北岡道場通信
11月5日(土)~6日(日)・・・毎年恒例の『強化?合宿』に行ってきた
残念ながら、登校日だの、学習発表会だので、3名の生徒が参加できへんかったねんけど・・・
それでも・・・総勢54名(生徒、ご父兄合わせて)
大型バス、パンパンで行ってきたよ(^_^;)
今年も、昨年同様・・・茨城におる、俺の弟(以前、ウチの接骨院でいてくれたスタッフ)がセッティングしてくれて、「日立武道館」で練習させてもらえた
午前中(9:00~12:00)・・・5分間走~寝技の反復練習~寝技の乱取り(2分×10本? 俺、よく見てへんから、よう分からん)~打ち込み~投げ込み~元立ち(ウチの連中が立ったねんけど、2分×15本)
15本の元立ちでも・・・俺の独断で、8本や10本で終わらせた子もおった
そらぁ、そうやで!
うちの子ら・・・普段、そんなに練習してへんねんもん・・・疲れてきて、集中力がなくなって、怪我でもしたら大変なことやからなぁ~
午前中の練習終了直後・・・珍しく、タケルが、有っちゃん(ヤマタケパパ)に、怒やされとったなぁ~
もちろん、柔道の内容のことなんかやないで
「人」として、成長させるための「親父の説教」ってとこやな
それにしても・・・人目も憚らんと、あんな剣幕で怒ってる有っちゃんも、えらい珍しかったなぁ~
「競争教育」やなくて、『人間教育』なんやから・・・タケルも、たまには親父から雷落とされるくらいが、ちょうどええんとちゃうんかな?(笑)
タケルと有っちゃんの名誉のために記しておくけど・・・
午後の練習で、「その部分」をしっかりやり切ったタケルを・・・有っちゃんは、ちゃんと温かく抱きしめて、「何が必要やったんか?」を、しっかり説き伏せてた
「ええ親子関係やなぁ~」って、前から感じてたけど・・・ヤマタケと有っちゃんの関係は、結構、勉強させられる部分が多い「親子」やで(^^)
せやけど・・・やっぱり、地震、雷、火事、「親父」・・・やよ(^_^;)
ほんで、午後の練習(13:00~15:00?)
午前中同様の練習(元立ちの本数は、若干少なかったんかな?)やったねんけど・・・
途中、水分補給の時に、全員を集めて・・・
「もう、今日はいっぱい練習したから・・・これ以上、練習やりたくない人?」
・・・って聞いたら・・・・・全員が、手を挙げよった(-_-;)
「分かった! じゃあ、あと5本だけ、自由稽古らしいから・・・ここを乗り切って、明日、ハワイアンズで思いっきり遊ぶかっ!?」
「お~~~っ!!」
なんじゃ、それ?
どこを、目指してんねん!?(^_^;)
練習終了後・・・クタクタやったはずやのに、ニコニコしてる彼らのことを、俺は誇らしく感じたなぁ~
普段以上の練習を、弱音もはかんと頑張ったこと・・・ホンマに、誇らしく思った
「日立武道館」を後にして・・・旅館に移動
風呂入って・・・晩飯食って・・・子供らは、ガチャガチャに騒ぎまくって・・・最後は、雑魚寝状態
大人は・・・「懇親会」
いろんなことを話した(途中、直ちゃん(リト&ココロの親父)流、ココちゃんの嫁入り論?が、大半を占めたけど(-_-;))
せやけど・・・新しく入会されたご父兄の皆さんも、「北岡道場」に、子供たちを預けてくださってる理由が、「柔道で結果を出す!」ことではないっちゅうことを、再確認することもできたし・・・
ほんで、また・・・景ちゃん(啓太の親父)の一言が、俺の耳から離れへんねんけど・・・
「柔道だけ(ばっかり)しかしてなかったら・・・『思い出の幅』が限りなく少ないですよね?」
『思い出の幅』
分かってたことやったけど・・・その通りやと思うわ
柔道も大事やけど・・・子供たちにとったら、「それ以上に大事なこと」が山ほどある
いろんなことを、学んで、感じて、感動して、泣いて、笑って、怒って、仲間と大笑いして・・・
俺は・・・そんな中からしか、掛け替えのないもんは、得ることができへんように感じてる
現に・・・今回の合宿も、2日間とも柔道の練習やったら・・・参加する子はおらへんかったんとちゃうんかなぁ~?ってさえ思うよ
※実際、昨日の練習で、「来年は、2日間とも練習にするけど、合宿に行きたい人?」って聞いたら・・・誰一人、手を挙げへんかった(^_^;)
親御さんも、その辺は重々承知してくれてるんやろうし・・・まぁ、基本的に、「競争教育機関」やなく、「人間教育機関」ってことを理解してくれて、「北岡道場」にあずけてくださってるんやろうからなぁ~?
せやから・・・今更「2日間とも練習します!」って言うたかって、「そんなもん、筋が通らんやんけっ!?」って怒られてまうでなぁ?(-_-;)
「懇親会」の席での、いろんな話し合いの中・・・
宮城県の少年柔道界に、「北岡道場」として、何か役立つことはないのか?
宮城県内の道場同士が、もっとタイアップできることはないのか?
子供たちの将来に照準を合わせた「教育」をしてやるには、大人がどう動くべきなのか?
・・・いろんな、意見が飛び交った
結局は・・・子供が「主役」ってこと!
そこを見失うことなく、動いてくれる環境が、「北岡道場」の父兄の輪の中に存在してくれてることが、ものごっつい嬉しかったなぁ~
※詳しくは・・・また、追って記していきたいと思う
やってまいりました!
「強化?合宿」に一番必要であろう?行事(^^)
『スパリゾートハワイアンズ』
9:00~11:00まで、遊びに遊びまくって・・・
11:00~昼食(バイキング)
飯食ったあとも・・・14:30まで、遊びに遊びまくってきたよ
15:00に、福島を出発して・・・仙台到着が、18:00
2日間・・・子供たち、またご父兄達と、素晴らしい時間を過ごすことができた
この年になった俺にとっても・・・ホンマに、掛け替えのない時間やった
景ちゃん(啓太の親父)も知ちゃん(恭太の親父)も・・・「修学旅行みたい」って言うてくれとったし・・・
そうやよな・・・高校の修学旅行以来、こんな経験って、限りなく少ないもんな!(^^)!
最後になりましたが・・・
ご父兄の皆さま・・・
今回の合宿に、子供たちを参加させていただきましたこと、心より御礼申し上げます
ありがとうございました!
昨日より今日と・・・数値で表せるもんではないので、目に見えての成長は感じへんかもしれませんが・・・この2日間は、子供たちにとって、素晴らしい経験になったことは間違いないと思います
仲間(友達)の大切さ
下級生の面倒を見ること
親(周り)への感謝の気持ち
普段以上の練習をやり切った自分
仲間と過ごす掛け替えのない時間etc・・・
きっと、素晴らしい成長を遂げてくれてることやと思います
そんな大切な時間を、子供たちに与えてくださいましたこと、本当に心より御礼申し上げます
重ね重ね、本当にありがとうございました!
さぁ、2週間後には・・・「宮城県学年別チャンピオン大会」
この大会で、「北岡道場」として、新たな行動に打って出ようと考えてる
詳細が決定次第、ホームページ上でも発信しようと思ってる
10年前には、考えることができへんかったことも・・・最近、ちょっとずつ客観的に見えてきた
俺がおらへんくなった時にこそ・・・
「北岡先生は、こう言ってた!」
「北岡先生なら、こうするはず!」
そない言うてもらえるような、「教育」を背中で伝えていきたいと思う
元気出していこう!
