試合結果

8月11日(日)・・・青森県武道館に於いて、「東北中学校柔道大会 個人戦」があった

ウチの次男坊、「北岡 心颯(SO)」が・・・66kg級に出場させていただけたから、応援に行ってきた

 

結果は・・・

GSで、奥を叩かれた時に頭が下がってしもうて、防御姿勢に対する「指導」をもらって・・・1回戦敗退

 

正直・・・「背負い投げ」に執着しすぎて、前後、左右、上下に揺さぶることがまったくできてへん

「背負い投げ」一辺倒の、淡白な試合やったように感じる

 

 

宮城県内の試合では・・・彼が「背負い投げ」を撃つたびに、試合を止められて、VTR確認

主審、副審、ジュリーの誰かが、アクションを起こした時点で・・・「両膝指導」

口には出さずとも・・・相当なストレスがあったことやと思う

翼を捥がれた少年

そのストレスの跳ね返りが・・・あの「背負い投げ」一辺倒の、淡白な試合につながったんとちゃうんかな?

 

 

彼自身も・・・今回、東北大会に出場するにあたって・・・

「宮城県内の大会みたいに、もし「両膝指導」で、反則負けをしたとしても・・・自分の「背負い投げ」が、どんくらい通用するんか?・・・思いっきり、飛び込んでみる!」

そない言うてたくらいやから・・・結構、「背負い投げ」には執着しとったんかも知れへんよな?

 

 

いずれにしても・・・

俺(親であり指導者である俺)にとっては・・・結果は、どうでもいい

彼が・・・ストレスなく、思い切って戦うことができたんやったら、ただそれで良かったと思うよ

 

 

 

 

 

 

今回の東北大会っていう大きな大会を観戦して・・・

俺自身が、率直に感じたことをストレートに書かせてもらおうと思う

 

ちなみに・・・読んでくださってる皆様方の中で・・・俺が、これから記載する内容を、「批判」として受け取ってしまうかも?って、思う方がいらっしゃるんやったら・・・これから先は、どうか読まんといてください!

 

俺は・・・SOの父親として、「親バカ」で記すんではなくて・・・

あくまで、子供たちを教育する立場の人間としての「持論」を記すつもりでおるから・・・

どうか、この先は・・・ご理解いただいた方のみ、読み進めてほしい!

 

 

 

 

 

個人戦が始まって、ちょっと経ってから・・・

SOが、自分の試合が回ってくるまでの間に観客席に上がってきた

 

SO:「ルール、ちゃう(違う)やん!? いろんな試合観てるけど、「両膝指導」取られてへんし・・・」

俺:「お前も、そない感じたか?(笑) まぁ、ええやん!? 「指導」取られる、取られへん、関係なく・・・お前自身、納得のいく「背負い投げ」を撃ったらええんちゃうか!?」

俺は・・・彼の試合が始まるまでに、彼とそんな会話をした

 

 

ほんで、迎えた初戦・・・

SO自身・・・「背負い投げ」を、何べんも何べんも撃っとった

彼の発言通り・・・実際、思いっきり「背負い投げ」に飛び込んでたように、俺には見受けられた

今までの大会(宮城県内)やったら・・・3回撃った時点で、確実に「両膝指導3」で、「反則負け」になってしまうようなレベルの「背負い投げ」を、何べんも何べんも撃ってた

 

せやけど・・・

お咎めはなく・・・GSにもつれ込むまで、試合をさせていただくことができた

 

 

 

「宮城県大会」では・・・彼が「背負い投げ」を撃つたびに、試合が止まって・・・VTRの確認作業

ほんで、主審とジュリーが話し合った結果・・・「両膝指導」

 

せやけど・・・

「東北大会」では・・・同じ人間(SO)が、同じ「背負い投げ」(それどころか、宮城県内の大会でのストレスを吐き出すかのような、躊躇のない背負い投げ)を撃っても・・・試合は、止まることなく普通に流れる

 

俺は、SOに対して・・・

その違いを・・・根拠に基づいて、説明してやることができへんかった

 

 

 

 

審判の先生方は・・・皆、ものごっついプレッシャー、ものごっつい緊張感の中で、試合を裁いてくださってる

それは・・・俺自身も審判をするから、重々承知してるつもりでおるし・・・

機械じゃなくて、人が判断(判定)をする以上・・・何事も、いろんな見解があって、ケースバイケースはやむを得んと思ってる

 

ただ・・・

そのような事案(「宮城県大会」と「東北大会」のような根拠のない違い)が起こってからでは・・・多感な時期の子供の『心』は、少なからず擦り切れてしまいよる

 

せやから・・・

「審判」っていう鎧を脱いだ時に・・・ちょっとでええから、子供たちの『心』をフォローしてやってくれたらなぁって・・・欲を言うたら、俺はそない感じる

 

 

それは・・・

ウチの息子(SO)に対してだけって、いうことではなくて・・・

これからを担う・・・すべての子供たちの『心』に対してやで

 

彼に、「背負い投げ」で、3回投げられたにもかかわらず、勝ち名乗りを受けた相手選手に対しても然り

彼に、投げられて、抑え込まれ、「一本」の宣告を受けたにもかかわらず、勝ち名乗りを受けた相手選手に対しても然り

 

 

すべての選手に声を掛けてやることは不可能であっても・・・

気付いた方が、ちょっとしたフォローをしてやったら・・・子供たちは、かなり救われると思うんよな

実際、SO自身・・・ある試合(反則負け)の後、一人の審判の先生が声を掛けてくださったことに、ものごっつい救われとったから・・・

 

 

 

 

「なんで、同じこと(背負い投げ)をしてんのに・・・宮城の大会ではアカンくて、東北大会ではいけんねん!?」

 

そないに、擦り切れてしもうた子供の『心』を・・・元に戻すべく、一生懸命「治療」をするよりは・・・

擦り切れる前に・・・フォロー(「予防」)をしてやった方が・・・きっと、傷は浅いと思うんよな?

 

曲がりなりにも「教育」っちゅうもんを志した以上・・・

子供たちの『心』を預かってる立場である以上・・・

俺は・・・そないしていってやりたいと、常々考えてる

 

 

ほんで、また・・・

それは、「柔道」だけに限らず・・・どんな場面であっても、同じことが言えるんとちゃうんかな?

 

それでなくとも・・・

メールやSNSの普及で・・・「人間関係」っちゅうもんが、希薄なこのご時世

ちょっとしたことであっても・・・彼らの目を見ながら、温ったかい「言葉」を届けてやったら・・・

子供の『心』に響くことって、思ってるよりも仰山あると思うよ

 

 

これからを担う子供たちに・・・何を与えてやれるんか?

これからを担う子供たちから・・・何を奪ってしまうんか?

それは・・・

俺ら大人の「行動」や「言動」、そのひとつひとつに掛かってるんかも知れへんよな?

 

 

 

誤解を恐れずに記したけど・・・

これは・・・審判の先生方の「批判」をしてる訳でもないし・・・教育の現場に立ってる方々に、「こうしてくれ!」ってお願いしてる訳でもない

もちろん、「上から目線」に聞こえてしまってるんであれば・・・この場で、お詫びしたいとも思う

どうか、お許しいただきたく存じます

 

 

 

 

 

 

 

余談やけど・・・

宮城県内の少年柔道のいろんな大会・・・

観客席が、各道場単位や各地区(仙台地区等)単位に指定されるようにって・・・いわゆる、「場所取り」っちゅうもんを、せんでもよくなったことは・・・皆さん、ご存じかと思うけど・・・

何年か前・・・各大会の主催者の方々に対して、ものごっつい恐れ多かったけど・・・散々、お手紙やメールを送らせていただいた

 

我先にと、えらい勢いで階段を走っていく際に・・・子供たちが転倒して怪我でもしてしもうたら、「試合」をしに来てるのにも拘わらず、本末転倒やと思うし・・・

試合が開始されたら・・・観覧席に荷物だけを置いてることで、空席があるにも拘わらず・・・応援に来られてる「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」が座席に座れんと、試合会場の脇の後方で、一生懸命背伸びをして、お孫さんの試合を観戦してるっちゅうのは如何なもんか?

ずっと、そない感じとったから・・・何かアクションを起こされへんかな?って思って、そないさせていただいた

 

 

 

また・・・

何年か前から・・・宮城県の大きな学年別の大会に関しても・・・

「体重別にするっていうことを、検討していただけませんか?」って・・・

誠に勝手ながら・・・そない、主催者側の先生に対して、ご意見を申し上げさせていただいてる

 

遠い試合会場まで、時間をかけて、試合に参加するにも拘らず・・・

70kgの子と、30kgの子が試合をして・・・その日の試合が、わずか3秒ほどで終わてしまうなんていうことは・・・子供たちにとったら、決していいことではないように思う

 

「ほんなら、3秒で負けへんくらいの練習を積んでこいよ!」っていう意見も、あるかも知れへんけど・・・

 

せやけど・・・

ナンボ、頑張っても・・・ナンボ、運動能力が高くても・・・

体の大きさや、成長度合い(第二次性徴を迎えてるか?否か?)っちゅうもんは・・・決して埋まれへんって言うても過言やないくらいの差があるもんやん?

