2月11日(土)・・・南條先生ご夫妻に無理を申し上げ、「仙台大学柔道塾」に、出稽古にお邪魔させていただいた
中学生は、県内の体重別の大会があったから・・・両チームとも、小学生、幼児のみの練習やったけど・・・(^^)
俺は、南條充寿先生と二人・・・先生が、講演会でお話しされてるような、オリンピックの裏話とか・・・
また、大学の柔道部の監督であり、全日本の監督も務められた方が、少年柔道指導に対して、どのようなお考えをお持ちなのか?とか・・・
かなりの時間、話し込んどって・・・
結局・・・南條和恵先生(奥様)が、アップから何から、全部仕切ってくださった次第やった(^_^;)
和恵先生、申し訳ございませんでした!
※ちなみに、和恵(旧姓:永井和恵)先生・・・現役の頃は、メチャメチャ強かった方で・・・
YouTubeにも、現役の頃の試合動画がアップされてるけど・・・ものごっつい、技のキレ味をお持ちの方やねんで(^^)
せやけど・・・毎回、お邪魔させていただくたびに感じることやけど・・・
仙台大学柔道塾の子供たちは・・・イキイキとした顔で、柔道に取り組んどるなぁ~
ホンマに、柔道を楽しんでるって感じがするわ(^^)
ウチも・・・楽しみながら、柔道に取り組んでるつもりやから、その部分ではゴッツゴッツやと思うねんけど・・・
せやけど・・・
柔道以外の「挨拶」とか、「礼儀作法」とかは、完敗やなぁ~って思った
柔道の「強さ」「上手さ」よりも、もっともっと大事なことがあるもんな
せやから・・・足らへん部分は、もうちょっと力を入れて、子供たちに伝えていってやらなアカンなって思ったよ
「北岡道場」は・・・年に2回ほど、仙台大学柔道塾に、合同練習にお邪魔させていただく
それが、唯一の出稽古・合同練習やねんけど(福島の合宿は別やで(^^))・・・
その合同練習も・・・
柔道の技術の向上とか・・・
いろんなタイプの選手を攻略するためのテクニックとか・・・
そんなことは、一切考えてへん
よその道場に出向いた時に・・・どんだけ、物怖じせんと堂々としてられるんか?
・・・くらいにしか、考えてへんかな?
ほんで、俺自身も教育者として・・・
今現在の考え方、取り組み方の確認
この先、どのような方向性を見据えていったらいいんか?等の勉強
要するに・・・柔道を通じて、子供たちに何を伝えていってやったらいいんか?・・・を、学ばせてもらえ、考えさせてもらえる
ホンマ、それくらいにしか考えてへんねん(^^)
せやから・・・今回も、お邪魔させていただいて、いろんなことを感じさせてもらったけど・・・
やっぱり・・・
『今』、子供たちに伝えてやるべきこと・・・
それは、高度な技術とかテクニックではない
また、勝つための最短距離の方法でもあれへん
彼らが、『子供』やからこそ・・・
もっともっと、伝えてやらなアカン大切なことがある!
もっともっと、経験させてやらなアカンことがある!
俺以上に・・・「柔道」の世界に、どっぷりと浸かって・・・
しかも、もっともっと深い世界まで見てこられた、南條先生と話をすればするほど・・・
「『今』は、何をするべきなんか?」が、あらためて見えた気がしたよ(^^)
余談やけど・・・
今春から・・・沙季ちゃん(沙季先生)が、仙台大学に入学して、和恵先生(監督)に、お世話になる
小学校、中学校時代・・・「アカンたれ」やった、沙季ちゃんが・・・
高校で、インターハイ出場をもぎ取って・・・今春から、大学柔道に身を置く
いつも、言うことやけど・・・
小・中学校時代(特に小学校時代)の「勝ち負け」は・・・ホンマに、大した評価ではあれへんと思う
柔道を楽しんで・・・柔道が大好きで・・・・・
シンドイこと、辛いこともあったやろうけど・・・柔道を続けてきたことで、大学進学することができた
その大学でも、柔道を通じて・・・社会で生きていく術を学び・・・社会で戦う「心」を学び・・・ほんで、社会に羽ばたいていく
もちろん、その上で、柔道の結果が付いてきたら・・・なお、ええことやと思うんやで
小・中学校の間は、少年柔道で関わりを持ち・・・
大学に進学した時には・・・あのような考え方を持たれてる方が、監督になっていただけるなんて・・・
ホンマ・・・こんな素晴らしい、好循環はないんとちゃうんかなぁ~!?(^^)
柔道選手(また、柔道に限らず、アスリート)は・・・現役を退いた後の方が、人生は長い
その人生を、どんだけ「豊か」に過ごすことができるんか?は、ものごっつい重要なことやと思う
(もちろん・・・その「豊かさ」とは、金銭的なことではあれへんで)
「鬼」と化して、極限まで自分を追い込んで、周りのことも考えんと、ただ目標に向かって真っ直ぐ進み、勝つことを最優先とする、(小中高問わずの)アスリート時代
「人間」として、周りに心配りをしながら、素晴らしく幸福な時間を手に入れたいと願う、現役を退いた後の人生
俺、この歳になって、感じることが多くなったんやけど・・・
それらを両立させるべく、バランスよく、子供たちに教育していってやることって・・・
簡単なことようやけど・・・実際は、ものごっつい難しい気がしてならんねんよなぁ~
我が子であれば、なんとかなると思うねんけど・・・
よそ様のお子さんを預かってる以上、そう簡単にはいかへんと思うねん
三つ子の魂百まで!
せやからこそ、俺が付き合ってる、小・中学生の今の時期は・・・後者になれるべく、物事を伝えていってやりたいと考えてる
実際、入会時に限らず、入会後であっても・・・最大限に、前者を求める親御さんには、ウチ(北岡道場)を選択してもらえへん方向を勧めるようにしてるしな
矛盾が生じてるように見える部分もあるやろうし・・・
また、実は俺自身が一番ジレンマを感じてるのも事実やねんけど・・・
でも俺は、子供たちには・・・後者を大切に考えるべく、その方向に導いていってやりたいと考えてるねんや(^^)
最後になりましたが・・・
充寿先生!
和恵先生!
また、学生コーチの皆さん!
お忙しい中、合同練習をしていただき、また、たくさんの「貴重な話」を頂戴しましたこと、心より御礼申し上げます!
ありがとうございました!
ちなみに・・・中学生の県下体重別の大会は・・・
60kg級で・・・海士が準優勝
81kg級で・・・恭佑が3位
もちろん、小学校時代、何のタイトルも持ってへん・・・それどころか、ケチョンケチョンにいわされとった連中が、たった週2回の道場の練習のみで・・・柔道を楽しみながら、ちょっとずつ結果を出し始めてる
もちろん、「今」結果が出てへん連中も・・・「柔道」を限りなく楽しんで・・・「仲間」をものごっつい大切に思って・・・「北岡道場」に居場所を感じてる
上の先輩方から彼らへ・・・ほんで、今の彼らから道場の後輩たちへ・・・身を以て、繋いでいってくれてる
「楽しくなければ、意味がない!」ってこと
それが、何を意味してるんか???
『答え』は・・・
ずっとずっと先にあるはずやよ!
元気出していこう!
READY! GO!!