河北杯での北岡道場他の活躍が動画になっておりました。
ぜひご覧下さい。
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11月2日(日)~3日(月)に、福島県いわき市に、恒例の『遠征強化合宿』???に行く予定
初日は、福島県や茨城県の強豪道場と合同練習をしてもらうねんけど・・・
昨年は、生徒全員出席の上、ご父兄の方々合わせて、総勢44名での大移動やったねんけど・・・
今年は・・・総勢47名の出席予定
昨年、合宿から帰ってきて、ウチの次男坊に「合宿で印象に残ったベスト3は?」って聞いてみた
「プールで遊んだこと」・・・「バスの中が楽しかった」・・・「夜、まくら投げしたこと」
・・・・・・・・・・「柔道は!?!?」
・・・・・ってな感じで、生徒たちは皆・・・合宿=「楽しいもの」と感じてくれてるようやな(笑)
それでええねん!
自分自身のことを振り返ったら、一目瞭然やん
大人になった今・・・「あの試合で、◆◆君に勝った」とか、「あの合宿で、△△さんに背負い投げが利いた」とか・・・そんなことよりも、心に残ってることって、そんなことの方が多いやん?
『感動』(心が感じて動かされること)したこと・・・の方が、心に刻まれてるもんやん?
だから俺は、「柔道」も大事やねんけど・・・子供達には、そうゆうことをたくさん経験させてやりたいねん(^o^)
さてさて、ご父兄の方々の「夜の部」も、今年も盛り上がりたいもんですねぇ~(笑)
9月7日(日)、女川町総合体育館で上記の大会が開催された
4月の「全国日整柔道大会 宮城県予選」以来の団体戦
団体戦は個人戦とは違って、チーム力、道場力をフルに高めなければならず、難しい反面、個人戦より面白い
小学校低学年(1~2年生の部)、小学校中学年(3~4年生の部)は・・・3人戦
小学校高学年(5~6年生の部)、中学生の部は・・・5人戦
・・・・・の大会
残念ながら、中学生は3年生が抜けてから、人数が揃わへんくて出られへんかったけど・・・そのほかのカテゴリーには、それぞれ1~2チーム(Aチーム、Bチームとして)ずつ、出場することができた
小学校高学年Aチーム・・・優勝
小学校高学年Bチーム・・・2回戦敗退
小学校中学年Aチーム・・・優勝
小学校中学年Bチーム・・・3回戦敗退
小学校低学年・・・2回戦敗退
勝ったから「すごい」んと違う!
負けたから「アカン」のんと違う!
同じ空間の中で・・・同じ志をもって、同じ練習をして、同じ悔しさをもって、同じ楽しさをもって・・・
仲間のことを思いやり、先生やコーチ、そして親に対して感謝の気持ちを持ち・・・
与えられた環境の中で最大限の努力をした者は・・・みんな「勝者」や!・・・って
勝った者が褒められて、負けた者が叱られるっちゅうスタンスは・・・北岡道場には、1%もあれへん
そもそも、監督の俺自身が、「勝ち負けなんかは、まったくもってどうでもええ!」って思ってるねんから
試合は・・・学芸会といっしょ
一生懸命練習してきても、頭が真っ白になって、セリフを忘れまうこともあるし・・・練習してきた以上のことが、アドリブでできたりすることもある
緊張のあまり、自分の力を十分に、よう発揮せえへん子もおるし・・・勢いのままに突進していって、「あれっ?」って感じで勝ってしまって、自信をつけてしまう子もおる
いずれにしても・・・彼らが社会に出て行った時に、何かしらの場面で、限りなく緊張することなく、限りなく自分の力を十分発揮することができる人になるように、いろんな形で伝えてやることが、俺ら「教育者」の役目やと思ってる
全員が全員、「世界チャンピオンになりたいです!」って、道場に入門してきた訳やないねんから・・・柔道を通じて、いろんな経験をしてほしいやん
まぁ・・・・・
「大事な場面で、負けたら監督に叱られるかも知れん」なんて考えは・・・
試合前にもかかわらず、この光景を見る限り・・・これっぽっちもなさそうですなぁ~(ーー;)
応援に来てくれた、OBの沙季先輩と夏っちゃんまで、これですから・・・
道場生諸君!