 

勘違いしてもらいたくないけど・・・

決して、ウチ(北岡道場)の軽量級の子どもたちを勝たせたいっていう意向で、体重別を望んでる訳ではあれへんで

その証拠に・・・ウチは、体重別になってる全国大会の予選なんかにも、出場せえへん時もあるくらいやし・・・毎回、この場で記してるけど、俺は、そんな(勝つことの)価値観を、まったく持ち合わせてへんから・・・

 

あくまで・・・体重差があり過ぎることや、成長度合い(第二次性徴期)の差による・・・力(体力)の差

ほんで・・・一番は、それに伴う、すべての子供たちの怪我のリスク回避のためにやで

 

 

少年柔道界に、16~17年携わらせてもらってるけど・・・

今現在の子供たちの体の成長度合いの差や体格の差は・・・10年前の子供たちと比べたら、その差は限りなく大きい

確かに10年前も、成長度合いの差や体格の差はあったけど・・・

今の時代、成長の早い子は、ホンマに早いから・・・その差は著しい

 

大会に行った時、試合を見とったら(ウチの道場生の試合に限らず)・・・

「危ないなぁ~!?」って思いながら、ヒヤッとするシーンは決して少なくはない

 

せっかく、「柔道」を志したのに・・・少年柔道の時期に、膝を損傷してしもうたりとか、大きな怪我をしてしもうたら・・・

一番大事な時期(高校や大学)に・・・ええパフォーマンスをすることが、限りなく困難になってしまう

 

 

せやから・・・

「柔道」の指導者である以上・・・(また、俺自身「柔道」に、人生を救われてきたっていうても過言やないもんやから)すべての子供たちに、ぜひとも「柔道」を長く続けてもらいたいっていう願いも込めて・・・

これからを担う子供たちに、「夢」や「目標」を持たせてやるためにも・・・

また・・・これからを担う子供たちの、怪我のリスク回避のためにも・・・

ちょっとした工夫(体重別等)をしてやったら・・・ちょっとだけ、大人がシンドイ思い(試合数が増える等)をしてやったら・・・

救われる子供が・・・何人も出てくるんとちゃうんかな?って・・・

俺は・・・そない思ってんねん

 

もちろん・・・

そんな(俺自身の勝手気ままな)意見やから・・・主催者側の先生方が、どない判断をしてくださって、どないな結果になるかは分かれへんけどな

 

 

いずれにしても・・・

「場所取り」の件に関しても・・・

「体重別」の件に関しても・・・

静まり返った水面(長年、続いてきた常識)には・・・誰かが一石を投じへん限り、波紋は広がれへん

 

 

俺が、この先・・・少年柔道界に携われる時間は、決して長くはないやろう?

果たして・・・あと10年、携わることができるんやろうか?

※余談やけど・・・

ウチの卒業生が・・・時間が取れるようになって道場に出入りしてくれるようになったり・・・やがて、子供ができて、その子を道場に連れてくるようになったりしたら・・・

「北岡イズム」を持ってる彼らが、現場(練習、試合等すべて)を仕切ってくれることが、一番いいことなんとちゃうんかな?って、俺は勝手に思ってる(笑)(そしたら俺は、裏方に回る(笑))

 

その残された、短い時間を考えたら・・・

長年、携わってきた少年柔道界に・・・今の俺(少年柔道界に携わって16~17年・・・来年50歳を迎えようとしてる、ちょっとジジイになりかけの俺)が、できることは何なのか?

長年、携わってきた少年柔道界に・・・どんな足跡を残して、去っていけるんか?

 

 

すべては・・・

子供たちのため!

成長過程である子供たちの『心と身体』のため!

子供たちの将来のため!

 

それを原点にして・・・

何かを感じた時には、如何なるところにでも、一石を投じていきたいと考えてる

 

 

 

 

話を元に戻すけど・・・

目まぐるしく移り変わる、ルールに囚われ過ぎるがあまり・・・

「間違い探し」になってしまってるようにも見受けられる、宮城県内の大会

もちろん、少年規定っちゅうもんがあって、安全配慮の義務を怠らずに遂行しようとしてくださってることは、重々承知してる

 

それでも、あえて・・・

(今回のテーマであったが故、「背負い投げ」だけをピックアップさせてもらうけど・・・)

この先・・・幾人も現れるであろう、素晴らしい「背負い投げ」を撃つ選手の技を、どのように判断してやるのか?

 

また、それだけに限らず・・・

「投げて(抑えて)も・・・勝たれへん」

「投げられて(抑えられて)も・・・勝ち名乗りを受ける」

 

そんなルールによって、右や左に転ばされた子供たちの『心』も・・・

決して、他人事やと思わんと・・・

これからを担う子供たちが成長していく上での、大切な大切なワンシーンと捉えていってやるのが・・・

俺ら、大人(先人)の役目なんやと思う

 

 

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

8月4日(日)・・・仙台市武道館に於いて、「仙台市スポーツ少年団学年別柔道大会」が開催された

 

30名ほど出場させてもらったねんけど(中学2年生の連中(ヤっさん・しょう吉・紳太郎)は・・・体がちっちゃくて、危ないかな?ってことで、出場は見送った)・・・

 

結果は・・・

小学1年生男子の部(龍・・・3位 亮・・・3位)

小学校3年生男子の部(開ちゃん・・・3位)

小学4年生男子の部(煌KIRISAWA・・・準優勝)

小学5年生男子の部(YAMATO・・・準優勝)

小学2年生女子の部(KOKO・・・優勝)

小学6年生女子の部(琳ちゃん・・・優勝)

中学1年生女子の部(心優・・・準優勝)

こんな感じやった

 

 

入賞者は、こんな感じやったけど・・・みんな、一生懸命頑張っとったと思う

あんな、「ええ加減」な練習をしてる(「ジャンケン投げ込み」とか「大腰おんぶ」とか「くじ引き」とか(笑))割には・・・

ものごっつい、ええ感じの試合が多かったように感じた

 

それに・・・

子供たち全体的に、技のレパートリーが増えたように感じたなぁ?

 

 

子供って、ホンマに不思議な生き物やよな?

全員集めて、技の説明(たとえば「大腰」等)とかを、一生懸命大汗かきながらやった後・・・

「さぁ!やってみよう!」って言うた途端に・・・

「先生、どうやるの?」「先生、何やるの?」っていう始末(^_^;)

 

せやのに・・・

「ジャンケン投げ込み」っていうて・・・

グーで負けたら、「大腰」で投げる

チョキで負けたら、「袖釣り込み・一本背負い」で投げる

パーで負けたら、「大外刈り」で投げる

 

グーで勝ったら、「足払い」で投げる

チョキで勝ったら、「大内刈り・小内刈り」で投げる

パーで勝ったら、「支え釣り込み足」で投げる

 

以前も記したけど・・・

楽しくなかったら意味がない!!

挨拶の声が小さかったり・・・投げる技・・・(足の運びも含めて)を間違えたり・・・気を付けがちゃんと出来てなかったりしたら・・・「アウト!」

 

 

・・・・・そんなルールで・・・

「2連勝(2連敗)したら、「くじ引き」(駄菓子屋の卸問屋で買ってきた、スーパーボールだの水鉄砲の「くじ引き」)をさせてやる!  先着10名だけ!!」とか言うたら・・・

メチャメチャ、頑張って吸収しよるし・・・おまけに、その技を、乱取りとか試合で躊躇なく使うんやから・・・ホンマに、恐れ入るよ

 

そんなこんなで・・・みんながみんな、一生懸命頑張って戦ってくれたことは、俺にとっては、ものごっつい嬉しいことやった!(^^)!

 

 

 

 

そんな中でも・・・

俺個人的に・・・その日、一番の感動をもらったのは・・・

小学校6年生の「琳ちゃん」やった

 

彼女とは、今から約3年前・・・彼女が、小学校3年生の夏くらいからの付き合いになる

 

今現在も、もちろんやけど・・・

当初から、素晴らしい運動能力を兼ね備えとったし・・・ポテンシャルも、ものごっつい高い

 

せやけど・・・

如何せん、体がちっちゃくてなぁ?

3年間・・・まったくって言うてもいいくらい、勝ち星には、ホンマに恵まれてへんと記憶してる

 

 

昨年の「全国小学生学年別柔道大会 宮城県予選」でも・・・

彼女は・・・素晴らしいタイミングの「右背負い投げ」「左一本背負い」が、主軸の技になるねんけど・・・

その大会でも、ドンピシャのタイミングで投げたにもかかわらず・・・「両膝指導」で、ポイント取り消し・・・

ほんで・・・その「両膝指導」の差で、敗北を喫してる

 

 

それでも、彼女の素晴らしいところは・・・決して、努力を怠れへんこと!

