10月15日(日)・・・宮城県立武道館に於いて、上記の大会が開催された
この大会は・・・各地区(仙台市地区、石巻地区、仙南地区etc・・・)の予選で、優勝、準優勝の上位2名だけが参加できる県大会
ウチからも・・・8月に開催された仙台市予選で、勝ち残った14名が参加させていただいた
結果・・・
【男子】
穂乃輔(小1)・・・優勝
真叶(小2)・・・準優勝
好誠(小2)・・・3位
壮真(中2)・・・3位
【女子】
結(小2)・・・3位
果穂(小4)・・・3位
14名中、6名が上位に入賞させていただいた
「北岡道場」の普段の練習は・・・
唄も歌うし・・・ゲームもするし・・・リレーもすれば・・・脳トレもする
本格的?練習(乱取り)は・・・正味、1日に、元立ち(1or1分半×4本)を3~4セットやる程度
(大人数(50名以上)が、50畳の道場の中におるもんから・・・実際には、皆がどんだけやってるんか?は、不明瞭やけど・・・(汗))
それでも・・・
あのパフォーマンスをして戻ってくる彼らには・・・俺が、逆に驚かされる
俺は・・・子供達から、「仲間」「ファミリー」の大切さを学ばされることが多々ある
今回の大会でも、感じたことやけど・・・
身体がちっちゃい連中・・・おまけに、普段、詰めた稽古をしてる訳でもあれへん連中
そんな彼らが・・・あのパフォーマンスをして戻ってくるっちゅうのは・・・
「目には見えへん力」の他、何ものでもないんやないんかな?って、俺は思う
俺自身・・・道場設立当初(17年前)から、心に決めてることがある
畳の上で戦ってきた子供たちのことを、「決して叱れへん」っていうこと
ほんで、もう一つは・・・思いっきり「抱きしめてやる」っていうこと
この2つは・・・17年が過ぎた今でも、何も変われへん
せやから・・・なんか?は、分かれへんけど・・・
子供たちは、誰一人として委縮することなく、畳の上で、自由にのびのびと戦ってきよる
勝って、嬉しくて・・・ニコニコしながら戻ってきても・・・
負けて、悔しくて・・・泣きながら戻ってきても・・・
思いっきり「抱きしめてやる」
俺は・・・その行為だけで、彼らに「大切なこと」が十二分に伝わってくれてると信じてる
己自身がやってることを、こんな感じで記すことには、語弊はあるけど・・・
もしかしたら・・・俺自身も、彼らにとって「仲間」「ファミリー」の一員である以上・・・あのパフォーマンスができることの要因のひとつにはなってるんかも知れへん?
せやけど・・・
それよりも、もっともっと、彼ら自身に「目には見えへん力」を与えてるのは・・・
「仲間」「ファミリー」の絆やないんかな?って、俺は信じて止まん
ほんで・・・それは、試合の時のパフォーマンスに反映されるっていう、ちっちゃな枠の話やなくて・・・
彼自身らの、これからの人生に於いて、大いなる「心の豊かさ」につながることに違いないと、俺は信じてる
ちょっと、話がズレてしまうかも知れへんけど・・・
俺は・・・子供たちにとって(子供の頃)は、「遊び」っちゅうもんが、何よりも大事で、何よりも必要なことなんやないんかな?って思ってるねん
もちろん、「柔道」も大事なことなんやけど・・・
普段、組み合って、切磋琢磨する「仲間」「ファミリー」と、損得勘定なしに「遊ぶ」っちゅうことが、メッチャ大事なことなんやないんかな?って思うねん
その「遊び」っちゅうもんの中で・・・相手を思いやったり、相手をリスペクトしたり、相手を認めたり・・・ほんで、時に喧嘩をしたり・・・
普段の練習の中だけでは、絶対に手に入れられへんもんが・・・「遊び」の中には、ぎょうさん転がってる
ほんで・・・
その「思いやり」とか「リスペクト」etcが・・・「柔道」の練習の際にも、お互いの切磋琢磨につながってるように、俺は感じてる
誤解を恐れずに記したら・・・
だからこそ、ウチ(北岡道場)は・・・
「試合」よりも・・・「大家族旅行」
「合同練習」よりも・・・「BBQ(芋煮会)」
・・・・・なんよな?
ほんで、また・・・
これは、俺自身が勝手に思ってることなんやけど・・・
その毎日の積み重ねの「方程式」を、心の中に持ってる者と持ってへん者とでは・・・将来、「心の豊かさ」っちゅうんか?、「想い出の幅」っちゅうんか?、そういったもんに、大きな差が出てきしまうような気がしてならんのよなぁ?
いずれにしても、彼らには・・・
「仲間」「ファミリー」「楽しさ」・・・
それらを根底に持ちながら・・・「酸い」も「甘い」も、両方学んでほしい
ほんで・・・
「酸い」も「甘い」も知った上で・・・近い将来、遠い将来共に、「酸い」方に首を突っ込んで、「辛抱と努力」ができる人になってもらいたい
親父は・・・そない願ってる