『親父の小言』&『息子たちの感性』

俺は・・・道場で子供たちに対して、しょっちゅう「説教」「説法」をする

そないな言い方をしたら、ええように聞こえるけど・・・

要するに・・・「小言」・・・やな(^^;)

 

それは・・・最後の整列の時であったり・・・練習前であったり・・・

練習中であっても・・・「お前ら、ちょっとこい!」って、全員集合させて練習を中断することさえある

正直・・・柔道の練習よりも、「説教」「説法」の方が長いんちゃうか?っていうような日もある(^^;)

 

「辛抱と努力」

「仲間」

「絆」

「家族」

「感謝」

「出会い」

「生と死」

「喜怒哀楽」

「結果より過程」

「弱い者いじめをするな」

「禍福は糾える縄の如し」

「幸せは成るものじゃなく感じるもの」

「この世に当たり前のことなんて何ひとつない」

「「努力」っていう字の俺の勝手な解釈」etc・・・

挙げたら切りがないくらい・・・子供たちに、しょっちゅう「説教」「説法」をしてる

 

でも、それは・・・

自分自身が、経験してきたこと・・・

自分自身が、感じてきたこと・・・

自分自身が、成し遂げてきたこと・・・であって・・・

決して・・・適当なことを、子供たちに伝えてるつもりはあれへんで

 

 

ただ・・・普段、俺は・・・

子供たちといっしょになって・・・奴らと同じ目線の高さで・・・アホなことばっかり言うてるから・・・

「学校の先生に比べたら、「オモロイおっさん」やなぁ~」くらいにしか思われてへんのやろな?って・・・思っててんけど・・・

 

・・・・・違っとったみたい

あいつら・・・俺の話(小言)を、ちゃんと聞いてくれてて・・・奴らなりの感性で受け止めてくれてたみたい

 

 

アホ(関西弁でいう「かわいい奴」っていう意味も含めた表現やから、どうか勘違いせんといてほしい)やと思ってた、今年の小学6年生たち・・・

彼らの卒業文集を読ませてもらって・・・・・俺、不覚にも涙が溢れたわ

 

小学6年生くらいやったら・・・

「修学旅行の思い出」とか・・・「野外活動の思い出」とか・・・「将来の夢」とか・・・

そんな内容で、十分やと思うねんけど(俺も子供の頃、そんな内容を書いた覚えがあるなぁ)・・・

 

せやけど・・・

こいつら・・・こんなこと、書いとった

 

 佐藤 一颯(オネエ)

 

 船田 逞(大統領)

 

 北岡 心和(BIBI)

 

当然のことやけど・・・

これらを読んで・・・

俺自身・・・軽々しい言葉は発せられへんな?って、あらためて考えさせられたのは、言うまでもあれへんけどな?

 

 

いずれにしても・・・

オネエ!

大統領!

BIBI!

どんぐり!

久保田!

子地蔵!

里苑!

 

中学生になったら・・・今まで以上に、新たな世界観が広がることやと思う

 

どうか・・・

「今しかできへんこと」を十二分に経験して・・・

「今しか感じられへんこと」と喜怒哀楽を共にして・・・

「仲間」を大切にして・・・

自分を取り巻く周りの人たちに「感謝」の念を持って・・・

柔道「も」・・・勉強「も」・・・遊び「も」・・・悪さ「も」・・・

一生懸命に取り組んで・・・心豊かな人になってほしいと、親父は願います!

 

あらためて・・・

小学校・・・卒業おめでとう!

 

 

We Can Do It!

Yey!!

 

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