おまけに・・・

左右の背負い投げは、もちろん・・・小内刈り・・・大腰・・・内股・・・袖釣り込み・・・寝技・・・

教えた技は、とにかく、まず一生懸命やってみる子

 

もちろん、自分自身に合う?合えへん?はあるけど・・・

それでも、一旦は自分に取り入れて使おうとする・・・ホンマに、「努力」を惜しめへん子やねん

 

 

その琳ちゃんの・・・決勝戦

袖釣り込み腰で「技有り」を獲って・・・守る相手を上手く返して、横四方固めで、合わせ技「一本」

自分が、普段から一生懸命取り組んでることを、きっちりとやり遂げて・・・優勝してきよった

 

 

俺・・・

琳ちゃんが抑え込んでる最中から・・・メッチャ、涙が出てきた

嬉しくて・・・嬉しくて・・・

彼女の普段の一生懸命な姿が、フラッシュバックしてきて・・・ホンマに嬉しくて、メッチャ涙が出てきた

 

琳ちゃんも・・・

勝ち名乗りを受けて、俺の所に戻ってくる途中で、もう既に泣いとった

 

きっと・・・嬉しかったっちゅうこともあったんやろうけど・・・

それ以上に、今まで勝たれへんかったことへの「想い」が、ぎょうさん乗っかってたんとちゃうんかな?

 

せやからこそ・・・

「勝った」ことよりも・・・「大切な何か」が、彼女の心の中に芽生えてくれたんとちゃうんかな?って・・・

俺は、そない思ってるし・・・そない信じてる

 

 

 

いずれにしても・・・

琳ちゃん!

優勝おめでとう!

 

ほんで、俺は・・・

あなたから、大切なことを学ばせていただいた気がします!

 

これから先も・・・柔道を通じて「大切な何か」を手に入れるべく・・・

日々、「辛抱」と「努力」を怠らない人であってください!

 

そして・・・

『光り輝き美しく、澄んだ音を奏でる人』

・・・であってください!

 

 

You Can Do It!

Yey!!

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

 

10月14日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの出場者、および結果は???

(8月初旬に開催された、仙台市予選を勝ち上がった5名)

小学3年生男子:桐澤煌・・・3位入賞

小学4年生男子:YAMATO・・・1回戦敗退

小学5年生男子:立っちゃん・・・1回戦敗退

小学5年生女子:碧ちゃん・・・3位入賞

小学6年生女子:心優・・・準優勝

・・・・・っちゅう結果やった

 

誤解を恐れずに記させてもらったら・・・

以前にも増して、「遊び」の延長で練習してる割には・・・素晴らしい結果やったかな?って思う(^_^;)

 

女性陣・・・心優は、6年生最後の試合やったし・・・碧ちゃんは、残す試合は、この試合とチャンピオン大会だけってことで・・・「「いつも通り」でいこう!」ってことになったねんけど・・・

男性陣に関しては・・・自分たち自身で、「新しく取り入れてることを試してみる!」ってことになってなぁ

結果的に・・・煌は3位入賞したけど・・・YAMATOと立っちゃんは、惨敗してしもうた

 

せやけど、俺は・・・彼らのことを、「すごい!」って思う

練習で、何十時間、何百時間と試みるよりも・・・たった一試合であっても、本番(試合)で使うことで、それ以上の経験値を手に入れることができるからね?

 

YAMATOが、帰宅してから・・・俺に、言うてた

「いつも通りにやって「たら」、どうなってたやろう?」

俺は・・・当たり前やけど、彼に言うた

「自分が決めたことやねんから、その結果が良かったとしても、悪かったとしても、すべてを「必然」として受け止めなアカン!  「ああして「れば」」「こうして「たら」」なんて言葉は、絶対に吐き出すべきではないで!」って

 

もちろん、YAMATOが吐き出したように・・・彼ら自身が、「「いつも通り」に戦ってたら、どうなってたか?」は、一番分かってることやと思うけど・・・

せやけど、それ以上に・・・俺は、彼らの「チャレンジ」を称賛したいと思った

 

「今日、明日の勝敗なんか・・・まったく、考える必要あれへん!」

そない言い続けてる俺の想いが、多少なりとも伝わってるんか?

せやけど・・・ホンマは、勝ちたかったやろうし・・・賞状とかメダルとかが欲しかったやろうに・・・

「負けてもいいから、新しいことをやってみる」って、そない自らの口から吐き出して、チャレンジした煌とYAMATOと立っちゃん(立っちゃんは、ビビりながら、最後までメッチャ躊躇してたけど・・・(笑))

優勝することよりも・・・ホンマに、誇らしかったよ

 

 

 

 

最近・・・歳を重ねてきたんやろなぁ~?

周りの状況が・・・ものごっつい、客観的に見えて・・・ものごっつい、懐かしく感じることがある

 

俺は・・・上記の通り、今回、出場した選手たちも、新しいことにチャレンジするくらいやから・・・

今日、明日の勝敗なんていうもんに、まったく執着があれへん

 

せやから・・・「試合」っていうもん自体・・・また各道場の監督やコーチの行動・言動・・・ほんで、子供たちに就いてる、親御さん(特に、お父さん方)の行動・言動が・・・ものごっつい客観的に見えてしまうねんよな?

 

監督やコーチ、お父さんの顔(様子)を・・・チラチラチラチラと、窺いながら試合をしてる子

逆に、熱が入り過ぎて・・・

「おいっ! なんで、できねぇんだよ!?」「何やってんだよ!?」「なんで、今、その技を掛けるんだよ!?」などと、子供を捲し立てる、監督やお父さん方

 

それが、いいのか?悪いのか?は、別にして・・・方程式は、成り立ってしまっとる

 

 

「何やってんだよ!?」

「なんで、出来ねぇんだよ!?」

そない言われたら・・・子供は、限りなく委縮してしまうし、いつも、監督やお父さんの顔色を窺うようになってしまう

ひどくなったら・・・監督やお父さんが「満足」することだけしか、やれへん(できへん)ような子になってしまう傾向も見られるんやないやろうかな?

 

でも・・・監督やお父さん方は、それに気付いてへん

いや・・・気付いてるんかも知れへんけど、自分の感情が優先してしまってるんかも知れへんな?

きっと・・・「今」しか、見られへんのやろな?

きっと・・・「足元」しか見られへんのやろな?

 

そらぁ、そうやよ!

「子育て」現役、真っ只中なんやから・・・

その現役、真っ只中にあるのに・・・客観的に、また、「ゆとり」を持ってられることの方が・・・

何かを悟ってるんちゃうか?って、逆に怖いよ(^_^;)

 

せやけど・・・自分の感情を抑えて・・・

ちょっと、顔を上げてみたら・・・先々が見えるし・・・

もっと、顔を上げてみたら・・・子供たちの未来は、果てしなく広がってるんやけどね?

 

どうしても、自己満足も含めて・・・自分の物差しで、「今」現時点での評価を、限りなく下してしまうんよなぁ~、これが(^_^;)

 

もちろん、その時々の「今」を評価してやって・・・次のステップ、次のステップへと、段階を上げていくつもりなんやろうけど・・・

ひとつ、ボタンを掛け違ってしもうたら・・・

気が付いた時には・・・自ら、物事を考えることが、できへん子になってるってことは・・・

無きにしも非ずやわな?

 

監督や親御さんが、良かれと思ってやってたことも・・・

子供にとったら・・・「怒られへん答え」を探してみたり・・・「怒られへん行動」しかとらへんようになってみたり・・・「自らの意欲や感性が、育ってへん」っていうことは、多々ある

 

「怒られへん」=「正解」

「怒られる」=「間違い」

 

せやけど、それは・・・

監督や親御さんの、思い通りに動けてるか?否か?って、ことだけであって・・・

自ら、失敗をして、敗北を喫して・・・

自らの意志で取り組んで、成功体験をして・・・ってことではあれへんよな?

 

もちろん、日常生活でも・・・

仲間といっしょに、いろんなことをして、「絆」が深まったり・・・

仲間との距離感を掴むことができへんくて、仲間外れにされたり・・・

 

そんな「経験値」が、限りなく備わってへんもんやから・・・

「ある時期」が来ても、右往左往してしまうんとちゃうんかな?って、俺は思うねんよ

 

 

偉そうに記してるけど・・・

これは・・・己自身の十数年前の「子育て」「道場教育」に対する、限りない反省点なんやで(^_^;)

これを書きながらも・・・

次から次へと、後悔が溢れ出てきよるわ

せやから、これは・・・己自身の過去に、投げ掛けてる言葉ってことになるかな?

 

 

 

子供は・・・やがて、成長する

成長して・・・監督や親の下を、巣立っていく

巣立っていった時に・・・

「社会」で、上手く生き抜いていくための教育をしてやるべきやと・・・俺は今、その部分を最優先に考えてる

 

親の顔を、チラチラチラチラ見てしか行動できへんようじゃ・・・先は知れとる

いつまで経っても・・・親父の傘下に過ぎん!

