『第16回北岡道場杯』&『2021年納会』

12月26日(日)・・・『第16回 北岡道場杯&納会』を開催した

 

AM8:00~ 親子喧嘩

ご父兄の皆さんに、柔道衣を着用してもらって・・・我が子はじめ、道場生がどんだけの力を持ってるんか?を、体感してもらう企画

約25名ほどの方が、柔道衣を着てくれて・・・子供たちと組み合ってくれた

 

 

AM9:00~ 北岡道場杯

 

結果は・・・

■第1部

Aブロック

優勝:煌KIRISAWA  準優勝:銀河  第3位:昴&柚

Bブロック

優勝:小僧さん  準優勝:柊SAKAMOTO  第3位:チュン太&結月

 

ほんで・・・第2代スーパーチャンピオンは・・・

「煌 KIRISAWA」が、栄冠を手にした

 

■第2部

優勝:皓KIRISAWA  準優勝:亮  第3位:金太郎&座敷童

 

■第3部

優勝:寛治朗  準優勝:蓮  第3位:おひなた&隆盛

 

■第4部

優勝:朔KIRISAWA  準優勝:律希  第3位:子虎&子猿

 

第5部

優勝:朝陽  準優勝:果穂  第3位:ひゅ~ご&豆叶

 

中学生の部

優勝:びび  準優勝:大統領  第3位:樹梨っぺ&立っちゃん

 

以上のような結果やった

 

 

 

その後・・・

今年の「賞」の発表

 

最優秀賞:樹梨(中3)

俺の記憶が間違ってへんかったら・・・彼女は、3年連続の受賞やと思う

男子(同級生、年下、関係なく)と常にガチンコでやり合って(もちろん、体の強さは男子には及べへん部分はあるんやけど・・)、人一倍努力をする、「強さ」と・・・

年下の子たち(特に幼児)を、徹底して面倒を見てくれる(ちっちゃい子が、「彼女の柔道衣の刺繍の色を真似たい」って訴えるくらいの憧れ的存在)、「優しさ」を兼ね備えた・・・

文句なしの『最優秀賞』

彼女の名前を呼んで、前に出てきてもらった途端に、感極まって泣き出した、樹梨っぺ

でも・・・それが、彼女の功績に他なれへんと思う

俺、個人的には・・・高校に進学しても、柔道を続けてほしいと願ってるけど・・・こればっかりは、彼女自身が選択する道やから、黙って彼女の出す答えを待とうと思う

いずれにしても・・・

柔道を続ける?続けへん?は関係なく・・・立ち姿勢のいい、素晴らしい女性になってもらいたいと願う

最優秀賞・・・おめでとう!

 

 

優秀賞:一颯(中1)

数年前、道場に入会した当時は・・・返事はせえへんし・・・ブー垂れるし・・・

「ここ(道場)は、家とちゃうねんぞ! 家と同じ行動しとったら、お母さんが見てる前でも関係あれへん! シバくぞ!」っていうようなことを、しょっちゅう言われとった彼は・・・

いつの間にか、大人になり始めて・・・一生懸命、柔道に取り組むようになった

その結果が・・・先般行われた、新人戦

見事・・・55㎏級で、優勝してきよった

まだまだ中途半端で、伝えてやりたいことは仰山あるけど・・・打ったら響く心を持った、素直な少年

せやからこそ・・・まだまだ、すべてのことに於いて、伸びしろが十分にあると思ってる

優秀賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:遼(中3)

彼とは、彼が幼稚園の頃からの付き合いになる

諸事情もあって、時々、道場の練習も休むこともあったけど・・・9年間、ずっと柔道を続けてきた

体の線が細くて、小学校の頃は、試合でもほとんど勝つことができへんかったけど・・・中学2年生の後半くらい(身体ができ始めたくらい)から、道場内の練習でも、バンバンと技が決まり始めた

自身は、中学校でサッカー部に所属しとったから、柔道の大会には出場できへんかったけど・・・

(「たら」「れば」はアカンけど)もし、柔道の大会に出場しとったら、何かしらが起こったかも知れへんかったと思う

彼自身、柔道の強豪校への進学は望んでないみたいやけど・・・「高校でも、柔道部があれば、柔道を続けたいと思ってます」って、俺に言うてくれとった

「継続は力なり! 継続は宝なり!」

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:啓太(中3)

啓太とも、彼が幼稚園の時からの付き合いになる

中学3年生、最後の中総体で、県チャンピオンも狙える位置におったねんけど・・・

体調を崩してしもうて・・・断念

現在も、体調の浮き沈みのある中、進学校を目指して頑張ってる

高校進学後も、柔道も続けたいって言うてくれてる

「結果」にはつながれへんかったけど・・・大事なのは「過程」

9年間、人一倍努力してきたことは、誰もが知ってる

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:心優(中3)

