北岡道場通信

8月20日(日)・・・北海道札幌市の「北海きたえーる」に於いて、全国小学生学年別柔道大会が開催された

 

今年は・・・宮城県代表として、北岡道場からの出場者はおらんかってんけど・・・

東京におる息子が、東京都代表として、6年生重量級に出場を果たしよった

「大村 JOE」

GOOD-BYE! JOE!

 

親父さん(太郎さん)の仕事の都合で、東京に引っ越してからも・・・柔道は続けてくれてた、JOE!(^^)!

 

東京都大会でも、毎回毎回の大会で、悉く苦汁をなめさせられるライバルがおったみたいやねんけど・・・

最後の最後で、勝つことができ・・・東京都代表の座を掴んだ!

 

もちろん、「春日柔道クラブ」っちゅう、素晴らしい環境で練習を続けてきたからこそ、今回の全国大会出場が成し遂げられたんやと思う

 

せやけど・・・東京に行った頃・・・

「東京のチームメートの親御さんから、「どんな強豪道場で、練習してたの?」とか、「週に、何回練習してたの?」とか、聞いていただけましたよ」って、太郎さんから教えてもらってた

 

ウチみたいな道場で・・・週に2回、こんないい加減な練習をしてても、そう言うてもらえたくらいやねんから・・・JOEは、結構、柔道が上手かったんやろなぁ~?(^^)

 

それにしては・・・一学年上の、ヤマタケSOに、寝技で顔を抑えられて・・・

「やめて下さぁ~~~い(+_+)」

「助けてくださぁ~~~い(+_+)」

・・・・・って、よう半べそかいとったのを思い出すけどな(笑)(^^)

 

「よしっ! こいっ!」っていう、掛け声も・・・

JOEがいうたら・・・「わっしょ~~い!」って、聞こえるもんやから・・・

「なんやっ!? JOE!  今日は、祭りかっ!?」って、俺に、よく、おちょくられてた(^^)

 

ほんで・・・

なんでか?分からんけど・・・みんなに、「寿司屋のJOE」とかも呼ばれてなぁ~!(^^)!

俺が、言い出したんかな?(^^;)

 

 

その「JOE」が・・・頑張って、頑張って・・・今大会に出場を果たしたことは、ホンマに素晴らしいことやし、ホンマに誇らしいことや!

 

 

 

 

結果は・・・

2回戦敗退(1回戦シード)に終わってもうたけど・・・

 

せやけど・・・

ここにも、また・・・おもろいエピソードがあってなぁ~(^^)

 

 

2回戦で対戦した相手は・・・

和歌山県代表の「九度山柔道クラブの海堀君」

 

「海堀君」は・・九度山柔道クラブの海堀先生の息子

実は、海堀先生は・・・俺の和歌山北高校時代の2歳下の後輩やねん

 

そんな関係で・・・

海堀先生とは・・・以前から、コンタクトを取っとった

 

コンタクトを取ってたと言うより・・・

実は、俺・・・選手の頃、担ぎ技(背負い投げ、袖釣り込み)で戦ってきたから、「内股」っちゅう技を、生徒たちに上手くよう教えへんかってん(今は、数年間の経験で、何とか形になってきたような?なってきてないような?(^^;))

「払い腰」は・・・親父の得意技で、「泉南の払い腰」を、それとなく分かってるから、指導できたけど・・・「内股」はなぁ~?(^^;)

 

6年程前・・・ヤマトとタケルが、北岡道場に入会してきた時に・・・はじめて、「内股」っちゅう技を、生徒(彼ら)に教え始めたねんけど・・・

実は・・・海堀先生に、電話で何べんも何べんもアドバイスを受けて、試行錯誤しながら(ヤマトタケルの試合の動画等を見てもらったりしながら・・・)、指導したもんやねん(^^;)(^^;)

※海堀先生は・・・「内股」を武器に・・・中学時代も、近畿大会準優勝・・・高校時代は、3年間連続で、インターハイに出場するなど・・・メチャメチャ、素晴らしい戦績を持ってる人

 

ほんで、その1年半ほど後で入会してきた、JOEにも「内股」を指導させてもらったっちゅう訳やねんな・・・これが

JOEには、それが合ってたんか?・・・その「内股」を得意技にしてくれた

 

 

 

高校時代・・・1年間だけやけど、いっしょの道場で汗を流した、後輩、「海堀浩幸」

20数年の時を経て・・・お互い、道場の代表となり、子供たちを指導する立場になって・・・

俺に、「内股」を教えてくれた海堀先生・・・

その内股を・・・俺が、生徒であるJOEに教えた・・・

ほんで、そのJOEが・・・その「内股」を武器に、全国大会で、海堀先生の息子と戦った(^^)

 

柔道って・・・ホンマに、どっかで繋がってるもんなんやなぁ~て、つくづく実感したよ

 

 

 

試合後・・・海堀先生と電話で話した

「2回戦で戦った、大村・・・あいつの内股は、浩幸(海堀先生)の内股やぞ!(笑)」って言うたったら・・・

「えっ? 先輩、どういうこと?」って・・・・・「???」やったよ

 

海堀先生は・・・JOEのことを、素晴らしい選手やって言うてくれてた

「1回戦を戦って、体を温めた息子と・・・1回戦シードで、体が温まってなかった大村君・・・その差で勝たせてもらえたんやと思います!  もし、お互いが体が温まってたら、きっと結果は変わってたと思いますよ!?」って、言うてくれとった

※余談やけど・・・

その海堀君(海堀先生の息子)も・・・日の丸キッズ、近畿大会優勝など、メチャメチャ輝かしい戦績を持ってる選手やねんで(^^)

 

もちろん・・・勝負の世界やし・・・おまけに、(偉そうに言うけど)俺の教育の中には、「たら」「れば」は存在せえへん!

せやから・・・真摯に「敗北」を受け止め、ほんで、己自身の足れへんかった部分と向き合って・・・前だけを向いて進んだら、それでええねん!

すべては・・・「通過点」なんやから!

まして・・・小学校時代の勝ち負けなんか、屁のツッパリにもなれへんねんから・・・

 

 

 

試合後・・・・・

JOEと太郎さんと、電話で話した

 

JOEには・・・

全ては・・・通過点!

うつむく必要なんかない!

胸を張って、前だけを向いて、進んでいけ!

歩みを止めたら、後退しかない!

もっともっと先を見据えて、前を向いてる奴だけに・・・輝かしい明日は来るんやぞ!

・・・・・そない、伝えた

 

太郎さんには・・・

これから、中学生になったら・・・今まで、勝ってた相手にさえ、負け始める時がくると思うよ

その時に・・・親(太郎さん)自身が、どんだけ辛抱できるか?やと思うで

子供は・・・もっともっと先の目標設定さえ、ちゃんと持たせてやってたら・・・中学校そこそこで、今まで勝ってた相手に負けたとしても、そんなにダメージはないはずやよ?

・・・・・太郎さんは、年上の方(人生の先輩)やけど・・・偉そうに、そない伝えさせてもらった

 

 

JOEは・・・まだ子供やから・・・「はい! ありがとうございます!」って、言うてたし・・・

太郎さんも太郎さんで・・・・・ホンマに、肩の力が抜けとるわ(^^)

「JOEは今、本当に柔道を楽しんでやってくれてます! それでいいんです! だから、この先も、柔道「だけ」に専念させるつもりはないです!」って、ハッキリ言うとったもん

 

東京都の代表になって・・・全国的にも、ある程度注目されてる(柔道データバンクとかでも、「今後注目したい選手」に名前が挙がってる)にもかかわらず、あのスタンスでおれるんやから・・・ホンマ、大したもんやと思うわ

 

せやけど・・・きっと、その方が・・・

どんな形であれ・・・ええ結果が、転がり込んでくるんとちゃうんかな?って、俺は思うけどね(^^)(^^)

 

 

 

「優勝できるよう、「自分のため」に、一生懸命練習をしろ!」

子供や生徒に対して・・・親や指導者って、時々、そない言うてまうけど・・・

 

せやけど・・・ホンマに、「自分のため」なんかな?

 

もしも、「親(や指導者)のため」・・・っちゅうもんが、1gでも乗っかってたら、きっと空回りしよんで!?

子供の背中に・・・「親の見栄」だの、「指導者の欲」だの・・・そんなくだらんもんを乗っけたら、子供は重たくて、真っ直ぐに歩かれへんようになってまう

重くて、重くて、ヨタヨタして・・・終いには、ヘタり込んで突っ伏してまいよるで?

 

何のために「教育」すんねんな!?

何のために「指導」すんねんな!?

「教育」「指導」っちゅうもんは・・・「子供の将来」を見越して、「子供のため」に、するもんやろ?

己(親や指導者)の感情で、するもんではないやんか!?

 

 

俺は・・・「子供の将来(近い将来、遠い将来共に)のため」やったら・・・子供に嫌われることくらい、どうってことはあれへんよ!

 

ナンボ、嫌われたって・・・

その子が、真っ直ぐに歩いてくれさえして・・・将来、それなりの立派な人(一流の社会人)になってくれた時に・・・

一人のショボくれたおっさんとして・・・頭を垂らして、過去の「自分の想い」を、真っ直ぐに伝えてやったら、それでええと思ってるから・・・

そないしたら・・・子供心には、ちゃんと伝わるもんやって!!

 

俺は・・・我が子に対してはもちろん、道場生に対してでも・・・常々、そない思って接してるよ

 

 

いずれにしても・・・

目先、足元のことよりも・・・将来、どんな大人になるのか?が大事やと思う!

そのための糧として・・・柔道「も」、一生懸命頑張ればええんやと思うよ!

