ヤマタケSOココ

今回は・・・この春、小学校を卒業する、「倭(ヤマト)」「武(タケル)」「心颯(SO)」「桜想(こころ)」

この4人について、記そうと思う

 

 

 

SOは・・・北岡家の次男坊

長女(悠葉先生)21歳、長男(REN兄ぃ)19歳とは、だいぶ離れた次男坊

 

上2人が柔道をしてるのを見て・・・物心がついた時には、柔道衣を着てて・・・今でも、見様見真似、自分の感性で柔道をやってる

あの動き、あのタイミング、あの背負い投げを見たら・・・俺でも、時々、ハッとさせられることがあるけど・・・

俺は、彼に・・・「柔道」の詳しい部分は、何ひとつ教えてへん

 

もちろん、「ここを持った方がいい」「頭を下げたらアカン」etc・・・そんな基本的なことは、他の道場生同様に指導はするけど・・・

「この場合、釣り手はこっちにもっていく」「相手が、こう動いた時のタイミングで背負い投げに入る」「こっちに崩したら、重心はズレるから逆を突く」なんて、技術的なことは、何ひとつ教えんと、かなり放ったらかしにしてる

 

 

そのSOが、幼児の時に出場した「宮城県学年別チャンピオン大会」での彼の動きを見て・・・

「北岡道場に来れば、SO君みたいになれますか?」って、ウチを訪ねて来てくれたのが、ヤマトとタケル(&ヤマタケパパ)やった

 

「あの子(SO)は、兄貴とかの柔道を、見様見真似でやってるだけやから、すぐ追いつくし、すぐ追い越すんとちゃうかな?」

俺が、そない伝えたら・・・

ヤマタケパパ・・・「?????」の状態やったけど・・・すぐに、ヤマトとタケルを「北岡道場」にあずけてくれた

 

 

彼らも、また・・・柔軟性とマット運動等、幼稚園がそのようなことに力を入れてた幼稚園やったようで、運動能力は長けており、飲み込みはものごっつい早かった

親父さん(ヤマタケパパ)とお母さん(ヒロミ姐さん)の高身長を見て、「「背負い投げ」より「内股」の方がええな(^^)」って思ったから・・・

俺は・・・和歌山の「九度山柔道クラブ」の海堀先生(俺の高校時代の後輩)に電話をして、内股のポイントのアドバイスを仰いで、試行錯誤でヤマトとタケルに、内股を教えた

 

俺自身が、背負い投げをやってきたこともあって・・・「北岡道場=背負い投げ」みたいな感じが定着しとって・・・

また、背負い投げをやってたら、体を回転させることが身に付くし・・・ある程度、他の技にも移行できるかな?ていう目論見もあったから(もちろん、体が小さい子が多かったっちゅうこともあったけど)・・・当時は、結構、背負い投げをする子が多かった

 

一応、大まかな技の理屈は分かってるから、ある程度のことは教えてやれるけど・・・やっぱり現役時代、内股をやってた、スペシャリストに聞く方が間違いないし・・・・・そない思って、海堀先生にいろいろとアドバイスを受けた

まぁ、それが功を奏してか?・・・今は、あの頃よりも、いろんな技に対する指導は、行き届くようになったかな?(笑)

 

 

 

ココちゃんは、兄貴の凜杜(りと)といっしょに、道場に入会してきた

震災の年の冬やったかなぁ~?

まだ、彼女が、小学校1年生の時で・・・笑った時に、生え変わる途中の前歯がないのが、ものごっつい印象に残ってる(^^)

 

ココちゃんは・・・レスリングをやってたこともあって、寝技がしつこくてなぁ~

もちろん、立ち技のセンスも決して悪くなかったけど・・・

せやけど・・・なんせ、同学年が「ヤマタケSO」・・・・・やからね(^_^;)

俺・・・「同じように頑張れ!」とは、到底言われへんかったよ

 

そんな、彼女は・・・下の子の面倒見が、メチャメチャいい

体験希望者が来た時・・・また、新しく入会してきた小さい子に対して・・・手取り足取り、やるべきことを教えてくれたり、柔道衣を整えてくれたり・・・ホンマ、ココちゃんには、一番安心して任せることができるねんや(^^)

