北岡道場通信

9月3日(日)・・・女川町総合体育館に於いて、『第17回 河北新報・石巻かほく杯争奪 宮城県少年少女柔道大会』が開催された

 

北岡道場からは・・・

小学校低学年(1~2年生)の部

Aチーム:小僧 煌 一太  (優勝)

Bチーム:開ちゃん 結月っち 柊  (2回戦敗退)

 

小学校中学年(3~4年生)の部

Aチーム:優音 一颯っち 碧ちゃん  (3回戦敗退)

Bチーム:びび YUTAKA 子地蔵  (3回戦敗退)

 

小学校高学年(5~6年生)の部

Aチーム:啓太 心優 紳ちゃん 承ちゃん 唯斗  (1回戦敗退)

 

中学生(1~2年生)の部

Aチーム:純聖 元ちゃん 健ちゃん 熊 大熊  (3回戦敗退)

 

以上6チームを出場させていただいた

 

 

結果的には・・・小学校低学年Aチームは・・・

ヤマタケSOが持ってた?タイトルを・・・「北岡道場」に、持ち帰ってきてくれた形となった(^^)

 

まぁ、でも・・・

いつも記すように・・・試合の結果云々は、勝とうが負けようが、大したことではあれへんから・・・

「優勝」したっていうても・・・もうすでに、「通過点」

初戦で敗退したっていうても・・・もうすでに、「通過点」

・・・過去のことやからね(^^;)

いずれにしても・・・前だけを見て進んで行ったら、また「明日」は来るねんからね

 

 

 

道場設立数年は・・・それはそれは、試合への参加数が多くてなぁ~(・・・って、俺自身が申し込むねんから、次から次へと申し込んだんは俺やねんけど・・・(^^;))

試合の参加だけやなくて・・・合同練習への参加・・・試合練習への参加・・・・・

多い時は・・・月に3回~4回、出掛けたこともあった

 

せやけど・・・人間って、その渦中におったら、周りに感化されて、自分の足元を見失ってしまうもんなんかな?

少なくとも・・・俺自身は、そうやったわ

 

 

考えてみたら・・・俺自身、子供の頃・・・試合には、年に3~4回は出掛けてたと記憶してるけど(もちろん、俺が子供の頃は、小学生の個人戦の全国大会なんかなかったし・・・)・・・

合同練習なんかには、参加をしたことなんかあれへんかったんよな?

 

もちろん、高校に進学したら・・・合同練習、遠征、また試合(当然、団体・個人とも全国大会への予選など)が・・・春休み、夏休み、冬休みには、必ずと言うていいほど組み込まれとったけど・・・・・(^^;)

小学生や中学生の頃なんか・・・まったく、行ったことがあれへんかった

 

せやけど・・・

おそらく・・・大阪南部の当時の強豪中学(春木中学)なんかは・・・きっと合同練習なんかに、しょっちゅう参加しとったんやろうな?

俺みたいな・・・屁みたいな柔道中学生が、知らんかっただけで・・・(^^;)

『柔道』が好きって、最高やん!?

 

 

せやから・・・

指導者が、高校や大学でやってきたことを・・・子供たちにも与えてる?と言うんか?・・・やらせてる?と言うんか?・・・

俺が、「北岡道場」を設立した時には・・・当然のように、試合がいろんな場所で行われとったし・・・合同練習も、ホンマによく参加させていただけたほど、いろんな場所で行われとった

 

おそらく・・・今も、試合にしても、合同練習にしても・・・いろんな場所で開催されてることと思う

でも俺自身に、参加する意思がないから・・・当然、どこで開催されてるんか?を調べようともせえへんけど・・・

 

せやけど、道場設立当初は・・・

周りの道場がやってることをやってなかったら、不安やったんかも知れへんし・・・

いろんなタイプの相手と練習や試合をすることで、安心感を持ってたんかも知れへん

 

それは・・・もちろん、子供たちじゃなくて・・・・・「俺自身が」・・・やで

指導者としての「俺自身」・・・また、親としての「俺自身」も・・・やろな?

 

 

せやけど・・・いつからやろなぁ~?

ここ7年くらいかな?・・・合同練習(強化練習のための)には、参加さえていただいてへん

 

もちろん・・・

毎年恒例の11月の合宿(とは名ばかりで、スパリゾートハワイアンズがメインやねんけど・・・(^^;))の時は・・・以前、ウチの接骨院で働いてた子が、道場を設立したもんやから、ハワイアンズのついでに(笑)、毎年、合同練習はセッティングしてもらってるし・・・

時々、南條先生に無理を言うて・・・仙台大学にも、おじゃまはさせてもらう

最近(ここ4~5年)は、生徒が増えたことにより、ほとんどなくなってもうたけど・・・凌門塾の佐々木先生にも、お願いしたことがあったかな?

ほんで・・・年間5~6回、宮城県内の試合にも参加はさせていただいてる

 

せやけど・・・それには、俺自身、意図がある

年間5~6回の試合っていうても、フル出場できるのは、高学年くらいのもんや

低学年なんかは・・・年間3~4回の試合参加がええとこ・・・まして、幼児なんかは、年に1回しか試合への参加はあれへん

せやから・・・南條先生に無理を言うてでも、低学年の子達にも、「発表」の場を作ってやりたいって考えて、合同練習をしてもらってるねん(^^;)

 

「発表」???

せや・・・俺は、合同練習とか試合は、「発表会」やと思ってる

「練習したことを・・・如何に、本番で出すことができるんか?」・・・やな?

せやけど・・・それは、他の道場の先生のそれとは、ちょっと考え方が違うかも知れへん?

 

各道場だけで練習したことを、試合っていう場で、知らん子と組み合ってでも、如何に自分が学んだことを、限りなく100%に近いくらい発揮することができるんか?

勝ったら、嬉しくて・・・負けたら、悔しくて・・・一喜一憂しながら、昨日の自分より、ちょっとずつ成長していく

もちろん、それは・・・柔道だけに限らず(柔道を通じて、いろんなことを感じてもらいたいってこと)やで!?

 

本来は・・・子供の柔道教室なんて、(俺らが、子供の頃に通ってた柔道場のように)そんなもんやと、俺は思うねんけど・・・

でも、最近の傾向を見てたら・・・

「勝つために」、試合に挑んでる道場があるようにも見受けられるし・・・

「勝つために」、合同練習にも参加してるようにも感じる

(※これは、あくまで、俺の個人的主観やから・・・ご理解いただきたくお願いいたします)

 

もちろん、「勝負」事やから・・・「勝つ」ことは大事やし・・・「勝つ」に越したことはないねんけど・・・

今の俺は・・・その部分には、一切フォーカスしてへん

 

他の道場の子達が、素晴らしいスキルを持ってる以上・・・それに対応できる程度のことは、日々、道場の練習で指導はするけど・・・

でも、俺は・・・子供たちを評価(もちろん、指導・教育も含めて)する時・・・限りなく、角度を変えて見るようにしてる

そんな状況下(最近の傾向)で・・・俺自身の評価対象の多くを、「勝ち負け」で埋め尽くす訳にはいかへんからね・・・

 

 

せやから・・・

要するに・・・俺の考える「練習したことを、本番で出す!」っちゅうのは・・・

「感謝の気持ち」や「思いやり」「責任」、ほんで「昨日の自分自身との決別」・・・って、そんな類のもんかな?

 

試合や合同練習になったら・・・普段、見えへん部分が浮き彫りになりよる

 

ビビッて、相手から後ろず去りしてしまう者

仲間といっしょに戦うのに、「責任」を背負おうとせえへん者

仲間と、一致団結しようとせえへん者

必死さ、一生懸命さを欠く者

腹の底から、声を出せへん者

・・・・・いろんな子がおる

 

おって・・・当然やけどね!

大人でも、そんな人は、仰山おるのに・・・まして、子供やったら、なおさらやわな?

 

だから・・・その発表の場で、浮き彫りになったことを伝えてやるねん!?

「鉄は熱いうちに打て!」・・・よ

 

教科書上だけで、ナンボ伝えようとしても・・・机上の空論に過ぎへん

経験して・・・打ちのめされて・・・反省して・・・

そこで、初めて・・・伝えてやる言葉に、重みが出る

 

 

せやから・・・俺は、彼らにいつも言う

 

己独りで、柔道ができるんか?

仲間や周りの人がおってこそ・・・自分自身が、その場に立てるんと違うんか?

今日・・・この会場まで、歩いてきたんか?

柔道の練習日、道場には、誰が送ってきてくれたねん?

お父さんやお母さんが、仕事や家事を、ダラダラとやってたら、どない思うねん?

誰かに、プレゼントを渡した時、「ちっちゃな声」でお礼を言われたら、嬉しいか?

