その他
この前の練習の時の話・・・
自由稽古(立ち技の乱取り)の前に・・・全員を集めて、結構大事な話をしとった
ほんなら・・・健ちゃん(小6)が、隣におった恭佑(中1)と海士(中1)と、よそ見をしながら話をしとった
俺、それ見つけて・・・健ちゃんに・・・
「どこ向いとんじゃ、ボケッ! お前、今、俺の話聞いとったんかっ!? 今、何の話しとったんじゃ!?言うてみぃ!! お前、もう練習せんでもええから、そこ(倉庫)に正座しとけっ!」って、練習から外したねん(^^)
(もちろん、健ちゃんのお母さんも練習を見学してたねんけど、親御さんがおるorおれへん、そんなことは俺にとっては、これっぽっちも関係なく、俺は平気で子供達に雷落とす(^o^))
※余談やけど・・・
俺は、中学生に対しては、ほとんど、その手のことに関しては何も言わへんようにしてる
それは、俺の子育ての持論やねんけど・・・子供に、「ああせえ!こうせえ!」って言うのは、小学校の間だけって決めてるねん(我が子に対しても、道場生に対しても)
小学生の間に徹底的に・・・物事の良し悪し、空気を読むこと、周りの人(親や仲間)に感謝の気持ちを持つこと、他人に迷惑をかけへんこと等々・・・時には、ゲンコツを落としてでも、しっかりと向き合って伝えるようにして・・・・・中学生になったら、一人の大人(男性、女性)として付き合うようにシフトして、『責任』は自分自身の背中に乗せるような空気を作るようにしてる・・・・・要するに、自己責任やな(^^)
だから・・・あえて、恭佑と海士には、何も言わへんかってんけど・・・・・
健ちゃんは、小学生やから・・・きっちり、とばっちりを受けたっちゅうわけやねん(^o^)
自由稽古の一本(約2分半)が終わった時、健ちゃんが俺のとこに来て・・・「反省してますから、練習に参加させてください!」って、泣きながら訴えてきよった
「アホかっ!? 2分や3分で反省できるくらいやったら、俺が大事な話してる時に、最初からよそ見なんかして、隣の人間とムダ話してるかっ!? 練習終わるまで(残り30分)、ずっと正座しとけっ!」って、また座らせたってん
そんなやり取りがあって、パッと振り返ったら・・・俺の目の前に、タケル(キャプテン)とSO(副キャプテン)が立ってんねん
タケル&SO:「俺らが、健ちゃんと話してきますから・・・」
・・・そない言うて、健ちゃんの元に行って、なんか話しとったわ
それに気付いたKOKOちゃん(副キャプテン)も・・・すかさず、健ちゃんの元に走り寄って・・・
俺、その時点で、嬉しくて嬉しくて、怒っとった顔が、思わずがほころんでまうくらい嬉しくてなぁ(^^)(^^)(^^)
せやけど・・・怒ってる手前、「おぅ、分かった」なんて、普通に対応したねんけど・・・
しばらくして・・・
タケル:「先生! 健ちゃん、反省してるようなので、話を聞いてあげてください」
健ちゃん:「これからは、先生が話をしてる時、ちゃんと話を聞くようにしますんで・・・反省してますんで、練習に参加させてください」
俺:「分かった! 物事やる時は、ケジメつけて、ちゃんとやれよ! 今日は、タケルとSOとKOKOちゃんの顔に免じて練習させるけど・・・今度は、許さんぞ!」
・・・そない言うて、事を終えたねんけど・・・
タケルもSOもKOKOちゃんも・・・小学生ながら、自分の立場を考え、道場内をまとめようと動いてくれてるねんなぁ~って・・・俺、ものごっつい嬉しくなった(^o^)
俺は、常々言うねんけど・・・
「柔道なんか、ナンボ強くても、社会に出てから通用せえへんような者はアカン!」って、思ってる
「子供の頃に、柔道が強い」ことよりも・・・今、学ぶべきことをしっかりと学んで、社会に出てからのコミュニケーション能力、リーダー的要素、空気を読める人、周りの人間に対して感謝のできる人、他人に迷惑をかけない人、他人の気持ちに気配り・心配りができる人、仲間がたくさんいる人・・・になってもらいたいと、俺は心から願ってる
自分のことしか考えへん様な人間ではアカン!
自分の利欲のために、他人を巻き込むようなことをしたらアカン!
自分がやられて嫌なことを、平気で他人にするような人間ではアカン!
・・・・・俺は、そない思うねん
だから・・・大切なことを伝えるために、子供達を一生懸命叱る
俺は・・・柔道の結果云々なんかで、子供達を叱ったことなんか、道場設立以来、いっぺんもあれへん
そのかわり・・・靴のかかとを踏んでたり、お茶碗に米粒残してたり、挨拶をせえへんかったり、親に対して暴言を吐いたり、柔道衣を大事にせえへんかったり、諦めた(投げた)試合をしたりしたら・・・しこたま怒り飛ばすよ
「柔道を通じて、大切なことを学んでほしい」・・・その想いがあるからやねんけどな
『柔道』は、良くも悪くも、縦の関係、横の関係が素晴らしい
その素晴らしい『柔道』を通じて、人生を歩んでいくための、大切なことを学んでほしいって、俺は思ってるねん
今は・・・一人っ子の家庭が多い
せやから、親は、どうしても子供を甘やかしてしまう(俺でさえ、悠葉先生がアルバイト、SOが友達の家に泊まりに行ったとかで、YAMATOが独りの時・・・普段と、明らかに対応が違って、YAMATOに対して、変に優しくなってまうもんな(^_^;))
おまけに、兄弟喧嘩っちゅうもんが出来へんし、家庭内で競い合う場面がない
ほんで、兄貴が叱られてるシーンを見て、「これは、やったらヤバイな(>_<)」って、空気を読むことを覚える場面もない
学校の先生も・・・子供の将来を見据えて、ゲンコツ落としてでも叱り飛ばしてくれる先生は、限りなく少ないのが現実や
おまけに、学校でさえも、社会に出た時に役立つやろう、ええ場面に遭遇することが少なくなってきてるって聞く
「少なくなってきてる」っていうより、「少なくしてる」んかなぁ~???
