「北岡道場」の紅一点のコーチ陣、AKIRA先生と悠葉先生(共に、大学1年生)
当時から、悠葉先生と友達だったこともあり、抵抗なく「柔道」に入り込んでくれた
正直、柔道センスのある子やなかったけど、「柔道」が好きやったんやろなぁ~・・・一生懸命努力して、中学校3年生の時には、中総体仙台市大会で優勝して、見事に県大会出場を果たした
高校では、いろんな事情もあって、柔道部のある高校には行かれへんかったけど・・・ちょくちょくと道場に顔を出してくれて、後輩の指導をしにきてくれとった
今は、仙台大学に進学して、栄養学?的なことを勉強してる
悠葉先生は、私の長女であり、北岡道場設立当初からのメンバー(設立前は、他の道場でお世話になっとった)で、中学校3年生の時、全中に出場させてもらった
高校は名門「東北高校」に進学し、佐藤明代先生にご指導をいただき、「社会に出た時に通用する人間」になれるよう、3年間頑張ってきた
今は、青葉短期大学に進学して、幼稚園の先生になるための勉強をしてる
そんな2人は・・・大学進学と同時に、いつの間にか「北岡道場」に馴染んで、自分たちのアルバイトの時間を調整してくれて、可能な限り(ほぼ毎回(笑))、練習に来てくれてる
もちろん、試合にも帯同してくれて、派遣審判員も引き受けてくれる
ほんで、いつの間にか俺は、練習前と練習後の整列の時、サイドに追いやられて(笑)、AKIRA先生と悠葉先生が正面に座ってくれて、子供たちの指導に携わってくれてる
決して、俺が無理強いして来させてる訳やないねんけど・・・彼女たちは「自分達がここに来たいので・・・」とゆうては、北岡道場と道場の子供たちを大切にしてくれる
普段の練習の時・・・
俺が伝いたいと思ってることを、ものごっついええタイミングで、子供たちやご父兄にコメントしてくれる
「自分たちが、「出来る子」やなかったから」ってゆうて、子供たちに一生懸命一生懸命、大切なことを伝えようとしてくれる
道場生と歳が近い分、自分が道場や高校・大学で経験したことを、子供達にリアルタイムで伝え諭してくれる
もちろん、今回の合宿でも・・・
合同練習の時・・・みんなに声掛けをしてくれて、みんなの面倒を見てくれとった
プールでも・・・生徒が昼食時の集合時間に遅れたら、あの広い中を二人で走りまくって探してくれてた
ほんで、最後の最後にみんながバスを降りた時も・・・二人は、バスの中を隅々まで点検(忘れ物)してくれ、ゴミを回収して掃除をしてくれとった
俺一人で、あんだけの大人数を見ることなんか、到底できへん
そんな中、「陰の力」となって、全部を支えてくれたのが・・・AKIRA先生と悠葉先生やった
俺は、道場の子供たちにゆうた
「この世の中に『当たり前』なんてことは、何ひとつない! こんな「陰の力」があってこそ、何の問題もなく楽しい時間を過ごすことができるねんぞ!」って
俺は・・・AKIRA(先生)と悠葉(先生)を、道場生として預かってた時・・・決して「ええ北岡道場」として、決して「ええ経験」をさしてやられへんかったはずやのに・・・
せやのに、彼女たちは・・・今も「北岡道場」を大事にしてくれて、今も俺のことを「先生」と呼んでくれる
AKIRA先生と悠葉先生、あの二人が・・・今在籍してる子供達に、身をもって大切なことを伝えていってくれることで・・・それを教わった子供達が、またその下の子供達に伝えていってくれたら、そらぁ最高や
現に、今年卒業した沙季には、間違いなく伝わってくれてるし・・・中3の夏光も、いろんなことを悟ってる・・・ほんで、TERUちゃんやKOKOROにもちょっとずつ、受け継がれてるのは、ご父兄の方々の大半が認めてるはずや(そない考えたら、女の子は母性があるからなんか?メッチャ大人やよな)
もちろん・・・それは道場内だけにとどまらず、それを学んだ道場生みんなが、この先、高校や大学、会社や家庭等、いろんな場所で仲間や下の子達、我が子に伝えていってもらえたら、もっと最高やよな
そのループが途切れることなく繋がっていけば、俺が「北岡道場」を立ち上げたこと・・・ほんで、ある時期を境に180度、指導方針を方向転換したことに、ちょっとは「意味」を見出せるような気がするわ
AKIRA先生と悠葉先生には・・・
二度と戻ってこない、自分自身の「今」を大切にしながら、時間の許す限り、後輩たちに大切な「何か」を伝えていってもらいたいと願う