北岡道場通信

8月7日(日)・・・約2年9ヶ月ぶりに、大会に参加させていただけることになった

「宮城県スポーツ少年団学年別柔道大会 仙台市予選」

 

実際には・・・他にも、高学年のみの個人戦とか、高学年と中学生の団体戦なんかも、開催されとったみたいやけど・・・

ウチ(北岡道場)は、参加させていただかへんかった

 

 

俺は・・・

基本的に、「全員が出場できる大会」に、重きを置いてる

 

実際には・・・3歳の子(この前、4歳になったんかな?)はじめ、年少さん、年中さん、年長さんの子たちも在籍してるから・・・

そんな子たちが出場できる大会は、ほぼあれへんし・・・「全員が参加できる」っていうのは、現実的には不可能ではあるんやけど・・・

 

せやけど・・・

「(ほぼ)全員が出場できる大会」には・・・極力、参加をさせてやりたいと考えてる

 

 

 

試合をするっちゅうことは、畳の上(試合場)に立った時に、まったく知らん子と対峙するっていうこと

それに対して、まったく動じへん子もおるけど・・・怖さや緊張のあまり、泣き出してしまう子もおる

泣いてしまって、手も足も出せずに負けて帰ってくる子も、決して少なくはない

 

でも・・・俺は、それでいいんやと思ってる

勝って学ぶこともあれば・・・負けて学ぶこともある

 

適当に練習をしてた子が・・・一生懸命、柔道に取り組み始める、きっかけになることもある

泣き出してしまった自分を受け入れられへんくて・・・逆に、それがトラウマになってしまうこともある

俺が、常日頃から伝えてる「「当たり前」なんちゅうもんは、存在せえへんねんぞ!」っちゅうことを、曲がりなりにも考えようとするきっかけになることもある

 

せやけど・・・

それらすべては・・・彼らにとって、すべては「通過点」

 

その時に、己の身に起こった「必然」を・・・近い将来、遠い将来に、己の身に起こるであろう「必然」に、どないつなげていくのか?

この先に起こる「必然」を・・・如何に素晴らしい「必然」に変えていくんか?

それとも・・・同じことを繰り返すんか?

それは・・・彼らの「感性」次第やと、俺は思ってる

 

せやから・・・

今現在、彼らの身に起こる「必然」は・・・何一つとして、マイナス要素は存在せえへん!

・・・俺は、そない考えてる

 

 

 

俺ら大人は・・・如何なるスポーツであれ、試合をするっちゅうことが、どんなことなんか?は、ある程度は分かってる

 

学生時代に、何かのスポーツをしとった方やったら、なおさらやと思うけど・・・

その試合をするために、何をせなアカンのか?

勝つことで・・・手に入れるもの

負けることで・・・手に入れるもの

それらが・・・今後の彼らの人生にとって、どんだけ重要な「糧」になるんか?・・・っちゅうことも、ある程度は理解はできてる

 

せやけど・・・

「今」を生きてる子供たちは、そんなことは、ほぼほぼ分かっとらへん

試合っちゅうもんが、一体何なのか?は、もちろん・・・

柔道自体が、他の競技に比べて、どんくらいの競技人口がおるんか?

仙台市の大会が、どんくらいの規模のもんなのか?

同じ学年の子たちの強さ度合いが、どんなもんなのか?

 

そんなことのすべてに於いて・・・間違いなく、大人と同等に理解はできてへんことやと思う

 

 

余談やけど・・・

ウチの次男坊(SO:現高校3年生)が、幼児の時・・・

毎年11月に開催される「宮城県学年別チャンピオン大会」(当時は、40~50人ほどが参加してたと記憶してる)で、準優勝をして、大きな大きな(幼児の体のサイズからしたら、結構大きく感じたことと思う)銀メダルと、きちんとした賞状をいただいたことがある

 

その1ヶ月後、年末に実家に帰省した時に・・・親父の道場(砂川国際柔道クラブ)内の、年末恒例のゆる~い大会にも参加させてもらった

幼児の参加人数は、SOを含めて3人

1回戦から試合をさえてもらえたけど・・・トーナメントにしたら、2回勝ったら優勝

 

宮城県大会で準優勝をするくらいやから・・・親父の道場の子達には、あっけなく勝って(親父の道場も、今のウチ(北岡道場)と同様に、メッチャええ加減やから・・・)、まんまと優勝した

もちろん、金メダルもなければ、道場長である親父の名前が謳ってある、パソコンからプリントアウトしたであろう、かる~い賞状をもらっただけ

 

せやけど、SOは・・・

「俺は、優勝した!」って・・・チャンピオン大会の時とは比べもんになれへんくらい、勝ち誇っとったのを、俺は今でも覚えてる

奴にとったら・・・宮城県大会の「準優勝」よりも、親父の道場内の遊び半分の大会での「優勝」の方が、きっと嬉しかったんやろなぁ?

 

要するに・・・

宮城県大会の規模だとか・・・

同じ学年の子供たちの強さ度合いだとか・・・

そんなもんは、奴にとったら、まったく眼中にないことであって・・・

「勝って、嬉しい」

「負けて、悔しい」

ただ・・・それだけのことやったんやなって・・・

それこそが、子供の単純明快な「感性」なんやろなぁ?って・・・変に実感した瞬間でもあった

 

ゴメン・・・余談が長引いたけど・・・

 

 

俺ら大人は・・・彼らに対して、それら(県大会の規模、周りの子の強さ等)を言葉で伝えてやることはできるかも知れへんけど・・・

それは・・・ホンマに「机上の空論」に過ぎへん

 

「百聞は一見に如かず」

 

やっぱり・・・経験してもらうことが一番やと、俺は思う

経験することで・・・如何なる形であれ、彼らの「感性」は、少なからず擽られるはずや

 

 

せやからこそ・・・

俺は、子供たち「全員が出場できる大会」

そう・・・

普段から、「ファミリー」として、彼らの物事を伝えてるからこそ・・・

道場生全員が、同じ温度を感じれる空間に、彼ら全員を連れて行ってやりたいと考えてるねん

 

 

 

俺は・・・以前から、この場で何べんも記してる通り・・・

子供たちの試合の「勝敗」に関しては、まったく以て必要性を感じてへん

それは・・・

「優勝することが大切で・・・負けたら、何の意味もない」といった、勝利至上主義の考えは、一切持ち合わせてへんっていうことやで

 

せやけど・・・

試合をさせていただくっちゅうことに関しては・・・先にも記したように、大いに必要性を感じてる

 

 

コロナが、世の中に出回ってから・・・約2年9か月ぶりの試合

初めて、試合っちゅうもんを経験する子も、決して少なくはない

ほんで、また・・・

約2年9か月の期間に、当然のことやけど、全員が全員、学年が上がっとる

考える力、感じ取る力は・・・格段に上がっとるはずや

 

そんな中・・・今回、試合をすることで・・・

「己の直向きさ」や「己の愚かさ」等・・・それらを、どない感じてもらえるんか?

他人のせいにすることなく、己自身の「心」と、どない向き合うことができるんか?

自分を取り巻く環境に対して、どんだけ「感謝」の念を持てるんか?

 

そこには・・・俺が、普段から伝えたいことが・・・凝縮されて、ギューギューに詰まってる

俺は・・・楽しみで、楽しみで、仕方がない

 

 

一歩、前進する者

一気に、跳ね上がる者

自分の愚かさと、向き合おうとする者

逆に、向き合おうとせえへん者

 

せやからこそ・・・

浮き彫りになった部分を突(つつ)きまくって・・・

目ン玉に力込めて、彼らに伝え続けていってやろうと思ってる

 

ほんで・・・

最終的に・・・彼ら自身を、1cmでも、2cmでも、高い場所に押し上げてやることに力添えできればええなぁって・・・俺は、そない思ってる

 

 

今回出場させていただける、この大会にも・・・

大きな大きな「意味」があることを・・・彼ら一人一人に、いずれ気付いてもらえることを切に願ってる

 

支離滅裂な内容・・・お許しいただきたい

 

 

最後になりましたが・・・

このような、ご時世に・・・大会を開催することに踏み切っていただいた、仙台市柔道スポーツ少年団協議会の加瀬先生

心より御礼申し上げます

ありがとうございます!

