11月9日(土)・・・北岡道場に、刺客達が送り込まれてきた(笑)
由美さん(琳ちゃんママ)が・・・同じ会社で働いてる、インドネシアの方を3名(スゲンさん、ギヤルトさん、イルハムさん)、連れてきてくれた
以前にも、何べんか?(幾人も)連れてきてくれてるんやけど・・・
今回も、子供たちにとっては・・・異国の方と触れ合う、素晴らしい時間になったことと思う
回転運動~寝技~打ち込み~乱取りって・・・難しいことは抜きにして、オーソドックスに練習したねんけど・・・
「楽しかった」って言うてくれてたっちゅうことやったから・・・ものごっつい良かったなって思う
「日本の文化や!」とかいうて・・・鈴の「くじ引き」(駄菓子屋の卸問屋で買ってきたもの)もやってもらってんけど・・・
3人共・・・ちっちゃい鈴しか当たれへんかって・・・苦笑いしとったわ!(^^)!
OB(高校1年生連中:清春、恭太、健吉、元吉)まで、遊びに来てくれてたから・・・大賑わいの練習やったよ
現在・・・在籍してくれてる子供たち、ほんで、そのご父兄達は、もちろん・・・
巣立っていった卒業生の「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」、ほんで、そのご父兄達・・・
また・・・道場で、同じ時間を共有した、今回(以前)来ていただいたインドネシアの方々・・・
ここ(北岡道場)から、出ていってしもうた(やむを得ず退会したり・唾を吐いて出ていったり)方々は別やけど(その方々は、それぞれ求める道があったんやろうから仕方がない)・・・
ちゃんと、中学3年生まで在籍して・・・弟や妹たちに、涙してもらいながら送り出してもらった連中たちは・・・いつまで経っても、『家族(ファミリー)』や
時が経って、巣立っていって・・・今は、それぞれの場所で頑張ってる・・・大切な大切な、「ファミリー」や
ほんで・・・
取っ掛かりは、由美さんが連れてきてくれたことやったにしてでも・・・
ここ(北岡道場)で何かを感じてくれて、ここに居場所を感じてくれたなら・・・インドネシアの方々であっても、もちろん「ファミリー」や
人と人っちゅうのは・・・どっかで繋がってるもんや
唾を吐いて出ていったにせよ・・・違う道に進むべく、ここを去ったにせよ・・・
これからの人生・・・どっかで繋がることが出てくる可能性は十分にある
それやったら・・・如何なる場合でも、「筋道」っちゅうもんを、ちゃんと通しといた方が絶対にいい
(近い・遠い)将来、どっかですれ違っても・・・伏し目がちで、顔を背けなアカンような「過去」を作る必要はあれへんのんとちゃうんかな?って、俺は思うから・・・
せやけど・・・
その「過去」を作る(作らせる)も・・・作らへん(作らせへん)も・・・
結局は・・・大人の利欲や見栄のような気がするのは・・・俺だけなんかな?
片や・・・母国を離れて、遠い異国の地で・・・他民族とコミュニケーションを図ろうとする方々がおるのに・・・
片や・・・小さな島国、それどころか、宮城県っていうひとつの県・・・もっというたら柔道、その中でも少年柔道っていう狭い狭い世界の中で、小競り合いをする者がおる
数年経って、高校に進学したら・・・
同じ畳の上で、いっしょに汗と涙を流すのに・・・
ライバル校(選手)として、違う場所であっても、切磋琢磨する存在になるのに・・・
ほんで、さらに時が過ぎたら・・・
昔話(ちっちゃい時から、高校・大学まで、すべて含めて)を・・・懐かしむかのように、笑って話せる時が訪れるはずやのに・・・
結局、そないなるんやったら・・・
子供の頃の「強い」だの、「結果が出てる」だの・・・そんなことに囚われる必要なんかあれへんやろうし・・・
それに準じて、子供たちから「大切な場所」や「大切なもの」を取り上げる必要はないように、俺は感じるねんけどな?
