人は・・・物心がついてから、めっちゃたくさんの辛いこと、悔しいこと、やり切れへんことを経験する
当然、俺自身もそうやった
飼ってた犬が死んでしまったこと
学校で、つまらないことで仲間外れにされたこと
喧嘩に負けたこと
大切な人が、いなくなったこと
そして、もちろん・・・柔道の試合の、大切な場面で負けてしまったこと
・・・・・数え切られへんくらいの寂しい、悔しい、やり切れへん経験をした
ほんで、子供が大きくなるにつれて、それを実感した
寂しくて・・・悔しくて・・・やり切れへん時
俺には、俺を抱きしめてくれる人はおれへんかった
・・・って言うより、親とか兄弟、仲間はそばにおったけど・・・抱きしめてもらったことなんかあれへんかった
親父やお母ちゃんも、きっと照れくささとか、恥ずかしさとかがあったんやと思うけど・・・
せやねん・・・大半の人がそうやと思うねんけど、物心ついてから、誰かに(親にさえ)抱きしめてもらうことなんか、だんだんなくなってきよんねん
女性は・・・付き合った男性とか、結婚した旦那さんとかに、抱きしめてもらうことはあるやろうけど・・・それは、ひとつの愛情の表現であったり、抑えきられへん男性側の「好き」って言う気持ちやったりやと・・・俺は思うねん
だからこそ俺は、子供が生まれた時に・・・何のためらい、何の恥かしさ、何の照れくささもなしに、我が子を「抱きしめてやる!」「本気で泣いて、本気で笑って、本気で怒ったる!」って決めたねん
ウチの長女は大学生、長男は高校2年生・・・それでも、「お前らは、決して独りやないよ」って感じてもらいたい時には、照れくささなんか微塵もなく、彼らを思いっきり抱きしめてるし・・・恥ずかしさなんかこれっぽっちもなく、感情のままに泣いたり笑ったり怒ったりしてる
俺自身は、もうオッサンやから・・・そんなことをしてくれる人は、もう唯一AKEMIしかおれへんけど・・・(ーー;)
寂しい時、悔しい時、やりきられへん時・・・誰かがそばにいて、抱きしめてもらえると、何とも言われへん「安堵感」ってあるもんなんやよなぁ
なんでか分からんけど・・・「また頑張るぞ!」って気持ちに、素直になれるんよな
日常生活では、俺はそばにおれへんけど・・・柔道の時だけは、道場生は俺の子供やから・・・
だから・・・練習中、頑張ったけど上手くいかへんくて落ちてる時・・・昨日と比べて、明らかに成長を感じた時・・・試合に負けて悔しがってる時・・・・・「独りじゃないんやで」「お前が頑張ってることは、ちゃんと知ってるで」「お前だけが悔しいんやないんやで」って、メッチャ大きな想いを込めて、思いっきり抱きしめてやるねん
どうか、このブログを見てくださってる方々・・・大きなお世話ですけど、恥ずかしさ、照れくささなんかは後回しにして、愛する子供さんに、温もりを感じさせてやってください・・・「独りじゃないんやで!」「よう頑張ったな!」「ありがとう!」って、身をもって伝えてやってください
ほんで、もっと大きなお世話ですけど・・・どうか大切な奥様を、’’たま~~~には’’抱きしめてあげてくださいね(笑)(笑)(笑)
※あるご父兄の方、こんなシーンを写真に収めていただきましたこと、心より感謝いたします
ありがとうございました!