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

先日・・・ある先生と、お話をする機会があった

彼も現在、道場運営をしてるんやけど・・・

 

どこでも、そうなんやろうけど・・・

彼の道場も・・・ここ2年くらいは、コロナウィルスの関係で、稽古自体もままなれへん状況やったっちゅうことを聞いた

 

せやけど・・・

そんな状況やったからこそ・・・非常に、考えさせられる時間になったってことも言うとった

 

 

彼自身、監督として・・・

全小、全中、また、その他の大きな大会を目指して・・・かなり「熱く」なってしまっとったみたいで・・・

「熱く」なりすぎたんか?

中学校を卒業する時(少年柔道を卒業する時)には、柔道から離れてしまう子が大半を占めてしまったらしく・・・ものごっつい、後悔の念を口にしとった

 

「俺は・・・何をやってたんだろう???」

 

彼が言うてた、その言葉が・・・俺の心に、ものごっついストレートに入ってきた

 

 

俺は・・・

もう、10年以上も前に、そんな「熱い」ところから離脱して・・・ある意味、「傍観者」として、少年柔道っていう世界を見てきたんやけど・・・

「みんな・・・どっかで壁に当たって、いろんなことを「考える」んやなぁ?」って・・・あらためて、そない感じた

 

北岡道場の指導スタンス-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

『北岡道場訓』-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

上に貼り付けた、『北岡道場訓』の内容にも記載した通り(決して、上から目線で云うてる訳やあれへんことは、どうかご理解いただきたい)・・・

みんな・・・いずれ分かる時が来ると、俺は思ってる

 

そう・・・

誰しもが・・・いずれ、風呂から上がって、コーヒー牛乳を飲みよんねん

 

 

 

あの頃(ブログ(『北岡道場訓』)を書いた当初から、6年の月日が流れて・・・俺は、「爺さん」になってしもうた

俺自身は・・・

まだまだ・・・親父の域には到達してへんのは、重々分かってるけど・・・

風呂から上がって・・・体を拭いて・・・

冷蔵庫に入ってるコーヒー牛乳に、手に掛けるくらいのところに、来れとったらええねんけどなぁ?って・・・己自身に、そないな期待を持ってる

 

 

今、少年スポーツの世界は・・・

指導者や親が、学ばなアカン時期に差し掛かってるんやと思う

 

俺、個人的には・・・

熱すぎず・・・

冷たすぎず・・・

「ええ加減」の中で・・・

己(指導者や親)の「利欲」を先立たさず・・・

子供たちの目線まで、腰を屈めて・・・

子供たちの、ちょっと先の未来を見据えて・・・

そないしてやるのが、ええんとちゃうんかなぁって・・・そない思う

 

だって・・・

子供たちの「可能性」は無限大なんやから・・・

 

「無限大やからこそ、「柔道」の可能性に掛けるべき!」

そういった意見もあるかも知れへんけど・・・

俺の云う、「無限大の可能性」っちゅうのは・・・「人として」の可能性やで?

 

その可能性を・・・「柔道」や「野球」「サッカー」等、スポーツを通じて伸ばしてやれる方向に持っていくことこそが・・・

スポーツの本来の素晴らしさなんやないんやろか?

 

 

周りの子と比べることなく・・・

「個性」を尊重してやって・・・

昨日できへんかったことが、今日できるようになったら、褒めてやる

ほんで・・・

今日できへんかったことを、明日できるようになるよう、背中を押してやる

 

 

昔・・・お世話になった、ボクシングのトレーナーから受け取ったことやけど・・・

「悪いところを修正するより・・・良いところを伸ばしてやる方がいい」

『師匠』が残してくれたもの・・・-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

 

そうやって、師匠から受け取ったことも含めて・・・俺はずっと以前から、こないな考えを持ってる

(あくまで、これは俺の個人的な「持論」やから・・・どうかご理解いただきたい)

 

良いところを引き上げてやったら・・・悪い部分も、それに伴って同じように上に引き上がってきよる

その上で・・・

同じように引き上がってけえへん、取り残されてる悪い部分、浮き彫りになった悪い部分を・・・

きっちりと搔い摘んで、許容範囲の中に納まるよう押し上げてやるのがええんやって

 

「柔道」も・・・

「ボクシング」も・・・

「野球」も・・・

皆いっしょやと・・・俺は、そない思う

 

ほんで・・・

それらを通じて、俺ら(指導者・教育者)が一番に考えなアカンことは・・・

「人間教育」なんやと・・・俺は、そない思って止まん

 

We Can Do It!

Yey!!

5月11日(水)・・・嬉しいことがあった

16年前の道場設立当初から在籍してくれて・・・今は、立派な二児のママ、3期卒業生の「晃(AKIRA)」先生が道場に来てくれた

なんで・・・AKIRA「先生」???

 

AKIRA先生は・・・道場卒業後、高校では柔道はせえへんかってんけど・・・

高校時代や大学時代に、道場に顔を出してくれて・・・悠葉先生(3期卒業生)同様に、子供たちの指導に携わってくれとったからやねん!(^^)!

 

そのAKIRA先生・・・

大学時代は・・・仙台大学で、栄養学?を学んどって・・・

その関係でなんか?・・・仙台大学柔道部の寮の食事担当?みたいなことをし始めて・・・なかなか、道場には来られへんくなってしもうた

 

一説には・・・

大学卒業後に結婚した旦那さん(某?仙台大学(笑)柔道部)との時間の方が大切で、道場に来なくなったていう噂もあるけど・・・(大笑)

 

 

そのAKIRA先生が・・・

旦那さんと子供たち2人を連れて・・・道場に、帰ってきてくれた

 

旦那さんも・・・高校時代、北海道代表としてインターハイに出場する等、素晴らしい柔道選手で・・・高校卒業後、仙台大学に進学して、南條監督の下、4年間頑張ってきた方

大学在学中には・・・仙台大学柔道塾のコーチとして、少年柔道の指導にも携わっておられて・・・以前に、ウチが仙台大学柔道塾に合同練習に行かせていただいた時にも、いらっしゃったことを俺は知っとった

・・・・・っていうより・・・悠葉先生から、「彼が、AKIRAの彼氏やで」ていう情報ばっかりが頭の中にあって、彼をマジマジと見てた(笑)

 

 

そんな、AKIRA先生やけど・・・

彼女は彼女なりに・・・いろんな想いを持って、いろんなことに感情が揺さぶられて・・・ここ最近、人知れず何かを抱え込んでたっちゅうことを聞いて・・・

俺・・・ものごっつい、心が痛くなった

 

 

『卒業生が帰ってこれる場所』

 

16年前・・・それも、一つのコンセプトに、『北岡道場』を立ち上げた

 

俺が生きてる限り・・・そこには、「彼らの居場所」がある

そんな俺の想いを分かってか?・・・たまたま、そう口にしたんか?・・・

ある卒業生が、こんなことを口にした

 

僕らには・・・帰ってこれる「家」がありますから・・・

家(道場)の中には・・・たまに、お客さんが出入りすることはあっても、「家族」以外が、頻繁に出入りしたり・・・そこで、長期間過ごすことはない

外に出ていった(卒業した)、自分達(兄貴やお姉ちゃん)は・・・「ただいま」って帰ってくれば・・・親父(先生)がいて、お母さん(ご父兄)がいて、弟や妹(道場生)が、「おかえり」って迎え入れてくれる

皆それぞれ・・・生きてたら、いろんなことを抱え込んでると思いますけど、ここに来れば「原点」に戻れる

やっぱり・・・「帰ってこれる場所」があるっていうのは、すごく有難いなって思います

・・・・・って

 

 

 

道場に在籍してる間は・・・毎週水曜・土曜に、彼らのことを見て、彼らの顔色や行動から、少なからず異変を察知してやることはできるけど・・・

卒業して、それぞれの道を歩み始めたら・・・人伝には情報が入ってきたとしても、道場に来て眼を見ぃひん限り、ホンマのことは分かれへん

 

せやからこそ・・・

悩んでたり・・・塞ぎこんでたり・・・苦しんでたり・・・

そんな時にこそ・・・「彼ら(卒業生)が帰ってこれる「原点」」で在り続けたいなっていう想いは、ものごっつい強い

 

 

 

AKIRA先生はじめ、龍生先輩、REN兄ぃって・・・

もう・・・卒業生たちが、子供を連れてやってくるような時代になりよった

 

お爺ちゃん(親父)は・・・まだまだ、彼らや彼らの子供たち(孫世代)の成長を、見させてもらいたいなぁって願うよ

 

 

『北岡ファミリー』

 

卒業生の心の中に、ほんのちょっとでもええから・・・

「北岡道場」を誇りに感じてもらえてたら・・・俺、この上なく幸せやなぁ~

 

 

We Can Do It!