人は・・・物心がついてから、めっちゃたくさんの辛いこと、悔しいこと、やり切れへんことを経験する
当然、俺自身もそうやった
飼ってた犬が死んでしまったこと
学校で、つまらないことで仲間外れにされたこと
喧嘩に負けたこと
大切な人が、いなくなったこと
そして、もちろん・・・柔道の試合の、大切な場面で負けてしまったこと
・・・・・数え切られへんくらいの寂しい、悔しい、やり切れへん経験をした
ほんで、子供が大きくなるにつれて、それを実感した
寂しくて・・・悔しくて・・・やり切れへん時
俺には、俺を抱きしめてくれる人はおれへんかった
・・・って言うより、親とか兄弟、仲間はそばにおったけど・・・抱きしめてもらったことなんかあれへんかった
親父やお母ちゃんも、きっと照れくささとか、恥ずかしさとかがあったんやと思うけど・・・
せやねん・・・大半の人がそうやと思うねんけど、物心ついてから、誰かに(親にさえ)抱きしめてもらうことなんか、だんだんなくなってきよんねん
女性は・・・付き合った男性とか、結婚した旦那さんとかに、抱きしめてもらうことはあるやろうけど・・・それは、ひとつの愛情の表現であったり、抑えきられへん男性側の「好き」って言う気持ちやったりやと・・・俺は思うねん
だからこそ俺は、子供が生まれた時に・・・何のためらい、何の恥かしさ、何の照れくささもなしに、我が子を「抱きしめてやる!」「本気で泣いて、本気で笑って、本気で怒ったる!」って決めたねん
ウチの長女は大学生、長男は高校2年生・・・それでも、「お前らは、決して独りやないよ」って感じてもらいたい時には、照れくささなんか微塵もなく、彼らを思いっきり抱きしめてるし・・・恥ずかしさなんかこれっぽっちもなく、感情のままに泣いたり笑ったり怒ったりしてる
俺自身は、もうオッサンやから・・・そんなことをしてくれる人は、もう唯一AKEMIしかおれへんけど・・・(ーー;)
寂しい時、悔しい時、やりきられへん時・・・誰かがそばにいて、抱きしめてもらえると、何とも言われへん「安堵感」ってあるもんなんやよなぁ
なんでか分からんけど・・・「また頑張るぞ!」って気持ちに、素直になれるんよな
日常生活では、俺はそばにおれへんけど・・・柔道の時だけは、道場生は俺の子供やから・・・
だから・・・練習中、頑張ったけど上手くいかへんくて落ちてる時・・・昨日と比べて、明らかに成長を感じた時・・・試合に負けて悔しがってる時・・・・・「独りじゃないんやで」「お前が頑張ってることは、ちゃんと知ってるで」「お前だけが悔しいんやないんやで」って、メッチャ大きな想いを込めて、思いっきり抱きしめてやるねん
どうか、このブログを見てくださってる方々・・・大きなお世話ですけど、恥ずかしさ、照れくささなんかは後回しにして、愛する子供さんに、温もりを感じさせてやってください・・・「独りじゃないんやで!」「よう頑張ったな!」「ありがとう!」って、身をもって伝えてやってください
ほんで、もっと大きなお世話ですけど・・・どうか大切な奥様を、’’たま~~~には’’抱きしめてあげてくださいね(笑)(笑)(笑)
※あるご父兄の方、こんなシーンを写真に収めていただきましたこと、心より感謝いたします
ありがとうございました!
8月2日(土)、OB(OG)達が集まってくれた
悠葉コーチ、晃コーチを筆頭に・・・
中学時代、どうしようもないくらいの「ワル」やったけど、柔道(北岡道場?)に取りつかれて頑張って、貞山高校を卒業して、今は職人修行をしてる、一期生の・・・睦兄ぃ
仙台育英高校に進学し、宮城県の重量級トップレベルで戦ってきたけど、普段はクマのぬいぐるみみたいな・・・龍ちゃん
和歌山北高校に進学して、インターハイ出場を目指してる、最近一段とガラが悪くなった・・・REN兄ぃ
同じく、東北高校に進学して、インターハイを目指してる、周りのみんなが大きくなったから、一番ちっちゃくなってもうた可愛い・・・永美
中学時代、悪さばかりしてたけど、道場の練習にだけは休まず来てた、未だ白帯の(笑)・・・悪KEN
高校進学と同時に、柔道はやめてしまったけど、変わりなく道場に顔を出してくれる、照れ屋の・・・虎ちゃん
亘理高校に進学して柔道部には所属してるけど、後ろ髪が限りなく長くなって、眉毛がなくなった(笑)・・・千葉KEN
柴田高校に進学して、インターハイ出場を目指してる、はにかんだ笑顔が可愛い・・・沙季