・・・・・って

 

 

それから・・・

お父さん、お母さんは・・・決して、お前らの「ため」に、毎日毎日、仕事に行ったり、家事をしてるんやないんじゃ!

お前らが「おるから」、一生懸命、仕事もできるし、毎日を楽しく生きることができるんじゃ!

お前らの頑張ってる姿・・・一生懸命になってる姿・・・目標に向かって必死にもがいてる姿・・・・・昨日より今日の方が成長してる、お前らの姿を見て・・・「こいつらに、負けてられへん!」って、自分を奮い立たせてるんじゃ!

・・・・・そない伝えることも・・・多々ある

 

少なくとも・・・俺は、そうやから・・・

 

 

せやから・・・

「俺が、真剣な目ン玉で向かって行ったら、お前らも真剣な目ン玉で向かって来いよ!!」

・・・・・それが、北岡家の基本や

 

全ての想いや行動が・・・ループ(輪)になってこそ・・・「家族一丸」や!

道場の子達は・・・みんな、俺の子供・・・「家族」やから・・・

もちろん、ホンマの親父さんとお母さんは、彼らにとって、一番大切な「家族」や!

 

その「家族」が一丸になるためには・・・

恥ずかしいとか・・・照れくさいとか・・・怖いとか・・・ビビってるとか・・・

そんなもんを超越して・・・昨日の自分と、決別せなアカン時もあるんや!?

 

己独りで戦ってると思うな!!

腹の底から声を出して・・・闘争心むき出しで、「必死」に立ち向かっていけ!!

それで負けたら・・・思いっきり抱きしめて、思いっきり褒めてやる!!

ほんで、いっしょに泣いてやる!!

 

いつか、伝わる時が来ることを信じてるよ・・・・・「優音」

俺とメンチの切り合いができるとこまで、早く上がってこい!!

親父は・・・待ってるから・・・

 

 

もちろん・・・金メダルをぶら下げた、「小僧」と「煌」と「一太」にも、ちゃんと伝えといた

この金メダルは・・・お前らだけの力でもらったもんやない!

応援してくれる人の想い・・・一緒に練習した仲間の想い・・・道場、試合会場に連れてきてくれた、お父さん、お母さんの想い・・・北岡先生、悠葉先生の想い・・・・・みんなの想いが一つになって、もらったもんなんやで!

せやから・・・すべての人たちに対する「感謝の想い」を、忘れたらアカンぞ!

・・・・・って

 

多分・・・言うてることの、半分くらいしか理解できてへんやろうけど・・・(^^;)

「鼻垂れ小僧」に、毛が生えた程度の「ちびっこギャング」にも・・・想いを伝える時には、「真剣な目ン玉」で向かって行って、本物を伝えてやらなアカンと思ってるからね(^^)

そうしてやることで・・・その点(本物)が、心の中にいくつも点在して・・・いずれ、その点と点が線でつながる時が訪れるやろうから・・・

その点(本物)を、点在さしてやってへんかったら・・・「その時」が来ても、線ではつながれへんからね?

だから・・・「鼻垂れ小僧」にも、「ちびっこギャング」にも・・・「真剣な目ン玉」で向かって行ってやらなアカンのよ

 

 

あっ、そうそう・・・

YAMATO(ウチの三男坊)・・・

普段は、飄々としてて・・・あんまり、感情を表には出せへんねんけど・・・

宮城県スポーツ少年団学年別柔道大会 仙台市予選

 

「宮城県スポーツ少年団学年別柔道大会 仙台市予選」の結果が、よほど悔しかったんか?

それとも、俺が伝えようとしたことを理解してくれたんか?

 

いずれにしても・・・

今回、その負けた相手と当たった時・・・

闘争心むき出しで、必死になって、攻めて、攻めて、攻めまくって・・・

「一本勝ち」で、リベンジできた時には・・・感情を抑えきれんと、声を出してメッチャ泣きながら、俺のとこに戻ってきた

 

周りのご父兄でさえ・・・「あんな、びび(YAMATO)見たことがない!」って言われるくらい・・・それくらい、彼なりに必死で戦ったんやろな?

この上なく・・・心を揺さぶられた気がした

 

YAMATO!

いいもん見せてくれて・・・ありがとう!

 

 

 

 

 

いずれにしても・・・

小僧さん!

煌!

一太!

優勝 おめでとう!

 

 

元気出していこう!

READY!・・・・・

・・・・・って、締めようと思ってんけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな、試合の帰り道・・・

沙季先輩(仙台大学1年)から、いい報告があった

 

東北学生体重別、優勝しました!!

全日本学生体重別と、講道館杯体重別に出場できます!

 

・・・・・って!(^^)!

 

俺・・・電話口で、涙が止まれへんかった

「良かったなぁ、沙季・・・良かったなぁ・・・」

そんなことしか、よう言うてやれへんかったけど・・・それくらい、嬉しかった

 

 

沙季は・・・小学生の頃は、何のタイトルも持ってへん

もちろん、中学校でも・・・週に2回の練習を、「北岡道場」で楽しみながらやってただけやから・・・全国中学校柔道大会出場なんか、果てしなく遠いもんやった

 

ただ・・・「北岡道場が好き」「仲間が好き」「道場の雰囲気が好き」

ほんで、何より・・・「柔道が好き」

その想いだけを持って、柔道を続けて・・・柴田高校に進学し、狩野先生がインターハイに出場するまでに育ててくださった

ほんで、今・・・南條先生がご指導くださり、今回の結果に導いてくださった

 

柔道は・・・決して独りではできへん

背中を支えてくれる、お父さん、お母さんがおって・・・

自分自身をサポートしてくれる、仲間がおって・・・

自分を導いてくれる、師匠がおって・・・

絶対に、忘れたらアカンことやな?

だからこそ・・・すべての物事に、「感謝」をせなアカンねんよな?

 

 

ほんで・・・

語弊があるかも知れへんけど・・・

子供の頃の結果なんか・・・何の意味も持たへん!

俺は・・・常々、そない思ってる

 

柔道だけをピックアップして言うたなら・・・

「最後の最後に、畳の上に立ってたもんが勝ち!」やと思ってる

 

怪我をしたり・・・志半ばで諦めたり・・・戦線離脱したり・・・

一番大切な時期(世界に羽ばたいていける時期)に、そうなれへんように、限りなくサポートしてやる(継続させてやる)ことが・・・俺ら、少年柔道の指導者の役目やと思う

 

それは、一体何なのか???

 

「柔道が大好き!」

 

その想い(心)だけは、傷つけへんように・・・包み込むように・・・大切に大切に、育ててやらなアカン部分やと、俺は思ってる

 

ほんで・・・俺の元を巣立った後に、開花してくれることが・・・何よりも、望ましいこと!

 

おめでとう! 沙季!

俺は、これからも・・・

親父さんとお母さんの・・・

次に応援してるから・・・

 

ありがとう!!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 TERUちゃん・・・相変わらず、可愛いな!(^^)!

 

 EIMI先輩も来てくれた(^^)

 

 悠葉先生 VS EIMI先輩

※悠葉先生が中3、EIMI先輩が中1の時・・・

全国中学校柔道大会 宮城県予選 63kgの決勝カード(^^;)

 

 樹梨ちゃん・・・ヤバイっ!

 

 子地蔵も・・・ヤバイっ!

 

 倭・・・手も足も出んな(^^;)

 

 熊・・・せめて、吠えろ!(^^;)

 

 SO・・・撃沈(^^;)

 

 TERUちゃん VS 恭佑(同期生対決(^^))

 

 TERUちゃん VS RITO(同期生対決(^^))

 

 永遠のラブラブ❤

あっ、違う違う・・・永遠のライバル!(^^)!

TERUちゃん VS 海士(同期生対決(^^))

 

 同期生!