 

 

 

JOE!

段平オヤジと・・・二人三脚で、一生懸命頑張れ!

ほんで・・・お母ちゃんを、大切にせえ!!

前を向いて、一生懸命歩んでる奴にだけ・・・輝かしい明日は、訪れるんやからな!?

よう、覚えときや!

 

 

それはそうと・・・段平オヤジ・・・

「JOE! 最悪だよっ! こうなることは、分かってたよ! ホントに、最悪だよっ!」

・・・・・って、まだ言うてるんかな???(笑)(^^;)

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

8月9日(水)の練習に・・・俺の「オヤジ」と「おふくろ」が来てくれた

 

俺は、仙台に来て・・・20年になるけど・・・

オヤジとおふくろが、仙台に来るのは・・・これが、3回目かな?

最初の来仙は・・・まだ、接骨院の学校に入学した年やったか?・・・仙台(東北地方)に来たことの珍しさからか?・・・スキー板を持って、やってきよった(^^;)

 

ほんで・・・2回目、仙台に来たのは・・・約10年前

道場を立ち上げて、間もない頃やったかな?

 

その後は、今回まで、10年間・・・来仙なし

 

全てを悟ってて、今回、来仙したんか?・・・たまたま、10年振りになったんか?・・・それは、分からんけど・・・

俺自身も・・・10年の間、右往左往しながら状態が固まってへんような、しょうもない俺自身と、今にも崩れ落ちそうな『北岡道場』に足を運んでもらうより・・・

今の『北岡道場』を見てもらう方が良かったと思うし・・・・・

まぁ、これも「必然」なんかな?って感じるよ(^^)

 

※昨年は、『10周年記念イベント』に、有っちゃん(ヤマタケパパ)が、両親のことを、俺に内密で一生懸命誘ってくれたみたいやったけど・・・

血糖値の関係・・・ほんで、肩を痛めて、まったく肩を動かすことができへんかったらしくて・・・「行きたかったけど・・・せっかくのイベントであるが故、俺の体調の良し悪しで、皆さんに迷惑を掛けてもアカンやろうし・・・遠慮させてもうたんや」って言うてたわ

俺も、内情は知らんかったねんけど・・・どうも、そんな具合らしくて・・・有っちゃん、ほんで、ご父兄の皆さん、ホンマに申し訳ありませんでした!(^^;)

 

 

 

 

俺の親父は・・・大阪府泉南市(俺が生まれた故郷)で・・・もう35年くらいになるけど、「砂川国際柔道クラブ(前:砂川道場)」っていう、道場を運営してる(その前は、泉南市柔道スポーツ少年団の指導者)

 

最近は、俺自身も道場運営をしてるから・・・親父と、ちょこちょこと、教育(柔道教育)の話をするけど・・・

やっぱり・・・親父は、「柔道(教育)バカ」やな?(^^;)

 

「柔道(教育)バカ」って、言い方は悪いけど・・・

自身の道場に通う、道場生および、ご父兄の方々(今は、俺と同じような年代、また、それ以上に若い年代の方が、ほとんどみたいやけど・・・)の・・・先々のこと、また将来のことを、そらぁ一生懸命考えてるわ

 

決して、「今」っていう足元のことにとらわれんと・・・常に、ちょっとだけ背伸びして見えるくらいの場所に照準を合わせてる

 

子供たちに対しては、その背伸びの繰り返し繰り返しで、「将来、どんな人になっていくべきなんか?」っていうことを、一番に考えてるし・・・

また、ご父兄の方々に対しては、市の柔道連盟の副会長職とか、体育協会の役員職とか、いろんな役職を、後ろで糸を引きながら(笑)、経験してもらってるみたい

 

親父は、現在・・・大阪府柔道連盟の理事をやってるみたいで・・・以前は、市の体育協会の会長、スポーツ少年団の本部長なんかもやっとったから、いろんなとこに顔が利きよるみたいやねんな(^^;)

 

 

ちなみに・・・

俺が、接骨院の学校を卒業して、「なんで?大阪に帰って、開院せえへんかったんか?」っていうたら・・・

そんだけ、「親父の顔」が利く場所では・・・「俺自身(北岡耕太郎自身)で、勝負ができへん!」って、考えたからやな?

「親父のバックアップなく、まったく知らん土地(仙台)で、裸一貫、勝負したろうやないけっ!?」って・・・若気の至りで、意地張りまくってたよ(^^;)

 

さらに、ちなみに・・・

この夏、大学の夏休みで帰省しとったRENに・・・「大学卒業後も、関西におるつもりなんか?」って聞いたら・・・

「仙台から出て、和歌山→大阪って来て、その所々で仲間がおるし・・・確かに、卒業後も関西におったら、楽でええんかも知れへんけど・・・まったく知らん土地(関東とか、九州とか)に行って、勝負してみたい!っていう想いがある(もちろん、仙台に帰るつもりは、まったくない)」って言うてたわ(^^;)

 

彼が15歳(中学卒業後)で家を出た時には・・・俺自身、「もう、一生、いっしょに暮らすことはないやろうなぁ~」っていう、覚悟をして出したけど・・・・・

やっぱり、そんな方向性なんやな?

子供は、「親の言うことを聞いて育つんやなくて・・・親の背中を見て育つもんなんやなぁ~?」って、変なことに感心したよ

 

 

 

 

メッチャ、話が逸れてもうた・・・・・(^^;)(^^;)(^^;)

 

今、親父の道場は・・・小学生10名強、大人が20名弱で、のんびり楽しく、ホンマにフワフワした感じの「楽しい柔道クラブ」でやってるみたい

せやけど、親父が指導に携わった生徒の中には・・・数々の大会で実績を持ってる人が、何人もおる

 

小学生時代、大阪府のチャンピオン・・・大阪府中総体上位入賞者・・・

その後、高校進学後も・・・

インターハイ、国体出場はもちろん・・・全日本ジュニアチャンピオン・・・オリンピックの最終選考会(福岡体重別)の決勝戦を戦った方までおるねんから・・・(^^)

 

 

せやけど・・・いつからやろうか??

「柔道が強いからいうて・・・なんやねん!?」

「柔道の結果だけしかないんやったら、アカンやろう?」

・・・・・そないな事を、よく口にするようになった

 

 

曲がりなりにも・・・約11年、道場運営(悠葉先生やRENがお世話になってた道場で、ちょっとした指導に携わってたのを合わせたら、約15年)をしてきた俺自身も、少なからず、親父が云わんとしてることは理解してるつもりでおる

 

道場生全員が全員・・・小学校、中学校、また高校や大学、シニアと、すべてのカテゴリーで、素晴らしい成績を残したり、日本の代表になったりしたら・・・そらぁ、素晴らしいことやけど・・・

そんなことは、限りなく「0」に等しい

皆無やって言うても、過言やないと思う

 

それは、決して・・・ハナっから諦めてるっていうことではあれへんで

こんだけ遊びを優先してる、ええ加減なウチの道場でさえ・・・現に、「その場所」近くに到達する者が、数%やけど存在するのは事実やねんから・・・

ただ・・・もう一歩・・・あと一歩・・・完全に「その場所」に到達するためには、いろんなものを犠牲にせなアカンようになってしまう

 

道場生、全員が全員に・・・いろんなものを犠牲にさせて、「その場所」に到達させることなんか、絶対に無理

 

「可能性がある!」

そんな言葉を提示して・・・今、経験させてやるべきことを二の次にして、親子共々、柔道だけに没頭させる訳にはいかへん!

せやから、俺は、あえて親御さんに・・・「今は、楽しんでやったらええんちゃう?」って、ラフに伝えるようにしてる

 

俺自身が・・・彼らが大人になるまで、ず~~っと指導に携わってやることができるんやったら、話は別かも知れへんけど・・・

次の師匠にバトンタッチして・・・次の師匠に、今以上に育てていただく方が、絶対に彼らにとっては、絶対にプラスになると信じてるし・・・もちろん、「可能性」かって、心技体が揃うやろう、その時期の方が、きっと花開くと思うよ

ほんで、それ以上に・・・選手から退いた後の人生の方が長いねんから・・・今は人間性の部分を、最優先に教育してやるべきやとも思うしね

 

そんなことも考えて、教育の一貫として、いろんなことを伝えていってやるべきやと俺は思うねん

そしたら、自ずと・・・「今」、子供たちに伝えてやるべきことは何なのか?は、答えが出てくるやん!?

 

 

裏を返せば・・・小学生でも中学生でも・・・

今、強くなりたい者(また、将来、すべてを競技としての柔道に捧げようと考える者)は・・・それなりの環境を、自ら(親御さん)が、選択したらええっちゅうことなんよな?

 

 

 

人は・・・「出会い」によって、成長していく

その「出会い」が・・・柔道なのか?サッカーなのか?勉強なのか?ビジネスなのか?結婚なのか?・・・それは、人それぞれの「出会い」があって、タイミングもある

それは・・・「人」との「出会い」だけとは限れへん

 

この先も、いろんなものとの「出会い」によって・・・柔道日本一になる子もおれば・・・極端に言うたら、弁護士になっていく子だっておるかも知れへん

 

せやから・・・俺との「出会い」なんか・・・子供たちにとって、決して最上級の「出会い」では、あれへんねん!

せやからこそ・・・俺らの役割は、彼ら自身が、最上級の「出会い」を見落とさへんような、道しるべになってやるべく・・・次の師匠に、限りなくいい形でバトンタッチできるように・・・「今」しか伝えてやられへん大切なことを、限りなく伝えてやる!

