就寝(-_-)zzz
組み手8割!
顔2割!
楽しんでいこう・・・It’s Show Time!!
就寝(-_-)zzz
今年は・・・総勢72名
例年通り・・・大型バス2台で
AM7:15出発
まずは・・・AM9:30に、郡山カルチャーパークへ
大人も子供も、ごちゃ混ぜで・・・乗り物に乗って、大騒ぎやったわ(笑)
12:00に、カルチャーパークを出発して・・・13:00過ぎに、スパリゾートハワイアンズへ
プールに行く者・・・温泉に行く者・・・湊ちゃん(中3)が挽いてくれた、コーヒーを飲んでくつろぐ者・・・
皆、それぞれの時間を過ごして・・・18:00に宴会場にて夕食
また、プールに行く者・・・ファイヤーダンスショーを見に行く者・・・風呂に入る者・・・
皆、それぞれの時間を過ごしてたみたいやな
ただ・・・
こないな記し方をしたら・・・各々がやりたいことをやって、勝手な行動をしてるみたいに聞こえるかも知れへんけど・・・それは違う
中学3年生はじめ、上級生は・・・下級生はもちろんのこと、下は幼稚園児とも、いっしょに行動してくれて・・・
正に「ファミリー」やなって、感じさせてもらえる場面ばっかりやった
学校行事(修学旅行や野外活動等)やったら・・・当然、同級生との行動、また、同じクラスの子達での行動っていうのに限られてしまうかも知れへんけど・・・
彼らは・・・同級生や気の合う者達だけでの行動とは無縁
現に・・・
翌日の朝6:20頃に・・・俺、寝起きで大浴場に行ったねんけど・・・
脱衣所で服脱いでたら・・・中2、中1、小6、小5、小4、幼稚園児の連中が、ぞろぞろと風呂から上がってきよった
きっと・・・部屋もゴチャゴチャやったから、一晩中いっしょに過ごしてて、そのまま、寝起きで風呂に来たんやろなぁって、思いながら見てた
風呂だけに限らず・・・カルチャーパークで乗り物に乗る時も、例えば、幼児がメリーゴーランドに乗る時は、馬に跨ってる幼児の横に、中3(15歳以上限定)の子が立って幼児が落ちへんように支える
プールに入る時は・・・下級生(特に幼児や低学年)のそばには、必ず中学生や高学年の連中がおるんよな
そう・・・家族で遊びに行った場合は、親がやるようなことを、中学3年生の奴らが、誰に何を指示される訳でもなくちゃんとやっとんねん
それこそが・・・俺が思い描いてる「ファミリー」像やし・・・柔道だけやっとっても、決して学ぶことのできへん「人間形成」「人間育成」なんとちゃうんかな?って・・・
実は・・・
俺らが、「大家族旅行」と称して遊んでた日・・・宮城県内では、県内最大規模の各学年別(さらに、体重別)オープン参加の個人戦(宮城県チャンピオン大会)が開催されとった
大会には、極力参加させていただきたいとは願ってるけど・・・
それが、道場の行事と同日で重なってしもうた時には・・・俺は、「「想い出の幅」が広がる方を優先してやりたいな」って、常々考えてる
「試合で得るもんなんか、何にもあれへん」・・・決して、そないなことを言うてる訳ではないし、そないなことを思ってる訳でも決してない
今から遡ること、14~15年ほど前まで(道場設立当初から数年間)・・・ウチの道場も、毎月のように、いろんな試合に参加させていただいとった
先日(10月26日)、開催された「宮城県スポーツ少年団学年別柔道大会」なんかでも・・・
当時は・・・男女別、小学1年生~中学2年生までの16カテゴリーの内、ほとんどのカテゴリーで入賞させていただいとったし、優勝者も3~4名は出てたと記憶してる
せやけど・・・
そうなるためには、練習内容も厳しくせなアカンし・・・ある程度、高度なテクニックも教えなアカン・・・日曜日に、合同練習にも参加させていただいとったし・・・他県に遠征にも出向いとった
柔道・・・柔道・・・柔道・・・
遠征・・・合同練習・・・試合・・・
確かに、そないすることで、優勝する者、入賞する者は、多数輩出した