 

TERUちゃん! また帰っておいでや(^^)

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

8月30日(水)の練習に・・・EIMI(大学2年)、TERUMI(中3)の高橋姉妹が帰ってきてくれた

ホンマは、彼女達の間にも・・・SATOMI(高3)がおるんやけど・・・青森山田高校に行ってるため、今回は2人だけ

 

TERUMIは・・・小学校卒業と同時に、埼玉県の強豪中学校に進学した娘

 

小学校時代は・・・2年連続(5~6年生時)、全国小学生学年別柔道大会に、宮城県代表として出場

また、あのちっちゃな体で、団体戦のポイントゲッターとしても、大きな原動力で・・・全国少年柔道大会宮城県予選準優勝など・・・

ホンマに、素晴らしい成績を残した娘やった

 

 

TERUMIは・・・バチバチにやっとった時代の「北岡道場」に、EIMI、SATOMIと共に、在籍しとったもんやから・・・

年中さんの時くらいから・・・宮城県内はもちろん、山形遠征に行ってでも、小学校2年生くらいの子達と、普通にバンバン試合をこなしてた(^^;)

 

せやけど・・・

結局、そんなことをさせてても・・・

「学年が上がっていったら、ある程度のラインでそろってきてしまう(^^;)  その後、頭一つ、また体半分、他人よりリードするためには・・・己自身が努力をするしかない!  それならば・・・「その時」がきた時にこそ、己自身をしっかりと自己管理できる子になってもらえるように・・・  そんな、指導、教育をしていこう!」

・・・そない考え始めた、俺のスタンスも受け入れてくれて(もちろん、親御さんの考えが大きかったねんけど・・・)・・・

たくさんの人たちが、道場を辞めていったあの時期にも、最後まで残ってくれた娘(姉妹)やねんや(^^)

 

 

そのTERUMUIが・・・全国中学校柔道大会が終わって、休みで仙台に戻ってきたってことで、道場に来てくれたねん

 

彼女は・・・その全国中学校柔道大会、-52kg級で、5位入賞を果たしてる

俺の元を離れてから・・・いい先生と出会って、素晴らしい成績を残す!

ホンマに・・・理想やなぁ~(^^)

 

 

 

しかし・・・

当日の練習間近、いきなり・・・「今日、練習に参加させてもらってもいいですか?」って、真由美さん(TERUちゃんのお母さん)から、電話があって・・・・・

すぐに・・・「北岡道場タイムライン」で、「TERUちゃんが来るよ(^^)」って、みんなに送ったねんけど・・・

生徒はもちろんやけど・・・大勢の父兄の方が、忙しい合間をかいくぐって、また急な話にもかかわらず・・・TERUMIの顔を見に来てくれるっていう・・・

 

「ホンマに、あったかいコミュニティーやなぁ~?」って・・・

あらためて、感じた日やったわ

 

 

 

TERUちゃん!

また、「故郷」に帰っておいで!(^^)!

みんな・・・待ってるから・・・

 

ほんで、また・・・

与えられた環境の中で、最大限の努力をしてください!

親父は・・・永ちゃんと同じく、期待してます!

 

 

 

 

追伸・・・

今週末(9月9日(土))・・・

JOEと段平オヤジは来仙の際は・・・

皆さん・・・そんなに無理して、集まってくれんでもいいでぇ~

(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(^^)

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

8月20日(日)・・・北海道札幌市の「北海きたえーる」に於いて、全国小学生学年別柔道大会が開催された

 

今年は・・・宮城県代表として、北岡道場からの出場者はおらんかってんけど・・・

東京におる息子が、東京都代表として、6年生重量級に出場を果たしよった

「大村 JOE」

GOOD-BYE! JOE!

 

親父さん(太郎さん)の仕事の都合で、東京に引っ越してからも・・・柔道は続けてくれてた、JOE!(^^)!

 

東京都大会でも、毎回毎回の大会で、悉く苦汁をなめさせられるライバルがおったみたいやねんけど・・・

最後の最後で、勝つことができ・・・東京都代表の座を掴んだ!

 

もちろん、「春日柔道クラブ」っちゅう、素晴らしい環境で練習を続けてきたからこそ、今回の全国大会出場が成し遂げられたんやと思う

 

せやけど・・・東京に行った頃・・・

「東京のチームメートの親御さんから、「どんな強豪道場で、練習してたの?」とか、「週に、何回練習してたの?」とか、聞いていただけましたよ」って、太郎さんから教えてもらってた

 

ウチみたいな道場で・・・週に2回、こんないい加減な練習をしてても、そう言うてもらえたくらいやねんから・・・JOEは、結構、柔道が上手かったんやろなぁ~?(^^)

 

それにしては・・・一学年上の、ヤマタケSOに、寝技で顔を抑えられて・・・

「やめて下さぁ~~~い(+_+)」

「助けてくださぁ~~~い(+_+)」

・・・・・って、よう半べそかいとったのを思い出すけどな(笑)(^^)

 

「よしっ! こいっ!」っていう、掛け声も・・・

JOEがいうたら・・・「わっしょ~~い!」って、聞こえるもんやから・・・

「なんやっ!? JOE!  今日は、祭りかっ!?」って、俺に、よく、おちょくられてた(^^)

 

ほんで・・・

なんでか?分からんけど・・・みんなに、「寿司屋のJOE」とかも呼ばれてなぁ~!(^^)!

俺が、言い出したんかな?(^^;)

 

 

その「JOE」が・・・頑張って、頑張って・・・今大会に出場を果たしたことは、ホンマに素晴らしいことやし、ホンマに誇らしいことや!

 

 

 

 

結果は・・・

2回戦敗退(1回戦シード)に終わってもうたけど・・・

 

せやけど・・・

ここにも、また・・・おもろいエピソードがあってなぁ~(^^)

 

 

2回戦で対戦した相手は・・・

和歌山県代表の「九度山柔道クラブの海堀君」

 

「海堀君」は・・九度山柔道クラブの海堀先生の息子

実は、海堀先生は・・・俺の和歌山北高校時代の2歳下の後輩やねん

 

そんな関係で・・・

海堀先生とは・・・以前から、コンタクトを取っとった

 

コンタクトを取ってたと言うより・・・

実は、俺・・・選手の頃、担ぎ技(背負い投げ、袖釣り込み)で戦ってきたから、「内股」っちゅう技を、生徒たちに上手くよう教えへんかってん(今は、数年間の経験で、何とか形になってきたような?なってきてないような?(^^;))

「払い腰」は・・・親父の得意技で、「泉南の払い腰」を、それとなく分かってるから、指導できたけど・・・「内股」はなぁ~?(^^;)

 

6年程前・・・ヤマトとタケルが、北岡道場に入会してきた時に・・・はじめて、「内股」っちゅう技を、生徒(彼ら)に教え始めたねんけど・・・

実は・・・海堀先生に、電話で何べんも何べんもアドバイスを受けて、試行錯誤しながら(ヤマトタケルの試合の動画等を見てもらったりしながら・・・)、指導したもんやねん(^^;)(^^;)

※海堀先生は・・・「内股」を武器に・・・中学時代も、近畿大会準優勝・・・高校時代は、3年間連続で、インターハイに出場するなど・・・メチャメチャ、素晴らしい戦績を持ってる人

 

ほんで、その1年半ほど後で入会してきた、JOEにも「内股」を指導させてもらったっちゅう訳やねんな・・・これが

JOEには、それが合ってたんか?・・・その「内股」を得意技にしてくれた

 

 

 

高校時代・・・1年間だけやけど、いっしょの道場で汗を流した、後輩、「海堀浩幸」

20数年の時を経て・・・お互い、道場の代表となり、子供たちを指導する立場になって・・・

俺に、「内股」を教えてくれた海堀先生・・・

その内股を・・・俺が、生徒であるJOEに教えた・・・

ほんで、そのJOEが・・・その「内股」を武器に、全国大会で、海堀先生の息子と戦った(^^)

 

柔道って・・・ホンマに、どっかで繋がってるもんなんやなぁ~て、つくづく実感したよ

 

 

 

試合後・・・海堀先生と電話で話した

「2回戦で戦った、大村・・・あいつの内股は、浩幸(海堀先生)の内股やぞ!(笑)」って言うたったら・・・

「えっ? 先輩、どういうこと?」って・・・・・「???」やったよ

 

海堀先生は・・・JOEのことを、素晴らしい選手やって言うてくれてた

「1回戦を戦って、体を温めた息子と・・・1回戦シードで、体が温まってなかった大村君・・・その差で勝たせてもらえたんやと思います!  もし、お互いが体が温まってたら、きっと結果は変わってたと思いますよ!?」って、言うてくれとった

※余談やけど・・・

その海堀君(海堀先生の息子)も・・・日の丸キッズ、近畿大会優勝など、メチャメチャ輝かしい戦績を持ってる選手やねんで(^^)

 

もちろん・・・勝負の世界やし・・・おまけに、(偉そうに言うけど)俺の教育の中には、「たら」「れば」は存在せえへん!

せやから・・・真摯に「敗北」を受け止め、ほんで、己自身の足れへんかった部分と向き合って・・・前だけを向いて進んだら、それでええねん!

すべては・・・「通過点」なんやから!

まして・・・小学校時代の勝ち負けなんか、屁のツッパリにもなれへんねんから・・・

 

 

 

試合後・・・・・

JOEと太郎さんと、電話で話した

 

JOEには・・・

全ては・・・通過点!

うつむく必要なんかない!

胸を張って、前だけを向いて、進んでいけ!

歩みを止めたら、後退しかない!

もっともっと先を見据えて、前を向いてる奴だけに・・・輝かしい明日は来るんやぞ!

