北岡道場通信

道場生の「寂しさ」に、気付いてやれてなかったことを知った時

道場生の「抱えてるもの」を、軽くしてやれてなかったことに気付いた時

道場生の「本心」を、受け止めてやれてなかったことに気付いた時

 

ホンマに・・・落ち込む

情けなくて・・・情けなくて・・・涙が溢れ出てくるよ

 

俺は、一体・・・何をやっとったねんっ!?

俺は、一体・・・何のために存在しとんねんっ!?

 

 

偉そうに・・・「教育!」「子育て!」「仲間!」「柔道!」「親父!」etc・・・

そないなことを言うて・・・すべてを悟ってるかのような「教育者」気取りで、彼らと接してるくせに・・・

 

「彼らの『心』の隙間を、埋めてやることができへんのやったら・・・先生なんか、辞めてしまえっ! 北岡っ!」

 

もう一人の俺に・・・蔑んだ目で、そない言われてるような気がしたよ

 

 

 

子供っちゅうのは・・・

大人が思ってる以上に、大人に対して気を遣ってる

大人が思ってる以上に、感情を表には出しよれへん

大人が思ってる以上に、自分の想いを心の中に閉じ込めてる

 

それを・・・分かっとったつもりやったのに・・・

気付いてやれてへんかった

 

己の眼に映るものだけを信じて・・・

彼らが背中に背負い込んでるものを、見ようとせえへんかった

 

 

浅はかやった

 

不覚やった

 

せやから・・・

一生懸命・・・考えたよ

ものごっつい・・・反省もした

 

考えたからって・・・反省したからって・・・

掻い摘んで、「これ!」っちゅうことは、してやられへんねんけど・・・

 

でも・・・

「今以上に、もっともっと彼らに寄り添ってやりたい!」

ただただ・・・そない思った

 

 

 

俺と共に時間を過ごすことで・・・

彼らの心の隙間を、1cmでも埋めてもらえるんやったら・・・

柔道を続けさせてやることで・・・

彼らの心の中を、1gでも軽くしてもらえるんやったら・・・

『北岡道場』、ほんで俺自身が・・・彼らにとって、ここに存在してる意味も出てきよる

 

 

俺は・・・ここ(北岡道場)におるから・・・

元気でおる限り・・・ここ(北岡道場)におるから・・・

 

せやから・・・

いっしょに、笑って・・・

いっしょに、泣いて・・・

いっしょに、戦おうやないけっ!

 

なっ!?

息子・・・娘・・・達!!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

先日・・・こんな話を耳にした

 

ある団体スポーツの少年団体・・・

練習量は、半端なもんやないし・・・監督、コーチの熱のこもった指導も、これまた半端やない・・・

おまけに、先輩後輩の関係性も、俺らの高校時代を思い起こさせるくらい、ものごっついハード・・・(ちなみに・・・その上下関係が、学年に応じて、ご父兄同士の関係性にも影響を及ぼしてるっちゅうのには、結構驚いたけど・・・(^_^;))

 

 

また・・・

ハードな練習によって、鍛えられた「フィジカル」・・・

日々、あらゆる角度から、創り上げられた「メンタル」・・・

多くの練習量から得た「スキル」・・・

それらを駆使して・・・どんな大会であれ、監督、コーチは、当然のように上位まで上り詰めるつもりでいらっしゃる

 

それでも・・・「勝負」事である以上、「敗北」を喫する時も、もちろんある

 

せやけど・・・

その「敗北」を喫した時、監督やコーチ陣は・・・

敗退した選手の心の傷に、塩を塗り込むが如く・・・子供たちを攻め立てたと聞いた

時には、罵声・・・時には、怒号・・・時には、蔑んだ言葉で・・・

敗戦を喫して・・・一番悔しい想いをしてる、子供達に対して・・・

 

もちろん・・・『今』現在の「勝った」「負けた」を基本ベースに、将来につながる「糧」を得るべく、子供たちを叱咤してらっしゃることなんやろうから・・・

決して、それが悪いことやなんて言うつもりで、ピックアップしてる訳ではあれへんことは、ご理解いただきたい

それに、俺は・・・その場におった訳ではあれへんし・・・常々、練習を見させていただいてる訳でもあれへんから・・・「良い」か?「悪い」か?なんて、一概には言われへん

 

せやけど・・・

内容を聞く限りでは・・・俺の考え(教育方針)とは、違ってたし・・・

もしかしたら・・・その叱咤には、監督やコーチの現時点での「感情」や「利欲」が乗っかってたんかな?っていう印象も受けたから・・・俺の考え方を記すためにも、あえて記させていただいた

せやから・・・その方々の心の中の本心までは、当然、俺には分かれへん

 

 

 

 

ちなみに・・・俺自身は?っていうたら・・・

基本的に・・・今日、明日の「勝った」「負けた」「頑張った」「頑張ってへん」なんてことに対しては・・・まったくと言うていいほど、重要性を感じてへん

 

そんなことより・・・

「勝った」ことから、学ぶこと

「負けた」ことから、学ぶこと

「頑張った」ことから、学ぶこと

「頑張れへんかった」ことから、学ぶこと

 

彼らの身の回りに起こることは・・・すべて、「必然」であって・・・

そのすべての「必然」から、将来に向けて学ぶことっちゅうもんの方が、いっぱいあると思ってる

 

ほんで、その学んだことを「糧」に、将来にどのようにつなげていくんか?っていうのが・・・自己責任であり・・・己自身のプライドであり・・・己自身の「進化」なんとちゃうんかな?って、俺は思ってる

 

せやから・・・

「負けた」こと、「頑張ってへん」ことに対して、蔑んだ言葉を投げるよりは・・・

現時点で起こり得てる物事が、何故「必然」であったのか?を理解してもらうべく説明して・・・

その上で、「子供たち自身の「感受性」を、どないな形で揺さぶったったらええんやろう?」っちゅうことを・・・俺やったら考える

 

 

 

もし・・・今、「北岡道場」っていう「教育」の現場の中で・・・

俺(監督)自身が、「感情」や「利欲」を乗っけた罵声や怒号、冷めた言葉で、子供たちの「敗北」を蔑んだとしよう

そないすることでも・・・中には、「負けた」ことを、自分自身で振り返って・・・「もっと、頑張らなければ!」って、考えを持ってくれる子もおるかも知れへん

 

せやけど・・・大半の子達は、「負けたことに対して、怒られた」っちゅうことだけが、心の中の大きなパーセンテージを占めてしまうんとちゃうんかな?って、俺は思うねん

だって・・・あいつら、純粋無垢な『子供』やねんから

 

せやけど・・・今は、子供やけど・・・

彼らも、当然、大人になっていきよる

大人になって、(その扱われ方が)点と点が線で結ばれた時・・・彼らは、どない感じるんやろう?ってことまで・・・哀しいかな?俺は、考えてしまう

だからこそ・・・足元だけを見てる、「教育」という名ばかりのもんは、子供らに与えてはいかんのんとちゃうんかな?って、俺は思うんよな

 

それに・・・

そんな環境の中に浸かってる、子供たちの中からは・・・

自分より、できへん後輩をいびったり・・・自分より、行動の遅い後輩を蔑んだり・・・

そんなことをする子も、出てきてしまうんやないんかな?

 

おまけに・・・人間って、そんなに完璧にできてへんから・・・

自分自身を見つめ直すことよりも、「他人のせい」にしてまうことが、限りなく増えてきてしまうんとちゃうんかな?

 

大人でかって、そうなんやから・・・

いや・・・もしかしたら・・・

そないな環境に浸かってきた者が・・・大人になっても、物事を「他人のせい」にしてしまう傾向があるんかも知れへんよな?

 

もちろん、これらすべては・・・俺が勝手に感じてることやから、「また、オッサンの戯言か!?」くらいに思っていただき・・・どうか、誤解はせんといてほしいと思う(^_^;)

 

 

 

足れへんかった部分(例えば、一生懸命踏ん張って、練習をせなアカン時に、ええ加減にやっとった等)を・・・本人に自覚を持ってもらうために、叱咤せなアカン場面は、絶対にあるよ

もちろん・・・それは、彼らの(柔道だけに限ることなくすべての面において、「将来」を見据えての話が前提やと、俺は考えてる

 

せやけど・・・もし、そこに・・・監督(俺)の、今だけの「感情」や「利欲」が乗っかっとったとしたら???