例えば・・・学芸会で、主役がぎょうさんおったり・・・等々
人生は、主役ばかりやなくて、「脇役」に徹することが必要な場面も、ぎょうさんあると思う
せやから、子供の頃に・・・真剣に競い合うことの大切さ・・・「脇役」に徹することの大切さ・・・を伝えてやることも大事やし・・・現実をしっかりと見据えて、今何をするべきか?を、真正面から向き合って、子供達に伝えてやることは、彼らの将来のために、ものごっつい必要なことやないんかなぁ~って、俺は感じるねん
「大人になったら、出来るようになるやろう」「ウチの子は、大丈夫やろう!」「自分自身(親御さん)もできてるし、そのうち出来るやろう」って、思ってる親御さんは結構多いと思うけど・・・実は、そんな簡単なもんやない
実際に、仕事で若いスタッフを指導したりしてても・・・自分のことしか考えてへんような行動をとることは少なくないし・・・「他人を思いやる「心」が貧しいなぁ~」って感じさせられることも、正直少なくない
いろんなことを含めて・・・哀しいかな?これが現実やわな
話を元に戻すけど・・・先生が大事な話をしてる時に、よそ見をして、他の連中としゃべてる
ほんなら当然、そいつらは周りの連中より遅れる訳やし・・・もっと先のことを見越して考えたら、社会に出た時に、人の話を聞かんと周りの連中から遅れを取ってたらどうなる?
当たり前のように・・・「お払い箱」や
即座に、首を切られることは無かったとしても、必然的に、信用は失ってしまうやん?
たった、それだけで・・・自分の社会生活にとって、マイナス要因やん?
ほんなら・・・大事な場面では、ちゃんと空気を読める子に、「今」しといてやったらええだけのことやろ!?
せやから、俺は・・・彼ら(小学生・幼児)を叱るねん
ほんで、中学生になったら、「自己責任」っちゅうもんを、あえて背負わせて・・・試合に負けたことも、自分が出遅れてることも、すべてが自分の責任であり、決して他人のせえにしたりせえへんような空気を作る
ほんで、良いことも悪いことも、すべての物事が「必然」として、自分の身に降りかかってくるってことを、身を以て感じてもらうようにしてるねん
まぁ・・・日頃から、そんな考えで道場の運営を心掛けてるねんけど・・・
要は・・・それを、見透かしたかのような、俺の求めてるもんの更に上を行く、タケルとSOとKOKOちゃんの「気配り」「目配り」「思いやり」が・・・ものごっつい嬉しい出来事やったっちゅう話(^o^)
せやけど・・・この流れを作ってくれた、前キャプテン「恭太」の功労はデカい
あいつは、ホンマに素晴らしいキャプテンやった
・・・・・というより、素晴らしいキャプテンに育ってくれた
親父さんから聞いたねんけど・・・
入会当時、恭太は学校でイジメらてたようやった
その恭太が・・・昨年一年キャプテンをやったことで・・・自分自身のことも含めて、道場内全体を良い雰囲気に持っていってくれる、頼もしいリーダーになってくれた
今は、学校内でも「リーダーシップ」を発揮してくれてるって聞くから、なおのこと素晴らしい
ホンマに、嬉しい限りや
※ちなみに・・・後になってもうたけど、健ちゃんの名誉のために記しておく(^^)
よそ見をして、しゃべっとったから、俺に叱られたけど・・・健ちゃん、入会した時からくらべたら、ものごっつい一生懸命、練習に取り組む子になった
2~3日前も、俺と寝技の乱取りしてたねんけど・・・ひと区切りついて、みんなが休憩してるのに、ずっと止めんと俺に喰らいついてきよった(お陰で、頑張りに押されて、茶色帯をゲットしたけどなぁ(^^))
お茶らけてる分、時々、俺に雷落とされるけど(笑)・・・高校生くらいになったら(俺の元を巣立ったあと)、ええ柔道家、ええ男になってくれるんとちゃうかな?
期待も込めて・・・奴とも、長い付き合いになりそうやわ(^O^)
俺は、願ってる
「道場の子達が・・・一人でも多く、「リーダー」になれる子に育って欲しい!」って
ある所で学んだねんけど・・・
『人が集まる法則』
人を集める人と、人が集まる人の違いは・・・
「ギラギラ」と「キラキラ」の違い!
「下の子の面倒を見る」っていう形作りは・・・悠葉コーチや晃コーチが、道場に在籍中に作り上げてくれたこと!
それを・・・RENやEIMI、悪ケン(高3連中)・・・沙季ちゃん、虎ちゃん、千葉ケン(高2連中)・・・夏っちゃん、正也、オッサン(高1連中)が、当たり前にように、引き継いでくれて・・・また、後輩たちに身を以て伝えてくれたことで・・・今、在籍中の中学生・上級生が、限りなく下の子達の面倒を見てくれてる
もはや、「北岡道場の伝統になった」っていうても過言やない
これに付け加えて・・・今回のような、タケルやSOやKOKOちゃんがやってくれたような、「気配り」「目配り」「思いやり」を持って、キラキラした目で、「リーダーシップ」を発揮できる子が育ってくれる「伝統」ができたら、なおのこと最高やと思うなぁ~
俺自身も、10年ほど前は・・・34~35歳で、若かったっちゅうのもあったんやろうけど・・・血走った目ン玉で、ギラギラしてたんやと思う
試合中、審判の先生に対し暴言を吐いたり、よその道場の先生方に対しても、失礼極まりない態度をとったことも、決して少なくなかったと思う
それと・・・子供達も、ギラギラした目ン玉で押さえつけられてた時期は、きっと誰も柔道に魅力を感じてへんかったんとちゃうんかな?
絶対に、キラキラした目で、いっしょに目標を見定めてくれる相棒(先生)がおる方が、嬉しいに決まってるもんな!
せやから、一時期・・・勝ち星が増えた時期、勢いに任せてガンガン前進してた時期・・・「何か?」を求めて、たくさんの人が集まってきた
せやけど・・・俺自身の、人間的な魅力の無さ、信念の無さ・・・そう、決して「北岡道場」に魅力があった訳やなかったから、その人達は瞬く間に離れていってもうた
そんな経験から、俺はたくさんのことを学ばせてもうた
人の心を動かすのは・・・『信念』と『情熱』
裏を返せば・・・これがなかったら、表面上は動いてるように見えても、「心」までは動かされへんっちゅうことや!
たくさんの失敗をして、たくさんのことを学んだからこそ・・・「今」がある
ほんで、「今」の俺自身があることによって、「今」の北岡道場がある
だからこそ・・・「柔道」だけやなくて、そういったことも含めた、大切なことを子供達に伝えていってやれる場所でないと、俺がやってることなんか、何の意味もあれへんねん!
