宮城県学年別チャンピオン大会(『あしたのジョー』)

11月15日(日)・・・女川町総合体育館に於いて、「宮城県学年別チャンピオン大会」が開催されたIMG_5526

宮城全土の学年別、男女別(幼児のみ、男女混合)のオープン参加の個人戦やねんけど・・・

北岡道場からは、年長から中学2年生まで・・・27名の参加で挑んだ

 

結果・・・

小学1年生男子の部・・・準優勝:心和(やまと)

小学2年生女子の部・・・3位:瑠佳

小学4年生男子の部・・・準優勝:JOE

小学5年生男子の部・・・準優勝:YAMATO

3位:TAKERU

3位:SO

中学1年生男子の部(-60kg級)・・・優勝:海士

中学1年生男子の部(-73kg級)・・・3位:涼ちゃん

中学1年生男子の部(73kg超級)・・・優勝:文耶

中学2年生男子の部(73kg超級)・・・3位:詩音

・・・・・・・と、10名が入賞した

他の子達も・・・入賞こそできへんかったけど、みんな頑張って戦っとったよ

 

まぁ、いつものことやけど・・・優勝したから、なんやねん!?・・・入賞したから、なんやねん!?・・・1回戦で負けたから、なんやねん!?って感じで、勝敗に関しては、大して重要視してへんけどな(^o^)

 

恭太と清春は・・・思い通りにいかへん事のもどかしさを噛みしめた試合結果やったやろうけど、きっと次に繋がるはずや

碧ちゃんは・・・前回の試合まで、手も足も出えへんかったのに、今回はファイティングスピリッツ剥き出しで、メチャメチャ果敢に攻めていっとった

遼も・・・前年度の優勝者に喰らいつき、自分が道場で練習してる技を、何べんも何べんも掛けていっとった

YUTAKAも・・・臆することなく、果敢に前に出ていっとったし・・・

小僧さん、一太、GENも・・・デビュー戦にもかかわらず、1勝を挙げてきた

KAI(年中さん)も・・・泣かずに、試合会場で、相手とちゃんと対峙してた

他の連中も・・・昨日より、確実に進化しとったことに、メチャメチャ感動をもらえたよ(^o^)

 

 

今大会・・・すべてのカテゴリーの最後の最後に、小学4年生の決勝戦だけが残ったIMG_5771

決勝に残った・・・JOE(大村 丈)

彼は・・・来月12月23日を最後に、北岡道場を去っていく

親父さんの仕事の都合で・・・東京に引っ越してしまうねん

 

もちろん、道場生全員は、そのことを知ってるし・・・それを知ってる、知ってないには関係ないやろうけど、選手全員が、小学4年生の決勝戦の会場に集まってくれて、応援してくれとった

結果は・・・最後の最後まで、果敢に攻めたけど、「有効」を取られて敗退してもうた

せやけど・・・道場のみんなは、JOEに拍手を贈ってくれたIMG_5800

俺・・・そんな道場生全員が、メチャメチャ誇らしかったよ

 

JOEは・・・3年前の12月、「泉柔道スポーツ少年団」から、北岡道場に移ってきた

彼と彼の親御さんの名誉のために記しておくけど・・・決して、「泉柔道スポーツ少年団」の先生方と、何か確執がある訳でもなく、不満があった訳でもない

ただ・・・「親以外に『師匠』と呼べる存在が欲しい!」という親父さんの意向・・・「スポーツ少年団の中の、幾人かいらっしゃる先生方ではなく・・・たった一人、ずっと繋がってられる『師匠』という存在が欲しいんです」という理由で・・・「北岡」を選択してくださったねん

だから・・・JOEの親父さんが架け橋になって、昨年、「泉柔道スポーツ少年団」と、合同練習もさせていただくこともできたし・・・JOEの家族は、今現在も「泉柔道スポーツ少年団」の先生方、ご父兄の方々とは、いい関係が築けてると聞いてる(基本的に、JOEの親父さんは、物腰柔らかな方やからな(^^))

 

