話が・・・前後してもうたけど・・・
道場設立後・・・
いろんな事案があって・・・いろんなことが、俺の身に起こって・・・何人もの人が、俺の前から去っていった
平成22年には・・・ウチの子たち3人(悠葉、REN、SO)を含めても・・・
道場生は、10名強しかおれへんようになってしもうとった
そんな中でも・・・俺の元(北岡道場)に残ってくれた・・・
晃先生、沙季ちゃん、永美、夏っちゃん、虎ちゃん、正やん、おっさん、滉太など
東京に引っ越した、角田ファミリー、中村ファミリー
その子(卒業生)達、またそのご父兄の方々とは・・・今でも、みんな『ファミリー』として、つながってる
そんな時期を境に・・・俺は、指導方法を180度変えた
日々、詰め込んだ練習をして・・・日曜日には、試合や合同練習・・・
そないすることで・・・
それなりの結果を残す子も、幾人か?はおったけど・・・
そんだけ頑張っても、結果にはつながれへん子もおった
結果が残る、残れへん云々も大事なことかも知れへんけど・・・
そんなことよりも・・・
俺は・・・(誤解を恐れずに記させてもうたら)こんなことをしとって、一体、何になるんやろう?
ほんで・・・
この子達に、一体、何が残るんやろう?って、考え始めた
「柔道」「じゅうどう」「JUDO」・・・
「きつい練習」「合同練習」「試合」「宮城県代表」「全国大会出場」・・・
子供の頃(その時期、その時期)に、やるべきこと、学ぶべきことを疎かにして・・・
そう・・・
友達と遊ぶ時間・・・
親子の限りある時間・・・
彼女(彼氏)との大切な時間・・・
そんな大切なことを、抑え込んでまで・・・「柔道」「じゅうどう」「JUDO」・・・
この子達は・・・「今(少年の頃)」、「柔道」をするためだけに生きてるんか?
違うやろ!?
誤解を恐れずに記すけど・・・
「柔道」なんか・・・彼らの成長過程の中の、教育の一貫にしか過ぎへんのんとちゃうんか?
考えて・・・考えて・・・考え抜いた結果・・・
俺は・・・今の「スタンス」を選択した
そう・・・「楽しい」道場を、築き上げることにしたんねんよ
勝っても、負けても・・・そんなことは、今現在の単なる「結果」に過ぎへん
そんなことよりも・・・
子供達はもちろん、親御さんも・・・誰一人取りこぼすことなく、みんなで手をつないで「輪」を作れるような道場
そんな場所(スタンス)を創ろうと思った
その「スタンス」が・・・正しいんか?間違ってるんか?は、未だに分かれへん
きっと、正解、不正解なんかあれへんのやろうと思うけど・・・
俺は・・・この「スタンス」が、ものごっつい気に入ってる
子供も大人も含めて・・・この『ファミリー』感が、ものごっつい大好きんなんよ
たとえば・・・もう、10年程前の話になるんやけど・・・
ウチ(北岡道場)と七ヶ浜スポーツ少年団との間で・・・常に優勝(県代表)を争うほど、ウチは優勝候補筆頭に挙げられてた時期があった
その時・・・1-0の接戦で、いつもウチが負けるんやけど・・・
ウチが負ける敗因は・・・いつも、沙季(先輩)ちゃんやった
沙季ちゃんは・・・高校時代、夏っちゃんと共に、柴田高校を20年振りにインターハイ出場に導いたほどの立役者
今は、仙台大学に在学しとって・・・全日本学生体重別選手権はじめ、講道館杯にまで出場してしまうほどの、すごい存在になってるんやけど・・・
小学校の時は・・・それは、それは、アカンたれでなぁ(^_^;)
ほかの連中は・・・接戦の末、勝つことは難しいにしても、負けることはなく引き分けてくるんやけど・・・
いつも、学年落ちの沙季ちゃんだけは、負けてしまうねん
ほんなら・・・チーム内に、「沙季のせいで負けた」っていうような雰囲気が、なんとなく流れよるねんな?
