9月24日(日)・・・加瀬沼公園に於いて、『芋煮会』を開催した
発起人は・・・亮ちゃんと聖奈さん(一太のオヤジとママ)
河北新報杯の時に、亮ちゃんから・・・
「先生、芋煮会とかBBQとか、やりたいんですけど・・・皆さんに声を掛けてもいいですか?」って、問いかけられてんけど・・・
俺は・・・大賛成!!
・・・・・って言うより、ホンマは、俺が声を掛けてでも開催したいくらいやねんけど・・・
俺が、声を掛けると・・・なんか、強制にでもなってまうような感じがするし・・・
おまけに、11月には合宿も控えてるし・・・
せやから・・・いろんな意味合いで、俺からの声掛けはせえへんようにしとった
せやけど・・・
みんな、ぎょうさん集まってくれて・・・
総勢71名の参加となった
俺は(個人的な考えやけど)・・・
子供同士は、「柔道」だけをやっとっても、仲良くなられへんと思ってる
強豪道場や強豪校なんかは・・・レギュラー陣とか、上位の連中は、切磋琢磨して、共に戦って、「絆」が芽生えるっていうこともあるんかも知れへんけど・・・
俺は、その「絆」よりも・・・・・っちゅうより・・・・・その「絆」も含めて、それ以上の「家族」「兄弟」みたいな『絆』が芽生えたら、なおええんとちゃうんかな?って、常々思ってる
そのためには・・・いっしょに遊ぶのが、一番手っ取り早いような気がすんねん
いっしょに怒って・・・
いっしょに泣いて・・・
いっしょに先生の悪口を言うて・・・
いっしょに悪さして・・・
いっしょにくだらんことで喧嘩して・・・
そないすることで、『絆』っちゅうもんが、どんどん出来上がって・・・
ほんで、その『絆』っちゅうもんは、そない簡単には千切れたりせえへんもんやと思うんよ
せやから・・・柔道以外で、「いっしょに時を過ごす」ことが、ものごっつい重要なこととちゃうんかな?って、俺は思うんよな?
俺、9月の半ばに・・・義父の一周忌もあって、大阪に帰省したんやけど・・・
その時・・・約1年半振りに、仲間が集まってくれた
「俺、9月の連休に帰る! 集まれるか?」
・・・・・って、メールしたら・・・忙しい合間をかいくぐって、8人みんなが集まってくれた
たった一晩だけやったけど・・・俺、ものごっつい「大切な時間」を過ごしてきた
以前にも、記したと思うけど・・・俺には、あいつらと過ごした「想い出」が、山のようにある
32~33年分の「想い出」やから・・・皆それぞれ、所々、忘れてしまって抜けてる部分もあるけど・・・
それを、再確認するかのように・・・「あの時、こうやったよな?」「あの時、こうしたよな?」「せやせや!」「そうやったっけ?」とか・・・・・掛け替えのない「想い出」が、次から次へと出てきよんねん
せやけど・・・その次から次へと出てくる「想い出」の中に・・・
「あの大会で、〇〇に勝って優勝した」とか・・・
「〇〇に勝つために、一生懸命頑張った」とか・・・
そんなことは、ほとんど出てけえへんねんよな?
多分・・・それは、「個人の想い出」であって・・・「仲間と共有した事」では、あれへんからやろな?
確かに・・・そんな話も、あるのはあるけど・・・
やっぱり・・・くだらん「想い出」の方が、圧倒的に多い!
せやから・・・子供たちも・・・
「少年柔道大会に出場したよな?」っていうことより・・・
「滑り台から転がって、鼻血出して、みんなで大笑いしたよな?」ってことの方が・・・
俺は、心に焼き付いてるんとちゃうんかな?って思うんよ
土曜日の晩・・・日曜日、祝日・・・春休み、夏休みetc・・・・・
よく、誰か?と誰か?がツルんでるみたい・・・
それが・・・
中学生同士のこともあったら・・・そこに、小学校2年生や3年生が混じって、いっしょに遊んだり・・・
幼稚園や小学校低学年の子の家に・・・中学生数人が、宿泊しにいったり・・・
女の子同士も・・・チョコチョコと絡んでるみたいやし・・・
俺は・・・柔道以外で、そうやって、いっしょに時を過ごすことは、ものごっつい、ええことやと思ってる
せやから・・・こんなイベントも(亮ちゃんと聖奈さんが企画してくれてんけど(^^;))・・・
「子供が主役!」っていう意味では、非常に良かったんとちゃうんかな?って、そない思ってるよ
塾とか・・・習い事とか・・・進学校へ進むために日々勉強とか・・・チャンピオンを目指して日々トレーニングとか・・・
学歴社会であったり・・・アスリートの低年齢化であったりするが故・・・・・そういったことに、一生懸命になり過ぎるのも大事!っちゅうことも、なんとなく分からんでもない
そこに偏り過ぎてもうて・・・
一番大切な「心の成長」が、滞ってしもうたり・・・「想い出」の幅が、狭くなってしもうたりしたら・・・・・
なんか、勿体ない気がするんよな?