それが・・・今、一番大切なことのように、俺は感じるんよ

 

 

 

いずれにしても・・・

俺は・・・あの親父に育てられた

俺の知らへんところで、幾つもの糸を引きながら、俺を導いてくれたことやと思う

時に、ド突かれ・・・時に、蹴飛ばされての、鉄拳制裁もありながらな(^^;)(^^;)

 

「もう「柔道」は、やれへん!」って・・・小学生の後半やったんか?中学生の時やったんか?・・・俺、そない言うたことがある

その時も・・・どう説得されたんか?は、忘れたけど・・・

うまい具合に、親父にレールに乗せられて、上手いこと走らされたからこそ、俺は今も、柔道衣を着てるんやろう?

 

矛盾してるように感じるけど・・・

柔道場の道場長やった親父が・・・俺に、柔道「だけ」をさせた訳やなく・・・

親父の元にいる時にしか、伝えてもらわれへんかったやろうことを・・・上手いこと上手いこと、俺に詰め込んでくれたんやろうな・・・きっと

 

ほんで・・・その『柔道』が・・・俺自身を、いろんなものと繋げてくれてる

 

親父が言うように・・・

遊び・・・やんちゃ・・・勉強って、いろんなことをせなアカンのは当然やけど・・・

その上で・・・柔道「も」・・・辞めんと、ずっと続けてきたからこそ・・・

俺自身・・・ホンマの「柔道の価値」っちゅうもんに対して、感謝できる場所に辿り着けたんとちゃうんかな?

 

 

これは、あくまで、俺の見解やけど・・・

俺自身・・・もし、過去(小学生・中学生・高校・大学時代)に戻れたとしても・・・

もうちょっと手を伸ばせば、辿り着いたかも知れへん場所

「その手が届かへんかった場所に辿り着くべく・・・もっと必死に、柔道「だけ」をやるんか?」って聞かれたら・・・

まったくもって、そんなことはせえへんやろな?

 

与えられた環境の中で最大限の努力を惜しまず、柔道「も」して・・・

たくさんの友人達と、思いっきり、遊び「も」して・・・

それなりに、勉強「も」して・・・

きっと、柔道「だけ」にはとらわれんと、いろんなことを、あの時以上に一生懸命やろうとするやろうな?(^^)

 

せやからこそ・・・子供たちに対しても、「柔道だけやなくて・・・いろんなことを、一生懸命せなアカンねんで!」って、伝えてしまうねんよな!?(^^;)

 

多分・・・ほとんどの方は、そない思うんとちゃうんかなぁ~?

 

まして、それが人生の終幕、死に際やったとしたら、何を考えるんやろか?

「もっと、柔道だけを頑張って、日本一になっておけば良かったなぁ~?」

「もっと、子供の頃、勉強だけに力を入れて、医者や弁護士になっとけば良かったなぁ~?」

・・・・・そんなことは、ほとんど考えへんのんとちゃうんかな?

 

もし・・・「もっと、こうしとけば良かったなぁ~?」って、考えることがあるとするならば・・・

「もっと、夫婦いっしょに、いろんなところに行っとけば良かったなぁ~?」

「もっと、子供たちといっしょに、楽しいことをして笑い合っとけば良かったなぁ~?」

俺やったら・・・きっと、そんなことを感じると思うな(^^)

 

 

そないな状況下を想定して考えたら・・・どないしてやるべきか?分かるのに・・・

どうも大人になったら、物事が客観的に見えすぎて、頭でっかちになってもうて・・・

「ああしたら、こうなる」「ああすれば、失敗する」って、分かってしもうてるが故に・・・子供に対して、過ぎ行く景色を見せることもせず、最短距離、全力でバイパス道路を走らせようと考えてしまうことがある

 

せやけど・・・

何も経験してへん子供たちに取ったら、成功も失敗も含めて、何もかもが・・・通過点やからな?

もちろん、それは・・・俺ら大人にも言えることやけど・・・

 

バイパス道路じゃなく、ベタ道(高速とかバイパスと違って、下道)走って・・・

信号で止まって、横断歩道を渡る人を見たり・・・・

新しい店を発見したり・・・

渋滞してもうたら、チャリンコのおっさんに追い抜かれたり・・・

間違ごうた角を曲がってしもうたら、えらい狭い道でドン突きが行き止まりで、バックでしか戻られへんかったり・・・

路肩に停めて自販機でジュース買うてたら、えらい飛ばしたバイクが事故るのを目撃したり・・・

いろんな物事が、すべて「経験」になって・・・時にハイテンションになって、時に頭を打って・・・そうやって、己自身で、いろんなことを勉強していけばええんとちゃうんかな?(^^)

 

 

きっと俺は、そないして・・・

知らず知らずに、上手い具合に、親父にベタ道を走らされとったんやで(^^;)

もしかしたら・・・今でも親父に、上手い具合にベタ道走らされてるんかも知れへんな?

 

いや・・・・・

俺自身も、我が子に・・・あんだけ、ベタ道を走らせてるくらいやから・・・・・間違いなく、そうやな?(^^;)(^^;)(^^;)

 

 

 

 

もうすぐ、70歳を迎えようとしてる・・・親父とおふくろ

あと、何回会えるか?分からんけど・・・限りなく、元気でいててほしいなぁ~って、願うよ

 

故郷(泉南)を離れて・・・仙台で暮らしてること・・・

その部分だけにフォーカスしたら・・・俺は、親不孝な男なんかも知れんなぁ?

 

 

この場を借りまして・・・

お父ちゃん! お母ちゃん!

『柔道』に出会わせてくれたこと・・・ホンマに、ありがたく思ってます!

『柔道』があったから、今の俺があるんやろうし・・・また、道場生、卒業生にも出会わせてもらえた

ほんで、何より・・・『柔道』が、俺をいろんなものと繋げてくれた

もちろん・・・親父やおふくろ、ほんで、我が子とも、『柔道』で繋がってられる

心から感謝してます! ありがとう!!

 

 

元気出していこう!

元気で生きよう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 さぁ・・・楽しんでいこかぁ~!

 樹梨ちゃん・・・楽しみ過ぎやでぇ~(^^;)

 銀ちゃん・・・デビュー戦!  3位入賞(県大会出場)おめでとう!

 涼太郎・・・よく頑張ったね(^^)

 純聖・・・大外刈りぃ~!!

 熊・・・抑え込みぃ~!

 結月っち・・・「その心は?」

 準決勝・・・小僧 VS 子大仏

 泣くな! 小僧!

 啓太・・・「講道館への道」やぞ!

 2年生軍団への説教!(^^)!

 開ちゃん・・・よく頑張ったね(3位入賞おめでとう!)

 「子大仏」と「大仏」

 承ちゃん・・・背負い投げ、カッコよかったで!

 唯斗・・・ちょっと、分が悪かったね(^^;)

 柊・・・1回戦突破、おめでとう!

 レディース軍団への説教!(^^)!

 琳ちゃん・・・ちっちゃい体で、よく戦ったね(^^)

 元ちゃん・・・なんで、笑ってんの?(^^;)

 団体総合優勝!

 どれ?どれ?・・・

 SO・・・大したもんやったね!(^^)!

 桐澤家・・・最終兵器!

 堀田家・・・最終兵器!

 みんな・・・お疲れさん!

 ご父兄の方々も・・・応援ありがとう!

ほんで・・・

みんな!

興奮と感動を・・・ありがとう!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

8月6日(日)・・・青葉武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

前日の『OB&OG会』を見る限り・・・「明日は試合」なんてことは、どこ吹く風(^^;)・・・完全に、気が緩みモード全開やったけど、えらいみんな頑張りよったわ

優勝含め、入賞者も、多数おったしな

やっぱり、子供ながらに・・・オンオフがきっちりできてるんやろなぁ~(^^)

ホンマ、すごい奴らやで(^^;)

 

 

ただ、今回の大会で・・・

俺は・・・唯一、YAMATO(小3:ウチの三男坊)のみを叱った

 

理由は・・・試合後の態度

 

YAMATOは・・・結果的に、決勝戦まで上がったねんけど・・・決勝戦で見事な「背負い投げ」で、一本負け

 

いつも記すように・・・子供たちにとって、今の結果なんて、ほぼ関係ないと思ってるから・・・結果は、金メダルやろうが、銀メダルやろうが、そんなことは、監督(親)の俺にとっても大したことではあれへん

ただ・・・負けた試合後に、ヘラヘラしてることが、俺には許しがたいことやった

 

「悔しいと思わへんのかっ!?」とか・・・

「一生懸命、練習に取り組んでないから、負けるんじゃっ!」とか・・・

そんな、大人目線での感情では、決してあれへんで!?