彼女も、中学3年生の大事な時期に、膝を損傷するアクシデントに見舞われた

彼女も、また・・・もしかしたら?もしかする?位置にはおったねんけど・・・中総体の出場は、断念せざるを得んかった

入院、手術、リハビリって、道場に来られへん時期もあったけど・・・

現在は、(道場の父兄に協力(送迎等)もあって)毎回、道場には来れるようになった

彼女は、「やり残したことがある」って、俺に言うてた

それに伴って、強豪校への進学も視野に入れて、現在、進学先を模索してる

どのような進路を選択するんかは分かれへんけど・・・できる限り、応援したいと思ってる

後輩(特に、ちっちゃい子)の面倒を、メチャメチャ見てくれる、素晴らしい「お姉さん」的存在

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:海伸(中2)

彼は、小学校の後半に、道場に入会してきた

中学校でも、柔道部に所属して、コツコツと頑張ってる

年下(中1)連中が強烈すぎて、下からの突き上げがえげつないけど・・・そのえげつなさ故、頑張れへんかったら取り残されてしまうっていう立ち位置で、日々頑張ってる

先般の新人戦は・・・一颯、悠真、立樹との4人で、準決勝以上、優勝争いをしてくれると思ってたけど・・・途中で敗退してしもうた

冗談も通じて、アホにもなれる・・・なかなか、オモロイ奴

最終学年で、自分の求めてる場所に立てるんか?

それとも、また年下の強烈な連中に引きずり下ろされるんか?

あとは・・・己次第やで!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:優(中1)

幼稚園の時から、YAMATO(ウチの三男坊)とやり合ってきた・・・普段は物静かやけど、闘志を内に秘めた、素晴らしい努力家

偉ぶる訳でもあれへんし・・・また、自分だけのことを考えて行動(練習)する訳でもない

いつも周りに目を配って・・・下の子たちの面倒を見てくれて・・・

自分の「弱さ」も、素直に受け入れてる・・・愚直な男・・・いや、「漢」やな

体は大きいけど、筋肉が伴えへんプヨプヨした子供の体やから・・・今までは、悔しい想いもメッチャあったことやと思う

せやけど・・・最近、やっと第二次性徴を迎え始めた

優! ここからやで!

「努力の向こうにある世界 お前だけが見える世界」を見てこい!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

努力賞:龍臣(小3)

身体は小さいけど・・・体幹は、しっかりしてる

不器用やけど・・・戦う本能は、しっかり備わってる

親父が、ごっついから・・・彼も、そのうちごっつくなることやろう?

親父の背中を見始めたら・・・何をすべきなんか?己自身で気付くやろう?

亮に負けるな! 蓮に負けるな!

真生や朔も、下から突き上げてくるぞ!?

「おとうさんにまけない じゅうどうかをめざそう」

頑張れ! まだまだ、頑張れ!

努力賞・・・おめでとう!

 

 

 

その後・・・

2021年の納会

毎年恒例、移動のカレー屋さんに来てもらって・・・みんなで、カレーを食った

 

こんなご時世やから・・・

オードブルを、みんなでつつくのも良くないやろうし・・・

飲み物も、ペットボトル持参っちゅうことにして・・・「食事中は、しゃべらず」を基本に、みんなで2021年の締めくくりをした

 

 

2021年の締めくくりに当たって・・・

2022年に向けて・・・ほんで、その先々も踏まえて・・・

新たな取り組みをすることにした

・・・・・っていうより・・・本来の俺自身の考えに戻すっていう方が正しいかな?

 

 

俺は、常々こない考えてる

どんな些細なことであっても、「当たり前」なんちゅうもんは、この世には存在せえへん

自分に起こる物事には、どんなことであっても、必ず誰かの力添えがあるはずや

・・・・・って

 

せやけど・・・

人間っちゅうのは・・・どうしても、自分を中心に考えてしもうて、周りに対する「感謝の念」っちゅうもんを、忘れがちになってしまいよる

もちろん、俺自身も含めてな

 

 

ずっと以前に、先輩たちが築き上げてくれた「伝統」っちゅうんかな?

実際には、そんな大層なもんではないんかも知れへんけど・・・

せやけど、ここ最近・・・

俺らは・・・その「大切なもの」を、ないがしろにしてるような気がしてならんのや

 

 

すべての物事に於いて・・・

「「結果」を求めるな!」

・・・・・とは云わへん

 

せやけど・・・

自分の成長に、一番必要なんもんは・・・「過程」や

 

もちろん・・・

これからの人生に於いて・・・将来を見据えたら・・・

柔道も・・・勉強も・・・遊びも・・・

すべてのことが「過程」ではあるんやけど・・・

 

せやけど・・・

人間として一番大切な、「『心』が成長するための「過程」」っちゅうもんに重きを置けへんかったら・・・「大切なもん」が欠落してしまうんやないんかな?って、俺は思うねん

 

何を云いたいんか???