少なくとも、俺は・・・我が子には、そうはなってほしくない!と願ってる
だって、俺自身が・・・
「あいつら(仲間)がおれへん人生なんか・・・ホンマに、つまらん人生やろなぁ~?」って、心底思ってるんやもん
大阪に帰省した時・・・それとなく、REN(長男)に聞いてみた
ほんなら・・・
まったく同じようなこと(仲間を大切に思うこと)を言うてたし・・・俺らが若い頃に、仲間とやってたことを、同じようにやってくれてたことに・・・なんか、心から安心したよ
※もちろん・・・皆それぞれ、いろんな考えがあるやろうから・・・これらは、まったくもって、「北岡家の考え」や!っちゅうことを理解いただいた上で、読み進めていただきたい
勉強もできて・・・スポーツもチャンピオンになって・・・友達とも遊んで(いつ勉強して、いつ練習してんねん?って疑われるくらい)・・・
そないなったら・・・そらぁ、ベストなんやと思う!(^^)!
せやけど・・・なかなか、それは難しいのが現実やよな?
食い物に困ることもなく・・・住む場所に困ることもなく・・・贅沢さえ言わへんかったら職に困ることもない
その上で・・・何事も、頑張ったら頑張っただけ、ある程度の結果となって跳ね返ってきたり、ある程度の地位や名誉も手に入れることができたりもする
せやけど・・・その反面で・・・
豊か過ぎる国で生まれ育ったのに・・・「心が貧しい」なんて想いは、させたくはない!!
勉強して資格を取って・・・練習してチャンピオンになって・・・学歴を生かして素晴らしい会社に勤めて・・・
それらも、確かに・・・自分の中の「なくなれへん財産」なんやろうけど・・・
せやけど・・・
もっともっと大切な・・・
「どんだけ時が経っても色褪せへん、永遠に尽きることのない『財産』」を、手に入れてほしいなって、俺は願ってる
その「色褪せることなく、永遠に尽きることのない『財産』」が・・・
いっしょに泣いて、いっしょに笑って、いっしょに喜んでくれるからこそ・・・
自分の中の「なくなれへん財産」も・・・さらに価値のあるもんになるんとちゃうか?って思うのは、俺だけなんかな?
「人間の値打ちは、心の中に、いくつ壊れないものを持ってるか?で決まる」
・・・・・って
この歳にならんと、分かれへんことがある!
せやけど・・・
この歳になったからこそ、見失ってしまうこともある!
せやから、自分の心の中を、客観的にのぞき込んで・・・
大切なものを、上から順番に・・・子供たちに、精一杯伝えていってやればええんとちゃうんかな?って、俺は考えてる
「家族」「友達」「辛抱と努力」・・・
それらは・・・子育てをしてる、ほとんどの人の心の中の、上位にあるもんとちゃうんかな?って、俺は勝手に思い込んでるけど・・・(^^;)
せやけど・・・
インターネット社会で、人とのコミュニケーション方法が変わってきてる(希薄になってきてるようにも、感じずにはおられへんけど(^^;))今・・・・・
合理的であって、「追いまわし」の必要性すら感じへんようになってきてるんちゃうか?って感じずにはおられへん今・・・・・
そんな、ご時世やからこそ・・・
「家族」「友達」「辛抱と努力」の大切さを・・・コンコンと、子供たちに伝えていってやろうと思うんよ!
人間の値打ちは・・・
心の中に、いくつ壊れへんものを持ってるか?
・・・で決まる!!
銭では買われへん!
勉強しても手に入れられへん!
自分を徹底的に追い込んでも手に入れることはできへん!
大金も・・・何の努力も・・・何の追い込みも必要ない!
ただ・・・
いっしょに、時を過ごして・・・
泣いて・・・笑って・・・怒って・・・・・
ただ、それだけで「壊れへんもん」は、手に入るんやけどね?