子供達(次男:SO(6年)、三男:YAMATO(2年))が夏休みになってから・・・ウチの家には、毎日のように、道場生が泊りにきてる
4~5人の時もあれば・・・1人の時もある
いずれにしても・・・誰もおらん日の方が、違和感を感じるくらい、ほとんど毎日、誰かがおる
まぁ、夏休みに限らず・・・普段から、週末は、ほとんど誰かがおるけどな(^^)(^^)
※以前は、SOよりも上の学年の子達も、よう来てたけど・・・さすがに、中学生になったら、部活もあるやろうし、小学生(YAMATOは2年生やし・・・)と、いっしょになって遊ぶ時期ではなくなるんやろな?・・・なかなか、家族ぐるみでBBQでもせん限り、来えへんようになってもうた(当然やわな(>_<))
でも・・・中学生同士の行き来は、結構あるみたいやし・・・また、ウチ以外でも、道場生同士の行き来は、結構あるみたいで、安心してる(^^)
最近、ウチに来るのは、SOよりも学年下の連中が、ほとんどやけど・・・これがまた、SOに、メチャクチャに扱われるねん(^_^;)
YAMATO(2年)は・・・普段から、SOにガチャガチャにやられてるから、通常の2年生やったら泣くようなことでも、ケロッとして、少々のことでは応えへんけど・・・他の連中は、そうはいかへん(^_^;)
横暴な態度はされるし・・・小突かれるし・・・悪いことにも加担させられるし・・・「自分の家で生活してたら、絶対に遭遇することがあれへんやろう」っちゅう事案が、日常茶飯事に巻き起こるもんやから、そらぁ大変や(>_<)
はじめは、そんな状況に付いて行かれへんし・・・反抗できへんし・・・泣いたら放ったらかしにされるしやから、アップアップやねんけど・・・・・そのうち否応なく、その状況に対応する能力が付いてきよるのが、これまた面白い(^^)(^^)(^^)
当然、そのSOは・・・姉:悠葉(先生)と、兄貴:REN(現:大学1年生)が、家にいた頃(高校に進学するまで)は、毎日毎日ガチャガチャにやられて育ってきたから、その環境がいたって普通やし・・・少々のことでは、物怖じすることはあれへん
せやから、自分が「壊れへん」っちゅうことが、基準値になってるもんやから・・・弟:YAMATOはじめ、ウチに出入りする連中を、自分と同じように扱うねんな、これが(^^)
せやけど、このSO・・・そんだけ、毎日毎日ガチャガチャにやられてた、兄貴:RENがウチを出ていった時(高校に進学した時)・・・また、夏休みとかの帰省期間が終わって、高校や大学に帰っていってしまう時・・・新幹線のホームとか、空港のセキュリティサイドとかで、嗚咽するくらい号泣するねん
イジメられて(まぁ、言葉は悪いけど・・・(イジられて)やな)・・・小突かれて・・・横暴に扱われて・・・自分がまだ知らん事を次々に見せつけられて、やらされて(悪いこととかな(^_^;))・・・しょっちゅう泣かされて・・・・・それでも、兄貴の愛情を肌で感じてたんやろな??
理屈じゃないんよな(^^)
だから・・・出ていく(帰っていく)兄貴との別れが寂しくて寂しくて、あんなに嗚咽してまうくらい泣くんやろう?
せやから、SOも・・・横暴ながら、仲間(弟)たちに愛情を持って接してるよ(^^)
俺は、それを見てたら分かるし・・・SOが、どんな子なんか?も分かってるから・・・
道場生が、小突かれてようが・・・泣かされてようが・・・イジられてようが・・・(時に、YAMATOでさえ)やられ過ぎて泣かされてようが・・・・・「やられるもん(泣かされるもん)が悪いんじゃ! 泣くくらいやったら、最初からいっしょに遊ぶな!(ウチに来るな!)」ってしか言わへんしな(^^)
でも・・・えらいもんやで(^o^)
毎回毎回、泊りに来るたびに、子供ら変わってきよんねん
この、普段ではありえへん「環境」に、ちゃんと適応してきよんねんよな(^^)
ホンマ・・・子供の成長って、著しいで(^^)
そんな感じで(って、どんな感じやねんっちゅう話やけど)・・・ウチは、俺(親父)を筆頭に、ちょっと特殊な家庭?やから・・・まぁ、「こんな、「環境」も存在するんやな」って、身を以て感じるだけでも、ええんとちゃうんかな??って、俺は思う(^_^;)
道場生諸君!!
