お盆明けから・・・ほぼ、毎回の練習時に、OBの先輩たちが、道場に顔を出してくれた
会社の出張であったり・・・
大学の夏休みでの帰省であったり・・・
高校の練習の休みの時であったり・・・
REN(大阪産業大学卒業)
詩音(日本体育大学3年)
凜杜(新潟食糧農業大学2年)
元(山形大学1年)
心颯(柴田高校3年)
道場生たち・・・って云うより、道場生の親御さんたち(特に、ここ1~2年に入会された方)は・・・
皆、口を揃えて・・・
「先輩たちって・・・子供の頃から、強かったんですか?」
「先輩たちって・・・子供の頃から、大きかったんですか?」
「先輩たちって・・・子供の頃から、礼儀正しかったんですか?」
「先輩たちって・・・子供の頃から、あんなに格好良かったんですか?」etc・・・って、仰られる
まったく以て・・・それは違う(笑)
子供の頃は・・・
RENも・・・心颯の兄貴であるが故?、どうしようもないくらいの悪タレ小僧やったし・・・
詩音も・・・今の道場生と同じように、俺に抱きしめられながら悔しさを噛みしめて泣いてたし・・・
凜杜も・・・歴代の卒業生のベスト3に君臨するくらい、アホやったし・・・
元も・・・小学校高学年(入会希望見学時)に、怖さのあまり泣いて畳の上には、よう上がらんかったし・・・
心颯も・・・小学校低学年で、髪を金髪&辮髪にして、悪さばっかりしとったし・・・
当然のように・・・
みんながみんな・・・今の道場生たち同様に、練習中に「くじ引き」をして遊んで過ごしとった(笑)
(この前来てくれた時に)凜杜が俺に、こんなことを云うてくれとった
自分の周りを見渡したり・・・合同練習会で会う、中学生と話したりしても・・・
背中に背負い込むもの(両親の想い、師匠への感謝、道場の後輩や仲間たちへの責任)がなかったり・・・嫌々、練習をやらされてたり・・・「まぁ、これでいいや」っていう投げやり感であったり・・・・・そういう事を感じることが、よくあります
小学校や中学校の時・・・北岡先生に、かなり厳しく指導されました(もちろん、柔道以外の「心」の部分ですが・・・)けど・・・
自分の上の先輩たち(滉大(上武大学4年)や詩音(日本体育大学3年))・・・また、同級生の恭佑(尚絅学院大学2年)や海士(仙台陸上自衛隊)
みんながみんな・・・小学校から中学校卒業までは、「北岡道場」で遊びながら柔道をしてたのに・・・
高校に進学した途端・・・180度、厳しい環境に身を置いて、自分自身を追い込んで・・・
また・・・高校を卒業した後も、「自分の目標」に向かって、皆それぞれが、それぞれの場所で、一生懸命精進してる
そんなのを見てると・・・
それが、「責任」なんだろうな?って感じることが多くて・・・・・本当に、学ばされてます
・・・・・・・って
俺は・・・凜杜に、こない返した
俺が、お前らに伝えたかったことは・・・正に、そういう事やったんや
お前らが、子供の頃・・・俺は、いっぺんたりとも柔道の試合の結果云々で、お前らを叱ったことはないやろ?
RENも・・・沙季も・・・夏光も・・・詩音も・・・ほんで、お前に対しても・・・
ただ・・・「柔道が好き」「この場(北岡道場)が楽しい」
それだけを胸に刻み込んで・・・次のステージに上がってほしい・・・次の師匠にバトンタッチさせてもらいたい・・・次の目標を持ってもらいたい・・・俺は、ずっとずっと、そない願ってた
もちろん・・・今ここにおる道場生全員に対しても、そない願ってる
「好きこそものの上手なれ」や
せやから、ここ(北岡道場)に在籍してくれてる時には・・・「柔道」やなくて・・・「柔道を通じて大切なこと」を学んもらいたかったんや
・・・・・・・・・・
お前と、こんな話ができる日が来るなんて・・・想像もしてへんかったよ(大笑)
・・・・・・・って
皆それぞれが・・・与えられた環境の中で最大限の努力をしてるんやなぁ?って・・・
「卒業生たちが帰ってこれる場所」
16年前・・・そんなコンセプトを持って立ち上げた・・・「北岡道場」
俺にとって・・・
卒業生たちが・・・それぞれの場所で、一生懸命に頑張ってくれてることは、何よりも誇らしくて、何よりも嬉しい
「結果」は「結果」であって、「結果」にしか過ぎへん
しかも・・・己の人生の「結果」は・・・死ぬ間際にしか分かれへん
己の人生の「過程」を・・・精一杯、辛抱と努力をして・・・如何なる場面でも、一生懸命でいてほしいと願う
「一生懸命」=「一所懸命」
「一所懸命」=「一か所の領地を、命がけで守ること」
We Can Do It!
Yey!!
You Can Do It!
Yey!!