もちろん・・・
みんながみんな、優勝や入賞をする訳やなくて・・・あんなに厳しい練習や遠征をしたにもかかわらず、入賞できへん子も何人もおったのが事実やった
せやけど・・・
子供(小学生や中学生)の頃に、徹底した練習をしたからって・・・仮に、優勝や入賞をしたからって・・・子供たちの「心」に、いったい何が残るんやろか?って・・・
俺・・・ものごっつい自問自答した
そないして、出した結論が・・・今の俺のスタンスやった
子供の頃は・・・
「「柔道」の結果よりも、「人間形成」「人間育成」に力を入れよう」
俺の下におる間は・・・
「子供達の心の中の「想い出の幅」を、限りなく大きくしてやろう」って・・・
人は・・・
「頭」で記憶することって・・・どんどんどんどん、消えていってしまうんやけど・・・
その反面・・・
『心』で記憶したことって・・・一生、忘れへんし・・・一生、消えへんもんなんやないんかな?って、俺は思うねん
おまけに・・・
成長過程での「想い出の幅」は、大きければ大きいほど、将来の人間性を豊かにしてくれるんとちゃうんかな?って、信じて止まへんし・・・
あと4ヶ月もしたら・・・中学3年生の奴らが、ここを巣立っていきよる
もちろん、高校受験っちゅうもんを控えてるんやけど・・・
俺は・・・思う
高校に進学してから・・・柔道を続けるにしても・・・他のスポーツに転向するにしても・・・
その「環境」が、どのような環境なのか?を、己の眼で見極めて選択をしてほしいと・・・
たとえば・・・
各競技のスポーツ少年団や、少年スポーツチームをピックアップした時に・・・
「そこの卒業生達が、どのような人生を歩んでるんか?」に着目してほしいと思う
各チームのホームページなどを見てみても・・・
「〇〇大会 優勝」
「〇〇高校に推薦入学」
「〇〇高校に進学した後、インターハイ〇位」等
その類の記録は、多々目にする
せやけど・・・
俺が着目してほしいところは、そこやなくて・・・
「結果が残ってなかった子」
「レギュラーになられへんかった子」
「高校でも結果に結びつかへんかった子」たちが・・・今現在、どのような人生を歩んでるのか?っちゅうことに、眼を向けた方がいいような気がするねん
レギュラーになられへんかった子、結果が残れへんかった子たちを・・・チームとして、監督として、どんだけの受け皿を持って、背中をあと押してもらえた「環境」やったのか?
たとえ、レギュラーになられへんかった子であっても・・・結果が残されへんかった子であっても・・・自分がやってきた競技に誇りを持って、今現在も、他人に「思いやり」を持って、素晴らしい人生を歩んでるのか否か?
「世間の価値観」や「周りの意見」に惑わされることなく・・・
じっくりと腰を据えて考えて・・・
素晴らしい「環境」に、己の身を置くことを願ってるっちゅうこと
「〇〇高校は・・・県大会〇連覇してる」
「〇〇高校は、強い選手を輩出してる」etc ・・・
間違ってほしくない
柔道にしても・・・野球にしても・・・サッカーにしても・・・
それらは・・・「人間形成」「人間育成」のツールに過ぎん
「勝った」「負けた」「活躍した」「優秀選手やった」なんちゅうもんは・・・一時のことに過ぎへんし・・・
仮に、日本の代表選手になったとしたって・・・仮に、プロの選手になったとしたって・・・それらですら、一時のことに過ぎへん
当然のことやけど・・・
柔道にしても・・・野球にしても・・・サッカーにしても・・・
選手としての時間を退いた後の人生の方が遥かに長い
おまけに・・・
シビアなことを云うたら・・・日本代表やプロになられへんかった者たちこそが、「社会を支えてる」「社会を動かしてる」っちゅうことは言うまでもあれへんことや
ほんなら・・・
「柔道」を通じて・・・「野球」を通じて・・・「サッカー」を通じて・・・