俺は・・・アカンと思うねんよな

 

 

家庭教育でも・・・学校教育でも・・・また、スポーツ少年団での教育でも・・・みんな同じ!

親の「感情」・・・

先生の「感情」・・・

監督の「感情」・・・

そんなもんが乗っかって、子供にヤイヤイ言うてるのは・・・『教育』ではないような気がすんねん!?

 

それらは・・・見てくれは、子供のために叱ってるように見えるけど・・・

俺は・・・ただ単に、親や先生や監督が、自分の思い通りになれへんことが歯痒くて、子供に対して「感情」を吐き出してるだけのこと(自分(親・先生等)のため)に過ぎへんような気がすんねんよな?

 

 

たとえば・・・

家では、お母さんが子供と接することが一番多いんやろうけど・・・

 

「なんで、宿題してないの!?」

「なんで、早くに給食セット出さないの!?」

「いつまで起きてるの!?」

「なんで、脱いだら脱ぎっぱなしなの!?」

「遊びに行くのは、宿題が終わってから!!」

「高校に行けなかったら、どうするの?」等々・・・

 

自分の都合(感情)や、自分の安心感(利欲)を優先的に考えて、吐き出してる言葉があったとしたら・・・

そらぁ、具合悪いんとっちゃうんかな?って、俺は思うねん

 

「給食セットが出てへんかったら、二度手間になるやんかっ!?」

「宿題(勉強)をやれへんかったら、いい高校に行かれへんやろ!?」

・・・・・って感じでね?

 

給食セットを出してへんくて、汚いままやったってことに気付いたら・・・給食食う前に、洗いに行くって!

宿題を忘れて、みんなの前で恥をかいたり、自分だけが遅れ始めてきたら・・・最低限のことは、やるようになるって!

夜更かしして、次の日、しんどい思いをしたら・・・早く寝るようになるって!

脱いだら脱ぎっぱなしの服も・・・一人暮らしして、彼女でも家に招こうもんなら、きれいにしよるって!

だって、自分の身に振りかかってくることなんやから!

 

ほんで、極論を言うたら・・・

勉強せえへんくて、高校受験に失敗したとしたら・・・それは、そいつ自身が悪いんやん!?

 

その失敗を、「必然」として受け止めて・・・

翌年、真剣に己自身と向き合って、再チャレンジするんか?

それとも、そのまま諦めて、腐って、己自身に唾を吐いて、この先の人生を歩んでいくんか?

それは・・・そいつ次第や!

 

もちろん、そんな失敗は・・・人生において、まったく「遠回り」なんかではあれへんし・・・人生、何が起こるか?分かれへんねんから・・・

 

仮に、そないなったとしても・・・

それまでの「人間形成」をする時期に、前者になってもらえるべく、子供を教育しておいてやったら、何ら問題はあれへんのんとっちゃうんかな?って、俺は思う

 

逆に、それさえ教育しておいてやってたら・・・

どんな場面でも・・・己の「自己責任」で、物事を処理していく子になってくれるんとちゃうんかな?ってさえ思うよ

 

 

せやから・・・

もし・・・そんなこんなも含めて、親御さん自身の「感情」や「利欲」が乗っかっとったとしたら・・・子供には、きっと伝わってしまう

子供は・・・大人が思ってる以上に、そんなことには敏感やし・・・大人が思ってる以上に、大人に対して気を遣ってるもんやからね

ちっちゃい間は、従うかも知れへんけど・・・

学年が上がるにつれて、俗にいう「反抗」っちゅうもんが、あからさまに出てきよるで・・・きっと(^_^;)

 

 

だからこそ、俺は・・・

我が子に限らず、道場生を叱る時でも・・・

「感情」や「利欲」を乗っけることなく・・・

『如何に、怒ってる『演技』に徹することができるんか?』

・・・っちゅうことを、常々心掛けるようにしてる

 

「寝とんかっ!? ボケッ! 起こしたろかっ!?」

「何さらしとんねんっ! アホちゃうか!?」

基本的に、関西弁やから・・・そんな、暴言とも取れるような言葉も、しょっちゅう発してるけど・・・

せやけど、実は・・・心の中は、いたって「冷静」

どっちかっていうたら・・・心の中では、「みんな、ビビっとる!ビビっとる!(笑)」って、笑ってることさえ多々あるくらいや(^^)

 

せやから・・・

その場面が終わったら・・・すぐにでも、普通に子供たちと接することができる

子供達も子供達で・・・それが分かってるから、限りなく「空気を読む」ようになってきよるし・・・

相乗効果としては、ええこととちゃうんかな?って、俺は感じてるよ

 

 

そない、偉そうに記してる俺も・・・

それは・・・それは・・・情けないくらい、己自身の「感情」とか「利欲」を子供の背中に背負い込ませとった時期があったねんで

「子供のため! 子供のため!」っていう大義名分を、思う存分振りかざしてな(^_^;)

 

だからこそ・・・この歳になった今、客観的に(見えんでもええことまで(笑))見えることがぎょうさんあんのよ?

 

 

 

『教育』とは・・・読んで字の如く!

『教え育てること!』

 

ほんで・・・俺の考えを、付け加えるとするならば・・・

「信じて」「待って」「許して」やること!

 

 

「家庭教育」「学校教育」「道場教育」etc・・・

「親」であっても、「先生」であっても、「道場長」であっても・・・

「教育」する立場にある者にとって・・・「感情」や「利欲」は、限りなくタブーなんやと俺は思う

 

 

「我が子が、自分の思い通りになれへんな?」

「生徒が、いい方向に進んでいかへんな?」

「大人になった我が子や生徒たちが、(違う意味で)自分から離れていってるな?」って・・・

そないなことを感じることがあるとするならば・・・

 

それは、もしかしたら・・・

その「タブー」を、犯してるんかも知れへんよな?(笑)

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

 

気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

 

初心消えかかるのを

暮らしのせいにはするな

そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

 

駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

 

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

『茨木 のり子』さんの詩

ええ詩やでなぁ(^^)

4月22日(日)・・・『北岡道場ピクニック』と称して、加瀬沼公園で大いに遊んできた

 

メインは・・・子供たちに、「道場の仲間たちと、思いっきり遊んでもらいたい!」っちゅうことからの企画やってんけど・・・

その企画途中に・・・新しい仲間(3家族)も増えたもんやから・・・

新しい仲間(ご父兄たち)との「懇親会」も兼ねてちゅうことにして・・・子供も大人も、なんやかんやで、ぎょうさん集まってくれとったわ

 

 

基本的に・・・北岡道場(っちゅうより、まぁ俺やな(^^)  俺は、あんまり「決まり」を作るのが好きな方やないから・・・)には、「決まり」とか「強制」は一切あれへんから・・・

子供も大人も・・・あくまで「自由参加」(もちろん・・・「自由解散」やしな!(^^)!)

 

集合時間も、マチマチやし・・・

俺は・・・管理事務所に申請しに行かなアカンっちゅうこともあって、また場所取りもあって・・・一応、AM8:00頃には現地に行ってたけど・・・

 

AM9:00にくる子(ご父兄)もおれば・・・AM11:00にくる子(ご父兄)もおるし・・・

昼に帰る子(ご父兄)もおれば・・・全員が解散するまで遊んでる子(ご父兄)もおるし・・・

子供だけ送り迎えする家庭もあれば・・・子供は来えへんのに、親だけ参加の家庭もあるし(^_^;)・・・

なんやかんやで・・・出たり入ったりはあったけど、大方80人ほどが集まったみたいやな?!(^^)!

 

 

せやけど・・・

子供たちは、メッチャ楽しそうやったなぁ~(^^)

 

走りまくって・・・大汗かいて・・・弁当食って・・・ジュース飲んで・・・お菓子食って・・・遊んで・・・・・

いずれにしても・・・彼らが通ってるであろう、小学校とか中学校っちゅうコミュニティーとは、明らかに何かが違うんやろな?