 

家庭教育(親子関係)が、そないさせてるんか?

子供自身が、自信より不安の方が勝ってしまってるんか?

それは、分からんけど・・・

『三つ子の魂百まで』

そない言うくらいやから・・・一日も早く「子離れ」した方がいいし・・・「親離れ」させてやった方がいい

 

俺は、ある時期に・・・「それ」に気付いた

気付いたからこそ・・・「子育て」も「道場教育」も、180度、方向性を変えた

 

それが・・・正しかったんか?間違ってたんか?は、分からんけど・・・

我が子に関して言うたら・・・

長女(悠葉先生)、長男(REN兄ぃ)共に・・・(今現在は)俺ら夫婦の期待以上に、人生を謳歌してくれとる

 

ほんで・・・

若干、中学2年生の次男坊(SO)でさえ・・・

己自身に「信念」を持って・・・兄貴の後を、追いかけようとしてくれてる

また・・・余談やけど・・・

先般、奴(SO)と話をした時に感じたねんけど・・・

当たり障りの部分ではなくて、「母親」っちゅうもんの存在を、限りなく大切に受け止めてくれてることに、ちょっと驚かされた

 

 

 

子供は・・・俺やない!

我が子であっても・・・俺の分身ではない!

我が子であっても・・・俺とは別の人格者や!

別の人格者であって・・・俺とは別の人生を歩んでいくねん!

 

その別の人格者の人生を、限りなく尊重してやりたい!

その別の人格者の人生を、限りなく後押ししてやりたい!

ほんで・・・限りなく、俺を飛び越してほしいと願ってる

そない、願えば願うほど・・・

そこに必要なもんは・・・『信頼』しかないってことに行きついた

 

余談やけど・・・

この『信頼』っていう言葉

誰しも、「我が子のことは「信頼」してる」って口にするけど・・・

俺は・・・そんな簡単に、吐き出せる言葉ではないと考えてる

 

 

俺の見たもんしか・・・俺の良かれと考えるもんだけしか見せへんかったら・・・俺を飛び越えることは、出来へんと思う

(もちろん、俺がどんなレベルか?なんちゅうことは、別の話であって・・・俺とは別の場所で、己自身の「感性」を磨いてほしいっていうことやで)

せやから、俺は・・・奴ら(我が子)を、自由に泳がせる

自由に泳がせて・・・「成功」も「失敗」も「嬉しさ」も「情けなさ」も、全部ひっくるめて・・・

「己自身の考えで、行動してもらって・・・己自身で、身を以て経験してもらえたらな」って思ってる

 

子供は・・・親なんかおらへんくても育っていきよる

親自身は、自分たちが「教育」「子育て」をしてるつもりでおるかも知れへんけど・・・

実は・・・親がやってることなんか、たかが知れてる

仲間やコミュニティーに育てられてることの方が、限りなく多いと思う

 

せやからこそ・・・

「仲間やコミュニティーの中に、ちゃんと溶け込めるような子にしてやること!!」

(「ありとあらゆる意味」で、ちゃんと溶け込めるような子にしてやることやで!?)

それが、一番大事やと思う

 

簡単そうやけど・・・実は、メチャメチャ難しい

世の中を見渡せば・・・一目瞭然やろ???

 

 

 

最後に・・・あえて、記しておくけど・・・

熱くなってる、先生方やお父さん方を・・・決して、批判してるんやあれへんよ

 

俺も・・・歳を取ったんやろな?

ものごっつい、懐かしく感じながら・・・己自身の人生を、目を細めながら振り返ることができたっちゅう話

振り返ることができたからこそ・・・「今」の俺にできることを、あらためて再確認できたような気がするよ

 

 

呑気に、振り返ることができるのは・・・

奴らが、真っ直ぐに「人生」を歩んでくれてるからなんやろうな?って・・・

また、ひとつ・・・「感謝の念」を持つことができた

 

ホンマに・・・頭が下がるよ

 

 

 

 

さぁ・・・

『大家族旅行』まで・・・3週間を切った

今年は・・・どんな、「非日常」が転がってるんやろう?

 

この『大家族旅行』さえ・・・子供たちが歩む人生に対して、限りなく大きな要素になってくれたら・・・

この上なく、嬉しいなぁ~(^^)

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

 YUTAKA・・・いいぞぉ~!

 

 隆盛・・・頑張れぇ~!

 

 子地蔵・・・気合い入れろ!

 

 一颯姉・・・頼むよぉ~!

 

 金ちゃん!

 

 開ちゃん!

 

 銀ちゃん!

 

 景ちゃん(^_^;)(^_^;)(^_^;)

 

 SO監督! 頼んだよ!(^^)

 

 コラッ~! どこ見とんねんっ!?(^_^;)

 

 煌!びび!優! 頼むでぇ~!(^^)

 

 小僧! 大好きっ!(^^)

 

 よく頑張ったな!

 

 優音も、よく頑張った!

 

 北岡道場、大応援団!!(^^)!!(^^)!

 

 啓太・・・東北強化選手のワッペン、カッコええなぁ(^^)

 

 心優・・・大変な役割ばっかりで、申し訳なかったな

 

 ありがとう! ホンマに、ありがとう!

 

 お前ら、最高!!

 

 ホンマに、誇らしいよ(^^)

 

 3位入賞・・・おめでとう!

 

 立っちゃん・・・優秀選手賞、おめでとう!

 

 レディース軍団!(^^)!

 

 ちびっこ軍団!(^^;)

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

 

9月2日(日)・・・女川町総合体育館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの出場および、結果は・・・

小学校低学年(1~2年生)の部

Aチーム(ヒロ・銀ちゃん・結月っち)・・・初戦敗退

Bチーム(ココ・開ちゃん・金ちゃん)・・・初戦敗退

Cチーム(隆盛・理・座敷童)・・・初戦敗退

 

小学校中学年(3~4年生)の部

Aチーム(煌・YAMATO・YUTAKA)・・・2回戦敗退

Bチーム(優音・一颯っち・子地蔵)・・・2回戦敗退

Cチーム(小僧・柊・一太)・・・2回戦敗退

 

小学校高学年(5~6年生)の部

Aチーム(碧ちゃん・立っちゃん・樹梨っぺ・B太・心優)・・・3位入賞

・・・・・っちゅう感じやった

 

 

今回の大会で・・・子供達から、たくさんの感動をもらった

「隆盛」のポテンシャル

「金ちゃん」の折れへん心

「座敷童」の戦う本能

「煌」の素晴らしい「背負い投げ」

「立っちゃん」の限りない進化

「心優」の秘めた闘志

 

ほんで・・・何よりも「チームワーク」

この「チームワーク」に関しては・・・子供たち如何に拘らず、父兄の方々からも、素晴らしいものをいただけた

 

 

 

毎日毎日を、平凡に過ごしてると・・・

今いる、この場所が・・・当たり前に感じてきてしまう

今ある、この環境が・・・当たり前に感じてきてしまう

自分の身の周りにあることの中に・・・「当たり前」のことなんか、何ひとつ存在せえへんのに・・・

 

そんなもんを、全部ひっくるめて・・・すべてを、『ひとつ』にしてくれんのが、純粋無垢な子供達

今回も・・・子供たちの戦う姿勢が、「北岡道場」を『ひとつ』にしてくれた

 

 

 

俺は・・・常々、勝手に考えてることがある

俺自身・・・奴らと同じ目線で、「ああでもない!こうでもない!」って言いながら、真っ直ぐに奴らと接することができるのは・・・

ご父兄の皆さんが・・・俺と子供たちの周りを、手をつないでグルっと取り囲んでくれてるからこそなんやと思ってる

 

俺には・・・みんなと同様、目ン玉は2個しかない

43人も生徒がおったら、俺の目が届けへん死角で、子供たちが違った方向に進んでいくかも知れへん

その時に・・・手をつないで、周りを取り囲んでくれてる父兄の皆さんが、子供たちを輪の中に押し戻してくれる

それこそが・・・『「北岡道場」の大家族子育て』なんやと・・・俺は、勝手に思ってる

 

せやけど・・・

ホンマのホンマは・・・俺ら大人の方が、子供達から学ばせてもらってることが、山ほどあるんかも知れへんけどな?(^^;)

 

 

 

いずれにしても・・・

今大会・・・黄緑色のTシャツを着て、「大家族一丸」で一喜一憂できたこと・・・心の底から、誇らしかった

ありがとう! 「お母さん役」の父兄の皆さん方!!

 

 

 

 

9月の16日(日)は・・・

亮ちゃん&ミナさん(一太の親父&ママ)、龍っちゃん&いづみちゃん(煌皓朔の親父&ママ)・・・プレゼンツ

『北岡道場ピクニック in加瀬沼公園』を開催予定

73名もの参加希望者があるみたい(^^)

 

ほんで・・・

11月3日(土)~4日(日)は・・・

北岡道場プレゼンツ(毎年恒例)

『スパリゾートハワイアンズ 大家族旅行』

元々・・・中学3年生の「卒業旅行」っていう名目で始めた「合宿」(一応、他県のチームと合同練習もするから「合宿」ってことにしとく(^_^;))

(でも、「合宿」とは名ばかりで)昨年までは・・・「修学旅行」やったけど・・・

今年は・・・『大家族旅行』と称した!

