4月に開催された、『日整全国少年柔道大会 宮城県予選』の優勝チーム、準優勝チームが参加資格を与えられるため・・・『北岡道場』も、宮城県代表という大きなものを背負い、出場させていただいた
山形県の高橋道場
青森県の藤田道場
秋田県の小友唯心塾
北岡道場
予選リーグを以上の4チームで争い・・・1勝2敗で、予選敗退
どの道場も、本当に名門で、全国大出場の常連チームであり・・・組み合わせを見た時に、「えっ!? マジかっ!?」と感じたのが、正直な感情やった
おそらく、予選で戦ったチーム、また東北大会に出てくるようなチームは、普段から出稽古とか遠征とか、他道場、他県の選手と練習をして、経験はウチの子達よりもはるかに高いはずやと思う
組み手争い・・・組み際の奇襲技・・・ルールへの対応etc・・・いろんな部分で、ウチの子たちは劣ってたけど・・・それでも、一生懸命一生懸命、それらに対応して頑張って戦っとったわ
試合が終わってから・・・ある道場の選手とか、ある道場のご父兄の方とか、幾人かとお話をさせていただいた
大半の道場が、1週間に4回、1日2時間半~3時間の練習をしてると聞いた
中には、1週間に6回練習してる道場もあって・・・ホンマに、ビックリした
その上で、「日曜日、祝日は、遠征とか合同練習をしてる」っていうねんから、ホンマに驚かされる
でも、裏を返したら・・・勝ち上がっていく選手は、そこまで時間を費やして、柔道に取り組んでるっちゅうことやから・・・その牙城を崩すということは、容易ではないよな
あくまで個人的な考えやけど・・・俺は、全員が全員、一括りで、「「今」、死に物狂いでやりなさい!」とは言うつもりはないし・・・まして、小学生、中学生の間は、柔道以外にも、もっともっと学ばなアカンことが、ぎょうさんあると思ってるから、今の環境(週2回の練習)を変えるつもりは、まったくあれへん
ただ・・・皆それぞれ、いつ自分に訪れるか分からんけど・・・「いざ」という時期が来た時に、自らの意志で頑張れる子にだけはなってほしいと願いながら、日々指導させてもうてるのが、俺のスタンスや
今回、中総体の県大会もあったねんけど・・・滉太、詩音、F太が出場したけど、3人とも、1回戦~2回戦で敗退してもうた
彼らもまた、今現在が「いざ」という時期では、きっとないんやろう
せやけど・・・必ず、彼らにもそんな時期が来るよ
それは・・・3年後なのか?5年後なのか?10年後なのか?・・・分からん
せやけど・・・必ず、来るよ
我が子を例題に話をしたら・・・
数年前、悠葉コーチ(長女)が、全中に出場したことがある
彼女は・・・決して、ええ環境で練習ができてた訳ではなかった
ええ環境どころか・・・中学校に部活もなく、「下の学年の子や小学生との、週2回の道場の練習」っていう環境の中から、全中出場を掴んできた
せやけど・・・今になって話せることやけど・・・彼女は、毎日のように10kmのロードワークをしとった
もちろん、俺はこんな感じやから・・・まったくもって、無理強いはしてへん
まして道場の練習でも、彼女が中学3年生になってから、彼女と乱取りで組んだのは、県大会の前日の練習日に、自由練習の最後の1本に、たまたま彼女が余ってたから組んだだけで、彼女には「柔道」らしい「柔道」は、ホンマに指導せえへんかった
そんな中でも、勝ち上がるっちゅうことは、彼女にとってはもう既に、「いざ」という時期に差しかかっとったんやと俺は思う
その「いざ」という時期を、真剣に走ったからこそ・・・彼女は今、自分の限界点を、自分自身で知ってる
限界点を知ってるからこそ、少々のことでは、へこたれへんし、心が折れることはまずない
その反面・・・REN兄ぃ(長男)は、まだ限界点を知らん
彼にとっての高校柔道3年間、不利なことがあったのは事実やけど・・・それでも、彼はまだ、自らの意志での自分の限界点を知らんはずや