 

下は・・・年中さんから、上は中学3年生まで・・・

おまけに・・・もう、終わりかけやったけど、凜杜先輩(高1)も顔を出してくれて・・・

そんな子達が、ごちゃ混ぜになって遊ぶなんちゅうのは・・・ホンマに、ええことやと思う

 

俺らの子供の頃は・・・近所の子供らが集まって、6年生のガキ大将が取りまとめてくれて、学年関係なしに、よう遊んだもんやけど・・・

最近は・・・そんな光景を、ほとんど見いへんようになったもんなぁ~?(^^;)

 

 

俺・・・個人的に、勝手に思ってるねんけど・・・

学校のクラスの中であったり(まぁ、学校生活やな)・・・

道場での柔道の練習時間であったり・・・

塾っていうコミュニティーであったり・・・

家庭内での生活であったり・・・

親子関係であったり・・・

それら、目に見える「決まり事」がある中での生活っちゅうのは・・・当然、大事なことやと思うんやけど・・・

 

それ以上に・・・友達同士、仲間同士で「遊ぶ」っちゅうことの方が・・・

生きていく上での「人との接し方」「人との付き合い方」等・・・目には見えへん「暗黙のルール」を学ぶっていう部分では、ものごっつい大事なような気がすんねんよな!?

 

 

友達同士で「遊ぶ」って・・・一見、なんの「決まり事」もなくて、自由に見えるけど・・・

「暗黙のルール(境界線)」っちゅうもんが、絶対に存在するやん!?

 

それって、実は・・・

全員一律の「決まり事」がある中で過ごすことより、格段に難しいことやと俺は思うんよ

 

もちろん、その「ルール」って、大人になっても存在することやし・・・

せやからこそ、やっぱり子供のうちにその「ルール」を学んでへんかったら・・・大人になっても、苦労するんとちゃうやろか?(^_^;)

現に・・・大人でも、自分勝手で、その「ルール」から逸脱してる人も結構おるもんね?

 

 

ある意味で、「大人」になり切れてへんであろう、俺が言うのもなんやけど・・・

「子供」って・・・実は、メッチャ、シビアやんか?

 

いっしょに、楽しく遊んでる中・・・一人だけ、違った行動を取っとったら、「んっ?」ってなるやろうし・・・

いっしょに、楽しく遊んでる中・・・思い通りになれへんからっちゅうて、ブー垂れとったら、「なんや?こいつ!」ってなるやろうし・・・

いっしょに、楽しく遊んでる中・・・一人、メソメソ泣いとったら、「こいつとは、いっしょに遊ばれへんな!?」って思われるやろうし・・・

 

 

結局は・・・人生(人間が歩んでいく道筋)なんか・・・すべてが、その延長線上やねんから・・・

その中で、「ルール」を理解してへんかったら・・・完全に、孤立してまうやんか?

 

せやから・・・それは「家庭教育」でも、気を付けていかなアカン部分なんとちゃうかな?って、俺は個人的には、そない思ってる

要するに・・・「家庭」っていう、子供たちにとって、一番小さな社会で「許されてること」は・・・

次の社会でも、当然、それがまかり通るもんやと思って、当たり前にその行動を取るんとちゃうんかな?ってこと

 

 

たとえば、人間であったって・・・

サルに育てられたら・・・サルみたいな行動を取るやろうし・・・

オオカミに育てられたら・・・言葉なんか、しゃべれるはずがあれへん

 

それらは・・・メッチャ、大袈裟な例え話やけど・・・

せやけど・・・結局は、そうやと思うねんよな?

 

せやから・・・

俺ら(親)は・・・まず、「家庭教育」の中で、そのラインを逸脱せえへんように・・・

試行錯誤しながら、子供らに伝えるべきなんやで

(もちろん、俺は・・・あいつら(道場生)の「親父」として・・・「柔道」以外の大切な部分を、普段から口うるさく伝えまくってるけどな(^_^;))

 

その・・・各家庭の考え・・・各家庭の振り幅・・・各家庭のルール・・・

云わば・・・

それら、いろんな各家庭の中で育てられてきた、まったく違う人種同士が集まって遊び始めると・・・

そこには・・・「暗黙のルール(ライン)」が存在し始める

 

そのラインこそ・・・おそらく、世間一般でいう「境界線」なんやと、俺は思ってる

 

そのラインを逸脱する者は・・・

当然、この次、またその次の「社会」でも・・・要領良く生きていくことは、限りなく困難を極めるんとちゃうんかな?

 

 

せやからこそ・・・

教科書からじゃ、学ばれへん!

柔道からでも、学ばれへん!

 

「勉強」「柔道」「サッカー」etcって・・・

目先のことに躍起になってしまうと、一見、必要なさそうに思ってしまいがちやけど・・・

「三つ子の魂百まで」っていうくらいやから・・・子供の頃に、「暗黙のルール」を十二分に学んでもらえるよう・・・

そこは、あえて「遊び(仲間)」の中に放り込んでやることも・・・実は、メッチャ大事なことなんとちゃうんかな?って、俺は思うねんよな

 

昔は・・・学校の仲間同士、学校内外如何に拘らず、みんな集まって遊んでたから・・・

そんなことは黙ってても学べたような気がするけど・・・

今の時代は・・・俺らが育ってきた時代とは、世の中の風潮(学校教育、余暇時間の過ごし方、その他諸々)が、ちょっと違ってきてるからなぁ~?

 

余談やけど・・

そんな世の中の風潮の変化を、俺自身が切実に感じたからこそ・・・

ウチ(北岡家)の子供たちは・・・あえて、そんな「環境」に、限りなく放り込んできたし、今も放り込んでる

 

「友達を、大事にせえ!」

「何よりも、仲間を大切にせえ!」

「時には、家族との約束よりも、友達との時間を優先せえ!」

そんな類の言葉は・・・普段から、嫌っちゅうくらい、あいつらに伝えてるし・・・

 

せやからやろなぁ?

特に、REN(長男)なんかは・・・確かに、勉強はできへんかった(学校の成績は悪かった)けど・・・

小中高はもちろん、ほんで、また大学生になった今現在も・・・

どこにいっても、たくさんの仲間に囲まれながら、「素晴らしい」学生生活を送ってるな?って、羨ましく思うことさえあるよ

 

もちろん・・・それが、正しいんか?間違ってるんか?は、個々の考えがあるから・・・一概に、決めることはできへんけど・・・

せやけど、少なくとも俺自身のことを言うたら・・・

今現在(47歳になった今)もつながってる、大切な「仲間」がいてくれたことが、限りなく己の人生を左右してきたと思ってるし・・・

やっぱり、心から奴ら(仲間:親友たち)に感謝もしてる

 

 

せやから・・・ちゅう訳やないけど・・・

やっぱり、個人的には・・・常々、そんな「環境」を、道場生たちにも限りなく与えてやりたいなって考えるよな?

だから・・・また、こんな企画を考案していきたいなって思うよ!

 

 

いずれにしても・・・

「柔道」も大事!

「試合」も大事!

もちろん、「勉強」も「ゲーム」も大事!

 

せやけど、やっぱり・・・

いつの時代も・・・『仲間』が、メッチャ大事!!

 

いつものことやろうやけど・・・

俺の考えを、貫き通したような内容になってもうてることについては・・・

「また、北岡の戯言か!?」って思っていただき・・・どうか、勘弁してほしい(^_^;)

 

 

 

もうすぐ・・・ゴールデンウィーク!

「北岡道場」は・・・遠征、合同練習どころか、普段の練習も完全休暇(^^)

仲間、家族、彼氏、彼女と・・・思う存分遊んできたらええねん!

ほんで、また・・・

「柔道」をする時は、一生懸命「柔道」をしようやないかっ!?