希望者77名、バス二台貸切、ハワイアンズ内のホテル貸切での・・・『大家族旅行』!(^^)!

 

「北岡道場」は・・・

楽しいことが・・・まだまだ続く!(^^)

 

 

 

「〇〇の大会で・・・準決勝、△△君に勝って決勝戦に進めた」

「☓☓の大会で・・・3位入賞できて嬉しかった」etc

そういった類のことも・・・そらぁ、大事やとは思うけど・・・

 

せやけど、俺個人的には・・・

「〇〇といっしょに、バイクに乗って△△に行った」

「☓☓と◆◆と、いっしょに笑い転げた」

「仲間といっしょに、朝までくだらんことを語り明かした」etc

そんなことの方が・・・ものごっつい大事や思ってる

 

心で感じたことは、鮮明に心の中に残ってる

想い出として、鮮明に心の中に残ってるもんや!

俺の心の中にも、仲間と過ごした大切な大切な想い出が、鮮明に残ってるから

せやからこそ・・・道場生や我が子にも、その「楽しさ」を心で感じてもらいたいと願うねん

 

ほんで・・・

彼らが、心で感じた「楽しさ」を・・・

また、次の世代に受け渡していってくれたら・・・俺、嬉しいなぁ~

 

 

 

今この一瞬は・・・二度と戻ってけえんへんからこそ、己自身で限りなく輝かしいものにしてほしい!

それと同時に・・・「喜怒哀楽」を体全体で表現できる、そんな「人」であってほしい!

お前らの「幸せ」は・・・親や先生が決めるもんやない

お前らの「幸せ」は・・・お前ら自身の『心』が決めるんや!

 

俺は・・・・・そない考えてる

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

8月5日(日)・・・青葉体育館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場の結果は・・・

小学生全員が出場したねんけど・・・

小学1年生女子の部・・・KO×2 3位

小学3年生男子の部・・・煌 KIRISAWA 準優勝

小学4年生男子の部・・・びび(YAMATO) 準優勝

小学4年生男子の部・・・子地蔵 3位

小学5年生男子の部・・・立っちゃん 準優勝

小学5年生女子の部・・・碧ちゃん 準優勝

小学6年生女子の部・・・心優 準優勝

小学6年生女子の部・・・樹梨っぺ 3位

 

優勝者こそ、出えへんかったけど・・・素晴らしい、結果やった

もちろん・・・入賞せえへんかった連中も、メチャメチャよう頑張っとったし、一生懸命戦っとったと思う

 

 

いつも、この場で記してるけど・・・

最近は・・・いかなる大会の結果に関しても、まったくもって重要視してへん俺がおる

 

試合中・・・子供たちに、いろんな言葉やアドバイスは、投げかけるけど・・・

それは、決して「勝つ」ことへのアドバイスなんかやなくて・・・

「俺(先生)も、いっしょに戦ってるんやよ!」

「俺(先生)が、そばにおるからな!」

・・・っていう、安心感を伝えてるだけであって・・・

今日明日の結果なんかに・・・躍起になって、ヤイヤイ言うてるんでは、決してあれへん

 

試合が終わって・・・俺のところに、戻ってきた彼らに対しても然り・・・

アホみたいに、ハイタッチしてるのも・・・嬉しい気持ちを、素直に爆発させるようにしてやりたいと思うからこそ!

思いっきり抱きしめてるのも・・・悔しい気持ちを、素直に表現(安心できる場所で)できるようにしてやりたいと思うからこそ!

 

ほんで・・・そんな経験をしてもらうことによって・・・

将来・・・『喜怒哀楽』を、しっかりと表現できて・・・大切な人を抱きしめ、優しく包んであげられるような・・・感受性の豊かな人になってもらいたいと思うからなんよ

 

 

嬉しい時は・・・飛び上がるくらい、喜んでほしい

筋道が通らん時は・・・目ン玉に力込めて、怒ってほしい

辛い時、刹那い時は・・・ただただ、哀しんでほしい

ほんで・・・

たった一度しかない、己の人生・・・思いっきり、楽しんでほしい

 

 

子供も大人も、関係あれへん!

親やから・・・先生やから・・・上司やから・・・

そんなもん、一切関係あれへん!

 

俺らは・・・そんなもんである前に、一人の『人間』やねんから

 

せやから・・・

どうか、恥ずかしがることなく・・・

『喜怒哀楽』を、純粋に素直に表現できる

そんな人に、なってもらいたい!

 

 

人生のエンディングは・・・まだまだ先!

下り坂に差し掛かることさえ・・・俺らよりも、もっともっと後のこと!

50歳目前の俺でさえ・・・まだまだ、ヒヨッコやねんから

 

要するに・・・

すべては、通過点!

 

輝かしい明日(未来)を手に入れるべく・・・

自分の身の回りに起こる出来事は、すべて「必然」と受け止めて・・・前に前に、突き進んでいってほしい!

そう願ってる

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

7月22日(日)~24日(火)・・・宮城県立武道館に於いて、中総体の宮城県大会が開催された

 

ウチの道場生の出場者&結果は・・・個人戦のみで・・・・・

清春(90kg超級)・・・2回戦敗退

恭太(90kg級)・・・準優勝(東北大会出場)

健之介(90kg級)・・・1回戦敗退

元ちゃん(81kg級)・・・2回戦敗退

SO(55kg級)・・・2回戦敗退

ココちゃん(48kg級)・・・2回戦敗退

以上のような結果やった

 

今回・・・あと、もうちょっとだけ手を伸ばしたら、「優勝」「全中出場」「宮城県代表」っていう称号が手に入ったかも知れへん・・・恭太

せやけど・・・ゴールデンスコアで、それらは、恭太の手のひらから、スルリと滑り落ちていった

 

試合後・・・恭太は、俺の職場に報告に来てくれた

(俺は・・・残念ながら、午前中だけしか応援に行ってやられへんかったから)

 

恭太・・・メッチャ、泣いとった

あんなに、でっかくなったのに・・・また、俺の胸の中で泣いとった

 

 

恭太にも伝えたんやけど・・・

俺は・・・彼らの結果は、あれでええと思ってる

 

失礼を承知で記すけど・・・

あんな練習量で・・・あんな練習内容で・・・あんな気持ちで・・・「優勝」なんかしたって、成長過程の彼らにとって、なんのプラス材料もないと思う

それどころか・・・「これくらいやってたら、優勝できるんやな?」なんて思われたら、彼らにとって、限りなくマイナス要素しかあれへん

 

「ほんなら・・・お前(北岡)が、しっかりやらせろよ!」っちゅう話やねんけど・・・

それも、また・・・俺の「教育方針」としては、ちょっと違う

 

 

昨年・・・海士先輩が、この大会で優勝してる

せやけど・・・海士先輩は、人一倍、人の見てへんとこで努力をしとった

それが・・・あの結果を引き寄せたんやろう

宮城県中学校総合体育大会

 

せやから・・・

恭太だけに限らず・・・ほかの連中(もちろん、SO(ウチの次男坊))も・・・

あの結果は・・・成るべくして成った結果であって・・・必然なんやと、俺は思ってる

 

 

 

たとえば・・・練習の内容を、10段階で表した時

宮城県で優勝した選手たちは・・・「10」や「9」、また、少なくとも「7」~「8」の練習を取り組んでることと思う

中には、もしかしたら・・・「6」くらいの子もおるかも知れへんけど・・・

 

せやけど・・・

ウチの道場生たちの練習は・・・せいぜい、「3」~「4」やろな?(いや・・・「2」~「3」かな?)

もちろん、それは・・・俺が、そないさせてるんやけど・・・

 

小・中学生共に・・・以前から、そんなスタイルではあったけど・・・

ここ最近は・・・年々、その数字は下がってきてるように思う

・・・・・って言うより・・・俺自身が、下げてるんやな?(^_^;)

 

 

小学生や中学生の時期(各個人・・・心身の成長に、限りない差があるこの時期)に・・・

これ以上ないっちゅう位の、限界近い練習に取り組ませて、「試合」に挑ませるっちゅうのは・・・俺の「教育方針」ではないんよなぁ~

 

もちろん・・・「それくらい追い込んで・・・それらの結果を軸に、次のステップへ、次のステップへ」っちゅう考えも、間違いではないと思うよ

 

せやけど・・・

全員が全員、その考えを受け入れてくれるんやったら・・・小学生柔道、中学生柔道が終わった時点・・・また、その途中なんかに・・・戦線離脱していく子は、もっと少ないんとちゃうんかな?って、俺は思うんよ

 

それに・・・小中学生の頃に、結果が残った子であっても・・・

せっかく、それなりの環境が与えられるはずの高校に進学した時に・・・

子供の頃に、やらされ過ぎてきたんか?