・・・・・そない、伝えた

 

太郎さんには・・・

これから、中学生になったら・・・今まで、勝ってた相手にさえ、負け始める時がくると思うよ

その時に・・・親(太郎さん)自身が、どんだけ辛抱できるか?やと思うで

子供は・・・もっともっと先の目標設定さえ、ちゃんと持たせてやってたら・・・中学校そこそこで、今まで勝ってた相手に負けたとしても、そんなにダメージはないはずやよ?

・・・・・太郎さんは、年上の方(人生の先輩)やけど・・・偉そうに、そない伝えさせてもらった

 

 

JOEは・・・まだ子供やから・・・「はい! ありがとうございます!」って、言うてたし・・・

太郎さんも太郎さんで・・・・・ホンマに、肩の力が抜けとるわ(^^)

「JOEは今、本当に柔道を楽しんでやってくれてます! それでいいんです! だから、この先も、柔道「だけ」に専念させるつもりはないです!」って、ハッキリ言うとったもん

 

東京都の代表になって・・・全国的にも、ある程度注目されてる(柔道データバンクとかでも、「今後注目したい選手」に名前が挙がってる)にもかかわらず、あのスタンスでおれるんやから・・・ホンマ、大したもんやと思うわ

 

せやけど・・・きっと、その方が・・・

どんな形であれ・・・ええ結果が、転がり込んでくるんとちゃうんかな?って、俺は思うけどね(^^)(^^)

 

 

 

「優勝できるよう、「自分のため」に、一生懸命練習をしろ!」

子供や生徒に対して・・・親や指導者って、時々、そない言うてまうけど・・・

 

せやけど・・・ホンマに、「自分のため」なんかな?

 

もしも、「親(や指導者)のため」・・・っちゅうもんが、1gでも乗っかってたら、きっと空回りしよんで!?

子供の背中に・・・「親の見栄」だの、「指導者の欲」だの・・・そんなくだらんもんを乗っけたら、子供は重たくて、真っ直ぐに歩かれへんようになってまう

重くて、重くて、ヨタヨタして・・・終いには、ヘタり込んで突っ伏してまいよるで?

 

何のために「教育」すんねんな!?

何のために「指導」すんねんな!?

「教育」「指導」っちゅうもんは・・・「子供の将来」を見越して、「子供のため」に、するもんやろ?

己(親や指導者)の感情で、するもんではないやんか!?

 

 

俺は・・・「子供の将来(近い将来、遠い将来共に)のため」やったら・・・子供に嫌われることくらい、どうってことはあれへんよ!

 

ナンボ、嫌われたって・・・

その子が、真っ直ぐに歩いてくれさえして・・・将来、それなりの立派な人(一流の社会人)になってくれた時に・・・

一人のショボくれたおっさんとして・・・頭を垂らして、過去の「自分の想い」を、真っ直ぐに伝えてやったら、それでええと思ってるから・・・

そないしたら・・・子供心には、ちゃんと伝わるもんやって!!

 

俺は・・・我が子に対してはもちろん、道場生に対してでも・・・常々、そない思って接してるよ

 

 

いずれにしても・・・

目先、足元のことよりも・・・将来、どんな大人になるのか?が大事やと思う!

そのための糧として・・・柔道「も」、一生懸命頑張ればええんやと思うよ!

 

 

 

JOE!

段平オヤジと・・・二人三脚で、一生懸命頑張れ!

ほんで・・・お母ちゃんを、大切にせえ!!

前を向いて、一生懸命歩んでる奴にだけ・・・輝かしい明日は、訪れるんやからな!?

よう、覚えときや!

 

 

それはそうと・・・段平オヤジ・・・

「JOE! 最悪だよっ! こうなることは、分かってたよ! ホントに、最悪だよっ!」

・・・・・って、まだ言うてるんかな???(笑)(^^;)

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

8月9日(水)の練習に・・・俺の「オヤジ」と「おふくろ」が来てくれた

 

俺は、仙台に来て・・・20年になるけど・・・

オヤジとおふくろが、仙台に来るのは・・・これが、3回目かな?

最初の来仙は・・・まだ、接骨院の学校に入学した年やったか?・・・仙台(東北地方)に来たことの珍しさからか?・・・スキー板を持って、やってきよった(^^;)

 

ほんで・・・2回目、仙台に来たのは・・・約10年前

道場を立ち上げて、間もない頃やったかな?

 

その後は、今回まで、10年間・・・来仙なし

 

全てを悟ってて、今回、来仙したんか?・・・たまたま、10年振りになったんか?・・・それは、分からんけど・・・

俺自身も・・・10年の間、右往左往しながら状態が固まってへんような、しょうもない俺自身と、今にも崩れ落ちそうな『北岡道場』に足を運んでもらうより・・・

今の『北岡道場』を見てもらう方が良かったと思うし・・・・・

まぁ、これも「必然」なんかな?って感じるよ(^^)

 

※昨年は、『10周年記念イベント』に、有っちゃん(ヤマタケパパ)が、両親のことを、俺に内密で一生懸命誘ってくれたみたいやったけど・・・

血糖値の関係・・・ほんで、肩を痛めて、まったく肩を動かすことができへんかったらしくて・・・「行きたかったけど・・・せっかくのイベントであるが故、俺の体調の良し悪しで、皆さんに迷惑を掛けてもアカンやろうし・・・遠慮させてもうたんや」って言うてたわ

俺も、内情は知らんかったねんけど・・・どうも、そんな具合らしくて・・・有っちゃん、ほんで、ご父兄の皆さん、ホンマに申し訳ありませんでした!(^^;)

 

 

 

 

俺の親父は・・・大阪府泉南市(俺が生まれた故郷)で・・・もう35年くらいになるけど、「砂川国際柔道クラブ(前:砂川道場)」っていう、道場を運営してる(その前は、泉南市柔道スポーツ少年団の指導者)

 

最近は、俺自身も道場運営をしてるから・・・親父と、ちょこちょこと、教育(柔道教育)の話をするけど・・・

やっぱり・・・親父は、「柔道(教育)バカ」やな?(^^;)

 

「柔道(教育)バカ」って、言い方は悪いけど・・・

自身の道場に通う、道場生および、ご父兄の方々(今は、俺と同じような年代、また、それ以上に若い年代の方が、ほとんどみたいやけど・・・)の・・・先々のこと、また将来のことを、そらぁ一生懸命考えてるわ

 

決して、「今」っていう足元のことにとらわれんと・・・常に、ちょっとだけ背伸びして見えるくらいの場所に照準を合わせてる

 

子供たちに対しては、その背伸びの繰り返し繰り返しで、「将来、どんな人になっていくべきなんか?」っていうことを、一番に考えてるし・・・

また、ご父兄の方々に対しては、市の柔道連盟の副会長職とか、体育協会の役員職とか、いろんな役職を、後ろで糸を引きながら(笑)、経験してもらってるみたい

 

親父は、現在・・・大阪府柔道連盟の理事をやってるみたいで・・・以前は、市の体育協会の会長、スポーツ少年団の本部長なんかもやっとったから、いろんなとこに顔が利きよるみたいやねんな(^^;)

 

 

ちなみに・・・

俺が、接骨院の学校を卒業して、「なんで?大阪に帰って、開院せえへんかったんか?」っていうたら・・・

そんだけ、「親父の顔」が利く場所では・・・「俺自身(北岡耕太郎自身)で、勝負ができへん!」って、考えたからやな?

「親父のバックアップなく、まったく知らん土地(仙台)で、裸一貫、勝負したろうやないけっ!?」って・・・若気の至りで、意地張りまくってたよ(^^;)

 

さらに、ちなみに・・・

この夏、大学の夏休みで帰省しとったRENに・・・「大学卒業後も、関西におるつもりなんか?」って聞いたら・・・

「仙台から出て、和歌山→大阪って来て、その所々で仲間がおるし・・・確かに、卒業後も関西におったら、楽でええんかも知れへんけど・・・まったく知らん土地(関東とか、九州とか)に行って、勝負してみたい!っていう想いがある(もちろん、仙台に帰るつもりは、まったくない)」って言うてたわ(^^;)

 

彼が15歳(中学卒業後)で家を出た時には・・・俺自身、「もう、一生、いっしょに暮らすことはないやろうなぁ~」っていう、覚悟をして出したけど・・・・・

やっぱり、そんな方向性なんやな?

