第16回 河北新報・石巻かほく杯争奪 宮城県少年少女柔道大会

平成28年9月4日(日)・・・女川町総合体育館に於いて、上記の大会が開催された

 

北岡道場からの・・・出場&結果は・・・

 

低学年(1~2年生)

Aチーム(一颯・悠真・YUTAKA)・・・3位

Bチーム(煌・優音・YAMATO)・・・1回戦敗退

 

中学年(3~4年生)

Aチーム(碧・瑠佳・啓太)・・・ベスト8

 

高学年(5~6年生)

Aチーム(承之介・KOKORO・SO・ヤマト・タケル)・・・3位

 

中学生

Aチーム(☓・海士・RITO・涼太・恭佑)・・・3位

Bチーム(純聖・健之介・元・恭太・清春)・・・2回戦敗退

 

毎年毎年、毎試合毎試合・・・優勝、準優勝、3位入賞って・・・道場内の誰かが、いっつもメダルをぶら下げてるけど・・・・・

俺・・・悠葉先生と、いつも話す

「あの頃(彼女が、小学生やった頃)、あんなに喉から手が出るくらい欲しかったのに、団体・個人通じて、一回もメダルなんかもらったことあれへんよな(-_-;)」って

 

ちなみに、全国中学校柔道大会に宮城県代表として出場、また、高校でも東北大会3位入賞という戦績を残してる、悠葉先生は・・・

小学2年生の春から柔道を始めて、毎試合毎試合、大会に出場するも、6年生のある大会までは、1回戦を突破するか?しないか?っていうところを、いつもウロウロしとったなぁ

4年が過ぎた、6年生の夏前・・・やっと、地域規模の小さな大会で、初めて3位に入賞できたっていうレベルやってんから・・・道場の子たちは、そらぁすごいよ(^^)

 

 

 

 

今回の「テーマ」は・・・『絆』

10周年ってこともあるし・・・『絆』

お互いが、お互いに対して、何かを感じ取ってもらいたいから・・・

 

せやから・・・

中学生Aチームも、2年生だけでメンバーを組んだため、先鋒不在・・・Bチームは、1年生のみでエントリー・・・低学年も、2年生を主体に、あえて新しい子たちでメンバーを組んだねん

 

まぁ、せやから・・・結果は、「結果」にしか過ぎへんわな

普段、一生懸命、大汗流して頑張って・・・どんだけ頑張っても・・・思い通りの結果なんか、簡単についてくるようなもんやない

せやけど・・・試合会場に立ったことで、その場で全力で戦ったことで、確実に子供たちは「進化」してると、俺は感じてるよ

技術的な「進化」もあったら・・・心の「進化」もある

どっちかって言うたら・・・心の「進化」の方が、限りなく大きいな

 

一生懸命頑張ったから、今日に繋がった

一生懸命頑張ったのに、数十秒で負けてもうた

自分は負けたけど、仲間が勝ってきてくれて、チームが勝てた

きっと、大なり小なり、子供ながらに、何かを感じてくれてるはずや

 

せやから・・・「試合」は、その起爆剤でさえあってくれたら、十分やと俺は思ってる

 

子供たちにとって(大人の俺らであっても)・・・毎日毎日、この一瞬一瞬は、人生の単なる「通過点」に過ぎへん

過去に起こった出来事(過ち)を、繰り返すことなく、明日につなげたら・・・それは、成長してる証

俺は・・・そない思う

 

元ちゃんが・・・試合には負けたけど、日に日に、臆することなく戦える、強い心を備え始めてくれてること

YUTAKAが・・・最近始めた、一颯や悠真が勝ってきたもんやから、負けられへんと思ったんやろうな?  今までにないような、思い切りのいい「払い腰」で、一本勝ちしたこと

SOが・・・人の何倍も、一生懸命練習に取り組むけど、負けてしまい、「思い通りにならないことの自覚」を感じたこと

健ちゃんが・・・試合でビビッて、後ろに下がることが少なくなってきたこと

悠真が・・・普段は、あんまり感情を表には出せへんねんけど、試合で勝って、メッチャ嬉しそうに笑ってたこと(自分に自信を持ってくれたやろな?)

