スーパースターの帰郷

7月28日(水)・・・詩音先輩(現:日本体育大学2年)が、帰省に伴って道場に顔を出してくれた

暑い中やったけど・・・道場生たちには、ものごっついええ刺激になったんとちゃうんかな?って思うよ(^^)

 

それにしても・・・こいつら(道場生)は、スーパースターである大先輩を、雑に扱いすぎ!(+_+)

小僧! なんで、詩音先輩の頭持ってんねん!?(^^;)

びび! タメ口でしゃべるな!(^^;)

オネエ! 「詩音」って、呼び捨てすんな!(^^;)

 

 

今日は・・・

詩音先輩の思い出話を、ここで記させてもらおうと思う

『漢』-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

『漢』の「追い出し会」-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

『漢』の高校総体(集大成)-熱血!北岡道場 仙台の子供柔道教室 (kitaoka-dojo.com)

 

高校柔道生活では・・・全国高校総体ベスト8・・・東北大会優勝etc・・・って、輝かしい戦績を残した「詩音」やけど・・・

先のブログに掲載した通り・・・小中学校時代は、それはそれはアカンタレでなぁ?

しょっちゅう、俺の胸で泣いとった(今は、横に並んだら、見上げなアカンくらいデカいけど(^^;))

 

 

そんな・・・詩音

今は・・・日本体育大学で、レスリング部に所属してる

小学校時代から取り組んできた「柔道」に、一旦線を引いて・・・まったく違う世界に飛び込んで、「0(ゼロ)」から勝負をしてるねん

ホンマに、すごいことやと思うよ

 

 

高校時代・・・

東北チャンピオン、全国ベスト8っていう成績を残したにもかかわらず・・・まったく違う世界に飛び込むっちゅうのは、ホンマに勇気のいること

それができてしまう、「詩音」っていう人は・・・これから先の人生、どんな困難にブチ当たっても、胸を張って立ち向かっていくことやろうな?って・・・俺は、確信してる

ほんで・・・

確信してると同時に・・・心の底から、頭の下がる想いでもおる

 

 

俺は・・・子供たちに対して、「柔道」はよう教えてへんと思う

もちろん・・・組み方、投げ方、抑え方、崩し方、足の運び方etc・・・最低限のことは、指導させてもらってるけど・・・

俺が、教えてへん「柔道」っちゅうのは・・・「勝ち方」な?

 

俺自身、大学や実業団で柔道をしてきたから・・・

その時に学んだこと、その時に己自身で考えて身につけたこと、その時に人から盗んで手に入れたこと等を、子供たちに教えて・・・

毎日のように徹底して反復練習をさせて、悪いところを事細かに修正して・・・

そないしてたら・・・子供たちは、きっと試合で「勝つ」ことやろう?

 

全員が全員・・・全国大会上位入賞、東北チャンピオン、県チャンピオンになるとは言われへんけど・・・

(誤解を恐れんと記すけど)県内で、メダル(金銀銅に限らず)をぶら下げさせてやることくらいは、まったく難しことではあれへんと思ってる

 

 

でも、俺は・・・子供たちに対して、一切そんなことは教えへん

そんなことよりも・・・

柔道を通じて・・・師匠と出会ったことで・・・仲間と出会ったことで・・・ファミリーと出会ったことで・・・俺と出会ったことで・・・

それらを己の背中に背負い込んで・・・

「責任」っちゅうもんを抱え込んで・・・

この先の人生を歩んでいってもらえたらな?って願うが故に・・・日々、子供たちに対して御託を並べまくってる(笑)

 

 

そんな俺は・・・詩音に対しても、「これでもかっ!」っちゅうくらいの御託を並べ立てたことがある(^^;)

5年前の冬・・・詩音が高校進学で迷ってた時のこと

 

詩音は・・・プロレスラーになりたいっていう夢を、子供の頃から、ずっと抱いとった

高校進学を迎えるに至っても、その夢は潰えることなく・・・彼の心の中に存在してるようやった

 

 

詩音は・・・小学校時代、中学校時代、箸にも棒にもかかれへんような柔道の結果やったけど・・・

重量級っていうこともあってか?・・・柴田高校の柔道部監督はじめ、県内外のいくつかの高校の柔道部の監督から、お声掛けをいただいとった

それと同時に・・・

県内のレスリング部の監督からも、お声掛けをいただいとった

 

 

彼自身・・・

最終的には・・・柴田高校に進学して柔道をするか?・・・それとも、レスリング部のある高校に進学してレスリングを選択するか?の二つの選択肢で迷っとって・・・ある日、俺に相談しに来よった

 