こいつも中学時代、結構、悪さしてたけど、仙台育英高校卒業後、名古屋に就職して、もう既に一児のパパになってる一期生の・・・貴兄ぃ
貴兄ぃも・・・さすがに名古屋からでは、休みが合わんとこ来られへんかったけど、昨年末のOB会にはちゃんと来てくれたし・・・
沙季も・・・当日の朝に、インターハイに出発して来られへんかったけど、普段から高校の練習が休みの時は、いつも後輩たちの稽古をつけに来てくれる
REN兄ぃが帰ってきたのを『鍵』に・・・
「いったい、このコミュニティ(北岡道場)には、どんな魅力があるんやろう?」って・・・見てる俺が、ほっこりさせられるよ
ほんで、この素晴らしい先輩たちに対して、ウチの道場の悪ガキたちは・・・「先生のペットのクマ、龍ちゃん!」「虎ちゃん、乱取りやろう!」「悪KEN! 何ヘバってんだよ!?」「REN兄ぃ! RENにぃ!」「悠葉っ!」「晃っ!」「永美っ!」などと、タメ口でしゃべりよる
「いったい、こいつら・・・(^_^;)」と、本当に和やかな気持ちにさせられるよ
俺は・・・いつも思う
いつも思うし・・・いつも、帰ってきたOB(OG)達に言う
「ここ(北岡道場)に、胸を張って帰ってこれるっちゅうことは・・・皆それぞれが、それぞれの場所で、胸を張って頑張って生きてるからやねんぞ!」って
「同窓会でも、クラス会でも・・・何か不義理をしてる奴とか、バツの悪い奴は、出席したくても来られへん
せやから、ここにちゃんと胸を張ってこ来れるっちゅうことは、ただそれだけで合格点なんや!」って
だからこそ、俺は・・・彼らを「誇り」に思うねん
日本一になることも大事・・・県の代表選手になることも大事・・・高校のレギュラーになることも大事や
せやけど、それぞれの場所で、胸を張って頑張って生きてたら・・・ただ、それでええんねん!
彼女(彼氏)とも遊ばなアカンし・・・時々、自分の立ち位置の確保のために、突っ張っても見せなアカン
せやけど・・・自分が大切にしてるもん(柔道)にだけは、絶対に唾を吐いたらアカン!
それと、もうひとつ!!
『故郷』を汚したらアカン!
『故郷』『古巣』『帰る場所』『待ってる人がいる場所』・・・・・
旅をするのは、帰る家があるからや!
さすらいの旅ほど、寂しくてむなしいもんはない!
せやから、『故郷』は大事にせなアカンねや
どうか、OB(OG)諸君!
元気な顔で、また年末に会おう!
「今、与えられた環境の中で、最大限の努力せえへん奴に、『夢』を語る資格はあれへん!」
ほんで、何より・・・・・ありがとう!
ウチの中学生連中(他にもおるねんけど、昇段の記念ちゅうことで・・・)
こいつら・・・決して、エリートやない
勝ち星を数えた方が、断然少ない(夏っちゃん(女の子)を除いて(笑))
せやけど、こいつら・・・「柔道」が好きなんか?「道場」が好きなんか?・・・ちっちゃい時から、休まんとずっと来よる
MASAは・・・ここ最近になって、やっと結果が出るようになった子(中総体仙台地区予選準優勝)
身体がちっちゃくて、ちっちゃくて(入会時は、小学3年生(115cm、20㎏))、同級生の中でも、ダントツにちっちゃいから、宮城県の学年別の大会では、試合会場に1時間半かけて行って、試合時間わずか3秒で敗北なんてことが普通にあった
KOTAは・・・ちっちゃい時は、ダラダラ
一生懸命取り組んでる訳やないし、おまけにビビりの性格もあって、試合になったら後ろに下がってしまうことも、しばしば・・そらぁ、勝てるはずがない
6年生の時の某大会で、シバきまくったったんけど(もちろん、試合内容とか試合結果のことに対してやないよ・・・生きていく上での心構えやで)、それからコロッと変わって、スポーツ少年団の仙台市予選は現在2連覇中
夏っちゃんは・・・運動能力も高かったし、身体もそれなりに成長が早かったから、県内外、男女問わず、「内股」でバンバン跳ね上げてきたなぁ
ただ・・・お姉ちゃん(鎌田コーチ)が道場に入会して頑張ってた時期にも、「REN(ウチの長男:小学校高学年から中学生にかけて、非常に悪い奴)が怖いから・・・」っちゅう理由で、道場入会をかたくなに拒んでたけどな(笑)
おっさんは・・・この前書いた通りやな
(※左から順番)
俺は・・・中学生に上がった時点で、あえて道場の生徒達には何も言えへんようにしてる
これは、北岡家の子供たちに対しても同じ(北岡家の子育て理論やな)
