記すのは・・・久しぶりになるなぁ
何かの行事の内容はじめ、事ある毎に、「インスタグラム」には投稿してるんやけど・・・今回は、年に一回の大きなイベント『大家族旅行』に行ってきたから、この場に記そうと思う
11月23日(祝)~24日(日)・・・総勢75名で、「大家族旅行」に行ってきた
毎年恒例、大型バス2台を貸し切り・・・まずは、AM9:30、「郡山カルチャーパーク」へ
かなり天気が怪しかったけど・・・南に行くにつれて空も明るくなってきて・・・なんとか、午前中の時間は雨に降られることもなく、子供も大人も大騒ぎしながら遊園地で遊ぶことができた
もちろん・・・雨天の場合は、雨天予約っちゅうことで、「あぶくま洞」もセッティングしてたねんけど・・・
雨が降ってる高速道路を南下してるバスの中で、子供たちに全員に、(1号車(俺)、2号車(REN先生)が)「雨模様やし、「カルチャーパーク」か「あぶくま洞」か、どっちにする?」って確認してみたねんけど・・・
「どうせ、ハワイアンズに行ったら、プールで濡れるから・・・カルチャーパーク(遊園地)で濡れても大丈夫です!」っていう・・・訳の分からんアホな返答
でも、雨に降られへんかったから・・アホな返答に乗っかって、カルチャーパークを選択したのも、まんざらではなかったわ(笑)
9:30~12:00まで、乗り物に乗りまくって・・・いざ、「スパリゾートハワイアンズ」へ
13:30・・・チェックイン
プールに散っていく子供達・・・温泉に流れていくオッサン軍団とマダムたち
余談やけど・・・
2年生の女の子&幼児(年長さんの男の子)のお父さんお母さんは・・・子供と遊ぶつもり?で、プールに行ったみたいやねんけど・・・
当の子供たちは・・・中学生のお兄ちゃん&お姉ちゃんや仲間達といっしょに、どっかに行ってしもうたらしく・・・
「プールに行ったはいいですけど・・・(今まで、子供たちと離れて行動することがなかったので)妻と二人で取り残されて、何していいか?分からなかったです(汗)」って言うとった(笑)
小学校高学年や中学生の時って・・・自分達同士で、スライダーに乗ったり、大はしゃぎしたりしたいはずやのに・・・
いつ何時も・・・ちっちゃい子達を連れて、よう面倒を見てくれとったなぁ
しかも、プールにいる時だけやなくて・・・
カルチャーパークでも然り、宴会場や風呂に行く時にも然り、もちろん、子供たちは親と寝るのは禁止やから、寝る時も然り・・・
ホンマの兄弟や家族以上に、面倒を見てくれとったように感じるわ
ちなみに、ホテルの部屋は・・・
人数が人数だけに、東2号館4階~6階を貸し切りにしてくれるもんやから・・・5階を子供たちの部屋っちゅうことにして、4階と6階を大人の部屋(各家庭の部屋)に使わせてもらった
せやから・・・5階は、夜中まで騒ぎ放題やったみたい(汗)
今年も、ステージのある大きな会場やったねんけど・・・飯食った後、子供達一人ずつ指名し合いながら、学校の校歌を歌ったり、自分の好きな歌を歌ったり・・・あいつら、ええ度胸しとるわ
その後は・・・
20:30~ ファイヤーダンスショー観覧
22:00頃~ 大人は大人の時間&子供たちは翌日の朝まで自由時間(笑)を過ごしとった
翌朝・・・
9:10~ プールへ(宿泊客は、日帰り客よりも20分早くに入場できるみたい)
11:00~ 昼食バイキングを挟んで・・・
15:00 大広間集合
・・・・・までの間・・・子供も大人も、大いに遊べたんとちゃうんかな?