READY! GO!!
先日・・・ちょっと、卒業生と電話で話すことがあった
なんか・・・悩んでるようやった
電話越しに、それを感じたから・・・「いっぺん、道場来いよ!(^^) 子供らの笑顔を見たら、原点に戻れるんとちゃうか?」・・・そない伝えてやった
ほんなら・・・その日に、道場に現れよった
いろんな話をした
ほんなら、やっぱり「悩み?」を抱え込んでて、ものごっつい行き詰まっとった
俺は・・・自分が経験をしたこと・・・ほんで、この先に待つ「広い世界」・・・その子が道場に在籍してた時の話など・・・・・
いろんな角度から、その子の胸のつかえが取れるようにと、一生懸命話をした
その子は・・・感極まって泣いてた
メッチャ、しんどかったんやろうなぁ~?
せやけど・・・
泣くだけ泣いて・・・自分の「悩み」をぶち撒けて・・・
ほんで・・・最後には、自分の原点は「ここ(北岡道場)」にあるってことを、自らの心で再確認できたんやろうなぁ~?
「ポジティブな考えに、シフトチェンジする!」っていう約束をして、帰っていった
余談やけど・・・
俺は・・・高校で柔道を続けてる子たちに対しては、「技術的」なアドバイス・指導は、一切差し控えさせてもらってる
それは、今は高校の監督の「息子」「娘」になってるからやな?
せやから・・・夏の高校総体に出場した柴田高校在籍の、沙季(6期生)と夏光(7期生)に対しても・・・ちょっとしたことに気付いた時にも、監督の狩野先生に「気づいたことがあるので・・・少しだけ、アドバイスさせていただいてもよろしいでしょうか?」と、必ずお断りし・・・「いいですよ」というお返事をいただいた上で、初めてアドバイスをさせてもらったくらいやから・・・
せやけど・・・彼ら全員に対して、「心」の部分に関してだけは、いつでも相談に乗ってやるつもりでスタンバイしてる
それは・・・『故郷』に帰ってきたからこそ吐き出せること・・・思い出せること・・・羽を休めさせてやれること・・・いろいろあるからやな?
『故郷』で、十分に休息を取ったら・・・また「自分の戦場」に帰っていかざるを得んねんから・・・
今回、その子も・・・・・
「道場に来て良かった」って感じてくれてたらええねんけどなぁ~
「北岡先生と話せて良かった」って感じてくれてたらええねんけどなぁ~
俺・・・卒業生を送る時に、伝えてることがある
これからの人生・・・自分が消えてしまいたくなるような出来事にも、きっと遭遇するやろう
その時は、立ち止まっても、座り込んでもかまへんから・・・無理をせんと、在らぬことを考えんと、どうか後ろを振り返ってほしい
俺は・・・いつでも、ここ(北岡道場)におるから・・・
俺を振り返って、仲間を振り返って、自分の頑張ってきた「誇りある場所」を振り返って・・・どうか、自分自身の大切な羽(心)を休ませてあげてください
ほんで、また、前に進む準備が整ったら、俺に背を向けて前を向いて歩き出してください
・・・・・って
「卒業生が返ってこれる場所」
彼らにとって・・・いろんな意味で、ここ(北岡道場)は、大切なもんがいっぱい詰まってる場所であってほしいなぁ~(^^)
卒業生諸君!
どうか・・・
与えられた環境の中で、最大限の努力をしてくれ!
ほんで、エネルギッシュで、元気な顔を見せに来てくれ!
年末には会えるかな???
時々・・・羽を休めに来いよ
待ってるから・・・
元気出していこう!
READY! GO!!
「競争社会」に立ち向かう逞しさ
世の中、ホンマに「競争社会」って言われてる
仕事、教育、スポーツ、なんの世界でも「競争」という言葉が付いて回る
企業競争、教育競争、スポーツ競争・・・いずれ、近い将来、大半の子たちが、そういう中に飛び込んでいくことやろう
せやけど・・・
小学生・中学生に対して・・・大人が客観的に見えてるもんを、ナンボ説明しても・・・自分自身で、身を以て経験してへんことを、完全に理解できるわけがない
せやから、今は・・・目に映る度合いの、自分が目指す場所、自分が目指す相手を定めて、切磋琢磨することを怠らず、自分を成長させていくことができたら、ただそれでええんとちゃうんかな?
今は・・・決して諦めることなく、たとえ「負け」が続いたとしても、自分を鼓舞して、一生懸命立ち向かっていける「勇気」を手に入れてもらう時期やと思うなぁ~
世の中が思うようにならないことの自覚
世の中、自分の思い通りに事が運んだら、どんだけ楽なんやろう?
恥ずかしながら・・・俺自身、今でも、しょっちゅう、そんな風に思うよ
せやけど、そんなことはありえへん
どんだけ努力しても叶えへんこと・・・どんだけ一生懸命になっても伝われへんこと・・・どんだけ頑張っても報われへんことetc・・・
自分の思い通りにはなれへんっちゅうことを、重々理解してもらいたいなぁ~って思う
心(気持ち)の強さ
どんな困難なことがあっても、心(気持ち)が折れることなく立ち向かっていけるように・・・
柔道を通じて、強い「心」を培ってほしい
たとえ、「負け」が続いたとしても・・・何べんも何べんも立ち向かっていくしぶとさ
ほんで、「今に見とけよ!」・・・そう思える心が、人を成長させるんやと俺は思う
諦めることなく、前に前に進んでいってほしい
感情(怒り・欲求等)の抑制
もしも、感情を抑制することなく、怒り散らして、暴れまくったら、どないなる?
そらぁ、大変なことが起こるよ
その「感情の抑制」ができへんから・・・人を殺してしまったり・・・物を盗んでしまったり・・・してしまうんとちゃうんかなぁ~?
せやから、如何に「感情を抑制」することができるんか?
自分の思い通りにはいかへんことを自覚して・・・ちゃんと、「感情を抑制」せなアカンで
他人に対する思いやり
人は、独りでは生きていかれへん
人と人との間がつながってこそ、「人間」になるんやから・・・
「人間社会」では、相手を思いやる心は、ものごっつい大切やと思う
自分の利欲、目先のことばっかり考えんと・・・自分に重ね合わせて、自分が「嫌や!」って思うことは他人にはせず・・・相手を思いやること
「天国と地獄のスプーン」の話やないけど・・・与えるものは与えられ、与えられるものは与える・・・その人の心構えとか、態度・対応によって、その人のおる場所が「天国」にも「地獄」にもなるっちゅうことやで
『辛抱』と『努力』をすること
「辛抱」と「我慢」は、よう似てる言葉やけど・・・俺は、違うと思ってる
「辛抱」とは・・・辛さを抱いて、目標に向かって突き進んでいくこと!
せやから・・・どうか、自分の将来を見越して、「辛抱」をしてほしい
「努力」の「努」は・・・「女」「又」「力」って書く
女性(「女」)が子供を産む時に、命がけで股(「又」)に力(「力」)を込める(『努』)
それくらい「力」を入れろ(『力』)
それが・・・『努力』
もちろん、これは・・・俺の勝手な解釈やから、正しいもんではないねんけど・・・
俺は、『努力』っちゅうもんは、それくらいの覚悟でせなアカンもんやと考えてんねん
せやから、『辛抱』と『努力』を怠るな!