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

『北岡道場』を設立して・・・今年で、12年目になる

 

道場を設立する前は・・・

長女:悠葉先生(22歳)、長男:REN(20歳)が・・・それぞれ、小学校2年生、年長さんの時から、某道場にお世話になっとって・・・

俺自身も、道場設立のための勉強をさせていただいとった

せやから・・・俺自身、少年柔道の世界に足を踏み入れてから・・・約15年になる

 

 

約15年が経過して・・・最近、俺が率直に感じてることを記そうと思う

 

 

最近の子達を、当時の子達と比べてみたら・・・体の成長度合いが、ものごっつい早いなぁ~って感じる

たとえば・・・

長男:RENが、中学1年生の当時(今から、約8年前)と比べてみたら・・・

今の中学1年生の子達の方が、全体的に体もデカいし、第二次成長期を迎えてるであろう子が、ぎょうさんおるように思う

ホンマに成長期を迎える段階が早いなぁ~って感じるよ

 

せやけど、その反面・・・

同じ学年であったとしても・・・その成長の早い子(早くに、第二次性徴を迎えた子)と、まだ子供の体のままの子が、試合で対戦するのを見てると・・・「危ないなぁ~?」って感じることも、個人的には、ここ最近は少なくないような気がするねん

 

ウチの次男:SOは・・・現在、中学2年生

昨年の秋(彼が、中学1年生の秋)、体重無差別の学年別の県大会に出場したねんけど・・・

その時は、切実に・・・「危ないな!?」って感じた

 

 

SOは・・・結構、しっかりと練習をする子

せやから・・・体幹もしっかりしてるし・・・同じ体重の中やったら、筋力では、ある程度通用する方やと思う

せやけど・・・体格差、ほんで、それに伴う力の強さだけは、どないもなれへん

 

その、どないもなれへん体格差と力の差で・・・(相手も勝とうと必死なんやから)巻き込まれてしまったり・・・自分が技を掛けた際に、膝の上に乗られたり・・・最悪のケースは、高い位置から頭から落とされたり・・・

そない考えたら・・・「これは、アカンな?」って考えざるを得んかった

 

結構、体がしっかりしてるSOでも、そない感じたくらいやから・・・

他の子やったら・・・さらに、危険な場合もあると思う

 

ほんなら・・・「危険が付きまとえへんように、もっとレベルアップに徹したらええんとちゃうんか?」

・・・・・っちゅう意見もあるかも知れんけど・・・

それ自体も通用せえへんくらい、体の成長度合いの差の方が上回ってるような気がすんねんよな?

 

 

せやから・・・俺、決めてん!

今年から・・・体の小さい中学生(男女問わず)は・・・「体重無差別の大会には、極力出場させへん方向でいこう!」って

もちろん、小学生でも・・・学年によって(特に高学年)は、体の小さな子は、リスク回避のために、出場させへんことも考えていかなアカンな?って、考えてる

(団体戦に関しては・・・その都度、ケースバイケースで考えていかなアカンやろうけどな)

 

ちなみに、これは・・・「大事な体重別の試合に照準を合わせて、無理をさせへん!」とか・・・そんなことでは、一切あれへんで!?

俺が、照準を合わせてるのは・・・もっともっと先!

 

もし高校、大学でも「柔道」を続けたいと考えてる者がおるとしよう

そんな子らに対して・・・俺の感性を最優先にして、今、無理をさせ過ぎて怪我でもしてもうたら・・・

高校、大学っていう「勝負」をせなアカン大事な時期に・・・

小中学生の時に負ってしもうた怪我を引きずらせて、追い込んだ練習ができへんなんていうような・・・そんなもどかしい思いは、俺の大切な子供達にはさせられへんからね?

 

ほんで、また・・・

ウチの道場で柔道をしてる子達、全員が全員、オリンピックを目指してるわけではあれへんやろうし・・・

(仮に、そんな子がおったとしても・・・それやったら、なおさらやわ!)

今日、明日の勝ち負けを最優先にすることで・・・失ってしまうかも知れへん、大きすぎる代償とは、引き換えにはさせられへんやん!?

 

もちろん、それは・・・「今現在(成長期である小中学生の時期)」の話やで

「今」は・・・そこまで大きな代償を払ってまで、手に入れるっちゅうもん自体、限りなく少ないんとちゃうんかな?って、俺は思うねんよ

 

 

そないな偉そうなことを言うてる、俺自身にも・・・

確かに・・・大学生の頃、実業団に所属しとった頃・・・大きな代償を払ってまで、『夢』を追った時期があった

それは・・・生活面も然り・・・金銭面も然り・・・肉体面も然り・・・・・

 

他の社員と同様に、朝から夕方まで通常勤務をして・・・自分の余暇時間を使って、練習、トレーニングをする

身体作りはじめ、見えへん部分での出費は、少なからずある

ほんで、試合の度に、7~8kgの減量をするねんけど・・・決して、体には良くはあれへんわな?

正直、当時の俺は・・・勝つことの代償として「腕の一本くらいやったら、動かへんようになっても構わへん」ってくらいに思ってたんかも知れへん?

 

現に、俺の左手(特に人差し指)は、頚椎の損傷からくる神経麻痺で、23歳の頃から痺れたまま・・・もう、ずっと感覚がない

今は、もちろん、「そんな代償を払ってでも・・・」なんてことは、微塵も考えへんし・・・

現在、大学で頑張ってる長男:RENや、卒業生の沙季先輩でさえ、大きな怪我がないまま、選手生活を終えてほしいって、心から願ってる

それは、きっと・・・選手としてやってた時の自分自身を、客観的に見れるくらい、歳を重ねたからなんやろうけどね?

 

要するに・・・

「それくらいの怪我をするリスクは、柔道選手(アスリート)である以上、大なり小なり存在する!」

・・・そういった風潮も、少なからず存在するし・・・俺ら自身も、それが「普通」やと思いながら過ごしてきたけど・・・

ホンマは・・・そう思うこと自体、ナンセンスなんかも知れへんよな?

 

 

余談やけど・・・

俺、23歳の時に結婚して・・・悠葉先生が生まれて・・・

忘れもせえへん・・・明美とちっちゃな悠葉先生と、新横浜駅近くのドラックストアに買い物に行った時のこと

その時・・・2Lの水やったか?スポーツドリンクやったか?を買って、4本(計8kg)を袋に入れて片手で持って、もう片方の腕には、悠葉先生を抱っこして、駐車場まで歩いてたねんな

 

悠葉先生を、片手で抱っこしてたから、余計に感じたんかも知れへんけど・・・

それにしてでも・・・

俺・・・袋に入れて持ってるペットボトル4本が、ものごっつい重くて、ものごっつい億劫に感じたねん

 

「クソッ! 重ったいなぁ~!?」

 

そない思ったと同時に・・・ふっと我に返ったねん

「ちょっと待てよ!? 俺・・・試合するたびに、こんだけの量(8kg)を、体から抜いてるんとちゃうんか!?」

・・・・・・・・・・

・・・・・

 

ゾッとしたよ(^_^;)

 

 

さっきも記したけど・・

それらすべてを・・・若気の至りで理解してへんかったんか?

それとも・・・あえて、分かろうとせえへんようにしてたんか?

今となっては、忘れてもうたけど・・・

いずれにしても、あの時は・・・そないな負担やリスクを背負ってでも、どんな状況であれ「勝ちたい!」って、心底思ってたんやろうな?きっと・・・

 

 

せやけど・・・それらすべては、「大人」になっての俺が、己自身で決めたことやねん

限りなく多くある選択肢の中から・・・

限りなく経験してきた物事の中から・・・

限りない誘惑があるにも拘わらず・・・

限りない「自分自身の弱さ」の克服を含め・・・

怪我をするリスク(将来(歳を重ねた時)、痛みを抱えたまま過ごさなアカンかも知れへん)など・・・

そんなことを全部ひっくるめてでも・・・曲がりなりにも、世の中の「酸い」も「甘い」もを、一応知っての上で、選択をしたのは己自身やったねんよな!?

 

 

せやけど・・・小学生、中学生の彼らは、そうではないやんか?

世の中の「酸い」も「甘い」もを、俺ら大人ほど知ってる訳ではあれへんやろうし・・・

選択肢も・・・せいぜい、数種類ってとことちゃうかな?

 

そんな彼らに・・・

少年スポーツとして、たまたま「柔道」を選択した彼らに・・・

あらゆる方向に、限りある可能性を秘めた彼らに・・・

俺が大学や実業団で選択してきた、チャンピオンスポーツとしての「JUDO」っちゅうもんの感性を、押し付ける訳にはいかへんやん!って、俺は考えてる

 

もちろん、将来「JUDO」を選択していく子にとっても・・・

高校、大学で、ホンマに勝負できる時に、追い込んだ練習ができへんくらいの怪我を・・・今日、明日の結果を求める代償として、彼らに抱えさせてしまう可能性があるんやったら・・・リスク回避を、最優先に考えてやるべきなんとちゃうんかな?って、俺は思ってる

 

せやから・・・

柔道如何に拘らず・・・あらゆる方向にでも、限りない可能性を持った彼らをあずかってる、今現在

いろんな角度から、彼らを『守ってやる』ことも・・・俺ら、少年柔道の指導者・教育者の役目なんとちゃうんかな?って・・・

そないな考えが・・・最近、俺の心の中で、ものごっつい蠢くねんよな?