Yey!!

5月11日(水)・・・東北放送の方が、道場に取材に来てくださった

全柔連から発表された、小学生の全国大会廃止の一件で、ウチの道場はどうなのか?っちゅうのが、テーマみたいで・・・

 

俺・・・道場内で練習してる子供たちの練習風景を、ちょっと撮影して・・・軽い感じで、一問一答くらいの受け答え(マスクも付けたままで)なんやろな?って思ってたんやけど・・・

蓋を開けてみたら・・・

カメラクルーの方が2名もおいでになられて(ライト?なんかもあって)・・・インタビュアーの方が1名いらして・・・なんか、メチャメチャ本格的な取材でなぁ

最後に、マスクを外しての撮影もあったねんけど・・・無精髭は剃ってへんし・・・ホンマ、参ったわ(^-^;

 

練習内容も・・・

「「普段通り」でお願いします!」っていうことやったから・・・

リレーしたり・・・子供たちと大笑いしたり・・・普段通り「ええ加減」な内容やったけど・・・

ホンマに、あれで良かったんやろか???(笑)

 

 

せやけど・・・

みんなが帰った後に、単独でインタビューされた時・・・

自分の足跡を、どんどんどんどん掘り起こされたねんけど・・・

なんやろう?・・・上手く言われへんけど、ものごっつい『初心』に戻れた気がしたなぁ

 

自分自身が、根本に掲げてるコンセプトっちゅうんか?

自分自身が、子供たちに何を伝えたいから、道場を立ち上げたのか?っちゅうんかな?

 

自分は、「指導者」じゃなくて、『教育者』でありたい!

子供達には、「自己責任」を持って、社会に羽ばたいていってもらいたい!

子供の頃は、「柔道」でも何でも、楽しくなかったら意味がない!

柔道は、二の次、三の次・・・子供の頃は(いや・・・子供の頃やからこそ)、もっともっと学ばなアカン大切なことがある!

子供達には、俺の下におる間やなくて、社会に羽ばたいた時にこそ、輝いてもらいたい!

 

御父兄同士が、メッチャ仲がええこと

俺(監督)とご父兄の間に、壁があれへんこと

上級生が下級生の面倒を見て、下級生は上級生の言うことを聞くこと

俺(親父)がおって・・・母親(ご父兄の方々)がおって・・・外で働く兄姉(OB&OG)がおって・・・家(道場)にいる兄弟・姉妹(道場生)がおって・・・

正に・・・『ファミリー』やよな?

『北岡ファミリー』

 

何を求めてるんか?

何が大切なんか?

何を子供たちに伝えていってやりたいと考えてるんか?

それを・・・必然的に、あらためて考えさせてもらえる機会を与えていただいたような気がした

 

 

ほんで・・・

道場訓でもある・・・

「競争社会に立ち向かうたくましさ」

「世の中が思い通りにならないことの自覚」

「心(気持ち)の強さ」

「感情(怒り)の抑制」

「他人に対する思いやり」

「辛抱と努力をすること」

「不平不満を云わぬこと」

「与えられた環境の中で最大限の努力をすること」

「弱い者いじめをしないこと」

「嫌なことがあった時、「北岡道場」を頼ること」

・・・・・に込めた「想い」も浮き彫りになって、今一度、考えさせてもらえる機会となった

 

道場設立当初から今までに起こった、いろんな出来事・・・自分に降りかかってきた事案・・・自分にとって、起こるべくして起こった必然etc・・・

そんないろんなことを、走馬灯のように思い出したよ

 

 

 

俺は・・・決して、子供たちの「今」「現在」を見てる訳ではあれへん

我が子であれ、道場生であれ・・・彼らのことを「客観的」に見てる部分は多々ある

 

それは、どういうことなんか?っていうたら・・・

 

彼らが、近い将来、遠い将来含めて・・・あらゆるコミュニティーの中で・・・

自分勝手な言葉を吐き出した時・・・ホンマに、蔑まれることなく受け入れてもらえるんか?

自分勝手な行動をした時・・・ホンマに、ため息をつかれることなく受け入れてもらえるんか?

 

上手く伝われへんかも知れへんけど・・・

彼らが・・・同じ部活の仲間やったとしたら?

彼らが・・・同じ修行をしてる同志やったら?

彼らが・・・同じ会社の同僚や後輩やったら?

彼らが・・・ウチのスタッフやったら?etc・・・

 

そないな見方をした時に・・・

ホンマに、彼らの行動を称賛してやれるんか?

ホンマに、彼らの言葉を許すことができるんか?

ホンマに、彼らのことを応援してやれるんか?

そうやって・・・客観的な目で、彼らと接してる部分があるっていうこと

 

 

 

以前にも、この場で記したけど・・・

俺も、人の親やし・・・子供達(道場生)から、決して嫌われたくはない

当然やけど・・・我が子達からも、決して嫌われたくはない

 

せやけど・・・如何なる場面であっても・・・

「親父」「先生」「知り合い」等のフィルターを取っ払って、客観的な目で彼らと接する

 

そうしようとしてても・・・

子供たちのことが大好きやから・・・

「かわいい」「かわいそう」っていう・・・一見すると優しさとも取れる、己自身の感情を最優先にして、彼らを守ってやることの方がホンマはええんとちゃうやろか?

そないしてやった方が・・・

その時は、彼ら自身も嫌な思いをせえへんやろうし・・・俺自身も、彼らから嫌われることはないんやろな?っていう狭間で・・・俺は、いつも葛藤してる

 

 

せやけど・・・

その葛藤の先に・・・いつもいつも、行き着く「答え」なんやけど・・・

(失礼な話やけど)世の中には・・・俺自身が、蔑まざるを得んような言動をするような人たちが、普通におることを思い出す

 

※そこでも、客観的に引いて考えてみてほしい

その人たちにも、親御さんがおって・・・その親御さんたちは、子育てをしてる最中に・・・

「ウチの子は・・・大人になった時に、自分勝手な言動をするような子になるやろな?」

「ウチの子は・・・人から言われたことだけしか行動できない子になるやろな?」

「ウチの子は・・・礼儀、筋道を通さへん子になるやろな?」

・・・って思いながら、蔑んだ子育てをしてきたんやろか?

 

違うやろな?

 

きっと・・・

「大人になったら・・・人の痛みを感じれるようになるよ」

「大人になったら・・・人に言われなくても、自ら率先して行動できるようになるよ」

「大人になったら・・・礼儀や筋道を通せるようになるよ」

そないな考えをしとった部分は、少なからず持っとったんとちゃうんかな?

 

せやのに・・・社会に出た時に、他人様から蔑まれてしまうような言動をとってしまうのは、なんでなんやろか?

 

俺ら親自身が、「その場」「その場」で、何を最優先にしてきたんか?っちゅうこと・・・

ほんで、また・・・

それらは、子供たちに対する「信頼」じゃなくて、「期待」以外の何ものでもなかったっちゅうことが・・・

その答えに、大きく影響することなんとちゃうんかな?って・・・俺は、常々、そないな「答え」に行き着いてしまう

※これは、あくまで俺の持論やから、好き勝手に記してる内容、どうかご理解いただきたい

 

 

俺自身は・・・

命よりも大切な「我が子」・・・ほんで、俺の大切な大切な「道場生」たちが・・・社会に出た時に、赤の他人に蔑まれるなんて絶対に嫌やし、そんなことはこれっぽっちも考えたくはない

 

そない思えば、思うほど・・・

今、彼らに何をしてやるべきなんか?