 

どっちかっていうたら・・・YAMATOは、一生懸命練習には取り組む子やし・・・きっと、「悔しい」ってことも感じてたと思う

せやけど・・・俺が、教育してやりたいことは・・・今の柔道の結果なんかより、「人間性」やねん

 

負けた試合後に、ヘラヘラしてることは・・・しのぎを削って戦った相手に対して、ものごっつい失礼やと思うし・・・

また・・・準決勝までに、彼に負けて上に上がることができへんかった子に対しても、ものごっつい失礼なことやと俺は感じたから・・・

 

おまけに・・・

普段、いっしょに汗を流して頑張ってきて、決勝戦の応援をしてくれてた仲間・・・

応援に来てくれた親御さん(彼の場合は、俺と明美やけど)・・・

観覧席から、大きな声で応援してくれた、ご父兄の皆さん・・・

そんな、周りの人達に対する「感謝」の気持ちを蹴飛ばした形になったっていうこと

 

ほんで・・・

さっきも記したけど・・・実は、彼はものごっつい練習をする

姉兄(悠葉先生、REN兄ぃ、SO)に感化されてるってこともあるんやろうけど・・・ものごっつい、一生懸命練習をする

その一生懸命、「辛抱と努力」をしてきたことを、己自身で蔑んでしまったこと

 

 

実はYAMATO・・・あんまり、感情を表には出せへん子

照れ屋さんなのか?・・・結構、飄々としてることが多い

せやけど・・・嬉しい時は、大喜びして・・・腹が立ったら、怒って・・・哀しい(悔しい)時は、泣いて・・・楽しい時は、体全体で楽しむ

これからは・・・そんな「喜怒哀楽」も、恥ずかしがることなく、表に出していってほしいなっていう想いもあって・・・

ものごっつい、ええ機会やったから(「鉄は熱いうちに打て!」やと思って)・・・

それらすべてを、今一度伝えるつもりで・・・俺は、彼を叱った

 

※YAMATOの名誉のために記しておくけど・・・

帰宅後、それらのことを、もういっぺん噛み砕いて説明して・・・「感情を、表に出すことは、決して恥ずかしいことではないんやで?」って伝えてやったら・・・嗚咽しながら、「悔しかったし、納得いかへんかった」って、号泣しとったわ(よほど、悔しかったみたい(^^))

 

 

常日頃から・・・家庭の中でも、「責任」や「感謝の気持ち」「思いやり」を背中に背負い込んでこそ、「一人前」やっていうことを伝えて育ててるつもりでおるし・・・道場内でも、道場生全員に対して、それは伝え続けてるつもりではおるけど・・・

一歩ずつやけど・・・大人への階段を上がる、その時々に・・・彼ら全員に、俺の感性の中に存在する、大切なことを見落とさずに伝えていってやりたいなぁ~って、あらためて感じさせてもらえる、ええトリガーやった

 

 

 

 

 

 

それと、もうひとつ・・・

今回の試合は・・・「一生懸命」取り組んでる者と・・・「それなりに」取り組んでる者との差が・・・あからさまに、浮き彫りになった大会やったなって感じたなぁ~

 

もちろん・・・

全ての物事を差し置いてでも、今は「柔道」だけを追い求める時期ではないのは・・・俺自身、いつも念頭には置いてるから・・・徹底して、追い込んだりはせんへんけど・・・

 

せやけど・・・

「与えられた環境の中で、最大限の努力をする!」

・・・・・ことは、彼ら全員に、常日頃から、口うるさいくらいに伝えてる

 

勉強する時は・・・一生懸命、勉強をする!

ゲームする時は・・・一生懸命、ゲームをする!

飯食う時は・・・一生懸命、飯を食う!

柔道する時は・・・一生懸命、柔道をする!

・・・・・っていう、ケジメの部分もね

 

 

人間は(って言うより、すべてのものがそうやねんけど)・・・大人であっても・・・子供であっても・・・すべての者に、1日、24時間、平等に時間が与えられてる

その24時間の中で・・・当然、寝る時間、飯食う時間、風呂に入る時間等、生きるためにせなアカンことは必要になってくる

 

それ以外で・・・

たとえば、子供であったら・・・

野球と勉強を両立してる子

柔道と勉強を両立してる子

英語とダンスと勉強を三つ巴で頑張ってる子

・・・・・いろいろとおる

 

もちろん、それ以外にも・・・子供であるが故に・・・

友達と遊びもせなアカン(友達同士で遊ぶことの中には、生きていくのに必要な、社会性を学ぶ部分がものごっつい多くあると俺は思ってる)

・・・・・って、俺は考えてる

 

 

そんな、何か2つ以上のことを両立するっていう、不自由さの中で頑張ることは、・・・実は、ものごっつい大変なことやと思う

せやけど・・・その不自由さの中で、頑張ったことこそが、己自身の「地力」になるんとちゃうんかな?って、俺自身は切実に感じてる

ほんで・・・それが、きっと将来、役に立つんとちゃうんかな?って、俺は信じてる

 

柔道だけをやっとってもアカン!

勉強だけをやっとってもアカン!

野球だけをやっとってもアカン!

サッカーだけをやっとってもアカン!

もちろん、遊んでばっかりで、何もせえへん者は、論外や!

 

 

そんなことを・・・限りなく噛み砕いて、子供らに話したけど・・・

何かしら、「気付き」の材料になってくれてたらええねんけどね(^^)

 

 

いずれにしても・・・

県大会に繋がった者

途中で敗退してしまった者

君たちにとっては・・・すべてが、通過点!!

 

今日という日は、二度と戻ってけえへんねんから・・・同じ「失敗」を繰り返さへんように・・・

『与えられた環境の中で、最大限の努力をしよう』

・・・やないかっ!?

なっ!?

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 お帰りぃ~!(^^)!

 詩音・・・強すぎるやろっ!?(^^;)

 心優・・・数年後は、沙季先輩みたいになれよ!

 先輩たちの元立ち(^^)

 ヤバイなぁ~(^^;)・・・誰の子やねん?(^^;)

 こんな光景が、毎日見れたのになぁ~(虎ちゃん VS 正也)

  この光景もな・・・ (おっさん VS 正也)

 当時・・・ガチンコで、よくやってたなぁ~(REN VS 虎ちゃん)

 1号 VS 3号   3号・・・撃沈(^^;)

 1号 VS 2号   2号・・・撃沈(^^;)

 1号 VS 母艦   母艦・・・沈没(ーー;)

 紳ちゃん・・・正也先輩に受けてもらったな(^^)

 夏光先輩・・・インターハイへの決意表明!

 みんなで、激励!

 みんな・・・メッチャ、デカくなりよった(^^;)

 先輩達! ありがとう! また、来てやってぇ~(^^)

 

元気出していこう!

READY! GO!!

8月5日(土)・・・OB&OGの先輩たちが、忙しい合間を縫って、道場に帰ってきてくれた

 

道場生は・・・翌日(8月6日(日))、スポ少の仙台市予選やのに・・・

まったく、「明日は試合」っていう感じを醸し出すことなく、みんな、ものごっつい楽しそうやったなぁ~(^^;)

 

 

 

あえて、多くを記す必要はないと思うけど・・・

道場在籍時に、結果を残した者だけ・・・また、今現在も柔道を続けてる者だけ・・・なんてことは、一切なく・・・

あの頃のままのスタンスで・・・OB&OG達は、ここに帰ってきてくれる

 

 

来春・・・

凜杜、恭佑、海士、涼太の4人が・・・ここを巣立っていく

 

この先・・・卒業生は、どんどん増えていくけど・・・

今と変わらず・・・ここで過ごした者たち全員が「帰ってこれる場所」を、大切に守っていきたいなぁ~って思うよ

 

 

 

卒業生諸君!

帰ってきてくれて・・・ありがとう!

 

もちろん、仕事や所用で来られへんかった連中も・・・

ぜひ、また帰ってきてくれるのを待ってる!

 

 

未来ある、若者たちよ!

今日より明日・・・明日より明後日・・・って

「飛躍」してくれることを・・・心から祈ってるぞ!

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

7月22日(土)~25日(月)の3日間・・・宮城県武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からは・・・

【男子】

50kg級・・・SO

60kg級・・・海士

73kg級・・・凜杜

81kg級・・・恭佑、健之介

90kg級・・・恭太

90kg超級・・・清春

 

【女子】

40kg級・・・桜想

 

以上の8名が、仙台市地区予選を勝ち抜いて、出場させてもらった

 

 

結果は・・・・・

海士・・・優勝(全国大会出場・東北大会出場)

恭佑・・・準優勝(東北大会出場)

桜想・・・準優勝(東北大会出場)

凜杜・・・3位(東北大会出場)

恭太・・・3位(東北大会出場)

・・・・・っていう、素晴らしいもんやった

 

 

今回、優勝した海士は・・・

小学校5年生の時にこそ、全国小学生学年別柔道大会の県予選で3位に入賞させてもらってるけど・・・

6年生の時は・・・寝技で、ケチョンケチョンに回されて・・・惨敗

 

中学校に入学してからも、ある程度の結果は出してきたけど・・・

決して、もろ手を挙げて、宮城県の代表になれる素質を持ってるって、言える子ではあれへんかった

 

 

その海士は、ここ数ヶ月・・・ほぼ毎日のように、ロードワークをしとった

3年生になってからは・・・柴田高校の狩野先生に無理をいうて、何度か高校の練習にもおじゃまさせていただいた

 

1~2年生の頃も・・・何度か?親御さんの方から「中学校の合同練習に参加したい」「出稽古に行きたい」などの申し出はあったけど・・・

中学校の先生が、引率をしてくれへんみたいやったし・・・「北岡道場」の生徒としての参加となると、怪我の問題等も考慮せなアカンし、また単独行動を認める訳にもいかへんから、俺は首を縦には振れへんかった

 

確かに、海士は・・・一生懸命練習する子や

せやから、多分・・・「もうちょっと練習をさせてやりたい」っていう親御さんの意向もあって、俺に投げかけてきたんやろうけど・・・

 

せやけど・・・俺は、客観的に見えとった

この子は、まだ・・・全身全霊で、自分自身を追い込んでまで「目標」を掴もうとしてる訳やあれへんやろなぁ~?ってことが・・・

 

現に・・・昨年秋に、東北高校女子柔道部の練習に参加させていただいた後、彼に問いかけてみた

「どや? この練習を毎日してこそ、県大会で優勝を狙えるやろうし、東北大会、全国大会でも、十分に勝負ができるんやぞ!? 来週も行くか?」って

 

ほんなら、海士は・・・

「いや・・・当分、行きたくないです(^_^;)」って答えよったくらいやからな(笑)

 

 

せやから・・・

昨年秋でも・・・本人自体も、まだ現実味を帯びてへんかったんやと思うよ

 

せやけど、新人戦が終わったくらいからやったか?今年に入ったくらいからか?・・・もうちょっと、あとやったかなぁ~?

