ウチの中学生連中(他にもおるねんけど、昇段の記念ちゅうことで・・・)
こいつら・・・決して、エリートやない
勝ち星を数えた方が、断然少ない(夏っちゃん(女の子)を除いて(笑))
せやけど、こいつら・・・「柔道」が好きなんか?「道場」が好きなんか?・・・ちっちゃい時から、休まんとずっと来よる
MASAは・・・ここ最近になって、やっと結果が出るようになった子(中総体仙台地区予選準優勝)
身体がちっちゃくて、ちっちゃくて(入会時は、小学3年生(115cm、20㎏))、同級生の中でも、ダントツにちっちゃいから、宮城県の学年別の大会では、試合会場に1時間半かけて行って、試合時間わずか3秒で敗北なんてことが普通にあった
KOTAは・・・ちっちゃい時は、ダラダラ
一生懸命取り組んでる訳やないし、おまけにビビりの性格もあって、試合になったら後ろに下がってしまうことも、しばしば・・そらぁ、勝てるはずがない
6年生の時の某大会で、シバきまくったったんけど(もちろん、試合内容とか試合結果のことに対してやないよ・・・生きていく上での心構えやで)、それからコロッと変わって、スポーツ少年団の仙台市予選は現在2連覇中
夏っちゃんは・・・運動能力も高かったし、身体もそれなりに成長が早かったから、県内外、男女問わず、「内股」でバンバン跳ね上げてきたなぁ
ただ・・・お姉ちゃん(鎌田コーチ)が道場に入会して頑張ってた時期にも、「REN(ウチの長男:小学校高学年から中学生にかけて、非常に悪い奴)が怖いから・・・」っちゅう理由で、道場入会をかたくなに拒んでたけどな(笑)
おっさんは・・・この前書いた通りやな
(※左から順番)
俺は・・・中学生に上がった時点で、あえて道場の生徒達には何も言えへんようにしてる
これは、北岡家の子供たちに対しても同じ(北岡家の子育て理論やな)
もちろん、大事なポイントは指導するし、間違ったことをしたら元に戻してやることはする
せやけど・・・小学生の頃に柔道を通して、大概のことは伝えるし、真剣に説き伏せるから、ウチの子たちは中学生に上がった時点で、自己責任に基づいた行動をとるようになってくれる(まぁ子供の頃を知ってるが故に、ちょっと面白味にはかけるけどな(笑))
俺は、「子育て(教育)」には・・・3つの時期があると考えてる
生まれたての子供は、当然なんもできへん それが、だんだんと這うようになって、不安定ながらも歩くようになる
この時期は・・・親(教育者)が、子供の前に立って手を引いて歩いてやる時期
だんだんと安定した歩き方になって、いろんなことに興味を持ちはじめ、大きくなるにつれて行動範囲が徐々に広くなってくる
この時期は・・・隣で並んで歩いてやり、進んでいく方向を指差してやり、時に誤った方向に進もうとしたら、手を引いて元に戻してやる時期
そして、いつの間にか自分の背丈を追い越して、自分の進むべき道を自ら選択し、大きな社会に羽ばたいていく
この時期からは・・・もう親の役目は、子供たちの後ろに立って、ただ背中を押してやるだけ(それは金銭面のバックアップであったり、自分の経験から良し悪しをアドバイスしてあげることであったり・・・)
それらを見極めずに、いつまでも自分(親や教育者)の枠の中にいると思っているのか?それともいてもらいたい願望からなのか?・・・必要以上に過保護にしてみたり、「俺(私)の言うことを聞きなさい!」的な態度をとると、子供は当たり前に自我があるもんやから、当然反抗しよるんやと俺は思う(自分自身がそうやったんやから、自分に置き換えれば当然のことやわな)
だから俺は、中学生になった時点で、それぞれに自己責任を持たせるためにも、何も言えへんようにしてるねん
ほんで、中総体を終えた今(MASA、おっさん、夏っちゃん)・・・これからは、もう俺と対等や
先生と生徒の枠を最低限にして、限りなく本人の主張を尊重してやり、大人として接してやらなアカン時期(背中を押してやる時期)やと俺は考えてる
※おっさんは、中総体地区予選で負けたから、MASAと夏っちゃんより、俺のこの考えを肌で感じてくれてるようやな
いずれにしても・・・中学3年生は、あと半年間
MASA,おっさん、夏っちゃん・・・ちょっと矛盾してるけど、もう少しの間だけ「俺の子供」でおってくれよ