今、彼らに何を伝えてやるべきなんか?

・・・が、浮き彫りになってくる

 

せやから、俺は・・・

目ン玉に力を込めて・・・彼らを叱り飛ばすし、谷底にも突き落とす

 

 

 

先日・・・ある(大学生の息子さんを持つ)方と話した時のこと・・・

その方曰く・・・

「ウチ(会社)に働きに来てる18歳、19歳の子たちは、彼(息子)と同じような言動が決して許されない世界にいるんです   だって、「責任」を背負って、仕事をしに来てるんですから・・・   自分達は「親」だから、甘く見て許そうとしてしまうけど・・・一歩、社会に出たら、自分達が誰かのことを見て「う~ん」って蔑んでしまうように・・・彼(息子)自身も赤の他人から、間違いなく蔑まれてしまうんです   いつまでも子供じゃなく、もうそういう年齢なんですからね?」って・・・

 

俺、それを聞いて・・・妙に納得させられた

 

 

以前・・・道場生たちに云うたこともあるんやけど・・・

その昔・・・戦争の時には、15歳、16歳の少年たちが、「家族のために! 国のために!」って、特攻隊として命を投げ出したと聞いた

俺自身も、現実には経験をした訳やあれへんし、現実に見てきた訳でもあれへん

 

せやけど・・・

先に記した、ある方との話の内容も然りやけど・・・

今も、昔も・・・15歳は、15歳

働いとっても、大学生であっても・・・18歳は、18歳

彼らの「立場」や「立ち位置」を、こっち(親)サイドの都合で上手いこと使い分けて、論点をすり替える訳にはいかへんねん!って・・・

俺自身も、ずっとそない考えてきたから・・・

我が子(特に、中学を卒業したら、家を出そうと考えてたREN兄ぃ)に対しては・・・そのこと(特攻隊のこと)は、ずっと伝え続けてきた

 

 

それでも・・・

それでも・・・

俺も親やから・・・心のどっかで、「ウチの子は大丈夫やろう?」「ある程度の歳になったら、できるようになるやろう?」って、浅はかに考えてる部分が、少なからずあるんかも知れへん

 

せやけど・・・

それで通用するんやったら・・・「三つ子の魂百まで」なんていうことわざが、昔の人から後世に語り継がれることは、きっとあれへんで?

 

 

せやから、俺は・・・

「今」じゃなくて、「将来」を見越して・・・彼らと、ずっと接してきたつもりでおるし、これからもそうやって接していこうと考えてる

 

 

さっきも記したけど・・・

正直言うたら、子供達から嫌われたくはないし・・・うるさいオッサンやなぁって思われたくもない

せやけど・・・

俺が嫌われたり、煙たがられたりすることで・・・ほんのちょっとでも、彼らの心の中に「何か」が残るんやったら・・・

俺が嫌われることくらい、屁でもあれへん

 

我が子から・・・「親父」!

道場生から・・・「先生」!

そない、呼んでもらってる以上・・・そんなことは、覚悟の上やろ?

なぁ!? 耕太郎!!

 

 

「親」になって・・・27年

「先生」って呼んでもらって・・・16年

 

まだまだ、子供たちに嗅いでもらわなアカン「昭和の臭い」は、仰山ある

「昭和」っていう鎧を着て・・・胸を張って、「令和」を歩いていってやろうやないかっ!(笑)

 

 

 

 

ちなみに、取材の内容の放送は・・・

5月28日(土) 12:00頃~

TBC 東北放送 「サタデーウォッチン」にて、放送予定!

 

乞うご期待!!(笑)

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

3月26日(土)・・・毎年恒例の「卒業生 追い出し会」を開催した

 

今年の卒業生(中学3年生)は・・・遼、啓太、樹梨、心優の4人

ちょっとだけ・・・卒業生のことについて記させてもらおうと思う

 

『齊藤 遼』

幼稚園の頃、道場に入会して、約9年半の付き合いになる

だいぶアホで、だいぶ問題児やった

小学校の頃は・・・ハワイアンズの「大家族旅行」でも、ちょっと浮いとったんやろなぁ?

ずっと、お父さん(あっちゃん)とばっかり行動を共にしとった

せやけど・・・

ある時期から・・・遼の周りには、後輩たちが集まるようになって・・・中学校になってからの「大家族旅行」では、ずっと仲間たちと過ごせるようになった

もちろん、26日も・・・

最後に卒業生たちに元立ちして、乱取りをしてもらった時・・・タイマーの音が鳴るたびに、遼の周りには、乱取りをしてもらいたい子供たちが、鈴なりのように集まっとった

俺は、ずっと・・・

これらは、遼自身が勝ち取ったものやと考えてきたし・・・「追い出し会」の日にも、「やっぱりな?」って、子供たちが集まってくる遼の姿を、目を細めさせて見させてもらってた

 

 

『佐藤 啓太』

「〇〇ちぼうえん(〇〇希望園)の、さとうけいたです!」

そない云うてた男が・・・もう卒業を迎える歳になってしもうた

勉強は、それなりにできたみたいやけど・・・学校では、結構問題を起こして、クラスメイトからは、ちょっと仲間外れにされた時期もあったっちゅうことも、俺は知っとった

だからこそ・・・

中学3年生の夏頃に・・・啓太の吐き出した言葉が、どうしても許すことができへんくて・・・

「俺の下におる間に、今一度、釘を打っといてやろう」って考えて・・・奴を、谷底まで突き落としてやった

その詳しい話は、まぁ置いといて・・・

学校では、そんな時期があった啓太も・・・道場では、先輩たちから弄られて、後輩たちからも弄られる、最高のキャラクター

もちろん、それは・・・日々、一生懸命に練習に取り組む啓太のことを、みんなが認めてるからやろうし・・・

最後の日も・・・啓太の周りには、当然のように大勢の後輩たちが集まっとったよ

 

 

『前田 樹梨』

4年前に道場を卒業して、柴田高校を県大会優勝に導いた立役者「前田恭佑」の妹、樹梨

ちっちゃい頃から、恭佑といっしょに道場には出入りはしとったけど・・・入会したのは、小学3年生やったかな?

ええ加減な道場やから・・・もちろん、ええ加減にしか練習もしてへんけど・・・

中学校になったくらいから、自ら、人一倍一生懸命取り組むようになって、どんどんと成長し始めて・・・チャンピオン大会準優勝等、素晴らしい戦績を重ねていった

最後の中総体(県大会)・・・優勝(全中出場)を目指して挑んだけど・・・結果、1回戦敗退

悔しかったんやろな?メッチャ泣いとったけど・・・その「悔し涙」と同時に、「柔道が大好き」ってことに気付いた・・・樹梨

自らの意思で・・・柴田高校進学を選択しよった

「大切なのは「結果」よりも『過程』」

俺が伝え続けてきた、その言葉を・・・ものごっつい、大切にしてくれてる娘

高校での、さらなる成長を見守らせてもらいたい

 

 

『早坂 心優』

樹梨と同時期くらいに、道場に入会してきた彼女は・・・「負けず嫌い」の塊

中学校にもなったら、男子との差が出てくるのは当然やのに・・・同級生やろうが後輩やろうが、一旦練習が始まったら、ガチンコで喰らいついていく娘

そんな心優も・・・家庭の事情で、引っ越しをせざるを得ん時期があってんけど・・・

「道場の仲間と離れたくない!」っていう想いで・・・最後まで、ここ(北岡道場)に居座り続けた(笑)

「負けず嫌い」やし、男子に対してでもガチンコで喰らいつくのとは裏腹に・・・後輩やちっちゃい子たちの面倒は、樹梨同様、メチャメチャ見てくれる・・・お姉さん的存在

いや・・・あそこまでいったら、最早、「お母さん」的存在かも知れへん

それくらい、子供たちの面倒を見てくれる、「心の優しい」娘やねん

そんな彼女も、また・・・樹梨同様に、柴田高校を選択しよった

高校で、その「負けず嫌い」を思う存分に発揮して、自分が求めてる場所へたどり着いてほしいと願う

 