 

 

俺の勝手な「考え」を記したついでで、付け加えとくけど・・・

肉体面で・・・

体幹をしっかりさせるために、(喘息等がある子が)心肺機能を向上させるために、身体自体を強くするために・・・

また、精神面等で・・・

挨拶・返事がしっかりとできるように、辛いことから逃げ出せへんように、仲間を大切にするように、感謝の念を忘れへんように、何事に対しても辛抱と努力ができるように・・・

そういった意味合いでは・・・道場生に対して「親父」目線で、普段から徹底的に叱咤してるつもりでおるで(^^)

 

 

 

ここ数年の『北岡道場』の卒業生は・・・

怪我を抱えた状態ではなく・・・

「柔道」の「じ」の字も分からへんような、素人同然の状態(「お前(北岡)が、ちゃんと指導せえ!」っちゅう話やけどな(苦笑))で・・・

ただ単に・・・「柔道が好き」っていう想いを持たせただけで・・・・・

高校の監督に、バトンタッチさせていただいてる

 

せやけど・・・それが、俺の理想であって、俺の信念に基づいた「考え」なんやから・・・

その状態で、俺の元を巣立っていってくれることは・・・紛れもなく、「◎(二重丸)」やと、俺は個人的に思ってる!(^^)!

 

 

例えるなら・・・

手のひらに乗っけた「盆栽」は・・・あらゆる角度から見ても、美しさはこの上ない

せやけど・・・その美しい「盆栽」は・・・それ以上は、大きくはなりよれへん!

 

それに反して・・・

雑草のように、放ったらかしで伸び放題の樹木は・・・どんどんどんどん幹を太くして、どんどんどんどん上に伸びていきよる

その過程で、横道に逸れるべく・・・本来(柔道の結果だけを追求するの)であれば、必要のない「余計な枝」も四方八方に伸ばし放題に伸びていく

 

ぎょうさんの水(柔道が好きになる要素)を与えてやって・・・

必要以上の栄養(遊び、悪さ、余暇時間)を与えてやって・・・

委縮するようなストレス(限りなく、結果を追求することなど)を与えることなく・・・

自由気ままな状態であっても、「信じて」「待って」「許して」やって・・・

十二分に幹を太くして・・・十二分に上や横に伸び放題になった・・・

そんな・・・「彼ら」を・・・

次の指導者に、バトンタッチさせていただく

 

そしたら、次の指導者の先生(高校や大学の監督)が・・・

「余計な枝」を、すべて鉈で切り落としてくれることやろう?と・・・俺は思ってる

 

 

ほんなら、どないやろか?

「余計な枝」が一切ない・・・真っ直ぐ一直線に伸びた、太い「大木」になるんとちゃうやろか?

 

その「大木」を・・・「社会」という名の大海原に、解き放してやることが、俺ら教育者にとっては、一番ベストなことなんとちゃうんかな?って・・・

俺は、そないな勝手な「考え」を持ってる

 

要するに・・・俺の手のひらの上で、きれいに剪定された「盆栽」なんか・・・俺にとったら、何の価値もあれへんねん!

一日も早く・・・いろんな意味で、俺自身のすべてを追い越してほしいって願ってるよ

 

 

ほんで、欲張りを言うたら・・・

次の指導者にバトンタッチする時に・・・

「己自身の心の弱さに負けて・・・このオッサン(北岡)を裏切るわけにはいかへん!」

「己自身の心の弱さに負けて・・・後輩たちに、顔向けができへんことはできへん!」

そないな、「ええプレッシャー(責任)」を、背中に背負い込んでくれるような人に育ってくれとったら・・・

俺自身・・・さらに、嬉しく思えるな(^^)

 

 

話が、前後してもうたけど・・・

出会ってしまった以上、出会う前には戻られへん!

 

俺にとって、そんな大切な彼らに・・・

「一流」の社会人に、育ってもらうべく・・・

 

中くらいの喜び(もうちょっと頑張って手を伸ばしたら、「頂」に手が届く位置)と・・・

ちっちゃな挫折(自分の力で、立ち上がってこれるくらいの挫折感)と・・・

自分の周りにおる人たちを「思いやる」心と・・・

自分を支えてくれてる人に対する「責任」と・・・etc・・・

そんな大切な、ぎょうさんのことを・・・柔道を通じて、日々、経験(勉強)しながら・・・

どんな場所に行っても・・・どんな環境に置かれても・・・

「与えられた環境の中で、最大限の努力(辛抱と努力)ができる」人になってもらいたいと、心から願ってるよ

 

 

 

 

今週末、日曜日は・・・

新しい子達も、数名増えたから・・・

『北岡道場 ピクニック』と称して・・・加瀬沼公園で、子供達、父兄の懇親会や!(^^)!

 

楽しみやなぁ~(^^)

天気が良くなることを祈るばかりやで(^^)

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 今日で・・・この場所に座るのも最後やな

 

 いけ! いけ! 清春!(^^)

 

 恭太・・・恭佑には、勝たれへんかったなぁ~(^_^;)

 

 樹梨ちゃん・・・兄貴(恭佑)の得意技で逆襲!

 

 オッサン・・・なんか企んでるで!(^^)!

 

 凜杜・・・ヘロヘロやないかっ!?

 

 篤さん(恭佑の親父)・・・投げる!

 

 おっ! 裕子さん(恭佑のママ)も・・・内股っ~!

 

 「5年間・・・ありがとうございました!」

 

 じっちゃん(海士のじっちゃん)の大外刈りっ~!

 

 ゆうちゃん(海士の親父)・・・背負い投げっ~!

 

 「5年間・・・ありがとうございました!」

 

 順ちゃん(凜杜のママ)の・・・へっぴり腰っ~~~!(^^)

 

 直ちゃん(凜杜の親父)・・・背負い投げっ~!

 

 「6年間・・・ありがとうございました!」

 

 

『追い出し会』・・・開催!!

 キャプテン:啓太(右) & 副キャプテン:心和(左) 司会進行!

 

 景ちゃん(啓太の親父)・・・なんや? マジックか?!(^^)!

 

 こんな写真、どこから見つけてきてん!?(-_-;)

 

 男鹿谷 凜杜(15歳)

 

 男鹿谷 凜杜(小学生)

 

 野々山 海士(15歳)

 

 野々山 海士(推定3歳)

 

 前田 恭佑(15歳)

 

 前田 恭佑(小学1年生)

 

 北岡 耕太郎(47歳)

 

 北岡 耕太郎(26歳)

 

 去年の卒業生(詩音:柴田高校1年)から、届いた手紙を読む・・・親父!

 

 歓談中(^^)

 

 歓談中(^^)(^^)

 

 歓談中(^^)(^^)(^^)

 

TSUYOSHI NAGABUCHI!

SUPER LIVE・・・

IN LIVE HOUSE KITAOKA-DOJYO!!

 

 卒業生のご父兄の挨拶

 

 しばし・・・休憩(+_+)

 

 恭佑のワンマンライブ!!

 

 道場生&柔心会から・・・旗の贈呈!

 

 明美さんからのメッセージ!(明美さん・・・ボロ泣き)

 

 アルバムの贈呈!

 

 まき助(紳ちゃんママ) & 祐三ちゃん(健ちゃんママ)による作品!

 

 みんなからのメッセージ!

 

 あいつらから、北岡先生がもらった・・・Tシャツ(^^)

 

 ありがとう! 「恩師(オヤジ)」やって!(^^)!

 

 北岡先生・・・最後の説教!(笑)

 

 みんなで唄った・・・「365日の紙飛行機」

 

 ありがとう! 恭佑!

 

 ありがとう! 凜杜!

 

 ありがとう! 海士!

