10月14日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された
北岡道場からの出場者、および結果は???
(8月初旬に開催された、仙台市予選を勝ち上がった5名)
小学3年生男子:桐澤煌・・・3位入賞
小学4年生男子:YAMATO・・・1回戦敗退
小学5年生男子:立っちゃん・・・1回戦敗退
小学5年生女子:碧ちゃん・・・3位入賞
小学6年生女子:心優・・・準優勝
・・・・・っちゅう結果やった
誤解を恐れずに記させてもらったら・・・
以前にも増して、「遊び」の延長で練習してる割には・・・素晴らしい結果やったかな?って思う(^_^;)
女性陣・・・心優は、6年生最後の試合やったし・・・碧ちゃんは、残す試合は、この試合とチャンピオン大会だけってことで・・・「「いつも通り」でいこう!」ってことになったねんけど・・・
男性陣に関しては・・・自分たち自身で、「新しく取り入れてることを試してみる!」ってことになってなぁ
結果的に・・・煌は3位入賞したけど・・・YAMATOと立っちゃんは、惨敗してしもうた
せやけど、俺は・・・彼らのことを、「すごい!」って思う
練習で、何十時間、何百時間と試みるよりも・・・たった一試合であっても、本番(試合)で使うことで、それ以上の経験値を手に入れることができるからね?
YAMATOが、帰宅してから・・・俺に、言うてた
「いつも通りにやって「たら」、どうなってたやろう?」
俺は・・・当たり前やけど、彼に言うた
「自分が決めたことやねんから、その結果が良かったとしても、悪かったとしても、すべてを「必然」として受け止めなアカン! 「ああして「れば」」「こうして「たら」」なんて言葉は、絶対に吐き出すべきではないで!」って
もちろん、YAMATOが吐き出したように・・・彼ら自身が、「「いつも通り」に戦ってたら、どうなってたか?」は、一番分かってることやと思うけど・・・
せやけど、それ以上に・・・俺は、彼らの「チャレンジ」を称賛したいと思った
「今日、明日の勝敗なんか・・・まったく、考える必要あれへん!」
そない言い続けてる俺の想いが、多少なりとも伝わってるんか?
せやけど・・・ホンマは、勝ちたかったやろうし・・・賞状とかメダルとかが欲しかったやろうに・・・
「負けてもいいから、新しいことをやってみる」って、そない自らの口から吐き出して、チャレンジした煌とYAMATOと立っちゃん(立っちゃんは、ビビりながら、最後までメッチャ躊躇してたけど・・・(笑))
優勝することよりも・・・ホンマに、誇らしかったよ
最近・・・歳を重ねてきたんやろなぁ~?
周りの状況が・・・ものごっつい、客観的に見えて・・・ものごっつい、懐かしく感じることがある
俺は・・・上記の通り、今回、出場した選手たちも、新しいことにチャレンジするくらいやから・・・
今日、明日の勝敗なんていうもんに、まったく執着があれへん
せやから・・・「試合」っていうもん自体・・・また各道場の監督やコーチの行動・言動・・・ほんで、子供たちに就いてる、親御さん(特に、お父さん方)の行動・言動が・・・ものごっつい客観的に見えてしまうねんよな?
監督やコーチ、お父さんの顔(様子)を・・・チラチラチラチラと、窺いながら試合をしてる子
逆に、熱が入り過ぎて・・・
「おいっ! なんで、できねぇんだよ!?」「何やってんだよ!?」「なんで、今、その技を掛けるんだよ!?」などと、子供を捲し立てる、監督やお父さん方
それが、いいのか?悪いのか?は、別にして・・・方程式は、成り立ってしまっとる
「何やってんだよ!?」
「なんで、出来ねぇんだよ!?」
そない言われたら・・・子供は、限りなく委縮してしまうし、いつも、監督やお父さんの顔色を窺うようになってしまう
ひどくなったら・・・監督やお父さんが「満足」することだけしか、やれへん(できへん)ような子になってしまう傾向も見られるんやないやろうかな?
でも・・・監督やお父さん方は、それに気付いてへん
いや・・・気付いてるんかも知れへんけど、自分の感情が優先してしまってるんかも知れへんな?
きっと・・・「今」しか、見られへんのやろな?
きっと・・・「足元」しか見られへんのやろな?
そらぁ、そうやよ!
「子育て」現役、真っ只中なんやから・・・
その現役、真っ只中にあるのに・・・客観的に、また、「ゆとり」を持ってられることの方が・・・
何かを悟ってるんちゃうか?って、逆に怖いよ(^_^;)
せやけど・・・自分の感情を抑えて・・・
ちょっと、顔を上げてみたら・・・先々が見えるし・・・
もっと、顔を上げてみたら・・・子供たちの未来は、果てしなく広がってるんやけどね?
どうしても、自己満足も含めて・・・自分の物差しで、「今」現時点での評価を、限りなく下してしまうんよなぁ~、これが(^_^;)
もちろん、その時々の「今」を評価してやって・・・次のステップ、次のステップへと、段階を上げていくつもりなんやろうけど・・・
ひとつ、ボタンを掛け違ってしもうたら・・・
気が付いた時には・・・自ら、物事を考えることが、できへん子になってるってことは・・・
無きにしも非ずやわな?
