試合結果

10月13日(月)、講道館にて上記の大会が開催された

この大会は・・・各県から5人戦(4・5・5・6・6)1チーム(各県優勝チームでも良し、各県選抜チームでも良し(各県の考え方による))が出場し、全国優勝を争う

宮城県チームは・・・優勝チームから2名、準優勝・3位2チームからそれぞれ1名ずつの計5名が選抜された

「北岡道場」は、4月に開催された宮城県予選にて優勝したため、2名の選抜をいただいた

 

今回は、そのチームの先鋒を務めた4年生のSOのことについて書くわ

SOは・・・学校生活こそ適当やけど、いざ「柔道」となると人の何倍も一生懸命取り組む子や

小さい時から、彼の心の中ではお姉ちゃんと兄貴の存在がデカかったんやろなぁ・・・ハートも強いし、何より負けん気が強い、ほんで、よう考えながら練習に取り組んどる

そんなSOが、今回先鋒とゆう大役を任され、試合に挑んできたIMG_9849

 

1回戦の相手チームは神奈川県

神奈川県は・・・朝日道場、古賀塾、小川道場など名門道場があって、正に日本のトップレベルやな

結果的には、一本負けをしたねんけど・・・臆することなく、果敢に攻めていっとった

 

帰ってきて、道場生全員の前で、結果報告をしてもらったねんけど・・・SOは、いきなり泣き出しよった

試合に負けた直後こそ、悔し泣きをしとったけど・・・普段やったら、数日経ってからとかは、試合の悔しさなんか完全に忘れてるような感じ・・・

せやけど・・・今回は泣いとったなぁ~

よほど、悔しかったんやろなぁ~

泣きながら・・・「自分の技を2回しかかけることができずに、負けてしまいました」と報告してくれとった

 

SOは、俺にゆうてた

「勝つつもりで、挑んでいった!  喧嘩やったら、絶対に負けへん!」

って・・・

 

いずれにしても・・・ええ経験をしたんやないかな?って思う

また彼は、この経験をバネにして、より一層精進してくれることやろう

 

努力したことがすべて報われるとは限れへん

せやけど・・・成功した者は皆すべからく努力しとる!

・・・ちゅうやつやな

 

指導者としては・・・この経験を、ぜひとも人生の糧として生かしてほしいと願うばかりやなぁ~

 

9月23日(火)に、宮城県武道館にて上記の大会が開催された

この大会は・・・8月に開催された「宮城県スポーツ少年団学年別柔道大会 仙台市予選」で、優勝・準優勝した選手のみに参加資格がある

1年生女子・・・RUKA

2年生男子・・・啓太

4年生男子・・・ヤマト・タケル

4年生女子・・・KOKORO

5年生男子・・・清春

6年生男子・・・海士

中学2年生男子・・・滉太

・・・・・の、8名が参加した

 

結果・・・

RUKAは、3位に入賞したけど・・・あとの選手は、一回戦・二回戦敗退・・・

悔しい結果となってもうた

 

 

俺は、誤解を恐れずにゆうと・・・こんな結果になるのは、何となく分かっとった

「宮城県スポーツ少年団 仙台市予選」総合優勝

「河北新報杯」中学年・高学年 ダブル優勝

それから、1か月・・・気が抜けてもうたんか?「これで、イケるわ」って高を括ってたんか?・・・みんな、ダラダラ練習しとったのを、俺は分かっとった

練習中、いつも通りの雰囲気で檄を飛ばしとったけど・・・やっぱり、アカンかったなぁ~

 

せやけど・・・俺は、あえて無理やりやらしたりはせえへんねん

無理やりやらしても、それは監督に「やらされてる」だけに過ぎひんから・・・

「勝たなアカン! 負けたらアカン!」になったら、それは義務になってまうからな

 

「勝ちたい!」2014.9.30 057 (480x640)

「負けたくない!」

「強くなりたい!」

その想いが、自分自身の心の中に湧き上がってきたら、人間は嫌でも動く

せやから俺は、子供らにどっかで頭を打ってもらうのが一番やと考えてるねん

これは、大人でも同じや

偉そうに、この文章を書いてる俺も同じやな

頭打ちするから、一生懸命に取り組む・・・せやけど、また適当になってまう・・・適当になったら、頭打ちする

・・・・・・・その繰り返しやけどな(笑)