「勝ち負け」なんか・・・二の次! 三の次!
「勝ち負け」以上に大切なことを、「柔道」を通じて学んでほしいと願ってる
歳を重ねて、45歳になった俺が・・・この先、子供達に伝えていってやれることは、何なんやろう?って・・・最近、よう考える
10年前・・・良くも悪くも、宮城県の少年柔道界に、一石を投じて引っ掻き回したのは、俺やと思ってる
宮城県出身でもない、どこのどいつかも分かれへん人間が、「北岡道場」を引っ提げて、たくさんの勝ち星を重ねて、あっという間に、毎年のように「優勝候補」と言われる道場になった
「勝ち」に、こだわってこだわって・・・とにかく全国を目指して、前へ前へと突き進んだ
そのことに関しては、良くも悪くも、自分の足跡やから、「後悔」はあるけど「納得」はしてる
せやけど、10年経って45歳になった今・・・俺自身、子供達に対して、どんな役割を果たせるんやろう?って考えた時・・・
「柔道のチャンピオンを育てよう!」・・・やなくて
「社会で役立つ人を育てよう!」
・・・・・それに尽きる!
今、俺にできること・・・
これから、俺にできること・・・
それらを踏まえた上で、立ち止まることなく・・・「与えられた環境の中で、最大限の努力をする」べし!!
2016年も、始まったばかりやと思ってたら、もう1月後半やん!?
2月21日(日)は、ライオンズ杯がある
今年も、きっと彼らから、たくさんの感動と興奮をもらえることやろう
そやから、負けてられへん!!
元気出していこう!
READY! GO!!
1月10日(日)・・・俺は、「若柔杯」と、もうひとつ嬉しい出来事があった
それは・・・晃コーチと悠葉コーチの成人式!
悠葉コーチは、俺の娘やから・・・生まれた時から、ずっといっしょやけど・・・
晃コーチも、出会った時は、中学2年生
早いもんで・・・北岡道場で、柔道を通じて、たくさんのことを学んでくれた彼女たちは・・・現在、北岡道場に戻ってきて、弟や妹たちに、たくさんのことを伝えてくれる存在になった
そんな彼女たちも、20歳になり・・・「成人式」を迎えよった
彼女たちは、きれいに着付けをしてもらったあと・・・「道場で、写真を撮る!」っていうことで・・・ご覧のとおり
せやけど・・・
メチャメチャ、きれいやった(^o^)
今、道場にいる子達も・・・あっちゅう間に、大人になりよるんやろなぁ~
ちなみに・・・悠葉コーチも、こんな感じやったからな(^_^;)
晃!
悠葉!
覚えといてくれ!!
俺も・・・ある人に教えてもうてんけど・・・
人の器量は・・・
「能力(スキル)」と「信念(考え方)」と「情熱」のかけ算やねんて
そらぁ、すべてが10点満点やったら、それに越したことは無いねんけど・・・
せやけど・・・人間、そうはいかん
「能力(スキル)」が、ナンボ高くても(10)・・・「信念(考え方)」(5)と「情熱」(5)が薄っぺらかったら、人の心は動かへん(10×5×5=250)
せやけど・・・
「能力(スキル)」が低くても(5)・・・素晴らしい「信念(考え方)」(10)と熱い「情熱」(10)を持ち合わせとったら、人の心を動かすことができる(5×10×10=500)
「能力(スキル)」は・・・辛抱、努力、勉強をしたら、ある程度はアップするはずや!
でも・・・「信念(考え方)」と「情熱」・・・それらを、確固たる決意で持ってへんかったら、そんなもん「諸刃の剣」に過ぎん!
どうか、この先・・・・・
仮に、あなた達の「能力(スキル)」が、他の誰かより劣っていたとしても・・・素晴らしい「信念(考え方)」と、熱い「情熱」を、確固たる決意で持てる、心の大きな女性になってください!
あなた達のような、指導者・・・あなた達のような、女性(お母さん)が、大勢いれば・・・もっともっと、救われる子達が増えるはずです!
成人! おめでとう!
これからの活躍、大いに期待しています!!
元気出して行こう!
READY! GO!!
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます!
さてさて・・・年末押し迫った、12月30日、『OB&OG会』を開催した
「開催した」って、偉そうに言うてるけど・・・実際は、晃コーチと悠葉コーチが、すべてを仕切ってくれて、俺はただ参加しただけやねんけどな(^_^;)
PM3:00に、全員集まって・・・道場の大掃除
天井の埃を、全部落として・・・畳を上げて・・・壁から、窓から、トイレまで・・・全員(ご父兄の方々まで手伝ってくれて)で1時間半、バチバチに掃除をした
みんな、OB・OGの先輩たちに組んでもらって、メチャメチャ楽しそうに練習をしとった
一部、ご父兄の方々も、練習に参加してくれて、大賑わいの練習やった
俺も・・・OB&OG全員と乱取りをした
正也・・・EIMI・・・オッサン・・・夏光・・・沙季・・・REN・・・(悪ケンは、遅れてきよって、逃げよった(^^))
もちろん・・・全員、ケチョンケチョンにいわしといたったよ(ホンマは、引きずり回されて、ケチョンケチョンにいわされたねんけどな(ーー;)(ーー;)(ーー;))
ちなみに・・・沙季・滉太パパは、俺よりもケチョンケチョンにいわされとったけどな(やっぱり、歳には勝てんよなぁ~(笑)(笑)(笑))
ほんで・・・
『北岡道場杯』の時は、大方80名近い人数やったから、少なく感じたけど・・・それでも、50名ほど集まったんかなぁ~?