 

余談やけど・・・

そんな、ココちゃん・・・実は、ものごっついレスリングが強い(^^)

SOが、5年生になるくらいに・・・ココちゃんが通ってた、東北学院のレスリングクラブで、レスリングをやるようになったねんけど・・・

北日本大会とか、秋田県大会とか・・・いっしょに、いくつかの大会に行ったけど・・・

タックルして、そのまま相手を担ぎ上げ、立ち上がってしまうねんから・・・そらぁ、驚かされるよ(驚)

あの細い体で・・・・・いや、細い体やからこそ、レスリングは階級が限りなく細かく設定されてるが故、ベストパフォーマンスを表現できるんかも知れへんな?

 

せやから・・・

「中学校に行っても、柔道を続ける(^^)」って言うてくれた、ココちゃん

ここから先は・・・小学校の時みたいに、軽量級、重量級っていう、アバウトな階級やなくて・・・階級の設定が細かくなるから、期待できる要素は十二分にあるわな

 

もちろん、親父さん(直ちゃん)とお母さん(順ちゃん)の考えもあるやろうから・・・決して、無理強いはできへんけど・・・・・

俺、個人的には・・・「ココちゃんも、このまま、中学、高校って、柔道衣を着続けててもらいたいなぁ~」って願ってるよ(^^)

 

 

 

 

しかし・・・

ヤマト、タケル、SO・・・あの3人には・・・

たくさんの『感動』と『興奮』をもらったなぁ~

 

個人戦では・・・

宮城県スポーツ少年団学年別大会 仙台市予選

宮城県スポーツ少年団学年別大会

宮城県学年別チャンピオン大会

いつの学年でも・・・全ての大会に於いて、必ずって言うていいほど、ベスト4に、あの3人が上がってきてた

金銀銅メダルは、常に入れ替わっとったから・・・あいつら同士の、盛り上がれへん(笑)、決勝戦、準決勝戦も、多々あったなぁ~(^_^;)

 

団体戦では・・・

河北新報杯

ライオンズクラブ杯

全国少年柔道大会 宮城県予選

日整全国少年柔道大会 宮城県予選

ウチが、出場させてもらってる、すべての大会のメダル(金銀銅問わず)を持ってるんとちゃうんかな?

 

また、日整全国少年柔道大会にも・・・

4年生の時は、SO

5年生の時は、タケル

6年生の時は、ヤマト

それぞれ、宮城県の代表選手として、講道館に行かせてもらってる

 

 

ホンマに、ええライバル関係やし・・・

ほんで、また、プライベートでも仲がええねんよな

ウチに泊まりに来たり・・・ヤマタケの家に泊まりに行ったり・・・

※ちなみに、最近でこそ、なくなったけど・・・ココちゃんも、凜杜といっしょに、ウチに泊まっては、みんなで雑魚寝しとったけどな(^_^;)

 

 

 

 

「ヤマト」は・・・かなり、成績優秀

多分、学年でも、トップクラスの学業成績やと思う

柔道も、結構考えて動くから、技も正確やし・・・相手をよう見てる

 

 

「タケル」も・・・まぁまぁ、勉強は出来る方やと思うけど・・・

あいつは、どっちかっていうたら、SO寄り

頭を使うか?体を使うか?って言うたら・・・完全に、体を使う方(笑)

双子やのに・・・こんなに違うんか?って驚かされるよ(^^)

 

 

「SO」は、あの通り・・・REN兄ぃ(長男)の後を追って、悪さ街道を走り続けてる

完全に、「昭和」の子供

この時代には珍しい、昔ながらの悪ガキ

 

 

その3人の、どこに交わる接点があるんか?は、よう分からんけど・・・

せやけど、仲がええねんな・・・これが・・・

 

 

 

あいつら3人には・・・

決して、無理強いして練習させたわけではあれへん

 