柴田高校に進学して、柔道をすることを選択した場合・・・

インターハイに出場できるか?否か?なんていう保証は、どこにもあれへんし・・・

当然・・・その先(大学へ)の進学かって、まったく以て不明瞭やった

まして、中学時代の自分の柔道の戦績を考えたら・・・高校在学中に、インターハイに出場できる?なんていうことは・・・当時の彼自身には、現実的には考えられへんかったことやと思うし・・・

・・・っちゅうことは・・・当然、先行きはまったく以て手探りの状態やから、不安要素しかあれへん状態やった

 

ちなみに・・・

高校進学に伴い、レスリングを選択した場合には・・・

(柔道と比べての)競技人口の少なさ・・・また、彼の体重ともなると更に選手層は薄くなるが故・・・県チャンピオンになることも、試合をせんと「認定チャンピオン」(東北大会出場、全国大会出場)っていうことも、十分あり得る話やった

おまけに・・・3年後(高校卒業時)の大学進学に関しても、限りなく良い条件をご提示いただいとった

せやから・・・

「もし、プロレスラーになる夢が潰えたとしても・・・大学卒業っていう学歴を備えられるやろう?」っていう「打算」が、彼の言葉の端々から伝わってきた

 

 

俺は・・・詩音に言うた

お前・・・プロレスラーになりたいんやろ?

それやったら、そんな「打算」なんかいらんやろ!?

中学校を卒業したら、高校に進学せんと・・・高田道場でも、他の道場でもええから・・・「入門させてください!」って、頭を下げに行ったらええやないか?

 

・・・・・・・・・・(詩音:黙)

 

じゃあ・・・仮に、頭を下げに行ったとしよう?

それでも・・・「高校卒業してから、出直して来い!」って、先方に断られたらどないすんねん?

 

詩音は・・・

「それなら、高校卒業してから、また行こうと思います」って答えた

 

アホかっ!?

そんな「覚悟」しか持ち合わせてないんやったら、何の世界に行っても成功なんかするか!?

俺やったら・・・「どうしても、その道に進みたい!」っていう「覚悟」を持ったんやったら・・・

雨が降ろうが、槍が降ろうが、3日やろうが、1週間やろうが、蹴飛ばされようが、唾を吐きかけられようが・・・

入門を認めてもらえるまで、ずっとその場に土下座して想いを伝えるわ

 

そんな浅はかな「覚悟」で、針の穴ほどしかない小さな門(プロレスラーの世界)をくぐれる訳ないやろっ!?

少なからず・・・俺は、今までの人生、そないしてきたつもりでおるし・・・人生の大きな節目節目で、「覚悟」を持って己自身と対峙してきたつもりでおる

お前に、その「覚悟」はあるんか?

 

詩音は・・・伏し目がちに、首を横に振った

 

「偉そうに言うてる、お前はどうやねん?」って、言われてしまうかも知れへんから、言い訳がましく記しとくけど・・・(^^;)

詩音はじめ、道場生、もしかしたら、我が子にさえ言うたことがなかったかも知れんな?

 

俺は・・中学3年生の夏、大阪の実家を出て府外の高校で寮生活(柔道)をすることを、自ら親父に懇願した

俺が進学を希望した、和歌山北高校は県立高校で、越境入学っちゅうことになってしまうため、大阪府在住の人間には受験資格があれへん

せやから・・・中学3年生の2学期(9月)以降、和歌山県の中学校に転校して、電車とバスを乗り継いで中学校に通学しとった経緯がある

 

転校の手続き等こそ、親父や中学校の先生にお願いはしたけど・・・

今みたいに、柔道や野球っていうても、県外の高校に進学するなんてことは、限りなく少なかった時代やったし・・・

俺自身・・・子供ながらに、それなりの「覚悟」を持って望んだことやったと思う(そうじゃなかったら、あの親父や? 絶対に、認めへんかったと思うわ(笑))

そうやって、道を歩んできたからこそ・・・現実味のある「言霊」として、詩音に吐き出させてもらった

 

 

決して・・・「柔道してたらええねん!」っていうてる訳やない!

決して・・・「高校でレスリングするな!」っていうてる訳やない!

せやけど・・・

そんな大きな体して・・・切磋琢磨できる仲間(同じくらいの階級の選手)もおらんくて・・・「認定チャンピオン」って右手を挙げられることで・・・

3年後のお前に、何が残るねん!?

 

その挙げられた右手で、何かを掴めるほど、世の中は甘くないぞ!?

それやったら・・・人間、誰も苦労なんかせえへんわ!

 

お前自身・・・今、その「覚悟」っちゅうもんを持ち合わせてないんやったら・・・3年間で、「「覚悟」を身につけれるであろう?」場所を選択せえ!

それが・・・今の、お前自身がやるべきことや!

ほんで、それこそが・・・お前の将来の糧になるんじゃ!