※余談やけど・・・

心優も樹梨も・・・彼女たちのすごい部分は・・・お互いが、お互いの進路を、一切確認したり、同調したりしてへんかったこと

「「自分が(柴田高校に)行くから・・・」ってことを、相手に伝えたら、相手の人生を変えてしまうかも知れへんから・・・」ってことで・・・

たとえ、柴田高校に進学した時に、柔道部員がたった独りであったとしても(コロナの影響やなんやで、高校で柔道を続ける子が激減してるみたい)、自分は自分のやりたい「柔道」を選択するってことを、15歳の女の子が決断してたことには、ホンマに驚かされた

高校受験を控えて土壇場に来た2月に、それぞれ個別に進路を確認したんやけど・・・2人とも、同じことを俺に言いよった

 

 

 

そんな4人が・・・今年、北岡道場を巣立っていった

 

4人の卒業生が元立ちをして・・・道場生全員、最後の乱取り稽古をしてもらって・・・

その後は・・・

「北岡道場」恒例、「投げ込み」の儀式

道場生51名+俺+(今回は、今春高校を卒業する(清春、恭太、元、健之介)OBが、進路の報告をしに来てくれとったから)OBの先輩方4人+α・・・

約60人近い人数を相手に・・・「投げて」「投げられて」(これがまた、メチャメチャきつい(笑))

 

卒業生達全員、フラフラになりながらも・・・

最後の最後は、お父さん、お母さんから投げてもらって・・・道場に通わせてもらった「御礼の言葉」を、親御さんに言いにいく

 

毎年毎年・・・その光景を見るたびに、涙腺が崩落しよる

 

 

そないして・・・最後の練習を終えてから・・・『追い出し会』スタート

仙人(琳ちゃんの親父)の乾杯の音頭から始まって・・・

スーパースター???(昨年の卒業生:承之介先輩)からの手紙を読んで・・・

卒業生からのコメント・・・

卒業生の親御さんからのコメント・・・

卒業生への贈り物贈呈・・・

卒業生から、俺と明美さんへの手紙と贈り物・・・

俺からの最後の「説教」・・・

 

刹那さ全開やったけど・・・ものごっつい素晴らしい時間やったと感じた

 

 

俺は・・・「追い出し会」の時には、必ずと云うていいほど吐き出す言葉がある

もちろん、普段からも・・・事ある毎に、吐き出すことはあるんやけど・・・

せやけど・・・

最後の最後に、彼らに伝えるべきやと思うから・・・そない、させてもらってる

 

「死んだら、アカン!!」

 

この先の人生・・・

自分が消えてなくなりたいと思うほど・・・嫌なことを抱え込んでしまうことがあるかも知れへん

自分が消えてなくなりたいと思うほど・・・この上なくしんどくなる時が来るかも知れへん

 

それでも・・・

決して、良からぬことを考えへんように・・・

決して、自ら命を絶つことをせんように・・・

 

俺は・・・ずっと、ここ(北岡道場)におるから・・・

疲れたら、心を休めに来たらええ

ほんで・・・

心の傷が癒えたんやったら・・・また、歩き出したらええねん

俺は・・・ずっと、ここにおるから・・・

俺は・・・ずっと、お前らの「味方」やから・・・

 

今回も・・・

そない、伝えさせてもらった

 

 

俺自身・・・この先、当然のように年老いていくけど・・・

それでも・・・

この「命」がある限り・・・彼らみんなの「味方」であり、彼らみんなの「故郷」でありたいと思ってる

 

 

遼!

啓太!

樹梨!

心優!

最後になったけど・・・

俺を・・・「北岡先生」でいさせてくれたこと、感謝してます

ありがとうございました!

これから歩んでいく・・・あなた達の『人生』

陰ながらですが・・・応援させていただきます!

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

最後になりましたが・・・

あっちゃん、遼ママ、景ちゃん、ゆうこりん、篤さん、裕子さん、ルミちゃん

長い年月・・・命よりも大切な子供さんたちを、私のような人間を信頼してあずけてくださったこと、心より御礼申しげます

ありがとうございました!

 

We Can Do It!

Yey!!

全日本柔道連盟から・・・毎年8月に開催される「全国小学生学年別柔道大会の廃止」が発表された

俺は・・・ネットニュースで見た

 

「勝利至上主義」

「組み手争いに終始した試合内容」

「無理な減量」

「指導者、および父兄の審判に対する暴言」等

それらのことが、理由・・・みたいなことを書いてあった

 

 

この決定には、賛否両論があるみたいやけど・・・

俺(北岡道場)は、もう10年以上前から、「勝敗」には一切こだわれへん指導方針

俺みたいな運営方針をしてる場合は・・・

どっちかっていうたら・・・自ずと、「賛成」の方に傾く形になるんやろなぁ?

 

 

これは、俺の勝手な持論やけど・・・

上記の理由は、もちろんのこと・・・

それらに付け加えて・・・

子供の頃は・・・遊ばなアカンし・・・悪さもせなアカン

仲間とも行動せなアカンし・・・もちろん、勉強もせなアカン

 

要するに・・・

一番、いろんなことを吸収せな時期に、「柔道」だけに没頭する(させる)っちゅうのは、いかがなもんかな?って・・・俺は、考えてる

 

 

中には・・・

子供の頃から、柔道一筋で頑張って・・・最終的には「柔道」で、飯が食えるようになる者もおるかも知れへん

せやけど・・・それは、ほんの僅かなパーセンテージに過ぎへん

 

大半の者は・・・

「子供の頃(学生時代)に、柔道をやってました」っていう・・・「想い出」っちゅうんか?・・・「土産話」っちゅうんか?・・・

そういうもんをぶら下げて・・・この社会で、生活をしていかなアカンようになる

 

それやったら・・・

俺ら指導者は・・・ほんの一部、僅かなパーセンテージに掛けて、「柔道」に没頭させることを選択させるよりも・・・

もっともっと、大事なことを伝えていってやるべきなんとちゃうんかな?って・・・俺は、思うんよなぁ

 

それは・・・

「社会性」であったり・・・「人間性」であったり・・・

「柔道」を通じて、子供たちに学んでもらわなアカンもんって、メチャメチャ仰山あるんやから・・・

 

 

確かに・・・

「全国大会出場!」

「全国大会優勝!」

・・・っていう、「夢」や「目標」を持って、日々頑張ることは大事なことやし、素晴らし事やと思う

 

せやけど・・・

その「夢」や「目標」に、大人(指導者や親)の利欲が乗っかっとったら???

 

それやと・・・ちょっと、違うんとちゃうんかな?って・・・俺は思うんよ

 

 

「指導者」っていうスタンスでおったら・・・どうしても、そないな考えを持ってしまうんかも知れへんけど・・・

俺ら大人は・・・「教育者」であるべきやないんかな?って・・・俺は、そない思って止まん

 

 

あくまで、これは・・・

俺の「持論」であることやから・・・どうか、お許しいただきたい

 

※「廃止」に、反対意見をお持ちの方で・・・

このブログの内容を見て、腹立たしいと感じる方は・・・読み進めんといてください

 

 

せやけど・・・

これは俺自身が、自ら経験して得た「持論」やっちゅうことも、皆さんにお伝えしておきたい

 

 

俺は・・・長男(REN兄ぃ)が、小学生の頃に・・・

「指導者」「親」の立場で、熱くなりすぎて・・・彼の将来よりも、「今(あの時)現在」を優先して、「柔道」に多大なる時間を費やしてた時期があった

 

彼が・・・

友達と遊ぶ時間より・・・家族で過ごす時間より・・・親子で楽しく過ごす時間より・・・・・「柔道」・・・「柔道」・・・「柔道」

 

それら大切なことを抑え込んで・・・「柔道」に多大なる時間を費やして・・・

彼は・・・宮城県大会を勝ち上がって、全国大会に出場「した」

いや・・・俺の欲で、全国大会に出場「させた」・・・んやと思う

 

そんだけ、詰めてやってきたもんやから・・・

全国の舞台でも、上位に入賞するような選手と、十二分に互角に戦ってこれたのも事実やった

 

 

せやけど・・・

それで、「彼の心に、いったい何が残ったんやろう?」

俺は・・・そない、自問自答し始めた

 

そう・・・

「柔道」で・・・小学生の時に全国大会に出場して、全国上に入賞するような選手とも互角に渡り合えた

ただ・・・「それだけ」のことやったってことに、俺は気付いた

 

千日の稽古を「鍛」とし

万日の稽古を「錬」とす

そして、勝負は「一瞬」

とか・・・

 

たった一瞬の輝きのために、多くの汗と涙を流す

とか・・・

 

そんな素晴らしい言葉は、アスリートの世界には仰山ある

 

せやけど・・・

それは・・・アスリートの世界

そう・・・自らの意思でやるからこそ・・・その「一瞬」に、価値を見出せるんやないんやろか?