 

 しばし・・・休憩(^_^;)

 

 2018年 『追い出し会』

 

 前田家と・・・

 

 野々山家と・・・

 

 男鹿谷家と・・・

 

 キャプテン! 今日は、ありがとう!

 

 凜杜・・・胴上げ!(^^)!

 

 10期生!

 

 承ちゃん・・・凜杜と記念に!!(^^)!

 

 次の学年に・・・バトンタッチやな!?

 

 桐澤三兄弟!!

 

 健之介! 逆や!逆! お前が肩車しろ!!

 

 清春! チ〇コから、海士生えてきてるぞ!?

 

 ねらえ ジャーマン!!

 

 しばし・・・休憩(^_^;)(^_^;)

 

最後に・・・もういっぺん、全員で!!

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

3月24日(土)・・・『追い出し会』を開催した

 

今年の卒業生は・・・恭佑、海士、凜杜の3人

題して・・・『おかしな三人組の「追い出し会」』やった

 

 

16:30~18:30まで・・・練習

3人に元立ちをしてもらって・・・1分ずつやったけど、全員が彼らと組んでもらった

 

最後の30分は・・・毎年恒例の『追い出し投げ込み』

まず、3人から・・・道場生全員(42名)が投げられる

投げ終わったら・・・今度は、道場生全員が卒業生を投げる

 

全員が投げ終わったら・・・卒業生の親父とお母さんの名前を、全員でコール(^^)

みんな(道場生、ご父兄たち)が見てる前で・・・卒業生が、両親から投げられる

 

両親から投げてもらった卒業生は・・・両親の元に走っていき・・・

「〇年間、柔道をさせていただいて、ありがとうございました!」って、感謝の意を両親に伝える

 

いつからなんか?誰がやり始めたんか?は、分からんけど・・・

毎年毎年、このような光景を目にするようになった

 

当然のことやけど・・・

その光景を見て・・・俺は、毎年毎年、目頭が熱くなる(^_^;)

 

 

 

練習が終わって・・・みんなで、ブルーシートを敷いて、机を並べて・・・『追い出し会』のスタート

キャプテン:啓太、副キャプテン:心和が、司会進行をしてくれて・・・

景ちゃん(啓太の親父)は・・・企画から始まり、卒業生のやりたいことを事前に聞いてくれてニーズに応えてくれたり・・・

当日も・・・音楽を流してくれたり・・・上手く時間を調整してくれたり・・・

 

ちなみに、俺も景ちゃんから・・・「先生! ご自身の誕生日の際のブログに、恭佑に何てコメントをしたか覚えてますか?」って・・・

再三にわたって、しつこくLINEが送られてきて(笑)・・・だいぶ、脅されたけどな!(^^)!!(^^)!!(^^)!

 

せやけど・・・

ホンマに、いろんなことを企画してくれて・・・素晴らしい時間やったと思うよ(^^)

 

乾杯~歓談から始まって・・・

卒業生からの一言

卒業生の親御さんからの一言

直ちゃん(凜杜の親父)からの卒業生へのメッセージ&弾き語り

卒業生(恭佑)からの弾き語りの演奏

道場生からの贈り物

明美さんからの一言

俺からの一言&弾き語り(全員での合唱)

 

 

毎年毎年・・・卒業生のお母さん方は、感極まって泣かれたりするねんけど・・・

今年は・・・

ゆうちゃん(海士の親父)が・・・ビールの缶を片手に、ボロ泣き(大号泣)

(※決して、酔っ払いが、管を巻いてたっていう訳やあれへんからね(^^))

普段は、おちゃらけてる直ちゃん(凜杜の親父)も・・・感極まって、言葉を詰まらせとったなぁ~

 

いずれにしても・・・こんな、「ええ加減」な道場を卒業していく場面で・・・

親御さんたちが、あんなにも感謝の想いを述べてくださるっちゅうのは、ホンマに嬉しことやけど・・・

 

せやけど・・・

実際には、俺・・・彼らが道場に在籍してる間に、ちゃんといろんなことを真っ直ぐに伝えてやることができてたんやろかなぁ~?って・・・

毎年毎年・・・自問自答が絶えへんよ(^_^;)

 

 

そんな彼らに・・・当日、メッセージを贈らせてもらったねんけど・・・

 

あいつら自身・・・数か月後なんか?数年後なんか?

もしかしたら・・・もっと年月が経った頃に、また読み返してくれるかも知れへんから・・・

今一度、ここに記しておこうと思う

 

 

卒業おめでとう!

凜杜は・・・3年生の12月から・・・

海士は・・・4年生の7月から・・・

恭佑は・・・4年生の9月から・・・

約5年半~6年間・・・長いようで、アッちゅう間やった

 

俺は・・・あいつらにとって、決して、ええ「指導者」ではなかった

だって、俺は・・・あいつらに「柔道」を教えたつもりは、これっぽっちもあれへんから・・・

もちろん、「勝ち負け」を最優先に考えるなんてことは、一切してへんし・・・

せやから、俺は・・・約6年間、「柔道」を通して、あいつらといっしょに遊んでただけ(^_^;)

 

せやけど、俺は・・・あいつらの「先生」には、なりたいと願ってた

もちろん、あいつらが、道場に入会した時には、既に俺は「先生」やってんけど・・・

そういうことではあれへん!

その「先生」は・・・ただ、あいつらより「先に生まれただけ」であって、その辺におるオッサンと何も変われへん

俺は・・・「先生」という名の、あいつらの『仲間』になりたかった

 

『仲間』やから・・・いっしょに笑って、いっしょに泣いて、いっしょに喜んで、いっしょに遊んで・・・

だから、俺は・・・約6年間、あいつらと、ただいっしょに遊んでただけやった

 

ほんで・・・

俺の『仲間』やからこそ・・・

俺自身が大好きな『柔道』

俺自身が救われてきた『柔道』

俺自身が助けられてきた『柔道』

・・・・・ちゅうもんを・・・あいつらに、決して嫌いになってもらいたくなかった

せやから、「柔道が好き」っていう想いを持ってもらえるように・・・ただその一心で、あいつらと付き合ってきた

 

それが・・・「正解」やったんか?「不正解」やったんか?は、分かれへん

せやけど・・・あいつらが、「柔道が好き」「道場が好き」って言うてくれてるんやから・・・

俺自身が、信念を貫き通してやってきた、信念を貫き通して言うてきたことが、「有言実行」やったっちゅうことで・・・・・

まぁ「正解」としといてほしいと思う

 

 

ほんで・・・逆に、あいつらも、また・・・決して、ええ「選手」ではあれへんかった

ええ「選手」でもあれへんかったのに・・・俺の想いを、ええ方に裏切って、あんなに素晴らしい結果を、たくさん残してきよった

海士は、中総体優勝、全中出場   

恭佑は、中総体準優勝、東北大会出場   

凜杜は、中総体3位、東北大会出場などなど

 

せやけど・・・ええ「選手」じゃなかった、あいつら三人は・・・

俺にとっては・・・素晴らしく、ええ「子」達やった

おそらく、ここ(その場)におるみんな(生徒達、父兄達)も、あいつらのことを・・・

素晴らしく、ええ「子」やし・・・

素晴らしく、ええ「先輩」やし・・・

素晴らしく、ええ「人」やと思ってくれてるはずや

 

せやから・・・

ええ「選手」ではあれへんかった、あいつらやけど・・・

その「人間性」っちゅうんか?・・・その「人柄」っちゅうか?・・・

その、あいつらの残してきた「足跡」が・・・目に見えへん力になって、あいつらの背中を押してくれて、あのような素晴らしい結果を導き出してくれたんとちゃうんかな?って、俺は信じてる

 

せやから・・・「今のまま」っちゅう訳には、いかへんかも知れへんけど・・・

どうか、この先の人生も・・・その「素晴らしい「人間性」「人柄」」を、大切にしてもらいたいと願うよ

 

 

これから、次のステージ・・・ほんでまた、己の人生を歩んでいこうとする、あいつらに・・・

ちょこっとだけ、アドバイスを贈ろうと思う

 

 

もし、この先の人生・・・医者になろうとする者がおるならば・・・

病気を治す前に・・・『人』を見てあげてほしい

 

もし、この先の人生・・・消防士になろうとする者がおるならば・・・

火を消すことも大事やけど・・・『人』を助けてあげてほしい

 

ほんで・・・あいつらが、常々言うてくれてたことやけど・・・

もし、この先の人生・・・俺と同じように、「教育者」の立場に立つものがおるならば・・・

どうか・・・生徒一人一人を、心から「愛して」「信じて」「待って」「許して」あげてほしい

そうすることで・・・あいつらのような、素晴らしい生徒たちが・・・きっと、もっともっと増えることやと思うから・・・

俺が、そない感じてるんやから・・・絶対に、間違いあれへんよ!!