子供は、「親の言うことを聞いて育つんやなくて・・・親の背中を見て育つもんなんやなぁ~?」って、変なことに感心したよ

 

 

 

 

メッチャ、話が逸れてもうた・・・・・(^^;)(^^;)(^^;)

 

今、親父の道場は・・・小学生10名強、大人が20名弱で、のんびり楽しく、ホンマにフワフワした感じの「楽しい柔道クラブ」でやってるみたい

せやけど、親父が指導に携わった生徒の中には・・・数々の大会で実績を持ってる人が、何人もおる

 

小学生時代、大阪府のチャンピオン・・・大阪府中総体上位入賞者・・・

その後、高校進学後も・・・

インターハイ、国体出場はもちろん・・・全日本ジュニアチャンピオン・・・オリンピックの最終選考会(福岡体重別)の決勝戦を戦った方までおるねんから・・・(^^)

 

 

せやけど・・・いつからやろうか??

「柔道が強いからいうて・・・なんやねん!?」

「柔道の結果だけしかないんやったら、アカンやろう?」

・・・・・そないな事を、よく口にするようになった

 

 

曲がりなりにも・・・約11年、道場運営(悠葉先生やRENがお世話になってた道場で、ちょっとした指導に携わってたのを合わせたら、約15年)をしてきた俺自身も、少なからず、親父が云わんとしてることは理解してるつもりでおる

 

道場生全員が全員・・・小学校、中学校、また高校や大学、シニアと、すべてのカテゴリーで、素晴らしい成績を残したり、日本の代表になったりしたら・・・そらぁ、素晴らしいことやけど・・・

そんなことは、限りなく「0」に等しい

皆無やって言うても、過言やないと思う

 

それは、決して・・・ハナっから諦めてるっていうことではあれへんで

こんだけ遊びを優先してる、ええ加減なウチの道場でさえ・・・現に、「その場所」近くに到達する者が、数%やけど存在するのは事実やねんから・・・

ただ・・・もう一歩・・・あと一歩・・・完全に「その場所」に到達するためには、いろんなものを犠牲にせなアカンようになってしまう

 

道場生、全員が全員に・・・いろんなものを犠牲にさせて、「その場所」に到達させることなんか、絶対に無理

 

「可能性がある!」

そんな言葉を提示して・・・今、経験させてやるべきことを二の次にして、親子共々、柔道だけに没頭させる訳にはいかへん!

せやから、俺は、あえて親御さんに・・・「今は、楽しんでやったらええんちゃう?」って、ラフに伝えるようにしてる

 

俺自身が・・・彼らが大人になるまで、ず~~っと指導に携わってやることができるんやったら、話は別かも知れへんけど・・・

次の師匠にバトンタッチして・・・次の師匠に、今以上に育てていただく方が、絶対に彼らにとっては、絶対にプラスになると信じてるし・・・もちろん、「可能性」かって、心技体が揃うやろう、その時期の方が、きっと花開くと思うよ

ほんで、それ以上に・・・選手から退いた後の人生の方が長いねんから・・・今は人間性の部分を、最優先に教育してやるべきやとも思うしね

 

そんなことも考えて、教育の一貫として、いろんなことを伝えていってやるべきやと俺は思うねん

そしたら、自ずと・・・「今」、子供たちに伝えてやるべきことは何なのか?は、答えが出てくるやん!?

 

 

裏を返せば・・・小学生でも中学生でも・・・

今、強くなりたい者(また、将来、すべてを競技としての柔道に捧げようと考える者)は・・・それなりの環境を、自ら(親御さん)が、選択したらええっちゅうことなんよな?

 

 

 

人は・・・「出会い」によって、成長していく

その「出会い」が・・・柔道なのか?サッカーなのか?勉強なのか?ビジネスなのか?結婚なのか?・・・それは、人それぞれの「出会い」があって、タイミングもある

それは・・・「人」との「出会い」だけとは限れへん

 

この先も、いろんなものとの「出会い」によって・・・柔道日本一になる子もおれば・・・極端に言うたら、弁護士になっていく子だっておるかも知れへん

 

せやから・・・俺との「出会い」なんか・・・子供たちにとって、決して最上級の「出会い」では、あれへんねん!

せやからこそ・・・俺らの役割は、彼ら自身が、最上級の「出会い」を見落とさへんような、道しるべになってやるべく・・・次の師匠に、限りなくいい形でバトンタッチできるように・・・「今」しか伝えてやられへん大切なことを、限りなく伝えてやる!

それが・・・今、一番大切なことのように、俺は感じるんよ

 

 

 

いずれにしても・・・

俺は・・・あの親父に育てられた

俺の知らへんところで、幾つもの糸を引きながら、俺を導いてくれたことやと思う

時に、ド突かれ・・・時に、蹴飛ばされての、鉄拳制裁もありながらな(^^;)(^^;)

 

「もう「柔道」は、やれへん!」って・・・小学生の後半やったんか?中学生の時やったんか?・・・俺、そない言うたことがある

その時も・・・どう説得されたんか?は、忘れたけど・・・

うまい具合に、親父にレールに乗せられて、上手いこと走らされたからこそ、俺は今も、柔道衣を着てるんやろう?

 

矛盾してるように感じるけど・・・

柔道場の道場長やった親父が・・・俺に、柔道「だけ」をさせた訳やなく・・・

親父の元にいる時にしか、伝えてもらわれへんかったやろうことを・・・上手いこと上手いこと、俺に詰め込んでくれたんやろうな・・・きっと

 

ほんで・・・その『柔道』が・・・俺自身を、いろんなものと繋げてくれてる

 

親父が言うように・・・

遊び・・・やんちゃ・・・勉強って、いろんなことをせなアカンのは当然やけど・・・

その上で・・・柔道「も」・・・辞めんと、ずっと続けてきたからこそ・・・

俺自身・・・ホンマの「柔道の価値」っちゅうもんに対して、感謝できる場所に辿り着けたんとちゃうんかな?

 

 

これは、あくまで、俺の見解やけど・・・

俺自身・・・もし、過去(小学生・中学生・高校・大学時代)に戻れたとしても・・・

もうちょっと手を伸ばせば、辿り着いたかも知れへん場所

「その手が届かへんかった場所に辿り着くべく・・・もっと必死に、柔道「だけ」をやるんか?」って聞かれたら・・・

まったくもって、そんなことはせえへんやろな?

 

与えられた環境の中で最大限の努力を惜しまず、柔道「も」して・・・

たくさんの友人達と、思いっきり、遊び「も」して・・・

それなりに、勉強「も」して・・・

きっと、柔道「だけ」にはとらわれんと、いろんなことを、あの時以上に一生懸命やろうとするやろうな?(^^)

 

せやからこそ・・・子供たちに対しても、「柔道だけやなくて・・・いろんなことを、一生懸命せなアカンねんで!」って、伝えてしまうねんよな!?(^^;)

 

多分・・・ほとんどの方は、そない思うんとちゃうんかなぁ~?

 

まして、それが人生の終幕、死に際やったとしたら、何を考えるんやろか?

「もっと、柔道だけを頑張って、日本一になっておけば良かったなぁ~?」

「もっと、子供の頃、勉強だけに力を入れて、医者や弁護士になっとけば良かったなぁ~?」

・・・・・そんなことは、ほとんど考えへんのんとちゃうんかな?

 

もし・・・「もっと、こうしとけば良かったなぁ~?」って、考えることがあるとするならば・・・

「もっと、夫婦いっしょに、いろんなところに行っとけば良かったなぁ~?」

「もっと、子供たちといっしょに、楽しいことをして笑い合っとけば良かったなぁ~?」

俺やったら・・・きっと、そんなことを感じると思うな(^^)

 

 

そないな状況下を想定して考えたら・・・どないしてやるべきか?分かるのに・・・

どうも大人になったら、物事が客観的に見えすぎて、頭でっかちになってもうて・・・

「ああしたら、こうなる」「ああすれば、失敗する」って、分かってしもうてるが故に・・・子供に対して、過ぎ行く景色を見せることもせず、最短距離、全力でバイパス道路を走らせようと考えてしまうことがある

 

せやけど・・・

何も経験してへん子供たちに取ったら、成功も失敗も含めて、何もかもが・・・通過点やからな?

もちろん、それは・・・俺ら大人にも言えることやけど・・・

 

バイパス道路じゃなく、ベタ道(高速とかバイパスと違って、下道)走って・・・

信号で止まって、横断歩道を渡る人を見たり・・・・

新しい店を発見したり・・・

渋滞してもうたら、チャリンコのおっさんに追い抜かれたり・・・

間違ごうた角を曲がってしもうたら、えらい狭い道でドン突きが行き止まりで、バックでしか戻られへんかったり・・・

路肩に停めて自販機でジュース買うてたら、えらい飛ばしたバイクが事故るのを目撃したり・・・

いろんな物事が、すべて「経験」になって・・・時にハイテンションになって、時に頭を打って・・・そうやって、己自身で、いろんなことを勉強していけばええんとちゃうんかな?(^^)

 

 

きっと俺は、そないして・・・

知らず知らずに、上手い具合に、親父にベタ道を走らされとったんやで(^^;)

もしかしたら・・・今でも親父に、上手い具合にベタ道走らされてるんかも知れへんな?