 

「親」や「指導者」が熱くなりすぎて・・・ほんのちょっとでも、子供の心に「やらされてる」感があるんやったら・・・

それは・・・「親」や「指導者」の「利欲」以外の何ものでもないんとちゃうんやろか?

 

あの頃(10数年前)・・・

自問自答し続けた結果・・・俺は、そないな「答え」に行きついた

北岡道場の指導スタンス-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

 

せやから・・・

その「答え」を信じて・・・「信念」を持って・・・

我が子に対してももちろん、「北岡道場」の子供たちに対する指導方針も・・・180度、ひっくり返した

 

「勝ち負けはどうでもええ!」

「楽しくなかったら意味がない!」

「柔道を通じて大切なことを学んでほしい!」

「大切なのは「柔道の強さ」やなくて「人間性」!」etc・・・

 

その方向性にシフトしてから・・・もう12~13年が経つけど・・・

その「答え」と、その「信念」は・・・今もまったくブレてへん

 

 

せやけど・・・

そんな、「ええ加減」な道場方針やけど・・・

大切なのは「結果」じゃなくて、「過程」っちゅうことだけは・・・徹底して、子供たちに伝えさせてもらってる

 

要するに・・・

柔道の「勝敗」だけでは、学ばれへんことがある

柔道の「結果」だけでは、手に入れられへんもんがある

 

「勝敗」や「結果」を重視するんやったら・・・

俺自身、このホームページにも、やかましいくらい謳ってるように・・・そんなことは、よう指導せえへんから、「北岡道場」を選択せえへん方がいい

 

俺は・・・俺自身の揺るがへん「信念」に基づいて・・・

「「柔道」を通じて、大切な何かを学んでほしい!」

・・・・・っちゅうスタンスを貫く所存やから・・・

 

要するに・・・

「俺は・・・俺!」

「北岡道場は・・・北岡道場!」

・・・やから・・・

 

10年以上前から、ずっと貫いてきた「北岡道場」を・・・

俺は・・・この先も、ずっと貫いていく

 

それが「良い」と思う者は・・・ここ(北岡道場)に来ればええし・・・

それが「アカン」と思う者は・・・ここに、来えへんかったらええだけのこと

 

 

ただ・・・

それを「良し」と思って、ここに来た者は・・・

『ファミリー』と迎え入れて・・・一生、大切に想っていくつもりでおる

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 OB全員で!

コラッ~! 凜杜! 悪ケン! どこ行ったんじゃえ!?(笑)

 

 詩音 悠葉先生 悪ケン REN兄ぃ

 

 ヤマト タケル 紳太郎 唯斗 承之介 びび

 

 正也 竜二・・・の親父?(笑)

 

 凜杜! 清春! 食い物、奪いに来たな!?

 

 健之介・・・こっち見すぎ!

 

 お母さま方も・・・

 

 さらに、お母さま方も・・・

 

 親父どもも・・・

 

 ヤマタケ! お前ら、デカいねんっ!

 屈めっ!!

 

 ヤマタケSOココ

 

 

時代を遡って・・・・・

 

 ココちゃん♥

 

 正也・・・叫んでるぞ?

 

 SO兄ぃ・・・後ろ髪、長っ!?

 

 向こうに見えるのは・・・海士?

 

 清春・・・泣きそうやん(笑)

 中学生は・・・正也・・・だけ???

 

 SO兄ぃ・・・カッコええなぁ♥

 

 北岡家

 

 海士!

 

 恭太!

 

 健之介・・・黄色帯(-_-;)

 

 関係ないけど・・・びび(^^)

 

 ヤマタケSO(^^)

 

 晃先生・・・若っ!?

 

 逃がすなよっ! 凜杜!

 

 沙季先生も・・・若っ!(^^)

 

 健之介・・・唐揚げ食いすぎ事件(-_-;)

 

 タケル&SO・・・悪ガキコンビ(^^)

 

 北岡道場レディース♥

 

 JOE・・・たまには、帰って来いよ(^^)

 

 お前ら・・・こんなに、ちっこかったら、誰か分かれへんやろっ!?

 

 REN兄ぃ・・・眉毛・・・(汗)

 

 貴兄ぃ・・・宮城に帰ってきたら、顔だせよ(^^)

 

 凜杜! 清春! やっぱり、食い物奪いに来たな?

 

 約10年後(笑笑笑)

 

 ふたたび・・・北岡道場レディース! 慧美と瑛美も、また来いよ!

 

 7年後(可愛い♥♥♥)

 

 7年後(悠葉先生と沙季先生♥)

 

 カッコええなぁ♥ 永美・・・写真なくてゴメンな(-_-;)

 

 承之介・・・半泣き(笑)

 

 瑛美・・・北岡道場ラストファイト!

 

 詩音と滉太

 

 監督と総監督(笑)

 

 誰やねんっ!? お前らっ!

 

 お前も・・・誰やねんっ!?

 

 (4・5・5・6・6年)

 

 明美さん・・・若っ!?

 

 タケル・・・この体で、重量級の決勝まで戦ったよな?!(^^)!

 

 だから・・・誰やねんっ!? お前らっ!

 

 紳太郎・・・(汗)

 

 ふたたび・・・総監督(笑)

 

 小野崎TWINS!!

 

 ヤマタケSO!!

 

 いやいや・・・健之介・・・(-_-;)

 

 JOE・・・北岡道場ラストファイト!

 

 正也・・・(笑)

 

 おっ! 元ちゃん登場!(^^)!

 

 

 紳太郎・・・頑張れよっ!

 

 山椒は小粒でもピリリと辛い・・・か???

 

 やったな! 恭太!!

 

 ヤマタケSOと・・・怖い人(-_-;)

 

 怖い人とのツーショット♥

 

 倭 倭 倭 倭 倭・・・・・

 

 泣くな! 承吉!

 

 悠葉先生・・・若っ!?

 

 詩音・・・ちっこ!?

 

 悠葉先生と永美!(^^)!

 

 この頃は・・・二人とも、若いですなぁ(-_-;)

 

 回悠 龍生 親父 睦

 

 恭佑 VS 海士

 

 もう・・・3年も前になるんやな?

 

 詩音・・・県チャンピオン!

 

 恭佑・・・オマケの県チャンピオン(笑)

 

 親父とSO兄ぃ

 

 開ちゃんと元ちゃん♥

 

 清春牧師(笑) REN兄ぃ、道場「結婚式」

 

 唯斗(^^)

 

 伸びしろの塊たち(笑)

 

 また・・・会いましょう!!

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

12月30日(木)・・・北岡道場『同窓会』と称して・・・

歴代の卒業生(OB&OG)、また、そのご父兄たちが集まってくれた

 

東京に引っ越した連中(親御さんの実家は仙台)や、関東や名古屋で働く奴にも声を掛けたんやけど・・・

今年は帰省をせえへんっちゅうことで・・・参加できへんかった

それでも・・・約50名が集まってくれた

 

家族単位で前に出て、(卒業生も親御さんも)近況報告をする時間を設けたり・・・

みんなで、ヤイヤイと歓談したり・・・

2時間の時間を設けてたねんけど・・・楽しい時間は、あっという間に過ぎ去ってしもうた

 

 

 

それにしても・・・

卒業生たち・・・

皆それぞれが、それぞれの場所で、一生懸命頑張ってることが伝わってきて、ホンマに嬉しい限りやった

 

以前も記したけど・・・

自分の与えられた環境の中で、最大限の努力をしてへん者は・・・この場には来られへんと、俺は思うねんよな?