監督や親御さんが、良かれと思ってやってたことも・・・
子供にとったら・・・「怒られへん答え」を探してみたり・・・「怒られへん行動」しかとらへんようになってみたり・・・「自らの意欲や感性が、育ってへん」っていうことは、多々ある
「怒られへん」=「正解」
「怒られる」=「間違い」
せやけど、それは・・・
監督や親御さんの、思い通りに動けてるか?否か?って、ことだけであって・・・
自ら、失敗をして、敗北を喫して・・・
自らの意志で取り組んで、成功体験をして・・・ってことではあれへんよな?
もちろん、日常生活でも・・・
仲間といっしょに、いろんなことをして、「絆」が深まったり・・・
仲間との距離感を掴むことができへんくて、仲間外れにされたり・・・
そんな「経験値」が、限りなく備わってへんもんやから・・・
「ある時期」が来ても、右往左往してしまうんとちゃうんかな?って、俺は思うねんよ
偉そうに記してるけど・・・
これは・・・己自身の十数年前の「子育て」「道場教育」に対する、限りない反省点なんやで(^_^;)
これを書きながらも・・・
次から次へと、後悔が溢れ出てきよるわ
せやから、これは・・・己自身の過去に、投げ掛けてる言葉ってことになるかな?
子供は・・・やがて、成長する
成長して・・・監督や親の下を、巣立っていく
巣立っていった時に・・・
「社会」で、上手く生き抜いていくための教育をしてやるべきやと・・・俺は今、その部分を最優先に考えてる
親の顔を、チラチラチラチラ見てしか行動できへんようじゃ・・・先は知れとる
いつまで経っても・・・親父の傘下に過ぎん!
家庭教育(親子関係)が、そないさせてるんか?
子供自身が、自信より不安の方が勝ってしまってるんか?
それは、分からんけど・・・
『三つ子の魂百まで』
そない言うくらいやから・・・一日も早く「子離れ」した方がいいし・・・「親離れ」させてやった方がいい
俺は、ある時期に・・・「それ」に気付いた
気付いたからこそ・・・「子育て」も「道場教育」も、180度、方向性を変えた
それが・・・正しかったんか?間違ってたんか?は、分からんけど・・・
我が子に関して言うたら・・・
長女(悠葉先生)、長男(REN兄ぃ)共に・・・(今現在は)俺ら夫婦の期待以上に、人生を謳歌してくれとる
ほんで・・・
若干、中学2年生の次男坊(SO)でさえ・・・
己自身に「信念」を持って・・・兄貴の後を、追いかけようとしてくれてる
また・・・余談やけど・・・
先般、奴(SO)と話をした時に感じたねんけど・・・
当たり障りの部分ではなくて、「母親」っちゅうもんの存在を、限りなく大切に受け止めてくれてることに、ちょっと驚かされた
子供は・・・俺やない!
我が子であっても・・・俺の分身ではない!
我が子であっても・・・俺とは別の人格者や!
別の人格者であって・・・俺とは別の人生を歩んでいくねん!
その別の人格者の人生を、限りなく尊重してやりたい!
その別の人格者の人生を、限りなく後押ししてやりたい!
ほんで・・・限りなく、俺を飛び越してほしいと願ってる
そない、願えば願うほど・・・
そこに必要なもんは・・・『信頼』しかないってことに行きついた
余談やけど・・・
この『信頼』っていう言葉
誰しも、「我が子のことは「信頼」してる」って口にするけど・・・
俺は・・・そんな簡単に、吐き出せる言葉ではないと考えてる
俺の見たもんしか・・・俺の良かれと考えるもんだけしか見せへんかったら・・・俺を飛び越えることは、出来へんと思う
(もちろん、俺がどんなレベルか?なんちゅうことは、別の話であって・・・俺とは別の場所で、己自身の「感性」を磨いてほしいっていうことやで)
せやから、俺は・・・奴ら(我が子)を、自由に泳がせる
自由に泳がせて・・・「成功」も「失敗」も「嬉しさ」も「情けなさ」も、全部ひっくるめて・・・
「己自身の考えで、行動してもらって・・・己自身で、身を以て経験してもらえたらな」って思ってる
子供は・・・親なんかおらへんくても育っていきよる
親自身は、自分たちが「教育」「子育て」をしてるつもりでおるかも知れへんけど・・・
実は・・・親がやってることなんか、たかが知れてる
仲間やコミュニティーに育てられてることの方が、限りなく多いと思う
せやからこそ・・・
「仲間やコミュニティーの中に、ちゃんと溶け込めるような子にしてやること!!」
(「ありとあらゆる意味」で、ちゃんと溶け込めるような子にしてやることやで!?)
それが、一番大事やと思う
簡単そうやけど・・・実は、メチャメチャ難しい
世の中を見渡せば・・・一目瞭然やろ???
最後に・・・あえて、記しておくけど・・・
熱くなってる、先生方やお父さん方を・・・決して、批判してるんやあれへんよ
俺も・・・歳を取ったんやろな?
ものごっつい、懐かしく感じながら・・・己自身の人生を、目を細めながら振り返ることができたっちゅう話
振り返ることができたからこそ・・・「今」の俺にできることを、あらためて再確認できたような気がするよ
呑気に、振り返ることができるのは・・・
奴らが、真っ直ぐに「人生」を歩んでくれてるからなんやろうな?って・・・
また、ひとつ・・・「感謝の念」を持つことができた
ホンマに・・・頭が下がるよ
さぁ・・・
『大家族旅行』まで・・・3週間を切った
今年は・・・どんな、「非日常」が転がってるんやろう?
この『大家族旅行』さえ・・・子供たちが歩む人生に対して、限りなく大きな要素になってくれたら・・・
この上なく、嬉しいなぁ~(^^)
元気出していこう!
READY! GO!!