俺は・・・訪ねてきてくださったJOEの親父さんに対して・・・「「勝たせたい」という思いで『北岡道場』を選んでいただいたのなら、他の道場を選択してください  私は、子供達に「勝つ柔道」は、教えるつもりはありませんから・・・  「楽しく柔道をする」ことしかしませんが、それでもよろしいですか?」・・・そない伝えた

ほんなら、JOEの親父さんは・・・「試合会場で、北岡先生の道場生への接し方を見て、「この人なら、息子の『師匠』になってくれそうだ!」って思ってやってきたので、どうか、よろしくお願いします!」って言うてくださった

当時・・・HPも存在せず、宮城県内の柔道をしてる子供さんのご父兄の方々は、あまり「北岡道場」のことを、よく思ってくださってへんかったと思うねんけど・・・せやから余計、「なんでやろなぁ~?」って、俺自身、半信半疑やったなぁ~

 

最近は・・・このHPを見ていただいてる方々含め、宮城県内のいろんな道場の先生方、またご父兄の方々から、よく「「北岡道場」って、もっと子供達に、ガチガチに柔道をやらせてるんだ」って思ってました  まったく、違うんですね?  誤解してました」って、声を掛けれらることが多くなった

(余談やけど・・・)現に、AKEMI(女房)が、SOの試合をビデオに撮るために、試合会場横でスタンバイしてたりしたら・・・「北岡道場の北岡君って、家でもメチャクチャ柔道教えられてるらしいよ」とか・・・「小野崎君兄弟は、ガチガチに柔道やらされてるらしいよ」とか・・・隣から聞こえてくるらしくて、「「ここで、ビデオカメラ構えてもいけるんかな?」って思ったことが、何回もあった」って言うくらいやからな(笑)

(もっと、余談やけど・・・)それでも、俺自身・・・実は、HPを作るつもりは、まったくなかったねん(^_^;)  せやけど、「先生の指導方針を、インターネットを通じて、柔道を携わってる、また他の競技に携わってる、指導者やご父兄の方に、ぜひとも知ってもらいたいんです!」って、あるご父兄の方(IT関連企業の代表)が、ものごっついPUSHしてくれて、このHPを作ってくださることになったねんや(出来てみたら、こんな立派なHPやったから、俺自身が一番驚いたねんけどな(^_^;))  だから、俺・・・HPの管理なんか、もちろんようせえへんし・・・実は、ブログを書くことだけが、俺の役目やねん(ーー;))

 

話が逸れてもうたけど・・・

せやから・・・当然、JOEの親父さんも、道場を移るに際して、周りの皆さんから、「なんで? 北岡道場?」みたいに言われてたらしくて・・・(^_^;)

でも、今では、その方々からの誤解も解けて、笑い話になってるって仰ってくれてるけどな(^o^)

 

 

せやけど・・・・・IMG_5815

欲張り言うたら・・・最後の最後、JOEには、勝たせてやりたかったなぁ~って思うよ

せやけど、「優勝」してもうたら、その先はないのも事実やからな(-_-;)

まぁ、「チャレンジャー精神」で・・・東京行っても、また頑張りよるやろう

『あしたのジョー』も、ずっとチャレンジャーやったしな(^o^)(丈は、『あしたのジョー』からの命名らしい)

 

 

今年の試合は・・・これで、全部終わった

俺は、子供達に伝えてきた

「「試合」は「戦争」やない!  「戦争」には、憎しみと涙しか生まれへん  「試合」は、涙も流すことはあるけど、それは相手がいてくれるからや  相手がいてくれるからこそ、自分も強くなれる  柔道は、独りでできるもんやない!  相手に敬意を払いながら、共に精進していく、「自他共栄」や!  今、競い合ってる他の道場の連中も、いずれ(高校や大学に進学した時)仲間になるねんから・・・今、大切なことは、相手を認め敬い、「仲間作り」をすることや!」って

 