琳ちゃんが・・・応援に来たことで、「私も、メダルをもらいたい」って、俺に訴えてきたこと

恭佑が・・・試合中に暴言を吐き出してしまい(名誉のために書いとくけど・・・自分を奮い立たせるために、自分の技が決まれへん歯がゆさから、「クソッ!」って言うただけやで)、それを反省して、「先生、すいませんでした」って、泣きながら詫びを入れにきたこと

etc・・・・・・・・・・

 

 

俺は・・・幸せ者やと思う

子供たちの成長を、日々、目の当たりに見せてもらえるんやから・・・

せやけど、裏を返せば・・・そんな大切な、心の成長に立ち会わせてもらってるねんからこそ・・・いい加減に接したり、彼らの成長を見落としたりしたら、アカンっちゅうことやわな

 

優勝して、監督一人が諸手を挙げて喜んでるようじゃ、アカン!

負けた子供らに対して、「何で、こう出来なかった!?」って、自分自身の「助平根性」をぶつけてるようじゃ、アカン!

子供らのちっちゃな成長を見落として、自分の物差しで、客観的に子供らを測ってるようじゃ、アカン!

それは、失礼ながら・・・親でもいっしょやと思う

 

子供は、俺ら大人が思ってる以上に・・・頑張ってるし・・・悔しがってるし・・・怖いながらも、独りで戦ってる・・・ほんでまた、親や周りの大人に対して、ものごっつい気を使ってる生き物やと思う

せやからこそ・・・

自分自身の助平根性が、たとえ「1%」でも存在した上で、子供らに接してもうたとしたら・・・「自分が物事を運びやすいように・・・」っていう理由で、怒ったりしてもうたとしたら・・・・・それは、絶対にアカンと思うねん

子供は、それを絶対に肌で感じてるはずやから・・・

 

今は、ちっちゃいから、分かれへんかも知れへんけど・・・今は、親や先生の言いなりになるかも知れへんけど・・・

いずれ、彼らも大人になる時がくる

その時に、点と点が、線で結ばれ始めた時に、「信頼」を失くしてしまうことは、珍しいことではないから・・・

 

せやから・・・

限りなく、あいつらと同じ目線の高さで・・・笑って、泣いて、喜んで・・・してやりたいと思ってる

 

昨日・・・試合会場で、俺に会った、承ちゃんの第一声が、「おぅ!」やったこと

試合後に、ヤマトタケルが、ウチに遊びに来て、いっしょに天然温泉に行ったねんけど、「先生、潜るの勝負しよう!」って、絡んできたこと

練習の休憩時間になったら、誰彼ともなく俺に近寄ってきて、腕相撲の勝負を挑みにくること

KOKOROと瑠佳と碧と琳に、俺が「チュー」する口で近寄って行ったら、キャーキャー言うて、逃げまくること

ウチに泊まってる優音が、仕事が終わって帰ってきた俺に対して、「親父、お帰り!」って、普通に言うこと

「いやいやいやっ!」とか言いながら、ニコニコしながら、恭太が俺に絡んでくるくること

etc・・・・・・・・・・

 

でも、みんな・・・ケジメをつけて、柔道に対しての線引きは、きっちりしてくれてる

練習中で、俺が真剣な目ン玉で問いかけてる時は、まっすぐに向き合おうとしてくれるし、ちゃんと返事もしてくれる

 

そんな、あいつらが・・・俺の大好きなあいつらが・・・昨日できへんかったことが、今日できるようになった時・・・

見落とすことなく、それを思いっきり、褒めてやりたいと・・・俺は、日々思ってるねん

大家族、北岡道場の「親父」としてな

 

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

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