自分に限界を感じてしまってるんか?

それとも、己自身でモチベーションを維持することが困難になってしまってるんか?

 

いずれにしても・・・

根っこから頑張ろうとせえへんかったり・・・

日々の練習を流してみたり・・・

途中で辞めてしまったり・・・

 

少なからず、そんな子がおるっちゅうことからも・・・俺ら、少年柔道の指導者・教育者は、目は背けたらアカン部分やと思う

要するに・・・形はどうであれ、己自身からケツをまくってしまうような子を、俺らが創ってもうたらアカンのよな?

 

もちろん・・・そこが、人生のゴール地点じゃあれへんから・・・

そんな子達も、次のステージで、今以上に精進すればええだけのことではあるねんけどね?

 

せやけど・・・

人間って・・・『心の中に、どんだけ壊れへんもんを持ってるか?』ってことが、ものごっつい重要なことなんとちゃうんかな?って・・・

俺・・・そない思うんよなぁ~?

 

 

 

恭太はじめ・・・清春、健之介、元ちゃん、純聖

あいつら5人は・・・この「ええ加減」な環境(『北岡道場』)の中で数年間を過ごして・・・

柔道の結果とは違う、ものごっつい大切なものを手に入れてくれたんとちゃうんかな?

それを胸に・・・次のステージに羽ばたいていってくれることを、俺は心から祈ってるよ

 

 

彼らにとっての「その時」は・・・

次のステージなのか?・・・それとも、その次のステージなのか?

各個人、それぞれ「その時」は違うやろうけど・・・

「己の意志」で・・・「10」・・・いや、それ以上の取り組みができる人になってくれることを、心から期待してる!

 

 

 

 

 

大会当日・・・来てくれた道場生諸君および、親御さん方々

大会当日の応援も然り・・・おまけに大会前も、後輩たちと稽古をしに来てくれた、凜杜、海士、恭佑

ありがとうやで!

 

「彼らにとって、見えへん力になったはずや!」

・・・・・・・・・・なんて、ありきたりな言葉は言えへんで!

 

試合も見んと・・・遊びまくっとった、馬鹿たれ共めっ!(笑)(笑)(笑)

 

 

せやけど・・・

あいつら(試合に出た連中)にとっても・・・お前ら(応援に来てくれた道場生、卒業生たち)にとっても・・・

ここ(仲間がおる場所)は・・・ものごっつい、「居心地のいい場所」やねんやろな?

 

お前らを見とったら・・・

俺の思い描いてるもんが、リアルタイムで俺の目に映し出されるから・・・ホンマに、心が和むわ

ほんで・・・羨ましい限りやよ

 

 

毎回、毎回、記してるけど・・・

全ては・・・「通過点」や!

ほんで・・・

うつむかんと、前を向いてる奴にしか・・・輝かしい明日(未来)は来えへんねんで!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

6月17日(日)・・・大崎市体育館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの出場者(結果)は・・・

男子 小学5年生 45kg級・・・立っちゃん(初戦敗退)

男子 小学6年生 50kg級・・・啓太(3位)

男子 小学6年生 50kg級・・・遼(2回戦敗退)

男子 小学6年生 50kg超級・・・一平ちゃん(初戦敗退)

女子 小学5年生 40kg級・・・琳ちゃん(初戦敗退)

女子 小学5年生 40kg級・・・碧ちゃん(3位)

女子 小学6年生 45kg級・・・樹梨っぺ(3位)

女子 小学6年生 45kg超級・・・心優(3位)

・・・・・っちゅう感じやった

 

 

ウチは・・・毎度、この場でも記してる通り、『ええ加減』スタイルの道場やねんけど・・・

蓋を開けてみたら・・・

全国大会出場者こそ、出えへんかったものの・・・

子供たちから、大きく期待を裏切られる(笑)結果やったよ!(^^)!

 

家庭の都合で・・・週に1回しか、練習に来られへん子もおる

「柔道」を中心に考えてる訳やあれへんから・・・週2回の練習日でさえ、時々、休まざるを得ん子もおる

中には・・・2週間ぶりくらいに来て、「サボってました(^_^;)」なんて、正直に言いにくる子もおる

ほんで・・・

レディースチームは・・・この4人に加え、ココちゃん(中2)および、小1のマスコットガールの6人で・・・いつもニコニコしながら、ホンマに和気藹藹って感じで、柔道に取り組んでるように感じる

 

多分、彼ら、彼女らには・・・

この、『ええ加減』な道場・・・『ええ加減』な先生(俺)・・・『ええ加減』な練習が・・・限りなく、マッチしてるんやろな?

そない思わざるを得んような結果やったよ(^^)

 

 

 

試合からの帰り道・・・

宮城県柔道少年団の、ある先生からご連絡をいただいた

「佐藤 啓太」(ウチの道場の「名前だけの(笑)キャプテン」)が・・・東北の強化合宿に参加させていただけるとのことやった

 

啓太は・・・先日、このブログに記した、「おっさん」や「純聖」と同様に・・・

決して、センスがある子ではなく・・・正直「どんくさい」子

 

そんな彼が・・・北岡道場に来たのは、もう6年も前のこと

「〇〇希望園」っていう、保育園に通ってた時やねんけど・・・

※ちなみに・・・

啓太が見学・体験にきた当時・・・

小学校2年生やった、ウチの次男坊(SO)の金髪&辮髪、三つ編み(ラーメンマンみたいな頭)ヘアーを見た、啓太の親父(景ちゃん)は・・・「絶対に、この道場には入会させへん!」って決めたみたいなんやけど・・・

なんかの『縁』なんやろな?

見学・体験した、1ケ月後くらいに入会して・・・もう6年ほど、奴と付き合ってる

 

その頃は・・・「〇〇希望園」って、よう言わへんくて・・・

「〇〇ちぼうえん の さとう けいた です!」って言うもんやから・・・

みんなから、「ちぼうえん!」「ちぼうえん!」って呼ばれてたよ(^^)

 

 

その「ちぼうえん」が・・・

6年経って・・・東北の強化選手ワッペンを、肩に張り付けてくれる(宮城県3位)くらいになりよった

 

 

俺は、彼のことを・・・いつも・・・

「おいっ! 名前だけのキャプテン!」って、茶化して呼んでるんやけど・・・

 

昨年末(12月23日の「納会」)・・・キャプテンを任命してからの彼の成長たるや、ホンマに著しいもんがあるんよな?

道場生の中で一番声を出して・・・下の子の服装を正してくれたり・・・下の子のトレーニングを手伝ってくれたり・・・

とにかく、道場内すべてに目を配ってくれてる

(それでも・・・(ヤマタケSOはじめ)上の連中に、ケチョンケチョンにイジられるキャラは・・・相変わらず健在やけどな(笑))

 

 

その、「どんくさい」啓太が・・・6年を通して、頑張って、頑張って手に入れたもの!

 

それは・・・

「宮城県3位の結果」でも、「東北強化選手のワッペン」でも、「北岡道場のキャプテンっちゅう立場」でもあれへんのんとちゃうんかな?

それらは・・・単なる、「オマケ」なんやと、俺は思うよ

(※各先生方、他道場の方々、また啓太自身に敗北を喫した選手の方々には、大変申し訳ない記し方をしてることは重々承知しております  文面から、内容(意味)をお察しいただき、どうかお許しいただきたくお願い申し上げます)

 

ほんなら・・・彼が手に入れたもんって、一体なんやねんっ!?

 

それは・・・啓太のみぞ知る・・・啓太のみぞ感じてる・・・

『大切な何か?』なんじゃないんかな???(^^)

 

 

 

いずれにしても・・・

入賞した・・・啓太はじめ、心優、樹梨っぺ、碧ちゃん

ほんで、入賞こそできへんかったけど・・・

「北岡道場」で、日々『大切な何か?』を学んでくれてるであろう・・・遼、一平ちゃん、立っちゃん、琳ちゃん

 

毎度の如くや!!

すべては・・・「通過点」!

ほんで・・・

歩みを止めたら・・・後退しかあれへんねん!

 

せやから・・・うつむかんと、前を見よう!

 

足元を見てるんやなくて・・・視線を真っ直ぐに向けてみたら・・

「広い世界」と「少し先の未来」が、よう見えよるから!

なっ!?

 

 

 

追伸・・・

一昨年、SOが6年生の時・・・この大会で、3位入賞してるんやけど・・・

その(応援に来てくれてた)SOに対して・・・

景ちゃん(親父)と直ちゃん(ココちゃんの親父)にそそのかされて、啓太が言いにいっとったわ

 

「これで・・・並んだなっ!?(ふふっ)」って

 

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・

 

当然・・・

「お前・・・今度の練習で、ボコボコにシバキ倒したるからなっ!(笑)」って・・・

SOに、イジられまくってたのは・・・言うまでもないけどな(^_^;)

 

啓太にとって・・・SOは、大切な「兄貴分」

SOに・・・ああやって、可愛がってもらえるのも・・・

啓太自身が・・・『大切な何か?』を、学んだからなんとちゃうんかな???