数年前に東京に引っ越してもうた「角田TWINS(聖翔&拓満)」も、仙台に帰省しとって来てくれた
小学校卒業と同時に、柔道の名門校に進学した、SATOMI(青森)とTERUMI(埼玉)も、それぞれ学校の解散で帰省しとって、顔を出してくれた
せやけど・・・ 楽しい時間は、ホンマ「あっ」ちゅう間に過ぎて行ってまうなぁ~
俺にとって・・・誇らしい「息子」と「娘」(OB&OG)達は、つかの間の休息の時間を割いて、ここに集まってきてくれた
みんな、胸を張って・・・ええ顔しとった
年が明けたら・・・また、みんなそれぞれが、新たな目標に向かて「辛抱と努力」をすることやろう
REN(高3)とEIMI(高3)は・・・春からは、大学生になる
悪ケン(高3)も・・・進学はせえへんらしいけど、年明けから就職活動をするらしい
沙季(高2)、夏光(高1)、正也(高1)、オッサン(高1)も・・・ほんで、用があって来られへんかった、龍生(調理師専門学校1年)、虎之介(高2)、千葉ケン(高2)も・・・自分の進むべき『道』を、もがき苦しみながら、突き進んでいくことやろう
睦(22歳)も・・・下の者に負けぬよう、日々精進するやろうし・・・
貴也(22歳)は・・・2人目の子供が生まれるから、なおのこと精進することやろう
皆それぞれが・・・それぞれの場所で・・・精一杯、頑張ってくれることを心から願ってる
物事の結果云々よりも・・・日々のプロセスが大事!
俺は、そない思う!
俺らみたいな、おっさんになったら・・・結果は、それなりに大事になってくるけど・・・
成長過程のお前らは・・・『一生懸命』に、『辛抱』と『努力』をしとったら、誰かがその光を見つけてくれることもあるやろうし・・・また、自分自身の人生の大きな『糧』にもなる
せやからこそや!!
■競争社会に立ち向かうたくましさ
■世の中が思うようにならないことの自覚
■心(気持ち)の強さ
■感情(怒り)の抑制
■他人に対する思いやり
■「辛抱と努力」をすること
■不平不満を云わぬこと
■与えられた環境の中で最大限の努力をすること
努力したことがすべて報われるとは限れへん
せやけど・・・
「成功」した者は、皆すべからく努力しとる!
道場訓を忘れることなく、日々精進せえ!!
また、胸張って、帰ってこい!!
俺の命がある限り・・・俺は、ここ(道場)におるから・・・
ほんで、お前らの兄弟・姉妹も、ここ(道場)で、お前らと同じように頑張ってるから・・・
キャプテン:TAKE!
副キャプテン:SO!
キャプテン・副キャプテン補佐(影の首領):KOKOちゃん!
しっかり、引っ張っていってくれよ!
道場生! 卒業生! ほんで、ご父兄の方々!
元気出していこう!
READY! GO!!
12月23日(祝)・・・毎年恒例の『北岡道場杯』(通称:空気を読む大会)を開催した
今年は、第10回記念大会???
・・・かと言うて、別に何かする訳でもなく・・・毎年のように、ご父兄の方々も柔道衣を着ていただき、自身のお子さんや、他の道場生と組んでいただき、昨年からどれだけ進化してるんか?また、道場生がどれくらいのレベルなんか?を、身を以て体験してもらう・・・単なるお祭り行事やねんけどな(^_^;)
せやけど・・・今年は、道場生の人数が増えたこともあるけど・・・生徒、ご父兄、OB含め・・・総勢76名が集まってくれた
柔道衣を着てくれた方でも、60名くらいにはなったんとちゃうんかな?(道場生含め)
みなさん、「「柔道」を楽しんでる」っ感じが、ものごっつい印象的やったなぁ~
約1時間ほど、みんなで「柔道」を楽しんだ後・・・
待ちに待った・・・この日限りの1DAYトーナメントの開幕や(^o^)
ベスト8が出そろうまでは、中学生、OB,コーチは空気を読みながら、試合が進んでいくねんけど・・・ベスト8が出そろった準々決勝からは・・・そらぁ「ガチ」でなぁ~
今年のベスト8は・・・・・
恭太(6年:全国小学生学年別柔道大会、宮城県予選準優勝:東北強化選手)
ヤマト(5年:宮城県学年別チャンピオン大会、準優勝)
タケル(5年:全国小学生学年別柔道大会および、日整全国少年柔道大会 共に宮城県代表:東北強化選手)
健之介(6年:河北新報杯、準優勝メンバー)
純聖(6年:まだ勝ち星は少ないけど、よう頑張ってる子)
KOKORO(5年:全国小学生学年別柔道大会、宮城県予選3位)
SO(宮城県学年別チャンピオン大会3位)
清春(6年:河北新報杯、準優勝メンバー)
・・・・・と、お祭り大会には相応しくない?(^_^;)奴らでの、ガチンコ対決になった(^_^;)(^_^;)
結果は・・・清春が、決勝戦で恭太から払い腰で「技あり」を奪って、優勝して(遼の親父(あっちゃん)から差入れいただいた)米10㎏をゲットした(ーー;)
準優勝・・・恭太
第3位・・・タケル
第3位・・・KOKORO
・・・・・・・・・・やった
しかし・・・新しく入会してくれた、一太、寛司、ほんで、小僧さんの親父さん達が口を揃えて・・・「この子達、普段と全然違うじゃないですかっ!?」「いち道場のお祭り大会なのに、負けて本気で泣いてる子もいるし・・・」て、初めて彼らの「試合の顔」を見て、驚いてくれてた
それもそのはず・・・みんな本気で『北岡道場杯』の金メダルを目指してるもんやから、途中で負けた連中は、みんな本気で泣いてるし・・・まして決勝戦は、技ありを取られた恭太はキレてガツガツいくし、ガツガツこられた清春は喧嘩さながらで真っ向から迎え撃つし・・・ものごっつい、気迫あふれる試合やったからなぁ
そのあとは・・・今年の『賞』の発表
この一年、キャプテンとして、ものごっつい仲間たちを引っ張ってくれた
本人も、ものごっつい人間的にも、成長しよった
誰もが認める、最高のキャプテンやった
2年半前・・・はじめて道場に来たときは、ホンマに「屁」みたいな男やったのに、今年の全国小学生学年別柔道大会宮城県予選、何人もの強豪選手を破って、決勝の舞台にまで躍り出よった
ほんで、「屁」みたいな男が・・・いつの間にか、北岡道場のみんなが頼るポイントゲッター、みんなに好かれるキャプテンへと変貌を遂げよった
文句なしの最優秀賞や
みんなの前で発表した時は、冗談半分で、「優秀でも何でもないけど・・・」とか「試合も負けたし、いっこも頑張れへんし・・・」とか言うたけど・・・
実際は・・・彼の頑張りに、俺が一番、感動させられてるねん
小学校1年生から「北岡道場」に来てる滉太は・・・余程のことがない限り休むことはせえへん
道場の練習日の度、俺は30分前に道場に行くようにしてるねんけど・・・道場についた時には、必ず、道場の前で滉太が待ってる
夏の暑い日も・・・雪が積もってる日も・・・雨がメッチャ降ってる日も・・・
今は引退して、練習もええ加減で、下の子の面倒を見に来てくれてるようなもんやけど・・・実は、素晴らしい戦績を持ってる男や
9年間、ホンマによう頑張ってた
俺の中では・・・ものごっつい価値のある、優秀賞やで
全国小学生学年別柔道大会(5年生、45kg超級)に、45.1kgほどの最軽量であろう体重で出場して、宮城県代表として立派に戦ってきた
日整全国少年柔道大会でも、宮城県選抜チームの中堅としても、デカい相手にも臆することなく立派に戦ってきた
ほんで、何より・・・チームのみんなが負けてしまった時、誰よりも先にその子のそばに駆け寄って、「よく頑張ったね」とか、サポートしてくれるのは、タケルやった(だから、当然、新キャプテンはタケルを選考したんやけどな)
普段は優しくて他人に気配りができる・・・でも、いざ勝負の時は、素晴らしい戦う眼をもった、不思議な男や
敢闘賞・・・おめでとう!