不平不満を云わぬこと
不平不満を言い出したら、きりがあれへん
そんなもん、グータラグータラ吐き出す暇があったら、物事をポジティブに捉えて、前に前に突き進んだ方が絶対にええと思う
例えば・・・
「俺は、体が小さいから・・・」
「私は、力が弱いから・・・」
「あいつは、お父さんが柔道をしてたから・・・」
「あの先生は、教え方が下手やから・・・」
「あの教科さえなかったら・・・」
そんな、しょうもないことを、吐き出しても・・・世の中、思うようになれへんねんから・・・
不平不満を云わんと、一生懸命頑張れ!
与えられた環境の中で最大限の努力をすること
週に2回の練習時間を言い訳にしたらアカン
隣の畑は良く見えるけど・・・その畑に移ったら、何事もうまくいくっちゅうもんやあれへんで
「今」、与えられた環境の中で、最大限の努力をせえへん奴は、どこに行ってもいっしょ!
もっと言うたら・・・「今」、やれへん者が、「明日からやります! 1か月後からやります!」って言うたかって、できるはずがない
「今」やる奴は、環境なんか、言い訳にはせえへんねん!
勘違いしてほしくないねんけど・・・
俺は時々・・・
「彼らの「その時」は「今」じゃないんやろう?」
「「今」は、そこまで躍起にならんでもええねん!」
・・・って書くけど・・・・・
その「今」っちゅうのは・・・「徹底的に、結果を求めるのは「今」じゃないよ!」って言うてるだけであって・・・
「与えられた環境の中で、「今」、一生懸命頑張る」ことは、彼らの将来の糧になるべく、絶対に怠ってはいかんことやとは思ってるで!?
ナンボ頑張っても、成長途中である彼らにとっては、心身の成長度合い(それも、本人に与えられた環境)によっても、ものごっつい「結果」が左右される時期であるやろう
せやから、「高校生、大学生になった時、また社会に出た時・・・そうやって、周りとの心身の成長が一律にそろった時に、死に物狂いで努力して、『結果』をもとめてこそ、価値のあるもんなんとちゃうんかな?」ってこと
だから俺は・・・無理強いはせえへんし、躍起になることもせえへん
「今」は・・・自分が選んだ道、自分が選択した場所・・・そう、「与えられた環境の中で、最大限の努力をする」
それさえ覚えとったら、どんな環境でも、最大限の努力ができる人になるはずやよ
せやから、「今」は・・・ただ、それだけを怠らへんかったら、それでええねん
弱い者いじめをしないこと
当然やわな!?
自分より弱い者をいじめるなんてことは、以ての外や!
おまけに、もっと質が悪いのが、徒党を組むことや
突っ張るんやったら、独りで突っ張れ!
自分が弱くて、信念がない奴ほど、徒党を組む傾向があるよなぁ~
人間も動物やから、本能で「群れを成す」ことは、否めへんけど・・・
せやけど、人間やからこそ・・・何事も、徒党を組んでしか行動できへん者には、人は集まってけえへんと思うよ
ほんで、人や場所を見て行動するな!
相手が誰であろうと・・・どんな場所であろうと・・・同じ行動を取らなアカンねん!
いずれにしても・・・
単独やろうが・・・徒党を組もうが・・・
自分より、弱い(体力、立場等)者を、いじめるなんて、以ての外や!っちゅうことや
嫌なことがあった時、『北岡道場』を頼ること
特に、学校生活に於いての「いじめ」「仲間外れ」など・・・形はどうあれ、存在するのは事実やな
せやから・・・道場の仲間、道場の先生を頼りにして・・・何かあった時は、必ず相談すること
独りで悩んで、良からぬことを考えるな!
要するに・・・「自ら、命を絶つな!」ってこと
殴られた痛みは、腫れが引いてきたら、ある程度は少なくなってくる
せやけど・・・
心に傷を負った痛みは・・・ある意味、体に大怪我を負わされることよりも辛い時がある
心の傷は・・・負った者にしか分かれへん
一生、消えへん傷さえある
でも・・・「家族」や「仲間」がおったら、その傷は、限りなく癒されるねんで
せやから・・・『北岡道場』を、必ず頼ってほしい
ほんで、また・・・卒業してからも、立ち止まることを余儀なくされた時・・・「ここ(北岡道場)」に帰ってくることで、何かに気づき、何かを思い出し、前に進む材料になれるような・・・そんな大切な場所であってほしいと願うよ
『北岡道場』では・・・練習を始める前の整列の時、以上の道場訓を全員で斉唱してる
子供たち(特に、ちっちゃい子)にとったら、いったい何を唱えさせられてるんか?さえ分かれへんかも知れへん(^_^;)
せやけど・・・全員で斉唱する
ほんで、時々、今書いた内容を説明するねん
それでも、きっと分かれへんことやと思う
せやけど、俺は説明する
彼らが、本当に困った時、これらのことを少しだけでもええから、思い出してくれたら・・・
彼らが、やがて大人になった時、これらのことの意味を、自ら考え始めてくれたら・・・
そう思って・・・彼らを、未来で待つつもりで・・・斉唱するようにしてるし、時々説明もしてる
親になって、我が子を教育、子育てし始めて・・・21年!
道場設立し、教育者になって・・・10年!
今、道場に在籍してくださってるご父兄の皆さんよりは、「子育て」「子供の教育」という観点では、ちょっとだけ経験値が多いんやろな?って、自負がある
せやから・・・一歩引いた位置から、客観的に見えるものも、皆さんよりは多いと思う
子供に対する「教育」「子育て」っちゅうのは・・・
足元ばっかり見とったら、迫りくる崖が見えへん場合がある
せやけど・・・
背伸びして、遠くばっかり見とったら、足元の小石につまづく
分かってはおるねんけど・・・親や指導者は、そこを見失ってしまうことが多々ある
しょうもない例え話やけど・・・
スーパー銭湯で、「ええ湯加減」の風呂に、長いこと浸かってたら・・・いろんな人や人間模様、いろんな物事、ほんで良くも悪くも経験が、入れ代わり立ち代わり見えてくるもんやねん(^^)
熱過ぎるサウナには、長いことは入ってられへんし・・・冷た過ぎる水風呂にも、長いことは浸かってられへん
俺は・・・だいぶ長い間、「ええ湯加減」の風呂に浸からせてもらってるから・・・サウナから、大汗流して出てくる人・・・水風呂で体を冷やす人・・・滑って転ぶ人・・・いろいろと、この目で見てこさせてもうた
せやけど・・・すべての人が、最後は風呂から上がっていく
そう・・・子供が成長するにしたがって、皆が最後は「子育て」を終えていくねんな
ほんで、また・・・子供も然り・・・
そのプロセスで・・・
親に、嫌々サウナに連れていかれてた子は、「サウナは熱くて嫌な場所」ってしか認識できてへん子もおる
また・・・
親のそばで、「ええ湯加減」の風呂に、ずっと大人しく浸かってる子も、これまた問題やわな?
それでも・・・全ての子供たちは、やがて成人して、社会に出ていくねんよな
大人は、スーパー銭湯って、こんな場所やって理解できてるけど・・・
子供にとったら・・・スーパー銭湯は、アミューズメントパークと変わらんやん?