 

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

2月18日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場(結果)は・・・

低学年(1~3年生)

Aチーム(ベスト8)

心和 優 子地蔵

Bチーム(2回戦敗退)

煌 優音 一颯

Cチーム(2回戦敗退)

小僧 柊 一太

 

高学年(4~6年生)

Aチーム(1回戦敗退)

承ちゃん 紳ちゃん 唯斗

Bチーム(2回戦敗退)

啓太 一平 心優

 

中学生

Aチーム(準優勝)

海士 リト 恭佑

Bチーム(1回戦敗退)

SO 健之介 熊

Cチーム(2回戦敗退)

純聖 元ちゃん 清春

 

・・・・・・・こんな感じやった

 

 

俺・・・最近、以前よりも・・・「小中学生の間の「勝ち負け(結果)」なんか、何の意味も持たへん!」って感じることが、さらに多くなった(^^)

子供たちにも・・・それは、常々伝え続けてる

 

ただ・・・勘違いはしてほしくないけど・・・

最初っから、「勝っても、負けても、どうでもいいねん!」なんていう教育ではあれへんで!?

 

勝つための「術」を教えてへん!

勝つための「柔道」を学ばせてへん!

・・・っちゅうだけのことであって・・・

「勝つ」ことに対する強い想い・・・

恐怖に対峙してでも立ち向かっていくっちゅうことは・・・

しっかりと、指導させてもらってるつもりでおるよ

 

 

せやから・・・

 

「試合の「結果」なんちゅうもんは・・・「結果」であって、「結果」でしかあれへん!

大切なのは・・・「勝とう」と思ってする、日々の努力・・・そう、プロセス、過程や!

せやから・・・それを、日々怠らずに頑張ること!

与えられた環境の中で、最大限の努力をすることや!

 

ほんで・・・試合は、学芸会と同じ・・・

今まで頑張ってきたことを、どんだけ本番で見せる(出せる)ことができるんか?

当然・・・上手くいくこともあれば、失敗することかってある

 

せやから・・・

姿勢をよくして、後ろに下がらず、如何なる場面でも守らず逃げず、しっかりと2本(両手)持って、真っ向から勝負をしたら、ただそれでええ!!

それで返されて負けて戻ってきたり、合わされて負けて戻ってきたり・・・思いっきり褒めてやるから!

俺が後ろで就いといてやるから・・・安心して、思いっきり楽しんで、「柔道」してこい!!」

 

・・・・・そのように、伝えてる

 

 

 

最近は・・・

「JUDO」っちゅうもんの、ルールがどんどん変わってきて・・・そのルールは、当然ながら、少年柔道にも波及されてきよる

例え、少年柔道であったとしても・・・ルールはルール

「指導」等、反則に対するジャッジがシビアになるのは当然のことやわな?

せやけど・・・逆に、それを利用して、試合で「勝つ」ためのJUDOに徹底する者も少なくはない

俺自身・・・どうも、それにはついていかれへん部分があるっちゅうのも正直なところかな?

 

 

そんなことよりも・・・

今(子供のうち)は、柔道を通じて・・・逃げも隠れもせえへん真っ向勝負!

「勝ち負け」に拘ることなく、どんな困難にも立ち向かっていく姿勢!

言い方は悪いけど・・・「当たって砕けろ!」かな?

そういうことを学んでほしいって・・・感じてならへんねん!

 

 

おまけに・・・

一生懸命頑張っても、一生懸命立ち向かっていっても・・・思い通りにはなれへんっちゅう現実の方が多い

それを目の当たりにして・・・ぜひとも、心に「悔い」を残してほしいと思ってる

 

その、心に突き刺さった「悔い」があるから、人は頑張れるんやと・・・俺は解釈をしてる

その、心に突き刺さった「悔い」を引き抜くことができるのは、他の誰でもあれへん

そう・・・己自身でしかあれへんねん!

 

失敗した事・・・

悔しい想いをしたこと・・・

恥ずかしい目にあったこと・・・

情けない姿をさらした事etc・・・

どんだけ頑張ったつもりでも・・・思い描いたとおりになれへんかった時、人は「後悔」っちゅうもんに押しつぶされそうになる

 

せやから・・・その心に突き刺さった「悔い」を引き抜くべく、人は次のステージで、今まで以上の「辛抱と努力」をするもんなんとちゃうんかな?って、俺は思うんよな?

 

要するに・・・今は、「JUDO」やなくて・・・『柔の道』を通じて、大切な何かを伝えてやれてれば、それでええんとちゃうんかな?

 

 

 

曲がりなりにも・・・約15年間、少年柔道界に身を置かせてもらって、県内の子供達の成長を追いかけながら、いろんなことを学ばせてもらった

 

小学生の頃に、強かった子も・・・

中学生の頃に、強かった子も・・・

ナンボ、素晴らしい結果を残してた子も・・・

結局は・・・近い将来、遠い将来・・・いずれにしても、どんな『社会』でも通用する人間に成長してへんかったら・・・

今、俺らがやってることなんか、何の意味も持たへんと思うんねんよな?

 

最近・・・どうも、そういった部分が、俺の心の中を支配してるが故・・・ものごっつい冷静かつ、客観的な目で、少年柔道界を見渡してる自分がおるねんよなぁ~?(^_^;)

 

 

また、それが・・・

確実に、道場生の心の中や、ご父兄の方達にも浸透してるなぁ~?って、最近つくづく感じるよ

 

 

現に・・・先日のライオンズ杯

あの日の主役は・・・確実に、「海士」と「リト」と「恭佑」・・・

『おかしな3人・・・』・・・イヤイヤ、『愉快な3人組』やった(笑)

 

準優勝したからではあれへんで?

最初から最後まで・・・ライオンズ杯は、確実に彼らが主役やった

 

それを、生徒たちも、子供ながらに分かってたからこそ、感じてたからこそ・・・誰一人として、自分の試合が終わった後、あの3人から離れようとはせえへんかった

 

これは・・・ご父兄の方々も、皆同じ

最後の最後まで・・・あの3人をビデオカメラに収める方・・・一生懸命応援する方・・・涙を流して彼らを称賛する方etc・・・

 

全く以て、強制感なしの「一体感」が、そこにはあったと思う

 

「勝ち負け」じゃなく・・・

「強さ」じゃなく・・・

「結果」じゃなく・・・

そんなもんは、足元にも及べへんくらい・・・彼らが今まで積み上げてきた、素晴らしい「功績」に、全員が全員、心を動かされとったんやろな?・・・きっと(^^)

 

 

 

あんな「素晴らしい先輩方」がおる道場生たちは・・・ホンマに幸せやと思うよ

 

ほんで・・・

その「素晴らしい先輩方の意味」を理解してくれてる道場生たちのことを・・・

俺は、「誇り」に思う

 

また・・・

我が子でもないのに、道場生一人一人に対して、一喜一憂してくれる北岡道場のご父兄の皆さんに、限りない感謝の念も抱かせてもらってる

 

 

結局は・・・「家族」といっしょやな!?

普段は、それぞれが、それぞれの行動(学校、仕事、友達、ゲーム等)をしてる(四方八方向いてる)けど・・・

「いざ」となったら・・・「一致団結」するやん!?・・・「家族」って!?

 

ホンマ、『北岡道場』って・・・最高のチームやと思うよ!(^^)

 

 

 

アインシュタインの言葉

学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの・・・

それこそ『教育』だ

 

それを、彼らの心に残してやるためには・・・どないして、彼らと向き合っていくべきなんか?

 

そない、一応は考えるんやけど・・・

結局、「時間の許す限り、あいつらと泣いて笑って、そんな日々を過ごしたいなぁ~」っていう答えに行き着く

 

せやから、やっぱり・・・それが一番なんとちゃうんかな?って思うよ

・・・っていうより・・・俺、それしかできへんねんやろうな?(^_^;)

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

11月19日(日)・・・女川町総合体育館に於いて、上記の大会が開催され・・・

北岡道場からは・・・幼児から中学2年生まで、34名の選手が出場させていただいた

 

 

結果・・・

幼児の部・・・皓(ヒロ):準優勝

小学3年生男子の部・・・YAMATO:3位

小学5年生女子の部・・・心優:3位

中学2年73kg超級・・・熊:優勝

・・・・・っちゅう、結果やった

 

 

俺は・・・子供たちに、試合が近づくにつれて、こない話してきた

「成長過程である、お前らの時は・・・体の大きさや運動能力が、相手の方が勝ってるが故に、どんだけ一生懸命頑張ったとしても、敵えへんことがある  ほんで、今もこれからも、柔道だけに限らず、どんだけ一生懸命頑張ったとしても、思い通りになれへんことの方が絶対に多い  せやけど、負けたからって、腐ることはあれへん!  思い通りの結果になれへんかったからって、「俺は、アカンのかな?」って、思う必要なんか、まったくあれへん!  「悔しい」って気持ちさえ、持つことさえできておれば、必ず次につながる!  せやから、勝っても負けても構わへんから・・・思いっきり、楽しんで試合をしてきたらええねん!」って・・・

 

 

まぁ・・・そうは言うても、あいつら子供やから・・・

一生懸命取り組んでる子は、取り組んでるし・・・

一生懸命やってへんも子は、適当にやってるし・・・

今回の結果は・・・全員が全員、なるべくしてなった結果やないんかな?って、俺は思ってるよ

 

普段、練習を疎かにしてる奴は・・・ナンボ気合入れて試合に挑んでも、まず勝たれへん

これは、当たり前のことやけど・・・勉強はじめ、他のことも全部同じやと思う

 

道場で、練習前の1時間の勉強時間を見てても・・・柔道を適当にやってる奴は、勉強も適当にやっとる

集中力がないんか?

