突然、しょうもない話から始めるけど・・・お許しいただきたい!
ウチ(北岡家)は・・・家族が多いもんやから、それに比例して飲料水の消費量が多い
スポーツ飲料は当然のこと・・・炭酸水、コーラ等の清涼飲料水、牛乳、豆乳、ほんで水
1ヶ月に、2~3回・・・10箱~15箱くらい、箱買いする
余談やけど・・・
一番消費量が多かった時は・・・悠葉先生が、高校1~2年生の頃(今から8~9年前かな?)
悠葉先生・・・東北高校で、柔道部に所属で・・・1日に2L強のスポーツ飲料を持っていく
REN・・・キックボクシングをしとったから、(道場の練習のない日は)ジムに2Lほどのスポーツ飲料を持っていく
SO・・・サッカーをしとったから、低学年やったけど、(週末には)1L強のスポーツ飲料を持っていく
RENやSOは・・・水曜・土曜は道場で練習するから、ほぼほぼ毎日のように、それくらいの量は消費しとったことになる
俺は・・・お酒を飲めへん代わりに、「コーラ病」やったから・・・(毎日)ペプシゼロコーラを、よう飲んどった(笑)
AKEMIさんは・・・基本的には、あんまり水分を摂取せえへん人
YAMATOも・・・ちっちゃかったから、ほとんど消費量はあれへん
せやけど・・・上の連中は・・・
晩飯の時に・・・牛乳もメッチャ飲むもんやから・・・
それはそれは・・・毎日毎日、飲料水に関しては、相当な消費量やった
あの当時・・・それに伴って、飲料水専用に使用するための大型冷蔵庫(500L級)を購入したくらいやからな(^_^;)
せやから・・・
あの頃は、今以上に購入する量も多くて・・・1回に30箱くらい購入して、ハイエースのロングにパンパンに積んで帰ってきとったよ
(震災後、水道水はヤバイんかも?ってことで・・・粉タイプのものではなく、ペットボトルで購入しとったねん(その名残で、今もペットボトルで購入してるんやけどな)
皆さんも・・・
兄弟(姉妹)が多かったら、これから中学・高校って大きくなるにつれて・・・消費量が、増えてきよるでぇ!(^^)!
まぁ・・・余談は、これくらいにしといて・・・
先日・・・近所のドラッグストアに、例の如く飲料水を買いに出掛けた時の話
それより、まず先に・・・
その日より遡る事・・・2ヶ月前くらい前の話
もう10年近く・・・そんな感じで、大量に購入してきたんやけど・・・
当然、お客様用カートでは追いつかへん(積み切られへん)のよ
せやから・・・
行くたびに、スタッフの方に頼んで、業務用のカート(飲料水や食品、雑貨等を、箱のまま運ぶ細長いカート)を借りて、飲料水を運んでたねんな?