せやから・・・大きな風呂で泳いでみたり・・・水風呂で水を掛け合ったり・・・露天風呂で遊んでみたり・・・
でも、それこそが・・・子供にとっての、掛け替えのない「経験」になるんやないんかなぁ~?って、俺は思うねん
サウナのドアを開けたり閉めたりしてたら、オッサンに怒られる
水風呂の水をジャブジャブやって、オッサンに掛かったら、「冷たいやないかっ!」って怒られる
湯船にタオルを入れてたり、潜ったり、泳いだりしてたら、オッサンに怒られる
たかだか、銭湯でも・・・オッサンに怒られて、ルールを学ぶことが、ぎょうさんある
大人になったら・・・
汗を流したくて、サウナに入ることもあるやろうし・・・
水風呂で、頭と体を冷やさなアカンこともあるやろうし・・・
電気風呂で、腰に電気を流さなアカンこともあるやろうし・・・
ほんで、また・・・露天風呂で、星を見ながら「ゆとり」を感じることが必要な時もあるやろう
そない考えたら・・・やっぱり、大人になった時、スーパー銭湯の楽しみ方を、ぎょうさん知ってる人に育ってほしいやん!?
「ええ湯加減」の風呂に、長い間浸からせてもらってたら・・・いろんなことが、いろんな視点で見えてくるもんやねん(^^)
せやけど・・・俺は、まだ、「ええ湯加減」の風呂に浸かって、いろんな人や物を見てる段階やけど・・・
俺の親父(道場設立30数年の道場長)は・・・もう既に、風呂から上がって、扇風機の前に立って、コーヒー牛乳飲みながら・・・
俺も含めて、風呂の中で右往左往してる人や物を、きっとガラス越しに眺めてるんやろなぁ~(^_^;)
熱過ぎてもアカンし・・・冷た過ぎてもアカンねん
「ええ湯加減」が、一番長い間、浸かってられるねん(^^)
人生も同じ・・・
どんな場面であれ・・・最後まで残って、笑ってられるのがええんとちゃうんかな?
子供の頃の自分・・・今現在の自分・・・いろんなことを重ね合わせて・・・
そういう観点で、「子育て」「教育」に携わってみたら・・・
結構・・・親や指導者の方が、子供たちよりも、もっともっと学ばなアカンことが多いような気がするのは・・・俺だけなんかな???
親も指導者も・・・一生、彼らの面倒を見ていく訳にはいかへんねんから・・・
俺は、次の『師匠』にバトンタッチするまでの間・・・「今」伝えてやらなアカンことを、見失わんようにせんとアカンと思うねんよなぁ~
親は、もちろんやけど・・・子供の頃に、深い接点を持った教育者も・・・子供の心に、多大なる影響力を及ぼすはずや
子供は、いずれ・・・
親の言う通りに、行動せえへんようになる
親のした通りにしか、行動せえへんようになるねん
「その親にして、その子あり」よ
責任重大やで・・・ホンマ(^_^;)
元気出していこう!
READY! GO!!
10月9日(日)・・・講道館に於いて、上記の大会が開催され・・・北岡道場から、「小野崎 倭」が出場させていただいた
宮城県内で、団体戦(4・5・5・6・6年)を行い・・・優勝チームから2名、2位・3位・3位チームから1名ずつ選出され、県の代表として団体チームを組んで挑む大会
県大会で優勝した大崎柔道クラブの選手を筆頭に、下記の選手たちで、全国大会に挑んできた
先鋒:佐々木選手(若柳柔道スポーツ少年団)
次鋒:工藤選手(大崎柔道クラブ)
中堅:島野選手(仙台柔友会)
副将:小野崎 倭(北岡道場)
大将:渡邊選手(大崎柔道クラブ)
結果は・・・・・
残念ながら・・・1回戦で、長野県チームに1-0(指導1の差)で惜敗やった
俺も、今回は・・・SOと二人、講道館まで応援に行かせてもうた
「今回は・・・」???
少年柔道の全国大会が、各地で開催されるたびに、他県で道場を運営してる後輩から電話が掛かってきては・・・
「先輩・・・「北岡道場」から生徒が出場してるのに、会場に来てなかったじゃないですか!?」とか・・・(^_^;)
会場に出向いてる時は(先日も、茨城の後輩に言われたねんけど・・・)・・・
「先生・・・今日は、来てるんですね?(笑)」とか・・・(^_^;)
ものごっつい、適当な監督やと思われてるみたい(恐らく、宮城県内の方も、そない思ってる方もおるやろうなぁ~(^_^;))やから・・・
もう時も過ぎたし、今は笑ってられる状態になったから・・・過去を振り返りながら、この場を借りて弁解さしてもうとくわ(^^)(^^)(^^)
約3年ほど前からかな?
ウチの道場から、(小学生・中学生含め)全国大会、東北大会に、多数参加させていただくようになったんは???
3年前は、確か「広島県」で、「全国小学生学年別柔道大会」が開催されたはずやったと思うねんけど・・・
その年の6月頃?・・・ウチの会社に激震が走った
接骨院業務と共に、「2本柱」で稼働してた「訪問マッサージ事業」が、ある事情で稼働できへんようになってもうたねん(^_^;)
しかも、その年の頭から動き出し・・・銀行から、1000万近い金額を融資してもらって、新たな接骨院(分院)を開院(5月)した矢先の出来事やった
もちろん、駆け出したばっかりやから・・・新たな接骨院(分院)は、利益を生むはずもなく、融資してもらったお金は、毎月毎月どんどん減っていく一方(^_^;)
「2本柱」って言うくらいやから・・・「訪問マッサージ事業」の不稼働による、会社の傾きたるや、そらぁもう、激しいもんやった
そのうえ、悠葉先生(長女)は東北高校在学中、REN(長男)は和歌山北高校に入学したばっかりで寮生活、YAMATO(三男)も幼稚園に行ってた時やったから・・・毎日毎日、毎月毎月、湯水のようにお金が出ていく時期でもあったねんな
正直・・・俺と明美(妻)は、八方塞がりの状態やった
限りなく、時間の制約があったもんやから・・・彼女(明美)が、働きに出ることは、非常に困難やった
せやから、俺らは・・・
一つ1円にもなれへんような内職(箱を折ったり、書類を折ったり、ティッシュを詰めたり)を、接骨院業務が終わってから、毎晩毎晩、夜中遅くまでやったり(1年くらいは、続けたんとちゃうんかなぁ~?)・・・
当然、日曜・祝日は返上で・・・時間の許す限り、予約を受けて接骨院を開けた
「道場を売却せなアカンのかなぁ?」
・・・恥ずかしながら、そう考えざるを得んくらい、俺らは窮地に追い込まれとった
逆に・・・
「道場を売却したら、どんだけ楽になることやろう?」
正直・・・そない思ったのも、一回や二回じゃなかった(ごめんなさい)
でも、それだけは、できへんかった・・・
「できへん」って言うより・・・絶対にする訳にはいかへんかった
たとえ、スタッフが起こしてしまった事案で、事業が続けることができへんようになったとはいえ・・・元は??というたら、自分が蒔いた種やから・・・「責任」は、『長』である自分自身にある
せやから・・・その「責任」(尻拭い)を、道場の子供たちに被せるわけにはいかへんかったんや
俺らは・・・車を売却して、洋服に始まり売却できるもんは、すべてネットオークションに出品して、接骨院待合室の新聞の購読を切り、保険を解約して、食べる物を限りなく節約してetc・・・とにかく、お金を作った
せやけど・・・作っても作っても、出ていくもんが多すぎて・・・銀行に頼んで、ランニングコストを落とす手配をしてもらい・・・せっかく立ち上げた新しい接骨院を売却して・・・・・毎日毎日、平静を装うのが、メッチャしんどいと思うくらい、崖っぷちに立たされとった
「とにかく、道場だけは潰すわけにはいかへん!!」
道場生、OB生、また、良くしてくれる父兄の方々のためにも・・・
せやから・・・
道場生はもちろん、道場のご父兄の方々にさえ、誰にも悟られんように、俺と明美はポーカーフェイスを装ってた
それでいても・・・内外部から聞こえてくる・・・
「全国大会には、同行しない監督」
「自分の息子が出場する時以外は、どうでもいい監督」等々・・・
ウチの道場の父兄達は、聞こえてくる「その内容」を、スルーしてくれてたのか? 俺を信頼してくれてたのか?