やろうとする意欲が欠落してるんか?

それは、俺には分からんけど・・・

 

あえて、何も言わんと黙って見てるんやけど・・・明後日の方を向いてたり、ダレてみたり、となりの子にちょっかいを出しにいってみたり・・・

俺は、彼らの私生活を見ることはできへんけど・・・多分、学校生活なんかでも、同じようなことをしとるんやろな?って思いながら見てる

 

 

これは、全く以て、俺の持論やけど・・・

たとえば、柔道・・・

どんだけ、「ええ加減」に取り組んどっても(ウチは、基本的に「ええ加減」な道場やけど(^_^;))・・・僅か5分間でもええから、真剣な目ン玉で取り組むことができる子(もちろん、指導者や親に言われて取り組むんやなくて、「自分の意識」で取り組む奴やで)は・・・学年が上がるにつれて、それなりに「成果」が見えてくるもんやと思ってる

 

先生や親に言われてやるんやなくて・・・「自分の意識」で取り組むっちゅうのは・・・

俺の考える・・・『自己責任』っちゅう部分かな?

 

「自分の意識」で動く子は、「今この瞬間、自分は何をするべきなんか?」を、少なからず理解してるから・・・・・最初は、僅か5分やけど・・・それが6分になって、7分になって・・・やがて、30分になって、1時間になって・・・それが、「成果」につながってくるんやろな?って思ってる

 

せやけど・・・その僅かな時間も、「己自身の意識」で取り組もうとせえへん子は・・・学年が上がるにつれて、「自分の意識」で取り組んでる子との差が、明らかに開き始める

おまけに、差が開き始めたら・・・その差は、どんどん加速していく

 

なんでか???

片や、「自分の意識」で取り組んで、成果が表れ始めたら、その「方程式」を身を以て感じるもんやから・・・取り組み方が、さらに変わってくるからやと思う

そないなったら・・・取り返すことは、非常に困難を極める

初期段階の「自分の意識」の改革をせん限り・・・そのレールには乗られへんねんもん

 

せやけど・・・裏を返せば、「自分の意識」の改革さえできたら・・・子供の頃やねんから、あっという間に、その差は埋まるレベルやっちゅうことやわな?

 

せやからこそ・・・その「方程式」を、ぜひとも、今のうちに身を以て感じてもらいたいなって願うんよな(^^)

 

 

 

その「自分の意識」を、煽ってやるのは・・・指導者・教育者(親)の役目なんやろな?って、俺は思ってる

 

せやけど・・・その部分は、簡単そうに思えるけど・・・実は、ものごっつい難しい部分やでな?

 

単に、「切り札」(鉄拳制裁や権力的な圧力)を振りかざして、頭ごなしに「やらせる」のは、絶対に続かへんやろうから・・・俺は、間違うてると思う

おまけに、柔道はじめ勉強など、そのもの自体・・・また、指導者やガミガミ言う親のことを嫌いになってまうリスクは、ものごっつい高いし・・・・・

そないなったら・・・「好きこそ物の上手なれ!」からは、どんどん掛け離れていきよる

 

また・・・普段、頑張ってない者に対して・・・その時だけの頑張りに、心を動かされたからって言うて、「よう、頑張ったなぁ!」って、褒めてやるのも・・・これまた、違うと思う

 

要するに、俺らサイドが・・・「感動したこと」「悔しかったこと」「腹が立ったこと」「嬉しかったこと」等の、己の「感情」を・・・自分が『主役』になってもうて・・・ストレートに吐き出すことが、そもそもの間違いとちゃうんかなって、俺は思うんよ

 

『主役』は・・・あくまで、子供達やねんから!

せやから・・・俺らは、常に「脇役」に徹して・・・如何に、『主役』を引き立てることができるんか?を、考えて動かなアカンと思うんよな

 

その『主役』の引き立ちは・・・必ずしも、「今この瞬間」とは限れへん!

近い将来なんか?遠い将来なんか?は、そのシーンが訪れるのは、それぞれ違うけど・・・

『主役』を引き立たせるために・・・俺らは、「脇役」や「エキストラ」を、どんだけ演じ切れるんか?っちゅうことが、ものごっつい重要なポイントやと、俺は思うんよな(^^)

 

 

たとえば・・・

一生懸命練習に取り組んでなくて、その時だけ頑張って、仮に入賞した子がおったとしよう

その場合は・・・それを褒め称えるよりも、谷底に突き落とすつもりで、心を鬼にして、普段の行い(取り組み方など)を叱責してやらなアカン場面やよな?

 

せやけど・・・

その部分を・・・俺ら自身が「感動」や「興奮」っちゅう感情に溺れて、浮足立ってもうて・・・

「よう、頑張ったなぁ~」なんてことを伝えたら・・・子供は「これでいいんや!?」って、誤った理解をしてしまうことにも成りかねへん

 

おまけに、それを繰り返しとったら・・・年齢が上がるにつれて、子供らも利口になりよるから・・・・・

いきなり、前と違うことを言うたら・・・「あの時は、これで良かったやんけっ!?」って、ヘソを曲げ始めて・・・言葉(言霊)が心に届けへんようにもなってきよる

 

そこで、やむを得ず・・・「切り札」を振りかざそうもんなら・・・・・

指導やな!?(いや・・・いきなり、指導3! 反則負けや!(苦笑))

 

 

 

『三つ子の魂百まで!』

・・・・・やねんから・・・

 

ちゃんと・・・

良かったことは、良かった!

アカンもんは、アカン!

・・・・・を、伝えてやらなアカン時を、見失ったらアカンっちゅうことやな?

 

それが・・

どんだけ沈んでる状況の時(完敗状態で、落ち込みまくってる時など)であれ・・・

どんだけ輝いてる状況の時(優勝して、金メダルをぶら下げてる時など)であれ・・・

伝えてやらなアカンことは、伝えてやらなアカンって・・・俺は、常々考えながら、子供たちに接してるつもりでおる

 

 

あいつらのことが、大好きやから・・・

正直・・・俺かって嫌われたくはないけど・・・

 

それでも・・・

「このオッサン・・・この状況で、なんで俺を蹴落とすねん!?」って、たとえ嫌われたとしてでも・・・

いずれ訪れるであろう、その時に・・・

「あのオッサンが、伝えようとしとったことは、こういうことやったんか!?」って、感じてもらえるように・・・

真剣な目ン玉で、向かっていこう!って、俺は決めてる

 

 

せやけど・・・そうは言うても・・・

褒めてやる時は・・・「感情」の赴くまま、ストレートに褒めてやれるもんやけど・・・

叱る時っちゅうのは、ホンマに難しいよなぁ~?

己の「感情」を、1gたりとも乗せることはできへんねんからね?

(感情の赴くままに、怒り散らすことの方が、よっぽど容易いことやよ(^_^;))

 

 

せやから・・・

俺ら、指導者・教育者(もちろん、親も)は・・・

「どんだけ・・・叱る「演技」ができるんか?」

・・・・・っちゅうことやねんで、きっと(^^)

 

 

 

最近、道場生が増えたことによって・・・その「差」も含めて、いろんなことが、浮き彫りになりやすい傾向にある

 

・・・・・かと言うても・・・

俺自身は・・・彼らの心を、要所要所で揺さぶりながら・・・周りに感化されてくるのを待つしかないんやけどね?(^_^;)

 

それでも・・・カミナリ落とす場面では、これでもかっていうくらい、でっかいカミナリ落としてやって・・・

未来で、彼らを待ってるよ!

 

 

 

さて・・・

今年最後の大会が終わって・・・

あとは・・・12月23日の『北岡道場杯&納会』を残すのみ

今年一年を振り返って・・・足りへん部分は、まだ取り返せる時間は、あるんとちゃうんかな?

 

 

北岡道場生諸君!!

流れいく川の水のように・・・

今この一瞬は、二度と戻ってけえへんねんで!?

せやから・・・

今この一瞬を・・・今このひと時を・・・

どうか、悔いの残らへんように・・・

生きて生きて生きまくってくれ!!

 

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

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