当然、その日も・・・
いつもと同じように、スタッフの方にカートを借りるお願いをしたんやけど・・・
ほんなら・・・
その人が、倉庫にカートを取りに行ってくれてから、2~3分後・・・副店長さんが、俺の前にやってきて・・・
「業務用カートは、お客様にお貸しすることはできないんです! 駐車場で他の車に当たったり、店内で他のお客様にぶつかったりすると責任問題になるので、お貸しは出来ません」・・・そない、仰られた
俺:「せやけど、俺・・・もう10年ほど、ここに買い物に来さしてもうとって、いつもカートを借してもうとったんやけど・・・」
副店長さん:「それは・・・今まで、お貸ししてた社員が間違ってるんです!(怒) これは、社の方で決まってることなのに!(怒)」
俺:「兄ちゃん、ちょっと待てよ!! なんで、俺が、あんたに怒られなアカンねん!? 俺は、お客様用カートには乗せられへんくらいの量を買うもんやから、社員の方に頭下げて、業務用カートを借りとっただけやないけっ!? それを・・・なんで、そんな勢いで、俺があんたに怒られなアカンねん!? あんた・・・そんだけ大義名分振りかざすんやったら、俺の前で御託を並べる前に、会社の決まりを守れへんかった社員に対して、現場教育を徹底せんかえっ!」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
「まぁ、あんたとこんなことを討論しとってもしゃあないわ! いずれにしても・・・ほんなら、こういう場合は、どないしたらええねん?」
副店長さん:「業務用カートを利用する時は、社員が運ぶことになっておりますので、私がいっしょに運びます」
俺:「ほな、ご迷惑を掛けますけど・・・どうか、お願いしますわ」
そないな結末になったんやけど・・・
当然、ものごっつい嫌な感じを引きずったまま・・・その日は、10ケースくらいの商品を、その方に車まで運んでもらった
もちろん、それからも・・・
買い物に行くたび(2~3回やったかな?)に、わざわざ、その方を呼んで対応をしてもらってた
俺の前で・・・理不尽な大義名分を、あんだけ振りかざすくらいの方やから・・・他の社員の方に頼むことによって、その方々が俺のせいで、ちょっとでも間違った行動をして、怒られたりしたら申し訳ないからなって思ってな
ほんで・・・それから、約2ヶ月後の先日の話(やっと、本題)
いつもと同じように、その人を呼んで、10箱ほどの飲料水を業務用カートに積んで対応してもらってたねんけど・・・
その日は、「給料日の後の日曜日」とかなんとかで・・・結構混んどって、レジにも人がメチャメチャ人が並んどってん
まぁ、ザっと見ても・・・清算終了までに10分~15分くらい掛かるんとちゃうやろか?
ほんで、それから車まで運んでもらって積み込みをしてもらったら・・・もしかしたら20分ほどは要するかも知れへんくらいの混みようやった
俺・・・ダメ元で・・・
「副店長さん!・・・今日は、メチャメチャ混んでるし、俺が運んでええんやったら俺の方で運ぶから、どないやろか?」って、ちょと気使ったくらいにして言うてみた
ほんなら・・・
「そうですね! このくらいの数量なら、大丈夫ですかね!? お客様の方で、お願いします!」
・・・っていう、答えが返ってきよったねん
「えっ!?」
「普段、購入するのと数量は、ほとんど変わらへんし・・・
そもそも・・・業務用カートを、お客さんに貸し出されへん理由は、数量の問題じゃないやろ?」
俺は、そない思ったねんけど・・・
自分でやる方が、手っ取り早いし・・・ずっと付いてられるのも、ええ加減ストレスやから・・・
言いたいことは、山ほどあったけど・・・その方には何も言わんと、そのまま、自分で業務用カートに積んだ飲料水を運んだ
何を云わんとしてんのか?
こういったケースは、もちろんのこと・・・子育てに関してでも・・・道場の子供たちに接する時にでも・・・
俺は・・・一番、崩したらアカンもんは・・・『一貫性』やと思うねん
たとえば・・・
ある家庭の門限が、18:00やったとしよう
17:59は、もちろん時間内・・・
仮に、18:00やろうが・・・
18:00にさえ帰ってきたら、何の問題もあれへんわな?
せやけど・・・18:01に帰ってきたら?
当然・・・「アウト」やでな?
せやのに・・・
「まぁ、1分くらいなら・・・」ってことで、譲ってしもうたとしたら、どないやろう?
その瞬間に・・・「門限は、18:00」っていう約束(ルール)は、なくなってしまうよな?
たかが、1分・・・されど、1分やで!?
だって・・・考えてみてほしい
門限は・・・18:00やねんで!?
ウチ(北岡家)では・・・絶対にありえへんことやわ
俺なら(仮に・・・もし、北岡家に門限があったとしたなら)・・・18:01でも、絶対に家には入れへんよ
その日は、外で寝てもらう
要するに・・・何が言いたいんか?
「アカンもんは、アカンねん!」って・・・一貫性を持って、徹底せなアカンっちゅうこと!