 

いや・・・・・

俺自身も、我が子に・・・あんだけ、ベタ道を走らせてるくらいやから・・・・・間違いなく、そうやな?(^^;)(^^;)(^^;)

 

 

 

 

もうすぐ、70歳を迎えようとしてる・・・親父とおふくろ

あと、何回会えるか?分からんけど・・・限りなく、元気でいててほしいなぁ~って、願うよ

 

故郷(泉南)を離れて・・・仙台で暮らしてること・・・

その部分だけにフォーカスしたら・・・俺は、親不孝な男なんかも知れんなぁ?

 

 

この場を借りまして・・・

お父ちゃん! お母ちゃん!

『柔道』に出会わせてくれたこと・・・ホンマに、ありがたく思ってます!

『柔道』があったから、今の俺があるんやろうし・・・また、道場生、卒業生にも出会わせてもらえた

ほんで、何より・・・『柔道』が、俺をいろんなものと繋げてくれた

もちろん・・・親父やおふくろ、ほんで、我が子とも、『柔道』で繋がってられる

心から感謝してます! ありがとう!!

 

 

元気出していこう!

元気で生きよう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 さぁ・・・楽しんでいこかぁ~!

 樹梨ちゃん・・・楽しみ過ぎやでぇ~(^^;)

 銀ちゃん・・・デビュー戦!  3位入賞(県大会出場)おめでとう!

 涼太郎・・・よく頑張ったね(^^)

 純聖・・・大外刈りぃ~!!

 熊・・・抑え込みぃ~!

 結月っち・・・「その心は?」

 準決勝・・・小僧 VS 子大仏

 泣くな! 小僧!

 啓太・・・「講道館への道」やぞ!

 2年生軍団への説教!(^^)!

 開ちゃん・・・よく頑張ったね(3位入賞おめでとう!)

 「子大仏」と「大仏」

 承ちゃん・・・背負い投げ、カッコよかったで!

 唯斗・・・ちょっと、分が悪かったね(^^;)

 柊・・・1回戦突破、おめでとう!

 レディース軍団への説教!(^^)!

 琳ちゃん・・・ちっちゃい体で、よく戦ったね(^^)

 元ちゃん・・・なんで、笑ってんの?(^^;)

 団体総合優勝!

 どれ?どれ?・・・

 SO・・・大したもんやったね!(^^)!

 桐澤家・・・最終兵器!

 堀田家・・・最終兵器!

 みんな・・・お疲れさん!

 ご父兄の方々も・・・応援ありがとう!

ほんで・・・

みんな!

興奮と感動を・・・ありがとう!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

8月6日(日)・・・青葉武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

前日の『OB&OG会』を見る限り・・・「明日は試合」なんてことは、どこ吹く風(^^;)・・・完全に、気が緩みモード全開やったけど、えらいみんな頑張りよったわ

優勝含め、入賞者も、多数おったしな

やっぱり、子供ながらに・・・オンオフがきっちりできてるんやろなぁ~(^^)

ホンマ、すごい奴らやで(^^;)

 

 

ただ、今回の大会で・・・

俺は・・・唯一、YAMATO(小3:ウチの三男坊)のみを叱った

 

理由は・・・試合後の態度

 

YAMATOは・・・結果的に、決勝戦まで上がったねんけど・・・決勝戦で見事な「背負い投げ」で、一本負け

 

いつも記すように・・・子供たちにとって、今の結果なんて、ほぼ関係ないと思ってるから・・・結果は、金メダルやろうが、銀メダルやろうが、そんなことは、監督(親)の俺にとっても大したことではあれへん

ただ・・・負けた試合後に、ヘラヘラしてることが、俺には許しがたいことやった

 

「悔しいと思わへんのかっ!?」とか・・・

「一生懸命、練習に取り組んでないから、負けるんじゃっ!」とか・・・

そんな、大人目線での感情では、決してあれへんで!?

 

どっちかっていうたら・・・YAMATOは、一生懸命練習には取り組む子やし・・・きっと、「悔しい」ってことも感じてたと思う

せやけど・・・俺が、教育してやりたいことは・・・今の柔道の結果なんかより、「人間性」やねん

 

負けた試合後に、ヘラヘラしてることは・・・しのぎを削って戦った相手に対して、ものごっつい失礼やと思うし・・・

また・・・準決勝までに、彼に負けて上に上がることができへんかった子に対しても、ものごっつい失礼なことやと俺は感じたから・・・

 

おまけに・・・

普段、いっしょに汗を流して頑張ってきて、決勝戦の応援をしてくれてた仲間・・・

応援に来てくれた親御さん(彼の場合は、俺と明美やけど)・・・

観覧席から、大きな声で応援してくれた、ご父兄の皆さん・・・

そんな、周りの人達に対する「感謝」の気持ちを蹴飛ばした形になったっていうこと

 

ほんで・・・

さっきも記したけど・・・実は、彼はものごっつい練習をする

姉兄(悠葉先生、REN兄ぃ、SO)に感化されてるってこともあるんやろうけど・・・ものごっつい、一生懸命練習をする

その一生懸命、「辛抱と努力」をしてきたことを、己自身で蔑んでしまったこと

 

 

実はYAMATO・・・あんまり、感情を表には出せへん子

照れ屋さんなのか?・・・結構、飄々としてることが多い

せやけど・・・嬉しい時は、大喜びして・・・腹が立ったら、怒って・・・哀しい(悔しい)時は、泣いて・・・楽しい時は、体全体で楽しむ

これからは・・・そんな「喜怒哀楽」も、恥ずかしがることなく、表に出していってほしいなっていう想いもあって・・・

ものごっつい、ええ機会やったから(「鉄は熱いうちに打て!」やと思って)・・・

それらすべてを、今一度伝えるつもりで・・・俺は、彼を叱った

 

※YAMATOの名誉のために記しておくけど・・・

帰宅後、それらのことを、もういっぺん噛み砕いて説明して・・・「感情を、表に出すことは、決して恥ずかしいことではないんやで?」って伝えてやったら・・・嗚咽しながら、「悔しかったし、納得いかへんかった」って、号泣しとったわ(よほど、悔しかったみたい(^^))

 

 

常日頃から・・・家庭の中でも、「責任」や「感謝の気持ち」「思いやり」を背中に背負い込んでこそ、「一人前」やっていうことを伝えて育ててるつもりでおるし・・・道場内でも、道場生全員に対して、それは伝え続けてるつもりではおるけど・・・

一歩ずつやけど・・・大人への階段を上がる、その時々に・・・彼ら全員に、俺の感性の中に存在する、大切なことを見落とさずに伝えていってやりたいなぁ~って、あらためて感じさせてもらえる、ええトリガーやった

 

 

 

 

 

 

それと、もうひとつ・・・

今回の試合は・・・「一生懸命」取り組んでる者と・・・「それなりに」取り組んでる者との差が・・・あからさまに、浮き彫りになった大会やったなって感じたなぁ~

 

もちろん・・・

全ての物事を差し置いてでも、今は「柔道」だけを追い求める時期ではないのは・・・俺自身、いつも念頭には置いてるから・・・徹底して、追い込んだりはせんへんけど・・・

 

せやけど・・・

「与えられた環境の中で、最大限の努力をする!」

・・・・・ことは、彼ら全員に、常日頃から、口うるさいくらいに伝えてる

 

勉強する時は・・・一生懸命、勉強をする!

ゲームする時は・・・一生懸命、ゲームをする!

飯食う時は・・・一生懸命、飯を食う!

柔道する時は・・・一生懸命、柔道をする!

・・・・・っていう、ケジメの部分もね

 

 

人間は(って言うより、すべてのものがそうやねんけど)・・・大人であっても・・・子供であっても・・・すべての者に、1日、24時間、平等に時間が与えられてる

その24時間の中で・・・当然、寝る時間、飯食う時間、風呂に入る時間等、生きるためにせなアカンことは必要になってくる

 

それ以外で・・・

たとえば、子供であったら・・・

野球と勉強を両立してる子

柔道と勉強を両立してる子

英語とダンスと勉強を三つ巴で頑張ってる子

・・・・・いろいろとおる

 

もちろん、それ以外にも・・・子供であるが故に・・・

友達と遊びもせなアカン(友達同士で遊ぶことの中には、生きていくのに必要な、社会性を学ぶ部分がものごっつい多くあると俺は思ってる)

・・・・・って、俺は考えてる

 

 

そんな、何か2つ以上のことを両立するっていう、不自由さの中で頑張ることは、・・・実は、ものごっつい大変なことやと思う

せやけど・・・その不自由さの中で、頑張ったことこそが、己自身の「地力」になるんとちゃうんかな?って、俺自身は切実に感じてる

ほんで・・・それが、きっと将来、役に立つんとちゃうんかな?って、俺は信じてる

 

柔道だけをやっとってもアカン!