せやけど・・・

小学校2年~3年生くらいの時には・・・

もう既に、乱取り中・・・お互いに技が決まれへんことに・・・ちょっとでも膝をつかせられたことに・・・お互い、熱くなってエキサイトして・・・

頭突きを喰らわせ合ったり、持ってる釣り手で顔を殴ったり、蹴ったり、壁にぶつけ合ったり・・・

俺らが、高校や大学の頃に・・・練習中、キレてヒートアップして、やってたようなことを、普通にやっとった(^_^;)

※せやから、ココちゃんには「同じように頑張れ!」って、言われへんかったねん(-_-;)(-_-;)(-_-;)

 

 

俺は・・・あいつらが、ど突き合ったり、蹴り合ったりしてるのを知ってたけど・・・常に、見て見ぬふりをしとった(^^)

(いや・・・逆に、煽りまくってたかも???(笑)(笑))

 

そのくせ、練習が終わったら・・・いっしょになって、転げ回って、笑って遊んで・・・・・

「さっきまで、頭突きし合ってたんとちゃうの!?」って思わされるくらい・・・完全に、ON/OFFの切り替えができとったなぁ~

 

 

 

そんな彼ら4人も・・・もうすぐ、小学校を卒業する

 

 

中学生になったら・・・

今までみたいに、週2回の練習のみで通用するほど、甘い世界やないから・・・みんな(特に「ヤマタケSO」)は、頭打ちすることになるやろうなぁって、俺は思ってる(^^)

「今まで勝ってた相手に、勝たれへんようになってくる」

それどころか・・・

「今までは楽に勝てた相手に、普通に負け始める」

 

それが嫌で、腐って、その道から逃げ出してしまうんやったら・・・それは、それまでなんやろうな??

 

 

せやけど・・・

逃げ出さんと、「自分には何が足れへんのか?」「自分が前に進むためにはどないしたらええんか?」を、己自身で考え始めてくれたら・・・

その時こそが・・・己自身で己自身を、次のステージにステップアップさせてくれるもんやって・・・俺は、そない考えてる

 

 

小学生の時は・・・運動能力が長けてたら、ある程度のことは通用するし、やったらやった(やらせたらやらせた)だけ結果はついてくる

 

せやけど・・・

中学生になったら・・・「我」も出てくるし、プライドも出てくるから、無理強いしてやらせても・・・そのうち、きっと頭打ちしよる

まぁ、小学生の時と同様に・・・やらせたらやらせただけ、ある程度は、強くなるかも知れへんけど・・・

ただ・・・・・「強くなる」っちゅうだけのことやわな

 

それ以上のもんを望もうとしたら・・・なかなか難しくなるよ

管理された中で、己自身と向き合うことをせえへんかったら・・・人として成長することは限りなく困難を極めるはずやしな

 

また、これからは・・・

上手くいかへんこと、負けたことを、照れ隠しで、笑ってごまかしたり・・・ヤル気がないような素振りを見せたりすることも・・・きっとあるやろうな?

 

せやけど・・・

その子の今現在の「立ち位置」を、限りなく考慮してやって・・・その上で、未来に向かって導いてやらなアカンのが・・・俺の役目やと思うんよな

 

 

 

中学生っていう時期は・・・一番、いろんなことを覚える時期!

ほんで・・・

中学校の時の友達は・・・一生の友達って言うても過言やない!

 

 

これからの3年間は・・・

仲間を大切にして・・・自分を大切にして・・・何事にも精力的に取り組んでほしい!

ほんで、仲間と過ごす時間を、何よりも大切に感じてほしいって願う

 

今まで以上に、「柔道」だけにとらわれとったら・・・絶対にアカン!

 

 

二度と戻ってけえへん、掛け替えのない中学3年間を・・・・・

どうか、素晴らしい時間にしてくれることを、心から願ってる!

 

その素晴らしく、掛け替えのない時間が・・・

きっと、君たちの『心』を、限りなく成長させてくれることやろう

 

 

その成長した君たちを・・・

俺(この「いい加減」な、柔道場の先生)は・・・

『未来』で待ってるから・・・

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

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