理屈じゃないねんよ
そらぁ、俺かって人の親やから・・・
そのような場合・・・子供に対して、可哀そうなことをしてるよな?っちゅうのは、もちろん百も承知やし・・・
それよりも・・・子供たちに厳しいことを言うて、子供たちから嫌われたくはないで!
せやけど・・・
「アカンもんは、アカンねん!」って、何があっても貫かなアカンと、俺は思う
なんでか?
それが・・・
「ルール(約束)」
・・・っちゅうもんやからや!
「ルール」を決めた側が・・・如何なるケースであっても、一旦、線をずらしてしもうたとしたら・・・
「ルール」を守る側は・・・「一体、どこが線引きやねん!?」って・・・当然、そないなるわな?
ほんなら・・・
今度、その「ルール」を守ってもらうように促したとしても・・・
「何、トボけたことを抜かしとんねん!?」って・・・きっと、そない、なってしまいよると思うよ
おまけに・・・
いざ、そないなってしもうた時(自分の思い通りの行動をせえへん(ルールを守れへん)ようになった時)には・・・
「反抗期」
・・・そない仰られる方がいらっしゃる
それまで、許すだけ許して・・・
甘やかすだけ甘やかしといて・・・
自分の思い通にしたい時だけ、「ルール(約束)」を守らせようとしたかって・・・そんなもん、子供かって守るはずあれへんやん!?
それは・・・「反抗期」やないよ!
大人の都合に、子供が振り回されてるだけやん?
子供は、当たり前に成長していきよる・・・心も・・・体も・・・
やがては、親の背丈を追い越して・・・体力や腕力では、太刀打ちできへんようになってしまう
そないなった時には・・・
「信頼」っていう「絆」でしか、繋がってられへんようになってしまうねんで?
せやから・・・
ちっちゃい時にこそ・・・暗黙の了解で、「アカンもんは、アカン!」っていう「ルール(約束)」を、理解してもらっておくことが、一番手っ取り早くて、大事なことなんとちゃうんかな?って、俺は思うんよ
好き放題、記してるけど・・・
あくまで、これは・・・俺の持論であって・・・北岡家の教育論やから・・・
どうか、ご理解いただきたいねんで
話を元に戻すけど・・・
どない考えたって・・・
そのドラックストアの副店長さんに、「一貫性」なんっちゅうもんは、これっぽっちもあれへんやろ?
「一貫性」がないもんやから・・・「信用」なんて、あるはずがない
せやけど、逆に・・・
徹底して、「一貫性」を貫かれたら・・・こちらサイドも、それを徹底して守るしかあれへんねん
だって・・・
それが・・・「ルール(約束)」なんやから!
そうなんよ!
子供かって・・・俺ら大人(今回の俺のケースなんか)と同じやと思うよ
大人が・・・昨日と今日、言うてることが違ったら・・・そこにつけ入ってきよるし、言うことなんか聞くはずがない
「子供は両親の言う通り行動しないでする通り行動する」
・・・・・っちゅうやつや
せやから・・っちゅう訳やあれへんけど・・・
『北岡道場』の中に於いては・・・子供たちに、絶対に「ルール(約束)」は守ってもらおうと思って接してるし・・・
俺自身も・・・その時々によって、「ルール」を変更することがないようにしたいと考えてる
だって・・・
子供は・・・俺らが考えてる以上に、急激に成長してるし・・・
その場、その場で、適当なことを言うとったら・・・心の裏側まで、見透かされるのが関の山やろうからな?
せやから・・・
俺は・・・真正面から、目ン玉に力込めて向かっていく
もしかしたら・・・
そんな、徹底した「厳しさ」っちゅうのは・・・今の時代には、流行れへんことなんかも知れへんけど・・・
せれでも・・・
『北岡道場』を選んでくれた以上・・・
俺が『親父』になってしまった以上・・・
「アカンもんは、アカンねん!」っていう、スタンスを貫いて・・・
真正面から・・・子供たちと向き合っていこうと思ってる