ちょっとずつ、海士の顔つきが変わってきよった

 

 

俺は・・・要所要所で、あいつらに、ちょこっとだけアドバイスをするねんけど(中学生になったら、自分自身で考えてもらえるように、敢えてそんな感じにしてる)・・・

海士は・・・力(体幹含め)が強い反面、体が堅い(柔軟性がない)が故・・・ガチガチになってしまう傾向がある

せやから、投げられてしまう時は・・・きれいに「一本」で、決められてしまうことも珍しくない

 

せやから・・・柔道自体や筋力、スタミナのみならず、その部分修正せん限り、この先は難しいやろなぁ~?って、俺は感じてた

だからこそ、「海士! 「柔軟性」をつけなアカンぞ!? もちろん、それは、日々の積み重ねやからな!」って、彼に伝えてた

 

 

ある練習日・・・みんな揃っての体操の時、以前より、格段に柔軟性が向上してる海士を見つけた

俺は・・・「こいつ・・・やっぱり、いろんな面で、努力をしてるんやな?」って、彼の顔つきの変化の意味が理解できた

 

その頃から・・・周りからも、「海士は、走ってる(ロードワークしてる)よ」って、耳にするようになった

本人自体も・・・「明日、柴田高校に練習に行ってきます!」って、俺に言う回数が増えてきた

 

せやから、俺は・・・また、アドバイスをした

以前から伝えてた・・・

「脱力の大切さ」

「軍手をつけての乱取り」

・・・に付け加えて・・・・・

 

「左一本背負いの封印」

 

当然やけど・・・

片手での技は、実力が拮抗してきたら利かへんし、尚且つ、片手であるが故に危険が付きまとう

それに、右の技を撃ってこそ、左が利くのがセオリーや

せやから、「右の背負い投げ」に拘らせるように、敢えて、そんなアドバイスをしといた

 

 

結果的に・・・これが、良かったんか?どうか?は、正直分かれへん

 

多少、プラスにはなったのは間違いないやろうけど・・・

せやけど・・・「俺が指導したから、優勝した」なんてことは、俺自身これっぽっちも思ってへんよ

俺なんかが指導したところで、劇的に変わるわけではあれへんし・・・

俺ら指導者は・・・ちょっと、足れへん部分をくすぐってやることくらいしか、実はできてへんねんから・・・

 

敢えて、それ以上を記したら・・・・・

「結果が出えへん子を、辞めさせてしまうことなく、如何に継続(継続は力なり、継続は宝なり)させてやることができるんか?」

・・・ってことの方が、非常に重要なことなんやないんかな?って、俺は根底で考えてる

 

 

ほんなら・・・そんなに素晴らしい指導を受けたわけでもあれへんのに、なんで海士は優勝することができたねん!?

 

毎日毎日、ロードワークをしたからか?

柴田高校に、練習に参加させていただいたからか?

柔軟性や、筋力アップを図ったからか?

 

ちゃうな?

そんなことで、「優勝」できるんやったら・・・みんな、チャンピオンになるよ

 

 

練習が多く(練習日や練習時間)できる環境におる子は、ナンボでもおる

日頃から、ロードワークをしてる子も、ナンボでもおる

出稽古や合同練習を、もっとこなしてる子は、ナンボでもおる

 

これは、中学生だけに限らず、高校生も大学生もいっしょや

みんな、朝練して走ってるし・・・

みんな、同じだけの時間を練習に費やしてる

 

 

これは・・・自分の経験上からの意見やけど・・・

『想い』

・・・・・・・やと思うな

 

 

遊びに行きたい・・・ゴロゴロしてたい・・・腹いっぱい飯を食いたい等・・・

人間は、ものごっつい愚かな動物やから・・・弱さは否まれへん

 

せやけど・・・

そんな、あらゆる誘惑や衝動、甘え、すべての物事を差し置いてでも・・・手に入れるんや!!という、強い『想い』

その『想い』こそが・・・己自身を、己が目指す場所に追いやるんやと、俺は思うんよ

 

「I want to ~」は・・・みんなが、思うはずやよ

優勝「したい」!

合格「したい」!

いい仕事に「就きたい」!

お金持ちに「なりたい」!etc・・・

 

せやけど・・・「I want to ~」じゃ・・・・・アカンよな?

 

「必死」

・・・にならんと、自分の欲しいもんは、絶対に手には入らへんよ

 

 

俺は、常日頃から・・・我が子はもちろん、道場生全員にも、しょっちゅう伝えてる

「自分が何かを手に入れたいと感じた時(『その時』って記すわな)には・・・全身全霊で、己自身を追い込むことのできる人になってくれ!」って

 

また・・・

「『その時』を、己自身で見落としたらアカン!」っちゅうこと

「『その時』がきたら、すべての物事を差し置いてでも、他のことには目もくれずに、己が目指す場所をめがけて突き進んでいかなアカン!」っちゅうこと

 

幼稚園児、小学校低学年には、まったく何を言うてるんか?分かれへんと思う・・・いや、高学年でさえ全員が理解をしてへんかも知れへんし・・・

もしかしたら・・・生徒の後ろで聞いてらっしゃる、親御さんの中にも・・・

「こんな小さい子達に、そんなことを言ったって・・・」って、思っておられる方もおるかも知れへん

 

でも、俺は・・・真剣な目ン玉で伝える

伝えて、伝えて・・・「このオッサン、うるさいな!」って思われるくらい、伝えまくる!

いずれ・・・点と点が、線で繋がる時が来ると信じて・・・たとえ、「馬の耳に念仏」状態であっても、彼ら全員の心に訴えかけるようにしてる

 

 

 

 

人それぞれの『その時』は違う

ほんで、『その時』は・・・決して、柔道だけのこととは限らへん

 

柔道含め競技者として、チャンピオンになろうと思った時

どうしても進学したいと願った高校を目指す時

事業を成功させようと思った時

惚れた女性に、自分の隣を歩いてもらいたいと感じた時

我が子に、意地を見せなアカン時

 

『その時』は・・・人それぞれ違うし、いろいろや

でも、「それに、気付かんままやったら・・・アホのままや!?」ってことも、伝えてる

 

「アホのまま」って、言い方は悪いけど・・・

一番分かりやすい事例をいうたら・・・

どこの世界に、己が惚れた女を、能天気な面して簡単に諦めて、他人に譲ることができる奴がおる??

俺には、絶対に無理や!

 

せやから・・・「柔道を通じて、大切な何かを学んでほしい!」・・・人生を歩んでいく糧を、収穫してほしいねんよ

 

自分が手に入れたいものを「必死」になって、追い求める

仮に掴むことが出来へんかったとしてでも、確実に近くはなるよ

 

柔道始め、スポーツの世界では、「金メダル」は、ひとつしかないけども・・・

社会に出たら・・・「金メダル」は、ひとつだけじゃない!

己自身が「必死」に頑張って、一生懸命走り続けて、自分が決めた目標に到達したら・・・それが「金メダル」やと、俺は思う

 

せやからこそ・・・

柔道を通じて・・・ぜひとも、その「方程式」を学んでほしいんよ

 

 

だから、俺は・・・絶対に、子供らに無理強いはせえへん

彼らを・・・「信じて待つ」しかないって思ってる

彼らの『その時』は・・・人それぞれ、違うねんからね

 

彼ら全員が全員、決して「今」が『その時』ではないっちゅうことを、それぞれの目線の高さまで屈んで理解してやった上で・・・彼らの心を揺さぶってやりたいと考えてる

 

 

 

海士は、今回・・・少なからず、その「方程式」を理解したことと思うよ

きっと・・・社会に出た時に、この経験は役に立つことやろう?

 

まぁ、この「方程式」は・・・誰しもが、分かってるはずなんやけど・・・なかなか実行できへんのが現実なんやけどね(^_^;)

 

俺が自宅で・・・その話を、心颯(次男坊)にしてたら・・・

数年前・・・北岡道場で、週2回、小学生と練習をしてただけで、全中に出場した悠葉先生(ウチの長女)は・・・隣で、意味深に笑ってたよ(^^)

 

彼女は・・・全中に出場したいがため、誰に指図されるわけでもなく、ほぼ毎日のように、10kmのロードワークをしてた

その結果・・・その「方程式」を理解した彼女は・・・今も、結構簡単に、いろんなものを手に入れてるように見受けられる(^^)

 

 

 

 

こんな「ええ加減」な道場の方針やからこそ、伝えてやれることがある

こんな「ええ加減」な道場の方針やからこそ、心を揺さぶってやれることがある

 

日々、勝負に拘って・・・「勝つこととは、何なのか?」「負けることとは、何なのか?」っていうことを、徹底的に叩き込んで管理していくことも一つの方法やと思う

それを基本ベースにして・・・

全員一律、同じ方向に向け(させ)ることは・・・ある意味、簡単なんかも知れへんな?

ちょっと、目ン玉に力を込めて言葉を発したら、「右向け右」で、全員が揃うねんから・・・(俺らの高校時代がそうやったように・・・)

 

せやけど・・・それじゃあ、子供らの「個性」がなくなってしまう

 

彼らの「個性」を押さえつけることは、絶対にしたらアカン!

だって・・・人生は、「柔道」だけやないねんから・・・

 

 

せやから・・・今の俺にできること・・・

「「柔道」を通じて、大切な何かを学んでほしい!」からこそ・・・

彼らの心を、日々揺さぶりながら・・・『その時』を、信じて待つようにしてやりたい!

