4月26日(日)・・・女川町総合体育館にて、上記の大会が開催された
この大会は・・・小学生の部(4・5・5・6・6年)と中学生の部(3人戦)(共に複数チームエントリー可)があり・・・
小学生は、上位4チームから(優勝チームから2名、準優勝・三位・三位チームから1名ずつで、計5名)宮城県代表選手が選出され、10月に講道館で開催される本戦に参加できる
中学生の団体戦は、全国にはつながれへんけど・・・・・これから、中総体とか入ってくるし、ええ経験にはなる試合やな
北岡道場からは、小学生A・Bチーム、中学生A・Bチームの計4チームをエントリーさせていただいた
小学生Aチーム・・・優勝(2連覇)
小学生Bチーム・・・ベスト8
中学生Aチーム・・・ベスト8
中学生Bチーム・・・初戦敗退
・・・・・やった
中学生は、全体的に硬さもなく、伸び伸びとした柔道ができとったし・・・特に新1年生の4人は、デビュー戦やったけど、物怖じすることなく、ええ感じにリラックスができた状態で試合をしとったし、良かったなと思ったよ
小学生Bチームは、副将:純聖が、デビュー戦やったこともあるし、先鋒:承ちゃん、大将:健ちゃんも、まだまだ試合には慣れてへん(もちろん、狡さ、駆け引きなんかは指導してへんから)し・・・でも、そんな中でも、次鋒:KOKOちゃんと、中堅:ヤマトが大活躍してくれたおかげで、3位入賞まで、ホンマあと一歩やった
準々決勝は、3-2で惜敗・・・みんな、メッチャ頑張っとった
小学生Aチームは、試合4日前の水曜日の練習で、大将:清春が右手(釣り手)第二中手骨(人差し指)を骨折してもうてなぁ~
それでも、強行出場したけど・・・(^_^;)
柔道衣を、掴むことさえもできへん中・・・なんとか、最後まで戦ってくれよったわ
清春が、そんな状態やから・・・JOE、SO、タケル、恭太の4人には、「清春は、試合になれへん! 1点失点した状態から試合スタートやと思え! お前ら、4人で戦わなアカンのはもちろん、2点取らんかったら、勝たれへんぞ!」って、発破をかけるしかなかった
清春は、出せへんってゆう選択もあったねんけど(もちろん、ドクターストップはかかっとったし・・・でも、お母さんは、「北岡先生が、出さないって言うんなら、諦めます! でも、出してやりたい・・・(-_-;)」って、感じやったねんけどな(笑))・・・・・
試合前のメッチャ大事な時期で、メチャメチャガチンコで向かっていかなアカン時期やのに・・・「どうせ、負けるし・・・」みたいな気持ちで、上級生と対峙した時に、己自身の気持ちの弱さを露呈した柔道をして、手を着いてケガをしよったもんやから・・・・・その結果が、どんだけ、一生懸命やってきた周りの選手たちに迷惑が掛るんか?を、試合会場で、目の前で見てもらおうと思って・・・(清春は、昨年の全少の予選の時も、同じことをして、鎖骨を骨折してるしな(ーー;))
また、他の連中にも・・・「清春に、助けてもらったシーンが、何度もあったねんから・・・今度は、お前らが清春を上まで連れて行ったれ!」っていう思いも込めて・・・・・一か八かで、出場させた
せやけど・・・蓋を開けてみたら、5人とも、想像以上な戦いをしてくれて・・・ほんで、優勝までしてきよったわ
でも、今回の試合で・・・俺自身、メチャメチャ反省したことがあったねん
中学生は、メッチャ伸び伸び、試合をしとった
小学生Bチームも、玉砕覚悟やったかも知れへんけど、開き直って、みんな頑張っとった
ただ・・・小学生Aチームは、初戦を迎える前から、緊張しまくりでガチガチ・・・この子らの一番のええとこ、『笑顔』が完全に消えとった・・・・・いや、俺が消しとったんやと思う
昨年、この大会で優勝して・・・仙台市スポーツ少年団総合優勝(2連覇)・・・河北新報杯高学年・中学年ダブル優勝・・・ライオンズ杯総合優勝(2連覇)・・・全国少年柔道大会宮城県予選準優勝(2年連続)・・・ほんで迎えた、今大会
「清春の穴を埋めるため」って発破をかけたから・・子供らも「絶対に、負けられへん!」ってゆう思いがあって、ガチガチになったってゆうのもあると思う
せやけど・・・「俺自身は、どうやったんねん!?」って、自問自答してみた
「勝たせてやりたい」・・・「勝ってもらいたい」・・・「勝ちたい」・・・・・ドスケベ根性、出とったなぁ~(ーー;)
主役は・・・子供らやん!?