でも彼自身・・・自分自身でそれが分かってるからこそ・・・自分自身で限界点を知らんからこそ・・・・・親であり、師匠である俺に、今後の進むべき道を、自らの考えを訴えてきよった(もちろん俺は、一切、無理強いはしてへんし、俺自身が育ててきたRENの選択を信じて待ってただけやで)
(※機会があったら、このブログにまた書くわ)
いずれにしても、「しんどい道」を、自ら選択しよったし・・・結果的には、「いざ」という時期に、選択を誤れへんかったようやから・・・多少なりとも、ええ「覚悟」はしてるんやろうし、これからいろんなことを吸収することやろう・・・ほんで、自ずと限界点を知ることになるやろうと俺は思ってる
悠葉コーチ、REN兄ぃに限らずやけど・・・「いざ」という時期が来た時には、誰に言われる訳でもなく、自分自身で定めた目標に向かって、脇目も振れず、すべてのことを犠牲にしてでも突き進んでいってくれる人になってほしいなと、俺は常々願ってる
せやけど・・・これは、簡単なようで、ものごっつい難しい
人間は、自分自身には、ものごっつい甘い生き物やから・・・
俺は・・・柔道に関しては、小学校、中学校は、箸にも棒にも触れへんくらい、ショボくれた柔道少年やった
親父が怖かったっていうのもあるけど、ただ、試合に負けて親父に怒られることが怖くて、子供心が委縮してたんやと思う
高校時代は、団体戦のレギュラーとしてインターハイ出場、個人戦では和歌山県大会準優勝という成績やったけど・・監督が怖かったもんやから、自らの意志っていうより、義務的にやってただけやったなぁ
大学になってからも、1~2年生の間は、先輩の目が気になって、義務的にやってただけ
大学3年生になってからやな・・・初めて自らの意志で、自分自身を徹底的に追い込んだのは
追い込んで追い込んで・・・あんだけ遊び人やった俺が、必死になって大学のレギュラーにもなれたし、気が付いた時には、「学生チャンピオン」になること、またそこからもっと大きな場所に羽ばたいていくことを、真剣に目論んで練習に取り組でたよ
ビジネスに関しても、足掛け4年間、AKEMIと二人で、極限の貧乏生活をしながら、近い将来を見据えて、「今に見とけよ!!」って、ずっと思いながら、世の中、何が流行ってるんか?も分からんくらい、脇目も振れんと夢と目標に向かって、辛抱と努力をした時期があった
いずれにしても、「いざ」という時に、どんだけしんどくても・・・どんだけ唾を吐きかけられても・・・どんだけ蔑まれても・・・自分の目標に向かって走ってきたから、今の俺があるんやと思ってる
もちろん、世の中には、もっともっと努力してる人が、山ほどおることは分かってるよ
せやけど・・・人間には『器』っちゅもんがある
この年になったら、その『器』が、自分自身でどれくらいのもんか?・・・嫌でも、分かってしまうもんや(^_^;)(^_^;)(^_^;)
せやけど・・・闇雲に走り続けることができる若い頃に、精一杯の辛抱と努力をして、その『器』を限りなく大きくする努力は出来るはずや
それを、自ら実行してきた自負があるからこそ・・・道場生には、その「いざ」という時に、ケツを捲らんと、自らの意志で歯を食いしばって、辛抱と努力ができる人になってもらいたいと、心底願ってるねん
いずれにしても・・・東北大会、中総体県大会に出場した子達含め、道場生全員!
ぜひとも、「柔道」を楽しみながら、いろんな経験をして、大切なことを学びながら・・・素晴らしい大人に育っていってくれ!
(ええオッサン(監督)が、子供らといっしょになって、アイス食ってる場合やないけど・・・(^_^;))
8月1日は・・・仙台大学柔道塾に、出稽古
8月8日は・・・OB会(OBの先輩方が、たくさん練習に来てくれるよ)
8月9日は・・・スポ少仙台市予選
9月6日は・・・河北新報杯
おもろそうなことが、いっぱいあるなぁ~
せやから・・・
元気出していこう!!
READY! GO!!