いずれにしても・・・「道場を売却せなアカンかも知れへん?」状況を、せっかく子供たちを預けてくださってる皆さんに悟られて、心配させるわけにはいかへんかったから・・・・・
「俺が行かんでも、宮城県チームの監督がおるやろ?」
「俺のアドバイスがなくても、独りで戦えるやろ?」
そない言うては・・・子供たちに対する申し訳なさを、ずっと噛みしめながら・・・俺は、内外部から聞こえてくる声に、ずっと我慢するしかなかった
余談やけど・・・
その年の秋に・・・和歌山のお義父さんが、白血病で倒れてる
ホンマに、悪いことっちゅうのは、重なるもんや・・・
せやのに・・・明美を、その場に行かせてやることもできへん「情けなさ」は・・・言葉で言い表されへんくらい、ホンマに刹那かった
ほんで、また・・・
遠く和歌山で、独りで頑張ってるRENの試合に関しても・・・高校在学中の3年間に、俺らはたったの一度(最後の高校総体)だけしか見に行ってやられへんかった
せやから、俺は・・・彼の最後の試合の後、「ずっと、独りで戦わせてきて・・・ゴメンな」って、自分より大きくなったRENを、思いっきり抱きしめて、涙した覚えがある
そんなに苦しい時期であっても・・・人の口には、戸を立てることはできへん
人は、「現実」を見て判断するのは当然・・・せやから、何を言われても、しゃあない状況ではあったねんけど・・・
それでも・・・そんな時期やったからこそ、聞こえてくる「心無い内容」には、ホンマに愕然とさせられたし、「人」を恨みそうになったことさえあったなぁ~
その翌年の「岩手県」での「全国小学生学年別柔道大会」は・・・ようやく、事業の足元が少しずつ固まり始めた頃やったけど、それでも、喜び勇んでは、よう行かへん状況は続いてた
せやけど、その年は・・・あるご家庭(道場生)の家族旅行に、ちょっとだけ便乗させてもらえることもあって、会場に足を運んで、選手たちのセコンドに付いてやることができた
また、その翌年(昨年)は・・・「山梨県」での「全国小学生学年別柔道大会」、「講道館」での「日整全国少年柔道大会」があったねんけど・・・
会社の傾きも、かなり立ち直ってきて、事業の状況的には「道場を売却せなアカン」なんてことは考えることも少なくなって、ある程度の融通も利く状態には戻ってきてた
せやけど・・・
実は、この年が俺ら(北岡家)にとって、一番の難関な年やったねん(^_^;)
2年前、会社に激震が走った時から・・・何が何でも、「この年」に、彼に頭を下げて謝らなアカンことだけは避けたい
せやから・・・与えられた環境の中(身動きが取れる限界の中)で、最大限の努力を怠ることなく、「この年」に照準を合わせて踏ん張ってきた
「たら」「れば」は、言うても、しゃあないことやけど・・・
あのまま、何事もなく事業が進んどっ「たら」・・・そんなに切羽詰まった状況に陥ることはなかってんけど・・・
せやけど・・・神様が、俺らに与えた「試練」やったんか?
それとも・・・神様が、調子に乗っとった俺らに落とした「雷」やったんか?
いずれにしても・・・俺らにできることは、与えられた「現実」を、自らの力で少しでもいい方向に向かわせるよう、立ち向かうことしかなかった
せやから・・・
この年を乗り切らんと・・・俺自身、一生後悔するやろうし、彼自身にも、一生後悔させてしまうやろうから・・・ホンマに必死な年やった
「最後の切り札に・・・」と、残してたファミリーカー(ハイエース)を売却して、できる限りの「現金」を手元に置いておく必要があった
(それに伴い・・・家族5人いるにもかかわらず、ウチのメインカーは軽自動車になってもうた(^_^;))
そう・・・RENの大学進学を決める年やったねん
どこの大学に行くのか?
どれだけの学費がいるのか?
寮はあるのか? それとも、アパート住まいなのか?
融資は受けれるのか?
奨学金は借りれるのか?等々・・・
寮がなかったら、どんだけ安く見積もっても・・・学費を月割りして、家賃、生活費、遠征費等々・・・月々、17~18万円はいるやろう?
おまけに・・・初年度は、入学金、教科書代、大学の柔道衣、引っ越し費用、生活に必要なものを購入等・・・その他に、ざっと100万円は出るやろうし・・・
事業が傾いて、やっとの思いで立て直しはしたけど・・・個人の貯金は、会社の立て直しに補てんしたから、すっからかん
「ホンマに、困難を極めるであろう」・・・大変な年を迎えてた
さすがに、昨年出場した、タケルの親父さん(ヤマタケパパ)とJOEの親父さん(太郎さん)には、内情を話して、了解をいただいてたけど・・・
それでも、ものごっつい心苦しかったのは、事実やったなぁ~(^_^;)
タケルとJOEに限らず・・・
東北大会に行ってやることができへんかった、沙季ちゃん
広島の大会および、東北の強化合宿にさえ行ってやることができへんかった、瑛美
ホンマに、申し訳ないことをしたと思ってる
せやけど・・・お陰さんで今、「そんなこともあったなぁ~?」って振り返りながら、道場を続けていけてるから・・・どうか、「よし」としてほしい(^_^;)
でも、ホンマに申し訳なかった・・・・・ゴメン
そんなこんなの、誰にも打ち明けることのできへん時期を、黙って過ごしてきたねんけど・・・
今年は・・・ヤマトの応援に行かせてもらうことができた(^^)
(まぁ、事業の方も・・・軽く、左団扇(札束の(笑))で扇げるくらいになったからなぁ~(^^)(笑)(笑)(笑)(^^))
冗談はさて置き・・・(-_-;)(-_-;)(-_-;)
何とか、事業の方も落ち着きを取り戻したし・・・今春から、悠葉先生も短大を卒業して働き始めてくれたし・・・RENの進学に対して、融資も受けれたし、奨学金も入学後から降り始めたし・・・
私事やけど・・・悠葉先生の協力もあって、この夏、普通自動車を購入することもできたしな(^^)(^^)
ようやく、普通に行動(生活)できるレベルには戻ったかなって感じかな?(^_^;)
※「今」になったから書けたことやし・・・それに伴って、長々と言い訳がましく書いたけど・・・・・
せやけど・・・これは「ノンフィクション」やから(笑)・・・
皆さん! 「子供に・・・大学でも、柔道をさせてやってもらいたい!」って考えてる方は・・・この先は、ホンマに覚悟しといた方がええでぇ~(笑)(笑)(笑)
せやけど・・ホンマに、講道館まで応援に行って良かった
もちろん、監督ではないから、観覧席からしか見られへんねんけど・・・
それでも、ヤマトに「楽しんで、戦ってこい!」って、いつも通りのコメントを叫んでやっただけで・・・ヤマトは顔つきが変わったし、物怖じすることなく、正々堂々といつも通りの柔道をしてくれてたから・・・
せやから・・・それだけで、ホンマに行って良かったって感じることができた(^^)
ほんで、おまけに・・・宮城県チームの他の選手に対しても、「勝ち負けなんか、関係ないんじゃ! 思いっきり、いけっ~!」って・・・俺の勝手で独断的な考えを、講道館で叫び散らしてきたよ(^_^;)
彼ら5人は・・・この先、柔道を続けていったら、きっとどこかで、チームメイト(仲間)になるやろう
今は、宮城県内で試合をする時は、お互いにガチンコでやり合って、切磋琢磨せなアカンけど・・・
せやけど、近い将来、きっと「仲間」になるであろう彼らのことを・・・必死で応援できたことを、俺自身も、ものごっつい嬉しく感じることができた時間やった