「俺自身が、「勝ってもらいたかった」んやったら、アカンのんとちゃうんかなぁ~?」って、メッチャ反省した(ーー;)
「柔道の指導者」として・・・道場の生徒たちを、「優勝」に導くってゆうのは、ものごっつい大事なことなんかも知れん
せやけど、「北岡道場」のコンセプト・・・「楽しくなかったら、意味がない!」「結果云々よりも、柔道を通じて、大切なことを学んでほしい!」・・・が、どっかで脱線しとったんとちゃうんかなぁ~って、そない感じた
ひとつの試合に勝ったら・・・「次も、その次も・・・」って、当然欲が出よる
でも、その欲は・・・子供ら自身が出さへんかったら、何の意味も持たへんのんとちゃうんかなぁ~?
監督の俺が・・・ご父兄達が・・・必死になって、必要以上に欲を出して、必要以上に期待を掛けて・・・そんな重圧は、ヒシヒシと子供らの心を圧迫しよる
そんな重圧の中で戦って、ええパフォーマンスができるはずがない!
そんなプレッシャーの中で戦って、「柔道」を好きでい続けられるはずがない!
「現に、俺自身も高校時代、そうやったやんけっ!?」って・・・得る物の少なさを、思い出したよ
中には・・・ほんのごく一部の子達は、自分自身と向き合って、上に登っていく子もおるやろう?
せやけど、それは・・・ほんのごく一部やろうなぁ~
「勝った瞬間! その一瞬の喜びのためだけに努力をする!」
アスリートとしては、それは大正解やと思う
せやけど・・・この子らは、アスリートやない
まだまだ、成長過程の「子供」やねんから・・・
今、俺が彼らに伝えてやらなアカンことは・・・「あの悲壮感さえ漂うような顔をして戦わせて、「優勝」すること!」・・・では、なさそうやな?
試合後の総評の時にも・・・生徒みんなと、ご父兄の皆様の前でも、その話をさせてもうた
ちょっと、肩の力を抜きたいと思う
ちょっと、肩の力を抜かせてやりたいと思う
俺自身も・・・子供達も・・・ほんで、その子供達を見てる親御さんも・・・「楽しくなかったら意味がない!」からな(^o^)
「勝つ」ことも、嬉しいけど・・・・・あいつらの純粋な『笑顔』が見れることの方が、もっと嬉しいからな
ちょっと、シフトチェンジしてみるわ
審判員をしてくれた悠葉先生、ありがとうございました
また、応援に来てくださった、出場選手のご父兄の皆様、K太、K太の親父、碧ちゃん、碧ちゃんパパ、小僧さん(壮真)、小僧さんパパ・ママ、海士、YAMATO(びび)、温かい声援、そして応援、本当にありがとうございました
みんな、ゴールデンウィーク・・・家族と・・・友達と・・・彼氏彼女と・・・たくさん遊んで来い!
ゴールデンウィーク明けたら・・・また、再出発しよう
いつも、俺に「気付き」をくれて、ありがとう
みんなみんな、大好きやで(^o^)
10月に講道館で開催される「日整全国少年柔道大会」の宮城県代表選手に・・・
先鋒:JOE
次鋒:タケル
・・・・・が選出された
メッチャ、素晴らしいことやな(^O^)
いずれにしても・・・一から出直しや
まず・・・「負ける」とこから、始めようやないか!?
元気出していこう!!
READY! GO!!