8月7日(日)・・・仙台市武道館に於いて、上記の大会が開催された
「開催された」っていうたら、簡単にまとまってしまうけど・・・
実際には・・・
仙台市スポーツ少年団の加瀬先生はじめ、多くの関係者の方々のご尽力によって、大会を開催していただけたというのが正しい言い方やと、俺は思ってる
加瀬先生は・・・
このご時世に・・・親御さんや祖父母の方々、多くの皆さんが応援に行くことができる、「有観客」の試合として開催に踏み切ってくださった
確かに・・・賛否両論はあるかも知れへんけど・・・
「誰かがやらなければ・・・」
そう仰られた・・・加瀬先生
もちろん、その言葉の前には・・・
「子供たちのために・・・」っちゅう言葉が付くことは、言うまでもあれへん
そない考えたら・・・
俺は・・・もろ手を挙げて、参加させていただきたいと思った
これは、私事になってしまうけど・・・
約3年に渡って、試合っていうもんから遠ざかってた・・・子供たち
その子供たちが・・・
試合をすることで・・・知らない子と対峙することで・・・勝つことで・・・負けることで・・・・・
少なからず、心を揺さぶられることやろう?って思ったし・・・どうしても、出場させてやりたいと願った
入賞者多数であり・・・素晴らしい結果やったと思う
せやけど・・・
この場でいつも記してるように・・・
「結果は結果であって、結果にしか過ぎへん」
そう・・・
大事なのは・・・「過程」
その「過程」を、子供たちに理解してもらうのに・・・
試合っちゅうのは・・・一番、手っ取り早く、子供たちの感性を揺さぶってやれる手段やないんかな?って、俺は思う
普段・・・
当然のように、親御さんに送り迎えをしてもらって・・・
当然のように、道場が存在しとって・・・
当然のように、仲間がおって・・・
当然のように、柔道ができてる
「世の中に「当たり前」のことなんか存在せえへん!」
「すべての物事に感謝の念を持て!」
・・・そんなことを、子供達に云うても・・・俺が伝えたい、核心的な部分までは伝われへんと思う
せやけど・・・
いざ、試合をすることで・・・子供たち個人にとっても、メッチャ分かりやすく「結果」っちゅうもんが出てきよる
勝敗はもちろんのこと・・・自分の思い通りにはなれへんことも多々あったことやろう
逆に、一生懸命に取り組んでたことが、自分の想像以上に現れたこともあったやろうし・・・
途中であきらめたり・・・心が折れたり・・・あっという間に負けてしまったり・・・
「人生は、思い通りになれへんことの方が圧倒的に多いんやで!?」っちゅうこと・・・
ほんで・・・
大会を開催してくださる主催者の先生がおって・・・
審判をしてくれる先生方(各道場共に、審判員を出せへんかったら試合には参加させてもらわれへんから、ウチからは恭太先輩が協力してくれた)がおって・・・
道場に通わせてくれる、試合会場まで送迎してくれる、大きな声で心から応援してくれる、親御さんがおって・・・
自分たちを、この場所(試合会場)に立たせてもらえるよう、「強くしてくれる場所(道場)」と「強くしてくれる仲間」が存在して・・・
勝ち負けを自分に与えてくれる、相手選手がおって・・・
「決して、自分独りで「柔道」ができてる訳やないんやで!?」っちゅうことを・・・
子供たちに、身を以て感じてもらうことができる機会やったんやないんかな?って、俺は思ってる
もちろん・・・「教育」っていう観点から考えたら・・・
今日、それを伝えたから、経験してもらったからっていうて・・・明日から理解した行動を取ってくれるなんてことは、絶対にありえへんことは百も承知してる
云い続けてやることが、大事なんやと思う
伝え続けてやることが、大事なんやと思う
それが・・・彼らの心に、ホンマに届くのは・・・
1ヶ月後かも分かれへんし・・・半年後かも分かれへん
もしかしたら・・・10年後・・・20年後かも分かれへん
せやけど・・・
彼ら自身が・・・将来、何かの壁にぶつかった時・・・
「あのオッサン(北岡先生)・・・あんなこと云うとったなぁ?」って、思い出してくれたら・・・
それが、彼らの背中を押して、1mmでも前に進む材料になってくれなら・・・
俺は・・・そない思って止まん
この大会が・・・如何なる形であれ、子供たちの心を揺さぶってくれてるであろうことを願ってる
最後になりましたが・・・
大会(有観客試合)を開催してくださった・・・加瀬先生および、関係者の皆様・・・
審判員の先生方、また、他道場の選手の皆様・・・
また・・・
大会開催に伴い、ご尽力いただきました皆々様に・・・
この場をお借りして、心より御礼申し上げたいと思います
ありがとうございました!
We Can Do It!
Yey!!