2月19日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された
まず、はじめに・・・
今回の大会から、仙台萩ライオンズクラブの粋な計らいで、「観覧席の指定」が成されるようになった
どんな大会であれ、会場の数時間前から並び、会場と同時に大人も子供も全力で階段を駆け上がる
転んで怪我でもしたら、大変やろなぁ~・・・俺、そない思ってた
ほんで、観覧席でのマナーも決して良くない・・・そない感じてた(当然、ウチの道場も決して良くなかったと思う(反省))
せやけど、今回・・・出場選手の人数によって座席の数を与えられて、チームごとに指定していただけた
もちろん・・・各道場共に、十分、座席数が足りてたわけではなかったようやったけど・・・
せやけど、ウチの道場内でさえ、その与えられた数の中で・・・
小さい子供のおる家庭・・・祖父母が応援に来たくれてた家庭に席を譲り・・・
大人のマナーとしては当然なんやろうけど・・・それでも、ガチャガチャすることなく、そういう譲り合いの部分を、子供たちに見せることができただけでも、良かったんとちゃうんかな?って思った
そんなことも含めて・・・
総合的に考えたら・・・この座席指定の試みは、素晴らしい取り組みやなって感じた
仙台萩ライオンズクラブの皆さま
大会を運営していただくことでさえ、大変なことなのに・・・その上に、このような取り組みまでいただきましたこと、心より御礼申し上げます!
ありがとうございました!
さてさて・・・試合の方は・・・
北岡道場からは・・・
小学校低学年(3年生以下)の部に、3チーム
小学校高学年(4年生以上)の部に、2チーム
中学生の部に、3チーム
計8チーム、出場させていただいた
※入賞は・・・高学年Aチーム(SO・ヤマト・タケル)が、準優勝
俺は、今回・・・全部の試合を、選手から離れて、会場の端っこの方から遠目で見るようにしてた
(高学年の決勝戦は、さすがに「監督おらんやんけっ!?」って、目立ってまうわけにもいかんから、試合会場に行ったけど・・・(^_^;))
試合経験が豊富な、中学生や高学年もおれば・・・まだ、試合をすることが2~3回目って子もおる
中学生や高学年は・・・自らの意志で、どんだけ自分を奮い立たせて、その上で、冷静でおれるように・・・彼らの感性を、ずっと遠くから黙って見つめてた
低学年も・・・きっと、相手と対峙することさえ、怖いと思ってる子もおったに違いない
せやけど、どんだけ勇敢に向かっていくことができるんか?・・・どんだけ諦めることなく、その場で踏ん張っておられるんか?・・・を、俺は黙って見守ってた
中学校の大会なんかでは、アドバイスしてやれることは、ほぼ皆無に近い(仕事とか、他の用事で会場にさえ行かれへん事も多々あるし・・・)
仮に会場に行けたとしても・・・2階観覧席から、「ガーガー」と叫ぶ訳にもいかへんし・・・結局は、自分で考えて、自分で組み立てて、自分で「勝ち」をもぎ取ってこなアカンねん
いつまでも、俺がそばに就いて、ひとつひとつアドバイスを送ってやることはできへんからね
まぁ、低学年は、自分で組み立てるなんて、さすがに難しいやろうから・・・目の前で、試合をしてたこともあって、試合前・試合中に多少のアドバイスはしてやったけどな(^_^;)・・・
そないしたことで、収穫できたことが、いくつかあった
それを嚙み砕いて・・・次からの練習で、子供たちに伝えていってやりたいなぁ~って思ってる
なんか、視点が変わってきた・・・・・・・・・・ような気がする(^_^;)
「『柔道』っていうものを通じて、経験したことが・・・子供たちの将来に、ちょっとでも役立てられることがあったら・・・」っていうことは、前々からずっと念頭に置いて行動してきたつもりやけど・・・
それと同時に・・・