考えてもみてほしい
俺ら(40代や50代)くらいの年齢になった時に・・・
「俺、小学校の時、全国大会に出場してん!」とか・・・
「俺、中学校の時、東北大会で入賞してん!」とか・・・
そんな、箸にも棒にも触れへんような話を、大見得切ってする奴がおるやろか?
また・・・
高校のことであっても、そう・・・大学のことであっても、そう・・・
進学校や一流大学に行ってたからって・・・今この歳になって、そんなもん振りかざしたって何の意味もあれへんがな
大学や実業団で活躍しとった(結果が残った)っちゅう事であっても然りや
そんなもん・・・大昔の話やがな
逆に、この歳になってまで・・・
そんなもんを、振りかざしてるようじゃ・・・そいつは、きっと大したもんやあれへんわ
せやからこそ・・・・・・
今(子供の頃)は・・・もっと大切なこと(たとえば、「人間力」等)を学んでもらうべく・・・
これでもかっていうくらい、子供たちの「感受性」を研ぎ澄ましてやる時期・・・ほんで、これでもかっていうくらい、子供たちの心を揺さぶってやる時期なんやないんかな?って・・・
俺は・・・そない思うねん
もちろん・・・
そんな「人間力」等が、ちゃんと備わっとって・・・その上で、「柔道の結果」や「学力」が乗っかっとったら・・・
そらぁ、言うことあれへんねんで
でも、それは・・・「至難の業」やで?
「柔道」や「学業」に偏っとったら・・・遊びの中、仲間の中、コミュニティーの中で育まれるであろう「人間力」は学ばれへんやろうし・・・
遊んでばっかりしとったら・・・「人間力」は身につくかも知れへんけど、「柔道」や「学業」は当然疎かになりよる
まして、中には・・・「「人間力」なんちゅうもんは・・・大人になったら、当たり前のように備わってくる!」
そない思ってる人が、おるのも現実やろうから(自分の周りを見渡してみたら・・・そうじゃないことくらい、一目瞭然なんやけどな?)・・・
どっちかっていうたら・・・どうしても、「柔道」や「学業」に偏ってしまうのは否まれへんかも知れへんよな?
そんな一連の流れを・・・大人たちは分かってるはず(客観的に見えてるはず)やのに・・・
何故に、我が子のこととなると・・・足元ばかりを見てしもうて、物事を客観的に見ることが欠落してしまうんやろか?
そないに、偉そうに記してる、俺自身も・・・
(いつも、この場で記してるように)そないなことをしてしまってた時があったんやけどな(^_^;)
おまけに・・・
人との繋がりを、自ら断ち切ろうとしてしまうような、愚かな行動をしてしもうてた時まであった
それは、何十年も前の話やなくて・・・恥ずかしながら、わずか10年ほど前の話や
10年ほど前っていうたら・・・つい、この前やで?
俺自身・・・40歳を目前にしてた時や
せやけど・・・
そんな、「40歳を目前にした、アホなオッサン」に対して・・・ヒントを与えてくれた人がおった
その「出会い」・・・ほんで、その「繋がり」がなかったら・・・
俺は今・・・「50歳を目前にした、もっとアホなオッサン」に成り下がっとったことやと思うよ
えらい・・・余談が長かったな
お許しいただきたい(^_^;)
話を元に戻すけど・・・
結局・・・「人」は、必ず誰かと繋がっとるねん
ほんで・・・「人」は、必ず誰かに支えられとんねん
言い方を変えたら・・・誰かと繋がってへんかったり、誰かに支えられてへんかったら、「人」は生きてなんかいかれへんねん!
せやから・・・
せっかく、巡り合わせてくれた「出会い」を大切にしたいし・・・皆にも大切にしてもらいたいと願うが故に・・・
あえて、俺は・・・『ファミリー』っていうフレーズを口にするし・・・
願わくば・・・『ファミリー』っちゅうもんで・・・ずっと、繋がっておりたいって思ってるんよ
最後になりましたが・・・
スゲンさん(2回目)
ギヤルトさん(2回目)
イルハムさん
ここ(北岡道場)にきてくれたこと・・・嬉しかったです!
ぜひとも、また・・・おいでくださいませ!
「ファミリー」みんなで、待ってますから・・・
We Can Do It!
Yey!!