俺(道場長)の息子ゆえ、他の道場生を差し置いて、彼だけを掻い摘んで指導するわけにはいかへんから、ホンマに放ったらかしにしてもうてるけど・・・いざ、練習が始まったら、誰に指図される訳でもないけど、完全にON状態で、ものごっつい努力をする子や
大会では、毎回「優勝する!」って意気込んでいくねんけど・・・いっつも、タケルかヤマトに苦汁を舐めさせられてる(ーー;)
せやけど・・・自分が強くなるためには、まったく努力を惜しまへん子や
北岡家家訓&道場訓・・・「辛抱と努力をすること」
RENに追い付こうとするより、追い越せ!!
努力賞・・・おめでとう!
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」
ちっこい体から、あふれ出る闘争心
せやけど・・・それだけやなく、教えたことをしっかりと反復練習して自分のものにする努力家
俺は、明美(妻)といつも話す
「今は、SO(小5)に遊ばれてるけど・・・このまま柔道を続けてくれて、SOが高3で、承之介が高2になったら、そらぁ軽量級で、おもろいガチンコ勝負が見られるで(^O^)」って
承之介! SOに負けるなっ!
努力賞・・・おめでとう!
こいつは、メチャメチャ不器用(ーー;)
不器用やけど・・・いや、不器用やからこそ、メッチャ一生懸命やねん
なかなか、思い通りにいかへん事の方が多いけど・・・そんな中でも、「柔道」を通じて、自分自身に誇れるものを探してほしいと願う
入会した時、「ちゅるがやちぼうえん(鶴ヶ谷希望園(保育園))のさとうけいたです」って言うとった、あの幼稚園児が、こんな素晴らしい少年になりよった
お前のガッツは、俺はいつも見てるよ、啓太!
努力賞・・・おめでとう!
それと・・・みんなに、誕生日プレゼントをもらった、お返しを・・・書いて、贈らせてもうた
今年は、キャプテン、副キャプテンの親御さん(橋本さん、小野崎さん)が、カレー屋さんにきていただくスタンバイをしてくれて、メチャメチャ大盛り上がりの納会ができた
そんなこんなで・・・普通やったら、大騒動の一日は終わりを向か・・え・・・る・・・・・ねんけど・・・・・
JOEとJOEの親父さんの送別会を・・・場所を移して、晩8:00まで、さらに続いたねん(^_^;)(^_^;)
せやけど・・・年末の『北岡道場杯』が終わったら、一年が終わった感じがして、ホッとするなぁ~
でも、ホンマ・・・メチャメチャ、楽しい一年やったわ
昨年の年末も、「最高の一年やったなぁ~」って思ったけど・・・今年は、さらにレベルアップして、昨年より「最高の一年」やったわ
「昨年は良かったのになぁ~」なんて言うのは嫌やし・・・やっぱり、「『今、この瞬間』が最高!」って言えるのって、俺は恵まれてるよな
ホンマ、周りのすべてに方々に感謝せな、バチが当たるわ(^_^;)
2015年は・・・2月に、紳太郎(小4)が入会してくれたのを皮切りに、小僧さん(年長)、一太(年長)、GEN(小6)、KAI(年中)、寛司(小1)、優音(小1)と、7名の息子が増えた
3月には・・・正也と夏光とオッサンが、卒業して寂しくもあったけど・・・今いる子達や、こんなに新しい息子たちが増えたのに、俺自身、立ち止まってる訳にはいかへん
2016年・・・どんな年になるんか?それは神様にしか分かれへんけど・・・それでも、自分の周りに起こるすべての物事を『必然』と受け止めて、また、それが素晴らしい『必然』であったと思えるように、一歩ずつ一歩ずつ、踏みしめて歩いていきたいと思う
最後になりましたが・・・
試合会場で、いつもお声を掛けてくださいます、木村柔道館の木村先生はじめ、共にに切磋琢磨してくださいました、各道場の先生方および、選手の皆さん
EIMIを預かっていただいております、東北高校女子柔道部監督、佐藤明代先生および、コーチの相澤実希先生
沙季、夏光を預かっていただいております、柴田高校柔道部監督、狩野先生
RENを預かっていただいております、和歌山北高校柔道部監督、玉山先生
わざわざ道場まで足を運んでくださいました、仙台育英高校柔道部監督、箱島先生および、コーチの大内先生
合同練習にお邪魔させていただきました・・・
凌門塾(名取共栄塾)の佐々木先生
仙台大学柔道部監督、南條先生ご夫妻、また学生コーチの皆さま
合宿の際、茨城の合同練習でお世話になりました、芯成塾の松本先生、中郷柔道スポーツ少年団の清水先生、またたくさんの先生方、生徒さん
出稽古に来てくださいました・・・
泉柔道スポーツ少年団の尾坪くん(お父様)
若柳柔道スポーツ少年団の佐々木先生および、生徒の皆さん
お世話になりましたこと、心よりお礼申し上げます!
ありがとうございました!!
ほんで・・・
時間を見つけては、練習に顔を出してくれた・・・OB・OGの龍生、REN、悪ケン、EIMI、沙季、虎ちゃん、千葉ケン、正也、夏光、(おっさん!家近いのに、たまには来いよっ!(笑)(笑)(笑))
ありがとうやで!