 

「個性」を生かして・・・

普段から、それぞれの「『その時』を見落とさへんように!」ってこと・・・

また、「それに気付かんままやったら、アホのままやぞ!」ってことを、今は理解できへんかったとしても伝え続けてやること

ほんで・・・彼らそれぞれの『その時』を、信じて待ってやること

 

俺ら(指導者・親)は・・・無理強いして「やらせる」んやなく・・・彼らが動き始めた時に、背中を押してやれる存在であればええんとちゃうんかな?

 

 

みんな・・・一段ずつ、ゆっくりやけど、確実に階段を上ってるよ

 

自らの『想い』を、実現させた・・・海士

負けた悔しさに、涙を浮かべてた・・・恭佑

素直さ、純粋さが、ここまで自分を引き上げてくれたんやろう?・・・凜杜

ちょっと、肩の力が抜けたかな?・・・恭太

手も足も出すことができへんかった・・・SO

 

他の県大会に出場した連中も・・・また、他の道場生たちも・・・

みんながみんな、いろんな経験をしながら、それぞれの「個性」を持ったまま、階段を上ってる

 

 

いずれ、必ず訪れるであろう『その時』に・・・

ここ(「北岡道場」)で学んだことを、役立ててもらいたいと願いながら・・・俺は、お前らの心を、日々揺さぶるから・・・

 

おめでとう!  海士!

 

他のみんなも・・・よう、頑張ったな!

お疲れさんっ!

ありがとうやで!

 

 

全ては・・・通過点!

今日という日は、二度と来えへん!

ほんで・・・

前を向いてる奴にだけしか、輝かしい明日(未来)は来えへんねんで!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

この連休中に・・・恭佑(中3)と凜杜(中3)と、いっしょに飯を食う機会があった

そこで・・・彼らと、色々と話したねんけど・・・

 

いやぁ~~~、大人になってるわ(^_^;)

 

自分の立ち位置をわきまえてるし・・・周り(同級生、後輩)のことも、よう見えてるし・・・

ほんで、何より・・・あいつらから、「ゆとり」と「余裕」を感じさせられたことに、俺自身、驚きを隠されへんかったわ

 

「柔道」は・・・県チャンピオンであったり、東北チャンピオンであったりではあれへんけど・・・

せやけど・・・そんなこと、超越してる!

 

なんか・・・あいつらの成長に、俺自身が「勉強させられたなぁ~」って、感じざるを得んくらいの衝撃やった

 

 

「柔道」の結果は・・・一生懸命練習して、トレーニングして、頑張ったら頑張っただけ、それなりに結果は付いてくるもんやと思う

もちろん、「絶対に、優勝できる」「絶対に、チャンピオンになれる」なんていう、確約はできへんけど・・・・・せやけど、一生懸命追い込んだら、ある程度の結果は付いてくるんとちゃうんかな?

でもまだ、あいつらは・・・まったく追い込んで、取り組んでへんけどね・・・(^_^;)

(現実に、中総体一週間前の三連休に・・・みんなで集まって、誰かの家を泊まり歩いて・・・BBQして・・・天然温泉で遊びまくってるくらいやから・・・(-_-;))

 

 

 

せやけど・・・あいつらの「人間性」の部分は、「柔道」を一生懸命になって追い込んだからって、そない簡単には手に入るもんではあれへんわ

長い時間・・・仲間と笑って、仲間を思いやって、同じラインで同じもんを見て、楽しみながら「柔道」に取り組んで・・・

そないせんかったら、絶対に、手に入れることは不可能やと思う

そう思わざるを得えへんくらい・・・彼らには、素晴らしい人間性が備わってるなって感じさせられた

 

やっぱり・・・柔道の結果云々だけではあれへんねやね?

「柔道」の現役を退いた後の人生の方が、遥かに長いねんもんな?

ほんで、基本的には・・・この世の中、『人間』として、生きていかなアカンねんからね?

 

 

あいつら・・・上手いこと言うてくれとったわ

「北岡先生じゃなかったら・・・自分らが、こんな風にいることは、絶対に無理です!」って

 

社交辞令であっても・・・・・ちょっと、嬉しかったりするやんけっ!?(^^)

・・・・・って、中学3年生に踊らされてる・・・俺(-_-;)(-_-;)(-_-;)

 

 

 

 

 

彼らの周りには・・・いつも、人(上級生、同級生、下級生問わず)が集まってる

もちろん、ウチの次男坊(SO)も・・・あいつらに引っ付いて、いっつも後を追っかけてる

その下の後輩たちも・・・チョロチョロチョロチョロと、あいつらに付いて回ってる

 

「中学3年生が、小学3年生といっしょになって遊ぶなんて・・・」って思うかも知れへんけど・・・

ホンマに、微笑ましい光景やし・・・ホンマに、羨ましく見えるくらい、奴らには人を引き付ける「魅力」があるねんよな(^^)

 

 

凜杜は・・・約6年前に、道場に来た

恭佑は・・・約5年前に、道場に来た

出会うことのない2人が・・・「柔道」、また「北岡道場」を通じて出会って・・・

今は、素晴らしい「仲間」として、共に時を過ごしてる

 

もちろん、これからは・・・お互いが、いろんな人と出会って、色んな感性を磨いて、それぞれの「道」を進んで行くやろうから・・・一生、今のままの「仲良しこよし」っていう訳にはいかへんと思う

せやけど・・・同じ時間を過ごして、同じものを求めて、同じものを見てきた・・・

この「絆」は、簡単には千切れたりはせえへんのんとちゃうんかな?

 

仮に、何年も会うことができへんかったとしても・・・会った時には、一瞬で「その時」に戻れる

そんな「仲間」でおってくれたら・・・俺は嬉しく思うなぁ~(^^)

 

 

 

 

いずれにしても・・・

なんやろう?

あいつらに・・・「勉強」させられた!!

 

やっぱり・・・「「北岡道場の北岡先生」は、彼らに日々成長させてもらってるんやな?」って、切実に感じた瞬間やった

 

 

数年前、道場入会当時は・・・アホなことばっかり言うてる、丸っこい小学生やった「凜杜」と「恭佑」

そんな奴らが・・・もう、中学3年生

最早・・・あと数ヶ月で、道場を巣立っていってしまう

 

彼らが・・・俺の生徒でおってくれることを、ホンマに「誇り」に思うよ

ありがとう!!

 

 

夏が過ぎたら・・・

彼らが卒業していくのも、あっちゅう間やろな?

 

流れいく川の水のように

今この一瞬は、二度と戻ってこない

いくら「銭」を積んでも、いくらもがいても

人生、後戻りなんて・・・できない!

 

ある人が、こんな唄を歌ってた

 

 

せやからこそ・・・

今この一瞬一瞬を・・・彼らといっしょに、アホになって笑ってたい!

 

 

 

この先、彼ら自身が、柔道の結果を限りなく求める時が来たならば・・・「その時は、今着てる「人間」っていう着ぐるみを脱ぎ捨ててでも、その場所を目指さなアカン!」っちゅうことは、常日頃から伝えてる

この先、彼ら自身が、何かを手に入れようと必死になるべき時が来たならば・・・「その時は、周りのことに目もくれずに、必死になって、その場所を目指さなアカン!」っちゅうことは、常日頃から伝えてる

きっと、彼らは・・・それに、ちゃんと耳を傾けてくれてるはずや

せやから、俺は・・・彼らの「その時」を、未来で待つことにするわ

 

だから、今はまだ・・・いっしょになって、笑ってようや(^^)

 

 

もちろん・・・「凜杜」と「恭佑」だけやあれへんで

道場生全員に対して、そない思ってる

 

いっしょに、くだらんことで笑って・・・いっしょに泣いて・・・時々、「親父」に雷落とされて・・・

やがて時が過ぎ、中学校を卒業して、俺の元を巣立った後・・・

さらに素晴らしい人になってくれることを、心から祈ってるよ!

 

 

俺は・・

未来で君らを待ってるから・・・

 

元気出していこう!

READY! GO!!

約3ヶ月ほど前に、道場に入会してきた・・・涼太郎(1年生)、銀河(1年生)、隆盛(年長)

 

道場内の一番上には、体の大きな中学3年生の連中はおるし・・・

わずか一学年上の連中(2年生)でも、体がちっちゃくても(約一名、規格外の大きさの奴もおるけど(^_^;):一太)、結構強烈な奴ら(小僧さん、煌)がおるし・・・

あいつら(小僧、煌、一太)・・・まだ子供やから、自分自身のことが分かってへんから、普通にガチャガチャに引きずり回すからな(^_^;)

 

おまけに、その上の学年(3年生)には・・・YAMATOを筆頭に、優、優音、子地蔵、一颯って・・・さらに、危険な奴らが幅を利かせてるからね(^_^;)

こいつらに掛かったら・・・小僧さんも煌も一太も、形無し

小僧さんなんか、県大会で準優勝してるのに・・・泣こうが、喚こうが、ケチョンケチョンにいわされてるもんね(-_-;)

 

 

せやから・・・まだまだ、柔道自体も、まったく分かってへん状態でもあるし・・・練習に来るたびに、毎日泣いてる(^^)

 

ちょっと、痛いことをされたら・・・「先生、具合悪いので休んでもいいですか?」

ちょっと、しんどくなってきたら・・・「先生、トイレに行ってもいいですか?」等々

 

当然、それを見透かしてる俺は・・・

「アホか!? 生きてる証拠じゃ! そのまま、続けろ!」

 

 

せやけど・・・子供であっても、えらいもんやよなぁ~

「このオッサンには・・・そんな「逃げ」が、通用せえへんねんな」って、インプットされたら・・・段々と、泣き言を言わへんようになってくるもんなぁ~

もちろん、それが、俺の一番の目論見なんやけどね(^^)

 

 

子供は、大人が思ってる以上に利口やよ(いや・・・「ずる賢い」っていう言葉の方が、ある意味合ってるかも知れへんな)

いっぺん逃がしてくれたら、この人には通用するって思うから・・・しんどくなったり辛くなったりしたら、その人のところに行きよる(もちろん、自分が楽しいことやったら、どんだけしんどくても、「具合悪い」とは、絶対に言いよれへんしな(^^))

 

せやけど・・・

「逃げられへん!」「逃がしてくれへん!」って分かったら・・・自分の力で何とかしようって、考え始める

 

その状況下に追い込まれて、初めて・・・助けてくれるのは、己自身でしかないってことに気付くんやろなぁ~?