 

 

ほんで・・・

この先の長い長い人生の中・・・

「自分が消えて、いなくなってしまった方が、楽なんじゃないんか?」

そない思わざるを得んような状況に、追い込まれることがあるかも知れへん

こんな、「ええ加減」に生きてきた俺でさえ、そない感じたことがあるくらいやねんから・・・

「絶対にない!」とは、言い切られへん!

 

せやから・・・もし、そない感じざるを得んような時がきたならば・・・

絶対に・・・

俺のところに戻ってきてほしい!

「北岡道場」に戻ってきてほしい!

 

もちろん、親御さんはおるやろうけど・・・

それでも、あえて・・・ここ(北岡道場)に戻ってきてほしい!

 

死んでしまうことに・・・

何ひとつ、「意味」なんかあれへん!

生きてることこそに・・・

「意味」があるんや!

 

生きてるからこそ・・・

輝かしい「明日」が来るねんぞ!?

ほんで・・・生きとったら・・・

こんな素晴らしい『出会い』もあるんやから・・・

 

だから・・・約束してくれ!

なっ!?

 

 

 

 

最後になったけど・・・

俺を・・・

北岡『先生』って呼んでくれたことに・・・御礼を言います

ありがとうございました!

 

・・・・・・・そない伝えて・・・彼らに、深々と頭を下げた

 

 

 

俺は・・・毎年毎年・・・

しつこいくらいに・・・

「死んだら、アカン!」

って、卒業生たちに伝える

 

今現在・・・「その」ような状況に置かれてる訳では、あれへんもんやから・・・

卒業生も、道場生も・・・

多分、「馬の耳に念仏」で、ポカーンとしてるけど・・・(^_^;)

 

せやけど・・・俺は、しつこいくらいに伝える

「死んだら、アカン!」

 

 

 

 

これから、「未来」に羽ばたいていく、君たち・・・

どうか・・・己を信じて、真っ直ぐに「人生(みち)」を突き進んでいってほしいと願う!

 

~北岡道場訓~

競争社会に立ち向かうたくましさ

世の中が思い通りにならないことの自覚

心(精神的)の強さ

感情(怒り)の抑制

他人に対する思いやり

辛抱と努力をすること

不平不満を云わぬこと

与えられた環境の中で最大限の努力をすること

弱い者いじめをしないこと

嫌なことがあった時、北岡道場を頼ること

 

 

 

 

 

 

 

道場生、父兄の方たち全員での記念写真撮影

卒業生、その親御さんたちとの最後の記念撮影

 

卒業生たちを、みんなで胴上げetc・・・

 

 

さっきまで・・・

あんなに騒がしかった道場の中も・・・

一人・・・また、一人って・・・

道場生や父兄の方たちが、帰り始める

 

ほんなら・・・

少しずつ・・・少しずつ・・・

道場の中が、静けさを取り戻してくる

 

 

そんな時・・・・・

 

俺と明美の前に・・・

「恭佑」と「海士」と「凜杜」が来てくれた

 

目を細めながら・・・構えてた、俺らに・・・・・一言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生!!  

今日・・・先生ン家に、泊まりにいってもいいですか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

(-_-;)(-_-;)(-_-;)

 

 

 

 

 

「道場を卒業して、巣立っていくあいつらと・・・

今度は、いつ会えるんやろかなぁ~?」

 

そない思って、「想い出」に浸ってた・・・

さっきまでの・・・俺の「感動」を返せっ!!(笑)

 

 

 

 

結局・・・次の日の夕方まで・・・

あいつらといっしょに、遊んでもうたやんけっ!(^_^;)

 

クソッ!

おかしな・・・三人組めっ!!(笑)

 

海士!

恭佑!

凜杜!

卒業おめでとう!

 

ほんで・・・

数え切られへんくらいの『興奮』と『感動』を、俺に与えてくれたこと・・・

心から感謝してる!

ありがとう!!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

 

3月14日・・・宮城県公立高校の合格発表やった

 

凜杜(RITO)が・・・

まぐれで・・・いやいや(^_^;)・・・・・見事、宮城農業高校に「合格」した!(^^)!

 

 

今年、北岡道場から卒業するのは・・・恭佑と海士と凜杜の『おかしな3人組』(笑)

3人とも、「高校に進学してからも、柔道を続けたい」っちゅう意向を持ってくれとる

 

そのうち・・・

恭佑と海士は・・・前期試験にて、早々と柴田高校の合格をいただくことができた

 

凜杜は・・・前期試験でも、宮城農業高校を受験したねんけど・・・結果は、不合格

私立高校の合格は、いただいとってんけど・・・

せやけど・・・やっぱり、目標にしとったのは、宮城農業高校

 

俺は・・・凜杜の親父(直ちゃん)とお母さん(順ちゃん)とも、結構な時間を掛けて話をして、凜杜の進もうとしてる道(目標)を・・・俺なりに、理解してるつもりでおった

 

 

 

前期試験に失敗して、後期試験に挑もうとしとった、そんなある日の練習日・・・

凜杜が俺に、こないなことを言いにきよった

 

「明日、〇〇高校(合格してる私立高校)の練習に参加しようと思うんですけど・・・」

 

俺は・・・直ちゃんと順ちゃんには、申し訳ないなって思いながらも・・・俺の持論を以て、凜杜に話をした

 

「大好きで、大好きで、たまらんくらい大好きな女性に、いっぺんフラれたくらいで・・・お前、何ビビッとんねん!?

まだ、その子・・・結婚した訳やあれへんねんやろ!?

せやのに・・・2番目、3番目に、気になってる女の子が・・・

「私なら、凜杜くんのことを、幸せにできるよ❤」って、ちょっと言われたくらいで・・・何、乗り換えようとしとんねん!?

 

お前・・・それで、ホンマに、心底「幸せ」を感じることができるんか?

まだ、その子が結婚してもうた訳やあれへんのやったら・・・何べんフラれようが、アタックせえよ!

アタックして、アタックして・・・それでも、夢は叶えへんかも知れへんで?

せやけど・・・それ(結果)は、しゃあないやん!?

それが・・・お前の人生のワンシーンの『必然』なんやろうから・・・

 

せやけど・・・どないな「結果」になったとしても、己自身が精一杯走ったことには納得できるやんけ!?

せやから・・・自分自身に「嘘」をついて、誤魔化そうとすんなよ!

親父さん、おふくろさん、ほんで、俺(先生)・・・

自分以外の人間には、「嘘」をつくことはできるかも知れへんけど・・・自分自身の心には、「嘘」をつくことはできへんやろ?

 

それやったら・・・全身全霊で、「その子」に気持ちを伝えろよ!?

その気持ちを伝えるために・・・頭セットして、清潔にして、香水つけてetcって・・・この上なく、己を磨く努力をせなアカン時やんけっ!?

そんな状況の時に、よその子に気を取られてる場合か!?

一生懸命にならんで、よそ見しとったら・・・またフラれよるで!?

 

いずれにしても・・・

己自身が傷つくことを恐れて・・・楽な道を模索して・・・チャレンジをせえへんような人にはなるな!

こんだけ言うたら、分かるやろ?

明日、〇〇高校に練習に行くことよりも・・・お前が今、やらなアカンことは何やねん??」

 

『勉強です!』

 

「お前自身が、大好きで大好きで、どうしても自分のものにしたいのは誰やねん!?」

 

『宮城農業高校です』

 

「よう、分かっとるやないかえっ!

ほんなら・・・しょうもないこと、俺に相談しに来んなっ!