学校の同窓会でも然りやけど・・・

なんか、後ろめたい感情があったら、その場には行かれへんもんな?

 

 

でも・・・

この場に来て、俺の目ン玉を真っすぐに見てくれるてことは・・・

皆それぞれが、それぞれの場所で、一生懸命頑張ってるんやろう?

少なくとも・・・俺は、そない解釈したんやけど・・・

 

 

小中学校時代、柔道の結果は箸にも棒にも触れへんかったのに・・・レスリングの大学選手権で、日本一の称号を手にした奴

高卒で仕事をし始めた(高学歴でもないのに)にも拘わらず・・・年間600~700万円稼いでる奴

中学校時代、5教科の合計点数が、100点にも満たへんかったのに・・・一流企業で勤めてる奴

背中一面に、入れ墨を背負ってても・・・自分の故郷(道場)を大切に想ってくれてる奴

アホの代名詞みたいな奴やったのに、大学に進学してる(する)奴etc・・・

 

 

子供の頃の・・・

柔道の結果云々も・・・メッチャ大事なことなんかも知れへんけど・・・

高学歴、高成績も・・・メッチャ大事なことなんかも知れへんけど・・・

 

あいつらを見てたら・・・

それらが・・・すべてであったり・・・最優先であったり・・・ではないんやろなぁ?って・・・

あらためて・・・そない、感じさせられた

 

 

 

人生は・・・

いつ何時でも・・・『今』

ほんで・・・『これから』

 

大切なのは・・・『人間力』

 

与えられた環境の中で、精一杯の「辛抱」と最大限の「努力」をしながら・・・

まだまだ、未来に羽ばたいていってほしいと願う

 

 

ありがとう!

愛すべき、『馬鹿者たち』

 

 

We Can Do It!

You Can Do It!

Yey !!

12月26日(日)・・・『第16回 北岡道場杯&納会』を開催した

 

AM8:00~ 親子喧嘩

ご父兄の皆さんに、柔道衣を着用してもらって・・・我が子はじめ、道場生がどんだけの力を持ってるんか?を、体感してもらう企画

約25名ほどの方が、柔道衣を着てくれて・・・子供たちと組み合ってくれた

 

 

AM9:00~ 北岡道場杯

 

結果は・・・

■第1部

Aブロック

優勝:煌KIRISAWA  準優勝:銀河  第3位:昴&柚

Bブロック

優勝:小僧さん  準優勝:柊SAKAMOTO  第3位:チュン太&結月

 

ほんで・・・第2代スーパーチャンピオンは・・・

「煌 KIRISAWA」が、栄冠を手にした

 

■第2部

優勝:皓KIRISAWA  準優勝:亮  第3位:金太郎&座敷童

 

■第3部

優勝:寛治朗  準優勝:蓮  第3位:おひなた&隆盛

 

■第4部

優勝:朔KIRISAWA  準優勝:律希  第3位:子虎&子猿

 

第5部

優勝:朝陽  準優勝:果穂  第3位:ひゅ~ご&豆叶

 

中学生の部

優勝:びび  準優勝:大統領  第3位:樹梨っぺ&立っちゃん

 

以上のような結果やった

 

 

 

その後・・・

今年の「賞」の発表

 

最優秀賞:樹梨(中3)

俺の記憶が間違ってへんかったら・・・彼女は、3年連続の受賞やと思う

男子(同級生、年下、関係なく)と常にガチンコでやり合って(もちろん、体の強さは男子には及べへん部分はあるんやけど・・)、人一倍努力をする、「強さ」と・・・

年下の子たち(特に幼児)を、徹底して面倒を見てくれる(ちっちゃい子が、「彼女の柔道衣の刺繍の色を真似たい」って訴えるくらいの憧れ的存在)、「優しさ」を兼ね備えた・・・

文句なしの『最優秀賞』

彼女の名前を呼んで、前に出てきてもらった途端に、感極まって泣き出した、樹梨っぺ

でも・・・それが、彼女の功績に他なれへんと思う

俺、個人的には・・・高校に進学しても、柔道を続けてほしいと願ってるけど・・・こればっかりは、彼女自身が選択する道やから、黙って彼女の出す答えを待とうと思う

いずれにしても・・・

柔道を続ける?続けへん?は関係なく・・・立ち姿勢のいい、素晴らしい女性になってもらいたいと願う

最優秀賞・・・おめでとう!

 

 

優秀賞:一颯(中1)

数年前、道場に入会した当時は・・・返事はせえへんし・・・ブー垂れるし・・・

「ここ(道場)は、家とちゃうねんぞ! 家と同じ行動しとったら、お母さんが見てる前でも関係あれへん! シバくぞ!」っていうようなことを、しょっちゅう言われとった彼は・・・

いつの間にか、大人になり始めて・・・一生懸命、柔道に取り組むようになった

その結果が・・・先般行われた、新人戦

見事・・・55㎏級で、優勝してきよった

まだまだ中途半端で、伝えてやりたいことは仰山あるけど・・・打ったら響く心を持った、素直な少年

せやからこそ・・・まだまだ、すべてのことに於いて、伸びしろが十分にあると思ってる

優秀賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:遼(中3)

彼とは、彼が幼稚園の頃からの付き合いになる

諸事情もあって、時々、道場の練習も休むこともあったけど・・・9年間、ずっと柔道を続けてきた

体の線が細くて、小学校の頃は、試合でもほとんど勝つことができへんかったけど・・・中学2年生の後半くらい(身体ができ始めたくらい)から、道場内の練習でも、バンバンと技が決まり始めた

自身は、中学校でサッカー部に所属しとったから、柔道の大会には出場できへんかったけど・・・

(「たら」「れば」はアカンけど)もし、柔道の大会に出場しとったら、何かしらが起こったかも知れへんかったと思う

彼自身、柔道の強豪校への進学は望んでないみたいやけど・・・「高校でも、柔道部があれば、柔道を続けたいと思ってます」って、俺に言うてくれとった

「継続は力なり! 継続は宝なり!」

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:啓太(中3)

啓太とも、彼が幼稚園の時からの付き合いになる

中学3年生、最後の中総体で、県チャンピオンも狙える位置におったねんけど・・・

体調を崩してしもうて・・・断念

現在も、体調の浮き沈みのある中、進学校を目指して頑張ってる

高校進学後も、柔道も続けたいって言うてくれてる

「結果」にはつながれへんかったけど・・・大事なのは「過程」

9年間、人一倍努力してきたことは、誰もが知ってる

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:心優(中3)

彼女も、中学3年生の大事な時期に、膝を損傷するアクシデントに見舞われた

彼女も、また・・・もしかしたら?もしかする?位置にはおったねんけど・・・中総体の出場は、断念せざるを得んかった

入院、手術、リハビリって、道場に来られへん時期もあったけど・・・

現在は、(道場の父兄に協力(送迎等)もあって)毎回、道場には来れるようになった

彼女は、「やり残したことがある」って、俺に言うてた

それに伴って、強豪校への進学も視野に入れて、現在、進学先を模索してる

どのような進路を選択するんかは分かれへんけど・・・できる限り、応援したいと思ってる

後輩(特に、ちっちゃい子)の面倒を、メチャメチャ見てくれる、素晴らしい「お姉さん」的存在

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:海伸(中2)

彼は、小学校の後半に、道場に入会してきた

中学校でも、柔道部に所属して、コツコツと頑張ってる

年下(中1)連中が強烈すぎて、下からの突き上げがえげつないけど・・・そのえげつなさ故、頑張れへんかったら取り残されてしまうっていう立ち位置で、日々頑張ってる

先般の新人戦は・・・一颯、悠真、立樹との4人で、準決勝以上、優勝争いをしてくれると思ってたけど・・・途中で敗退してしもうた

冗談も通じて、アホにもなれる・・・なかなか、オモロイ奴

最終学年で、自分の求めてる場所に立てるんか?

それとも、また年下の強烈な連中に引きずり下ろされるんか?