勇気を振り絞って、自分よりも強い奴・・・自分よりも上の学年の奴にも、全身全霊で掛かっていきよる

また、泣き言も吐き出さんと、歯を食いしばって、そのしんどい状況をも打破しようと必死に踏ん張る

 

その自分の殻を破る瞬間に、この10年間・・・俺は、何べん立ち会ってきたんやろうか???

 

 

「自立」

・・・・・俺は、そない思ってる

 

 

これは・・・家庭教育の中では、なかなか伝えることはできへんと思う

もちろん・・・監督の俺の言葉だけでも、きっと伝えることはできへんことや

まして・・・学校教育には、こんな無茶苦茶な教育はないはずやし・・・

 

せやけど・・・今の今まで、ずっと手助けをして、限りなく子供に答えを提示してきてたのに・・・

中学3年生で受験シーズンを迎えた時には・・・

「自分で、やるしかないんやで」

「私たち(先生や親)は、助けてあげられへんねんで」

・・・って、いきなり子供たちに、自己責任を背負わせる

 

俺は・・・その方が、よっぽど酷なような気がするんやけどなぁ~?

 

 

それやったら、子供の頃から・・・

「やらなアカン時は、やらなアカン!」

「己以外は、誰も助けてくれへん!」

・・・ってことを、自分の心で覚えといた方(自立させといてやった方)が、俺はええと思うねん

 

正に・・・

「「柔道」を通じて、大切な何かを学んでほしい!」

・・・・・って、やつやよな?(^^)

 

 

 

 

子供たちの中にも、「社会」ちゅうもんが存在しよる

一生懸命やれへんかったり・・・すぐに諦めたりする者は・・・・・周りからは認めてもらわれへん

 

認めへん側からしたら・・・

己自身と向き合った時には・・・親も、先生も、誰も助けてくれへんってことを、彼らなりに理解してるやろうから・・・自分の力で何とかしようとせえへん奴を、認めるに認められへんねんやろうね?

 

もちろん、俺からしたら・・・勝ち負けよりも、「プロセス」(日々の進化)が大事

ほんで、何に対してからも、逃げへん「心」・・・その部分を、何よりも学んでほしいと思ってるから・・・・・

それを知ってる、また、それを手に入れようと頑張ってる奴らは・・・「諦め」や「逃げ」を、やっぱり認めへんやろなぁ~?

 

せやけど、その反面・・・その殻を破って向かってきた奴、歯を食いしばって踏ん張ってる奴には、ガチンコで応えるし、そいつの存在を認め始める

そうなることで・・・「仲間意識」が芽生えて、手を貸し始めてくれる

 

また、根っこは純粋な子供やから・・・お互いを認め合った中で、対等に遊び始める

 

ものごっつい、簡単な「方程式」なんやろうけど・・・

せやけど・・・その「方程式」の・・・

X=「勇気」なんか?Y=「根性」なんか?・・・それは、なんなのか?は、俺にも分からへん

 

子供たちのみぞ知る・・・子供たちの「社会」のルールがあるんやろう?・・・きっと

もちろん、俺らが子供の頃にも、見えへんルールが存在したようにね

 

 

大人の世界には・・・時に、「裏」と「表」が存在する

顔は笑ってるけど・・・心では蔑んでたり・・・・・ね?

 

せやけど・・・子供の世界には、「裏」「表」がない

一見、酷なようやけど・・・分かりやすくて、実はものごっつい単純明快でええなぁ~って、俺は思ってる

大人になり切られへん、俺にとっては・・・子供の持ってる、「白」か?「黒」か?が、ホンマに羨ましい限りやわ(^_^;)

 

 

 

 

今、道場に在籍してる、ほとんどの連中(OB含め)は・・・柔道をやり始めて、ちょっと経った頃に・・・「辞めたい」「具合悪い」「休みたい」って言うて、よう泣いてた

 

ヤマト&タケルなんか・・・同学年が、あのSOやから・・・

小学校1~2年生の頃は・・・毎日のように泣いてたことを思い出すわ(^^)

ヤマタケパパでさえ・・・「もう、辞めさせた方がいいのかなぁ~?」って、考えたっちゅうんやから・・・よほど、SOは、強烈な悪者やったんやろな?(^_^;)

 

せやけど・・・いつの間にか?・・・

毎日、引きずり回されてたSOを相手に、ヤマト&タケルは、顔を真っ赤にして、ガチンコで向かっていくようになってた

 

そないなったら・・・なんでなんやろうな?

プライベートでも、メッチャ仲が良くなるのは???

 

同じ志を持って・・・同じ場所を目指す・・・

そんな中で・・・お互い、ガチンコで激突するから・・・お互いがお互いを認め合って、お互いが高いところに上がっていく

結果的には・・・それが「切磋琢磨」する材料になってるんとちゃうんかなぁ~?

 

もちろん、俺(先生)や親に言われたからやるんやなくて・・・己自身のプライドのためにやるからこそ、価値があるんやと思うけど・・・

 

 

ヤマト&タケルを含め、すべての道場生、また卒業生たち・・・

己自身で、自分の殻を破ることができた者は・・・この先の人生、シンドイことからも、まず逃げることはせえへんやろうと思う

 

俺自身も・・・「柔道」っていうもんに、たくさん救われてきたし・・・俺の人生のプロセスには、常に「柔道」が心の支えであったように感じるから・・・

せやからって訳やないけど・・・子供たちにとっても、「柔道」で学んだことが、人生の糧であってほしいと願いたいんよな

 

 

 

 

自分よりも、後に入会してきた者には負けたくない!

自分よりも、帯の色が下の者には負けたくない!

 

なんぼ、ちっこくても・・・そんなプライドは、みんな持ってるようやな?

現に、2年生の柊、1年生の開ちゃん、結月っち、年長さんの晧くんは・・・最近、そんな部分が見え隠れしてるしね(^^)

 

道場のキャパの問題等で、新規入会者の募集をストップしてるから・・・涼太郎と銀河と隆盛の下には、当分、入ってけえへんけど・・・

どうか、頑張ってほしいと願うよ

 

 

一日一日だけを見てたら・・・周りの奴らが、あまりに強烈やから、「俺、大丈夫なんかな?」って思うかも知れへんけど・・・

入会当初、また、一ヶ月前の自分自身と比べてみたら、確実に進化してるから・・・

せやから・・・立ち止まらんと、一歩ずつ一歩ずつ前進しいや(^^)

 

 

「親父」は、お前らはじめ、道場生全員を、助けてやりたいけど・・・今、優しく手を差し伸べて、助けてやるわけにはいかんのじゃ!

 

あんまり、偉そうには言われへんけど・・・

『獅子は我が子を千尋の谷に落とす』

・・・・・っちゅう、あれや!

 

少なくとも、俺は・・・自分の子供たち(悠葉先生、REN兄ぃ、SO、YAMATO)を、心を鬼にして、そうやって育ててきた

明日、俺が生きてる保証は、どこにもないからな?

 

 

せやから・・・道場生諸君!

まずは、己自身と向き合って、己自身の力で何とかしようとせえよ!

そしたら・・・差し伸べてくる手の数は、自ずと増えてくるよ

ほんで・・・近い将来、自分の見渡す景色は、今とはまったく違って見えるはずやから・・・

 

 

この前の中総体で、決勝まで上がった、恭佑、海士、凜杜・・・また、宮城郡予選で負けてもうたけど、涼太

みんな、今はあんなになったけど・・・小学校の頃は、「屁こいてプー」やったんやから・・・(笑)

 

みんな・・・時に笑って、時に泣いて、時に怒って・・・そないして、今に至るねん

もちろん、卒業生たちも・・・然りやで

 

 

せやから・・・

己の未来は・・・己自身の心と体で切り開け!!

 

それが・・・

ここ(北岡道場)で、できへん者は・・・別の場所でもできへんわ!

逆に・・・

ここで、できる者は・・・別の場所でもできるよ!