北岡家の特殊な「環境」を味わいたかったら、いつでもどうぞ!(笑)(笑)(笑)
それと、もうひとつ
中学生同士、道場生同士が行き来したり、ほんで、またウチに来たりすることによって・・・子供らって、知らず知らずのうちに、感性が養われて、勉強できてると俺は思ってんねん
親が子供に・・・食事を作ったり、叱ったり、遊びに連れていったりetcっていうのは、当たり前の日常の出来事やけど・・・
〇〇の親父に、スーパー銭湯につれていってもらったこと・・・
〇〇のお母さんに、ご飯を食べさせてもらったことって・・・
〇〇のお父さんに、ゲンコツを落とされたことetc・・・
・・・・・って、結構、子供の心に焼き付いてると思うねんよな
俺・・・高校生の頃、寮生活をしとってんけど・・・
同級生の「知樹」の親父(通称:おいやん)が、よう面倒見てくれた(^^)
特に夏休みなんかは、寮が閉鎖になる時期があって・・・しょっちゅう、知樹の家に泊まっとった
飯食わしてくれて・・・ラーメン食いに連れてくれて・・・家の中(田舎やし農家やから、結構家は広かった)は自由にさせてくれたし・・・・・
決して、布団を敷いてくれて、食事を出してくれて、お風呂のバスタオルを準備してくれてって、お客さん扱いするんやなく・・・自分の家みたいに、ホンマ自由にさせてもらった
練習が終わったら、勝手に知樹の家に帰ってきて・・・・・
勝手に冷蔵庫から食材出して食い荒らして(当然、洗い物なんかせえへんで)・・・
クーラー、ギンギンに入れた居間で、ジュース飲んで、お菓子食って(もちろん、「おいやん」の家にあるもんやで(^^))・・・
知樹(130kg)と、貴行(RENの師匠:120kg)と、俺(60kg)の3人で、昔のステンレス製の狭い風呂?にギュウギュウで浸かって、お湯なくならせて、「おいやん」に怒られて・・・
洗濯は、知樹のお母さん(通称:おばちゃん)が全部やってくれて(柔道衣まで洗ってくれて干してくれて)・・・・・
あの頃は、それなりに「感謝」は、してたんやろうけど・・・子供やし、やんちゃしてる時やし、分かれへんやん!?
せやけど、今になって振り返ったら・・・「すごいことを、して(させて)もらってたねんな(^^)」て、俺そない思って、メチャメチャ感謝してるもん
そんなんやから・・・「おいやん」の家には、いっつも誰かがおったよ
知樹は当然やけど、貴行、竜男先輩、俺etc・・・
みんな、それぞれ、ホンマに好き勝手にやらせてもらってた
それと、俺にとっては、もうひとつ!
ガキの頃からの大親友、「隆勇」の「親父っさん」と「お母ちゃん」の家・・・
ガキの頃は、悪さするのも、単車乗るのも、一晩中遊び呆けるのも・・・ずっと隆勇の「親父っさん」と「お母ちゃん」に、怒られながら、見守られながら、笑われながら・・・過ごしてきた記憶がある
隆勇の家もまた、自由気ままに出入りさしてもうた、俺の故郷やなぁ~
大学生の頃、柔道部の解散で地元に帰った時は・・・俺ら仲間6人は、仕事やアルバイトが終わって帰ってくるのは隆勇の家
飯食いに出かけて、夜中であろうがお構いなしに出入りして、隆勇の部屋で雑魚寝して、朝になったら、それぞれの時間に仕事とかアルバイトに出掛ける・・・・・ほんで、晩に帰ってくるのは隆勇の家
俺ら仲間6人は、隆勇の家の合鍵の置き場所まで知ってたから・・・隆勇が留守で、「親父っさん」と「お母ちゃん」が留守の時でも、勝手に入って、勝手に遊んで、勝手に出てきた、思い出があるなぁ~
さすがに、小梅(親父っさんが、可愛がってたマルチーズがリビングに陣取ってて)が、ワンワン吠えよるから、リビングで勝手に飯は食われへんかったけど・・・(^_^;)(笑)
せやけど、俺は・・・そないしてもらったことを・・・「おいやん」と「おばちゃん」、「親父っさん」と「お母ちゃん」に、どないしたって返すことができへんねん
もちろん、「おいやん」と「おばちゃん」、「親父っさん」と「お母ちゃん」かって、返してもらおうなんか思ってへんやろうし・・・なんか、手土産持っていったとしても、「耕太郎! そんなことすんなよ!」って怒られる始末・・・
せやから、俺は・・・やってもらった分を、これからの人(子供ら)に返してやろう思ってんねんや!