講道館の前の「嘉納治五郎」先生の銅像の前で記念撮影をして、宮城県チームとして解散したはずやのに・・・
チーム5人+SOも加わって・・・向かうは、「東京ドームシティアトラクションズ」
親御さんの了解を取ってか?取らずか?・・・子供たちの向かう先は「東京ドームシティアトラクションズ」(笑)
遊びの時間に関しては、十二分に能力を発揮する「北岡道場」の小野崎君A(ちなみに、小野崎君Bも、相当なセンスの持ち主)
そこに、北岡君まで加わるもんやから・・・遊ぶ能力は二乗、三乗と果てしない(何しに来たねん!? お前ら・・・(-_-;))
今日・・・初めて話した者同志でも、まったく関係ない(特にSOは、前日からいっしょに過ごしてるわけでもないのに・・・大瑶(工藤選手)なんか、SOに引っ張りまわされてたもん(^^))
肩を組んで歩いて、いっしょに乗り物に乗って、お化け屋敷に入って・・・
それぞれが、それぞれの場所で、「柔道」というもんを一生懸命頑張ってることを、お互いに認め合ってるが故に、目には見えへん「絆」が、きっと彼らを結びつけるんやろなぁ~(^^)
結局・・・PM1:00過ぎから、約4時間
彼ら全員、遊びに遊びまくってたよ(^^)
仙台駅に帰ってきて、ホームを歩いてる時・・・ヤマトが、ポロッと言いよった
「あぁ~、楽しかった!(^^)」
宮城県の代表として、試合(東京)に行ってるんやから・・・失礼は百も承知で書かせてもらうけど・・・
俺にとっては・・・ものすごく、嬉しいコメントやった
出発前のブログ「大和魂!」にも書いたとおり・・・彼ら5人は、きっと「何か」を手に入れてくれたはずやと俺は思う
会場で応援させてもらったこともあり・・・彼らの感情が揺さぶられたことは、手に取るように分かる(俺も、そんな場所で同じような気持ちで戦ってきたからこそ、なおさら分かるねん)
ほんで、そのうえで・・・「仲間」「絆」を手にすることができたんやったら、さらに合格点やん!?
浮足立った試合内容は、鮮明に覚えてなくても・・・「仲間」と共に畳の上に立った瞬間、「仲間」と共に過ごした時間は、彼らにとって、きっと掛け替えのないものになってると思う
『感動』とは・・・感じて動くこと
彼らの心は・・・きっと『感動』したはずやよ
せやから・・・彼ら5人+α、小さな戦士たちを、ホンマに素晴らしく「誇り」に思える
また、みんな・・・それぞれの場所で、「切磋琢磨」しようやないか!?
ほんで、また・・・試合会場で、ガチでやり合おう!
ヤマトとSOに代わって言うとくわ(^^)
みんな、それぞれの場所で・・・
元気出していこう!
READY! GO!!
10月6日(木)・・・道場の練習日とは違ったねんけど・・・
和歌山県の国体チームが、道場を訪問してくれたから・・・臨時で練習をしたねん
和歌山県の国体チームの監督は、俺の「和歌山北高校」時代の同級生(阪部貴行先生)
コーチは、天理大学卒業の「和歌山県立桐蔭高校」柔道部監督の齊藤光重先生
ほんで、選手として・・・
高井洋平選手
土井健史選手
一ノ瀬太暉選手
・・・・・以上の5名の方が、道場を訪問してくれた
土井健史選手の「背負い投げ」の説明
一ノ瀬太暉選手の「一本背負い」の説明(通訳が必要(笑))
(※一ノ瀬選手は、阪部先生が和歌山北高校の教員時代の教え子で、REN兄ぃの先輩)
ほんで、皆さんが散らばって、各個人に手取り足取り、技を指導してくれた
高井選手、土井選手は、日本の代表として、世界の舞台でも活躍された方やし・・・ホンマ、道場生にとっては、貴重な経験になったんと違うかなぁ~って思うわ
ちなみに、貴行(俺は、阪部先生のことを、そない呼んでる)も、アホなことばっかり言うとったけど・・・あいつも、現役の頃は、警察大会2連覇して、全日本選手権ベスト8?、ほんで嘉納杯も入賞してるはずや(今は、アホなお笑い芸人擬きやけど(^_^;))
ほんで、齊藤先生も・・・俺らが高校3年生の時に、天理大学を卒業されて、和歌山県教員になってきた方やから、よう和歌山北高校に練習来てくれて、稽古してもうたねんねんけど・・・・・高校時代は、インターハイチャンピオンやったし、大学時代も、全日本ジュニア体重別も優勝されてる・・・実は、メチャメチャすごい方やねんで(今は、仙人みたいやけど(笑))
今年、岩手国体があったこと・・・貴行が、和歌山県国体チームの監督やったこと・・・前年に和歌山国体があり、高井選手や土井選手が、和歌山県チームのメンバーとして、今年も和歌山に残っていらしたこと・・・・・いろんなことが、上手いこと重なって、実現できたことやったねんや
いずれにしても・・・ホンマに貴重な経験をいただけたこと、心より御礼申し上げます
ありがとうございました!
※追伸・・・土井選手のインスタに、今回の訪問を載せてくださってました(^^)
元気出していこう!
READY! GO!!
10月9日(日)、講道館で開催される、『第25回 日整全国少年柔道大会』に・・・「小野崎 倭(ヤマト)」(6年)が、北岡道場の代表、宮城県の代表として、副将のポジションに出場する
先日・・・その、壮行会?って言うほどのもんやないけど・・・みんなからの気持ちを、ヤマトに伝えた
もちろん・・・ヤマトも、自分自身の意気込みを述べてくれたし・・・・・
いずれにしても、北岡道場の代表として、気持ちで負けへん戦いをしてきてくれることやろう
6年生ともなれば、第二次成長期を迎え始める子も、多々いる中・・・50kg足らずのヤマトが、全国の舞台で活躍できるなんてことは、正直困難やと思う
せやけど・・・「その場所」に立つことに、俺は大きな意味があると思うねん
宮城県の代表選手が所属してる道場長としては、そういう発言は、非常に語弊があるかも知れへんけど・・・
それでも・・・各道場から出場エントリーされてる、他の4人の選手にしても、「その場所」に立つっていうことに、メチャメチャ大きな意味があると俺は思うんや
宮城県内を、勝ち上がることの難しさ
全国から集まってくる、強豪選手を肌で感じること
その場から、逃げ出したいくらいの緊張感、ほんで、恐怖感
せやからこそ・・・
そこから芽生える、ちっちゃな「責任感」
仲間や親、道場の先生、そして、サポートしてくれるスタッフへの「感謝」の気持ち
戦い終わった時の、安堵感・・・きっと、思い通りになってへんやろうから、噛みしめてる「悔しさ」
きっと、普段、感じることのできへん「何か」を、感じ取ってくれるはずやと思う
正直言うて、子供の頃の「勝敗」なんか・・・実は、ほとんど無意味なことやと思う
そらぁ、全国のトップクラスに君臨する選手たちは、センスも違うし・・・将来有望な子が、存在することは事実やで
せやけど・・・柔道をやってる子、全員が全員、そないなセンスを身にまとってる訳やあれへんし・・・ナンボ、「努力に勝る天才なし」って言うたかって、やっぱり成長過程やからこそ、この時期ならではの限界っちゅうもんもあるやろうしな
せやから・・・臆することなく、守りに入ることなく、全力で戦ってきてほしいなぁって・・・ただただ、そない思ってる
柴田高校監督の狩野先生(沙季、夏光、滉太を指導してくださってる先生)のお言葉をお借りしたら・・・
「北岡道場の選手は、負けっぷりがいい!!」
(もちろん、誉め言葉としていただいたねんで(^_^;))
ヤマト!!
