『大家族旅行 2023』 ~感謝~

夏前・・・「大家族旅行」の準備をし始めた時に・・・

幸恵ちゃん(陽向キャプテンの母)が・・・ハワイアンズに入館する前に、立ち寄る施設の検索および予約等をを請け負ってくれることになった

 

もちろん・・・それは、簡単なことではあれへん

福島県内の子供たちが遊べる施設の検索から始まって・・・

75名が入場できるんか?

当日に予約が取れるんか?

もちろん、料金交渉もせなアカン

 

仮に、その施設で予約が取れたとしても・・・

その施設の半径10kmほどの圏内で、昼の弁当を配達してくれる弁当屋さんを探さなアカン

 

そこも、また・・・昼時の忙しい時間帯に、75個の弁当を作ってくれるんか?

ほんで、配達はしてくれるんか?

配達料は?

おまかせ弁当の金額は?

食った後の75個の弁当のカラは回収に来てくれるんか?

 

75人の人間が動くとなると・・・家族で遊びに行くんとは訳が違う

 

そないして・・・

当初、「東北サファリパーク」の予約が取れて・・・「大家族旅行」に向けて、物事が動き始めとった

 

その最中・・・例の事故

 

数日・・・1週間・・・2週間・・・

幸恵ちゃん・・・

先方(東北サファリパーク)と連絡を取りながら、動向を見てくれてたみたいやけど・・・結局、再開する見通しは立てへんまま

 

結局・・・

その後・・・幸恵ちゃんと、何べんか打ち合わせを重ねて・・・行き先を「アクアマリンふくしま」に変更する案が浮上した

 

浮上したはええけど・・・

これ、また・・・簡単なことではあれへん

 

大人数の入場の可否・・・予約時間・・・料金交渉・・・弁当屋さんの手配・・・弁当のカラの回収等・・・

行き先変更に伴って・・・バス会社との出発時間の変更調整・・・雨が降った場合は、バス内で弁当を食うことは可能か?・・・弁当のカラを積んで運んでもらうことは可能か?

その運んでもらった弁当のカラを・・・ハワイアンズ側で、捨ててもらうことは可能か?

ダメな場合は・・・臭いの出る弁当のカラを、翌日までバスに積んだまま、仙台(道場)まで運んでもらえるんか?

 

その内のひとつでも「NG」が出たら・・・75名の人間の動きを、また1から組み直さなアカン

 

幸恵ちゃんには・・・ホンマに、大変な作業をしてもらった

子供たちのために、多大なる時間を使ってくれて・・・ホンマに、心から感謝してる

 

 

俺は・・・常日頃から、子供たちに対して伝え続けてることがある

「すべての物事に感謝をしろ」

「すべての物事を当たり前やと思うな」

「脚下照顧、己の足元を見ろ」

「減点法やなくて、加点法で考えろ」

「目に見えるもんよりも、目に見えへんもんに目を向けろ」

・・・・・って

 

今回・・・結果的に、「アクアマリンふくしま」にお邪魔できることになったねんけど・・・

普通に、バスが到着して・・・普通に、入館出来て・・・普通に、館内を見学して・・・普通に、弁当が届いて・・・普通に、弁当が食えて・・・普通に、弁当のカラが運ばれて行って・・・普通に、弁当のカラが捨てられて・・・・・

 

「普通に・・・」

そんな訳あれへんやろっ!?

 

幸恵ちゃんが、準備をしてくれへんかったら・・・その時間を、「普通」に楽しみながら過ごすことなんかできへんねん

 

それは・・・今回の「大家族旅行」だけやない

「BBQ&芋煮会」かって然り・・・「北岡道場杯&納会」かって然り・・・「追い出し会」かって然り・・・

 

目に見えへんところで・・・

誰かが準備をしてくれて・・・誰かが買い出しに行ってくれて・・・誰かが施設との調整をしてくれて・・・誰かが場所取りをしてくれて・・・誰かが差入れをしてくれて・・・誰かが動いてくださってる

 

そう・・・他の誰のためでもない・・・

「子供たちのため」にや

 

銭金(ゼニカネ)を支払ってたら、当たり前に与えられる権利やと思っとったら、大きな間違いなんや

 

宿泊代金、施設利用料、食材、場所代、飲食代etc・・・

それらに対する対価を支払っとったら、その権利が与えられるっちゅうもんやないのや

 

準備をするのに・・・時間もかかれば、動力も使う

シビアな話をしたら・・・ガソリン代もかかれば、大切な私財を投げてくれることさえもある

 

 

そういう目に見えへんもんを見てこそ・・・「人間」やないか?

 

そこに目を向けることができるから・・・「感謝の念」が生まれるやろ?

そこに目を向けることができるから・・・すべての物事が「当たり前」じゃないことに気付くんやろ?

そこに目を向けることができるから・・・周りの方々のお陰で、今その場所に立ってられるっちゅうことに気付くんやろ?(脚下照顧)

そこに目を向けることができるから・・・今ある物事が「当たり前」やないっちゅうことに気付いて、ひとつひとつの物事に「感謝の念」が生まれて、その有難味が0(ゼロ)の状態から「加点」されていきよるんやろ?

 

それを・・・分かってへん・・・

いや・・・分かろうとせえへん人間が・・・この世界には、ナント多いことか!?

 

大人でさえ分かっとれへん者が多い、この世の中・・・

俺は・・・そういう「人間」であってほしい部分を・・・徹底して、子供たちに伝え続けてる

 

 

『感謝』

世間では、よう耳にするフレーズやけど・・・なかなか、首を突っ込んで、目に見えへんもんを見に行くことは少ないのが現状

 

せやけど・・・

それが分かった時・・・自分の置かれてる「環境」そのものが、如何に「幸せ」なのかを感じることができると思う

 

普段の稽古や日常でも、感じることはできるやろうけど・・・

日々の生活に追いやられたり、こなさんとアカンことが多すぎて・・・いつの間にか、「感謝の念」は埋もれていってしまいがちや

 

せやから・・・

俺が企画する行事・・・

「大家族旅行」も然り、「北岡道場杯&納会」も然り、「追い出し会」も然り、また「BBQ」も然り・・・

日常からかけ離れた時にこそ、日頃忘れがちな「感謝の念」を持ってもらいたい

 

そない願うが故・・・

俺は・・・「柔道」は二の次、三の次・・・そない信じて止まんのや

 

 

ありがとう!

幸恵ちゃん!

 

ちょっとだけ、ありがとう!

翔太郎(陽向キャプテンの父)!(笑)

 

Hey! Hey! Hey!

楽しくないと意味がない!

We Can Do It!

Yey!!

 

 

 

 

 

 

 

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