そして、最後になりましたが・・・
キャプテン、副キャプテンの親御さんとして、1年を通して、子供達をバックアップしていただき、いろんな事のお手伝いをいただきました、橋本ご夫妻、小野崎ご夫妻はじめ、北岡道場のご父兄の皆さま
いつもいつも、子供たちのバックアップをしてくれた、晃コーチ、悠葉コーチ
ありがとうございました!
キャプテン:恭太、副キャプテン:ヤマトを筆頭に、たくさんの興奮と感動をくれた、北岡道場の生徒諸君!!
この1年間、楽しかったなぁ~!
ホンマ、ありがとうやで!
キャプテン:タケルを筆頭に、副キャプテン:SO&KOKOROの・・・新体制!
タケル! SO! KOKOちゃん! ほんで、北岡道場生諸君!
新しい年も、「楽しく」柔道に取り組んで、何か自分に誇れるものを見つけようやないかっ!?
元気出していこう!
READY! GO!!
以前・・・この場で2011年を境に、ウチの生徒の離脱率は『0(ゼロ)』や」って書いたと思う
それ以前の『北岡道場』は・・・たくさんの生徒がいたけど、それと同時に、辞めていく生徒も幾人もおった・・・そんな道場やった
「卒業生が帰ってこれる場所」・・・俺自身、そういうコンセプトで、道場を立ち上げたんはホンマやけど・・・・・
いつの間にか、「勝つ」ことに酔ってたんか?、「勝たせる」ことが、監督としての自分自身での評価やったんか?・・・今となってはいろんなことがありすぎて・・・・・
なんで、そんな道場に導いてしまったんか?・・・なんで、そんな道場に進ませてしもうたんか?は、分かれへん
せやけど・・・俺自身、反省すべき点が山ほどあるのは事実や
昨日、ある方から・・・離脱率『0』になる前に、北岡道場を辞めていった(いや、俺が辞めさせてもうたんやろな(-_-;))、ある兄弟の近況を聞いた(たまたま、ある場所で会ったみたいで、近況報告も兼ねて、そのお父さんとお話ししたねんて)
北岡道場を辞めた後・・・兄弟揃って、他の道場に移籍して「柔道」は続けとったようやけど、弟の方は、頑張りすぎて身体を壊してしもうて、「柔道」を辞めざるを得えへんくなってもうたらしい
でも今は、回復して・・・違う競技を頑張ってるって話を聞いて、なんか安心したし、嬉しくもなった(^o^)
お兄ちゃんの方も、「柔道」を離れたって聞いて、ちょっと切なくなったけど・・・せやけど、元気やって事を聞いて安心した
その兄弟は・・・弟は、県大会でも上位入賞するような子やってんけど・・・お兄ちゃんは、弟より、ちょっと運動能力が劣っとって、また、道場の仲間の中にも、ちょっと馴染まれへん雰囲気の子やった
俺は、そのお兄ちゃんのことが、ごっつい気になりながらも・・・今現在の「北岡道場」とは、まったく違った方向に進んどった、当時の道場の流れを止めることができへんかった
俺自身、責任逃れする訳やないけど・・・きっと、もう俺一人の力やったら、その流れを止めることができへんくらいまで、一部の親御さんたちに勢いがついとった
「卒業生が帰ってこれる場所」っていうコンセプトで立ち上げた道場が、いつしか独り歩きして・・・俺自身、自分の道場やのにもかかわらず、道場に行きたくないと思うくらい、道場内で中立な立場を保つのが、精神的にものごっついしんどかった
(出来る子、出来へん子で分けたら、ものごっつい失礼なんは承知で書くけど)出来へん子達は、その状況に耐えられず、否応なく道場を辞めていってしまう
また、「それでも、頑張ろう」と残った子も、道場の練習の日になったら、お腹が痛くなる、頭が痛くなる(これは、仮病でもなんでもなくて、ホンマに神経性の疼痛やったねんけど、それくらい子供たちは、精神的に追い込まれてた)
・・・・・そんな、よろしくない構図が出来上がっとった
ちなみに・・・晃コーチ、悠葉コーチはじめ、REN、EIMI、沙季ちゃん、虎ちゃん、夏っちゃん、正也、おっさん(OB達および、その親御さん)なんかは・・・今でも、口を揃えて「あの時期は、まったく楽しくなかった(ーー;)」って言うくらいやから・・・俺は「何をしとったんやろう?」って、ホンマ後悔すること、反省することばっかりやよ
俺自身も、当時・・・スクールウォーズの「滝沢先生」、また、ROOKIESの「川藤先生」に、なろうとしとったんやろなぁ~?
「やればできる!」「悔しくないんか!?」「勇気がない者は帰れ!」「俺はお前らを信じる」etc・・・
今でも、道場の子供らには、「同じ言葉」を吐き出すけど・・・当時は、目先の試合に向けての言葉やったに過ぎへんかった
でも今は、成長過程の子供達に、「将来、少しでも役に立てることがあればいい」「「北岡に出会ったことで、何かが変わった」って思ってくれたら最高や!」という思いで伝える、魂を込めた、大切な言葉として伝えるから・・・・・同じ言葉であっても、「想い」が違ったら、伝わり方も大きく変わってきよるわな
それくらいの時期やったなぁ~
そのことに気付いた俺が・・・指導方針を、180度方向転換したんは
言わば・・・落ちこぼれを引き上げる「滝沢先生」や「川藤先生」から・・・クラス全員の子に対して、それぞれの目線に合わせて、彼らの歩幅に合わせて、一歩ずつ一歩ずつ、その子のペースで歩く「金八先生」になったって感じかな?
(※ちなみに、恥ずかしい話やけど・・・俺の教育者としての教科書は、「スクールウォーズ」「金八先生」「ROOKIES」やから・・・(^_^;)(^_^;)(^_^;)))
「180度方向転換した、あの時期があったからこそ・・・今の『北岡道場』がある!!」
俺は、そう思ってるねんけど・・・・・
そやけど・・・それまで、ガチガチに「滝沢先生」「川藤先生」でやってきたことを称賛してくれとったご父兄の方々は、いきなり「金八先生」になられても・・・そらぁ困るわな(ーー;)
ご父兄の中には、それを、おもしろくなく思ってらっしゃる方がいることも、ひしひしと伝わる中・・・それでも俺は、「金八先生」を貫いた時期やったよ
当然・・・指導方針をシフトした以上、我が子(悠葉(コーチ)、REN、SO)にも、必要以上の柔道のテクニックを指導することを、一切せえへんようにした
俺は、その時・・・既に、考え方をこないシフトしとったねん
「出来る子は、黙っとっても(ぶっちゃけたとこ、指導者が北岡やなくても)、それなりのペースで、こなしていきよんねん!