先輩がやってきたことを、なぞるからこそ・・・先輩がやってきた行動とか、伝統っちゅうもんが光り輝いてくるんやないんかな?っていうこと

せやなかったら・・・こんな素晴らしい『道』なんかできてへん!

 

そんなことも含めて・・・

今年は、生徒全員に・・・『脚下照顧』ていう言葉を贈らせてもらったねんけどな

 

 

 

ちょっと、話はスライドしてしまうかも知れへんけど・・・

俺は・・・ちょっと前まで・・・

自分が目にする・・・自分が力添えできる・・・「「自分の孫の代まで安泰」であってこそ・・・俺自身、子供を授かった使命を果たせる」って・・・そない思ってた

「安泰」っていうたら、語弊のある言い方やけど・・・

我が子たちは・・・なんとか、「今」を生き抜いてくれてる

でも、この先・・・引きこもったり、自ら命を絶ったり・・・そないなれへんとは限れへん

それが、孫になったら・・・俺の手が届く許容範囲外なんやから、なおのことや

 

せやから・・・

ただただ・・・俺自身が、自分を戒めた行動をすることと・・・

ほんで、その上で・・・

彼ら、彼女らが、真っすぐに歩いていてくれることを心の中で祈るばかり・・・・・それが、俺自身の使命やと思ってた

 

要するに・・・

己の行動・言動のひとつひとつが、我が子の道(人生)を左右して・・・

その我が子の行動・言動のひとつひとつが、孫の道(人生)を左右するっていうことにつながる

・・・・・っていうても、過言やない

 

せやからこそ・・・

自分の行動・言動には、メチャメチャ大きな「責任」があるんやって

 

 

ある寺院の書にも、こないなことが書かれとった

子供は、親の云うことは聞かへん

子供は、親のやった事しかやれへん

 

せやからこそ・・・

適当なことは言われへんし、適当な行動はできへんな?って、そない思ってた

 

 

 

せやけど、最近は・・・

歳も取ったからなんかなぁ?

「自分の孫の代まで・・・」だけじゃなくて・・・

「俺は、『先祖』になるんやな?」っていう、当たり前のことに気が付いた

 

そう・・・

俺らが・・・「ご先祖様! ご先祖様!」って、手を合わすように・・・

「いずれは・・・俺も、子孫から手を合わされる存在になるんやな?」ってことに、気が付いた

 

ほんなら・・・なおさら、適当なことはできへんし・・・

子供や孫・・・ほんで、そのまた、ずっとずっと後の世代の者たち(子孫)に対して・・・「胸の張られへんような行動は絶対にできへんな?」って考えるようになった

 

「何を、大袈裟な!?」って思うかも知れへんけど・・・

それが・・・まぎれもない「真理」っちゅうやつなんやで?

 

 

せやけど・・・

今、ここまで記したことは・・・目には見えへんねん

目には見えへんからこそ・・・言葉で伝えるのは、非常に難しい

感じるか?感じへんか?は・・・人それぞれ、大きな違いがあるからな?

 

俺らは生きてる

生きてるからこそ・・・

目に見えるもんで、一喜一憂してしまうのは当然のことやと思う

 

せやけど・・・

目には見えへんもんの中にこそ・・・目に見えるもんより「大切なもん」が、ぎょうさんぎょうさん詰まってる

俺には、そんな気がしてならんのやけどなぁ

 

「義理」

「人情」

「まごころ」

「思いやり」

「礼儀」

「感謝」

「約束」

「覚悟」

「責任」

「辛抱」

「努力」etc・・・

 

夫婦、親子、兄弟、仲間、組織etc・・・

如何なる人間関係であっても・・・すれ違いが生じてしまうのは、これらが欠落してるからなんやないんかな?って感じるのは・・・俺だけなんやろか?

 

 

それらの言葉の意味は・・・辞書を調べたら載ってる

せやけど・・・

それらの言葉の真意は・・・

どんな難しい教科書にも載ってへん

どんな高学歴の学校でも教えてはもらわれへん

 

そう・・・

己自身で、経験して感じるしかあれへんねん

 

 

2022年も・・・

それらを・・・子供たちに、どないして伝えていってやれるんやろう?

 

ほんで・・・俺自身も・・・

彼らに伝えた以上・・・責任を持って、どんだけ己自身を戒めることができるんやろうか?

 

 

新たな年に向けて・・・

 

We Can Do It!

Yey!!

 

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