しょうもないプライドを守ることなんていらん!
それどころか、今のお前らに、守るもんなんか、何一つない!
明日につながるように、正々堂々と真正面から当たっていったらええねん
なっ!
元気出していこう!
READY! GO!!
先日の練習日のこと
煌(こう:小1)が・・・道場の玄関先で、泣き喚いてた
いづみちゃん(煌のママ)に、手を引っ張られながら・・・「イヤイヤ」状態で、泣き喚いとった
実は以前から、よくある光景やってんけど・・・
煌は、えらい遠く(仙台空港の近く)から、道場に通ってきてる
距離にしたら、20kmくらいあるんとちゃうんかなぁ~
せやから、時間も掛かるし・・・車の中で、寝てしまうらしいねんよな
道場に着いた時には、寝起きの状態
起きて、すぐに・・・柔道の練習になるもんやから、まだまだ、小学校1年生の煌には、荷が重い(^_^;)
せやから・・・以前から、何回か?そんな場面があったねんな
そのたびに・・・小学校1年生の子供のことやから、多少考慮したらなアカン部分もあるし・・・俺も、あんまりキツくは言わんと、まろやかに諭してたねん
せやけど、煌・・・最近、ある程度、俺と接点を持つようになったちゅうこともあったから・・・俺、「ええ機会やな」って思って、行動に出たねん
泣き喚いてる煌の、服の首の部分を持って吊るし上げて、道場の中に連れてきて・・・右頬に、ビンタ2発!
俺:「コラッ、お前!・・・今日、ここまで、どないして来たんじゃ!? 自分の足で歩いて来たんか!?」
煌:「・・・・・違います(泣)」
俺:「お前、自分で仕事して、お金稼いで、月謝払ってんのか!?」
煌:「・・・・・違います(泣)」
俺:「今日、お母さんは、何をするために、お前をここに連れて来たねん!? 泣き喚くためか!?」
煌:「柔・・道・・・する・・ためです(泣)」
俺:「ほんなら、玄関で泣いてる場合とちゃうやろがっ!? さっさと、柔道衣に着替えんかっ! お母さんは、「お前が、一生懸命、柔道頑張るやろな」って思って、お前をここに連れてきてくれてるんじゃ! お前が、泣き喚くのを、見に来てるんと違うねん! 俺の言うてることが分かったんやったら、お母ちゃんに謝ってこい!」
煌・・・いづみちゃんのとこに行って、謝ってたよ(^^)
俺・・・あとで、たっちゃん(煌の親父)と、いづみちゃんに・・・「煌のこと、張り飛ばして、ゴメンな(^_^;)」って言うたら・・・
「いえいえ・・・待ってましたよ! 厳しく、接してくれるのを・・・」って、言うてくれとった(^^)
また、他の練習日のこと
承ちゃん(小5)が、兄貴(健ちゃん(中1))に、柔道衣に、お茶をこぼされたらしく・・・また、それで、健ちゃんも、それに対して謝れへんかったらしく・・・練習後に道場内で、激しい兄弟喧嘩が勃発!(^^)
俺・・・それくらいは、黙って黙認するねんけど・・・
承ちゃんが、あまりにやり過ぎて・・・また、ゆみちゃん(承ちゃん、健ちゃんのママ)に対して、ブー垂れて、しつこくその辺のもんに、八つ当たりしまくってたねんな
俺・・・あまりに、目に余ったから、承ちゃんのとこに行って・・・
「コラッ! お前、いつまで、ブー垂れとんじゃ!?」・・・そない言うて、ゆみちゃんの目の前で、ビンタ1発
「お前、お父さんの前やったら、そんだけしつこく、ブー垂れることができんのか?」
首を横に振る、承ちゃん(笑)
「俺の前でも、そんだけしつこく、ブー垂れれんのか!?」
また、首を横に振る、承ちゃん(笑)(笑)
「それやったら、お母さんの前でも、しつこくしとったらアカンやろ!? 俺の前でも、お父さんの前でも、お母さんの前でも、同じ行動を取らんかっ! 人見て、行動すんな!」
その時も・・・「ゆみちゃん、ゴメンな(^_^;)」って言うてんけど・・・
「いいの、いいの、先生! かえって、ありがとうございます!」って、言うてくれとった(^^)
体罰に対して、ものごっついシビアになってる今・・・ゲンコツ落とすこと、ビンタすることが、決して、ええことやとは言われへんけど・・・
それでも、いつの時代も、子供は純粋で・・・真っ直ぐ叱ってくれるオッサンを、恨んだり、そっぽ向いたりは、せえへんのんと違うんかな?って、俺は思うんよ
実際・・・煌も、その後、普通に練習しとったし、普通に俺に絡みに来たし・・・承ちゃんも、次の練習日には、まったく何事もなかったかのように、普通に俺に絡みに来とったもんね(^^)
親の言うことは、「当たり前」になってもうて、聞き入れへんような時かってあるしなぁ~
せやから・・・たまに、「怖いオッサン」が登場すんのも、彼らにとってはええことじゃないんかな?って、俺は勝手に思ってる(^^)
そういった部分では・・・SO(次男)とYAMATO(三男)も、この先、ええ師匠(親父)に出会えたらええのになぁ~って、考えることがよくあるけどな(^_^;)
今、道場に在籍してる連中では・・・涼太、RITO、清春、恭太、健ちゃん、SO、タケル、ヤマト、承ちゃん、啓太、遼、YAMATO、一颯、優音、YUTAKA、小僧、煌・・・って、結構な人数が、俺(親父)に張り飛ばされてる(さすがに・・・女の子は、今までの卒業生含めて、張り飛ばすことはせえへんけど・・・(^_^;))
俺は・・・柔道の結果云々では、彼らをいっぺんも叱ったことがない
たとえば、試合に関して言うたら・・・勝っても、負けても、一生懸命戦ってきた小さな戦士たちに、「何で、あの場面で、こうできへんかったねん!?」「何で、あの場面で、技を仕掛けへんかったねん!?」なんて、絶対に言うべきではないことやと思ってるから・・・
ただただ、頑張ってきた戦士たちには・・・「よう頑張ったなぁ~」・・・その一言だけで十分やと思ってる
せやけど、これが・・・挨拶、返事ができてなかったり、適当に物事をこなしとったり、相手(仲間、親)に対して感謝の念がない行動を取ったり、人や場面を見て行動しとったりetc・・・が、俺の目に余ったら、そらぁ大変よ(^^)
親御さんが、居ようが、居まいが関係あれへん
目ン玉に力込めて、真正面から張り飛ばされるからなぁ~
子供達も・・・
最初は、「先生に、叱られるから・・・」から入ってくるけど・・・
そのうち、「何で、このオッサン(先生)は怒ってるんやろう?」って考えるようになって・・・
やがて、「これは、やってはいけないことなんだ」って、理解してくれるようになる
そうすることで、同じことを繰り返さへんようになってくる
まぁ、子供やから・・・時に忘れて、同じことを繰り返すこともあるけど・・・その時は、根気よく「なぜ、こうしなければならないのか?」を、いろんな例えを持って伝えてやる
そないすることで・・・親以外の、真正面から向かってくるオッサン(先生)との「絆」が、ちょっとずつ深くなってくるんやないんかな?って思うねん
子供は、いずれ、親の言うことを聞かへんようになる時期が来る
