昔の地域には、必ずといっていいほど面倒見の良いガキ大将がいました。
今は体の線も細身化しており、なかなかガキ大将に出会う事がありません。
そんな現代では、ひとたび体の大きな相手が現れると対応の仕方がわからず、立ち向かう前に心が折れてしまう事が多いのではないでしょうか。
これは普通の生活のみならず、スポーツの対戦相手の体格を見ただけで負ける気持ちになって実力を出し切れなかったりするシーンを目にしたことは無いでしょうか。
大きい相手は強い!という妄想がある
のも事実です。ですが、柔道では自分の頭一つ背の高い相手を倒したり、自重の倍ほどもある相手と対峙しなければならないシーンが毎回見られます。柔道では大きい相手が必ずしも強いわけではない!という実体験を積めるのです。
また小学生の柔道大会では、体重別になる前は小さい子も大きな子も一緒の大会に参加するため、この様な倍ほども違う相手との対戦も組まれる事があるのです。
さて、皆さんはご自身のお子さんを、大きな相手との対戦を避けるような環境を用意しますか?それとも好んで子供をそのような環境に入れますか?
各家庭の指導方針は様々ですが、全ての親御さんの望みは
自分の力で自分を守れる社会人になって欲しい
これに尽きるのではないでしょうか。お子さんが親元に居る間に積ませてあげたい経験をぜひ考えて見てください。