10月24日(土)・・・仙台育英高校柔道部監督の箱島先生および、コーチの大内先生が、道場に来てくださった
理由は・・・「箱島先生自身と大内先生の勉強のために、お邪魔させてください」とのことやった
仙台育英高校っていうたら、宮城県内はもちろん、全国的に見ても、全国大会出場常連校やし、ホンマ強豪高校や
そんな強豪高校の監督やコーチが・・・ウチのような、「いい加減」にやってる道場に来ていただいて、練習を見ていただいても、勉強になんか、まったくならへんのやないんか?と思ってたけど・・・(^_^;)
箱島先生は、こう仰ってた
「少年柔道の道場の先生方が、日々、どんな想いで生徒さん達をご指導なさって、どんな思いで育てられてるのか?を、各道場に出向き、目の当たりにすることで、高校に進学してきた生徒、誰一人として、適当に扱うことなんかできなくなる」と・・・
ほんで・・・ウチ以外にも、いくつかの道場に、時間の許す限り足を運び、勉強なさってると言うねんから・・・ホンマに、頭が下がる
「強豪高校に進学して柔道をする!」ことを選択したっていうことは・・・自分の目指す場所は、ただひとつや!
俺ら、少年柔道を指導する者は・・・その場所を目指そうと思う子に対して、「柔道の楽しさを伝えてやって、「柔道を好き」な状態で、高校の監督に預けることがベストや!」って・・・俺は、思ってる
もちろん、全員が全員、その場所を目指そうと思う子になる訳ではないやろうから・・・
中には、違うスポーツを選択する子も出てくるやろうし、違う世界にのめり込んでいく子も出てくるやろう
そんでも・・・『今』・・・は、俺と出会って、俺と時間を共有してんねんねんから・・・「柔道」を通じて、大切な何かを伝えてやりたい!・・・そない思ってる
それは・・・「目標に向かって頑張ること」「継続は力なり!ってこと」「一生懸命頑張ることによって、人の心を突き動かすことができるってこと」「家族・兄弟・仲間を大切に想うこと」「独りでは、「柔道」はできへんこと」「「柔道」はもちろん、それ以外のことでも、たくさんの感動を心に刻んで大人になってもらいたいってこと」etc・・・いろいろある
箱島先生も、「少年柔道の道場の先生が、どんな想いで、子供達と接してきたのか?を見ることで、高校に進学してきた生徒を、適当には扱えなくなる」と仰ってくださるっていうことは・・・
結局は・・・柔道が「強い」「弱い」やないねん
生徒の『心』を、一番大切に考えてくださってるってことやと、俺は思うねん
そう言うたら・・・悠葉先生(ウチの長女)が、東北高校に在学中に、東北高校女子柔道部監督の佐藤明代先生も、同じようなことを仰ってくださってた
「この娘たちは、いずれ奥さんになって、いずれ母親になる そして、いずれ家庭を支えていかなければならなくなる その時に、しっかりとした人でいてもらいたいので、そんな想いも込めて、日々指導させてもらってます!」って
おそらく、女性であるが故に、女性ならではの経験に基づいた考えをお持ちなんやろうなぁ・・・俺は、長女(悠葉先生)を、佐藤先生に預けてホンマに良かったと思った
親以外に、『心』を揺さぶってくださる方がいることって・・・親以外に、『心』の師匠をを持てることって・・・ホンマありがたいことやから・・・
高校柔道も少年柔道も、ある意味同じや!
高校を卒業しても、全員が全員、大学に進学して「柔道」を突き詰めようと思う訳やない
中には、大学・実業団と頂点を極めようと進んでいく者もあるやろうし、就職する奴もおるやろうし、また「柔道」から離れて違う道に進む者もおるやろう
ほんなら、何のために・・・『今』・・・「柔道」をするねん!?
・・・・・・・・・・
当然やん!?
『心』を、豊かにするためや!!
それは、「柔道」に限らんで
サッカー、野球、テニス、少林寺、学校生活etc・・・何でもいっしょやよ
俺ら、指導者・教育者は・・・ロボットを作ってるんやないねん!
俺らは・・・『人間』を指導・教育してんねん!
『人間』には・・・『心』・・・が、あるんやから・・・
俺ら指導者・教育者は、その・・・『心』・・・を揺さぶるっていう、メッチャ大事な役目を担ってるんよ
大人になった時・・・『心』が貧しかったら、寂しいもんな
せやから、俺は・・・形はどうあれ、「これでもかっ!!」っちゅうくらい、あいつらの『心』を揺さぶるまくったんねん(笑)
さぁ、今週末は・・・合宿や!
生徒諸君!
体調万全にしとかんと、スパリゾートハワイアンズで大騒ぎできへんでぇ~(^O^)
ご父兄諸君!
体調万全にしとかんと、「懇親会?」で大騒ぎできへんでぇ~(笑)(笑)(笑)
克輝! 合同練習、よろしく頼んどくでぇ~!
元気出していこう!!
READY! GO!!
※仙台育英高校の箱島先生、大内先生
今後とも、生徒共々、ご指導のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます!