮に、その施設で予約が取れたとしても・・・

その施設の半径10kmほどの圏内で、昼の弁当を配達してくれる弁当屋さんを探さなアカン

 

そこも、また・・・昼時の忙しい時間帯に、75個の弁当を作ってくれるんか?

ほんで、配達はしてくれるんか?

配達料は?

おまかせ弁当の金額は?

食った後の75個の弁当のカラは回収に来てくれるんか?

 

75人の人間が動くとなると・・・家族で遊びに行くんとは訳が違う

 

そないして・・・

当初、「東北サファリパーク」の予約が取れて・・・「大家族旅行」に向けて、物事が動き始めとった

 

その最中・・・例の事故

 

数日・・・1週間・・・2週間・・・

幸恵ちゃん・・・

先方(東北サファリパーク)と連絡を取りながら、動向を見てくれてたみたいやけど・・・結局、再開する見通しは立てへんまま

 

結局・・・

その後・・・幸恵ちゃんと、何べんか打ち合わせを重ねて・・・行き先を「アクアマリンふくしま」に変更する案が浮上した

 

浮上したはええけど・・・

これ、また・・・簡単なことではあれへん

 

大人数の入場の可否・・・予約時間・・・料金交渉・・・弁当屋さんの手配・・・弁当のカラの回収等・・・

行き先変更に伴って・・・バス会社との出発時間の変更調整・・・雨が降った場合は、バス内で弁当を食うことは可能か?・・・弁当のカラを積んで運んでもらうことは可能か?

その運んでもらった弁当のカラを・・・ハワイアンズ側で、捨ててもらうことは可能か?

ダメな場合は・・・臭いの出る弁当のカラを、翌日までバスに積んだまま、仙台(道場)まで運んでもらえるんか?

 

その内のひとつでも「NG」が出たら・・・75名の人間の動きを、また1から組み直さなアカン

 

幸恵ちゃんには・・・ホンマに、大変な作業をしてもらった

子供たちのために、多大なる時間を使ってくれて・・・ホンマに、心から感謝してる

 

 

俺は・・・常日頃から、子供たちに対して伝え続けてることがある

「すべての物事に感謝をしろ」

「すべての物事を当たり前やと思うな」

「脚下照顧、己の足元を見ろ」

「減点法やなくて、加点法で考えろ」

「目に見えるもんよりも、目に見えへんもんに目を向けろ」

・・・・・って

 

今回・・・結果的に、「アクアマリンふくしま」にお邪魔できることになったねんけど・・・

普通に、バスが到着して・・・普通に、入館出来て・・・普通に、館内を見学して・・・普通に、弁当が届いて・・・普通に、弁当が食えて・・・普通に、弁当のカラが運ばれて行って・・・普通に、弁当のカラが捨てられて・・・・・

 

「普通に・・・」

そんな訳あれへんやろっ!?

 

幸恵ちゃんが、準備をしてくれへんかったら・・・その時間を、「普通」に楽しみながら過ごすことなんかできへんねん

 

それは・・・今回の「大家族旅行」だけやない

「BBQ&芋煮会」かって然り・・・「北岡道場杯&納会」かって然り・・・「追い出し会」かって然り・・・

 

目に見えへんところで・・・

誰かが準備をしてくれて・・・誰かが買い出しに行ってくれて・・・誰かが施設との調整をしてくれて・・・誰かが場所取りをしてくれて・・・誰かが差入れをしてくれて・・・誰かが動いてくださってる

 

そう・・・他の誰のためでもない・・・

「子供たちのため」にや

 

銭金(ゼニカネ)を支払ってたら、当たり前に与えられる権利やと思っとったら、大きな間違いなんや

 

宿泊代金、施設利用料、食材、場所代、飲食代etc・・・

それらに対する対価を支払っとったら、その権利が与えられるっちゅうもんやないのや

 

準備をするのに・・・時間もかかれば、動力も使う

シビアな話をしたら・・・ガソリン代もかかれば、大切な私財を投げてくれることさえもある

 

 

そういう目に見えへんもんを見てこそ・・・「人間」やないか?

 

そこに目を向けることができるから・・・「感謝の念」が生まれるやろ?

そこに目を向けることができるから・・・すべての物事が「当たり前」じゃないことに気付くんやろ?

そこに目を向けることができるから・・・周りの方々のお陰で、今その場所に立ってられるっちゅうことに気付くんやろ?(脚下照顧)

そこに目を向けることができるから・・・今ある物事が「当たり前」やないっちゅうことに気付いて、ひとつひとつの物事に「感謝の念」が生まれて、その有難味が0(ゼロ)の状態から「加点」されていきよるんやろ?

 

それを・・・分かってへん・・・

いや・・・分かろうとせえへん人間が・・・この世界には、ナント多いことか!?

 

大人でさえ分かっとれへん者が多い、この世の中・・・

俺は・・・そういう「人間」であってほしい部分を・・・徹底して、子供たちに伝え続けてる

 

 

『感謝』

世間では、よう耳にするフレーズやけど・・・なかなか、首を突っ込んで、目に見えへんもんを見に行くことは少ないのが現状

 

せやけど・・・

それが分かった時・・・自分の置かれてる「環境」そのものが、如何に「幸せ」なのかを感じることができると思う

 

普段の稽古や日常でも、感じることはできるやろうけど・・・

日々の生活に追いやられたり、こなさんとアカンことが多すぎて・・・いつの間にか、「感謝の念」は埋もれていってしまいがちや

 

せやから・・・

俺が企画する行事・・・

「大家族旅行」も然り、「北岡道場杯&納会」も然り、「追い出し会」も然り、また「BBQ」も然り・・・

日常からかけ離れた時にこそ、日頃忘れがちな「感謝の念」を持ってもらいたい

 

そない願うが故・・・

俺は・・・「柔道」は二の次、三の次・・・そない信じて止まんのや

 

 

ありがとう!

幸恵ちゃん!

 

ちょっとだけ、ありがとう!

翔太郎(陽向キャプテンの父)!(笑)

 

Hey! Hey! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

 

 

 

過去の投稿

北岡道場連絡先

983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

QLOOKアクセス解析