だから・・・毎日のように、自分の家に道場生とかが入り浸ってても・・・俺にとったら、なんてことのない日常なんよな(^^)
ええように書いてるけど・・・もちろん、泊りにきてる子供らに、何かしてやってる訳ではあれへんで(ーー;)(泊りにきてる子の、ご父兄の方、すいません(^_^;))
喉乾いたら、勝手に冷蔵庫から飲み物出して飲めばええし・・・
風呂入りたくなったら、勝手に入ったらええし・・・
腹減ったら、カップラーメン作ってくったらええし・・・
眠たくなったら、リビングで雑魚寝したらええし・・・
洗濯物も、カゴに入れとけばええよ
そないな経験をさせといたったら・・・今は分からんかったとしても・・・大人になった時に、仲間を大事にしてくれる人になってくれるんとちゃうんかな?って、俺は思ってんねん
ほんで、また・・・自分が、「それ」をしてやれる立場になった時、当然のようにする人になってくれるんとちゃうんかな?とも、思ってんねん
少なくとも・・・俺は、そないしてるつもりでおるから・・・期待も含めて、そう思うようにしてるんよ(^^)
余談やけど・・・
俺は・・・今でも、実家に帰った時は、「親父っさん」と「お母ちゃん」のとこには、明美をはじめ、子供ら全員を連れて挨拶に行くようにしてる(隆勇は、京都で家を構えて、家族で暮らしてるから、地元にはおれへんねんけどな)
俺が、頑張ってること・・・ウチの子供らが、真っ直ぐ育ってることを・・・自分の子供とか自分の孫のことのように、「親父っさん」と「お母ちゃん」は、喜んでくれる
ほんで、「親父っさん」は、俺に・・・「一番、悪いことして、一番どうしようもなかった奴が・・・一番、真面目にやってるのぉ!? ほんで、一番、俺のとこに来てくれるのぉ!?」・・・笑いながら、そない言うてくれる
俺は・・・「親の愛情」、ほんで、「最愛に人を想う愛情」に勝るもんは、この世にはないと思ってる
せやけど・・・「おいやん」や「おばちゃん」、「親父っさん」や「お母ちゃん」みたいに・・・決して、恩着せがましいわけではなく、それでいて、許容範囲を超えたら小突いてくれる・・・ほんでまた、その年齢に応じて、自分らのことを尊重してくれる・・・そんな「愛情」も、親の愛情とは別に、人の心の成長には、必要なんとちゃうんかな?って思うんよ
それを、感じさせてもらうことができた俺は、「順番に、次の世代に引き継いでいけたらええなぁ~」って思ってるし・・・また、それは俺の役割でもあるんやろなって感じてる
お父さん以外に・・・ゲンコツを落としてくれる「親父」
お母さん以外に・・・甘やかしてくれる「明美さん」
道場長としてだけやなく・・・「親父っ!」って、帰ってきてくれる子供らが増えたら・・・俺、メッチャ嬉しいねんけどなぁ~(^^)
だって・・・そうやって、帰ってきてくれるってことは・・・
きっと、自分が「親父」になってるやろうからね(^o^)
元気出していこう!
READY! GO!!