そないなったら・・・
だいたい、試合は日曜日やねんけど・・・試合後の水曜日の練習に、沙季ちゃんの親御さん(遠藤夫妻)は、道場に入ってきにくいような雰囲気になってしまうわけよ
俺は・・・そんな雰囲気が、嫌で嫌でしょうがなかった
せやから・・・勝とうが、負けようが、みんなが笑ってられる(大変失礼な言い方やけどな)・・・
いつどんな時でも・・・そんな『ファミリー』でいたいな?って願ったねんよ
そこに・・・小野崎ファミリー(ヤマタケ、有っちゃん、姐さん)、男鹿谷ファミリー(リト先輩、ココちゃん、直ちゃん、順ちゃん)が加わってくれたのを皮切りに・・・どんどんと「家族」が増えて・・・
今、在籍してくれてるご父兄皆さんで・・・俺の「スタンス」を、全力で後押してくれた
ほんで、今もなお・・・
最後に加わってくれた齊藤ファミリー(完治朗ファミリー)まで・・・
『大家族 北岡道場』
・・・っていう、そんな「スタンス」を・・・みんなのお陰で、ずっと守ってこれてる
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道場を設立してから・・・
俺が、人それぞれの考え、十人十色の考えを、ひとつの「絆」でまとめることができへんかったことも・・・『必然』
『信念』の定まってない、そんな俺の前から、大勢の人が去っていったことも・・・『必然』
路頭に迷って、すべてを叩き潰したいって思ってた中で、俺の元(北岡道場)に残ってくれた人たちがおってくれたことも・・・『必然』
今、道場におる道場生、ほんで父兄の皆さんに出会ったことも・・・『必然』
また、俺の歩いてきた人生(道)・・・
大学に入学して、圭吾兄ぃに出ったことも・・・『必然』
大学時代、「第二道場」に落とされたこと・・・ほんで、そこから這い上がって、レギュラーのポジションを掴んだことも・・・『必然』
関東予選で負けてもうたことで、思い描いてた人生が大きく変わってしもうたけど・・・
だからこそ・・・だからこそ・・・明美に出会えたっちゅうことは、俺の人生の中で一番大きな・・・『必然』
それに伴って・・・悠葉、REN、SO、YAMATOに出会ったことも、大切な大切な・・・『必然』
もっと、もっと、以前のことを考えたら・・・
俺の親父が、『柔道』に出会ったこと、『柔道』に魅せられたことも・・・『必然』
俺や親父や爺さんが、この世に生を受けたことも・・・『必然』
そない考えたら・・・
俺らは・・・そんな奇跡のような、『必然』っちゅうもんの中で生きてるんやな?
やっぱり・・・
己自身の身に降りかかる(降りかかってきた)、すべての物事は・・・
きっと、何か意味のある『必然』なんやで?
怪我に見舞われて、大切な試合に出場できへんこともあるやろう?
仲良くしとった彼女に、フラれてしまうこともあるやろう?
中学受験、高校受験、不合格っていう結果になることもあるやろう?
大切な試合、一瞬の油断で敗北を喫してしまうこともあるやろう?
チャリンコでこけることも・・・
100円玉を拾うことも・・・
親父にゲンコツを落とされることも・・・
己自身の身に降りかかる、すべての物事には・・・きっと、何か意味があるんやと俺は思う
もし、『あなた』が今・・・「思い通にいかへんな?」って、感じてることがあるとしたら・・・
そんな、『あなた』に・・・伝えたいことがある!
今、『あなた』の身に降りかかってること(『必然』)には・・・きっと、何か意味があるんやと思うよ
もしも・・・その『必然』が、シンドイことやと感じてるんやったら・・・
この先・・・素晴らしい『必然』に変えれるように、己自身の『心』を入れ換えて、ただ前だけを向いて進んだらいい!
もしも・・・その『必然』が、良いことやと感じてるんやったら・・・
この先・・・さらに素晴らしい『必然』が訪れるように、己自身の『心』に、思いっきり微笑みかけてやったらいい!
『あなた』自身・・・ちょっとだけ、後ろ(過去)を振り返ってみてください!
今現在に至るまで・・・きっと、大なり小なり、いくつかの「分岐点」があったことと思う
でも、その「分岐点」で・・・『あなた』が選んだ道は、間違いやったか?
その道を選んだからこそ・・・『今』の『あなた』があるんとちゃうんか?
せやから・・・今、『あなた』の身に降りかかってることには・・・きっと、何か意味があるんやよ
だから、後ろを振り返ることなく・・前だけを見て、走り続けろよ!!
俺は、今・・・メチャメチャ、『幸せ』を感じてる
俺にかって・・・日々の暮らしの中で、大なり小なり、何かしら、己の身に降りかかってくる出来事はあるよ
もちろん、今までの人生・・・山ほど、大変な目に合ってきたし・・・素晴らしい出来事にも出くわしてきたりしたよ
せやけど・・・
それは(良いことであれ、悪いことであれ)・・・己に対して、きっと意味があることなんやと思って、真摯に受け止めてる(受け止めてきた)
すべての物事を『必然』と受け止めて・・・
その『必然』を、次に訪れる『必然』に、どないつなげていくんか?
もちろん、それには・・・
何事に対してでも『一生懸命』になること!
ほんで・・・
『必死』になること!
・・・が、必要不可欠やねんで!
いずれにしても・・・
それらすべては、己自身の『心』の在り方ひとつ!
そう・・・
『幸せ』は・・・
「成る」ものではなく、「感じる」ものやから!
ほんで・・・
『幸せ』は・・・
己自身の『心』が決めるものやから!