「今(成長過程の時)は、いったい何を学ぶべきなんか?」は、ものごっつい大事なことなんとちゃうんかな?って、俺は考える
たった一言で、簡単に言うてしまいがちやけど・・・
これほど、「人間形成」「人間育成」に関わる重要な要素は、他にはないっちゅうても過言やないと、俺は思う
考えてみてほしい
家で・・・旦那さんが、奥さんに対して行った言動を・・・子供たちが、そのまま行うケースは少なくない
おまけに・・・将来、自身が持った家庭内でも、そのままのことを行ってしまうかも知れへん
会社でも・・・教師が部下を蔑んだり、お客様を蔑ろにするようなカラーの会社は、徹底して改革をする意思を持たんと、そのカラーは下へ下へと受け継がれていってしまうから、なかなか変わることができへん
ほんなら、やっぱり・・・
少年柔道場はじめ、少年野球チーム、少年サッカーチーム、少女バスケットボールチーム等は、もちろんのこと・・・
高校の部活動なんちゅうもんは、「学校教育」の他何ものでもねんから・・・選択をする際には、十二分に考えて選択するべきやないんかな?って、俺は考えてる
ちなみに・・・
以前も記したかも知れへんけど・・・
俺自身・・・我が子はもちろんのこと、道場の卒業生であっても・・・高校を選択する際に、「〇〇高校で、インターハイを目指せ!」なんちゅう類の言葉を「いの一番」に発したことは、未だかつて、いっぺんもない
俺の下を巣立っていく者に対して・・・必ず、伝えるフレーズがある
「お前は・・・次のステージで、「師匠」という方を、背中に背負い込むために、その場所(高校)に行くんや!
この先、人生を歩んでたら、必ず大きな分岐点を迎える時が来る
それは、犯罪(法律)に関わる事かも知れへんし・・・法には触れへんかったとしても、人を傷つけてしまう事なんかも知れへん
その時に・・・「師匠」の顔を思い浮かべて、「正しい選択をする」
その裏切ることのできへん、大切な人を背中に背負い込むために、その場所に行くっちゅうことを忘れるな!」って
誤解を恐れんと、もっと云わしてもろうたら・・・
そういったことができへん者が・・・柔道、野球、サッカー等で、大成するはずがあれへんと思うし・・・
仮に・・・一時、上手くいったとしても・・・その後の人生すべてが順風満帆にいくほど、世の中は甘くないもんやと、俺は思ってる
要するに・・・
今、俺が・・・子供たちにすべきこと・・・子供たちに伝えること・・・子供たちの心に残すことは・・・「「柔道」が、いの一番ではあれへん」って思ってるっちゅこと
ホンマは・・・
もっともっと、記したいことが仰山あるし・・・もっともっと記さへんかったら、これくらいの文章だけやったら、俺の根底にある想いのすべては届かへんのやけど・・・・・この辺で辞めとくわ(苦笑)
道場設立20年
いろんなことを経験して・・・いろんな子供達、いろんな親御さんたちを見せていただいて・・・いろんなことを加味した上で出した、結論(今のスタンス)
幸いにして・・・
卒業生達は・・・柔道を続けた者・・・柔道を続けへんかった者・・・柔道の結果が残った者・・・結果が残れへんかった者・・・他の競技に移った者・・・会社勤めをしてる者・・・自営業をしてる者・・・幼い頃からの夢に近づいた者・・・いろいろとおるけど・・・
途中で辞めんと最後まで続けた者たちは、皆、ひん曲がることなく・・・真っすぐに、己の人生を歩んでくれてるみたいで安心してる
おまけに・・・
もし何か(進学のことや就職のこと、人生に迷ってしまった時など)あったとしても・・・事ある毎に、道場に顔を出してくれて、俺に相談を持ってきてくれることが救いやなって感じてる
周り(道場の外)から見たら・・・ウチのスタンスに対して、賛否はあるやろうけど・・・
そんな卒業生達を見る限り・・・長年、アホみたいに、このスタンスで続けてきて良かったなぁって・・・最近つくづく実感してる
俺自身・・・歳をとったんやろなぁ