8月6日(日)・・・青葉武道館に於いて、上記の大会が開催された
前日の『OB&OG会』を見る限り・・・「明日は試合」なんてことは、どこ吹く風(^^;)・・・完全に、気が緩みモード全開やったけど、えらいみんな頑張りよったわ
優勝含め、入賞者も、多数おったしな
やっぱり、子供ながらに・・・オンオフがきっちりできてるんやろなぁ~(^^)
ホンマ、すごい奴らやで(^^;)
ただ、今回の大会で・・・
俺は・・・唯一、YAMATO(小3:ウチの三男坊)のみを叱った
理由は・・・試合後の態度
YAMATOは・・・結果的に、決勝戦まで上がったねんけど・・・決勝戦で見事な「背負い投げ」で、一本負け
いつも記すように・・・子供たちにとって、今の結果なんて、ほぼ関係ないと思ってるから・・・結果は、金メダルやろうが、銀メダルやろうが、そんなことは、監督(親)の俺にとっても大したことではあれへん
ただ・・・負けた試合後に、ヘラヘラしてることが、俺には許しがたいことやった
「悔しいと思わへんのかっ!?」とか・・・
「一生懸命、練習に取り組んでないから、負けるんじゃっ!」とか・・・
そんな、大人目線での感情では、決してあれへんで!?
どっちかっていうたら・・・YAMATOは、一生懸命練習には取り組む子やし・・・きっと、「悔しい」ってことも感じてたと思う
せやけど・・・俺が、教育してやりたいことは・・・今の柔道の結果なんかより、「人間性」やねん
負けた試合後に、ヘラヘラしてることは・・・しのぎを削って戦った相手に対して、ものごっつい失礼やと思うし・・・
また・・・準決勝までに、彼に負けて上に上がることができへんかった子に対しても、ものごっつい失礼なことやと俺は感じたから・・・
おまけに・・・
普段、いっしょに汗を流して頑張ってきて、決勝戦の応援をしてくれてた仲間・・・
応援に来てくれた親御さん(彼の場合は、俺と明美やけど)・・・
観覧席から、大きな声で応援してくれた、ご父兄の皆さん・・・
そんな、周りの人達に対する「感謝」の気持ちを蹴飛ばした形になったっていうこと
ほんで・・・
さっきも記したけど・・・実は、彼はものごっつい練習をする
姉兄(悠葉先生、REN兄ぃ、SO)に感化されてるってこともあるんやろうけど・・・ものごっつい、一生懸命練習をする
その一生懸命、「辛抱と努力」をしてきたことを、己自身で蔑んでしまったこと
照れ屋さんなのか?・・・結構、飄々としてることが多い
せやけど・・・嬉しい時は、大喜びして・・・腹が立ったら、怒って・・・哀しい(悔しい)時は、泣いて・・・楽しい時は、体全体で楽しむ
これからは・・・そんな「喜怒哀楽」も、恥ずかしがることなく、表に出していってほしいなっていう想いもあって・・・
ものごっつい、ええ機会やったから(「鉄は熱いうちに打て!」やと思って)・・・
それらすべてを、今一度伝えるつもりで・・・俺は、彼を叱った
※YAMATOの名誉のために記しておくけど・・・
帰宅後、それらのことを、もういっぺん噛み砕いて説明して・・・「感情を、表に出すことは、決して恥ずかしいことではないんやで?」って伝えてやったら・・・嗚咽しながら、「悔しかったし、納得いかへんかった」って、号泣しとったわ(よほど、悔しかったみたい(^^))
常日頃から・・・家庭の中でも、「責任」や「感謝の気持ち」「思いやり」を背中に背負い込んでこそ、「一人前」やっていうことを伝えて育ててるつもりでおるし・・・道場内でも、道場生全員に対して、それは伝え続けてるつもりではおるけど・・・
一歩ずつやけど・・・大人への階段を上がる、その時々に・・・彼ら全員に、俺の感性の中に存在する、大切なことを見落とさずに伝えていってやりたいなぁ~って、あらためて感じさせてもらえる、ええトリガーやった
それと、もうひとつ・・・
今回の試合は・・・「一生懸命」取り組んでる者と・・・「それなりに」取り組んでる者との差が・・・あからさまに、浮き彫りになった大会やったなって感じたなぁ~
もちろん・・・
全ての物事を差し置いてでも、今は「柔道」だけを追い求める時期ではないのは・・・俺自身、いつも念頭には置いてるから・・・徹底して、追い込んだりはせんへんけど・・・
せやけど・・・
「与えられた環境の中で、最大限の努力をする!」
・・・・・ことは、彼ら全員に、常日頃から、口うるさいくらいに伝えてる
ゲームする時は・・・一生懸命、ゲームをする!
飯食う時は・・・一生懸命、飯を食う!
柔道する時は・・・一生懸命、柔道をする!
・・・・・っていう、ケジメの部分もね
人間は(って言うより、すべてのものがそうやねんけど)・・・大人であっても・・・子供であっても・・・すべての者に、1日、24時間、平等に時間が与えられてる
その24時間の中で・・・当然、寝る時間、飯食う時間、風呂に入る時間等、生きるためにせなアカンことは必要になってくる
それ以外で・・・
たとえば、子供であったら・・・
野球と勉強を両立してる子
柔道と勉強を両立してる子
英語とダンスと勉強を三つ巴で頑張ってる子
・・・・・いろいろとおる
もちろん、それ以外にも・・・子供であるが故に・・・
友達と遊びもせなアカン(友達同士で遊ぶことの中には、生きていくのに必要な、社会性を学ぶ部分がものごっつい多くあると俺は思ってる)
・・・・・って、俺は考えてる
そんな、何か2つ以上のことを両立するっていう、不自由さの中で頑張ることは、・・・実は、ものごっつい大変なことやと思う
せやけど・・・その不自由さの中で、頑張ったことこそが、己自身の「地力」になるんとちゃうんかな?って、俺自身は切実に感じてる
ほんで・・・それが、きっと将来、役に立つんとちゃうんかな?って、俺は信じてる
勉強だけをやっとってもアカン!
野球だけをやっとってもアカン!
サッカーだけをやっとってもアカン!
もちろん、遊んでばっかりで、何もせえへん者は、論外や!
そんなことを・・・限りなく噛み砕いて、子供らに話したけど・・・
何かしら、「気付き」の材料になってくれてたらええねんけどね(^^)
県大会に繋がった者
途中で敗退してしまった者
君たちにとっては・・・すべてが、通過点!!
今日という日は、二度と戻ってけえへんねんから・・・同じ「失敗」を繰り返さへんように・・・
『与えられた環境の中で、最大限の努力をしよう』
・・・やないかっ!?
なっ!?
元気出していこう!
READY! GO!!