放っといても努力もするし、結果も自ずと出しよる!
そんな子らは、時々、脱線しそうになった時にだけ、ビシッと方向性を定めてやったら、安定して走り続けよる
せやけど、俺ら教育者(指導者)は・・・出来へん子に「目標」を持たせてやって、それをクリアしていく喜びを、(たとえ、それが出来レースであったとしても)与えてやって、物事を途中で投げ出すことをさせんと、「続けてたら、何かが変わる!」ってことを、身を以て感じてもらえるもんを提供してやってナンボちゃうんか!?」・・・・・って
今、振り返ったら・・・こんな感じで、俺自身の考え方を発信するホームページもなかったし・・・俺自身、若かったっていうのもあったんやろうけど、「嫌やったら、辞めたらええやんっ!」みたいな、割り切った思いも、どっかにあったんかも知れへん
もっと、ご父兄の方々一人一人と「膝を突き合わせて(実は、この姿勢は、ある方に教えてもらった大切なことやねん」)、自分自身の考え方を伝えることができとったら、子供らは辞めずに済んだんとちゃうんか!?・・・そない思って、後悔するばかりやねんよな
話を元に戻すけど・・・その、180度方向転換した指導方針、俺の考え方は、その兄弟の親御さんには、上手く伝われへんかったんやろなぁ~
実際、「以前の北岡先生は、「ROOKIESの川藤先生」ってイメージがあったんですけど・・・最近は、何か違いますよね?」って、その親御さんに言われたことがあったのも事実やし・・・
おまけに・・・「今の勝ち負けじゃなくて、数年後を見てほしい! ほんで、もっと先、社会に出た時に通用する子になってもらいたい!」っていう俺の言葉も・・・今みたいに、素晴らしいOB達がいてくれた訳やないし、きっちり伝えるだけの材料がまったくあれへん・・・ただ「机上の空論」に、過ぎへんかったんやろなぁ~
結果的に・・・俺と親御さんの意思の疎通ができんと・・・大切なことを伝えていってやるべき教育者の俺自身が、彼ら(その兄弟)から「柔道」と「仲間」を奪ってまう片棒を担ぐ形になってもうた
「たら」「れば」は言うてもしゃあないけど・・・
それでも、あのまま続けてもらってたら・・・『今』の「北岡道場」で、柔道をしとったら・・・何かちょっとくらいは、彼らに伝えてやれるもんもあったんとちゃうんかな!?そない思ったら・・・ものごっつい反省すべき点が、ぎょうさんあるよな
せやから、それを踏まえて・・・今は、このホームページを通じて、「俺の考え方」をきちんと発信するようにしてる
それが功を奏したんか?・・・道場に入会したくて訪ねてきてくれる親御さんとのニーズの「ズレ」は、限りなく少ないと感じてる
ほんで、道場の練習内容、道場生たちの「笑顔」を見てくれたら、一目瞭然・・・嘘偽りは、まったくあれへんから、大抵の方はそのまま入会してくださる
また、俺自身も、はっきりと言うねん・・・「私は、勝たせる「柔道」を指導するつもりは、まったくありません! 強いて言えば、「柔道」以外のことを、「柔道」を通じて学んでいただきたいと考えてます!」って
在籍してくれてる、道場内の親御さんたちに対しても、その考え方は、徹底して伝えてるから・・・今さら、「試合に勝ちたいから、こうして欲しい」「もっと、勝たせるように教えて欲しい」っていう要望は、ご父兄の皆さんからは一切あれへん
俺自身も・・・彼ら全員に対し、「柔道が好きでいてもらい」「楽しみながら底上げができるようにしたい」・・・したがって、「道場内で歪を生じさせることを限りなく少ないしていける「金八先生」でいたい」と思ってるんやから・・・
(その上で、「滝沢先生」と「川藤先生」が乗っかってくれたら、俺自身、なおベストやなぁ~(^O^))
言い訳がましくなるけど・・・指導者は、ものごっついジレンマを、ずっと抱えてるもんや
多分、どこの指導者も、何の指導者でも、多かれ少なかれ、ジレンマを抱えてると思う
「出来る子」達に照準を合わせて、徹底的に指導したら・・・・・勝てる
せやけど・・・「出来へん子」達は、どないなる?
逆に・・・「出来へん子」達に照準を合わせて、練習を進めたら・・・「出来る子」達は、まったくもって面白くない
「そのジレンマを、如何にすり潰して・・・道場全体の底上げを図るのか??? 子供達に、楽しみながら、それぞれの「目標」を持ってもらうのか???」・・・それは、ものごっつい難しいことやねんよな
事実、それを実行してから・・・今に至るまで、数年の時間を要してるんやから・・・
おまけに、俺は・・・今の今までやってきたこと、全てをひっくり返して、新たな場所に足を踏み入れたもんやから・・・ものごっつい勇気がいる決断やった
ホンマ・・・一朝一夕には、いかへんことやったよ
それでも・・・・・
未知なる領域に、足を踏み入れて良かった
言いたいことも吐き出さんと、ずっと自分の「信念」を貫いてきて良かった
もちろん・・・まだ、答えが出たわけやあれへんけど・・・
当時、10名程度になってもうた道場生も・・・今は、30名の大所帯になった
また新たに、小学1年生の「寛司」と「優音」も、仲間に加わった
ほんで、何より・・・誇らしい「卒業生」たちが、それぞれの場所で、活躍してくれてる
ホンマに、ホンマに、嬉しい限りや
きっと、あの当時は・・・俺自身の「考え方」「コンセプト」が、きっちり固まってなかったんやろなぁ~
要するに、「信念」がなかったんやろな(^_^;)
だから、その教訓を生かして・・・同じ過ちを繰り返すわけにはいかへんねん!
そんなことしたら・・・辞めていってしもうた子達に、申し訳ないやん!?
おまけに・・・そんな道場に逆戻りしたら、OBたちに、しこたま怒られてまうがな(^_^;)(^_^;)
「後悔、先に立たず」
反省すべき点は、きっちり反省して・・・俺が今できることは、道場に在籍してる子達に、全力でぶつかってやること!