勉強だけをやっとってもアカン!

野球だけをやっとってもアカン!

サッカーだけをやっとってもアカン!

もちろん、遊んでばっかりで、何もせえへん者は、論外や!

 

 

そんなことを・・・限りなく噛み砕いて、子供らに話したけど・・・

何かしら、「気付き」の材料になってくれてたらええねんけどね(^^)

 

 

いずれにしても・・・

県大会に繋がった者

途中で敗退してしまった者

君たちにとっては・・・すべてが、通過点!!

 

今日という日は、二度と戻ってけえへんねんから・・・同じ「失敗」を繰り返さへんように・・・

『与えられた環境の中で、最大限の努力をしよう』

・・・やないかっ!?

なっ!?

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 お帰りぃ~!(^^)!

 詩音・・・強すぎるやろっ!?(^^;)

 心優・・・数年後は、沙季先輩みたいになれよ!

 先輩たちの元立ち(^^)

 ヤバイなぁ~(^^;)・・・誰の子やねん?(^^;)

 こんな光景が、毎日見れたのになぁ~(虎ちゃん VS 正也)

  この光景もな・・・ (おっさん VS 正也)

 当時・・・ガチンコで、よくやってたなぁ~(REN VS 虎ちゃん)

 1号 VS 3号   3号・・・撃沈(^^;)

 1号 VS 2号   2号・・・撃沈(^^;)

 1号 VS 母艦   母艦・・・沈没(ーー;)

 紳ちゃん・・・正也先輩に受けてもらったな(^^)

 夏光先輩・・・インターハイへの決意表明!

 みんなで、激励!

 みんな・・・メッチャ、デカくなりよった(^^;)

 先輩達! ありがとう! また、来てやってぇ~(^^)

 

元気出していこう!

READY! GO!!

8月5日(土)・・・OB&OGの先輩たちが、忙しい合間を縫って、道場に帰ってきてくれた

 

道場生は・・・翌日(8月6日(日))、スポ少の仙台市予選やのに・・・

まったく、「明日は試合」っていう感じを醸し出すことなく、みんな、ものごっつい楽しそうやったなぁ~(^^;)

 

 

 

あえて、多くを記す必要はないと思うけど・・・

道場在籍時に、結果を残した者だけ・・・また、今現在も柔道を続けてる者だけ・・・なんてことは、一切なく・・・

あの頃のままのスタンスで・・・OB&OG達は、ここに帰ってきてくれる

 

 

来春・・・

凜杜、恭佑、海士、涼太の4人が・・・ここを巣立っていく

 

この先・・・卒業生は、どんどん増えていくけど・・・

今と変わらず・・・ここで過ごした者たち全員が「帰ってこれる場所」を、大切に守っていきたいなぁ~って思うよ

 

 

 

卒業生諸君!

帰ってきてくれて・・・ありがとう!

 

もちろん、仕事や所用で来られへんかった連中も・・・

ぜひ、また帰ってきてくれるのを待ってる!

 

 

未来ある、若者たちよ!

今日より明日・・・明日より明後日・・・って

「飛躍」してくれることを・・・心から祈ってるぞ!

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

7月22日(土)~25日(月)の3日間・・・宮城県武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からは・・・

【男子】

50kg級・・・SO

60kg級・・・海士

73kg級・・・凜杜

81kg級・・・恭佑、健之介

90kg級・・・恭太

90kg超級・・・清春

 

【女子】

40kg級・・・桜想

 

以上の8名が、仙台市地区予選を勝ち抜いて、出場させてもらった

 

 

結果は・・・・・

海士・・・優勝(全国大会出場・東北大会出場)

恭佑・・・準優勝(東北大会出場)

桜想・・・準優勝(東北大会出場)

凜杜・・・3位(東北大会出場)

恭太・・・3位(東北大会出場)

・・・・・っていう、素晴らしいもんやった

 

 

今回、優勝した海士は・・・

小学校5年生の時にこそ、全国小学生学年別柔道大会の県予選で3位に入賞させてもらってるけど・・・

6年生の時は・・・寝技で、ケチョンケチョンに回されて・・・惨敗

 

中学校に入学してからも、ある程度の結果は出してきたけど・・・

決して、もろ手を挙げて、宮城県の代表になれる素質を持ってるって、言える子ではあれへんかった

 

 

その海士は、ここ数ヶ月・・・ほぼ毎日のように、ロードワークをしとった

3年生になってからは・・・柴田高校の狩野先生に無理をいうて、何度か高校の練習にもおじゃまさせていただいた

 

1~2年生の頃も・・・何度か?親御さんの方から「中学校の合同練習に参加したい」「出稽古に行きたい」などの申し出はあったけど・・・

中学校の先生が、引率をしてくれへんみたいやったし・・・「北岡道場」の生徒としての参加となると、怪我の問題等も考慮せなアカンし、また単独行動を認める訳にもいかへんから、俺は首を縦には振れへんかった

 

確かに、海士は・・・一生懸命練習する子や

せやから、多分・・・「もうちょっと練習をさせてやりたい」っていう親御さんの意向もあって、俺に投げかけてきたんやろうけど・・・

 

せやけど・・・俺は、客観的に見えとった

この子は、まだ・・・全身全霊で、自分自身を追い込んでまで「目標」を掴もうとしてる訳やあれへんやろなぁ~?ってことが・・・

 

現に・・・昨年秋に、東北高校女子柔道部の練習に参加させていただいた後、彼に問いかけてみた

「どや? この練習を毎日してこそ、県大会で優勝を狙えるやろうし、東北大会、全国大会でも、十分に勝負ができるんやぞ!? 来週も行くか?」って

 

ほんなら、海士は・・・

「いや・・・当分、行きたくないです(^_^;)」って答えよったくらいやからな(笑)

 

 

せやから・・・

昨年秋でも・・・本人自体も、まだ現実味を帯びてへんかったんやと思うよ

 

せやけど、新人戦が終わったくらいからやったか?今年に入ったくらいからか?・・・もうちょっと、あとやったかなぁ~?

ちょっとずつ、海士の顔つきが変わってきよった

 

 

俺は・・・要所要所で、あいつらに、ちょこっとだけアドバイスをするねんけど(中学生になったら、自分自身で考えてもらえるように、敢えてそんな感じにしてる)・・・

海士は・・・力(体幹含め)が強い反面、体が堅い(柔軟性がない)が故・・・ガチガチになってしまう傾向がある

せやから、投げられてしまう時は・・・きれいに「一本」で、決められてしまうことも珍しくない

 

せやから・・・柔道自体や筋力、スタミナのみならず、その部分修正せん限り、この先は難しいやろなぁ~?って、俺は感じてた

だからこそ、「海士! 「柔軟性」をつけなアカンぞ!? もちろん、それは、日々の積み重ねやからな!」って、彼に伝えてた

 

 

ある練習日・・・みんな揃っての体操の時、以前より、格段に柔軟性が向上してる海士を見つけた

俺は・・・「こいつ・・・やっぱり、いろんな面で、努力をしてるんやな?」って、彼の顔つきの変化の意味が理解できた

 

その頃から・・・周りからも、「海士は、走ってる(ロードワークしてる)よ」って、耳にするようになった

本人自体も・・・「明日、柴田高校に練習に行ってきます!」って、俺に言う回数が増えてきた

 

せやから、俺は・・・また、アドバイスをした

以前から伝えてた・・・

「脱力の大切さ」

「軍手をつけての乱取り」

・・・に付け加えて・・・・・

 

「左一本背負いの封印」

 

当然やけど・・・

片手での技は、実力が拮抗してきたら利かへんし、尚且つ、片手であるが故に危険が付きまとう

それに、右の技を撃ってこそ、左が利くのがセオリーや

せやから、「右の背負い投げ」に拘らせるように、敢えて、そんなアドバイスをしといた

 

 

結果的に・・・これが、良かったんか?どうか?は、正直分かれへん

 

多少、プラスにはなったのは間違いないやろうけど・・・

せやけど・・・「俺が指導したから、優勝した」なんてことは、俺自身これっぽっちも思ってへんよ

俺なんかが指導したところで、劇的に変わるわけではあれへんし・・・

俺ら指導者は・・・ちょっと、足れへん部分をくすぐってやることくらいしか、実はできてへんねんから・・・

 

敢えて、それ以上を記したら・・・・・

「結果が出えへん子を、辞めさせてしまうことなく、如何に継続(継続は力なり、継続は宝なり)させてやることができるんか?」

・・・ってことの方が、非常に重要なことなんやないんかな?って、俺は根底で考えてる

 

 

ほんなら・・・そんなに素晴らしい指導を受けたわけでもあれへんのに、なんで海士は優勝することができたねん!?