自分を育んでくれた『柔道』っていうもんに・・・また、この10年間、子供たち同様に、私自身も成長させていただいた「少年柔道界」に・・・どうやって、恩返ししていったらええんやろう?って・・・最近、よく思うようになった
俺自身も・・・いつまでも、若くはおられへん
気が付いたら、40代後半やし・・・(苦笑)
近い将来なんか?・・・それとも、爺さんになってからなんか?・・・それは分からんけど・・・
いずれにしても・・・この場所から、退く時は、必ず来る
日々の柔道の練習の中で、「ガーガー」いうて・・・子供たちに、結果をもたらしてやることも大事なんかも知れへん
〇〇の大会で優勝しました
△△の大会、連覇しました
卒業後は、高校で県チャンピオンでした
でも現在は・・・柔道に携わることなく、どこで何をしてるんか?分かれへん
また、自ら考えて行動することが出来てへん
そんな子が、おったとしたら・・・俺自身、何のために、道場を設立したんやろか?って思ってまうんやろなぁ~・・・きっと(^_^;)
当然・・・今でも、そない思ってるしな
偉そうに言うても・・・大したことは、出来へんねんけど・・・
でも・・・子供たちが、「『柔道』のお陰で・・・」って思ってくれるような大人になってくれたら、嬉しいなって思うねんよなぁ~
俺自身が、そうやったようにね(^^)
せやから・・・やっぱり、照準を合わすのは、そこかなぁ~?
「柔道の結果は、思うほどの成績を残すことが出来なかったですけど・・・「『柔道』をしてきたお陰」で・・・「『柔道』を続けてきたお陰」で・・・今は、周りに目を配ることができ、素晴らしい仲間に囲まれて、素晴らしい生活を送ることができてます!」って、言うてくれる子が、一人でも多くおったら、最高やなぁ~って思う
中学時代、高校時代、徹底的に監督に「やらされて」・・・
「二度と柔道衣は着たくない!」って思ってる人が、結構多くおることと思う
でも、それは、ものごっつい勿体ないことや!
そない思うからこそ・・・俺は、子供たちに柔道衣を脱がさんようにさせてやりたい
上手い奴・・・強い奴・・・試合で勝てる奴は、黙ってても柔道衣を着たままでおりよる
せやけど・・・
箸にも棒にも触れへんような連中にも・・・すっと、柔道衣を着せたままにさせてやるのが、俺の役目なんとちゃうんか!?って思うんよ
「高校柔道」を選択せえへんかっても構わへん
「強豪高校への進学」を選択せえへんかっても構わへん
OB会であったり・・・遊びに来てくれたり・・・体を動かして汗を流しに来たり・・・
理由は何でもいい・・・「「北岡道場(故郷)」に、帰ろうかな?」って思ってもらえるってことは、「柔道衣を着たまま」や!っちゅうのが、俺の解釈や
柔道衣さえ着てたら・・・ずっと、繋がってられるねんから
その「故郷」に、胸を張って帰るためには・・・「今現在」の与えられた環境の中で、最大限の努力をしてなかったらアカンやろ?
先生に顔向けできるよう・・・仲間に負けじと・・・先輩・後輩に負けじと・・・そない思って頑張って・・・
「『柔道』をしてきたお陰で・・・」
そういう想いを、抱いててほしいなって願うんよな
そないなった時にこそ・・・
家族や両親、自分を取り巻くすべてのすべて方々に・・・
『お陰様』
って・・・感謝の気持ちを持てる人になってるんとちゃうんかな?
俺自身は・・・その上で、さらに・・・
俺を育んでくれた『柔道』に・・・
俺はもちろん、卒業生、在道場生、父兄の皆さんを限りなく成長させてくれてる、「少年柔道界」に・・・
恩返しをするべく・・・
「これって、『北岡道場』の先生と、道場の父兄、ほんで子供たちがレールを敷いてくれたらしいでぇ~(^^)」って言うてもらえるような・・・そんな、足跡を残せたらええなぁ~っていうことも、最近よく思うねんよな
これからの俺にできること・・・いや、やっていかなアカンことかな?
『人生は冥土までの暇つぶし』
極上の暇つぶしを、せんとアカンからね・・・(^^)
元気出していこう!
READY! GO!!