 

 

数日後・・・詩音は・・・

「柴田高校に行って、柔道をします!」って・・・俺に、言いに来よった

 

もちろん、かなちゃん(詩音のお母さん)には・・・「勝手なことを、詩音に言うてしもうてゴメン」って謝ったのは言うまでもあれへんけどな(^^;)

でも、かなちゃんも・・・

「いいんです!  私も、どこかで、安全策を選ぼうとしてたのかも知れません  でも・・・心が育たない限り、何をやっても同じですよね?」って・・・そない言うてくれとった

 

 

 

5年前・・・

そないして・・・己の進みゆく道に、「覚悟」すら持ててなかった少年は・・・

高校3年間という時間の中・・・師匠の下で、「柔道を通じて大切なもの」を得たんやろなぁ?・・・・・素晴らしい青年になっとったわ

きっと彼は・・・その辛かった『過程』を糧に、この先の人生、迷うことなく真っすぐに歩み続けることやろう?

 

 

 

俺は・・・いつも、子供達(道場生)には伝えてるし・・・いつも、この場でも記してるつもりやけど・・・

 

「結果」は、「結果」であって・・・「結果」にしか過ぎへん!

せやけど・・・

「結果」よりも大切なのは・・・『過程』や!

『過程』が、何よりも大事やと俺は思ってる

 

きっと・・・

その大切にしてきた『過程』の先にこそ・・・

その本人にしか分かれへん・・・「結果」以上の『結果』があるんやと、俺は思う

 

 

余談やけど・・・

俺自身、若い頃・・・どんだけ理不尽なことを抱え込んでも・・・

奥歯を噛みしめながら将来を見据えて・・・「自分なら・・・きっと、やり遂げれる!」、そう己を信じて「辛抱と努力」をしてきた

・・・・・つもりでおる(笑)

 

それは・・・

金持ちになるためでもなく・・・大きな会社を運営するためでもなく・・・地位や名誉を手にするためでもなく・・・

もちろん・・・それらも、あったらええことやねんけど・・・

 

そんなことよりも・・・もっともっと前の段階として・・・

如何なる場合であっても・・・

如何なる場面であっても・・・

 

「我が子に胸を張ってられること!」

 

それを大前提として、人生を歩んできた

 

もちろん・・・今現在も、そこは一切ブレてへんつもりでおる

せやから、今でも・・・明美さん(女房)に・・・

「この選択は・・・REN(長男)に、胸を張ってられるかな?」

「この行動は・・・SO(次男)に、胸を張ってられるかな?」

・・・・・って・・・些細なことであっても、時折、確認することさえある

 

それは・・・なんでなのか?

きっと・・・「結果」じゃなく、己の『足跡』を子供たちに残したいと思ってるからやろな?

 

 

明美さんのお義母さんからもらった、どこかの寺院の冊子に書いとった(俺のバイブルやから、ずっと大切に持ち歩いてるけど(^^))

子供は・・・親の言うことは聞かん

子供は・・・親のやったことしかやらん

・・・・・って

 

 

何が正しいんか?

何が間違ってるんか?

現実社会の中に・・・100点満点の答案用紙なんちゅうもんはない

 

己自身が納得したことが・・・(その時々の)答えなんやと思う

せやから・・・今日の「答え」と、明日の「答え」は違う場合もある

人間は生きてるんやから・・・日々、進化してるんやから・・・「答え」は、違って当然や!

 

ただ・・・「答え」を出す時に・・・

周りに流されることなく・・・楽な方に身を委ねることなく・・・

己自身の(近い&遠い)将来を見据えて考えた方が・・・絶対に、俺はええと思う

今日、やったことも・・・やれへんかったことも・・・すべての物事が、「明日(未来)」につながってしまうんから・・・

 

もちろん・・・

「明日、自分自身が生きてる保証なんかどこにもない!」っていう観点から考えたら、ものごっつい矛盾した話になってしまうねんで?

 

それでも・・・

楽な方を選択したり・・・周りに流されて選択したりすることなく・・・

明日につながる、『過程』を大切にした方が・・・俺は、ええと思うねん

 

 

取り留めのない話になってしもうたけど・・・

俺は、これからも・・・道場生たちに対して、そういったことを伝えていってやりたいと思う

 

詩音!

いや・・・

詩音だけに限らず・・・卒業生諸君!

ほんで・・・道場生諸君!

 

あなたたちの未来が、輝かしいものになってもらいたいと・・・

親父は・・・心から祈ってます!

 

みんな、頑張ってるやろうし・・・頑張ってるのは知ってるけど・・・

それでも、敢えて云うとく

頑張れ!!

 

You Can Do It!

Yey!!

We Can Do It!

Yey!!

LINEで送る

北岡道場連絡先

983-0821
宮城県仙台市宮城野区
岩切字昭和北2-15

【連絡先】
022-782-7780
(きたおか接骨院内)

QLOOKアクセス解析