俺なんかを、例にしてみても・・・

大学時代・・・関東大会のトーナメント表を見て、「絶対、南條(現:仙台大学監督)には負けへんぞ!」って、必死で練習をした

でも、今になったら・・・そんな想いで、当時、一生懸命練習に取り組むことができたのも、目の前にある南條先生という大きな壁を乗り越えようとしたからであって・・・結局は、今の自分という存在の中に、「南條先生に感謝をしてる自分」がいるのが事実なんやから・・・

(ええように書いてるけど・・・南條先生からしたら、俺なんか「こいつ、誰やねん!?」くらいの柔道選手やったねんで(ーー;))

 

せやから俺は・・・ウチのご父兄の皆さんにも、よう話すことがあるIMG_5826

宮城県には、全国でもトップクラスの超強豪道場がある

ウチの子供たちは・・・団体戦・個人戦とも、全国大会の県予選等で、準決勝・決勝には上がるけど、悉く、その道場の子供達に苦汁を舐めさせられてる

もちろん・・・ウチとは、練習量も違うし、求めてる場所があまりにも違いすぎるから、勝てるパーセンテージは、限りなく少ないのは承知の上やけど・・・

それでも、俺はご父兄の方々に言う・・・「強豪道場があるからこそ、この子らも目標を以て頑張れるんやで!」「強豪選手たちがおれへんかったら、ウチの子ら、ダメになってまうよ」「週2回の練習で勝ち上がれるほど、甘いもんやないし、それで勝ち上がるもんなら、子供らが「柔道」をナメて、一生懸命取り組むことをせえへんようになる!」って

だから・・・そんな強豪道場があってくれるからこそ・・・楽しみながらの柔道スタイルでも、子供達が「勝ちたい!」って気持ちを持ってくれるねんから・・・ホンマに子供たちにとっては、ありがたい存在(ライバル・仲間)やと、俺は思ってる

 

ほんで・・・・・

そんな、トップクラスの選手と、ウチような「楽しい柔道」をしてる選手とが、いずれ高校で出会い、同じチームメイトとして手を取り合った時・・・お互いの「いい部分」「悪い部分」を吸収し合い、補い合い・・・そうすることで、素晴らしい感性が生まれてくるんやないんかな?って、俺は思うねん

現に・・・悠葉先生は、(いい加減な(^_^;))「北岡道場」出身

でも、強豪東北高校に進学したことで、県内の強豪選手、県外の強豪選手と出会い・・・今までにない感性が生まれ、仲間意識が生まれ・・・高校3年間、共に泣き、共に笑い、共に精進し、卒業した今でも、『輪』が崩れることなく続いてるねんから・・・

 

彼女は、俺に言うてくれる

確かに、高校での柔道の戦績、県大会準優勝、東北大会3位入賞等の結果は残ったけど・・・・・そんなことよりも・・・『師匠』と出会えたこと(今でも、心の支えになってるみたい)、仲間と出会えたことが、高校に行かせてもらった中で一番の「宝物」」やって・・・

だから、俺は・・・今の勝敗なんかよりも、もっともっと大切なことを、子供達には学んでほしいし、手に入れてもらいたいと思うねん

 

最近・・・「歳をとって、丸くなったんか?」だけでは、片づけへんくらい、限りなく自分自身の感性が、違った方向を向き始めてることを感じることが多くなった

師匠の死・・・仲間の死・・・「今」生きてるだけで、丸儲けやねんから!

長女、長男の巣立ち・・・大切なことは、「結果」より「プロセス」・・・ほんで、「今」どうしてるのか!?

道場内に、一切のゴタゴタがなく、俺自身に「ゆとり」があるんか?・・・こんな道場(チーム)、少ないやろなぁ~!?

卒業生たちの頑張り・・・「柔道が好き」でさえあれば、何かが変わってくる!

いずれにしても・・・子供達から学ばせてもらうことが、メチャメチャ多いのは事実やけどな

 

 

さぁ! 今年も残すところ、あとわずか!

12月23日・・・北岡道場杯&納会

12月30日・・・OB&OG会

 

恭太! YAMATO!

キャプテン、副キャプテンの交代の時期も、すぐ目の前や!

やり残したことがあるんやったら・・・自らの意志で動いてくれ!

元気出していこう!

READY! GO!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【連絡先】
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