 

毎日毎日、ロードワークをしたからか?

柴田高校に、練習に参加させていただいたからか?

柔軟性や、筋力アップを図ったからか?

 

ちゃうな?

そんなことで、「優勝」できるんやったら・・・みんな、チャンピオンになるよ

 

 

練習が多く(練習日や練習時間)できる環境におる子は、ナンボでもおる

日頃から、ロードワークをしてる子も、ナンボでもおる

出稽古や合同練習を、もっとこなしてる子は、ナンボでもおる

 

これは、中学生だけに限らず、高校生も大学生もいっしょや

みんな、朝練して走ってるし・・・

みんな、同じだけの時間を練習に費やしてる

 

 

これは・・・自分の経験上からの意見やけど・・・

『想い』

・・・・・・・やと思うな

 

 

遊びに行きたい・・・ゴロゴロしてたい・・・腹いっぱい飯を食いたい等・・・

人間は、ものごっつい愚かな動物やから・・・弱さは否まれへん

 

せやけど・・・

そんな、あらゆる誘惑や衝動、甘え、すべての物事を差し置いてでも・・・手に入れるんや!!という、強い『想い』

その『想い』こそが・・・己自身を、己が目指す場所に追いやるんやと、俺は思うんよ

 

「I want to ~」は・・・みんなが、思うはずやよ

優勝「したい」!

合格「したい」!

いい仕事に「就きたい」!

お金持ちに「なりたい」!etc・・・

 

せやけど・・・「I want to ~」じゃ・・・・・アカンよな?

 

「必死」

・・・にならんと、自分の欲しいもんは、絶対に手には入らへんよ

 

 

俺は、常日頃から・・・我が子はもちろん、道場生全員にも、しょっちゅう伝えてる

「自分が何かを手に入れたいと感じた時(『その時』って記すわな)には・・・全身全霊で、己自身を追い込むことのできる人になってくれ!」って

 

また・・・

「『その時』を、己自身で見落としたらアカン!」っちゅうこと

「『その時』がきたら、すべての物事を差し置いてでも、他のことには目もくれずに、己が目指す場所をめがけて突き進んでいかなアカン!」っちゅうこと

 

幼稚園児、小学校低学年には、まったく何を言うてるんか?分かれへんと思う・・・いや、高学年でさえ全員が理解をしてへんかも知れへんし・・・

もしかしたら・・・生徒の後ろで聞いてらっしゃる、親御さんの中にも・・・

「こんな小さい子達に、そんなことを言ったって・・・」って、思っておられる方もおるかも知れへん

 

でも、俺は・・・真剣な目ン玉で伝える

伝えて、伝えて・・・「このオッサン、うるさいな!」って思われるくらい、伝えまくる!

いずれ・・・点と点が、線で繋がる時が来ると信じて・・・たとえ、「馬の耳に念仏」状態であっても、彼ら全員の心に訴えかけるようにしてる

 

 

 

 

人それぞれの『その時』は違う

ほんで、『その時』は・・・決して、柔道だけのこととは限らへん

 

柔道含め競技者として、チャンピオンになろうと思った時

どうしても進学したいと願った高校を目指す時

事業を成功させようと思った時

惚れた女性に、自分の隣を歩いてもらいたいと感じた時

我が子に、意地を見せなアカン時

 

『その時』は・・・人それぞれ違うし、いろいろや

でも、「それに、気付かんままやったら・・・アホのままや!?」ってことも、伝えてる

 

「アホのまま」って、言い方は悪いけど・・・

一番分かりやすい事例をいうたら・・・

どこの世界に、己が惚れた女を、能天気な面して簡単に諦めて、他人に譲ることができる奴がおる??

俺には、絶対に無理や!

 

せやから・・・「柔道を通じて、大切な何かを学んでほしい!」・・・人生を歩んでいく糧を、収穫してほしいねんよ

 

自分が手に入れたいものを「必死」になって、追い求める

仮に掴むことが出来へんかったとしてでも、確実に近くはなるよ

 

柔道始め、スポーツの世界では、「金メダル」は、ひとつしかないけども・・・

社会に出たら・・・「金メダル」は、ひとつだけじゃない!

己自身が「必死」に頑張って、一生懸命走り続けて、自分が決めた目標に到達したら・・・それが「金メダル」やと、俺は思う

 

せやからこそ・・・

柔道を通じて・・・ぜひとも、その「方程式」を学んでほしいんよ

 

 

だから、俺は・・・絶対に、子供らに無理強いはせえへん

彼らを・・・「信じて待つ」しかないって思ってる

彼らの『その時』は・・・人それぞれ、違うねんからね

 

彼ら全員が全員、決して「今」が『その時』ではないっちゅうことを、それぞれの目線の高さまで屈んで理解してやった上で・・・彼らの心を揺さぶってやりたいと考えてる

 

 

 

海士は、今回・・・少なからず、その「方程式」を理解したことと思うよ

きっと・・・社会に出た時に、この経験は役に立つことやろう?

 

まぁ、この「方程式」は・・・誰しもが、分かってるはずなんやけど・・・なかなか実行できへんのが現実なんやけどね(^_^;)

 

俺が自宅で・・・その話を、心颯(次男坊)にしてたら・・・

数年前・・・北岡道場で、週2回、小学生と練習をしてただけで、全中に出場した悠葉先生(ウチの長女)は・・・隣で、意味深に笑ってたよ(^^)

 

彼女は・・・全中に出場したいがため、誰に指図されるわけでもなく、ほぼ毎日のように、10kmのロードワークをしてた

その結果・・・その「方程式」を理解した彼女は・・・今も、結構簡単に、いろんなものを手に入れてるように見受けられる(^^)

 

 

 

 

こんな「ええ加減」な道場の方針やからこそ、伝えてやれることがある

こんな「ええ加減」な道場の方針やからこそ、心を揺さぶってやれることがある

 

日々、勝負に拘って・・・「勝つこととは、何なのか?」「負けることとは、何なのか?」っていうことを、徹底的に叩き込んで管理していくことも一つの方法やと思う

それを基本ベースにして・・・

全員一律、同じ方向に向け(させ)ることは・・・ある意味、簡単なんかも知れへんな?

ちょっと、目ン玉に力を込めて言葉を発したら、「右向け右」で、全員が揃うねんから・・・(俺らの高校時代がそうやったように・・・)

 

せやけど・・・それじゃあ、子供らの「個性」がなくなってしまう

 

彼らの「個性」を押さえつけることは、絶対にしたらアカン!

だって・・・人生は、「柔道」だけやないねんから・・・

 

 

せやから・・・今の俺にできること・・・

「「柔道」を通じて、大切な何かを学んでほしい!」からこそ・・・

彼らの心を、日々揺さぶりながら・・・『その時』を、信じて待つようにしてやりたい!

 

「個性」を生かして・・・

普段から、それぞれの「『その時』を見落とさへんように!」ってこと・・・

また、「それに気付かんままやったら、アホのままやぞ!」ってことを、今は理解できへんかったとしても伝え続けてやること

ほんで・・・彼らそれぞれの『その時』を、信じて待ってやること

 

俺ら(指導者・親)は・・・無理強いして「やらせる」んやなく・・・彼らが動き始めた時に、背中を押してやれる存在であればええんとちゃうんかな?

 

 

みんな・・・一段ずつ、ゆっくりやけど、確実に階段を上ってるよ

 

自らの『想い』を、実現させた・・・海士

負けた悔しさに、涙を浮かべてた・・・恭佑

素直さ、純粋さが、ここまで自分を引き上げてくれたんやろう?・・・凜杜

ちょっと、肩の力が抜けたかな?・・・恭太

手も足も出すことができへんかった・・・SO

 

他の県大会に出場した連中も・・・また、他の道場生たちも・・・

みんながみんな、いろんな経験をしながら、それぞれの「個性」を持ったまま、階段を上ってる

 

 

いずれ、必ず訪れるであろう『その時』に・・・

ここ(「北岡道場」)で学んだことを、役立ててもらいたいと願いながら・・・俺は、お前らの心を、日々揺さぶるから・・・

 

おめでとう!  海士!

 

他のみんなも・・・よう、頑張ったな!

お疲れさんっ!

ありがとうやで!

 

 

全ては・・・通過点!

今日という日は、二度と来えへん!

ほんで・・・

前を向いてる奴にだけしか、輝かしい明日(未来)は来えへんねんで!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

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