それしかないわな
いい意味で、『北岡道場』が独り歩きしてる今、俺自身の「うぬぼれ」も、大いにあるかも知れんけど・・・あいつらにとって、そんな「教育者の端くれ」でいたい・・・ほんで、そんな「親父」でいたい・・・そう、思ってるよ
さぁ、明日(23日)は・・・毎年恒例の「北岡道場杯&納会」
生徒、ご父兄、OB数名含めて・・・約70名ほどが集まるらしい
2015年の「締め」やからね
恭太! YAMATO!
キャプテン、副キャプテン・・・最後やで!
元気出していこう!
READY! GO!!
遅くなったけど・・・この前、OBの「虎之介」と「千葉ケン」と「正也」が、練習に顔を出してくれた
あいつらみんな、普通に「ちぃ~~すっ!」ってみたいな感じで来てくれるから・・・まったく違和感を感じることなく、またOBやからって特別扱いするわけもなく・・・至って普通(^o^)
かえって、あいつらが目に映る方が、しっくりくる感じがするよ
ほんで、また・・・あいつらOBが帰ってきたら・・・「滉太」が、メチャメチャ嬉しそうにしよんねん
小学校1年生の時から道場に通い始めた「滉太」も、いつの間にか中学3年生、道場に在籍できる最高学年になってもうたわ
「滉太」は・・・普段、道場では、自分より年下の連中ばっかりやし・・・まして最近は、KAI(年中さん)の面倒とかもメッチャ見るし・・・イジることはあっても、イジられることはあれへんもんなぁ~
だから、余計なんやろなぁ~・・・OBみんなにイジられて、ものごっつい嬉しそうに見えるんは・・・・・
「虎之介」は、ものごっついシャイでなぁ~・・・入会したての頃(小学4年生にもかかわらず)、お母さんに送ってきてもらった車の中で泣きべそかいて、俺が抱っこして道場の中に連れてきたくらいやねんから(^_^;)・・・メチャメチャ、ショボくれた子やった
「千葉ケン」は、中学校になってから部活で柔道を始めたねんけど・・・部活自体が力を入れてやってた訳やなかったから、ウチの道場に体験に来た時に、小学生がこなしてるメニューにハァハァ言うて、「また来いよ(^o^)」の問いかけに、ちっちゃく首を横に振っとったのが、メチャメチャ印象的やったわ
「正也」は、ホンマどうしょうもなかった子でなぁ~・・・言うこと聞けへんし、道場内合宿しても夜寝えへんし、日本武道館で迷子になって晃コーチと悠葉コーチ(当時はコーチではなく(^^)、中2)で探しまくったり・・・お母さんが「発達障害があるかも?」って心配されるくらい、どうしょうもなかった子やった
せやけど、俺は・・・そんな、どうしょうもないあいつらが、かわいくて仕方なかった
泣いて、笑って、怒って・・・そうやって、あいつらと過ごす毎日毎日が、メチャメチャおもろかった
だって、日に日に、目に見えて成長していきよんねんで?・・・・・最高やん!?
柔道も然りやけど・・・それ以上に、気持ちの面、人間的な面、ほんで、アカン奴らなりの頑張る姿勢
それを、学校の先生とかと違って、何年も見させてもらえるねんから・・・
ホンマ・・・興奮と感動を、あいつらから、この上なくもらったよ
あいつらみんな、卒業していく時には、ええ顔して出ていきよる
「中学校3年生にもなったら、当たり前!」・・・そない思うかも知れへんけど・・・ちゃうねんなぁ~、これが(^o^)
あいつらはみんな・・・心の中に、「掛け替えのないもの」を持って、ここ(北岡道場)を卒業していきよんねん
ちょっと大げさに言うたら・・・それは、あいつらと俺にしか分からんかな?
だから、あいつらは・・・「ちぃ~~っす!」って、ここに戻ってきてくれんねんやろなぁ~って思うわ(せやけど・・・「ちぃ~~っす!」って・・・(ーー;))
みんな、みんな・・・大切な大切な、俺の「誇り」や
そんな、誇らしい・・・俺の「子供たち」が、12月30日に、道場に帰ってきてくれる(OB・OG会)
仕事の都合とかもあって、来られへん奴もおるようやけど・・・それでも、10人くらいは帰ってくるみたいやわ
どんな顔をして、帰ってくるんか?
ほんで・・・みんなが集まった時、あいつらが道場に在籍してた頃の光景が、俺の目にフラッシュバックするんやろなぁ~
俺は・・・メチャメチャ、幸せもんやわ(^o^)
OB・OG諸君!
12月30日・・・待ってるでぇ~!
最高の2015年の締めくくりにしようやないかっ!?
気出していこう!
READY! GO!!
おもしろかったのを、いくつか紹介する(^^)(^^)(^^)
個人的なメッセージやけど、みんな許してな!(>_<)
「こぞう」よりって・・・(^_^;) 壮真・・・なんで、「小僧さん」って呼ばれてるんか?知ってるんかな???
承ちゃん・・・「これからも、くじ引き、ガンガン買ってください・・・ガンガン引きます」って(^_^;)
RITO・・・昨年は、誕生日メッセージに、ラーメン屋の紹介(ーー;) 今年は、寿司屋の紹介(^_^;) 「プレゼントは『バブ』です・・・またコロナにいっしょにいきましょう」って・・・友達かっ!?(^_^;)
『バブ』・・・・・って(ーー;)
健之介も・・・「俺、中学卒業しても柔道続けるから、道場辞めないでね~」って、嬉しいこと書いてくれてるけど・・・友達かっ!?(>_<)
恭佑・・・こいつは深い! 「深イイ~~ 深イイ~~」、全員一致の深イイ話や(^O^)
晃コーチも「深イイ~~」 全員一致の深イイ話や(^O^)(晃先生、公表してゴメン(>_<))
恭太! 最高っ!!(これ、トイレスピーカー) 昨年の「着せ替え人形セット」に続く、第2弾!! ナメてんのかぁ~~~!?(ーー;)
瑠佳・・・「コラーゲンあげます! お肌のつやが大事ですよ!!」って(ーー;)
先日、たまたまやったねんけど・・・悠葉コーチが、母校東北高校に伺った時にもらってきた
監督 佐藤明代先生から・・・「このシャンプー使ったら、髪の毛、フサフサになるよ」って・・・(>_<) なんでやねんっ!?