もちろん、大事なポイントは指導するし、間違ったことをしたら元に戻してやることはする
せやけど・・・小学生の頃に柔道を通して、大概のことは伝えるし、真剣に説き伏せるから、ウチの子たちは中学生に上がった時点で、自己責任に基づいた行動をとるようになってくれる(まぁ子供の頃を知ってるが故に、ちょっと面白味にはかけるけどな(笑))
俺は、「子育て(教育)」には・・・3つの時期があると考えてる
生まれたての子供は、当然なんもできへん それが、だんだんと這うようになって、不安定ながらも歩くようになる
この時期は・・・親(教育者)が、子供の前に立って手を引いて歩いてやる時期
だんだんと安定した歩き方になって、いろんなことに興味を持ちはじめ、大きくなるにつれて行動範囲が徐々に広くなってくる
この時期は・・・隣で並んで歩いてやり、進んでいく方向を指差してやり、時に誤った方向に進もうとしたら、手を引いて元に戻してやる時期
そして、いつの間にか自分の背丈を追い越して、自分の進むべき道を自ら選択し、大きな社会に羽ばたいていく
この時期からは・・・もう親の役目は、子供たちの後ろに立って、ただ背中を押してやるだけ(それは金銭面のバックアップであったり、自分の経験から良し悪しをアドバイスしてあげることであったり・・・)
それらを見極めずに、いつまでも自分(親や教育者)の枠の中にいると思っているのか?それともいてもらいたい願望からなのか?・・・必要以上に過保護にしてみたり、「俺(私)の言うことを聞きなさい!」的な態度をとると、子供は当たり前に自我があるもんやから、当然反抗しよるんやと俺は思う(自分自身がそうやったんやから、自分に置き換えれば当然のことやわな)
だから俺は、中学生になった時点で、それぞれに自己責任を持たせるためにも、何も言えへんようにしてるねん
ほんで、中総体を終えた今(MASA、おっさん、夏っちゃん)・・・これからは、もう俺と対等や
先生と生徒の枠を最低限にして、限りなく本人の主張を尊重してやり、大人として接してやらなアカン時期(背中を押してやる時期)やと俺は考えてる
※おっさんは、中総体地区予選で負けたから、MASAと夏っちゃんより、俺のこの考えを肌で感じてくれてるようやな
いずれにしても・・・中学3年生は、あと半年間
MASA,おっさん、夏っちゃん・・・ちょっと矛盾してるけど、もう少しの間だけ「俺の子供」でおってくれよ
「おっさん」こと竜二(道場生みんな(父兄も含め(笑))が、彼を「おっさん」と呼ぶ)は、小学5年生の時に北岡道場に入会し約4年付き合ってる。
おっさんは、お世辞にも運動能力が高いとは言われへん・・・それどころか、正に「運動音痴」を絵に描いたような男
今までの4年間、試合には参加したものの、正直2~3回しか「勝ち」を経験してへん(練習試合含め)はずや
そのおっさんの最後の中総体(仙台市地区予選)が、6月にあった
結果・・・・・
1回戦敗退・・・
試合を終えて、次の練習日
おっさんは俺の所に試合の報告に来よった
「先生! 中総体、1回戦で負けました」(メッチャ低い声で(笑))
「なんや、おっさん!弱いのぉ~! ちゃんと練習しよったんかぇ!? サボっとったんちゃうんかっ!?」といつもの調子で茶化したねんけど・・・
俺・・・涙が止まれへんようになってなってもうて・・・
「よう、頑張ったなぁ~ 竜二! 今回の試合のことやなくて、今までほとんど勝たれへんかったけど、よう頑張った!」・・・そう言いながら、おっさんの目をまっすぐに見てやることしか出来へんかった
おっさんに出会ったから、今までのあいつとの付き合い、ほんで頑張り、勝たれへんことへのジレンマ、いろんなことが蘇ってきた
試合にこそ勝たれへんかったけど・・・
俺は、おっさんは「勝者」やと思ってる
俺が子供たちに伝えることのひとつに・・・「継続は力なり! 継続することは宝なり!」という言葉がある
おっさんは最後まで続けよった、負けても、負けても、ずっと道場に来よった
俺は、そんなおっさんを誇りに思うよ
おっさんは、偉そうに指導してる俺に対して、大切なことを身を持って教えてくれたねん
「継続は力なり! 継続することは宝なり」 ほんで・・・「継続とは「辛抱と努力」をすることなり!」
おっさんは、「高校に行っても柔道を続けたい」と言ってくれて、今でも休まんと道場に来てくれてる
北岡道場サイトが新しくなりました。