 

『北岡道場』は・・・家庭の次のステージ(「社会」)やから・・・

また・・・「社会」の縮図そのものやから・・・

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

6月18日(日)・・・大崎市古川総合体育館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からは・・・

【6年生男子軽量級】

承之介・・・1回戦敗退

唯斗・・・1回戦敗退

紳太郎・・・1回戦敗退

 

【5年生男子軽量級】

啓太・・・2回戦敗退

遼・・・1回戦敗退

 

【5年生女子重量級】

心優・・・3位入賞

 

【5年生女子軽量級】

樹梨・・・2回戦敗退

 

・・・・・・・の7名が出場し、上記の結果やった

 

 

今回出場した全員・・・ホンマに進化してたと思う

 

「承之介」と「紳太郎」は・・・6年生にしては、メッチャ体がちっちゃくて、50kg以下級に出場するのも、かわいそうなくらい、体がちっちゃい

せやけど・・・二人とも、物怖じせんと、自分より大きくて、強いであろう相手に対しても、真っ向勝負で挑んでいっとったよ

キャプテン、副キャプテンっていう、目には見えへんもんを背負って、あいつらは、あいつらなりに、日々頑張ってる

 

 

「唯斗」は・・・某道場に在籍してたねんけど、監督さんの都合により、道場運営が出来へんようになったとのことで・・・いっぺん柔道を辞めとったねんけど、しばらく経ってから、「やっぱり、柔道を続けたい」っちゅうことで、ウチの門を叩いてくれた子

当初(ウチに来はじめた、5年生の時)は・・・ウチの三男坊(当時:2年生)にも投げられてしまうくらいの状態やった

今も、「劇的に強くなったんか?」って聞かれたら・・・そうではあれへんけども・・・それでも、ものごっつい真面目に取り組む子で、ホンマに感心させられるよ

 

 

「啓太」は・・・メチャメチャ、不器用・・・ホンマに、これでもかっ!っていうくらい、不器用な子

せやけど・・・彼もまた、ものごっつい一生懸命に取り組む子やねん

なかなか応用が利かへんけど・・・それでも、ちょっとずつちょっとずつ、上がってきてる

幼稚園の頃から道場に通ってるけど・・・やっとこさ、「柔道」になってきたかな?(笑)

 

 

「遼」は・・・家庭の都合で、週に1回しか練習に来られへん

幼稚園の時、道場に通いはじめてんけど・・・いっこも言うことを聞かへんし、まったく一生懸命やれへん状態やった

せやけど・・・4年生の後半くらいからかな?・・・ちょっとずつやけど、変わってきた

1分間スピーチとかをさせたら、メッチャ上手いこと話をする子

柔道の結果は二の次にして、継続したことを彼の心に刻んでほしいから・・・なんとか中学校卒業まで、柔道(北岡道場)を続けてもらえたらなって願ってる

 

 

「心優」は・・・結構、戦闘力が高いかな?

人懐っこい性格で、それが全面に出てて、柔道も一生懸命取り組む子

せやけど、お母さんに聞いたら・・・そろばんも、バレーボールも、やることやること全部、長続きせえへんかったらしくて・・・「柔道だけは、楽しいらしくて続いてるんですよね(^^)」ってことを言うとった

まだまだ、粗削りで、「柔道」自体を分かってへんけど・・・今は、楽しんでやってくれたらいいかな?って思ってる

3位入賞、おめでとう!

 

 

「樹梨」は・・・恭佑の妹

だから・・・っていう訳やあれへんけど・・・体の使い方と、柔道センスは、素晴らしいものを持っとる

せやけど・・・まだまだ、気持ちが伴わんと、すぐに半べそかいてしまう・・・ホンマに普通の女の子

心優といっしょで、楽しみながら、道場に通ってきてる

これから、試合経験を積むことで、ちょっとずつ柔道が分かってくるやろうから・・・彼女の開花も、恭佑同様、もうちょっと先かな?(^^)

 

 

そんな彼ら、全員が全員・・・ホンマに進化してたなぁ~って感じた

 

せやから・・・っていう訳ではあれへんけど・・・

俺は・・・柔道の結果云々とか、試合の内容なんかに関しては、一切、彼らを叱ることはせえへん

 

叱るどころか・・・昨日よりも今日、少なからず進化してることを、取りこぼすことなく見落とさずに、徹底して褒めてやりたいと考えてる

 

 

もちろん・・・優勝した選手や、上位入賞した選手は、素晴らしいことやと思う

せやけど・・・その子達と負けてしもうた彼らを、同じ学年、同じ階級っていうことだけで・・・横一線で比べてしもうたら、マイナス要素しか出てけえへんやん?

 

人それぞれ、肉体的にも精神的にも、成長度合いは違うし・・・柔道への取り組み方も、各道場また、各家庭によって全く違う

確かに、50畳の畳の上で試合する以上・・・同じ土俵であるのは間違いない

せやけど・・・対戦相手と比べたり・・・優勝や入賞した子達と比べたり・・・例え試合であっても、評価の対象がそこにしかなかったら、俺はアカンと思ってんねん

 

 

一年前に、泣きべそかいてた子が・・・今は、笑顔で柔道に取り組んでる

半年前に、倒立が出来へんかった子が・・・今は、普通に後転倒立までできる

三ヶ月前に、コロコロ投げられてた子が・・・今は、一生懸命踏ん張って投げられへんように努力してる

 

そないして・・・

昨日できへんかったことが・・・今日できるようになることが・・・彼らの「成長」やと、俺は思うねん

 

せやから・・・隣の子と比べることなく・・・兄弟であっても、上の子と比べることなく・・・

その子自身の、日々の「成長」を見つけ出しては、褒めてやりたい

俺は・・・そない考えてるねんや

 

だから・・・試合に参加した、全員が全員・・・俺にとったら、ヒーローやった

そのヒーロー、小さな戦士たちが、どんな試合結果で戻ってこようが・・・そんなもん、俺にとったら、大した意味は持てへん

 

各個人それぞれ・・・

昨日より、今日の方が「成長」しとったら・・・ただ、それだけでええねんよ

だからこそ・・・温かく抱きしめて迎えてやりたいって思ってる

 

 

 

俺・・・いつも、親御さんに伝えることがある

 

去年のこの大会で、3位に入賞してる、ウチの次男坊(SO)

ちっちゃい体やけど・・・他にも、いろんな大会で上位入賞してる

東北の強化選手にも選考していただき、強化合宿にも参加させていただいた子や

 

そのSOと、承之介、紳太郎、唯斗を、「今」比べたら・・・そらぁ、歴然とした差があるのは事実やわな?

せやけど、そんなもん・・・何の指標にもなれへん

ただ、SOの方が、「今現在」は、運動能力が長けてて、身体能力が高いだけ!

それに付け加えて・・・ちっちゃい時から、兄貴の柔道を見よう見まねで取り入れてるから・・・「今」の時期は、同学年や一つ下の学年の子達よりも、ちょっとリードしてるだけに過ぎへんねん

せやから・・・「今」で評価をせんと、このまま柔道を続けていって、SOが高校3年生、承之介が高校2年生になった時には・・・仮に同じ階級であったとしたら、ガチンコでええ勝負をするようになるよ・・・・・って、よう話すねん

 

 

高校生にもなったら・・・ほとんどの子達が、第二次性徴を迎えて、大人になり始める

その大人になり始めた時にこそ、初めて、横一線に並んで、スタートを切ることができるんやと、俺は思うねん

 

そのスタートを切った時に・・・

肉体的にも、精神的にも、整ってくることによって、頭角を現してくる者

逆に・・・子供の頃は、勝ってたのに・・・

誘惑に負けて、ラインを逸れていく者

辛さに負けて、戦線離脱する者

・・・・・いろいろとおる

 

・・・・・かと言うて、頭角を現し始めた者が「勝者」で、逸れていった者は「敗者」なんか?っていうたら・・・これまた、そうでもない

ただ・・・「その時」が、その人にとっての「いざ」という時か?そうじゃなかったんか?だけのことなんやと、俺は思ってる

 

せやからこそや!

『いずれ訪れるであろう、「いざ」という時に、どんだけ「辛抱と努力」ができる人にしてやることができるんか?』

・・・が、子供の時期には、最重要課題なんじゃないんかな?って、俺は思うんよ

 

子供の頃って・・・それを伝えてやれば、純粋に吸収しよる、ものごっつい大事な時期じゃないんかな?

だからこそ・・・「「柔道」を通じて、大切なことを学んでほしい!」って・・・俺は、常々そう思ってるねん

 

 

せやから、俺にとったら・・・

柔道の結果云々、試合内容・・・そんなもんには、まったく興味はないし・・・まったくもって、子供たちの評価の対象には値せえへんことなんよな

俺は、この先もずっと・・・このスタンスで、子供たちに接していきたいと思ってる

 

 

 

時々、こんなコメントを耳にする

今年は、いい選手がそろってるから・・・全国を狙う!

今年は、いい選手がそろってないから・・・無理かな?

 

う~~~ん・・・?

そんな言葉は、俺の腹の中からは、逆立ちしても出てけえへんなぁ~

一体、どこを目指しとんねんっ!?っちゅう話になるからなぁ

 

将来、子供たちを、どこに押し上げてやらなアカンのか?が・・・一番大事なこととちゃうんかな?って、俺は思ってる

俺ら、教育者とか親は・・・『人間』を育ててるんやからね

 

 

「〇〇道場で柔道をしてた時は、県チャンピオンだったし・・・〇〇高校に推薦で進学した」

「△△チームで野球をしてた〇〇は・・・高校時代もレギュラーで活躍してた」

「小中学校時代、あの塾に行って勉強してたから、ええ高校、ええ大学に入学した」

 

そう話す人は、結構多いけど・・・

それよりも、もっと大事な・・・「その後(社会に出た後)」・・・を話す人には、あんまり出会えへんように感じるのは、俺だけなんかな?

 

もし、そこが、人生の最終目標(ゴール)なんやとしたら・・・そらぁ、素晴らしいことやけど・・・

そこは、まだゴールじゃないからね?

 

せやから・・・今後の参考にするためにも・・・「その後」のことの方が聞きたいねんけどなぁ~

 

 

 

いずれにしても・・・

俺は、これからも・・・「その後」・・・を、重要視して、子供たちと日々を歩んでいきたいなぁ~って思うよ

 

「未来」で、素晴らしい彼らに出会えるように・・・

俺は・・・未来で、彼らを待ってから

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

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