話は、終わりや!」

 

『はい!』

 

そんな・・・一幕があった

 

 

もちろん、俺自身は・・・

翌日・・・「勝手なことを、奴に言うてもうてん  ゴメン(-_-;)」って、直ちゃんと順ちゃんに、謝ってんけど・・・

ほんなら・・・二人して・・・

「全く以て、ありがたかったです(^^)

心ここに在らずで、抜け殻のような状態で・・・自分達にも「〇〇高校に、練習に行く」って言いにきたから・・・

「自分の決めた道を、二転三転させるような人間を、俺たちは応援することはできない!」って突き放したんですけど・・・

昨日、柔道から帰ってきたら・・・「先生と話してきた」って、普段の凜杜に戻ってました(^^)

ありがとうございました!!」

・・・・・って・・・逆に、御礼を言われた始末やった(^_^;)

 

 

俺・・・子供らに対して・・・そんな比喩法(持論)を以て、よう話をするねんけど・・・

せやけど・・・それが一番、分かりやすいやろ??

俺は、そない思ってんねんけど・・・・・俺だけなんかな???(^_^;)

 

『たった一度きりの人生・・・

自分自身が一番惚れた女性と、いっしょに歩いていきたい!』

 

ものごっつい、単純明快で・・・

俺は、何事を選択する時も・・・そない思って、そこに繋げるねんけど・・・(^_^;)(苦笑)

 

 

 

 

 

 

せやから・・・っちゅう訳やあれへんけど・・・

我が子も然り・・・

道場の子供達も然り・・・

自分の心に、「嘘」はついてほしくないねん!

 

自分の心に「嘘」をついて、誤魔化して・・・

自分自身が傷つかへんように、楽な道を選択してほしくはないねん!

 

 

 

 

前期試験で、番号がなくて不合格やった・・・凜杜

「滑り止め」と位置付けた、私立高校には合格してる・・・凜杜

「後期試験もアカンのやないか?」って、怖くなって・・・楽な方に逃げたくなるのも分からんでもない!

 

せやけど・・・もういっぺん記すけど・・・

俺は、子供たちに・・・

自分自身が傷つくことを恐れて・・・チャレンジをせえへんような人にはなってほしくないねん!

 

チャレンジして、チャレンジして・・・悉く、失敗したとしても・・・

「目標」に向かって、自分なりに精一杯努力したことは・・・絶対に、己の『人生の糧』になると思うから・・・

 

 

 

 

 

 

ちょっと、笑い話(^^)

 

そんな一件があった後・・・後期試験を一週間後に控えて・・・

「勉強したいと思いますので、道場の練習を休ませてらってもいいですか?」って言うて・・・道場の練習を休んでた凜杜が・・・

携帯電話のネットゲームで遊びまくってたことも・・・

おまけに・・・

後期試験の前日にまで、そのネットゲームで遊んでたことも・・・

俺はじめ、道場生、また道場生の父兄数人も知ってたけど・・・知らんふりをしてやりながら・・・(笑)

凜杜の「自分なり」の頑張りを・・・温かく見守ってたよ(笑)!(^^)!

 

せやけど・・・

あいつ(凜杜)「なり」に、いろんな物事を頑張ったんやから・・・それで、ええんとちゃうんかな?(大笑)

 

話が脱線してもうたけど・・・

 

 

いずれにしても・・・

凜杜!

宮城農業高校 合格 おめでとう!!

 

今回の一件で・・・

高校入試「合格」っていうもんだけやなくて・・・

ひとつ、『大切なこと』を学べたんとちゃうんかな?

 

 

 

ほんで・・・

恭佑!

海士!

柴田高校 合格 おめでとう!!

 

 

お前ら3人・・・

俺の息子で、おってもらえる時間も・・・

あと・・・一週間になってもうたな?

 

二度と戻ってけえへん、高校生活・・・

素晴らしい立ち姿勢で・・・素晴らしい時間を過ごしてもらえること・・・

親父は、大いに期待してるよ!

 

 

数え切られへんくらいの「興奮」と「感動」

ほんで・・・「想い出」を、俺の心に刻んでくれたことに、心から感謝してる

ありがとう!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 唯斗 承ちゃん 紳ちゃん

こいつらも、いい3人組・・・将来の『おかしな3人組』や(笑)(^^)

 

 清春・・・晩御飯、何食べんの?(笑)

 

 やっぱり・・・心の優しい『勝負師』やな(^^)

 

 将来、孫ができたら、こんな感じなんかな?(笑)

 

 一平・・・デビュー戦、頑張ったね(^^)

 

 一颯・・・ちょっと、ビビり顔やで(^_^;)

 

 元ちゃん・・・「〇〇さん」やで!(^^)!

 

 健ちゃん・・・着実に進化してるね(^^)

 

 見よ! この素晴らしい雄姿を!!(^^)!

 

 恭佑・・・内股っ~~!

 

 オッサン・・・監督らしいことしてるやん!?

 

 ほんで、オッサン・・・メッチャ、泣いてるやん!?(^_^;)

 

 何が、そんなにおもろいねん!?(^^)

 

 「KOU KIRISAWA!」

「YES!」

 

 小僧さん・・・よくやった!

でも・・・「舟木ぃ~ 舟木ぃ~」みたいな顔になってるで(^^)

 

 優も・・・よくやった!

お前も・・・「舟木ぃ~」やん!?(笑)

 

 心和・・・頼むでぇ!(^^)

 

 元祖、『おかしな3人組』・・・(-_-;)

 

 お前らと過ごした日々・・・楽しい6年間やったよ(^^)

 

 素晴らしい一日やった!(^^)!

興奮と感動を・・・ありがとう!

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

低学年の部、Cチーム(小僧(壮真)と一太)のお話(^^)

 

同じチームの、柊が・・・体調不良により、急遽、試合に出場できへんようになってもうて・・・

小僧と一太の二人で、団体戦を戦うことになった

 

1回戦・・・

相手チームも先鋒不在で・・・先鋒戦は引き分け

中堅:小僧・・・一本負け

大将:一太・・・一本勝ち

 

1-1の内容やから・・・トーナメント戦である以上、代表戦になるんやけど・・・

 

負けて、悔しくて泣いてる小僧に・・・

 

俺:「小僧! 負けたまま終われんのか?」

小僧:「終われない」

俺:「もういっぺん、勝負しにいくか?」

小僧:「いく!」

俺:「一太! 代表戦・・・小僧が戦って、負けたら2回戦に上がられへん! せやけど、俺は小僧にリベンジさせてやりたいんやけど、どないする?」

一太:「うん、いいよ! 小僧に、勝たせてやりたい!」

俺:「オッケー! 決まりやな!?」

 

ほんで・・・代表戦に出ていった小僧・・・

3年生相手に、ポイントを獲ることはできへんかったけど・・・攻めて攻めて攻めまくって、「優勢勝ち」をもぎ取ってきよった

 

ほんなら・・・

嬉しかったんやろなぁ~?

泣きながら、俺のとこに戻ってきよったよ(^^)

 

 

 

俺にとったら・・・「北岡道場」の勝利なんか、まったくもって関係ない!

もちろん、一太に「アカン!」って言われたら、話は変わってくるけど・・・

 

一太が・・・「仲間」の気持ちを想って、納得してくれた以上・・・

小僧に・・・もういっぺんチャンスを与えてやること・・・自分自身に納得させてやることの方が、メッチャ大事やと思ってるから・・・

俺は・・・迷わず、そないさせてやった

 

 

 

2年前の「ライオンズ杯」の高学年の決勝戦でも・・・

代表戦を、安定感のあった「恭太」に託すよりも・・・「清春」のハートに賭けたことがあったなぁ~(^^)

『第32回 仙台萩ライオンズクラブ杯』

 

 

この先も・・・

どんな状況であれ・・・チームのみんなが納得さえしてくれるんやったら・・・

個人個人の成長を、最優先に考えていきたいなって・・・今一度、感じさせてもらえた出来事やった

 

ほんで・・・

一太はじめ、「小僧!小僧!」って応援しにきてくれとった道場生の「仲間」に対する想いを、今一度、再確認させてもらえた出来事やった

 

 

一太!

「仲間」の後押しをしてくれて・・・ありがとうね(^^)

 

小僧!

勇敢に戦ってきてくれて・・・ありがとうね(^^)

 

ほんで、応援してくれてた、他のみんな!

ホンマに、ありがとうね(^^)

 

親父は・・・嬉しかったよ!(^^)!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

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