15:30・・・出発
18:00前・・・道場に到着
そんなスケジュールやった
俺は・・・普段から、口うるさいくらいに子供たちに伝えるワードがある
『感謝』
「北岡道場」は・・・「遊びが大事」っていうコンセプトを掲げて、道場運営をしてるのは事実
せやけど・・・
その「遊び」の裏にある、大切なことに目を向けれる人になってもらいたいと願ってるし・・・ましてや、何事も単なる「当たり前」の行事として捉えてもらいたくはないとも願ってる
例えば・・・「大家族旅行」
これをやり始めたのは・・・今から遡ること11年前、沙季先生(6期生)が中学3年生の時が始まりやった
沙季先生は・・・自身の中総体が終わったにもかかわらず、その後も一日も休むことなく道場に来て、後輩たちの面倒を見てくれとった
(5期生のREN先生、EIMI先輩、また4期生の龍生先輩等も、そうはしてくれとったんやけど・・・)
俺は、彼女に言うた
「定期テストの勉強もせなアカンやろうし、受験勉強もせなアカンやろうから、道場に来てくれんでもかまへんぞ」って・・・
沙季先生は・・・
「勉強は、ちゃんとやります でも・・・私は、ここ(道場)が好きなんです 私が来たくて来てることなので大丈夫です」って言いながら・・・
定期テスト前であろうが、毎回の練習日に一日も休むことなく道場に来て、弟や妹たちの面倒を見てくれた
そんな沙季先生に対して、何か恩返しをしてあげたくなった
そんな沙季先生の心の中に、何か残ることをしてあげたくなった
それが・・・「大家族旅行」のはじまり
「追い出し会」も・・・同じ
「追い出し会」は・・・単なる卒業式なんかではない
中3やから、(中総体が終わってしもうた後は)自分たちの試合はもうあれへん
後輩たちがメインで練習をするんやから、自分達(中3連中)は後輩たちのサポート役でしかない
当然のことやけど・・・
定期テストの勉強もせなアカンし・・・並行して、受験勉強もせなアカン
せやのに・・・道場が好きやからって言うて、一日も休むことなく道場に来る
そないして・・・自分自身が上の子達にやってもらったこと(バトン)を、下の子に繋いでいく
そんな彼らに・・・心に残るものを与えてやりたい
そない思ったから、「追い出し会」っちゅうもんをやり始めた
それらが、すべてのはじまりであるが故・・・何事であっても「当たり前」の行事に成り下がってしまってほしくはないと俺は願ってる
先輩たちが築き上げてくれた・・・「伝統」
先輩たちが繋いできてくれた・・・「バトン」
先輩たちが残してきてくれた・・・「想い」
それらがあるから・・・「今」がある
それに・・・
世の中に・・・「当たり前」に存在するもんなんか、何一つあれへん
あったかい飯が食えて・・・
あったかい風呂に入れて・・・
あったかい布団で眠れる
そんな日常のそこらじゅうに転がってることであっても、決して「当たり前」のことなんかではない
飯も食われへんかったら・・・風呂にも入られへんかったし・・・未来の不安を抱えて、安心して眠られへんかった日が続いた
もちろん・・・「東日本大震災」だけに限らん
搔い摘んでみたら・・・
お父さん、お母さんがおれへん子かっておるし・・・
普通の学校に行かしてやりたくても、行かれへん子かっておる
他国に目を向けたら・・・
今日を生きることすら、ままなれへん人かっておる
いつの間にか、己の置かれてる環境を「当たり前」に感じてしもうて・・・いろんな物事に対して、手を合わすことを忘れてしまう
それどころか・・・不平不満まで口にしてしまう
もちろん・・・これを記してる俺自身も、その内の愚かな一人
「仕事に行きたくない」だの・・・
「もっと銭が欲しい」だの・・・
「美味いもんが食いたい」だの・・・
仕事があって、毎日その場所に行って働けることが、どんなに有難いことなんか?
食べるものがあって、お腹いっぱいに満たすことができるって、どんなに有難いことなんか?
それらを・・・ついつい忘れてしまうのが、人間の愚かな部分なんやろなぁ?
俺自身・・・50年以上生きてきた中で、漠然とやけど、そない考えることが何べんかあった
せやけど・・・数年前、ある方から学んだ
「生きる「意味」なんか関係ない!・・・「価値」が問題や」っちゅうことを
「人間の生きる「価値」は・・・「行い」なんや」っちゅうことを
そう・・・
人間の生きる「価値」は・・・「行い」
ほんで・・・
「行い」が・・・すべての「結果」を招く
ありとあらゆる角度から、「結果」となって己自身に戻ってきよる
その「行い」っちゅうもんは・・・・『感謝』なくしてはできへんことやって、俺は思ってる
せやから・・・
己の与えられた環境を「当たり前」と捉えて、不平不満を吐き出す前に・・・
まずは、心の中で手を合わすことのできる人になってもらいたい
そない・・・思うねん
『大家族旅行』ひとつをとっても・・・
お金を算出してくれる親御さんがおって・・・
施設(カルチャーパーク等)と連絡を取って、セッティングしてくれる父兄の方がおって・・・
お弁当を準備してくれる父兄の方がおって・・・
打ち合わせ、折衝に応じてくださる担当者の方がおって・・・
バスを運転してくれる運転手さんがおって・・・
施設の遊具を監視してくださる方・・・チェックイン時に対応してくださるスタッフの方・・・バイキングの料理を作ってくださる方etc・・・
言い出したら、キリがあれへんくらいのたくさんの方々の「お陰様」で、「今」があるっちゅうことを、決して忘れてもらいたくない
すべての行事の裏には、「目には見えへんもん」が、ぎょうさん詰まっとる
その「目に見えへんもん」に、目を向けるからこそ・・・限りある時間が輝きを放つのや
子供達に対しては、ものごっつい難しいことを伝えてるのは重々承知してる
それでも・・・
それでも・・・
額面だけやなくて・・・「目に見えへんもん」に目を向けてもらいたいと、俺は願って止まん
人間の生きる価値は・・・「行い」
ほんで・・・
「行い」が・・・「結果」
最後になりましたが・・・
ご父兄の皆様方
今回の「大家族旅行」に際し、時間とお金を子供たちに与えてくださいましたこと、心より御礼申し上げます
ありがとうございました
準備にご協力してくださいました方々・・・また当日、子供たちの動向に目を配るべく、共に同行してくださいました皆様方
誠に、ありがとうございました
感謝!
合掌!
Hey! Hey! Hey!
楽しくないと意味がない
We Can Do It!
Yey!!