 

一生懸命にやってたら・・・必ず結果が付いてくるわけやないけど、何か大切なもんを得ることができるはずや

適当にやってたら・・・自ずと結果に表れてもうて、一時「大事なもんを失って」、これまた大切なもんを得ることができるはずや

だから俺は・・・子供ら自身に感じてもうて、頭を打ってもうて、この小さな社会の中にいるうちに、大切なことを学んでもらいたいと考えてる

「自己責任」ちゅうやつやな

 

まぁ、今回の敗戦も踏まえて・・・何か「気付き」を感じてくれるやろう

あいつら見とったら、浮き沈みがあっておもろいし・・・俺もいっしょに、たくさんのことを学ばせてもらえるわ

 

 

河北杯での北岡道場他の活躍が動画になっておりました。

ぜひご覧下さい。

 

9月7日(日)、女川町総合体育館で上記の大会が開催された

4月の「全国日整柔道大会 宮城県予選」以来の団体戦

団体戦は個人戦とは違って、チーム力、道場力をフルに高めなければならず、難しい反面、個人戦より面白い

小学校低学年(1~2年生の部)、小学校中学年(3~4年生の部)は・・・3人戦

小学校高学年(5~6年生の部)、中学生の部は・・・5人戦

・・・・・の大会

残念ながら、中学生は3年生が抜けてから、人数が揃わへんくて出られへんかったけど・・・そのほかのカテゴリーには、それぞれ1~2チーム(Aチーム、Bチームとして)ずつ、出場することができた

 

結果・・・IMG_2195

小学校高学年Aチーム・・・優勝

小学校高学年Bチーム・・・2回戦敗退

小学校中学年Aチーム・・・優勝

小学校中学年Bチーム・・・3回戦敗退

小学校低学年・・・2回戦敗退

 

俺は、常日頃から思ってるし・・・彼らにも伝えてるIMG_2156

勝ったから「すごい」んと違う!

負けたから「アカン」のんと違う!

同じ空間の中で・・・同じ志をもって、同じ練習をして、同じ悔しさをもって、同じ楽しさをもって・・・

仲間のことを思いやり、先生やコーチ、そして親に対して感謝の気持ちを持ち・・・

与えられた環境の中で最大限の努力をした者は・・・みんな「勝者」や!・・・ってIMG_2191

 

勝った者が褒められて、負けた者が叱られるっちゅうスタンスは・・・北岡道場には、1%もあれへん

そもそも、監督の俺自身が、「勝ち負けなんかは、まったくもってどうでもええ!」って思ってるねんから

 

 

試合は・・・学芸会といっしょ

一生懸命練習してきても、頭が真っ白になって、セリフを忘れまうこともあるし・・・練習してきた以上のことが、アドリブでできたりすることもある

緊張のあまり、自分の力を十分に、よう発揮せえへん子もおるし・・・勢いのままに突進していって、「あれっ?」って感じで勝ってしまって、自信をつけてしまう子もおるIMG_1799

いずれにしても・・・彼らが社会に出て行った時に、何かしらの場面で、限りなく緊張することなく、限りなく自分の力を十分発揮することができる人になるように、いろんな形で伝えてやることが、俺ら「教育者」の役目やと思ってる

全員が全員、「世界チャンピオンになりたいです!」って、道場に入門してきた訳やないねんから・・・柔道を通じて、いろんな経験をしてほしいやん

 

 

 

 

まぁ・・・・・

「大事な場面で、負けたら監督に叱られるかも知れん」なんて考えは・・・IMG_1913

試合前にもかかわらず、この光景を見る限り・・・これっぽっちもなさそうですなぁ~(ーー;)

 

 

IMG_1907

IMG_2124応援に来てくれた、OBの沙季先輩と夏っちゃんまで、これですから・・・

 

道場生諸君!

興奮と感動、そして素晴らしい笑顔を、ありがとう!IMG_2204

 

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983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

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