あとは・・・己次第やで!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:優(中1)

幼稚園の時から、YAMATO(ウチの三男坊)とやり合ってきた・・・普段は物静かやけど、闘志を内に秘めた、素晴らしい努力家

偉ぶる訳でもあれへんし・・・また、自分だけのことを考えて行動(練習)する訳でもない

いつも周りに目を配って・・・下の子たちの面倒を見てくれて・・・

自分の「弱さ」も、素直に受け入れてる・・・愚直な男・・・いや、「漢」やな

体は大きいけど、筋肉が伴えへんプヨプヨした子供の体やから・・・今までは、悔しい想いもメッチャあったことやと思う

せやけど・・・最近、やっと第二次性徴を迎え始めた

優! ここからやで!

「努力の向こうにある世界 お前だけが見える世界」を見てこい!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:龍臣(小3)

身体は小さいけど・・・体幹は、しっかりしてる

不器用やけど・・・戦う本能は、しっかり備わってる

親父が、ごっついから・・・彼も、そのうちごっつくなることやろう?

親父の背中を見始めたら・・・何をすべきなんか?己自身で気付くやろう?

亮に負けるな! 蓮に負けるな!

真生や朔も、下から突き上げてくるぞ!?

「おとうさんにまけない じゅうどうかをめざそう」

頑張れ! まだまだ、頑張れ!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

 

その後・・・

2021年の納会

毎年恒例、移動のカレー屋さんに来てもらって・・・みんなで、カレーを食った

 

こんなご時世やから・・・

オードブルを、みんなでつつくのも良くないやろうし・・・

飲み物も、ペットボトル持参っちゅうことにして・・・「食事中は、しゃべらず」を基本に、みんなで2021年の締めくくりをした

 

 

2021年の締めくくりに当たって・・・

2022年に向けて・・・ほんで、その先々も踏まえて・・・

新たな取り組みをすることにした

・・・・・っていうより・・・本来の俺自身の考えに戻すっていう方が正しいかな?

 

 

俺は、常々こない考えてる

どんな些細なことであっても、「当たり前」なんちゅうもんは、この世には存在せえへん

自分に起こる物事には、どんなことであっても、必ず誰かの力添えがあるはずや

・・・・・って

 

せやけど・・・

人間っちゅうのは・・・どうしても、自分を中心に考えてしもうて、周りに対する「感謝の念」っちゅうもんを、忘れがちになってしまいよる

もちろん、俺自身も含めてな

 

 

ずっと以前に、先輩たちが築き上げてくれた「伝統」っちゅうんかな?

実際には、そんな大層なもんではないんかも知れへんけど・・・

せやけど、ここ最近・・・

俺らは・・・その「大切なもの」を、ないがしろにしてるような気がしてならんのや

 

 

すべての物事に於いて・・・

「「結果」を求めるな!」

・・・・・とは云わへん

 

せやけど・・・

自分の成長に、一番必要なんもんは・・・「過程」や

 

もちろん・・・

これからの人生に於いて・・・将来を見据えたら・・・

柔道も・・・勉強も・・・遊びも・・・

すべてのことが「過程」ではあるんやけど・・・

 

せやけど・・・

人間として一番大切な、「『心』が成長するための「過程」」っちゅうもんに重きを置けへんかったら・・・「大切なもん」が欠落してしまうんやないんかな?って、俺は思うねん

 

何を云いたいんか???

先輩がやってきたことを、なぞるからこそ・・・先輩がやってきた行動とか、伝統っちゅうもんが光り輝いてくるんやないんかな?っていうこと

せやなかったら・・・こんな素晴らしい『道』なんかできてへん!

 

そんなことも含めて・・・

今年は、生徒全員に・・・『脚下照顧』ていう言葉を贈らせてもらったねんけどな

 

 

 

ちょっと、話はスライドしてしまうかも知れへんけど・・・

俺は・・・ちょっと前まで・・・

自分が目にする・・・自分が力添えできる・・・「「自分の孫の代まで安泰」であってこそ・・・俺自身、子供を授かった使命を果たせる」って・・・そない思ってた

「安泰」っていうたら、語弊のある言い方やけど・・・

我が子たちは・・・なんとか、「今」を生き抜いてくれてる

でも、この先・・・引きこもったり、自ら命を絶ったり・・・そないなれへんとは限れへん

それが、孫になったら・・・俺の手が届く許容範囲外なんやから、なおのことや

 

せやから・・・

ただただ・・・俺自身が、自分を戒めた行動をすることと・・・

ほんで、その上で・・・

彼ら、彼女らが、真っすぐに歩いていてくれることを心の中で祈るばかり・・・・・それが、俺自身の使命やと思ってた

 

要するに・・・

己の行動・言動のひとつひとつが、我が子の道(人生)を左右して・・・

その我が子の行動・言動のひとつひとつが、孫の道(人生)を左右するっていうことにつながる

・・・・・っていうても、過言やない

 

せやからこそ・・・

自分の行動・言動には、メチャメチャ大きな「責任」があるんやって

 

 

ある寺院の書にも、こないなことが書かれとった

子供は、親の云うことは聞かへん

子供は、親のやった事しかやれへん

 

せやからこそ・・・

適当なことは言われへんし、適当な行動はできへんな?って、そない思ってた

 

 

 

せやけど、最近は・・・

歳も取ったからなんかなぁ?

「自分の孫の代まで・・・」だけじゃなくて・・・

「俺は、『先祖』になるんやな?」っていう、当たり前のことに気が付いた

 

そう・・・

俺らが・・・「ご先祖様! ご先祖様!」って、手を合わすように・・・

「いずれは・・・俺も、子孫から手を合わされる存在になるんやな?」ってことに、気が付いた

 

ほんなら・・・なおさら、適当なことはできへんし・・・

子供や孫・・・ほんで、そのまた、ずっとずっと後の世代の者たち(子孫)に対して・・・「胸の張られへんような行動は絶対にできへんな?」って考えるようになった

 

「何を、大袈裟な!?」って思うかも知れへんけど・・・

それが・・・まぎれもない「真理」っちゅうやつなんやで?

 

 

せやけど・・・

今、ここまで記したことは・・・目には見えへんねん

目には見えへんからこそ・・・言葉で伝えるのは、非常に難しい

感じるか?感じへんか?は・・・人それぞれ、大きな違いがあるからな?

 

俺らは生きてる

生きてるからこそ・・・

目に見えるもんで、一喜一憂してしまうのは当然のことやと思う

 

せやけど・・・

目には見えへんもんの中にこそ・・・目に見えるもんより「大切なもん」が、ぎょうさんぎょうさん詰まってる

俺には、そんな気がしてならんのやけどなぁ

 

「義理」

「人情」

「まごころ」

「思いやり」

「礼儀」

「感謝」

「約束」

「覚悟」

「責任」

「辛抱」

「努力」etc・・・

 

夫婦、親子、兄弟、仲間、組織etc・・・

如何なる人間関係であっても・・・すれ違いが生じてしまうのは、これらが欠落してるからなんやないんかな?って感じるのは・・・俺だけなんやろか?

 

 

それらの言葉の意味は・・・辞書を調べたら載ってる

せやけど・・・

それらの言葉の真意は・・・

どんな難しい教科書にも載ってへん

どんな高学歴の学校でも教えてはもらわれへん

 

そう・・・

己自身で、経験して感じるしかあれへんねん

 

 

2022年も・・・

それらを・・・子供たちに、どないして伝えていってやれるんやろう?

 

ほんで・・・俺自身も・・・

彼らに伝えた以上・・・責任を持って、どんだけ己自身を戒めることができるんやろうか?

 

 

新たな年に向けて・・・

 

We Can Do It!

Yey!!

 

2021年が、もうすぐ終わろうとしてる

 

それに伴いまして・・・

お世話になりました、関係者の皆々様

今年一年、大変お世話になりましたこと、心より御礼申し上げます

ありがとうございました!

 

 

 

本来・・・

12月26日に開催した「北岡道場杯&納会」のことも、この場で記したいんやけど・・・

あまりに多忙で・・・皆々様に、取り急ぎ、御礼を申し上げるだけになってしまうこと・・・どうか、お許しください

 

年が明けたら・・・詳しい内容、あらためて記させてもらうわ

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

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