7月22日(日)~24日(火)・・・宮城県立武道館に於いて、中総体の宮城県大会が開催された
ウチの道場生の出場者&結果は・・・個人戦のみで・・・・・
清春(90kg超級)・・・2回戦敗退
恭太(90kg級)・・・準優勝(東北大会出場)
健之介(90kg級)・・・1回戦敗退
元ちゃん(81kg級)・・・2回戦敗退
SO(55kg級)・・・2回戦敗退
ココちゃん(48kg級)・・・2回戦敗退
以上のような結果やった
今回・・・あと、もうちょっとだけ手を伸ばしたら、「優勝」「全中出場」「宮城県代表」っていう称号が手に入ったかも知れへん・・・恭太
せやけど・・・ゴールデンスコアで、それらは、恭太の手のひらから、スルリと滑り落ちていった
試合後・・・恭太は、俺の職場に報告に来てくれた
(俺は・・・残念ながら、午前中だけしか応援に行ってやられへんかったから)
恭太・・・メッチャ、泣いとった
あんなに、でっかくなったのに・・・また、俺の胸の中で泣いとった
恭太にも伝えたんやけど・・・
俺は・・・彼らの結果は、あれでええと思ってる
失礼を承知で記すけど・・・
あんな練習量で・・・あんな練習内容で・・・あんな気持ちで・・・「優勝」なんかしたって、成長過程の彼らにとって、なんのプラス材料もないと思う
それどころか・・・「これくらいやってたら、優勝できるんやな?」なんて思われたら、彼らにとって、限りなくマイナス要素しかあれへん
「ほんなら・・・お前(北岡)が、しっかりやらせろよ!」っちゅう話やねんけど・・・
それも、また・・・俺の「教育方針」としては、ちょっと違う
昨年・・・海士先輩が、この大会で優勝してる
せやけど・・・海士先輩は、人一倍、人の見てへんとこで努力をしとった
それが・・・あの結果を引き寄せたんやろう
せやから・・・
恭太だけに限らず・・・ほかの連中(もちろん、SO(ウチの次男坊))も・・・
あの結果は・・・成るべくして成った結果であって・・・必然なんやと、俺は思ってる
たとえば・・・練習の内容を、10段階で表した時
宮城県で優勝した選手たちは・・・「10」や「9」、また、少なくとも「7」~「8」の練習を取り組んでることと思う
中には、もしかしたら・・・「6」くらいの子もおるかも知れへんけど・・・
せやけど・・・
ウチの道場生たちの練習は・・・せいぜい、「3」~「4」やろな?(いや・・・「2」~「3」かな?)
もちろん、それは・・・俺が、そないさせてるんやけど・・・
小・中学生共に・・・以前から、そんなスタイルではあったけど・・・
ここ最近は・・・年々、その数字は下がってきてるように思う
・・・・・って言うより・・・俺自身が、下げてるんやな?(^_^;)
小学生や中学生の時期(各個人・・・心身の成長に、限りない差があるこの時期)に・・・
これ以上ないっちゅう位の、限界近い練習に取り組ませて、「試合」に挑ませるっちゅうのは・・・俺の「教育方針」ではないんよなぁ~
もちろん・・・「それくらい追い込んで・・・それらの結果を軸に、次のステップへ、次のステップへ」っちゅう考えも、間違いではないと思うよ
せやけど・・・
全員が全員、その考えを受け入れてくれるんやったら・・・小学生柔道、中学生柔道が終わった時点・・・また、その途中なんかに・・・戦線離脱していく子は、もっと少ないんとちゃうんかな?って、俺は思うんよ
それに・・・小中学生の頃に、結果が残った子であっても・・・
せっかく、それなりの環境が与えられるはずの高校に進学した時に・・・
子供の頃に、やらされ過ぎてきたんか?
自分に限界を感じてしまってるんか?
それとも、己自身でモチベーションを維持することが困難になってしまってるんか?
いずれにしても・・・
根っこから頑張ろうとせえへんかったり・・・
日々の練習を流してみたり・・・
途中で辞めてしまったり・・・
少なからず、そんな子がおるっちゅうことからも・・・俺ら、少年柔道の指導者・教育者は、目は背けたらアカン部分やと思う
要するに・・・形はどうであれ、己自身からケツをまくってしまうような子を、俺らが創ってもうたらアカンのよな?
もちろん・・・そこが、人生のゴール地点じゃあれへんから・・・
そんな子達も、次のステージで、今以上に精進すればええだけのことではあるねんけどね?
せやけど・・・
人間って・・・『心の中に、どんだけ壊れへんもんを持ってるか?』ってことが、ものごっつい重要なことなんとちゃうんかな?って・・・
俺・・・そない思うんよなぁ~?
恭太はじめ・・・清春、健之介、元ちゃん、純聖
あいつら5人は・・・この「ええ加減」な環境(『北岡道場』)の中で数年間を過ごして・・・
柔道の結果とは違う、ものごっつい大切なものを手に入れてくれたんとちゃうんかな?
それを胸に・・・次のステージに羽ばたいていってくれることを、俺は心から祈ってるよ
彼らにとっての「その時」は・・・
次のステージなのか?・・・それとも、その次のステージなのか?
各個人、それぞれ「その時」は違うやろうけど・・・
「己の意志」で・・・「10」・・・いや、それ以上の取り組みができる人になってくれることを、心から期待してる!
大会当日・・・来てくれた道場生諸君および、親御さん方々
大会当日の応援も然り・・・おまけに大会前も、後輩たちと稽古をしに来てくれた、凜杜、海士、恭佑
ありがとうやで!
「彼らにとって、見えへん力になったはずや!」
・・・・・・・・・・なんて、ありきたりな言葉は言えへんで!
試合も見んと・・・遊びまくっとった、馬鹿たれ共めっ!(笑)(笑)(笑)
せやけど・・・
あいつら(試合に出た連中)にとっても・・・お前ら(応援に来てくれた道場生、卒業生たち)にとっても・・・
ここ(仲間がおる場所)は・・・ものごっつい、「居心地のいい場所」やねんやろな?
お前らを見とったら・・・
俺の思い描いてるもんが、リアルタイムで俺の目に映し出されるから・・・ホンマに、心が和むわ
ほんで・・・羨ましい限りやよ
毎回、毎回、記してるけど・・・
全ては・・・「通過点」や!
ほんで・・・
うつむかんと、前を向いてる奴にしか・・・輝かしい明日(未来)は来えへんねんで!
元気出していこう!
READY! GO!!