その時が、必ずと言ってええほど、近い将来に来るにもかかわらず・・・ちっちゃい時から、常に「切り札(頭ごなし、力任せ)」を振りかざしとったら・・・やがて、親よりも力が強くなった時に、その「切り札」は、通用せえへんようになる
それどころか・・・いつまでも子ども扱いして、「子供やから、これでいけるやろう」って考えて、「切り札」使いまくっとったとしたら・・・
子供が成長してきて、物事が分かり始め、理不尽な「切り札」の意味を理解しはじめた時に・・・親から離れてしまった我が子の「心」が戻ってくることは、非常に難しいことやと思うんよなぁ~
せやから・・・子育てって、ホンマに難しい(^_^;)
親御さんが、頭でっかちになって、右往左往するのも、ホンマに理解できるわ
俺・・・甥っ子(明美の弟の息子)がおるねんけど・・・
そいつ(虹天:そら(小1))・・・世間一般にいう、「叱られてへん子」やねんな
明美(女房)自体が、ものごっつい、まろやかな人やねんけど・・・その弟も、やっぱり、ものごっついまろやかな人やねん(^_^;)
せやから・・・っていうわけでもないねんけど、虹天は「聞かん坊」やねんな
俺が注意しても、「うるさいわっ!」「知らんわっ!」って、普通に反発してきよるくらいやからな
その虹天・・・1か月ほど前に、義父のお見舞いで和歌山に帰った時に、お母さん(弟の奥さん)もいろいろ忙しいやろうから、2~3日あずかって、俺ら家族といっしょに過ごすことになったねん(^^)
いっしょに過ごすからには、自分の息子(SOやYAMATO)と同じように接するのが、俺のスタンスやから・・・
最初は、「ああでもない! こうでもない!」って、屁理屈ばっかりこねて、ブー垂れとったけど・・・・・
ラーメン食いに行ったら・・・(親方に)「「ご馳走様でした!」は?」
俺のお母ちゃんから、ご飯をよそってもらったら・・・「「ありがとう!」は?」
飯食い終わったら・・・「自分で食ったもん(食器)は、自分で運ばんかぇ!」
黙っとるから・・・「「ご馳走様でした!」は?」
朝起きて、俺と目が合ったら・・・「「おはよう!」は?」
ブー垂れるたびに・・・「お前、自分の家におるんとちゃうねんぞ! 俺は、お前のお父ちゃん、お母ちゃんみたいに、優しくないぞ!」って、目ン玉に力込めて、張り飛ばしまくったってん(^^)(^^)(^^)
ほんなら、普通に・・・「おはよう!」って言うようになったし・・・食ったもんは、自分で運ぶようになったし・・・「ありがとう!」って言うようになりよった
俺は、当然・・・「ちゃんと、言える(できる)ようになったなぁ~(^^) えらい! えらい!」って、抱きしめて褒めてやった(^^)
せやけど・・・褒められることに、あんまり慣れてへんのかな?っていう印象を受けたなぁ~
そんなこんなの2~3日を、いっしょに過ごしたねんけど・・・
2日間、俺に張り飛ばされるだけ張り飛ばされたのに・・・俺らが仙台に帰ったってことを聞いて、そんな「聞かん坊」やった虹天が・・・「仙台に行きたい!」って言いながら、寂しくて泣いたっていうから・・・ちょっとは、俺の真剣さも、彼の心に響いてくれたんかなぁ~って、なんか嬉しくなった
ほんで・・・・・
お見舞いに行ったのを最後に・・・その3~4日後、義父は亡くなってもうてんけど・・・
あれから、約1か月が過ぎて・・・
先日、和歌山に帰った時・・・義父の四十九日の法要でのこと・・・
SOとYAMATOと虹天は、お坊さんの真後ろに座って、そのお経を聞いてたねんな
ただ・・・お坊さんのお経が、これまた、メッチャ長いねん(^_^;)(^_^;)(^_^;)
SOとYAMATOは・・・空気を読むから、「今は、どんな時なのか?」を理解して、黙ってじっと座ってる
せやけど、虹天は・・・普段から、日常的に俺らと過ごしてるわけやあれへんから・・・
途中、立ち上がって、その部屋から出ていこうとしたり、ガサガサして後ろを向いてみたり・・・そのたびに、俺の方をチラチラ見よんねんけど・・・俺、目の動きだけで、「アカンやろが! じっとしとけ!」って、虹天にメンチビームを送り続けたねん
ほんなら・・・結局、約1時間強のお坊さんのお経を読む時間・・・虹天は、じっと座ってた(^^)
他の子供たち(虹天のお姉ちゃん等)は、チョロチョロと出て行ってみたり、コソコソ話をしてみたり、普通にダレとったねんで
でもな・・・
俺・・・終わってから、SOとYAMATOと虹天を呼んで、こない言うたねん
俺:「もし、お前らの大切な、お父さん、お母さんが死んだ時に、お坊さんがお経を読んでくれてるとしよう その時に、チョロチョロと部屋を出て行ってみたり、後ろ向いてガサガサしてみたり、コソコソ話してみたり、そんな人がおったら、お前らどない思う?」
SO:「俺の親父が死んでんのに、チョロチョロするくらいやったら、ここに来るな!って思う」
俺:「じゃあ、虹天・・・今日、一番悲しい想いをしてるのは誰やねん???」
虹天:「・・・・・俺のパパ」
俺:「せやな じゃあ、こんな時・・・その悲しんでる人の気持ちを考えて、どんな行動をせなアカンのか?分かるやろ?」
三人:「うん 分かる」
(ちなみに、SOは・・・「自分に起こったこと(自分の家族が死んだとしたら)やったら・・・」って感じたんやろうなぁ~? 感受性が高いから、その話をしただけで、泣いてたわ)
ちなみに、虹天には、4年生と6年生のお姉ちゃん達がおるねんけど・・・
彼女たちに対しても、俺は分け隔てなく、真っ直ぐな目ン玉で向かっていったんやけど・・・ブー垂れまくって、目を合わすことすらしてくれへんかったわ(^_^;)
きっと、「うるさい、オッサンやなぁ~!」って思われてるんやろなぁ(^_^;)
せやけど・・・「年頃やからな・・・」で片づけて、ええことと悪いことがあると思うねん
今は、学校でも、習い事でも、突っ込んだとこまで指摘してくれることは、限りなく少ないように感じる
そんな時代やからこそ・・・
「親以外に、真剣な目ン玉で、物事を一生懸命伝えようとしてくれる人がおる!」ことが、どんだけ恵まれてることなんか?
そのことに、一日も早くに、気づいてくれたらええのになぁ~って・・・自分の姪っ子やからこそ、心底そない思ったよ(自分のことを、ええように書いてるようで、申し訳ないねんけど・・・(^_^;))
ものごっつい、取り留めのない内容になってもうたけど・・・・・
俺は、この先も・・・我が子にはもちろん、道場生に対してでも・・・
たとえ、「うるさい、オッサンやなぁ~」って思われても構へん
愛情込めて、張り飛ばすし・・・真剣な目ン玉で、向かっていくよ
ほんで、彼らが階段を一段上がった時には・・・決して見落とすことなく、褒めてやりたいなぁ~って、そない思ってる
だって、俺の大切な子供達やねんから・・・(^^)
元気出していこう!
READY! GO!!